JP2008276140A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008276140A JP2008276140A JP2007122740A JP2007122740A JP2008276140A JP 2008276140 A JP2008276140 A JP 2008276140A JP 2007122740 A JP2007122740 A JP 2007122740A JP 2007122740 A JP2007122740 A JP 2007122740A JP 2008276140 A JP2008276140 A JP 2008276140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer belt
- support
- charging member
- sheet
- support portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】揺動フレーム55は、補助ローラ15を支軸に本体フレーム50に揺動自在に支持される。吸着ローラ24は、揺動フレーム241に支持され、揺動フレーム241は、本体フレーム50に揺動自在に支持される。カラーから単色モードへの切換時にモータ61が駆動されると、その駆動力により揺動フレーム241がE方向に揺動する。揺動フレーム241のアーム2411、2412が揺動フレーム55の折曲片532、542に当接し、揺動フレーム241が揺動フレーム55を押圧する。吸着ローラ24が転写ベルト11と接触した状態で、揺動フレーム55が圧縮バネ57、58の付勢力に抗して揺動フレーム241と一緒にE方向に揺動する。
【選択図】図3
Description
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、カラーと単色モードを切り換えて実行可能であり、モードに応じて転写ベルトを変位させる構成において、従来よりもコスト低減が可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
また、前記第1支持手段は、転写ベルトの内側に配され転写ベルトを張架する複数のローラのうち、単色用の像担持体よりもシート搬送方向上流側に位置する1以上のローラを支持する第1支持部と、転写ベルトのシート搬送面のうち単色用の像担持体よりもシート搬送方向上流側の部分が前記画像形成に関与しない像担持体に対し接離する方向に揺動するように、第1支持部をシート搬送方向下流側の所定の第1支軸を中心に揺動自在に支持する第2支持部と、転写ベルトの揺動部分が前記画像形成に関与しない像担持体に近づく方向に揺動されるときの当該方向と同じ第1方向に第1支持部を付勢する第1付勢手段と、前記付勢力に抗して第1支持部を、転写ベルトが第1位置に位置するように停止させる第1停止手段と、を備え、前記第2支持手段は、帯電部材を支持する第3支持部と、第3支持部を帯電部材の変位動作と略同じ方向に移動自在に支持する第4支持部と、を備え、前記一の駆動源は、帯電部材を変位させ、帯電部材の変位動作の際に、帯電部材と転写ベルトおよび/または第3支持部と第1支持部の係合部を介して第1支持部に第1方向とは逆の第2方向に押圧する力が作用し、第1支持部が前記付勢力に抗して第2方向に揺動することを特徴とする。
また、前記第1支持部に支持される1以上のローラは、単色用の像担持体よりもシート搬送方向上流側に位置する複数のローラのうち、シート搬送方向最上流に位置するローラを除く1以上のローラであり、前記シート搬送方向最上流のローラが前記第2支持部に支持されていることを特徴とする。
また、転写ベルトにシートを案内するガイド部材を備え、前記ガイド部材は、帯電部材が変位動作するときの方向と略同じ方向に所定の第3支軸を中心に揺動自在に支持されており、帯電部材または第3支持部と係合し、帯電部材の変位動作に連動して揺動することによりシートの転写ベルトへの突入位置を変えることを特徴とする。
さらに、カラーモードにおいてシート搬送方向最上流の像担持体に対応して設けられた転写手段に転写電圧を供給する転写電圧供給手段を備え、前記転写電圧供給手段は、単色モードでは前記転写電圧を転写手段に代えて帯電部材に供給することを特徴とする。
<第1の実施の形態>
(1)プリンタ1の構成
図1は、プリンタ1の全体の構成を示す図である。
作像部1Y〜1Kは、転写ベルト11に対向して用紙(シート)搬送方向(矢印A方向)の上流側から下流側に沿って所定間隔で列設されており、像担持体の一例としての感光体ドラム2Y〜2Kと、その周囲に配設された帯電器3Y〜3K、現像器4Y〜4K、転写ベルト11を挟んで感光体ドラム2Y〜2Kと対向する転写ローラ5Y〜5Kおよびクリーナ6Y〜6Kなどを備えている。
トナーホッパ8Y〜8Kは、現像剤としての補充用のトナーが充填されており、必要に応じてトナーを現像器4Y〜4Kに供給する。
転写ベルト11は、駆動ローラ12と、従動ローラ13と、転写ローラ5Y〜5Kと、テンションローラ14および補助ローラ15に張架され、不図示のモータによりA方向に回転駆動される。転写ベルト11は、そのシート搬送面111が、図2(a)に示すようにカラーモードの場合に感光体ドラム2Y〜2Kと接触する位置(第1位置)と、図2(b)に示すように単色モードの場合に感光体ドラム2Kと接触し感光体ドラム2Y〜2Cから離間する位置(第2位置)との間を揺動自在に支持されている。この支持機構については後述する。
吸着ローラ24は、タイミングローラ対23を通過した用紙Sを転写ベルト11のシート搬送面111に静電吸着させるためのローラである。吸着ローラ24は、矢印B方向に移動自在に支持されており、モータ61の駆動力により、カラーモードの場合には転写ベルト11のシート搬送面111から離間する位置(離間位置:図2(a))と、単色モードの場合にはシート搬送面111と接触する位置(接触位置:図2(b))にそれぞれ位置するように制御される。
制御部40は、外部の端末装置から、例えばカラーモードによる画像形成の指示を受けると、送信されて来る画像信号を受信して、これをY、M、C、K色のデジタル画像信号に変換し、プリントヘッド7Y〜7Kを駆動させるための駆動信号を生成する。プリントヘッド7Y〜7Kは、制御部40からの駆動信号を受けて光源からレーザ光Lを発し、発せられたレーザ光Lをポリゴンミラーで偏向して、感光体ドラム2Y〜2Kを主走査方向に露光する。
各色のトナー像が転写された用紙Sは、定着部30において熱定着された後、排出ローラ対31を介して排紙トレイ33上に排出される。これによりカラー画像が形成される。
図3は、転写ベルト11と吸着ローラ24の支持機構を説明するための分解斜視図である。同図は、図1において作像ユニット側から転写ベルトを見たときの図であり、感光体ドラムなど説明に関係のない部材について図示を省略しており、また一部を切り欠いて示している。なお、機構説明のための概要図であり、各部材の相対的な大きさ等について実際のものと異なる場合がある。転写ローラ5Y〜5Kや吸着ローラ24などには、転写電圧を印加するためのリード線等が電気的に接続されるが、これらも省略されている。
本体フレーム50は、ベース501の、X方向両側に互いに平行な側板51、52が立設されてなる。揺動フレーム55は、ベース551のX方向両側に互いに平行な側板53、54が立設されてなり、本体フレーム50の側板51、52間に位置する関係になっている。
転写ローラ5Y、5M、5C、テンションローラ14は、側板53、54に回転自在に支持される。
補助ローラ15は、その軸部が側板53、54に設けられた軸受部530、540に回転自在に支持されると共に、その両端が側板51、52まで延伸され、側板51、52の軸受部510、520に回転自在に支持される。
これにより、揺動フレーム55は、本体フレーム50に対し、補助ローラ15を支軸に従動ローラ13の軸131が長孔511、521に沿って移動可能な分だけ揺動できることになる。揺動フレーム55の揺動に伴って転写ベルト11も補助ローラ15よりシート搬送方向(矢印A方向)上流側の部分が揺動する。この揺動により転写ベルト11と感光体ドラム2Y〜2Cとが接触または離間される。なお、感光体ドラム2Y〜2K、転写ローラ5Kは、その位置が固定されている。
揺動フレーム241は、プレート2410の両側にアーム2411、2412が取着されてなるコの字状の部材である。吸着ローラ24は、その回転軸がX方向に平行になるようにアーム2411、2412に回転自在に軸架されている。
カム243、244は、カム軸245に取着されており、アーム2411、2412の、ベース501側とは反対側に配置される。カム軸245は、側板51、52に設けられた軸受部512、522に回転自在に支持され、カム軸245の端部には、ギア64が取着されている。ギア64は、ギア65を介して、モータ61の回転軸に取着されたギア611と歯合している。モータ61は、例えばステッピングモータからなる。
カム軸245の端部には、円板状の部材63が取着されている。部材63の外周には切り欠きが1つ設けられている。この切り欠きは、吸着ローラ24が離間位置に位置したときに位置検出センサ62により検出されるものである。位置検出センサ62は、発光部と受光部を有する公知の透過型の光学センサであり、当該切り欠きを検出すると、その検出信号を制御部40に送る。制御部40は、位置検出センサ62からの検出信号に基づいて吸着ローラ24を離間位置から接触位置に、接触位置から離間位置に移動させる移動制御を行う。
カラーモードにおいて吸着ローラ24が離間位置にあるときには、吸着ローラ24と転写ベルト11は接触せず、転写ベルト11が圧縮バネ57、58の付勢力により第1位置に位置する。
単色モードからカラーモードに切り換えられる場合には、モータ61の駆動により揺動フレーム241のD方向への揺動が開始される。その揺動の間に、アーム2411、2412が折曲片532、542から離間すると、転写ベルト11は、揺動フレーム55に作用する圧縮バネ57、58の付勢力により第1位置に戻る。また、吸着ローラ24がホームポジションに到達すると、モータ61が停止して吸着ローラ24が離間位置に戻る。
同図に示すように、制御部40は、CPU41、通信インターフェース(I/F)部42、ROM43およびRAM44などを備える。
通信I/F部42は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースである。
具体的には、切り欠きの位置をホームポジションとして、位置検出センサ62から切り欠きの検出信号を受信すると吸着ローラ24が離間位置に位置していることを判断する。
なお、上記ではモータ61を本体フレーム50に配置する例を説明したが、モータ61の配設位置はこれに限られない。例えば、感光体ドラムを駆動させるための別の駆動モータ等と1箇所にまとめて配設するとしても良い。また、駆動源としてモータ61を設けるとしたが、例えば転写ベルト11を回転させる駆動モータ等の駆動力を利用して、電磁クラッチ等の動力断続手段を介してカム軸245に伝達する構成をとることもできる。
第1の実施の形態では、吸着ローラ24を揺動させる構成例を説明したが、本実施の形態では、図5に示すように直線移動させる構成としており、この点が第1の実施の形態と異なっている。以下、説明の重複を避けるため、第1の実施の形態と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
図6に示すように、転写ベルト11の支持機構は、第1の実施の形態と同様の構成であるが、ベース551の、従動ローラ13と対向する部分に、切り欠き552が設けられている点が異なっている。この切り欠き552は、吸着ローラ支持機構200を配置するためのスペースに相当し、吸着ローラ支持機構200がベース551に接触することがないようになっている。
支持フレーム201は、プレート210の両側にアーム211、212が取着されてなるコの字状の部材であり、アーム211、212に吸着ローラ24が回転自在に軸架されている。アーム211、212には、長孔2011、2012が設けられている。
支持フレーム201は、プレート210が引っ張りばね205、206を介してベース501と接続されており、引っ張りばね205、206によりE方向に引っ張られて、カム203、204の周面に常時当接される。
このような構成においてモータ61が回転すると、カム203、204が回転して、支持フレーム201がカム203、204の偏心分に相当する距離だけD方向とE方向に往復運動する。吸着ローラ24がベース501に対し最も遠い位置が離間位置、最も近い位置が接触位置になる。
カラーモードから単色モードに切り換えられる場合には、支持フレーム201のE方向への移動が開始され、吸着ローラ24が転写ベルト11に当接すると、吸着ローラ24が転写ベルト11を押圧する。揺動フレーム55は、その押圧力を受けて、圧縮バネ57、58の付勢力に抗して支持フレーム201と連動してE方向に揺動する。支持フレーム201に連動して揺動フレーム55を揺動させるために、引っ張りバネ205、206としてその引っ張り力が圧縮バネ57、58の付勢力よりも強いものが用いられている。
単色モードからカラーモードに切り換えられる場合には、支持フレーム201のD方向への移動が開始され、その間に、吸着ローラ24が転写ベルト11から離間して、ホームポジションに到達すると、モータ61が停止して離間位置に戻る。転写ベルト11は、揺動フレーム55に作用する圧縮バネ57、58の付勢力により第1位置に戻る。
なお、上記ではカラーモードから単色モードに切り換えられる場合に、吸着ローラ24が転写ベルト11を介して揺動フレーム55を押圧するとしたが、第1の実施の形態と同様に支持フレーム201と揺動フレーム55とが係合して押圧する構成をとることもできる。また、吸着ローラ24が転写ベルト11に、支持フレーム201が揺動フレーム55にそれぞれ同時に係合して押圧する構成をとるとしても良い。このことは他の実施の形態について同じである。
上記実施の形態では、転写ローラ5Y〜5C、従動ローラ13、テンションローラ14が転写ベルト11と共に揺動する構成例を説明したが、本実施の形態では、従動ローラ13とテンションローラ14が変位しない構成としており、この点が異なっている。
図7(a)は、カラーモード時における転写ベルト11と吸着ローラ24の位置関係を示す図であり、図7(b)は、単色モード時における位置関係を示す図である。また、図8は、転写ベルト11と吸着ローラ24の支持機構を説明するための分解斜視図である。
従動ローラ13は、吸着ローラ支持機構200のアーム211、212に設けられた長孔2011、2012を介して側板51、52に設けられた軸受部518、528に回転自在に支持される。吸着ローラ支持機構200は、第2の実施の形態と基本的に同じ構成である。なお、アーム211、212には、突出片223、224が設けられている。アーム211、212のガイド片221、222は、側板51、52に設けられたガイド溝517、527に係合し、支持フレーム201がD方向に平行な方向に移動自在に支持されるようになっている。
カラーモードから単色モードに切り換えられる場合には、支持フレーム201のE方向への移動が開始され、アーム211、212の突出片223、224が側板403、404に設けられた折曲片409、410に当接すると、支持フレーム201が揺動フレーム405を押圧する。この押圧力を受けて、揺動フレーム405は、圧縮バネ57、58の付勢力に抗して支持フレーム201と連動してE方向に揺動する。
このように従動ローラ13を変位させない構成をとれば、いずれのモード時でも用紙Sの、タイミングローラ対23から転写ベルト11への進入経路が同じになり、用紙搬送性の向上を図れる。また、駆動ローラ12と従動ローラ13の位置が固定されることにより、転写ベルト11の装置本体に対する位置決めをより確実に行うことができる。
本実施の形態では、タイミングローラ対23から転写ベルト11までの間に、吸着ローラ24の移動に連動して動作する用紙ガイドが配置される。
図9(a)は、カラーモード時における用紙ガイド600と転写ベルト11の位置関係を示す図であり、図9(b)は、単色モード時における位置関係を示す図である。図10は、用紙ガイド600の構成を説明するための分解斜視図である。図10では、第1の実施の形態に係る構成に用紙ガイド600が配置された例を示している。
ガイド板601は、用紙Sを転写ベルト11まで案内するガイドである。図9に示すように用紙Sは、ガイド板601のガイド面614上を搬送される。
用紙ガイド600のX方向長さは、揺動フレーム241のアーム2411と2412の間隔よりもやや短くなっており、当接片603、604がアーム2411、2412の内側に位置するように配置される。
ガイド板601は、圧縮バネ605、606を介してベース501に接続されており、圧縮バネ605、606によりD方向に付勢される。これにより当接片603、604が吸着ローラ24の回転軸2400に常時当接される構成になっている。
カラーモードから単色モードに切り換えられると、揺動フレーム241のE方向への揺動により吸着ローラ24が移動する。用紙ガイド600は、吸着ローラ24からE方向の押圧力を受けて、吸着ローラ24と連動して同方向に回転軸602を支軸に揺動する。
このように吸着ローラ24の動作に連動して用紙Sの転写ベルト11への突入位置を切り換えることにより、いずれのモードでも用紙Sをその先端が転写ベルト11のシート搬送面111に沿うように搬送でき、用紙搬送性のさらなる向上を図れる。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
具体的に、シート搬送方向最上流の像担持体を1番目、隣の像担持体を2番目・・とすると、3番目の像担持体を単色用に用いることが考えられる。この場合、転写ベルト11の、3番目の像担持体よりもシート搬送方向上流側の部分が1番目、2番目の各像担持体から離間すると共に、3番目の像担持体よりもシート搬送方向下流側の部分が4番目の像担持体から離間するように転写ベルト11を揺動自在に支持する機構がとられる。カラーモードから単色モードに切り換えられる場合に、吸着ローラ24の変位動作に連動して転写ベルト11が揺動されることになる。
2Y〜2K 感光体ドラム
5Y〜5K 転写ローラ
11 転写ベルト
12 駆動ローラ
13 従動ローラ
15 補助ローラ
24 吸着ローラ
32 高圧出力部
50 本体フレーム
55、241、405 揺動フレーム
57、58、247、248、605、606 圧縮バネ
61 モータ
111 シート搬送面
201 支持フレーム
205、206 引っ張りバネ
511、516、521、526 長孔
600 用紙ガイド
Claims (7)
- 列状に配設された複数の像担持体上に形成された各画像を、転写ベルトにより搬送されるシート上に順次静電転写するカラーモードと、シート搬送方向最上流の像担持体を除く単色用の像担持体上に形成された画像を前記シート上に静電転写する単色モードとを切り換えて実行可能な画像形成装置であって、
転写ベルトを、そのシート搬送面が全ての像担持体に接触する第1位置とシート搬送面のうち単色用の像担持体よりもシート搬送方向上流側の部分が単色モードの画像形成に関与しない像担持体から離間する第2位置との間を変位自在に支持する第1支持手段と、
前記最上流の像担持体よりもシート搬送方向上流側に位置し、静電的に前記シートをシート搬送面に吸着させる帯電部材と、
帯電部材を、転写ベルトのシート搬送面から離間している離間位置とシート搬送面に接触する接触位置との間を変位自在に支持する第2支持手段と、
転写ベルトと帯電部材のいずれか一方の部材を変位させる一の駆動源と、を備え、
転写ベルトが第1位置、帯電部材が離間位置に位置しているときに、カラーから単色モードへの切換のために一方の部材の変位動作が行われると、その駆動力が他方の部材に伝達され、伝達された力により当該他方の部材が当該一方の部材の変位動作と連動して、転写ベルトが第2位置、帯電部材が接触位置に変位することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1支持手段は、
転写ベルトの内側に配され転写ベルトを張架する複数のローラのうち、単色用の像担持体よりもシート搬送方向上流側に位置する1以上のローラを支持する第1支持部と、
転写ベルトのシート搬送面のうち単色用の像担持体よりもシート搬送方向上流側の部分が前記画像形成に関与しない像担持体に対し接離する方向に揺動するように、第1支持部をシート搬送方向下流側の所定の第1支軸を中心に揺動自在に支持する第2支持部と、
転写ベルトの揺動部分が前記画像形成に関与しない像担持体に近づく方向に揺動されるときの当該方向と同じ第1方向に第1支持部を付勢する第1付勢手段と、
前記付勢力に抗して第1支持部を、転写ベルトが第1位置に位置するように停止させる第1停止手段と、を備え、
前記第2支持手段は、
帯電部材を支持する第3支持部と、
第3支持部を帯電部材の変位動作と略同じ方向に移動自在に支持する第4支持部と、
を備え、
前記一の駆動源は、帯電部材を変位させ、
帯電部材の変位動作の際に、帯電部材と転写ベルトおよび/または第3支持部と第1支持部の係合部を介して第1支持部に第1方向とは逆の第2方向に押圧する力が作用し、第1支持部が前記付勢力に抗して第2方向に揺動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第4支持部は、第3支持部を所定の第2支軸を中心に揺動自在に支持し、
前記第2支持手段は、
帯電部材が接触位置から離間位置に変位動作するときの方向と同じ第3方向に第3支持部を付勢する第2付勢手段と、
前記付勢力に抗して第3支持部を、帯電部材が離間位置に位置するように停止させる第2停止手段と、を備え、
前記一の駆動源からの駆動力により第3支持部に第3方向とは逆の第4方向に押圧する力が作用し、第3支持部が前記付勢力に抗して第4方向に揺動することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第4支持部は、第3支持部をシート搬送面と略直交する方向に移動自在に支持し、
前記第2支持手段は、
帯電部材が離間位置から接触位置に変位動作するときの方向と同じ第3方向に第3支持部を付勢する第2付勢手段と、
前記付勢力に抗して第3支持部を、帯電部材が離間位置に位置するように停止させる第2停止手段と、を備え、
前記一の駆動源からの駆動力により第2停止手段の停止が解除され、第3支持部が前記付勢力により第3方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第1支持部に支持される1以上のローラは、
単色用の像担持体よりもシート搬送方向上流側に位置する複数のローラのうち、シート搬送方向最上流に位置するローラを除く1以上のローラであり、
前記シート搬送方向最上流のローラが前記第2支持部に支持されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 転写ベルトにシートを案内するガイド部材を備え、
前記ガイド部材は、帯電部材が変位動作するときの方向と略同じ方向に所定の第3支軸を中心に揺動自在に支持されており、
帯電部材または第3支持部と係合し、帯電部材の変位動作に連動して揺動することによりシートの転写ベルトへの突入位置を変えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - カラーモードにおいてシート搬送方向最上流の像担持体に対応して設けられた転写手段に転写電圧を供給する転写電圧供給手段を備え、
前記転写電圧供給手段は、
単色モードでは前記転写電圧を転写手段に代えて帯電部材に供給することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007122740A JP5092531B2 (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007122740A JP5092531B2 (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008276140A true JP2008276140A (ja) | 2008-11-13 |
JP5092531B2 JP5092531B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
ID=40054134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007122740A Expired - Fee Related JP5092531B2 (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5092531B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015075699A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016161606A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288173A (ja) * | 1990-04-04 | 1991-12-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH06258914A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-16 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2001100612A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Toshiba Tec Corp | 画像形成装置 |
JP2006343364A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-05-07 JP JP2007122740A patent/JP5092531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288173A (ja) * | 1990-04-04 | 1991-12-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH06258914A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-16 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2001100612A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Toshiba Tec Corp | 画像形成装置 |
JP2006343364A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015075699A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016161606A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5092531B2 (ja) | 2012-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4758945B2 (ja) | スイッチバック機構および画像形成装置 | |
JP6288320B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5678446B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN102574648B (zh) | 片材检测设备以及成像装置 | |
JP5353041B2 (ja) | 加圧機構、転写装置、及び、画像形成装置 | |
EP2980649B1 (en) | Low profile light scanning device and method thereof | |
US9213272B2 (en) | Image forming apparatus including a holding member to hold a roller relative to a frame | |
JP2007219419A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016033639A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007127784A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4034271B2 (ja) | 転写装置 | |
JP2012118204A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006201338A (ja) | タンデム型カラー画像形成装置 | |
JP5092531B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9499342B2 (en) | Belt driving apparatus and image forming apparatus | |
JP5533423B2 (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
JP2018010161A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6061190B2 (ja) | ベルトの片寄り補正機構、ベルト装置、転写ベルト装置及び画像形成装置 | |
JPH11272025A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5483017B2 (ja) | ベルト装置及び画像形成装置 | |
JP2013088643A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004279934A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011144050A (ja) | シート搬送装置 | |
JP5613629B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5920648B2 (ja) | 駆動装置並びにこれを用いたベルト蛇行修正装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120821 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120903 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |