JP3694615B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に転写ローラを用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像形成装置の感光体ドラム上に形成されたトナー像を用紙に転写する際は、感光体ドラムと転写ローラとの間に用紙を通過させ、転写ローラの電荷によりトナーを用紙に移動させることにより転写を行っている。
【0003】
一般に、転写ローラを用いた画像形成装置では、印字枚数の増加と共にトナーや紙粉等による転写ローラ表面の汚染により用紙へのトナー汚れを起こしてしまう問題があることから、転写ローラの表面をクリーニングブレード等を当接させてクリーニングすることが行われる(特開昭48−70540号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のクリーニングブレードによるクリーニング方法では、転写ローラの表面をクリーニングブレードに接触させても摩擦抵抗が少なくなるようにするために、転写ローラ表面に処理を施し摩擦抵抗の少ない表面処理層を形成する必要があるが、転写ローラとクリーニングブレードを必要以上に当接させていると印字枚数の増加と共に表面処理層を磨耗させてしまう。このため、常にクリーニングブレードを常に当接させるクリーニング方法では、転写ローラとクリーニングブレードとの接触時間が長くなり、表面処理層の磨耗が早く、転写ローラの寿命を低下させてしまうという問題があった。
【0005】
また、中間転写体方式を用いたカラー画像形成装置においては、カラー画像を形成する際には、転写ローラを中間転写体から離しておき、用紙上にトナー像を転写する際には、中間転写体と用紙を介して接触して用紙上にカラー画像の転写を行う。このような転写ローラを中間転写体等の像担持体に対して接離する画像形成装置において、転写ローラとクリーニングブレードを常に接触させるようにする場合には、クリーニングブレードやクリーニングブレードホルダー等も転写ローラと一緒に移動しなければならず、移動させる重量が重くなり、駆動装置に負担がかかってしまうという問題があった。また、クリーニングブレードを固定し、転写ローラが像担持体から離れているときにのみクリーニングブレードに当接するようにすることでクリーニングブレードやクリーニングブレードホルダー等を移動させる必要がなくなり駆動装置に負担が軽減されるが、転写ローラとクリーニングブレードとの接触時間を大幅に短くすることができず、転写ローラの寿命向上に対する大幅な改善とすることができないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、像担持体に接離可能に設けられた転写ローラを有してなる画像形成装置において、前記転写ローラの表面に当接してクリーニングするクリーニング部材を画像形成装置に固定し、前記転写ローラが像担持体から離れた状態で保持される位置を2つ設け、前記転写ローラがいずれか1つの位置に保持されている場合にのみ前記クリーニング部材と当接するように構成する画像形成装置としたものである。
【0007】
このような構成により、転写ローラとクリーニング部材との当接が必要最小限となり、転写ローラの寿命に対して大幅に向上させることができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の転写ローラ近傍を示す図であり、中間転写体1、転写ローラ2、クリーニングブレード3とを有してなる。
【0009】
中間転写体1は、1または複数の感光体ドラム(不図示)上に形成された1色のトナー像を次々に転写して複数色を重ね、その複数色のトナー像を用紙に転写することによりカラー画像を印字可能とするためのものであり、ドラム状でもベルト状でもよい。なお、本実施例では、中間転写体1から用紙への転写の場合について説明したが、感光体ドラムから用紙への転写の場合であったも本発明は同様の効果を得ることができる。
【0010】
転写ローラ2は、図2に示すように芯金21上に発泡ウレタンやEPDM等の導電性弾性体22を形成し、表面の摩擦抵抗を小さくするための表面処理層23を形成してなる。本発明では、中間転写体1に接触する位置と、転写ローラ2の中間転写体1から離れて保持されている状態として2つの位置があり、1つの位置でのみクリーニングブレード3と当接することを特徴とする。本実施例では、機構の容易さから2つの位置は、中間転写体1から離れる1方向の線上であり、通常の離間位置Aと、さらにその離間位置Aよりも離れている位置をクリーニング位置Bとし、クリーニング位置Bにある場合にのみクリーニングブレード3と当接するような構成としているが、2つの位置としてはどのような位置であっても本発明は同様の効果を得ることができる。なお、表面処理層23は、従来と同様に5〜8μm程度形成すればよく、フッ素樹脂等でコートするようにすればよい。また、転写ローラ2は20〜30mmφのものを用いればよい。
【0011】
なお、本実施例のような位置に転写ローラ2を中間転写体1に接触する位置C、および通常の離間位置Aとクリーニング位置Bとの位置に保持する機構について、図3を用いて説明する。
図3(a)に示すように、略中央を中心軸として回転可能で転写ローラ2の回転中心軸を一方端側で回転自在に軸支する板状部材2a、板状部材2aの一方端側で図上下方方向に弾性力を与えるバネ2b、板状部材2aの他端側に接触しながら回転する偏心カム2d,2eとよりなり、これらの2つの停止位置を制御することにより中間転写体1との接触位置、2つの離間位置を形成することができる。
具体的には、偏心カム2dの位置Bが板状部材2aに接触している位置で停止している場合には、転写ローラ2が下方にあるためクリーニング位置Bとなり、偏心カム2dの位置Cが板状部材2aに接触しかつ偏心カム2eの位置Aが板状部材2aに接触している場合には、転写ローラ2が通常の離間位置Aとなり、偏心カム2dの位置Cが板状部材2aに接触しかつ偏心カム2eの位置Cが板状部材2aに接触している場合には、転写ローラ2が上方にあるため転写位置(中間転写体1と接触する位置)Cとなる。
【0012】
あるいは、図3(b)に示すように、転写ローラ2は、偏心カム2d,2eの代わりに回転中心軸から距離の異なる3つの位置を有する偏心回転カム2cを設けてもよく、偏心カム2cの位置Bが板状部材2aに接触している位置で停止している場合には、転写ローラ2が下方にあるためクリーニング位置Bとなり、偏心カム2cの位置Aが板状部材2aに接触している場合には、転写ローラ2が通常の離間位置Aとなり、偏心カム2Cの位置Cが板状部材2aに接触している場合には、転写ローラ2が上方にあるため転写位置(中間転写体1と接触する位置)Cとなる。
【0013】
クリーニングブレード3は、ウレタンゴム等の弾性部材により板状に形成されたものであればよく、画像形成装置内に固定されている。なお、本実施例では、クリーニングブレードをクリーニング部材とした場合を説明したが、ローラ状のスイープローラを像担持体に押し当ててバイアスを印加しそのスイープローラにブレードを当接させるようなクリーニング部材を用いてもよく、どのようなクリーニング部材を用いても本発明と同様の効果を得ることができる。
【0014】
本実施例の構成を用いることにより、必要な時のみ転写ローラ2とクリーニングブレード3との当接が行われるために、転写ローラ2の表面処理層23の磨耗を抑えることができ、転写ローラ2の表面を転写に悪影響がないように長期間クリーニングできるとともに、転写ローラ2の長寿命を大幅に向上させることができるようになる。また、トナーは転写ローラ2と比較して抵抗が大きいために、トナーからの汚染を防ぐことで、転写ローラ2の抵抗上昇の防止効果があり、100K(10万枚)を超えるような大量の印刷後でも転写不良防止の効果も期待できるようになる。
【0015】
なお、転写ローラ2のクリーニング位置Bに移動して保持する時間は、必要最小限であればよいために、例えば、印字前(すなわち、中間転写体1への接触前)の転写ローラ2の1周分、あるいは印字前の転写ローラ2の1周分と印字後(すなわち、中間転写体1から離れた後)の転写ローラ2の1周分だけとなるようにすればよい。
【0016】
ここで、本実施例の構成を採用し、中間転写体1の径を30mm、転写ローラ2の径を25mm、表面処理層を7μmのものを用いて、転写ローラ2のクリーニング位置Bへの移動を印字前・印字後の転写ローラ2の1周分のみとした場合と、従来のように常に転写ローラ2とクリーニングブレード3とを接触させた場合との比較を図4に示す。図4に示すように、本実施例では表面処理層23の磨耗を抑えることができることがわかる。また、印字時に転写ローラ2表面の汚染により用紙へのトナー汚れを起こしてしまうこともなかった。
【0017】
なお本実施例で、中間転写体1の径が30mm、転写ローラ2を25mmφ、表面処理層23を7μmのものを用いた場合には100K印刷後でも表面処理層23の磨耗が1μm以下となり、中間転写体1の径が20mmの場合には100K印刷後でも表面処理層23の磨耗が1.5μm以下となるため、転写ローラ2の磨耗量をZ(μm)、中間転写体1の径をD(mm)とした時に、
Z≦30/D
の関係となることがわかる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、転写ローラの表面に接触してクリーニングするクリーニング部材を画像形成装置に固定させ、転写ローラが像担持体から離れた状態で保持される位置を2つ設け、転写ローラがいずれか1つの位置に保持されている場合にのみクリーニング部材と接触するように構成することにより、クリーニングブレード及びブレードホルダー等を移動させる必要がなくなり、移動させる重量を軽減できて駆動装置の負担が軽減でき、必要最小限で転写ローラとクリーニング部材とを接触させるために転写ローラの寿命向上に対して大幅な改善をする画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一部を示す図である。
【図2】本発明の転写ローラを示す図である。
【図3】本発明の転写ローラの駆動機構を示す図である。
【図4】本発明の実施データを示す図である。
【符号の説明】
1:中間転写体
2:転写ローラ
3:クリーニングブレード
21:芯金
22:導電性弾性体
23:表面処理層
A:離間位置
B:クリーニング位置

Claims (2)

  1. 像担持体に接離可能に設けられた転写ローラを有してなる画像形成装置において、前記転写ローラの表面に当接してクリーニングするクリーニング部材を画像形成装置に固定し、前記転写ローラが像担持体から離れた状態で保持される位置を2つ設け、いずれか1つの位置に保持されている場合にのみ前記クリーニング部材が転写ローラに当接するように構成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記2つの位置は、像担持体から離れる1方向の線上であり、前記クリーニング部材が当接する位置が前記像担持体から離れている位置であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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