JP2769356B2 - 多色画像形成装置 - Google Patents
多色画像形成装置Info
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- JP2769356B2 JP2769356B2 JP1155717A JP15571789A JP2769356B2 JP 2769356 B2 JP2769356 B2 JP 2769356B2 JP 1155717 A JP1155717 A JP 1155717A JP 15571789 A JP15571789 A JP 15571789A JP 2769356 B2 JP2769356 B2 JP 2769356B2
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2006—Plurality of separate fixing areas
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、単色コピーと多色コピーとが可能な画像形
成装置に関する。
成装置に関する。
従来技術 電子写真法を利用した多色電子写真複写機や多色プリ
ンタ等の多色画像形成装置としては、感光体の周囲に黒
色現像器とカラー現像器とを備え、多色画像形成時には
感光体上に順次複数色のトナー像を形成し、転写ベルト
上に担持され感光体の転写位置に沿って搬送される転写
紙に重ね合せ転写した後転写紙を定着して多色画像を形
成する重ね合せ転写方式の装置が知られている。
ンタ等の多色画像形成装置としては、感光体の周囲に黒
色現像器とカラー現像器とを備え、多色画像形成時には
感光体上に順次複数色のトナー像を形成し、転写ベルト
上に担持され感光体の転写位置に沿って搬送される転写
紙に重ね合せ転写した後転写紙を定着して多色画像を形
成する重ね合せ転写方式の装置が知られている。
転写ベルトに吸着されて担持された転写紙は転写ベル
トの支持ローラの部分で転写ベルトと共に偏向すること
は用紙の腰の強さの点で無理であるから、転写ベルトを
往復させ、往動時にトナー像を転写させ、復動時には転
写ベルトを感光体から離間させて既に転写されたトナー
像が乱されないようにする必要があり、装置が複雑にな
る欠点がある。
トの支持ローラの部分で転写ベルトと共に偏向すること
は用紙の腰の強さの点で無理であるから、転写ベルトを
往復させ、往動時にトナー像を転写させ、復動時には転
写ベルトを感光体から離間させて既に転写されたトナー
像が乱されないようにする必要があり、装置が複雑にな
る欠点がある。
そこで、転写ベルトを転写紙搬送手段としてではな
く、中間転写材として利用し、複数回同一方向に周動さ
せてその上に複数のトナー像を重ね合せ転写し、それを
転写紙に転写して画像を形成する方式が考えられてい
る。この場合、黒白コピーの場合も転写ベルトに一たん
中間転写し、その後転写紙に転写されるので画像形成に
要する時間が長くなり、画像品質が低下する可能性があ
る。
く、中間転写材として利用し、複数回同一方向に周動さ
せてその上に複数のトナー像を重ね合せ転写し、それを
転写紙に転写して画像を形成する方式が考えられてい
る。この場合、黒白コピーの場合も転写ベルトに一たん
中間転写し、その後転写紙に転写されるので画像形成に
要する時間が長くなり、画像品質が低下する可能性があ
る。
発明が解決しようとする課題 本発明は、従来の転写ベルトを使用した多色画像形成
装置の上記の欠点にかんがみ、多色画像形成時には転写
ベルトを中間転写材として使用し、単色画像形成時には
同じ転写ベルトを転写紙搬送部材として使用することの
できる画像形成装置を提供することを課題とする。
装置の上記の欠点にかんがみ、多色画像形成時には転写
ベルトを中間転写材として使用し、単色画像形成時には
同じ転写ベルトを転写紙搬送部材として使用することの
できる画像形成装置を提供することを課題とする。
課題解決のための手段 本発明は、前記の課題を解決するため、単色または異
なる複数色のトナー像が形成される像担持体と、トナー
像または転写材を担持し搬送する無端状搬送手段とを備
えた多色画像形成装置において、単色のトナー像を形成
する場合、前記無端状搬送手段の内側に配置された第１
の転写手段により前記像担持体に形成されたトナー像を
当該無端状搬送手段で搬送される転写材の像担持体面側
に転写させ、多色のトナー像を形成する場合、前記第１
の転写手段により前記像担持体に形成されたトナー像を
順次、前記無端状搬送手段に直接重ねて転写し、前記無
端状搬送手段の外側に配置された第２の転写手段により
前記無端状搬送手段に直接転写された多色トナー像を当
該無端状搬送手段で搬送される転写材の像担持体と対向
する面側に一括して転写させることを特徴とするもので
ある。
なる複数色のトナー像が形成される像担持体と、トナー
像または転写材を担持し搬送する無端状搬送手段とを備
えた多色画像形成装置において、単色のトナー像を形成
する場合、前記無端状搬送手段の内側に配置された第１
の転写手段により前記像担持体に形成されたトナー像を
当該無端状搬送手段で搬送される転写材の像担持体面側
に転写させ、多色のトナー像を形成する場合、前記第１
の転写手段により前記像担持体に形成されたトナー像を
順次、前記無端状搬送手段に直接重ねて転写し、前記無
端状搬送手段の外側に配置された第２の転写手段により
前記無端状搬送手段に直接転写された多色トナー像を当
該無端状搬送手段で搬送される転写材の像担持体と対向
する面側に一括して転写させることを特徴とするもので
ある。
作用 上記の構成により、多色画像形成時には、転写ベルト
を第１位置に保持して一方向に周動させ、転写紙を給紙
せず感光体上に形成された複数色のトナー像を、第１転
写チャージャの作用のもとに転写ベルト上に重ね合せ転
写し、所定の数のトナー像の転写が完了すれば、転写ベ
ルト入口に転写紙を給紙してトナー像と重ね合せて搬送
し、出口側に設けられた、第２転写チャージャによりト
ナー像を転写ベルトから転写紙に転写し、これを定着装
置の第１定着ニップ部に挿入して定着し多色画像が形成
される。
を第１位置に保持して一方向に周動させ、転写紙を給紙
せず感光体上に形成された複数色のトナー像を、第１転
写チャージャの作用のもとに転写ベルト上に重ね合せ転
写し、所定の数のトナー像の転写が完了すれば、転写ベ
ルト入口に転写紙を給紙してトナー像と重ね合せて搬送
し、出口側に設けられた、第２転写チャージャによりト
ナー像を転写ベルトから転写紙に転写し、これを定着装
置の第１定着ニップ部に挿入して定着し多色画像が形成
される。
黒白等の単色画像形成時には、転写ベルトを第２位置
に保持して周動させ、転写紙を転写ベルト入口側に給紙
し、転写ベルトで転写部を搬送し、第１転写チャージャ
の作用のもとに、トナー像を感光体から転写紙上に転写
し、第２位置に曲げられた転写ベルトにより、定着装置
の第２ニップ部に挿入して定着し単色画像が形成され
る。
に保持して周動させ、転写紙を転写ベルト入口側に給紙
し、転写ベルトで転写部を搬送し、第１転写チャージャ
の作用のもとに、トナー像を感光体から転写紙上に転写
し、第２位置に曲げられた転写ベルトにより、定着装置
の第２ニップ部に挿入して定着し単色画像が形成され
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明を黒、赤２色レーザプリンタに適用
した実施例の感光体周辺の機器の配置を示す図である。
した実施例の感光体周辺の機器の配置を示す図である。
感光体ドラム１の周囲には矢印で示すその回転方向の
順に、帯電チャージャ２、レーザ光書込ユニット３、黒
現像器４、赤現像器５、第１転写チャージャ６、クリー
ニングユニット７が設けられている。感光体ドラム１と
第１転写チャージャ６との間に形成される転写部をベル
トループの片側が通過するように、無端ベルトとして形
成された転写ベルト７が駆動ローラ８と支持ローラ９と
に掛渡されて設けられている。転写ベルト７の感光体ド
ラム１に接する側の内面に沿い第１転写チャージャ６の
下流側に転写ベルト角度変更用支点ローラ10が設けら
れ、又、上側の支持ローラ９を図中に実線で示す第１転
写位置と図中に鎖線で示す第２転写位置との間に変位さ
せるソレノイド11が設けられている。支持ローラ９が第
１転写位置にあるとき、転写ベルト７の両側走行部は夫
々一直線状をなす第１位置をとり、転写ベルト角度変更
用支点ローラ10は転写ベルト７の内面に単に接している
だけである。一方、支持ローラ９が第２転写位置にある
とき、転写ベルト７は図中に鎖線で示す如く、感光体ド
ラム１に接する側は転写ベルト角度変更用支点ローラ10
の周囲に支持されて曲げられ、その反対側はたるみをと
るためのタイトナローラ12がバネ13により圧接し屈曲し
た状態となる第２位置をとる。タイトナローラ12及びバ
ネ13はソレノイド14により変位し、転写ベルト７の第１
位置では、タイトナローラ12が転写ベルト７から離間し
た位置に保持される。
順に、帯電チャージャ２、レーザ光書込ユニット３、黒
現像器４、赤現像器５、第１転写チャージャ６、クリー
ニングユニット７が設けられている。感光体ドラム１と
第１転写チャージャ６との間に形成される転写部をベル
トループの片側が通過するように、無端ベルトとして形
成された転写ベルト７が駆動ローラ８と支持ローラ９と
に掛渡されて設けられている。転写ベルト７の感光体ド
ラム１に接する側の内面に沿い第１転写チャージャ６の
下流側に転写ベルト角度変更用支点ローラ10が設けら
れ、又、上側の支持ローラ９を図中に実線で示す第１転
写位置と図中に鎖線で示す第２転写位置との間に変位さ
せるソレノイド11が設けられている。支持ローラ９が第
１転写位置にあるとき、転写ベルト７の両側走行部は夫
々一直線状をなす第１位置をとり、転写ベルト角度変更
用支点ローラ10は転写ベルト７の内面に単に接している
だけである。一方、支持ローラ９が第２転写位置にある
とき、転写ベルト７は図中に鎖線で示す如く、感光体ド
ラム１に接する側は転写ベルト角度変更用支点ローラ10
の周囲に支持されて曲げられ、その反対側はたるみをと
るためのタイトナローラ12がバネ13により圧接し屈曲し
た状態となる第２位置をとる。タイトナローラ12及びバ
ネ13はソレノイド14により変位し、転写ベルト７の第１
位置では、タイトナローラ12が転写ベルト７から離間し
た位置に保持される。
転写ベルト７は図示しない駆動源により矢印で示す方
向にのみ駆動される。駆動ローラ８に巻掛けられた部分
の転写ベルトの外側に対向して転写ベルトクリーニング
ユニット15が転写ベルトに接離可能に設けられ、その下
流側で転写ベルトの感光体に接する側の走行部に対して
接線となる方向に転写紙を給紙するレジストローラ対16
及び転写入口ガイド板17が設けられている。転写ベルト
７の転写紙給紙位置外側に対向して転写紙密着用チャー
ジャ18が設けられている。又、第１位置にある転写ベル
トの感光体ドラム１に接する走行部の直線部が支持ロー
ラ９に接する点の外側に対向して第２転写チャージャ19
が設けられている。
向にのみ駆動される。駆動ローラ８に巻掛けられた部分
の転写ベルトの外側に対向して転写ベルトクリーニング
ユニット15が転写ベルトに接離可能に設けられ、その下
流側で転写ベルトの感光体に接する側の走行部に対して
接線となる方向に転写紙を給紙するレジストローラ対16
及び転写入口ガイド板17が設けられている。転写ベルト
７の転写紙給紙位置外側に対向して転写紙密着用チャー
ジャ18が設けられている。又、第１位置にある転写ベル
トの感光体ドラム１に接する走行部の直線部が支持ロー
ラ９に接する点の外側に対向して第２転写チャージャ19
が設けられている。
転写ベルト７の出口側の下流側には、定着入口ガイド
板20を介して定着装置21が設けられている。定着装置21
はヒータ22を内蔵する１本の定着ローラ23と、その両側
に夫々接する２本の加圧ローラ24,25とより成り、定着
ローラ23は図中に実線で示す第１方向と破線で示す第２
方向の両方向に回転可能となっており、加圧ローラ24,2
5は定着ローラ23の回転方向の変更に応じて接触点で同
方向に移動するように定着ローラ及び加圧ローラに夫々
一体的に設けられた歯車を介して回転される。定着入口
ガイド板20は、第１位置にある転写ベルト７から分離さ
れた転写紙を定着ローラ23と加圧ローラ24との間に形成
される第１定着ニップブ26に案内する第１ガイド板27、
27′と、第２位置にある転写ベルト７から分離された転
写紙を定着ローラ23と加圧ローラ25との間に形成された
第２定着ニップ部28に案内する第２ガイド板29,29′と
より成る。内側ガイド板27′,29′とは一体にＶ字形に
形成され、その定着ローラ23に対向する先端には先の尖
った歯を周囲に備えた拍車30が回動自在に設けられてい
る。定着ローラの第１、第２定着ニップ部の夫々の下流
側に先端を接して第１分離爪31及び第２分離爪32が設け
られ、定着後の転写紙は定着出口ガイド板33を経て機外
に排出可能となっている。
板20を介して定着装置21が設けられている。定着装置21
はヒータ22を内蔵する１本の定着ローラ23と、その両側
に夫々接する２本の加圧ローラ24,25とより成り、定着
ローラ23は図中に実線で示す第１方向と破線で示す第２
方向の両方向に回転可能となっており、加圧ローラ24,2
5は定着ローラ23の回転方向の変更に応じて接触点で同
方向に移動するように定着ローラ及び加圧ローラに夫々
一体的に設けられた歯車を介して回転される。定着入口
ガイド板20は、第１位置にある転写ベルト７から分離さ
れた転写紙を定着ローラ23と加圧ローラ24との間に形成
される第１定着ニップブ26に案内する第１ガイド板27、
27′と、第２位置にある転写ベルト７から分離された転
写紙を定着ローラ23と加圧ローラ25との間に形成された
第２定着ニップ部28に案内する第２ガイド板29,29′と
より成る。内側ガイド板27′,29′とは一体にＶ字形に
形成され、その定着ローラ23に対向する先端には先の尖
った歯を周囲に備えた拍車30が回動自在に設けられてい
る。定着ローラの第１、第２定着ニップ部の夫々の下流
側に先端を接して第１分離爪31及び第２分離爪32が設け
られ、定着後の転写紙は定着出口ガイド板33を経て機外
に排出可能となっている。
以下にこの装置の作用を説明する。
〈２色プリントモード〉 感光体ドラム１上に、まず公知の電子写真プロセスに
より黒色トナー像を形成し、転写紙を転写ベルト７に給
紙せずに転写ベルト７を支持ローラ９を第１転写位置に
した第１位置で回動させ、第１転写チャージャ６の作用
のもとに感光体ドラム１から転写ベルト７に黒色トナー
像を転写し、次いで感光体上に赤色トナー像を形成し、
黒色トナー像と位置を整合させて重ね合せ転写する。赤
・黒画像の転写の順序は逆でもよい。このとき、タイト
ナローラ12はソレノイド14に引かれて転写ベルトの外周
面から離間しており、又クリーニングユニット15も転写
ベルト７から退避しているので、未定着のトナー像がタ
イトナローラ12及びクリーニングユニット15により乱さ
れることはない。転写ベルト７の２色のトナー像が転写
された部分の先端と転写紙の先端とが整合するタイミン
グで、レジストローラ16により転写紙を転写ベルト７に
給紙すると、転写紙は転写紙密着用チャージャ18により
転写ベルトに密着して搬送され、転写ベルト７の出口部
で、転写ベルト上のトナー像は第２転写チャージャ19の
作用により転写ベルト７より転写紙の転写ベルトに接す
る側に転写される。転写後転写紙は用紙の腰により、転
写ベルト７より分離し、入口ガイド板27,27′に案内さ
れて、定着装置の第１ニップ部26に挿入され、トナー像
が転写された側を定着ローラ23に接して加圧ローラ24と
で狭持搬送されて定着され、分離爪31により定着ローラ
23より分離され機外に排出される。
より黒色トナー像を形成し、転写紙を転写ベルト７に給
紙せずに転写ベルト７を支持ローラ９を第１転写位置に
した第１位置で回動させ、第１転写チャージャ６の作用
のもとに感光体ドラム１から転写ベルト７に黒色トナー
像を転写し、次いで感光体上に赤色トナー像を形成し、
黒色トナー像と位置を整合させて重ね合せ転写する。赤
・黒画像の転写の順序は逆でもよい。このとき、タイト
ナローラ12はソレノイド14に引かれて転写ベルトの外周
面から離間しており、又クリーニングユニット15も転写
ベルト７から退避しているので、未定着のトナー像がタ
イトナローラ12及びクリーニングユニット15により乱さ
れることはない。転写ベルト７の２色のトナー像が転写
された部分の先端と転写紙の先端とが整合するタイミン
グで、レジストローラ16により転写紙を転写ベルト７に
給紙すると、転写紙は転写紙密着用チャージャ18により
転写ベルトに密着して搬送され、転写ベルト７の出口部
で、転写ベルト上のトナー像は第２転写チャージャ19の
作用により転写ベルト７より転写紙の転写ベルトに接す
る側に転写される。転写後転写紙は用紙の腰により、転
写ベルト７より分離し、入口ガイド板27,27′に案内さ
れて、定着装置の第１ニップ部26に挿入され、トナー像
が転写された側を定着ローラ23に接して加圧ローラ24と
で狭持搬送されて定着され、分離爪31により定着ローラ
23より分離され機外に排出される。
〈単色プリントモード〉 支持ローラ９をソレノイド11により第２転写位置に変
位させかつタイトナローラ12をソレノイド14により変位
させベルトに圧接し、転写ベルト７を第２位置に保持す
る。そして感光体ドラム１上に黒又は赤のいずれか１色
のトナー像を形成し、転写ベルト７を周動させ、感光体
上のトナー像の先端と転写紙の先端が第１転写チャージ
ャ６と感光体１との間の転写位置で一致すべきタイミン
グで、レジストローラ16により転写ベルト７に転写紙を
給紙する。トナー像は第１転写チャージャ６の作用のも
とに感光体ドラム１より転写紙の感光体に接する側の面
に転写される。転写紙は転写ベルト角度変更用支点ロー
ラ10のところで曲げられて、第２転写位置に変位した支
持ローラ９の方向に進む転写ベルトに吸着して搬送さ
れ、支持ローラ９の位置で紙の腰を利用して転写ベルト
７より分離され、入口ガイド板29,29′に案内されて定
着装置21の第２ニップ部28に挿入され、トナー像の転写
された側が定着ローラ23に接するように、定着ローラ23
と加圧ローラ25とにより狭持搬送されて定着され分離爪
32により分離されて機外に搬出される。このモードの場
合、転写ベルト７にはタイトナローラ12が圧接するがこ
の部分は未定着トナー像を担持する転写紙は通過しない
ので何ら問題は発生しない。
位させかつタイトナローラ12をソレノイド14により変位
させベルトに圧接し、転写ベルト７を第２位置に保持す
る。そして感光体ドラム１上に黒又は赤のいずれか１色
のトナー像を形成し、転写ベルト７を周動させ、感光体
上のトナー像の先端と転写紙の先端が第１転写チャージ
ャ６と感光体１との間の転写位置で一致すべきタイミン
グで、レジストローラ16により転写ベルト７に転写紙を
給紙する。トナー像は第１転写チャージャ６の作用のも
とに感光体ドラム１より転写紙の感光体に接する側の面
に転写される。転写紙は転写ベルト角度変更用支点ロー
ラ10のところで曲げられて、第２転写位置に変位した支
持ローラ９の方向に進む転写ベルトに吸着して搬送さ
れ、支持ローラ９の位置で紙の腰を利用して転写ベルト
７より分離され、入口ガイド板29,29′に案内されて定
着装置21の第２ニップ部28に挿入され、トナー像の転写
された側が定着ローラ23に接するように、定着ローラ23
と加圧ローラ25とにより狭持搬送されて定着され分離爪
32により分離されて機外に搬出される。このモードの場
合、転写ベルト７にはタイトナローラ12が圧接するがこ
の部分は未定着トナー像を担持する転写紙は通過しない
ので何ら問題は発生しない。
転写ベルトの第１位置と第２位置切換えは、安定した
画像形成のため、最初に感光体ドラムに形成されたトナ
ー像が第１転写チャージャの位置にくる以前に行なわれ
ることが必要である。
画像形成のため、最初に感光体ドラムに形成されたトナ
ー像が第１転写チャージャの位置にくる以前に行なわれ
ることが必要である。
第２転写チャージャは２色プリントモードの時にのみ
使用されるので、転写ベルト７の第１位置から第２位置
への変位に伴って移動させる必要はない。しかし、転写
ベルトより転写紙を分離させるのに第２図に示す如く、
上記の第２転写チャージャ19と並べて分離チャージャ35
を設けた場合は、分離チャージャ35は支持ローラ９の移
動とともに一定の関係位置を保って移動させることが必
要である。又、第２転写チャージャと分離チャージャと
を一体の転写分離チャージャとした場合には全体を移動
させることが必要である。
使用されるので、転写ベルト７の第１位置から第２位置
への変位に伴って移動させる必要はない。しかし、転写
ベルトより転写紙を分離させるのに第２図に示す如く、
上記の第２転写チャージャ19と並べて分離チャージャ35
を設けた場合は、分離チャージャ35は支持ローラ９の移
動とともに一定の関係位置を保って移動させることが必
要である。又、第２転写チャージャと分離チャージャと
を一体の転写分離チャージャとした場合には全体を移動
させることが必要である。
転写ベルト角度変更用支点ローラ10は上記実施例の如
く、第１位置にある転写ベルト内面に接触して設けるこ
とにより、第１位置と第２位置とで第１転写チャージャ
６による転写条件が変化することがない。もし、ローラ
10を第１位置での転写ベルト内面から離して設けた場合
には、第１位置と第２位置とで転写条件が変らないよう
にするために別のガイド部材を必要とする。
く、第１位置にある転写ベルト内面に接触して設けるこ
とにより、第１位置と第２位置とで第１転写チャージャ
６による転写条件が変化することがない。もし、ローラ
10を第１位置での転写ベルト内面から離して設けた場合
には、第１位置と第２位置とで転写条件が変らないよう
にするために別のガイド部材を必要とする。
転写ベルトの第１位置と第２位置とで転写ベルトの感
光体側の走行部は転写ベルト角度変更支点ローラ10の位
置で角度θだけ曲げられる。この角度を大きくしすぎる
と、転写ベルトの曲りの部分で転写紙は自身の腰により
転写ベルトから離れてしまう現象、又は転写紙が転写ベ
ルトとずれると云う現象が発生する。
光体側の走行部は転写ベルト角度変更支点ローラ10の位
置で角度θだけ曲げられる。この角度を大きくしすぎる
と、転写ベルトの曲りの部分で転写紙は自身の腰により
転写ベルトから離れてしまう現象、又は転写紙が転写ベ
ルトとずれると云う現象が発生する。
転写ベルトの曲り角度と転写紙の密着性との関係は紙
種によって大きく異るが、一般にプリンタや複写機で使
用されているペーパーウエイトが45kg〜90kg紙について
本発明者が測定した結果の一例を第３図に示す。この図
より、密着性の大小による実用上使用可能限界はθ＝30
°と考えられる。
種によって大きく異るが、一般にプリンタや複写機で使
用されているペーパーウエイトが45kg〜90kg紙について
本発明者が測定した結果の一例を第３図に示す。この図
より、密着性の大小による実用上使用可能限界はθ＝30
°と考えられる。
なお、上述の２色プリントモードと単色プリントモー
ドとでは、２色プリントモードでは２回転写が行なわれ
るため左右が逆の裏返し画像になる。これを補正する手
段として （１）まず１頁分をメモリーに記憶し、書込み時はそれ
を逆方向からレーザ書込部に入力する。
ドとでは、２色プリントモードでは２回転写が行なわれ
るため左右が逆の裏返し画像になる。これを補正する手
段として （１）まず１頁分をメモリーに記憶し、書込み時はそれ
を逆方向からレーザ書込部に入力する。
（２）レーザ書込光学系の偏向手段である回転多面鏡を
逆回転させて書込む。
逆回転させて書込む。
等の処置が必要である。
効果 以上の如く、本発明によれば、転写ベルトを使用する
多色画像形成装置において、多色画像形成時には転写ベ
ルトを中間転写材として使用することにより、往復動駆
動、感光体との接離を不要とすることができ、単色画像
形成時には、転写ベルトを搬送手段として使用すること
により画像形成に必要な転写度数を減らし、画像品質の
向上、画像形成速度の向上をはかることができる。
多色画像形成装置において、多色画像形成時には転写ベ
ルトを中間転写材として使用することにより、往復動駆
動、感光体との接離を不要とすることができ、単色画像
形成時には、転写ベルトを搬送手段として使用すること
により画像形成に必要な転写度数を減らし、画像品質の
向上、画像形成速度の向上をはかることができる。
第１図は本発明の実施例を示す側断面図、第２図は他の
実施例の転写ベルト出口近傍を示す側断面図、第３図は
転写ベルトの曲り角度と転写紙の転写ベルトの密着性の
関係を示すグラフである。 １……感光体 ４……黒色用現像器 ５……カラー現像器 ６……第１転写チャージャ ７……転写ベルト 8,9……支持ローラ 11……ソレノイド（転写ベルト角度切換手段）
実施例の転写ベルト出口近傍を示す側断面図、第３図は
転写ベルトの曲り角度と転写紙の転写ベルトの密着性の
関係を示すグラフである。 １……感光体 ４……黒色用現像器 ５……カラー現像器 ６……第１転写チャージャ ７……転写ベルト 8,9……支持ローラ 11……ソレノイド（転写ベルト角度切換手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117
Claims (2)
- 【請求項１】単色または異なる複数色のトナー像が形成
される像担持体と、トナー像または転写材を担持し搬送
する無端状搬送手段とを備えた多色画像形成装置におい
て、 単色のトナー像を形成する場合、前記無端状搬送手段の
内側に配置された第１の転写手段により前記像担持体に
形成されたトナー像を当該無端状搬送手段で搬送される
転写材の像担持体面側に転写させ、 多色のトナー像を形成する場合、前記第１の転写手段に
より前記像担持体に形成されたトナー像を順次、前記無
端状搬送手段に直接重ねて転写し、前記無端状搬送手段
の外側に配置された第２の転写手段により前記無端状搬
送手段に直接転写された多色トナー像を当該無端状搬送
手段で搬送される転写材の像担持体と対向する面側に一
括して転写させる ことを特徴とする多色画像形成装置。 - 【請求項２】前記多色トナー像が転写された転写材に当
該トナー像を定着するための第１定着ニップ部と、 記単色トナー像が転写された転写材に当該トナー像を定
着するための第２定着ニップ部と、 前記第１定着ニップ部および第２定着ニップ部へ転写材
を選択的に搬送するために前記無端状搬送手段の位置を
切り換える切換手段と を有することを特徴とする、請求項１に記載の多色画像
形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1155717A JP2769356B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 多色画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1155717A JP2769356B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 多色画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0321973A JPH0321973A (ja) | 1991-01-30 |
| JP2769356B2 true JP2769356B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=15611950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1155717A Expired - Fee Related JP2769356B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 多色画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2769356B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2698221B2 (ja) * | 1991-03-22 | 1998-01-19 | シャープ株式会社 | フルカラー電子写真装置及び画像形成装置 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1155717A patent/JP2769356B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0321973A (ja) | 1991-01-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |