JPH0664833A - 無端ベルトの速度検知装置 - Google Patents

無端ベルトの速度検知装置

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JPH0664833A
JPH0664833A JP21597792A JP21597792A JPH0664833A JP H0664833 A JPH0664833 A JP H0664833A JP 21597792 A JP21597792 A JP 21597792A JP 21597792 A JP21597792 A JP 21597792A JP H0664833 A JPH0664833 A JP H0664833A
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JP
Japan
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belt
endless belt
speed detection
speed
detection roller
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Pending
Application number
JP21597792A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Samejima
鮫島淳一郎
Kenichi Kobayashi
小林健一
Hideji Izeki
井関秀二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベルトと速度検知ローラ間のスリップを発生さ
せることなく、かつ、ベルトの伸び、変形、傷等の発生
を防止し、ベルトの表面速度を正確に検知する。 【構成】複数のロール間に無端ベルトを張架し駆動させ
る画像形成装置において、無端ベルト11の表面に圧接
される速度検知ローラ1と、無端ベルト11の進行方向
または進行方向と直角な方向に、前記速度検知ローラ1
と離れた位置に配置される対向ロール2a、2b、4と
を備え、前記速度検知ローラ1は、無端ベルト11と巻
き付き角度θを有して接触するように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を用いる複
写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置におい
て、感光体ベルト、転写ベルト、中間転写ベルト、連続
用紙搬送ベルト等に用いられる無端ベルトの速度検知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記画像形成装置においては、像担持体
の周囲にチャージコロトロン、露光装置、現像機、転写
コロトロン、クリーニング装置、除電ランプ等が配設さ
れており、チャージコロトロンにより像担持体に一様に
帯電した後、露光装置により像担持体上に静電潜像を形
成し、この静電潜像を現像機によりトナー像に現像した
後、このトナー像を搬送されてくる転写材に転写コロト
ロンにより転写し、クリーニング装置により像担持体上
の残留トナーを除去した後、除電ランプにより像担持体
の電荷を除去するという一連のプロセスで画像形成を行
っている。
【0003】前記画像形成装置において、像担持体、転
写材搬送体、中間転写体、連続用紙搬送体等に無端ベル
ト搬送装置を用いる方式がある。この無端ベルト搬送装
置は、無端ベルトを少なくとも駆動ロールおよび張力付
与ロールを有する複数のロールに張架し駆動させるよう
にしている。
【0004】図4は、従来方式による無端ベルトを転写
材搬送ベルトに適用したカラー画像形成装置の全体構成
図である。
【0005】転写材搬送ベルト11は、誘電体フィルム
をコーティングした無端ベルト状からなり、少なくとも
駆動ロール12および張力付与ロール14を有する複数
のロール12、13、14、15に張架され、図示矢印
A方向に回動される。転写材搬送ベルト11の上面に対
向して、ブラック用、イェロー用、マゼンタ用、シアン
用の4組の画像形成ユニットK、Y、M、Cが配設され
ている。
【0006】各画像形成ユニットK、Y、M、Cは、感
光体ドラムからなる像担持体16、チャージコロトロン
17、潜像書き込み手段18、現像機19、転写コロト
ロン20、像担持体用クリーナ21等からなり、画像形
成ユニットK、Y、Mの下流側には、転写材除電コロト
ロン22が設けられ、像担持体16は、図示矢印方向に
回転される。
【0007】最終段の画像形成ユニットCの下流側に
は、剥離コロトロン23、剥離爪24が設けられ、さら
に、定着器25が設けられる。駆動ロール12の上流側
には、搬送ベルト除電コロトロン26およびクリーニン
グブレード27が配設される。また、駆動ロール12の
下流側には、転写材搬送ベルトの内側に吸着用コロトロ
ン30が配設され、吸着用コロトロン30に対向して転
写材吸着ロール31が配設される。給紙トレイ28内の
転写材は、フィードロール29により転写材搬送ベルト
11に搬送された後、吸着用ココロトロン30および転
写材吸着ロール31により、転写材搬送ベルト11に吸
着される。
【0008】上記カラー画像形成装置においては、像担
持体16はチャージコロトロン17により一様に帯電さ
れ、潜像書き込み手段18により原稿の像露光が行わ
れ、像担持体16上に静電潜像が形成される。現像機1
9においてトナーが像担持体16表面に接触されトナー
像が形成され、現像されたトナー像を転写コロトロン2
0において転写材搬送ベルト11上の転写材に転写後、
像担持体16上に残留しているトナーをクリーナ21に
より掻き落とすことにより、一連の画像形成サイクルを
行い、このサイクルを4組の画像形成ユニットK、Y、
M、Cにて行い、転写材搬送ベルト11により吸着搬送
される転写材上に複数のトナー像を順次重ねて転写する
ものである。
【0009】上記画像形成装置においては、1回の行程
で転写材に複数のトナー像を次々に転写していくため
に、ベルト11の表面速度を一定にしないと、転写部に
おいて速度に応じた転写像の像倍率の変動が起こるため
に、いわゆるカラーレジストレーションのズレが発生す
る。ところが、ベルト11の製造工程で生じる厚み精度
や駆動ロール12の真円度の精度により、駆動ロール1
2の軸の回転速度が一定でも、ベルト11の表面速度は
周期的に変動し、ベルト11の表面速度を一定にするこ
とは不可能である。
【0010】この問題を解決するために、例えば、図4
に示したタンデム型カラー画像形成装置においては、画
像形成ユニット16のピッチPと、駆動ロール12の径
Dとの関係をP=nπD(nは整数)とし、速度変動を
各色間で周期を同期させて、各色間のズレをなくすよう
にしているが、そのためには装置を高精度に加工、調整
する必要がある。また、中間転写ベルトを用いるカラー
画像形成装置においては、ベルト周長Lと駆動ロールの
径Dとの関係をL=nπD(nは整数)という関係にし
ているが、ベルト周長を常に一定に維持して製造するの
は困難である。しかし、この関係が維持できなくなる
と、各色画像形成中のベルト表面速度の位相がずれてし
まう。
【0011】そこで、この問題を解決するために、ベル
ト表面速度を検知して、その変動を駆動ロール12の駆
動モータにフィードバックするようにしている。従来の
ベルト表面速度を検出する方法としては、ベルト表面に
当接させた検知ロール軸上のエンコーダにより表面速度
を検知する方式(例えば特開昭63−300248号公
報、特開平2−311086号公報)が知られている。
【0012】図3は、上記特開平2−311086号公
報の方式を示し、ベルト11に接触して速度検知ローラ
1を配置し、ベルト11を挟むようにこの速度検知ロー
ラ1と対向して圧接ローラ2を配置し、速度検知ローラ
1の軸にエンコーダを取り付けてベルト11の速度を検
知するものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
速度検知方式においては、速度検知ローラ1および圧接
ローラ2を表面の硬い剛性の高いものとし、ベルト11
と速度検知ローラ1間のスリップをなくすために圧接ロ
ーラ2に十分な圧力を与える必要がある。しかしなが
ら、速度検知ローラ1および圧接ローラ2がベルト11
と常に接触しているために、ベルト11の表面に伸び、
変形、傷等が発生して、いわゆるベルトダメージが生
じ、ベルト11の表面速度を正確に検知できなくなると
いう問題を有している。
【0014】本発明は上記問題を解決するものであっ
て、ベルトと速度検知ローラ間のスリップを発生させる
ことなく、かつ、ベルトの伸び、変形、傷等の発生を防
止し、ベルトの表面速度を正確に検知することができる
無端ベルトの速度検知装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無端ベルトの速度検知装置は、複数のロー
ル間に無端ベルトを張架し駆動させる画像形成装置にお
いて、無端ベルトの表面に圧接される速度検知ローラ
と、無端ベルトの進行方向または進行方向と直角な方向
に、前記速度検知ローラと離れた位置に配置される対向
ロールとを備え、前記速度検知ローラは、前記無端ベル
トと巻き付き角度を有して接触するように配置されるこ
とを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明においては、速度検知ローラが無端ベル
トと巻き付き角度を有して接触するように構成し、無端
ベルトと速度検知ローラ間の圧力を小さくかつ一定にす
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1A、図1B、図1Cは、本発明の無端ベル
トの速度検知装置の各実施例を示す模式図である。な
お、本発明は図4で説明したカラー画像形成装置の転写
材搬送ベルトに好適に実施されるが、本発明はこのよう
な画像形成装置に限定されるものではなく、単色の画像
形成装置にも適用可能であり、また、転写材搬送ベルト
に限定されるものではなく、感光体ベルト、中間転写ベ
ルト或いは連続用紙搬送ベルトにも適用可能である。
【0018】図1Aにおいて、無端ベルト11の表面に
は速度検知ローラ1がスプリング3により圧接され、無
端ベルト11の進行方向に、速度検知ローラ1と離れた
両側位置に対向ロール2a、2bが配置され、速度検知
ローラ1は、無端ベルト11と巻き付き角度θを有して
接触されるように構成し、無端ベルト11と速度検知ロ
ーラ1間の圧力を小さくかつ一定にする。
【0019】図1Bは本発明の他の実施例を示し、対向
ロール2a、2bの間隔を狭くし、速度検知ローラ1に
おける無端ベルト11と巻き付き角度θを大きくした例
を示している。
【0020】図1Cは本発明の他の実施例を示し、速度
検知ローラ1を既存のベルト張架ロール4に近接して配
置し、速度検知ローラ1が、無端ベルト11と巻き付き
角度θを有して接触されるように構成する。なお、上記
各実施例において、速度検知ローラ1の位置は、駆動ロ
ールの近辺でかつベルト張力のゆるみ側に配置すること
が好ましい。
【0021】図2は本発明の無端ベルトの速度検知装置
のさらに他の実施例を示し、図Aは平面図、図Bは模式
図、図Cは図AのC−C線に沿い矢印方向に見た断面図
である。前記実施例においては、無端ベルトの進行方向
に対向ロールを配置しているが、本実施例においては、
無端ベルトの進行方向と直角方向に対向ロールを配置す
る例を示している。
【0022】ベルトフレーム5間には、駆動ロール12
および張力付与ロール14が回転自在に軸支され、駆動
ロール12と張力付与ロール14間に無端ベルト11が
張架されている。駆動ロール12の近辺でかつベルト張
力のゆるみ側には、無端ベルトに圧接される速度検知ロ
ーラ1が配置され、速度検知ローラ1のローラ軸6はフ
レーム5間に軸支される。速度検知ローラ1のローラ軸
6と対向して無端ベルト11の下面には、対向ロール2
a、2bのロール軸7が配置され、同様にフレーム5間
に軸支される。対向ロール2a、2bは、速度検知ロー
ラ1と離れた両側位置に配置され、かつ、速度検知ロー
ラ1は、無端ベルト11と巻き付き角度θを有して接触
されるように配置される。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、無端ベルトの表面に圧接される速度検知ローラ
と、無端ベルトの進行方向または進行方向と直角な方向
に、前記速度検知ローラと離れた位置に配置される対向
ロールとを備え、前記速度検知ローラは、前記無端ベル
トと巻き付き角度を有して接触するように配置されるた
ため、ベルトと速度検知ローラ間の圧力を小さくかつ一
定にでき、ベルトと速度検知ローラ間のスリップを発生
させることなく、かつ、ベルトの伸び、変形、傷等の発
生を防止し、ベルトの表面速度を正確に検知することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無端ベルトの速度検知装置の各実施例
を示す模式図
【図2】本発明の無端ベルトの速度検知装置の他の実施
例を示し、図Aは平面図、図Bは模式図、図Cは図Aの
C−C線に沿い矢印方向に見た断面図
【図3】従来の速度検知方式を説明するための模式図
【図4】従来方式による無端ベルトを転写材搬送ベルト
に適用したカラー画像形成装置の全体構成図
【符号の説明】
1…速度検知ロール、2a、2b、4…対向ロール、3
…スプリング 11…無端ベルト、θ…巻き付き角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のロール間に無端ベルトを張架し駆動
    させる画像形成装置において、無端ベルトの表面に圧接
    される速度検知ローラと、無端ベルトの進行方向または
    進行方向と直角な方向に、前記速度検知ローラと離れた
    位置に配置される対向ロールとを備え、前記速度検知ロ
    ーラは、前記無端ベルトと巻き付き角度を有して接触す
    るように配置されることを特徴とする無端ベルトの速度
    検知装置。
JP21597792A 1992-08-13 1992-08-13 無端ベルトの速度検知装置 Pending JPH0664833A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105523417A (zh) * 2014-10-20 2016-04-27 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置以及图像形成系统
CN110451157A (zh) * 2019-07-25 2019-11-15 江苏长虹机械设计院有限公司 一种辊床

Cited By (4)

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CN105523417A (zh) * 2014-10-20 2016-04-27 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置以及图像形成系统
CN105523417B (zh) * 2014-10-20 2019-02-26 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置以及图像形成系统
CN110451157A (zh) * 2019-07-25 2019-11-15 江苏长虹机械设计院有限公司 一种辊床
CN110451157B (zh) * 2019-07-25 2021-04-27 江苏长虹机械设计院有限公司 一种辊床

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