JPH03288173A

JPH03288173A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH03288173A
Application number: JP2089438A
Authority: JP
Inventors: Atsutomo Yoshizawa; 吉澤　敦朋
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-04-04
Filing date: 1990-04-04
Publication date: 1991-12-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】の１本発明は、画像形成ステーションにて形成された画像を
該画像形成ステーションへ搬送手段により搬送された転
写材に転写することによって画像を得る形式の画像形成
装置に関し、限定するものではないが、特に複数の画像
形成ステーションを備え、カラー画像を形成する電子写
真方式のカラー複写機、カラープリンタ等のカラー画像
形成装置に好適するものである。

【兄二玉１転写材収納装置から送給された転写材を複数の画像形成
部（ステーション）から定着器まで搬送する搬送シート
を備えた画像形成装置、例えばカラー複写機は従来より
知られている。このカラー複写機は、複数の画像形成ス
テーションを使用してカラー画像を得ることは勿論のこ
と、画像形成ステーションの１つだけを用いて指定色の
単色画像を得ることもできる。特に、ブラックトナーを
用いて白黒画像を得る用途が多い。単色画像を得る場合
には、１つの画像形成ステーションだけが通常の帯電、
露光、現像、転写、クリーニング等の画像形成プロセス
を実行するだけで、単色画像の形成に関与しない残りの
画像形成ステーションは必要がないので上記画像形成プ
ロセスを実行しない。しかし、この画像形成に関与しな
い画像形成ステーションもその感光体ドラムは搬送シー
トと接触しているので駆動しなければならない。

が　　しよ　とする課上記構成の従来の画像形成装置では、画像形成に関与し
ない画像形成ステーションの感光体ドラムに対しても、
搬送シート上に担持された転写材が接触しながら通過す
るために、この画像形成に関与しない感光体ドラムが摩
耗し、耐久性が低下する欠点があった。また、クリーニ
ング手段に感光体ドラムに接触する形式のクリーニング
ブレードを用いているために、このブレードと感光体ド
ラムの接触による双方の摩耗も増大し、耐久性が低下す
る欠点があった。さらに、単色画像形成ステーションを
送給方向の上流にした場合には、下流の画像形成ステー
ションの転写位置で、前記上流の単色画像形成ステーシ
ョンで転写材上に転写されたトナーが感光体ドラムに再
転写し、画像品位を低下させるという欠点もあった。

従って、本発明の目的は、指定色の単色画像形成時には
この単色画像形成に関与しない残りの画像形成ステーシ
ョンの像担持体から転写材搬送手段を離間させるように
した画像形成装置を提供するものである。

課　を　′するための上記目的は本発明に係る画像形成装置によって達成され
る。要約すれば、本発明は、それぞれ異なる色の画像を
形成する複数の画像形成ステーションとこれら画像形成
ステーションへ転写材を搬送する転写材搬送手段とを有
する画像形成装置において、前記複数の画像形成ステー
ションのうち形成した画像を前記転写材に最初に又は最
後に転写する画像形成ステーションを指定色の画像形成
ステーションとし、指定色の単色画像形成時には前記転
写材搬送手段を画像形成に関与しない残りの画像形成ス
テーションの像担持体から離間させるようにしたことを
特徴とする画像形成装置である。

本発明の好ましい実施態様によれば、前記転写材搬送手
段はその架張ローラのうちの前記指定色の画像形成ステ
ーションに近い側のローラを中心として回動されて画像
形成に関与しない残りの画像形成ステーションの像担持
体がら離間されるように構成されている。また、指定色
の単色画像形成時には画像形成に関与しない残りの画像
形成ステーションの像担持体の運転が停止される。

及薔ｌ以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細
に説明する。

第１図は本発明を電子写真方式のカラー複写様に適用し
た概略断面図である。本実施例では複写機本体ｌＯ内に
第１、第２、第３及び第４の４つの画像形成ステーショ
ン１．２．３及び４が設ケられているが、１つ或はそれ
以上の任意数の画像形成ステーションを含む画像形成装
置に本発明は適用できるものである。各画像形成ステー
ション１．２．３及び４は通常のように像担持体である
感光体ドラム１６．２６．３６及び４６を含み、これら
感光体ドラムの周辺には、感光体ドラムを様帯電する帯
電器１１．２１．３１及び４１、原稿を走査してその画
像を感光体ドラム上に露光する光学系１２．２２．３２
及び４２、露光によって形成された静電潜像を現像する
現像器１３．２３．３３及び４３、現像された可視画像
を転写材６１へ転写する転写帯電器１４．２４．３４及
び４４、感光体ドラム上に残存するトナーを除去するク
リーナ１５．２５．３５及び４５が配設されている。各
画像形成ステーシロンの転写帯電器は転写ユニット５を
構成する１つの要素であり、図では支持手段が示されて
いないが、実際には転写ユニット本体５５に固定されて
いる。この転写ユニット本体５５には転写材搬送ベルト
５１を架張する駆動ローラ５２と従動ローラ５３が回転
自在に取付けられており、駆動ローラ５２の回転により
架張された転写材搬送ベルト５１は図示矢印方向に駆動
される。なお、各転写帯電器１４．２４．３４及び４４
には転写材搬送ベルト５１を感光体ドラムに押し付ける
作用をするバックアツプ板１７．２７．３７及び４７が
それぞれ取付けられている。本実施例ではさらに、駆動
ローラ５２又は従動ローラ５３の回転中心を中心として
転写ユニット５、従って転写材搬送ベルト５１を回動さ
せるカム５４Ａ、５４Ｂが設けられており、これらカム
５４Ａ、５４Ｂが図示する位置にあるときには、転写材
搬送ベルト５１は各感光体ドラムに対して等しく接触す
る位置（図では水平位りにある。

上記構成のカラー複写機において、各カム５４Ａ、５４
Ｂが図示する位置にあるときには、給紙ユニット６から
送給され、搬送ベルト５１上に帯電吸着されて搬送され
る転写材６１上に、各画像形成ステーション１〜４で形
成された画像が順次転写される。その後転写材６１は定
着器７に送給されて転写像が定着され、排紙トレー８上
に排出される。なお、各画像形成ステーションの転写位
置においてはバックアツプ板１７．２７．３７．４７に
よって転写材６１は感光体ドラム１６．２６．３６．４
６に強制的に押し付けられるので、高精度の確実な転写
が行なえる。か（して、第１画像形成ステーション１に
シアン現像器、第２画像形成ステーション２にマゼンタ
現像器、第３画像形成ステーション３にイエロー現像器
、第４画像形成ステーション４にブラック現像器をそれ
ぞれ配置すれば、フルカラー画像が得られることになる
。

次に、第４の画像形成ステーション４を使用して指定色
、例えば黒の単色画像を得る場合には、従動ローラ５３
側のカム５４Ａを回動して転写ユニット５に対する上方
への支持力を解除し、第２図に示すように黒の画像形成
ステーション４に近い側の駆動ローラ５２の回転中心を
中心として転写ユニット５を図示矢印Ｐで示す方向に回
動させる。これによって転写材搬送ベルト５１は給紙ユ
ニット６側が若干下がった傾斜状態となり、各感光体ド
ラム１６．２６．３６．４６と搬送ベルト５１との間に
隙間ができる筈であるが、隙間の最も小さい第４ステー
シヨンの感光体ドラム４６に関してはバックアツプ板４
７の押し上げ作用が働いて搬送ベルト５１とこの感光体
ドラム４６との間には隙間ができず、接触した状態のま
まとなる。即ち、駆動ローラ５２の中心と第４ステーシ
ヨン４の転写位置との距離をρ４とし、駆動ローラ５２
の中心と第３ステーシヨン３の転写位置との距離をβ、
とすると、Ｉ２４　＜　Ｉ２　ｇであるために第４ステ
ーシヨンの転写位置において搬送ベルト５１が離れる方
向に移動してもその量は微少であり、バックアツプ板４
７によって十分に搬送ベルト５１を感光体ドラム４６に
押し付けることができるのである。

この状態においては、給紙ユニット６から送給され、搬
送ベルト５１上に帯電吸着されて搬送される転写材６１
は、第１〜第３の各画像形成ステーション１〜３の転写
位置においては搬送ベルト５１と感光体ドラム１６．２
６．３６との間に隙間α３、α２、α、があるため、こ
れら感光体ドラムとは接触せずに第４の画像形成ステー
ション４の転写位置に送給され、ここで形成された黒画
像のみが転写されることになる。転写された黒画像は定
着器７で定着されて排紙トレー８上に排出される。

このように上記実施例では、使用されない第１〜第３の
ステーションの感光体ドラムには転写材６１が接触しな
いので、指定色の単色画像形成に関与しないこれら感光
体ドラムが摩耗して耐久性が低下するという欠点は除去
できる。また、第１〜第３のステーションの感光体ドラ
ムの駆動力を切断して回転を停止させておけば、各ステ
ーションのクリーナ１５．２５．３５のクリーニングブ
レードと感光体ドラムとの接触によってこのブレードと
感光体ドラムの双方が摩耗するという欠点も除去できる
ことになる。

次に、第１の画像形成ステーション１のみを使用して指
定色の単色画像を得る場合について第３図を参照して説
明する。

この場合には、駆動ローラ５２側のカム５４Ｂを回動し
て転写ユニット５に対する上方への支持力を解除し、図
に示すように第１の画像形成ステ−ジョン１に近い側の
従動ローラ５３の回転中心を中心として転写ユニット５
を図示矢印Ｑで示す方向に回動させる。これによって転
写材搬送ベルト５１は定着器７側が若干下がった傾斜状
態となり、各感光体ドラム１６．２６．３６．４６と搬
送ベルト５１との間に隙間ができる筈であるが、隙間の
最も小さい第１ステーシヨンの感光体ドラム１６に関し
てはバックアツプ板１７の押し上げ作用が働いて搬送ベ
ルト５１とこの感光体ドラム１６との間には隙間ができ
ず、接触した状態のままとなる。即ち、従動ローラ５３
の中心と第１ステーシヨン１の転写位置との距離をβ１
とし、従動ローラ５３の中心と第２ステーシヨン２の転
写位置との距離を２２とすると、ρ、＜２．であるため
に第１ステーシヨンの転写位置において搬送ベルト５１
が離れる方向に移動してもその量は微少であり、バック
アツプ板１７によって十分に搬送ベルト５１を感光体ド
ラム１６に押し付けることができるのである。

この状態においては、給紙ユニット６がら送給され、搬
送ベルト５１上に帯電吸着されて搬送される転写材６１
は第１の画像形成ステーション１において形成されたシ
アン画像が転写されるが、第２〜第４の各画像形成ステ
ーション２〜４の転写位置においては搬送ベルト５１と
感光体ドラム２６．３６．４６との間に隙間α２、α１
、α４があるため、これら感光体ドラムとは接触せずに
定着器７に送給される。従って、第１のステーションの
シアン画像のみが転写され、定着器７で定着されて排紙
トレー８上に排出される。

このように上記実施例では、最も上流にある第１の画像
形成ステーションのみを使用した場合でも、使用されな
い第２〜第４のステーションの感光体ドラムには転写材
６１が接触しないので、画像形成に関与しないこれら感
光体ドラムが摩耗して耐久性が低下するという欠点は除
去できる。勿論、第２〜第４のステーションの感光体ド
ラムの駆動力を切断して回転を停止させておけば、各ス
テーションのクリーナ２５．３５．４５のクリーニング
ブレードと感光体ドラムとの接触によってこのブレード
と感光体ドラムの双方が摩耗するという欠点も除去でき
る。さらに、画像を形成する第１のステーションの転写
帯電器１４だけでなく使用されない第２〜第４のステー
ションの転写帯電器２４．３４．４４も作動させておけ
ば、第１ステーシヨンで転写されたトナー像が転写材６
１が接触しない感光体ドラム２６．３６．４６に再転写
することを確実に防止できる。

なお、上記実施例では第１の画像形成ステーション１を
シアンとし、第４の画像形成ステーション４をブラック
としてそれぞれの単色画像を得るように説明したが、こ
れは単なる例示であり、所望とする単色画像に対応する
色の現像器を第１又は第４のステーション、即ち、最初
の又は最後の画像形成ステーションに配置すればよいこ
とは言うまでもない。また、上記実施例では４つの画像
形成ステーションを使用した電子写真方式のカラー複写
機に本発明を適用したが、本発明は２つ以上の画像形成
ステーションを有する電子写真方式や静電記録方式など
の複写機、プリンタを含む種々の画像形成装置に適用で
きることは説明するまでもないことである。さらに、使
用しない画像形成ステーションから転写材搬送ベルトを
離間させる手段、転写ユニット、画像形成ステーション
の構成、配置等は必要に応じて種々に変更できるもので
ある。

光」Ｌの」Ｌ果以上説明したように、本発明による画像形成装置は、所
望の単色画像を得るときには転写材搬送手段で搬送され
る転写材が画像形成に関与しない画像形成ステーション
の像担持体と接触しないから、使用されない画像形成ス
テーションの像担持体が摩耗し、耐久性が低下するとい
う欠点は除去される。また、画像形成に関与しない画像
形成ステーションの像担持体の運転を停止させることが
できるので、使用されないステーションのクリーニング
手段のブレードと像担持体の接触による双方の摩耗もな
くすことができる。さらに、単色画像形成ステーション
を転写材送給方向の上流にした場合でも、画像形成に関
与しない下流の画像形族ステーションの転写帯電器を作
動させることによって、上流の単色画像形成ステーショ
ンで転写材上に転写されたトナーが下流の使用されない
画像形成ステーションの像担持体に再転写することを確
実に防止できるので、画像品位を低下させるという欠点
も生じない等の多くの顕著な効果がある。

５：転写ユニット５１：転写材搬送ベルト５２：ベルト駆動ローラ５３：従動ローラ５４Ａ、５４Ｂ＝カム５５：転写ユニット本体ｌｏ：複写機本体

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を電子写真方式のカラー複写機に適用し
た一実施例を示す概略断面図である。第２図及び第３図は第１図のカラー複写機の動作を説明
するためのそれぞれ概略断面図である。１〜４１３．１４．１５．１６．１７　、：画像形成ステーション２３．３３．４３：現像器２４．３４．４４：転写帯電器２５．３５．４５：クリーナ２６．３６．４６：感光体ドラム２７．３７．４７：バツクアツプ板

Claims

【特許請求の範囲】

１）それぞれ異なる色の画像を形成する複数の画像形成
ステーションとこれら画像形成ステーシヨンへ転写材を
搬送する転写材搬送手段とを有する画像形成装置におい
て、前記複数の画像形成ステーションのうち形成した画
像を前記転写材に最初に又は最後に転写する画像形成ス
テーションを指定色の画像形成ステーションとし、該指
定色の単色画像形成時には前記転写材搬送手段を画像形
成に関与しない残りの画像形成ステーションの像担持体
から離間させるようにしたことを特徴とする画像形成装
置。