JPH08194360A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH08194360A
JPH08194360A JP7006445A JP644595A JPH08194360A JP H08194360 A JPH08194360 A JP H08194360A JP 7006445 A JP7006445 A JP 7006445A JP 644595 A JP644595 A JP 644595A JP H08194360 A JPH08194360 A JP H08194360A
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image
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multicolor
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Application number
JP7006445A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 像担持体で形成した画像を中間転写体に転写
する時、及び該中間転写体より記録紙に画像を転写する
時の転写ムラを防止して鮮明な画像形成を可能とし、更
に大サイズの画像転写を可能とすると共に、単一の中間
転写体に複数の画像を形成する事を目的とする。 【構成】 中間転写体114に転写された多色画像を記
録紙Pに転写するため、記録紙を中間転写体に押圧する
ための転写手段117とを有し、像担持体面103に複
数の現像装置107を用いて画像を形成する時は、押圧
手段で中間転写体114を像担持体面に押圧接触して中
間転写体に順次画像を転写して多色画像を形成すると共
に、転写手段を中間転写体より離間させ、記録紙に対し
多色画像を転写する時は、押圧手段の押圧を解除して中
間転写体面114を像担持体面103より離間させ、転
写手段120を中間転写体面114に接触させ、中間転
写体面に形成した多色画像を記録紙Pに転写する多色画
像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に於いて、
像露光装置と、画像形成用プロセスユニットにより像担
持体に画像を形成すると共に、前記像担持体に形成され
た多色画像を中間転写体に転写し、転写された前記多色
画像を記録紙に転写した後、定着する多色画像形成装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光体である像担持体に対して、複数の
多色用現像装置と、帯電器及びクリーニング装置を各々
配置している画像形成部と、原稿を載置するための原稿
台と、レンズ及び複数の反射ミラーにより像露光を受け
る受光素子と、該受光素子よりレーザ書込み装置により
前記像担持体に静電潜像を形成する。前記像担持体に対
し、帯電、書込み装置による露光で形成した静電潜像
を、前記複数の多色用現像装置を用いてイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(BK)を
前記順次形成する。そしてイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(BK)の画像を形成する毎
に記録紙に重ね合わせて転写し、該記録紙上に多色画像
が形成される。次に前記記録紙に形成した多色像を定着
装置で定着する手段として特開平5-265299号が開示され
ている。
【0003】又、前記のような多色画像形成装置に於い
て、多色画像を記録紙に転写する時の線速度に対し、記
録紙を定着する時の線速度を低下させる事でより良質な
多色画像を得る手段として、特開昭61-55668号が開示さ
れている。
【0004】又単一の像担持体上に複数の多色画像を形
成する手段として特公平3-39069号が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に像担持体に
前記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(BK)の画像を各々現像装置で形成する毎に、記録
紙又は中間転写体に転写し、多色画像を形成する手段
は、例えばベルト状又はドラム状に形成した像担持体の
現像時にはモータより連動手段を介して駆動され、転写
体として前記記録紙又は中間転写体も転写時には前記像
担持体のモータと連動して駆動されるか、又は別個の駆
動手段で駆動されている。前記の様な駆動手段は一般に
歯車又はタイミングベルト等が用いられている。又中間
転写体を用いる場合は、記録紙に画像を転写した後、ク
リーニング手段でクリーニングする時と、前記中間転写
体には前記記録紙の転写時に記録紙を介して抵抗が加わ
り、前記中間転写体の移動速度が前記機構上から乱れ
る。従って、像担持体より前記中間転写体に画像を転写
する時、及び前記中間転写体より記録紙に画像を転写す
る時に転写画像が乱れ、良好な画像を形成する事が出来
ない。
【0006】更に感光体である像担持体、及び前記多色
画像用の現像装置をメンテナンスする時には、前記中間
転写体を排除させなければ交換等を行う事ができず、多
くの作業時間を必要とする。
【0007】又、従来の様に像担持体と中間転写体の多
色画像を転写する位置に対し、一方中間転写体より記録
紙に多色画像を転写する位置も所定位置に設けられてい
る。更に中間転写体より記録紙に前記画像を転写する位
置と、記録紙の多色画像を定着する位置も所定位置に設
けられている。前記の様に構成した画像形成装置では、
記録紙及び画像の種類により定着速度を変更して画質を
向上したい場合に、画像の転写位置に影響が及んで簡単
に定着速度を変更する事が出来ない。しかるに前記の様
に定着時のプロセス速度を単に変更する手段そのものは
知られているが、前記のような欠点を解決するには至っ
ていない。
【0008】次に多色画像形成装置で多色画像の形成速
度を増加させる方法として、直径の大きい感光体ドラム
を用いる事で可能となる。例えば最大外径面幅がA2版
の場合は、A3版の画像形成が一度に2ヵ所形成する事
ができる。しかるに前記の様な外径幅の感光体ドラムを
装着した画像形成装置は極めて大型となり、実用上も好
ましくない。
【0009】本発明は前記のような欠点を改善するため
に特に考えられたものである。即ち、像担持体で形成し
た画像を中間転写体に転写する時、及び該中間転写体よ
り記録紙に画像を転写する時の転写ムラを防止して鮮明
な画像形成を可能とし、更に中間転写体に大サイズの画
像転写を可能とすると共に、単一の像担持体に複数の画
像を形成する事を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、請求項
1に於いて、像担持体面上に複数の現像装置を用いて形
成される像を、中間転写体を用いて転写工程を繰り返し
ながら前記中間転写体上に多色画像を形成し、該中間転
写体上の多色画像を記録紙に転写する多色画像形成装置
に於いて、前記像担持体面に形成した画像を前記中間転
写体に転写するため、該中間転写体を像担持体に押圧す
るための押圧手段と、前記中間転写体に転写された多色
画像を記録紙に転写するため、該記録紙を中間転写体に
押圧するための転写手段とを有し、前記像担持体面に前
記複数の現像装置を用いて画像を形成する時は、前記押
圧手段で前記中間転写体を像担持体面に押圧接触して前
記中間転写体に順次画像を転写して多色画像を形成する
と共に、前記転写手段を前記中間転写体面より離間さ
せ、記録紙に対し前記多色画像を転写する時は、前記押
圧手段の押圧を解除して前記中間転写体面を像担持体面
より離間させ、前記転写手段を前記中間転写体面に接触
させ、前記中間転写体面に形成した多色画像を記録紙に
転写すること。請求項2に於いて、前記像担持体と前記
複数の多色現像装置を一体のユニットで形成し、前記押
圧手段の押圧を解除して、中間転写体を像担持体面より
離間状態とした時、前記ユニットを画像形成装置より着
脱可能としたこと。請求項3に於いて、前記転写手段が
記録紙の定着手段の一部として構成され、前記中間転写
体より記録紙に多色画像の転写と定着を同時に行うこ
と。請求項4に於いて、前記中間転写体に前記転写手段
が押圧接触した時に、前記中間転写体面にクリーニング
手段によりクリーニングを開始すること。請求項5に於
いて、像担持体面上に複数の現像装置を用いて形成され
るトナー像を、中間転写体を用いて転写工程を繰り返し
ながら前記中間転写体上に多色画像を形成し、該中間転
写体上の多色画像を記録紙に転写する多色画像形成装置
に於いて、前記像担持体面上に多色画像を形成し、前記
中間転写体を押圧手段にて前記像担持体面に接触させ
て、前記多色画像を前記中間転写体に転写し、前記押圧
手段の押圧を解除した後、前記中間転写体の移動速度
を、前記中間転写体に前記像担持体面より多色画像を転
写する移動速度より変更すること。請求項6に於いて、
前記中間転写体の移動速度は、光沢画像/非光沢画像、
或いは前記中間転写体より画像を転写する記録紙により
変更されること。請求項7に於いて、前記中間転写体は
懸架部材で懸架されたベルト状中間転写体で形成され、
前記押圧手段は、前記ベルト状中間転写体の内側に設け
られ、前記ベルト状中間転写体を像担持体面に接触させ
ること。請求項8に於いて、像担持体面上に複数の現像
装置を用いて形成されるトナー像を、中間転写体を用い
て転写工程を繰り返しながら前記中間転写体上に多色画
像を形成し、該中間転写体上の多色画像を記録紙に転写
する多色画像形成装置に於いて、前記像担持体面より前
記中間転写体に多色画像を転写する第1の転写位置と、
前記中間転写体より記録紙に多色画像を転写する第2の
転写位置との間隔が、形成し得る最大画像形成面より大
きいこと。請求項9に於いて、前記中間転写体の移動方
向に対し、前記第1の転写位置が、前記第2の転写位置
より下流位置にあり、前記中間転写体に形成される多色
画像形成の最終画像形成前に、前記多色画像を記録紙に
転写する転写部材が前記中間転写体に当接すること。請
求項10に於いて、前記中間転写体の移動方向に対し、前
記第1の転写位置が、前記第2の転写位置より上流位置
にあり、前記中間転写体に形成される多色画像形成で最
終画像形成後に、前記多色画像を記録紙に転写する転写
部材が前記中間転写体に当接すること。請求項11に於い
て、像担持体面上に複数の現像装置を用いて形成される
トナー像を、中間転写体を用いて転写工程を繰り返しな
がら前記中間転写体上に多色画像を形成し、該中間転写
体上の多色画像を記録紙に転写する多色画像形成装置に
於いて、像担持体に形成される画像サイズに応じて前記
中間転写体上に単数あるいは複数の多色画像を形成する
こと。請求項12に於いて、前記中間転写体上に複数の多
色画像を形成する時、前記中間転写体に像担持体より画
像を転写する第1の転写位置と、前記中間転写体より記
録紙に画像を転写する第2の転写位置間に形成するこ
と。請求項13に於いて、前記中間転写体に複数の多色画
像を形成する時、該複数の多色画像間に前記中間転写体
をクリーニング手段によるクリーニング作用位置を決定
することによって達成される。
【0011】
【実施例】本発明の実施例をその作用と共に図を用いて
説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例で、例えばカラー
プリンタの画像形成装置100を示す。図において前記画
像形成装置100の枠体101内には、画像形成ユニット102
を前記枠体101内に形成した受部材108,109に対し着脱
自在に設け、該画像形成ユニット102内には回動可能の
懸架部材104,105にベルト状感光体103を懸架して設け
ると共に、該ベルト状感光体103に沿ってイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行うために、現像スリーブ106を各々内蔵した
複数の現像装置107を並設して設け、更に、帯電器111を
前記ベルト状感光体103に対向して設ける。尚前記現像
装置107に設けた現像スリーブ106にて前記形成されたベ
ルト状感光体103面の静電潜像を現像する際、ベルト状
感光体103面と非接触による反転現像方法が用いられて
いる。112は半導体レーザ発光体と、ポリゴンミラー及
びfθレンズと、反射ミラーを各々内蔵した像露光手段
で、前記画像形成ユニット102の一部に形成した露光用
孔110より前記ベルト状感光体103を露光する。113は前
記ベルト状感光体103をクリーニングするクリーニング
装置である。
【0013】一方枠体101内には、回動可能の懸架部材1
15,116に懸架されたベルト状転写部材114が設けられ、
該ベルト状転写部材114の内側に転写用の押圧部材117が
設けられている。そして前記押圧部材117で前記ベルト
状転写部材114を前記ベルト状感光体103の一部に接触す
るように構成する。118は前記ベルト状転写部材114が一
定の張力となるように設けたテンションローラで、スプ
リング1181により該テンションローラ118で前記ベルト
状転写部材114を常時一定の圧力で押圧し張力を調整し
ている。更に前記ベルト状転写部材114をクリーニング
するクリーニング装置119が設けられている。
【0014】枠体101内の上部位置には記録紙Pを内蔵
した給紙カセットが121が配置され、最上部の記録紙P
に接して設けられた給紙ローラ122で給紙される様に構
成されている。前記給紙ローラ122で給紙された記録紙
Pは、重送防止部材123で確実に一枚の記録紙Pに分離
された後、レジストローラ124で一旦停止する。120は前
記懸架部材115及び前記ベルト状転写部材114と対向して
設けられた記録紙Pの転写部材であり、図に於いては前
記ベルト状転写部材114と離間して停止している。125は
定着装置で、搬送ローラ126により記録紙Pを記録紙案
内装置127で案内し、排紙ローラ128により枠体101に形
成した排紙トレイ129に記録紙PAを排紙するように構
成している。
【0015】以上のように構成された前記画像形成ユニ
ット102内の前記ベルト状感光体103には前記イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行う。先ず前記ベルト状感光体103を矢示方向
に移動させながら帯電器111でベルト状感光体103面を帯
電し、次に画像形成信号を受けた像露光手段112で露光
し、前記イエロー(Y)用の静電潜像を形成する。次に
イエロートナー(Y)を現像装置107の現像スリーブ106
で現像を行ない、前記ベルト状転写部材114が転写用の
押圧部材117で前記ベルト状感光体103に接触した転写位
置に移動し、ベルト状転写部材114をベルト状感光体103
の移動と一致させながらイエロートナー(Y)像を転写
する。次に前記同様にベルト状感光体103を矢示方向に
移動させながら帯電器111でベルト状感光体103面を帯電
し、画像形成信号を受けた像露光手段112で露光し、マ
ゼンタ(M)用の静電潜像を形成する。次にマゼンタト
ナー(M)を現像装置107の現像スリーブ106で現像を行
ない、前記同様にベルト状転写部材114が転写用の押圧
部材117で前記ベルト状感光体103に接触した転写位置に
移動し、ベルト状転写部材114のイエロートナー(Y)
像を転写した画像と一致するように、ベルト状転写部材
114をベルト状感光体103の移動と一致させてマゼンタト
ナー(M)像を転写する。次に前記同様にベルト状感光
体103を矢示方向に移動させながら帯電器111でベルト状
感光体103面を帯電し、画像形成信号を受けた像露光手
段112で露光し、シアン(C)用の静電潜像を形成す
る。次にシアントナー(C)を現像装置107の現像スリ
ーブ106で現像を行ない、前記同様にベルト状転写部材1
14が転写用の押圧部材117で前記ベルト状感光体103に接
触した転写位置に移動し、ベルト状転写部材114のマゼ
ンタトナー(M)像を転写した画像と一致するように、
ベルト状転写部材114をベルト状感光体103の移動と一致
させてシアントナー(C)像を転写する。次に前記同様
にベルト状感光体103を矢示方向に移動させながら帯電
器111でベルト状感光体103面を帯電し、画像形成信号を
受けた像露光手段112で露光し、黒(BK)用の静電潜
像を形成する。次に黒トナー(BK)を現像装置107の
現像スリーブ106で現像を行ない、前記同様にベルト状
転写部材114が転写用の押圧部材117で前記ベルト状感光
体103に接触した転写位置に移動し、ベルト状転写部材1
14のシアントナー(C)像を転写した画像と一致するよ
うに、ベルト状転写部材114をベルト状感光体103の移動
と一致させて黒トナー(BK)像を転写する。又前記転
写用の押圧部材117にトナー画像転写時には同期して転
写用の電圧が印加される。
【0016】以上の操作によってベルト状転写部材114
面にカラーの多色像が形成される。尚、前記ベルト状転
写部材114に多色像を形成している時はクリーニング装
置119は非接触の状態でクリーニング作用は行われな
い。一方ベルト状感光体103のクリーニング装置113は常
時接触しており、形成された画像をベルト状転写部材1
14に転写した後、直ちにベルト状感光体103はクリ
ーニングされる。
【0017】図2は前記図1により前記ベルト状転写部
材114に多色像が形成され、記録紙Pに多色像を転写す
る構成を示す。先ず図示の様に転写用の押圧部材117を
内方に移動させ、ベルト状転写部材114をベルト状感光
体103より離間させると共に、記録紙Pと同期して電圧
が印加された転写部材120をベルト状転写部材114に接触
させる。ここで前記の様にレジストローラ124で停止し
ている記録紙Pを前記ベルト状転写部材114面上の多色
像と一致させる様に給紙を開始し、記録紙Pに多色像を
転写する。多色像の転写を完了したベルト状転写部材11
4面は、クリーニング装置119でクリーニングされる。次
に定着装置125にて記録紙Pに多色像を定着し、搬送ロ
ーラ126により記録紙Pを記録紙案内装置127で案内搬送
し、排紙ローラ128により排紙トレイ129に記録紙PAを
排紙する。
【0018】図3は本発明の他の実施例で、例えば例え
ばカラープリンタに用いられる画像形成装置200を示
す。図において前記画像形成装置200の枠体201内には、
画像形成ユニット202を前記枠体201内に形成した受部材
207,208に対し着脱自在に設け、該画像形成ユニット20
2内には軸204を中心に回動可能にドラム状感光体203を
設けると共に、該ドラム状感光体203に沿ってイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行うために、現像スリーブ205を各々内蔵した
複数の現像装置206を設けると共に、帯電器210を前記ド
ラム状感光体203に対向して設ける。尚前記現像装置206
に設けた現像スリーブ205にて前記形成されたドラム状
感光体203面の静電潜像を現像する際、該ドラム状感光
体203面と非接触による反転現像方法が用いられてい
る。211は半導体レーザ発光体と、ポリゴンミラー及びf
θレンズと、反射ミラーを各々内蔵した像露光手段で、
前記画像形成ユニット202の一部に形成した露光用孔209
より前記ドラム状感光体203を露光する。2171は前記ド
ラム状感光体203をクリーニングするクリーニング装置
である。
【0019】一方枠体101内には、回動可能の懸架部材2
12,213に懸架されたベルト状転写部材214が設けられ、
該ベルト状転写部材214の内側に転写用の押圧部材215が
設けられており、前記ベルト状転写部材214を、前記押
圧部材215で前記ドラム状感光体203の一部に接触するよ
うに構成する。216は前記ベルト状転写部材214が一定の
張力となるように設けたテンションローラで、スプリン
グ2161により該テンションローラ216で前記ベルト状転
写部材214を常時一定の圧力で押圧し張力を調整してい
る。更に前記ベルト状転写部材214をクリーニングする
クリーニング装置217が設けられている。
【0020】枠体201内の下部位置には記録紙Pを内蔵
した給紙カセットが219が配置され、最上部の記録紙P
に接して設けられた給紙ローラ220で給紙される様に構
成されている。前記給紙ローラ220で給紙された記録紙
Pは、重送防止部材221で確実に一枚の記録紙Pに分離
された後、記録紙案内部材222を介して搬送し、レジス
トローラ223で一旦停止する。218は前記懸架部材212及
び前記ベルト状転写部材214と対向して設けられた記録
紙Pの転写部材であり、図に於いては前記ベルト状転写
部材214と離間して停止している。224は定着装置で、搬
送ローラ225により記録紙Pを記録紙案内装置226で案内
し、排紙ローラ227により枠体201に形成した排紙トレイ
228に記録紙PAを排紙するように構成している。
【0021】以上のように構成された前記画像形成ユニ
ット202内の前記ドラム状感光体203には前記イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行う。先ず前記ドラム状感光体203を矢示方向
に回動させながらクリーニング装置210でドラム状感光
体203面を帯電し、画像形成信号を受けた像露光手段211
で露光し、前記イエロー(Y)用の静電潜像を形成す
る。次にイエロートナー(Y)を現像装置206の現像ス
リーブ205で現像を行ない、前記ベルト状転写部材214が
転写用の押圧部材215で前記ドラム状感光体203に接触し
た転写位置に移動し、ベルト状転写部材214をドラム状
感光体203の移動と一致させながらイエロートナー
(Y)像を転写する。次に前記同様にドラム状感光体20
3を矢示方向に回動させながらクリーニング装置210でド
ラム状感光体203面を帯電し、画像形成信号を受けた像
露光手段211で露光し、マゼンタ(M)用の静電潜像を
形成する。次にマゼンタトナー(M)を現像装置206の
現像スリーブ205で現像を行ない、前記同様にベルト状
転写部材214が転写用の押圧部材215で前記ドラム状感光
体203に接触した転写位置に移動し、ベルト状転写部材2
14のイエロートナー(Y)像を転写した画像と一致する
ように、ベルト状転写部材214をドラム状感光体203の移
動と一致させてマゼンタトナー(M)像を転写する。次
に前記同様にドラム状感光体203を矢示方向に回動させ
ながらクリーニング装置210でドラム状感光体203面を帯
電し、画像形成信号を受けた像露光手段211で露光し、
シアン(C)用の静電潜像を形成する。次にシアントナ
ー(C)を現像装置206の現像スリーブ205で現像を行な
い、前記同様にベルト状転写部材214が転写用の押圧部
材215で前記ドラム状感光体203に接触した転写位置に移
動し、ベルト状転写部材214のマゼンタトナー(M)像
を転写した画像と一致するように、ベルト状転写部材21
4をドラム状感光体203の移動と一致させてシアントナー
(C)像を転写する。次に前記同様にドラム状感光体20
3を矢示方向に回動させながら帯電器111でドラム状感光
体203面を帯電し、画像形成信号を受けた像露光手段211
で露光し、黒(BK)用の静電潜像を形成する。次に黒
トナー(BK)を現像装置206の現像スリーブ205で現像
を行ない、前記同様にベルト状転写部材214が転写用の
押圧部材215で前記ドラム状感光体203に接触した転写位
置に移動し、ベルト状転写部材214のシアントナー
(C)像を転写した画像と一致するように、ベルト状転
写部材214をドラム状感光体203の移動と一致させて黒ト
ナー(BK)像を転写する。又前記転写用の押圧部材21
5にはトナー画像転写時に転写用の電圧が印加される。
【0022】以上の操作によってベルト状転写部材214
面にカラーの多色像が形成される。尚、前記ベルト状転
写部材214に多色像を形成している時はクリーニング装
置217は非接触の状態でクリーニング作用は行われな
い。一方ドラム状感光体203のクリーニング装置2171は
常時接触しており、形成された画像をベルト状転写部材
214に転写した後、直ちにドラム状感光体203はクリーニ
ングされる。
【0023】次に前記ベルト状転写部材214にカラーの
多色像が形成され、記録紙Pに多色像を転写する。先ず
前記図1と同様に転写用の押圧部材215を内方に移動さ
せると共に、ベルト状転写部材214をドラム状感光体203
より離間させ、転写部材218をベルト状転写部材214に接
触させる。ここで前記の様にレジストローラ223で停止
している記録紙Pを前記ベルト状転写部材214面上の多
色像と一致させる様に給紙を開始し、記録紙Pに多色像
を転写する。多色像の転写を完了したベルト状転写部材
214面はクリーニング装置2171でクリーニングされる。
次に定着装置224にて記録紙Pに多色像を定着し、搬送
ローラ225により記録紙Pを記録紙案内装置226で案内搬
送し、排紙ローラ227により排紙トレイ228に記録紙PA
を排紙する。
【0024】図4は、前記図3に於ける定着装置224
を、記録紙Pに前記ベルト状転写部材214より画像を転
写する位置に共通して設けたものである。即ちベルト状
転写部材214を懸架した回動可能の懸架部材212,213の
内、前記転写部材218と対向した懸架部材212を定着用加
熱源となし、レジストローラ123で停止している記録紙
Pをベルト状転写部材214面上の多色像と一致させる様
に給紙を開始し、記録紙Pに多色像を転写すると共に、
記録紙Pの多色像の定着も同時に行い、搬送ローラ225
により記録紙Pを記録紙案内装置226で案内搬送し、排
紙ローラ227により排紙トレイ228に記録紙PAを排紙す
る。この場合、転写部材218には電圧を印加する必要は
ない。尚本実施例に於いては、前記ベルト状転写部材21
4を介して定着を行っているため、耐熱材料、例えばポ
リイミドを用いる事で長期間使用に耐えることが出来
る。本実施例に於いては、前記ベルト状転写部材214が
加熱されるが、記録紙Pの定着時には転写用の押圧部材
215が内方に移動し、ベルト状転写部材214をドラム状感
光体203より離間しており、更にベルト状に形成されて
いるため熱容量が少なく、ドラム状感光体203に対して
は熱による影響が殆どなく画像形成上特に問題がない。
【0025】図5,図6は、前記図1,図2の他の実施
例を示す。従って図1,図2と同一の符号で説明する。
ベルト状感光体103より懸架部材115,116に懸架したベ
ルト状転写部材114に画像を転写する時の線速度と、ベ
ルト状転写部材114より記録紙Pに画像を転写する時、
例えば記録紙Pの厚さやOHPフイルム等の記録紙の種
類、又は画像の光沢/非光沢により線速度を変更する様
にした実施例である。そして懸架部材115の軸1151に駆
動モータMを連結して設けると共に、該駆動モータMの
回転を制御する制御手段CPUを設ける。
【0026】図5に於いて、前記画像形成ユニット102
内の前記ベルト状感光体103には前記イエロー(Y),
マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用の現像を
行う。先ず前記ベルト状感光体103を矢示方向に移動さ
せながら帯電器111でベルト状感光体103面を帯電し、画
像形成信号を受けた像露光手段112で露光し、前記イエ
ロー(Y)用の静電潜像を形成する。次にイエロートナ
ー(Y)を現像装置107の現像スリーブ106で現像を行な
い、前記ベルト状転写部材114が転写用の押圧部材117で
前記ベルト状感光体103に接触した転写位置に移動し、
ベルト状転写部材114をベルト状感光体103の移動と一致
させながらイエロートナー(Y)像を転写する。次に前
記同様にベルト状感光体103を矢示方向に移動させなが
ら帯電器111でベルト状感光体103面を帯電し、画像形成
信号を受けた像露光手段112で露光し、マゼンタ(M)
用の静電潜像を形成する。次にマゼンタトナー(M)を
現像装置107の現像スリーブ106で現像を行ない、前記同
様にベルト状転写部材114が転写用の押圧部材117で前記
ベルト状感光体103に接触した転写位置に移動し、ベル
ト状転写部材114のイエロートナー(Y)像を転写した
画像と一致するように、ベルト状転写部材114をベルト
状感光体103の移動と一致させてマゼンタトナー(M)
像を転写する。次に前記同様にベルト状感光体103を矢
示方向に移動させながら帯電器111でベルト状感光体103
面を帯電し、画像形成信号を受けた像露光手段112で露
光し、シアン(C)用の静電潜像を形成する。次にシア
ントナー(C)を現像装置107の現像スリーブ106で現像
を行ない、前記同様にベルト状転写部材114が転写用の
押圧部材117で前記ベルト状感光体103に接触した転写位
置に移動し、ベルト状転写部材114のマゼンタトナー
(M)像を転写した画像と一致するように、ベルト状転
写部材114をベルト状感光体103の移動と一致させてシア
ントナー(C)像を転写する。次に前記同様にベルト状
感光体103を矢示方向に移動させながら帯電器111でベル
ト状感光体103面を帯電し、画像形成信号を受けた像露
光手段112で露光し、黒(BK)用の静電潜像を形成す
る。次に黒トナー(BK)を現像装置107の現像スリー
ブ106で現像を行ない、前記同様にベルト状転写部材114
が転写用の押圧部材117で前記ベルト状感光体103に接触
した転写位置に移動し、ベルト状転写部材114のシアン
トナー(C)像を転写した画像と一致するように、ベル
ト状転写部材114をベルト状感光体103の移動と一致させ
て黒トナー(BK)像を転写する。前記ベルト状感光体
103に形成したイエロートナー(Y),マゼンタトナー
(M),シアントナー(C),黒トナー(BK)をベル
ト状転写部材114に転写する線速度は一定である。又前
記転写用の押圧部材117にトナー画像転写時には転写用
の電圧が印加される。
【0027】以上の操作によってベルト状転写部材114
面にカラーの多色像が形成される。尚、前記ベルト状転
写部材114に多色像を形成している時はクリーニング装
置119は非接触の状態でクリーニング作用は行われな
い。一方ベルト状感光体103のクリーニング装置113は常
時接触しており、形成された画像をベルト状転写部材11
4に転写した後、直ちにベルト状感光体103はクリーニン
グされる。
【0028】図6は前記図5により前記ベルト状転写部
材114に多色像が形成され、記録紙Pに多色像を転写す
る構成を示す。先ず図示の様に転写用の押圧部材117を
内方に移動させ、ベルト状転写部材114をベルト状感光
体103より離間させ、転写部材120をベルト状転写部材11
4に接触させる。次に前記制御装置CPUにより駆動モ
ータMの回転を変更し、懸架部材115の軸1151を介して
ベルト状転写部材114の速度を増加する。即ち線速度を
増加させる。ここで前記の様にレジストローラ124で停
止している記録紙Pを線速度を増加させた前記ベルト状
転写部材114面上の多色像と一致させる様に給紙を開始
し、記録紙Pに多色像を転写する。次に定着装置125に
て記録紙Pに多色像を定着し、搬送ローラ126により記
録紙Pを記録紙案内装置127で案内搬送し、排紙ローラ1
28により排紙トレイ129に記録紙PAを排紙する。
【0029】図7は本発明の他の実施例で、例えばカラ
ープリンタの画像形成装置300を示す。図において前記
画像形成装置300の枠体301内には、画像形成ユニット30
2を前記枠体301内に形成した受部材309,310に対し着脱
自在に設け、該画像形成ユニット302内には回動可能の
懸架部材304,305にベルト状感光体303を懸架して設け
ると共に、該ベルト状感光体303に沿ってイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行うために、現像スリーブ306を各々内蔵した
複数の現像装置308を並設して設ける。更に、帯電器311
1を前記ベルト状感光体303に対向して設ける。尚前記現
像装置308に設けた現像スリーブ306にて前記ベルト状感
光体303面の静電潜像を現像する際、ベルト状感光体303
面に対し非接触による反転現像方法が用いられている。
307は半導体レーザ発光体と、ポリゴンミラー及びfθレ
ンズと、反射ミラーを各々内蔵した像露光手段で、前記
画像形成ユニット302の一部に形成した露光用孔3021よ
り前記ベルト状感光体303を露光する。311は前記ベルト
状感光体303をクリーニングするクリーニング装置であ
る。
【0030】一方枠体301内には、回動可能の懸架部材3
12,313に懸架されたベルト状転写部材314が設けられ、
該ベルト状転写部材314の内側であって懸架部材313の近
傍で上位置に転写用の押圧部材315が設けられており、
前記ベルト状転写部材314の一部上位置で、前記懸架部
材313の近傍位置に前記ベルト状感光体303の一部が前記
押圧部材315と対向して接触するように構成している。
更に懸架部材313の近傍に、前記ベルト状転写部材114を
クリーニングするクリーニング装置316が設けられてい
る。一方前記懸架部材313に対向し前記ベルト状転写部
材314を介して記録紙Pの転写部材317が接触または離間
する様に設けられている。以上のように構成する事で、
前記像露光手段307の露光位置をL5とし、前記転写用の
押圧部材315により前記ベルト状転写部材314と前記ベル
ト状感光体303が接触する位置をL3とした時、ベルト状
感光体303の移動方向で前記L5と、L3間の距離は最大
L2となる。
【0031】一方前記ベルト状転写部材314と記録紙P
の転写部材317が接触する位置をL4とした時、該L4
と、前記L3間は前記ベルト状転写部材314の移動方向の
距離は最大L1として各々設定されている。そして少な
くとも前記L1とL2は、L1>L2の関係で構成される。
以上の様に構成した枠体301内の上部位置には記録紙P
を内蔵した給紙カセット318が配置され、最上部の記録
紙Pに接して設けられた給紙ローラ319で給紙される様
に構成されている。前記給紙ローラ319で給紙された記
録紙Pは、重送防止部材320で確実に一枚の記録紙Pに
分離された後、レジストローラ321で一旦停止する。322
は定着装置で、搬送ローラ323により記録紙Pを記録紙
案内装置324で案内し、排紙ローラ325により枠体301に
形成した排紙トレイ326に記録紙PAを排紙するように
設けている。
【0032】以上のように構成された前記画像形成ユニ
ット302内の前記ベルト状感光体303には前記イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行う。先ず前記ベルト状感光体303を矢示方向
に移動させながら帯電器3111でベルト状感光体303面を
帯電し、画像形成信号を受けた像露光手段307でL5位置
より露光を開始し、前記イエロー(Y)用に前記L2の
距離を露光し、静電潜像を形成する。次にイエロートナ
ー(Y)を現像装置308で前記L2の距離を現像スリーブ
306により現像を行なう。次に前記転写部材317を前記ベ
ルト状転写部材314より離間し、同時にクリーニング装
置316も不作動とする。そして前記ベルト状転写部材314
の転写用の押圧部材315の作用で、前記L3の位置より前
記ベルト状感光体103に接触し、ベルト状転写部材314が
前記L1の距離を矢示方向に移動してベルト状感光体303
の移動と一致させながらイエロートナー(Y)像を転写
する。次に前記同様に前記ベルト状感光体303を矢示方
向に移動させながら帯電器3111でベルト状感光体303面
を帯電し、画像形成信号を受けた像露光手段307で前記
同様L5位置より露光を開始し、前記マゼンタ(M)用
に前記L2の距離を露光し、静電潜像を形成する。次に
マゼンタトナー(M)を現像装置308で前記L2の距離で
現像スリーブ306で現像を行なう。次に前記ベルト状転
写部材314の転写用の押圧部材315の作用で前記L3の位
置より前記ベルト状感光体303に接触し、ベルト状転写
部材314が前記L1の距離を矢示方向に移動してベルト状
感光体303の移動と一致させながら前記イエロートナー
(Y)像上にマゼンタトナー(M)像を転写する。次に
前記同様に前記ベルト状感光体303を矢示方向に移動さ
せながら帯電器3111でベルト状感光体303面を帯電し、
画像形成信号を受けた像露光手段307で前記同様L5位置
より露光を開始し、前記シアン(C)用に前記L2の距
離を露光し、静電潜像を形成する。次にシアントナー
(C)を現像装置308で前記L2の距離を現像スリーブ30
6を用いて現像を行なう。次に前記ベルト状転写部材314
の転写用の押圧部材315の作用で、前記L3の位置より前
記ベルト状感光体303に接触し、ベルト状転写部材314が
前記L1の距離を矢示方向に移動してベルト状感光体303
の移動と一致させながらマゼンタトナー(M)像上にシ
アントナー(C)像を転写する。ここで前記ベルト状転
写部材314に前記転写部材317を接触する。次に前記同様
に前記ベルト状感光体303を矢示方向に移動させながら
帯電器3111でベルト状感光体303面を帯電し、画像形成
信号を受けた像露光手段307で前記同様L5位置より露光
を開始し、前記黒(BK)用に前記L2の距離を露光
し、静電潜像を形成する。次に黒トナー(BK)を現像
装置308で前記L2の距離を現像スリーブ306で現像を行
なう。次に前記ベルト状転写部材314の転写用の押圧部
材315の作用で、前記L3の位置より前記ベルト状感光体
303に接触し、ベルト状転写部材314が前記L1の距離を
矢示方向に移動してベルト状感光体303の移動と一致さ
せながらシアントナー(C)像上に黒トナー(BK)像
を転写を開始すると同期して前記転写部材314により記
録紙Pに多色像の転写を開始する。即ち、最終画像形成
前にクリーニング装置4111の押圧操作を開始すると共
に、押圧部材315の押圧状態を解き、ベルト状転写部材3
14と前記ベルト状感光体303との接触状態を解除する。
次に多色像が形成されたベルト状転写部材314を矢示の
方向に移動する。ここで前記レジストローラ321で一旦
停止している記録紙Pの給紙を開始し、ベルト状転写部
材314面にL1の距離で形成している長尺の多色像を記録
紙Pに転写し、ベルト状転写部材314面はクリーニング
装置316でクリーニングされ、前記記録紙Pは定着装置3
22で定着後、記録紙Pを搬送ローラ323で記録紙案内装
置324で案内し、排紙ローラ325により排紙トレイ326に
記録紙PAを排紙する。
【0033】又前記転写用の押圧部材315にトナー画像
転写時には転写用の電圧を印加する。
【0034】以上の操作によって前記ベルト状転写部材
314面にL1の距離を有する長尺の多色像が形成される。
尚、ベルト状感光体303のクリーニング装置311は常時接
触しており、形成された画像をベルト状転写部材314に
転写した後、直ちにベルト状感光体303はクリーニング
される。
【0035】図8は図7の他の実施例で、例えばカラー
プリンタの画像形成装置400を示す。図において前記画
像形成装置400の枠体401内には、画像形成ユニット402
を前記枠体401内に形成した受部材423,424に対し着脱
自在に設け、該画像形成ユニット402内には回動可能の
懸架部材404,405にベルト状感光体403を懸架して設け
ると共に、該ベルト状感光体403に沿ってイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行うために、現像スリーブ406を各々内蔵した
複数の現像装置407を並設して設ける。更に、帯電器408
を前記ベルト状感光体403に対向して設ける。尚前記現
像装置407に設けた現像スリーブ406にて前記ベルト状感
光体403面の静電潜像を現像する際、非接触による現像
方法が用いられている。409は半導体レーザ発光体と、
ポリゴンミラー及びfθレンズと、反射ミラーを各々内
蔵した像露光手段で、前記画像形成ユニット402の一部
に形成した露光用孔4021より前記ベルト状感光体403を
露光する。410は前記ベルト状感光体303をクリーニング
するクリーニング装置である。
【0036】一方枠体401内には、回動可能の懸架部材4
11,412に懸架されたベルト状転写部材413が設けられ、
該ベルト状転写部材413の内側であって懸架部材411の近
傍で下部位置に転写用の押圧部材414が設けられてお
り、前記ベルト状転写部材413の下部位置で、前記懸架
部材411の近傍位置に前記ベルト状感光体403の一部が前
記押圧部材414と対抗して接触するように構成してい
る。更に懸架部材411の近傍に、前記ベルト状転写部材4
13をクリーニングするクリーニング装置4111が設けられ
ており、一方前記懸架部材411に対向し前記ベルト状転
写部材413を介して記録紙Pの転写部材415が接触または
離間する様に設けられている。以上のように構成する事
で、前記像露光手段409の露光位置をL8とし、前記転写
用の押圧部材414により前記ベルト状転写部材413と前記
ベルト状感光体403が接触する位置をL7とした時、ベル
ト状感光体403の移動方向で前記L7と、L8間の距離は
最大L6となる。一方前記ベルト状転写部材413と記録紙
Pの転写部材415が接触する位置をL9とした時、該L9
と、前記L7間は前記ベルト状転写部材314の移動方向の
距離は最大L10として各々設定されている。そして少な
くとも前記L6とL10は、L10>L6の関係で構成され
る。以上の様に構成した枠体401内の上部位置には記録
紙Pを内蔵した給紙カセットが416が配置され、最上部
の記録紙Pに接して設けられた給紙ローラ417で給紙さ
れる様に構成されている。前記給紙ローラ417で給紙さ
れた記録紙Pは、重送防止部材421で確実に一枚の記録
紙Pに分離された後、レジストローラ422で一旦停止す
る。418は定着装置で、排紙ローラ419により枠体401に
形成した排紙トレイ420に記録紙PAを排紙するように
設けている。
【0037】以上のように構成された前記画像形成ユニ
ット402内の前記ベルト状感光体403には前記イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行う。先ず前記ベルト状感光体403を矢示方向
に移動させながら帯電器401でベルト状感光体403面を帯
電し、画像形成信号を受けた像露光手段409でL8位置よ
り露光を開始し、前記イエロー(Y)用に前記L6の距
離を露光し、静電潜像を形成する。次にイエロートナー
(Y)を現像装置407で前記L6の距離を現像スリーブ40
6で現像を行なう。次に前記転写部材415を前記ベルト状
転写部材413より離間し、同時にクリーニング装置4111
も不作動とする。そして前記ベルト状転写部材413が転
写用の押圧部材414の作用で前記L7の位置より前記ベル
ト状感光体403に接触し、ベルト状転写部材413が前記L
10の距離を矢示方向に移動してベルト状感光体403の移
動と一致させながらイエロートナー(Y)像を転写す
る。次に前記同様に前記ベルト状感光体403を矢示方向
に移動させながら帯電器408でベルト状感光体403面を帯
電し、画像形成信号を受けた像露光手段409で前記同様
L8位置より露光を開始し、前記マゼンタ(M)用に前
記L6の距離を露光し、静電潜像を形成する。次にマゼ
ンタトナー(M)を現像装置407で前記L6の距離を現像
スリーブ406で現像を行なう。次に前記ベルト状転写部
材413が転写用の押圧部材414の作用で前記L7の位置よ
り前記ベルト状感光体403に接触し、ベルト状転写部材4
13が前記L10の距離を矢示方向に移動してベルト状感光
体403の移動と一致させながら前記イエロートナー
(Y)像上にマゼンタトナー(M)像を転写する。次に
前記同様に前記ベルト状感光体403を矢示方向に移動さ
せながら帯電器408でベルト状感光体403面を帯電し、画
像形成信号を受けた像露光手段409で前記同様L8位置よ
り露光を開始し、前記シアン(C)用に前記L6の距離
を露光し、静電潜像を形成する。次にシアントナー
(C)を現像装置407で前記L6の距離を現像スリーブ40
6で現像を行なう。次に前記ベルト状転写部材413が転写
用の押圧部材414の作用で、前記L7の位置より前記ベル
ト状感光体303に接触し、ベルト状転写部材413が前記L
10の距離を矢示方向に移動してベルト状感光体403の移
動と一致させながらマゼンタトナー(M)像上にシアン
トナー(C)像を転写する。ここで前記ベルト状転写部
材413に転写部材415が接触する。次に前記同様に前記ベ
ルト状感光体403を矢示方向に移動させながら帯電器408
でベルト状感光体403面を帯電し、画像形成信号を受け
た像露光手段409で前記同様L8位置より露光を開始し、
前記黒(BK)用に前記L6の距離を露光し、静電潜像
を形成する。次に黒トナー(BK)を現像装置308で前
記L6の距離を現像スリーブ406で現像を行なう。次に前
記ベルト状転写部材413の転写用の押圧部材414の作用
で、前記L7の位置より前記ベルト状感光体403に接触
し、ベルト状転写部材413が前記L10の距離を矢示方向
に移動して、ベルト状感光体403の移動と一致させなが
ら前記シアントナー(C)像上に黒トナー(BK)像を
転写後、カラートナーよりなる多色像の先端が、前記転
写部材415の位置に来た時、記録紙Pに転写を開始す
る。即ち、クリーニング装置4111の押圧操作を開始する
と共に、押圧部材414の押圧状態を解き、ベルト状転写
部材413と前記ベルト状感光体403との接触状態を解除す
る。即ち、最終画像である多色像が形成されてベルト状
転写部材413を矢示す方向に移動するのに合わせて、前
記レジストローラ422で一旦停止している記録紙Pの給
紙を開始し、ベルト状転写部材413面にL10の距離で形
成している長尺の多色像を記録紙Pに転写し、定着装置
418で定着後、記録紙Pを排紙ローラ419により排紙トレ
イ420に記録紙PAを排紙する。
【0038】又前記転写用の押圧部材414にトナー画像
転写時には転写用の電圧を印加する。
【0039】以上の操作によって前記ベルト状転写部材
413面にL10の距離を有する長尺の多色像が形成され
る。尚、ベルト状感光体403のクリーニング装置410は常
時接触しており、形成された画像をベルト状転写部材41
3に転写した後、直ちにベルト状感光体403はクリーニン
グされる。
【0040】図9は図7,図8の他の実施例で、本実施
例は図7の構成と同一符号を用いて説明する。本実施例
は例えばカラープリンタの画像形成装置300を示す。図
において前記画像形成装置300の枠体301内には、画像形
成ユニット302を前記枠体301内に形成した受部材309,3
10に対し着脱自在に設け、該画像形成ユニット302内に
は回動可能の懸架部材304,305にベルト状感光体303を
懸架して設けると共に、該ベルト状感光体303に沿って
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒
(BK)用の現像を行うために、現像スリーブ306を各
々内蔵した複数の現像装置308を並設して設ける。更
に、帯電器3111を前記ベルト状感光体303に対向して設
ける。尚前記現像装置308に設けた現像スリーブ306にて
前記ベルト状感光体303面の静電潜像を現像する際、非
接触による現像方法が用いられている。307は半導体レ
ーザ発光体と、ポリゴンミラー及びfθレンズと、反射
ミラーを各々内蔵した像露光手段で、前記画像形成ユニ
ット302の一部に形成した露光用孔3021より前記ベルト
状感光体303を露光する。311は前記ベルト状感光体303
をクリーニングするクリーニング装置である。
【0041】一方枠体301内には、回動可能の懸架部材3
12,313に懸架されたベルト状転写部材314が設けられ、
該ベルト状転写部材314の内側であって懸架部材312の近
傍で下部位置に転写用の押圧部材315が設けられてお
り、前記ベルト状転写部材314の下部位置で、前記懸架
部材312の近傍位置に前記ベルト状感光体303の一部が前
記押圧部材315と対向して接触するように構成してい
る。又、懸架部材313の近傍には前記ベルト状転写部材1
14をクリーニングするクリーニング装置316が設けられ
ている。更に、前記懸架部材313に対向し前記ベルト状
転写部材314を介して記録紙Pの転写部材317が接触また
は離間する様に設けられている。一方前記ベルト状転写
部材314には、前記懸架部材312,313の位置に於ける各
々L13,L14より両側に、該L13よりL12間のL11を第
1転写部T1、又L14よりL15間のL16を第2転写部T2
として2ヵ所の画像形成面を有している。そしてL11=
L16の関係で構成される。以上の様に構成した枠体301
内の上部位置には記録紙Pを内蔵した給紙カセット318
が配置され、最上部の記録紙Pに接して設けられた給紙
ローラ319で給紙される様に構成されている。前記給紙
ローラ319で給紙された記録紙Pは、重送防止部材320で
確実に一枚の記録紙Pに分離された後、レジストローラ
321で一旦停止する。322は定着装置で、搬送ローラ323
により記録紙Pを記録紙案内装置324で案内し、排紙ロ
ーラ325により枠体301に形成した排紙トレイ326に記録
紙PAを排紙するように設けている。
【0042】以上のように構成された前記画像形成ユニ
ット302内の前記ベルト状感光体303には前記イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用
の現像を行う。先ず前記ベルト状感光体303を矢示方向
に移動させながら帯電器3111でベルト状感光体303面を
帯電し、画像形成信号を受けた像露光手段307で露光を
開始し、前記イエロー(Y)用の画像で前記L11間の距
離を露光し、静電潜像を形成する。次にイエロートナー
(Y)を現像装置308の現像スリーブ306により現像を行
なう。次に前記転写部材317を前記ベルト状転写部材314
より離間し、同時にクリーニング装置316も不作動とす
る。そして矢示方向に移動する前記ベルト状転写部材31
4の転写用の押圧部材315の作用で、前記L13の位置より
前記ベルト状感光体103に接触し、ベルト状転写部材314
が前記L11の距離を矢示方向に移動してベルト状感光体
303の移動と一致させながら第1転写部T11にイエロー
トナー(Y)像を転写する。次に前記同様に前記ベルト
状感光体303を矢示方向に移動させながら帯電器3111で
ベルト状感光体303面を帯電し、画像形成信号を受けた
像露光手段307で前記同様の露光を開始し、前記マゼン
タ(M)用の画像でL11間の距離を露光し、静電潜像を
形成する。次にマゼンタトナー(M)を現像装置308で
前記L11の距離で現像スリーブ306で現像を行なう。次
に前記ベルト状転写部材314の転写用の押圧部材315の作
用で前記L13の位置より前記ベルト状感光体303に接触
し、ベルト状転写部材314が前記L11の距離を矢示方向
に移動してベルト状感光体303の移動と一致させながら
前記イエロートナー(Y)像上の第1転写部T1にマゼ
ンタトナー(M)像を転写する。次に前記同様に前記ベ
ルト状感光体303を矢示方向に移動させながら帯電器311
1でベルト状感光体303面を帯電し、画像形成信号を受け
た像露光手段307で前記同様L5位置より露光を開始し、
前記シアン(C)用に前記L11の距離で露光し、静電潜
像を形成する。次にシアントナー(C)を現像装置308
で前記L11の距離を現像スリーブ306を用いて現像を行
なう。次に前記ベルト状転写部材314の転写用の押圧部
材315の作用で、前記L13の位置より前記ベルト状感光
体303に接触し、ベルト状転写部材314が前記L11の距離
を矢示方向に移動してベルト状感光体303の移動と一致
させながら前記マゼンタトナー(M)像上の第1転写部
T1にシアントナー(C)像を転写する。次に前記同様
に前記ベルト状感光体303を矢示方向に移動させながら
帯電器3111でベルト状感光体303面を帯電し、画像形成
信号を受けた像露光手段307で前記同様L5位置より露光
を開始し、前記黒(BK)用に前記L11の距離で露光
し、静電潜像を形成する。次に黒トナー(BK)を現像
装置308で前記L11の距離を現像スリーブ306で現像を行
なう。次に前記ベルト状転写部材314の転写用の押圧部
材315の作用で、前記L13の位置より前記ベルト状感光
体303に接触し、ベルト状転写部材314が前記L1の距離
を矢示方向に移動してベルト状感光体303の移動と一致
させながら前記シアントナー(C)像上の第1転写部T
1に黒トナー(BK)像を転写する。
【0043】又前記転写用の押圧部材315にトナー画像
転写時には転写用の電圧を印加する。
【0044】以上の操作によって前記ベルト状転写部材
314面の第1転写部T1にL11の距離を有する多色像が形
成される。
【0045】次に前記画像形成ユニット302内の前記ベ
ルト状感光体303には前記イエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),黒(BK)用の現像を行う。先
ず前記ベルト状感光体303を矢示方向に移動させながら
帯電器3111でベルト状感光体303面を帯電し、画像形成
信号を受けた像露光手段307で露光を開始し、ベルト状
感光体303面にイエロートナー(Y)像を形成し、ベル
ト状転写部材314のL14とL15間のL16に設けた第2転
写部T2には、前記同様にイエロートナー(Y)像より
黒トナー(BK)像迄が一致するように重ね、L16の距
離を有する多色像を形成する。
【0046】尚、前記の操作に於いてベルト状感光体30
3のクリーニング装置311は常時接触しており、形成され
た画像をベルト状転写部材314に転写した後、直ちにベ
ルト状感光体303はクリーニングされる。
【0047】次に、最終画像形成後のトナーによる画像
が、クリーニング装置316を通過したのに合わせて記録
紙Pの転写部材317がベルト状転写部材314に接触すると
共に、クリーニング装置316を接触させ、一方押圧部材3
15の押圧状態を解き、ベルト状転写部材314と前記ベル
ト状感光体303との接触状態を解除する。ここで前記レ
ジストローラ321で一旦停止している記録紙Pの給紙を
開始し、先ず最初にベルト状転写部材314面にL11の距
離で形成している第1転写部T1の多色像を記録紙Pに
転写し、次の記録紙PにL16の距離で形成している第2
転写部T2の多色像を転写し、記録紙Pを順次次の定着
装置322で定着後、記録紙Pを搬送ローラ323により記録
紙案内部材324を案内し排紙ローラ325にて排紙トレイ32
6に記録紙PAを排紙する。
【0048】ここに於いてクリーニング装置316は、接
触と解除が画像間で行われるため、ベルト状転写部材31
4に駆動ムラが生じても、転写される画像に画像ムラが
発生しない。
【0049】
【発明の効果】請求項1に於いて、中間転写体に対し感
光体より画像を転写する時は記録紙転写部材の接触を解
除し、中間転写体より記録紙に画像を転写する時は、前
記感光体と中間転写体の接触を解除することで中間転写
体の駆動を円滑に作動させるため、駆動ムラを防止し、
良好な画像を形成する事が出来る。
【0050】請求項2に於いて、感光体と画像形成用と
現像装置をユニット化し且つ非作動時は中間転写体が感
光体より離間しているので着脱交換が容易である。
【0051】請求項3に於いて、記録紙転写部材に記録
紙定着装置を内蔵させる事で装置全体を小型化出来る。
【0052】請求項4に於いて、中間転写体より多色像
の画像を記録紙に対し転写を開始する時、中間転写体の
クリーニングを開始し感光体と中間転写体との転写ムラ
を防止した。
【0053】請求項5に於いて、中間転写体に対し感光
体より画像を転写する時の線速度に対し、中間転写体よ
り記録紙に画像を転写する時の線速度を早め、画像処理
速度増加させるようにした。
【0054】請求項6に於いて、画像形成速度を一定に
し、記録紙の種類、画像の光沢又は非光沢を転写時の線
速度を変更する事により簡単に行う事が出来る。
【0055】請求項7に於いて、ベルト状中間転写体の
内側に画像転写用の押圧部材を設けたので、転写時は押
圧動作を行い、非転写時はベルト状中間転写体を像担持
体より離す事で転写時の転写ムラを防止した。
【0056】請求項8に於いて、像担持体と中間転写体
の転写位置と、中間転写体と記録紙との転写位置を最大
画像形成面より大きくする事で画像形成装置の駆動ムラ
による転写時の画像ムラを防止出来る。
【0057】請求項11に於いて、像担持体より1個の中
間転写体に対し2ヵ所の画像転写を可能とし、2枚の記
録紙に画像転写を可能としたもので、特に多色像の画像
形成を効率よく行う事が出来る。
【0058】請求項12に於いて、前記像担持体より1個
の中間転写体に対し2ヵ所の画像転写は像担持体と中間
転写体の転写位置と、中間転写体と記録紙との転写位置
間に形成し、画像形成を効率良く行う事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体構成図。
【図2】本発明の図1の作動した状態を示す画像形成装
置の全体構成図。
【図3】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の全体
構成図。
【図4】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の全体
構成図。
【図5】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の全体
構成図。
【図6】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の全体
構成図。
【図7】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の全体
構成図。
【図8】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の全体
構成図。
【図9】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の全体
構成図。
【符号の説明】
100,200,300,400 画像形成装置 101,201,301,401 枠体 102,202,302,402 画像形成ユニット 103,303,403 ベルト状感光体 203 ドラム状感光体 107,206,308,407 現像装置 112,211,307,409 像露光手段 114,214,314,413 ベルト状転写部材 117,215,315,414 押圧部材 120,218,317,415 転写部材 121,219,318,416 給紙カセット 113,119,210,217,311,316,410,4111 クリーニ
ング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 102 21/10 21/14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体面上に複数の現像装置を用いて
    形成される像を、中間転写体を用いて転写工程を繰り返
    しながら前記中間転写体上に多色画像を形成し、該中間
    転写体上の多色画像を記録紙に転写する多色画像形成装
    置に於いて、前記像担持体面に形成した画像を前記中間
    転写体に転写するため、該中間転写体を像担持体に押圧
    するための押圧手段と、前記中間転写体に転写された多
    色画像を記録紙に転写するため、該記録紙を中間転写体
    に押圧するための転写手段とを有し、前記像担持体面に
    前記複数の現像装置を用いて画像を形成する時は、前記
    押圧手段で前記中間転写体を像担持体面に押圧接触して
    前記中間転写体に順次画像を転写して多色画像を形成す
    ると共に、前記転写手段を前記中間転写体面より離間さ
    せ、記録紙に対し前記多色画像を転写する時は、前記押
    圧手段の押圧を解除して前記中間転写体面を像担持体面
    より離間させ、前記転写手段を前記中間転写体面に接触
    させ、前記中間転写体面に形成した多色画像を記録紙に
    転写することを特徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体と前記複数の多色現像装置
    を一体のユニットで形成し、前記押圧手段の押圧を解除
    して、中間転写体を像担持体面より離間状態とした時、
    前記ユニットを画像形成装置より着脱可能としたことを
    特徴とする請求項1記載の多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写手段が記録紙の定着手段の一部
    として構成され、前記中間転写体より記録紙に多色画像
    の転写と定着を同時に行うことを特徴とする請求項1記
    載の多色画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体に前記転写手段が押圧接
    触した時に、前記中間転写体面にクリーニング手段によ
    りクリーニングを開始することを特徴とする請求項1記
    載の多色画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体面上に複数の現像装置を用いて
    形成されるトナー像を、中間転写体を用いて転写工程を
    繰り返しながら前記中間転写体上に多色画像を形成し、
    該中間転写体上の多色画像を記録紙に転写する多色画像
    形成装置に於いて、前記像担持体面上に画像を形成し、
    前記中間転写体を押圧手段にて前記像担持体面に接触さ
    せて、前記画像を前記中間転写体に転写し、前記押圧手
    段の押圧を解除した後、前記中間転写体の移動速度を、
    前記中間転写体に前記像担持体面より多色画像を転写す
    る移動速度より変更することを特徴とする多色画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記中間転写体の移動速度は、光沢画像
    /非光沢画像、あるいは前記中間転写体より画像を転写
    する記録紙により変更されることを特徴とする請求項5
    記載の多色画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記中間転写体は懸架部材で懸架された
    ベルト状中間転写体で形成され、前記押圧手段は、前記
    ベルト状中間転写体の内側に設けられ、前記ベルト状中
    間転写体を像担持体面に接触させることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項記載の多色画像形成装置。
  8. 【請求項8】 像担持体面上に複数の現像装置を用いて
    形成されるトナー像を、中間転写体を用いて転写工程を
    繰り返しながら前記中間転写体上に多色画像を形成し、
    該中間転写体上の多色画像を記録紙に転写する多色画像
    形成装置に於いて、前記像担持体面より前記中間転写体
    に多色画像を転写する第1の転写位置と、前記中間転写
    体より記録紙に多色画像を転写する第2の転写位置との
    間隔が、形成し得る最大画像形成面より大きいことを特
    徴とする多色画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記中間転写体の移動方向に対し、前記
    第1の転写位置が、前記第2の転写位置より下流位置に
    あり、前記中間転写体に形成される多色画像形成の最終
    画像形成前に、前記多色画像を記録紙に転写する転写部
    材が前記中間転写体に当接することを特徴とする請求項
    7記載の多色画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記中間転写体の移動方向に対し、前
    記第1の転写位置が、前記第2の転写位置より上流位置
    にあり、前記中間転写体に形成される多色画像形成で最
    終画像形成後に、前記多色画像を記録紙に転写する転写
    部材が前記中間転写体に当接することを特徴とする請求
    項7記載の多色画像形成装置。
  11. 【請求項11】 像担持体面上に複数の現像装置を用い
    て形成されるトナー像を、中間転写体を用いて転写工程
    を繰り返しながら前記中間転写体上に多色画像を形成
    し、該中間転写体上の多色画像を記録紙に転写する多色
    画像形成装置に於いて、像担持体に形成される画像サイ
    ズに応じて前記中間転写体上に単数あるいは複数の多色
    画像を形成することを特徴とする多色画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記中間転写体上に複数の多色画像を
    形成する時、前記中間転写体に像担持体より画像を転写
    する第1の転写位置と、前記中間転写体より記録紙に画
    像を転写する第2の転写位置間に形成することを特徴と
    する請求項10記載の多色画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記中間転写体に複数の多色画像を形
    成する時、該複数の多色画像間に前記中間転写体をクリ
    ーニング手段によるクリーニング作用位置を決定するこ
    とを特徴とする請求項11記載の多色画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926670A (en) * 1997-01-06 1999-07-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus cleaning an intermediate transfer member carrying a concurrently existing plurality of toner image pages
US6349190B1 (en) * 2000-09-20 2002-02-19 Xerox Corporation Low cost process multicolor image reproduction machine

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US5926670A (en) * 1997-01-06 1999-07-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus cleaning an intermediate transfer member carrying a concurrently existing plurality of toner image pages
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