JP3038025B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3038025B2
JP3038025B2 JP3013980A JP1398091A JP3038025B2 JP 3038025 B2 JP3038025 B2 JP 3038025B2 JP 3013980 A JP3013980 A JP 3013980A JP 1398091 A JP1398091 A JP 1398091A JP 3038025 B2 JP3038025 B2 JP 3038025B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機などの画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置において、ト
ナー像担持体としての感光体上に形成されたトナー像を
ベルト状担持体としての中間転写体やベルト状担持体に
担持された転写材としての転写紙に転写するのに、いわ
ゆるバイアス転写ローラ方式の装置を用いるものがあ
る。このような画像形成装置では、感光体上のトナー像
を中間転写体や転写紙へ転写する場合、良質な画像を得
るためには、感光体と中間転写体等との接触(当接)状
態が、感光体と中間転写体等のどの部分においても常に
安定していることが必要である。
【0003】この種の画像形成装置は、特開平1−31
6774号公報に開示されている。この画像形成装置で
は、像担持体に近接して一つの弾性転写ローラが配置し
てあり、この転写ローラの軸の両端が、装置内の不動部
適所に配設された枠体に内装されたばねによって支持さ
れるとともに、常時、転写ローラを像担持体の方向に付
勢し、適当な長さのニップ部が形成されるように圧接さ
せている。
【0004】転写ローラの軸には転写ローラの両外側か
つ像担持体の画像領域の外側において、金属などの剛性
材料からなる規制コロが回転自在に配設してある。この
規制コロによって、圧接ニップ部の転写材の走行方向か
らみた長さを初期のように維持し、これにより中抜け、
画像汚れなどの画質の劣化を阻止し、トナーの融着もな
くし、長期にわたって安定して良質の画像を得ることが
できるものである。すなわち、圧縮変形可能な外皮をも
つ転写ローラと、この外皮の圧縮変形量を一定に保つた
めの規制コロの組合せにより転写領域における感光体と
転写材との接触状態の安定化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の画
像形成装置では、感光体の回転軸線と、転写ローラの回
転軸線とが、転写紙の進行方向に対して直交するように
精度良く設置させていなければ、感光体(または転写ロ
ーラ)の軸線方向での転写領域の幅(転写ローラのニッ
プ幅)が安定しないという欠点をもっている。本発明は
上記従来の問題点に着目してなされたものであり、常に
転写領域の幅を一定とすることができる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トナー像を担持するトナー像担持体と、該トナー像担持
体上のトナー像が転写される転写材を担持しまたは前記
トナー像担持体上のトナー像が転写されるベルト状担持
体と、該ベルト状担持体を介して前記トナー像担持体に
圧接した状態でバイアス電圧を印加し前記トナー像担持
体上のトナー像を前記転写材または前記ベルト状担持体
に転写するための転写装置とを有する画像形成装置にお
いて、前記転写装置は、前記トナー像担持体の母線に沿
って前記ベルト状担持体を介して前記トナー像担持体に
圧接し、前記バイアス電圧を印加するための電極となる
互いに平行な一対の転写ローラと、前記一対の転写ロー
ラを回転自在に保持する転写ローラ保持部材と、前記転
写ローラ保持部材を、前記一対の転写ローラの各軸線を
含む平面内で、前記一対の転写ローラが前記ベルト状担
持体を介して前記トナー像担持体に圧接した状態で揺動
自在に支持する揺動支持部材とを具備することを特徴と
する。請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成
装置において、前記一対の転写ローラを剛質の材料によ
って構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、転写装置が、トナー像担持体
の母線に沿ってベルト状担持体を介してトナー像担持体
に圧接し、バイアス電圧を印加するための電極となる互
いに平行な一対の転写ローラと、一対の転写ローラを回
転自在に保持する転写ローラ保持部材と、転写ローラ保
持部材を、一対の転写ローラの各軸線を含む平面内で、
一対の転写ローラがベルト状担持体を介してトナー像担
持体に圧接した状態で揺動自在に支持する揺動支持部材
とにより構成されているので、互いに平行な一対の転写
ローラがベルト状担持体を介してトナー像担持体に圧接
されると、この動作にしたがって、揺動支持部材に揺動
自在に支持されている転写ローラ保持部材が一対の転写
ローラの各軸線を含む平面内で揺動することとなるか
ら、結果的に一対の転写ローラの各軸線がトナー像担持
体の母線に対し平行な姿勢となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。図1おいて、符号1は、トナー像担持体として
の感光体ドラムを示す。この感光体ドラム1の周囲に
は、周知のトナー像形成手段2およびクリーニング装置
3が配置されている。
【0009】符号5は、ベルト状担持体としての転写ベ
ルトを示す。この転写ベルト5は、駆動ローラ7、テン
ションローラ8および転写装置10を構成する転写ロー
ラ11、12によって引き張られている。転写装置10
は、感光体ドラム1に対し接近離間動作できるようにな
っている。また、テンションローラ8は、転写装置10
の感光体ドラム1に対する接近離間動作に追従して実線
で示す姿勢と一点鎖線で示す姿勢とに揺動できるように
なっている。転写装置10の動作に従って、転写ベルト
5とテンションローラ8とは、実線で示す姿勢と一点鎖
線で示す姿勢とに動作する。
【0010】符号14は、転写紙17を感光体ドラム1
と転写ベルト5とが接触する転写領域へ供給する給紙ロ
ーラ対を示す。符号15は分離チャージャーを示し、符
号16は搬送ローラ対を示す。
【0011】図2および図3を参照して、転写装置10
の構造について説明する。転写ローラ11、12は、互
いに平行な状態で転写ローラ保持部材20に回転自在に
保持されている。転写ローラ11、12は、感光体ドラ
ム1の回転軸線と平行な感光体ドラム1の母線に沿って
転写ベルト5を介して感光体ドラム1に圧接する。転写
ローラ11、12は、アルミニウムやステンレス等の剛
質の材料によって構成されている。転写ローラ11、1
2には、図示しないバイアス電源が接続されており、バ
イアス電圧を印加することができるようになっている。
なお、転写ローラ11、12のいずれか一方の転写ロー
ラのみをバイアス電圧が印加できる構成としてもよい。
【0012】転写ローラ保持部材20は、取付け部22
を中心として揺動支持部材21に揺動自在に取り付けら
れている。すなわち、揺動支持部材21は、転写ローラ
保持部材20を、転写ローラ11、12の各軸線αを含
む平面内で、転写ローラ11、12が転写ベルト5を介
して感光体ドラム1に圧接した状態で揺動自在に支持す
るようになっている。換言すれば、転写ローラ保持部材
20は、転写ローラ11、12の各軸線αが感光体ドラ
ム1の回転軸線(または母線)と平行となる姿勢と平面
視で交差する姿勢とに揺動できるようになっていると言
える。
【0013】次に、この画像形成装置の動作について説
明する。感光体ドラム1が時計方向へ回転し、この感光
体ドラム1上にトナー像形成手段2によってトナー像が
形成される。また、転写装置10が感光体ドラム1に近
接する方向へ移動し、これに伴い、転写ベルト5が感光
体ドラム1に圧接する。
【0014】一方、図示しない給紙トレイから、転写材
としての転写紙17が送り出され、さらにこの転写紙1
7は給紙ローラ対14よって転写領域に供給される。そ
して、転写ベルト5と転写紙17を介して感光体ドラム
1に圧接する転写ローラ11、12によってバイアス電
圧が印加され、感光体ドラム1上のトナー像が転写紙1
7に転写される。
【0015】ここで、転写装置10が感光体ドラム1に
近づき転写可能状態となる際の動作について説明する。
転写ローラ11、12が転写ベルト5と転写紙17を介
して感光体ドラム1に押し付けられると、この押し付け
動作にしたがって、揺動支持部材21に揺動自在に支持
されている転写ローラ保持部材20が転写ローラ11、
12の各軸線αを含む平面内で揺動し、転写ローラ1
1、12の各軸線αが、感光体ドラム1の回転軸線(ま
たは母線)に対し平行となる姿勢に近づく。そして転写
ローラ11、12が転写ベルト5と転写紙17を介して
感光体ドラム1に圧接すると、転写ローラ11、12
は、各軸線αが平面視で感光体ドラム1の回転軸線(ま
たは母線)に対し平行となる姿勢に揺動する。したがっ
て、転写ローラ11、12は、転写ベルト5と転写紙1
7を介して感光体ドラム1に常に適正な状態で接触する
ことになり、感光体ドラム1(または転写ローラ11、
12)の軸線方向での転写領域の幅(転写ローラのニッ
プ幅)が安定し、常に転写領域の幅を一定とすることが
できることになる。
【0016】上記実施例では、転写ベルト5が感光体ド
ラム1に対し、接触離間動作できるようになっている
が、本発明はこれに限られず、転写ベルト5を感光体ド
ラム1に常に接触させたままとする構成にすることも可
能である。また、上記実施例では、ベルト状担持体とし
て転写紙17を担持する転写ベルト5を用いているが、
本発明はこれに限られず、ベルト状担持体として中間転
写体を使用する画像形成装置に適用することもできる。
【0017】かかる中間転写体を使用する構成は、上記
実施例の装置とほぼ同様なものとなる。例えば、図1の
画像形成装置で転写紙17を供給するための装置を削除
し、転写ベルト5を中間転写体に代えたような構成とな
る。本発明は、複写機に限られず、ファクシミリ、各種
プリンタにも応用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、互
いに平行な一対の転写ローラがベルト状担持体を介して
トナー像担持体に圧接されると、この動作にしたがっ
て、揺動支持部材に揺動自在に支持されている転写ロー
ラ保持部材が一対の転写ローラの各軸線を含む平面内で
揺動することとなり、結果的に一対の転写ローラの各軸
線がトナー像担持体の母線に対し平行な姿勢となるか
ら、一対の転写ローラは、ベルト状担持体を介してトナ
ー像担持体に常に適正な状態で接触することになって、
トナー像担持体(または転写ローラ)の軸線方向での転
写領域の幅(転写ローラのニップ幅)が安定し、常に転
写領域の幅を一定とすることができる。また、一対の転
写ローラを剛性の材料によって構成したので、従来のよ
うに転写ローラを弾性材によって構成する場合より装置
の構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を
示す図である。
【図2】図1の画像形成装置に装備される転写装置の斜
視図である。
【図3】図1の画像形成装置に装備される転写装置の正
面図である。
【符号の説明】
1 トナー像担持体としての感光体ドラム 5 ベルト状担持体としての転写ベルト 11、12 一対の転写ローラ 17 転写材としての転写紙 20 転写ローラ保持部材 21 揺動支持部材 α 転写ローラの軸線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を担持するトナー像担持体と、該
    トナー像担持体上のトナー像が転写される転写材を担持
    しまたは前記トナー像担持体上のトナー像が転写される
    ベルト状担持体と、該ベルト状担持体を介して前記トナ
    ー像担持体に圧接した状態でバイアス電圧を印加し前記
    トナー像担持体上のトナー像を前記転写材または前記ベ
    ルト状担持体に転写するための転写装置とを有する画像
    形成装置において、 前記転写装置は、前記トナー像担持体の母線に沿って前
    記ベルト状担持体を介して前記トナー像担持体に圧接
    し、前記バイアス電圧を印加するための電極となる互い
    に平行な一対の転写ローラと、 前記一対の転写ローラを回転自在に保持する転写ローラ
    保持部材と、 前記転写ローラ保持部材を、前記一対の転写ローラの各
    軸線を含む平面内で、前記一対の転写ローラが前記ベル
    ト状担持体を介して前記トナー像担持体に圧接した状態
    で揺動自在に支持する揺動支持部材と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 前記一対の転写ローラを剛質の材料によって構成したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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