JP5931504B2 - ルアー - Google Patents

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本発明は、釣りに用いられるルアーに関し、詳細には、前後のボディが連結されたジョインテッドプラグ型のルアーに関する。
オオクチバス、ブリ及びその幼魚、スズキ等の大型の魚は、ベイトとして小魚を補食する。これら大型の魚はフィッシュイータと称されている。フィッシュイータを捕獲する手段としてルアーフィッシングが普及している。ルアーフィッシングではルアーが用いられる。ルアーにはラインが連結される。ルアーは、キャストによって空中を飛行し、やがて着水する。ルアーは、ラインが巻かれることによって水中を泳ぐ。このルアーをベイトと勘違いしたフィッシュイータは、ルアーに食いつく。ルアーに取り付けられたフックがフィッシュイータに刺さり、フィッシュイータが釣り上げられる。ルアーとしては、フィッシュイータの勘違いを誘う水中姿勢及びアクションが達成されるものが好ましい。
小魚の泳動をよりリアルに再現させようとして発案されたジョインテッドプラグ型のルアーが知られている。ジョインテッドプラグ型ルアーは、特開2005−348673号公報、特開2005−348687号公報、株式会社シマノ発行の「2007 Fishing Tackle Catalogue」の第262頁等に開示されている。これらジョインテッドプラグ型ルアーは、胴部(ボディ)が前後に二分割されている。前部ボディの後端と、後部ボディの前端とが、相互に横方向に揺動可能に連結されている。このジョインテッドプラグ型ルアーがリトリーブされると、そのボディが交互に左右に折れる。これにより、ルアーはジグザグに前進する。この挙動が、小魚の泳動に似ているというものである。しかし、従来のジョインテッドプラグ型ルアーは、キャストによる飛行時にはボディが大きく回転し、ラインに絡みつく等の事態が発生しやすい。
釣り人は、ルアーを遠方へキャストしたいと望むことがある。前述のように、ルアーは、キャストされることによって空中を飛行する。ルアーは、飛行時には空気抵抗を受ける。空気抵抗の小さなルアーは、遠方へとキャストされうる。重心位置が適正なルアーは飛行姿勢が安定し、空気抵抗が小さい。しかし、ジョインテッドプラグ型ルアーでは、上記したボディの回転のために、飛距離が延びにくい。
特開2005−348673公報 特開2005−348687公報
株式会社シマノ発行の「2007 Fishing Tackle Catalogue」
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、飛行姿勢の不安定性が抑制され、飛距離が大きく、しかも、ほぼ着水と同時に、フィッシュイータの勘違いを誘うための適正な水中姿勢及びアクションが達成されうるルアーの提供を目的としている。
本発明に係るルアーは、
前部ボディと、
この前部ボディに対して左右方向に揺動可能に連結された後部ボディと、
前部ボディ及び後部ボディのいずれか一方のボディの内部に、前後方向に移動可能に収容された重錘と、
上記一方のボディに形成された、上記重錘の前後方向移動を案内する案内部材と、
上記一方のボディに設けられた、上記重錘を前方に付勢する弾性部材とを備えており、
上記重錘が、外力により、弾性部材の付勢力に抗して後方に移動しうるように構成されている。
かかる構成のルアーは以下の作用を奏する。キャスト時には重錘がその慣性により弾性部材の付勢力に抗してボディの後部に在る。その後、ルアーは、テール側を先頭にして上昇飛行するとき、糸や空気の抵抗によって大きく減速する(絶対値の大きな加速度を受ける)ので、重錘はテール側に在り続ける。次いで、ルアーが降下を始めると、その負の加速度(減速度)の絶対値は小さくなる。ルアーの減速の程度が小さくなる。重錘は弾性部材の付勢力によって前方に押し戻され、着水時にはボディの前方(ヘッド側部分)に至る。このように、ルアーは、飛行中においても重心位置が適正であるため、飛行姿勢が安定しやすい。また、ルアーは、着水後、瞬時にルアーとしての効果(フィッシュイータを誘う)を発揮しうる姿勢及びアクションをとることができる。すなわち、ルアーは、その前後のボディが横方向に相互に揺動することにより、ジグザグに進行することができる。
好ましくは、上記弾性部材が、後方に移動する上記重錘によって圧縮されるように、重錘の後方に前後方向に延設されたコイルバネから構成される。
好ましくは、上記案内部材が、上記一方のボディから他方のボディの内部に進入する部分を有しており、
上記重錘が、案内部材に沿って、一方のボディ内の位置から他方のボディの内の位置までを移動しうるように構成されている。
好ましくは、上記他方のボディの内部に進入した案内部材の部分が筒状を呈しており、この部分と他方のボディとの間に、前部ボディと後部ボディとのヒンジ機構が設けられている。
好ましくは、上記案内部材が、前後方向に延設されたガイドワイヤを有しており、上記重錘がこのガイドワイヤに摺動可能に係合している。
好ましくは、上記一方のボディが後部ボディである。
本発明に係るルアーでは、キャスティング時に、当初テール側にあった重錘が弾性部材によってヘッド側へと移動させられ、着水時には重心がヘッド側に位置する。従って、このルアーは、飛行中はその姿勢が安定しやすく、着水からは適正な水中姿勢及びアクションが達成されうる。水中では、前後のボディが横方向に相互に揺動することにより、ルアーは、フィッシュイータを誘うためのジグザグ進行が可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るルアーを示す正面図である。 図2は図1のルアーの縦断面図である。 図3(a)は図2のルアーの前部ボディの縦断面図であり、図3(b)は図2のルアーの後部ボディの縦断面図である。 図4は、図1のルアーの一部切り欠き平面図である。 図5は、図1のルアーのV−V線に沿った横断面図である。 図6は、図1のルアーがキャストされたときの状態を時系列に示す正面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示されたルアー1は、ボディ2、ラインアイ5及び複数個のフックアイ6を備えている。上記ボディ2は、前部ボディ3及び後部ボディ4から構成されている。各フックアイ6にはフック7が取り付けられている。ラインアイ4にはライン8が接続される。ボディ2は、ベイトである小魚に類似した外形を有する。ボディ2は、前部のヘッド9及び後部のテール10を備えている。図中の左側がヘッド9側(前方)であり、右側がテール10側(後方)であり、上側が背側であり、下側が腹側である。
図2及び図4に示されるように、前部ボディ3の後端近傍と後部ボディ4の前端近傍とは、ヒンジ機構11によって連結されている。後部ボディ4は、上記ヒンジ機構11の位置を支点として、前部ボディ3に対して左右方向に揺動することができる(図4において二点鎖線で示す)。ヒンジ機構11については後述する。
ボディ2は、典型的には合成樹脂から形成されている。好ましい合成樹脂はABS樹脂である。ボディ2が金属材料又は木質材料からなってもよい。ラインアイ5及びフックアイ6は、金属線が曲げられることによって形成されている。金属線の典型的な材質はステンレス鋼である。金属線の一部はボディ2に埋設されており、残余の部分はボディ2から露出している。埋設により、ラインアイ5及びフックアイ6がボディ2に固定される。
図2から図5に示されるように、ボディ2は中空である。典型的には、前部ボディ3は、対称形の左ボディピース3Lと右ボディピース3Rとが重ね合わされた状態で接合されることにより構成される(図4)。後部ボディ4も、対称形の左ボディピース4Lと右ボディピース4Rとが重ね合わされた状態で接合されることにより構成される(図4及び図5)。
ボディ2の内部には、前後方向に移動可能な円柱形の重錘12と、この重錘12をヘッド9に向けて弾力的に付勢する弾性部材としての圧縮コイルばね(以下、単にばねともいう)13と、重錘12の移動を案内する案内部材14とが備えられている。重錘12は円柱形には限定されず、球形、角柱形等であってもよい。重錘12の比重はボディ2の比重よりも大きい。重錘12の材質としては、鉛、鉛合金、真鍮、タングステン、タングステン合金、鋼及びステンレス鋼が例示される。本実施形態では、ばね13は、重錘12の後方(テール10側)に前後方向に延設されている。ばね13の典型的な材質としては、鋼、ステンレス鋼、銅合金が例示される。
上記案内部材14は、その長手方向の部位によって構造が異なっている。後部ボディ4の前部には、有底円筒状の円筒部15が形成されている。円筒部15は、後部ボディ4の前端から、前部ボディ3の内部に進入している。円筒部15は、案内部材14の概ね前半部を占める。円筒部15の内部に重錘12が収容される。案内部材14の前半部は円筒状には限定されず、重錘12の他の形状に適合するように、角筒形等にされてもよい。円筒部15の内径は、重錘12の外径よりわずかに大きい。案内部材14の概ね後半部を占めるのは、後部ボディ4の内壁に形成された複数本の案内突条16である。図5に示されるとおり、案内突条16の上端面16aは、上記円筒部15の内面とほぼ同一径の部分円筒面状を呈している。この複数本の案内突条16の上端面16aが、重錘12の外周面に摺接することにより、重錘12の移動を案内する。円筒部15の内周面と案内突条16の上端面16aとは、同軸状に形成されている。図5には、理解容易のために、重錘12が示されている。
案内部材14の一部分として、重錘12の移動の全範囲を案内するガイドワイヤ17が用いられている。ガイドワイヤ17は、重錘12の中心軸に沿って形成されたワイヤ挿通孔20に挿通されている。ガイドワイヤ17は、上記ばね13の内部にも挿通されている。ばね13は、重錘12の後方に配置されている。重錘12の前後、及び、ばね13の前後には、それぞれワッシャ30が装着されている。ルアー1がキャストされることにより、重錘12が慣性によってばね13を圧縮しながらテール10側に移動する。
ガイドワイヤ17は、上記円筒部15の内部、及び、複数の案内突条16の上端面16aが形作る仮想円筒面の内部を、前後方向(ヘッド9とテール10とを結ぶ、いわば長手方向)に延在している。ガイドワイヤ17は、金属線から形成される。ガイドワイヤ17の典型的な材質としては、鋼、ステンレス鋼、銅合金及びチタン合金が例示される。金属線の表面に、摩擦力軽減の目的で、表面処理が施されてもよい。
図2に示されるように、ガイドワイヤ17の前端部は、上記円筒部15の前端部に係止されてもよく、固着されてもよい。この円筒部15の前端部が、重錘12の移動経路の前端部におけるストッパとしての役割を担う。ガイドワイヤ17の後端部は、後部ボディ4の左右の内面から内方に突設されたリブ18に係止されてもよく、固着されてもよい。このリブ18の前方に形成された他のリブ19が、重錘12の移動経路の後端部におけるストッパとしての役割を担う。
図2では、重錘12はその移動経路における前端近傍に位置している。この状態において、圧縮コイルばね13は、図示のごとく、たわみがゼロの自由状態で装着されている。ばね13は、わずかに圧縮された状態となるように設定されてもよい。図2では、重錘12の移動経路の前端位置は、最前のフックアイ6の位置とされているが、かかる構成には限定されない。前端位置はもっと前方にあっても後方にあってもよい。
ヒンジ機構11は、上記円筒部15の上部に設けられた上部ヒンジ21と、円筒部15の下部に設けられた下部ヒンジ22とを備えている。

上部ヒンジ21は、後部ボディ4に形成されたヒンジピン23と、前部ボディ3に形成された複数個のステー24とを有している。ヒンジピン23は、円筒部15の後端近傍の上方部分に固定されている。ステー24は、前部ボディ3の後端近傍に形成されている。ヒンジピン23は、後方に向けて突出させられ、上下方向に延びている。ステー24は、後部ボディ4から前方に向けて突設されている。図4には、ステー24の図示が省略されている。ヒンジピン23は、各ステー24に形成された貫通孔25に、回転可能に挿通されている。ヒンジピン23は、例えばステンレス鋼等の金属から形成される。金属製ヒンジピン23は、例えば、後部ボディ4にインサート成型によって設けられてもよい。ステー24は、前部ボディ3と一体的に、前部ボディ3と同一の材料から形成されている。これらの上部ヒンジ21の材料は例示であり、他の材料から形成されてもよい。上部ヒンジ21における、ヒンジピン23の貫通孔25への挿通は、前部ボディ3の左ボディピース3Lと右ボディピース3Rとが、円筒部15を挟むように重ね合わされることによりなされる。
図2に示されるように、下部ヒンジ22は、前部ボディ3の内部の底面に形成された円筒状の軸受部26と、円筒部15の下面に下方に向けて突設された軸部27とを備えている。この軸部27は、上記軸受部26に回転可能に嵌合しうる。軸受部26の中心軸CLと、上記ヒンジピン23が挿通される貫通孔25の中心軸CLとは一致させられている。下部ヒンジ22における、軸部27の軸受部26への嵌合は、前部ボディ3の左ボディピース3Lと右ボディピース3Rとが、後部ボディ4の円筒部15を挟むように重ね合わされることによりなされる。上記軸受部26は、前部ボディ3と一体的に、前部ボディ3と同一の材料から形成されている。上記軸部27は、円筒部15と一体的に、円筒部15と同一の材料から形成されている。しかし、これらの下部ヒンジ22の材料は例示であり、他の材料から形成されてもよい。
図4に示されるように、上記ヒンジ機構11により、後部ボディ4は、前部ボディ3に対して、所定角度範囲内で、左右方向に自在に揺動することができる。前部ボディ3の内部には、円筒部15が揺動しうるための空間28が形成されている。本実施形態では、揺動角度は、図示のごとく、円筒部15の前端部周縁15aと、前部ボディ3の内壁面との当接、及び/又は、前部ボディ3の後端部3aと後部ボディ4との当接によって決定される。しかし、本発明ではかかる構成には限定されない。
図6には、その(1)から(6)にかけて、上記ルアー1のキャスティング状態が概略的且つ時系列に示されている。(1)はキャスティングのスタートを示し、(2)(3)はルアー1がライン8によってドライブされている状態を示し、(4)(5)はルアー1がライン8によるドライブから解放されて滑空している状態を示し、(6)はルアー1が着水したところを示している。キャストされることにより、ボディ2は飛行し、重錘12は慣性によって瞬時にばね13を圧縮してテール10側に移動する(図6の(1)、(2)、(3))。ルアー1はテール10を先頭にして飛行する。飛行中にルアー1には、糸や空気の抵抗により、絶対値の大きな負の加速度(減速度)が作用する。ルアー1は、その飛行速度が低下し、降下を始める頃には上記負の加速度の絶対値は小さくなる。すなわち、ルアー1の減速の程度が小さくなる。その結果、重錘12はばね13によってヘッド9側に押し戻される(図6の(4)、(5))。着水時には、既に重錘12はヘッド9側の位置に至っている(図6の(6))。従って、使用者は、着水と同時にこのルアー1を泳がせることが可能となる。また、ルアー1の滑空時には、重錘が、先頭のテール10からヘッド9に向けて移動しつつある。このように、ルアー1の重心が先頭(テール10)よりややヘッド9側にあれば、ルアー1に迎角が生じて揚力が発生する。その結果、ルアー1は、テールを下げた姿勢(弾道曲線にほぼ平行な姿勢)では落下しないので、ルアー1の滑空距離が伸びることが期待できる。また、ルアー1は、滑空時の重錘12の移動により、飛行姿勢が安定する。その結果、ボディ2の回転が抑制され、ボディ2がラインに絡みつく等の事態が防止される。
このルアー1は、着水後、その先端に連結されたライン8が引かれると、後部ボディ4に左右から作用する外力(水の抵抗力等)のバランスが何らかの原因によって崩れ、後部ボディ4が前部ボディ3に対して左右いずれか一方(例えば、図4において符号Rで示される右方と仮定する)に回動する。ライン8が継続して引かれていると、相対的に後方へ流れる水の抵抗力が、後部ボディ4の左側面よりも右側面に対して強く作用する。その結果、後部ボディ4が前部ボディ3に対して左方(図4において符号Lで示される)に回動する。後部ボディ4は、上記動作を繰り返し、前部ボディ3に対して揺動する。ルアー1は、後部ボディ4の揺動により、ジグザグに前進することができる。このルアー1の水中のアクションは、フィッシュイータの勘違いを誘う。このルアー1は、フィッシュイータに対するアピール性に優れている。
本実施形態では、弾性部材として圧縮コイルばねが用いられたが、かかる構成には限定されない。例えば、前述した圧縮コイルばね13に代えて又はともに、重錘12の前方に装着される引っ張りコイルばねが採用されてもよい。この場合、例えば、自由長の短いコイルばねが、その前端が円筒部1の前端に固定され、後端が重錘12の前端に固定される。キャストにより、重錘12は、このコイルばねを引っ張りながら後方に移動することになる。この引っ張りコイルばねは、前述の圧縮コイルばね13と同様の作用を奏しうる。
本実施形態では、重錘12、弾性部材13及び案内部材14のいずれもが、後部ボディ4の内部に装着されている。しかし、本発明では、かかる構成には限定されない。重錘12、弾性部材13及び案内部材14の全てが、前部ボディ4の内部に装着されてもよい。この場合、前述の円筒部は、前部ボディの後端に形成され、後部ボディ4の内部に進入する。前述のヒンジ機構は、この円筒部の上方及び下方に形成される。上部ヒンジのヒンジピン23は前部ボディに固定され、ステー24は後部ボディの前端に形成される。下部ヒンジの軸受部26は後部ボディに形成され、軸部27は前部ボディに形成される。この場合、円筒部が進入しうる後部ボディ4の内部空間は小さい。前後のボディの揺動角の範囲は図4に示された範囲ほど大きくはならない。
本発明に係るルアーは、湖沼、池、ダム、川、海等の種々のフィールドでの釣りに適している。
1・・・ルアー
2・・・ボディ
3・・・前部ボディ
4・・・後部ボディ
5・・・ラインアイ
6・・・フックアイ
7・・・フック
8・・・ライン
9・・・ヘッド
10・・・テール
11・・・ヒンジ機構
12・・・重錘
13・・・圧縮コイルばね
14・・・案内部材
15・・・円筒部
16・・・案内突条
17・・・ガイドワイヤ
18、19・・・リブ
20・・・ワイヤ挿通孔
21・・・上部ヒンジ
22・・・下部ヒンジ
23・・・ヒンジピン
24・・・ステー
25・・・貫通孔
26・・・軸受部
27・・・軸部
28・・・(円筒部のための)空間
30・・・ワッシャ
CL・・・(ヒンジの)中心軸

Claims (5)

  1. 前部ボディと、
    この前部ボディに対して左右方向に揺動可能に連結された後部ボディと、
    前部ボディ及び後部ボディのいずれか一方のボディの内部に、前後方向に移動可能に収容された重錘と、
    上記一方のボディに形成された、上記重錘の前後方向移動を案内する案内部材と、
    上記一方のボディに設けられた、上記重錘を前方に付勢する弾性部材とを備えており、
    上記重錘が、外力により、弾性部材の付勢力に抗して後方に移動しうるように構成されており、
    上記案内部材が、上記一方のボディから他方のボディの内部に進入する部分を有しており、
    上記重錘が、案内部材に沿って、一方のボディ内の位置から他方のボディの内の位置までを移動しうるように構成されているルアー。
  2. 上記弾性部材が、後方に移動する上記重錘によって圧縮されるように、重錘の後方に前後方向に延設されたコイルバネである請求項1に記載のルアー。
  3. 上記他方のボディの内部に進入した案内部材の部分が筒状を呈しており、この部分と他方のボディとの間に、前部ボディと後部ボディとのヒンジ機構が設けられている請求項1又は2に記載のルアー。
  4. 上記案内部材が、前後方向に延設されたガイドワイヤを有しており、上記重錘がこのガイドワイヤに摺動可能に係合している請求項1から3のいずれかに記載のルアー。
  5. 上記一方のボディが後部ボディである請求項1からのいずれかに記載のルアー。
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