JP3037655U - 手動開閉扉のインターロック装置 - Google Patents

手動開閉扉のインターロック装置

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JP3037655U
JP3037655U JP1996011488U JP1148896U JP3037655U JP 3037655 U JP3037655 U JP 3037655U JP 1996011488 U JP1996011488 U JP 1996011488U JP 1148896 U JP1148896 U JP 1148896U JP 3037655 U JP3037655 U JP 3037655U
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engaging claw
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door
closing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉扉を閉じるとき手を詰めるおそれがない
ようにする。 【解決手段】 開口1に回動支持部2を支点に回動して
開口1を開閉すると共に自重で閉じる開閉扉3を設け
る。取っ手4を開閉扉3の外面に上記回動支持部2と反
対の自由端側に位置するように形成する。開閉扉3の自
由端側で開口縁にロック具5を開口面と平行な面で回転
自在になるように装着する。ロック具5に開口面と平行
な方向に向けて突出する第1係当爪6と第2係当爪7と
を間隔を隔てて設ける。第1係当爪6が開閉扉3の外面
の上のロック位置に位置する状態では第2係当爪7が開
閉扉3の側方に位置すると共に第1係当爪6が開閉扉3
の外面の上から離れた状態では第2係当爪7が開閉扉3
の内面側に入る位置関係になるように上記第1係当爪6
と第2係当爪2の交差角度を設定する。第1係当爪6と
第2係当爪7の間隔を開閉扉3の厚さと同じかそれより
やや大きい間隔とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、焼却炉、ごみ処理機等において、投入口となる開口に設ける手動開 閉扉のインターロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、焼却炉、ごみ処理機等にあっては、上面に投入口となる開口を設け、こ の開口に手動で上下に回動することにより開口を開閉する開閉扉を設け、必要に 応じて開閉扉を閉じた状態で開閉扉が開かないようにロックするロック手段を設 けてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のもので投入口となる開口からごみ等の投入物を投入する場合 、開閉扉の取っ手を手で持って開閉扉を上方に回動して開口を開き、開口から投 入物を投入してから開閉扉にて開口を閉じているが、開閉扉を閉じるとき開閉扉 の取っ手を持っていない他方の手を詰めるおそれがある。
【0004】 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、開閉扉を閉じるとき手を詰 めるおそれがないようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案の手動開閉扉のインターロック装置は、開口1 に回動支持部2を支点に回動することにより開口1を開閉すると共に自重で閉じ る開閉扉3を設け、開閉扉3の開閉を手動操作で行うとき手で持つ取っ手4を開 閉扉3の外面に上記回動支持部2と反対の自由端側に位置するように形成し、開 閉扉3の自由端側で開口1縁にロック具5を開口1面と平行な面で回転自在にな るように装着し、ロック具5に開口1面と平行な方向に向けて突出する第1係当 爪6と第2係当爪7とを開口1面と直交する方向に間隔を隔てて設け、第1係当 爪6が開閉扉3の外面の上のロック位置に位置する状態では第2係当爪7が開閉 扉3の側方に位置すると共に第1係当爪6が開閉扉3の外面の上から離れた状態 では第2係当爪7が開閉扉3の内面側に入る位置関係になるように上記第1係当 爪6と第2係当爪7の交差角度を設定し、第1係当爪6と第2係当爪7の間隔を 開閉扉3の厚さと同じかそれよりやや大きい間隔として成ることを特徴とする。 開閉扉3を閉じてロックした状態では開閉扉3の外面の上のロック位置にロック 具5の第1係当爪6が位置しており、この状態で取っ手4を持って持ち上げても 開閉扉3の外面が第1係当爪6に係当して開閉扉3を開くことができない。開閉 扉3を開く場合、一方の片手で開閉扉3の取っ手4を持ち、他方の片手でロック 具5を回動操作して第1係当爪6を開閉扉3の側方に位置させると共に第2係当 爪7を開閉扉3の内面側に位置させ、開閉扉3を回動して開口1を開放する。開 閉扉3を閉じる場合は、開閉扉3を自重で回動して開閉扉3の内面が第2係当爪 7に載る位置まで回動する。このとき一旦、開閉扉3が第2係当爪7に載るため に開閉扉3の取っ手4を持っていない他方の片手を詰めるおそれがない。この状 態から開閉扉3を完全に閉じる場合、一方の片手で開閉扉3の取っ手4を持ち、 他方の片手でロック具5を持ってロック具5を回転して第2係当爪7を開閉扉3 の側方に位置させると共に第1係当爪6を開閉扉3の外面に位置させてロック状 態にしてから開閉扉3で開口1を塞ぐ。このとき、両手を使って開閉扉3を閉じ るため手を詰めるおそれがない。
【0006】 また略水平な開口1に回動支持部2を支点に上下に回動することにより開口1 を開閉すると共に自重で閉じる開閉扉3を設け、開閉扉3の開閉を手動操作で行 うとき手で持つ取っ手4を開閉扉3の外面である上面に上記回動支持部2と反対 の自由端側に位置するように形成し、開閉扉3の自由端側で開口1縁にロック具 5を略水平面で回転自在になるように装着し、ロック具5に水平方向に向けて突 出する上の第1係当爪6と下の第2係当爪7とを上下に間隔を隔てて設け、第1 係当爪6が開閉扉3の上面の上のロック位置に位置する状態では第2係当爪7が 開閉扉3の側方に位置すると共に第1係当爪6が開閉扉3の上面から離れた状態 では第2係当爪7が開閉扉3の内面側である下面側に入る位置関係になるように 上記第1係当爪6と第2係当爪7の交差角度を設定し、第1係当爪6と第2係当 爪7の上下の間隔を開閉扉3の厚さと同じかそれよりやや大きい間隔として成る ことを特徴とすることも好ましい。開閉扉3を閉じてロックした状態では開閉扉 3の上面の上のロック位置にロック具5の第1係当爪6が位置しており、この状 態で取っ手4を持って持ち上げても開閉扉3の上面が第1係当爪6に係当して開 閉扉3を開くことができない。開閉扉3を開く場合、一方の片手で開閉扉3の取 っ手4を持ち、他方の片手でロック具5を回動操作して第1係当爪6を開閉扉3 の側方に位置させると共に第2係当爪7を開閉扉3の下面側に位置させ、開閉扉 3を上方に回動して開口1を開放する。開閉扉3を閉じる場合は、開閉扉3を自 重で下方に回動して開閉扉3の下面が第2係当爪7に載る位置まで回動する。こ のとき一旦、開閉扉3が第2係当爪7に載るために開閉扉3の取っ手4を持って いない他方の片手を詰めるおそれがない。この状態から開閉扉3を完全に閉じる 場合、一方の片手で開閉扉3の取っ手4を持ち、他方の片手でロック具5を持っ てロック具5を回転して第2係当爪7を開閉扉3の側方に位置させると共に第1 係当爪6を開閉扉3の上面に位置させてロック状態にしてから開閉扉3で開口1 を塞ぐ。このとき、両手を使って開閉扉3を閉じるため手を詰めるおそれがない 。
【0007】 また開閉扉3を矩形状とし、開閉扉3の自由端側の1つの角部に対応する位置 で開口縁にロック具5を回転自在に装着し、第1係当爪6と第2係当爪7の交差 角度を90°以下にして成ることを特徴とすることも好ましい。 またロック具5に開口1面と略平行な方向に突出するハンドル8を設けて成る ことを特徴とすることも好ましい。この場合、ロック具5の回動操作がハンドル 8で行うことができてロック具5の回動操作が容易にできる。
【0008】 またハンドル8の先端に握手9を設けて成ることを特徴とすることも好ましい 。この場合、握手9を握ってロック具5を回動するハンドル操作が一層簡単にで きる。 また第2係当爪7の外面側にゴムクッションのようなクッション材10を設け て成ることを特徴とすることも好ましい。この場合、第2係当爪7に載るように 開閉扉3を閉じたとき、開閉扉3が第2係当爪7に載る衝撃がクッション材10 にて緩衝される。
【0009】 また第1係当爪7の内面側にゴムクッションのようなクッション材10を設け て成ることを特徴とすることも好ましい。この場合、開閉扉3の外面が第1係当 爪7に当たってもクッション材10にて緩衝されると共に開閉扉3の外面が傷付 くのを防止できる。
【0010】
【考案の実施の形態】
まず、図1乃至図4に示す実施の形態から述べる。 焼却炉、ごみ処理機等のボディ11の上面には矩形状の開口1を設けてあり、 この開口1に開閉扉3を上下に回動することにより開閉自在に設けてある。本例 はボディ11の水平な上面に開閉扉3を上下に回動することにより開閉自在に設 けるものである。矩形状の開閉扉3は開閉扉3の1辺を開口1の1辺にヒンジや 蝶番等で回動自在に装着してあり、この回動自在にした回動支持部2を中心に開 閉扉3が上下に回動して開口1を開閉するようにしてある。開閉扉3の回動支持 部2と反対の外面である上面には取っ手4を設けてあり、取っ手4を手で持って 開閉扉3を上下に回動操作できるようになっている。開閉扉3の取っ手4を設け る側で開閉扉3の1つの角部に対応する位置で開口1縁にはロック具5を回転自 在に装着してある。このロック具5は固定ボルト12にて開口1縁に取り付けて あり、固定ボルト12を中心にロック具5が所定の角度範囲回動するようになっ ている。ロック具5の上下には水平方向に突出するように第1係当爪6と第2係 当爪7とを一体に突設してある。この第1係当爪6と第2係当爪7とは上下に所 定の間隔Wを隔ててあり、この間隔Wを開閉扉3の厚さと同じかそれよりやや大 きい間隔としてある。また第1係当爪6と第2係当爪7とは所定の交差角度θで 異なる方向に突出しているが、この交差角度θは90°以下である。第1係当爪 6の内面側である下面にはゴムクッションのようなクッション材10を装着して あり、第2係当爪7の外面側である上面にはゴムクッションのようなクッション 材10を装着してある。またロック具5から第1係当爪6の突出方向と反対方向 に向けて突出するハンドル8を一体に突設してあり、ハンドル8の先端には握手 9を設けてある。
【0011】 開閉扉3を閉じてロックした状態では図3(a)、図4(a)に示すように開 閉扉3の上面の上のロック位置にロック具5の第1係当爪6が位置しており、こ の状態で取っ手4を持って持ち上げても図4(b)に示すように開閉扉3の上面 が第1係当爪6に係当して開閉扉3を上方に開くことができない。このとき、開 閉扉3の上面が第1係当爪6に当たっても第1係当爪6の下面側にクッション材 10があるために衝撃が緩衝されると共に開閉扉3の上面が傷付くのを防止でき る。開閉扉3を開く場合、一方の片手で開閉扉3の取っ手4を持ち、他方の片手 でロック具5のハンドル8の握手9を握り、ロック具5を回動操作して図3(b )は図4(c)に示すように第1係当爪6を開閉扉3の側方に位置させると共に 第2係当爪7を開閉扉3の内面側である下面側に位置させ、図4(c)に示すよ うに開閉扉3を上方に回動して開口1を開放する。開閉扉3を閉じる場合は、開 閉扉3を自重で下方に回動して開閉扉3の下面が第2係当爪7に載る位置まで回 動する。このとき一旦、開閉扉3が第2係当爪7に載るために開閉扉3の取っ手 4を持っていない他方の片手を詰めるおそれがない。また開閉扉3の下面が第2 係当爪7に載るとき上面側にクッション材10があるために衝撃が緩衝される。 この状態から開閉扉3を完全に閉じる場合、一方の片手で開閉扉3の取っ手4を 持ち、他方の片手でロック具5のハンドル8の握手9を持ってロック具5を回動 して第2係当爪7を開閉扉3の側方に位置させると共に第1係当爪6を開閉扉3 の上面に位置させてロック状態にしてから開閉扉3で開口1を塞ぐ。このとき、 両手を使って開閉扉3を閉じるため手を詰めるおそれがない。上記のようにロッ ク具5を回動操作するときハンドル8の握手9を持って操作するためにロック具 5の回動操作が容易にできる。
【0012】 次に図5に示す実施の形態について述べる。本実施の形態も上記実施の形態と 基本的に同じであり、異なる点だけを述べる。本例はボディ11の上部の傾斜面 に開口1を設けてあり、開閉扉3が上部の回動支持部2を中心に上下に回動して 開閉扉3が開閉するようになっている。また開口1縁の1つの角部には上述と同 じ構造のロック具5を設けてある。この場合も、上記実施の形態のものと同様に 開閉扉3を開閉操作することができる。また図6に示す実施の形態では、傾斜面 に開口1を設けてあり、側方の回動支持部2を中心に開閉扉3が開閉するように なっており、開口1縁の1つの角部に上述と同じ構造のロック具5を設けてある 。
【0013】
【考案の効果】
本考案の請求項1の考案は開口に回動支持部を支点に回動することにより開口 を開閉すると共に自重で閉じる開閉扉を設け、開閉扉の開閉を手動操作で行うと き手で持つ取っ手を開閉扉の外面に上記回動支持部と反対の自由端側に位置する ように形成し、開閉扉の自由端側で開口縁にロック具を開口面と平行な面で回転 自在になるように装着し、ロック具に開口面と平行な方向に向けて突出する第1 係当爪と第2係当爪とを開口面と直交する方向に間隔を隔てて設け、第1係当爪 が開閉扉の外面の上のロック位置に位置する状態では第2係当爪が開閉扉の側方 に位置すると共に第1係当爪が開閉扉の外面の上から離れた状態では第2係当爪 が開閉扉の内面側に入る位置関係になるように上記第1係当爪と第2係当爪の交 差角度を設定し、第1係当爪と第2係当爪の間隔を開閉扉の厚さと同じかそれよ りやや大きい間隔としているので、開閉扉を閉じてロックした状態では開閉扉の 外面の上のロック位置にロック具の第1係当爪が位置しており、この状態で取っ 手を持って持ち上げても開閉扉の外面が第1係当爪に係当して開閉扉を開くこと ができないものであって、開閉扉を閉じた状態では開閉扉が不用意に開放されな いようにロックできるものであり、また開閉扉を開く場合、一方の片手で開閉扉 の取っ手を持ち、他方の片手でロック具を回動操作して第1係当爪を開閉扉の側 方に位置させると共に第2係当爪を開閉扉の内面側に位置させ、開閉扉を回動し て開口を開放することができるものであって、ロックを簡単に解除して開閉扉を 開くことができるものであり、また開閉扉を閉じる場合は、開閉扉を自重で回動 して開閉扉の内面が第2係当爪に載る位置まで回動することができるものであっ て、一旦、開閉扉が第2係当爪に載るために開閉扉の取っ手を持っていない他方 の片手を詰めるおそれがないものであり、さらに開閉扉を完全に閉じる場合、一 方の片手で開閉扉の取っ手を持ち、他方の片手でロック具を持ってロック具を回 転して第2係当爪を開閉扉の側方に位置させると共に第1係当爪を開閉扉の外面 に位置させてロック状態にしてから開閉扉で開口を塞ぐことができるものであっ て、両手を使って開閉扉を閉じるため手を詰めるおそれがないものである。
【0014】 また本考案の請求項2の考案にあっても、略水平な開口に回動支持部を支点に 上下に回動することにより開口を開閉すると共に自重で閉じる開閉扉を設け、開 閉扉の開閉を手動操作で行うとき手で持つ取っ手を開閉扉の外面である上面に上 記回動支持部と反対の自由端側に位置するように形成し、開閉扉の自由端側で開 口縁にロック具を略水平面で回転自在になるように装着し、ロック具に水平方向 に向けて突出する上の第1係当爪と下の第2係当爪とを上下に間隔を隔てて設け 、第1係当爪が開閉扉の上面の上のロック位置に位置する状態では第2係当爪が 開閉扉の側方に位置すると共に第1係当爪が開閉扉の上面から離れた状態では第 2係当爪が開閉扉の内面側である下面側に入る位置関係になるように上記第1係 当爪と第2係当爪の交差角度を設定し、第1係当爪と第2係当爪の上下の間隔を 開閉扉の厚さと同じかそれよりやや大きい間隔としているので、開閉扉を閉じて ロックした状態では開閉扉の上面の上のロック位置にロック具の第1係当爪が位 置しており、この状態で取っ手を持って持ち上げても開閉扉の上面が第1係当爪 に係当して開閉扉を開くことができないものであって、開閉扉を閉じた状態では 開閉扉が不用意に開放されないようにロックできるものであり、また開閉扉を開 く場合、一方の片手で開閉扉の取っ手を持ち、他方の片手でロック具を回動操作 して第1係当爪を開閉扉の側方に位置させると共に第2係当爪を開閉扉の下面側 に位置させ、開閉扉を上方に回動して開口を開放することができるものであって 、ロックを簡単に解除して開閉扉を開くことができるものであり、また開閉扉を 閉じる場合は、開閉扉を自重で下方に回動して開閉扉の下面が第2係当爪に載る 位置まで回動することができるものであって、一旦、開閉扉が第2係当爪に載る ために開閉扉の取っ手を持っていない他方の片手を詰めるおそれがないものであ り、さらに開閉扉を完全に閉じる場合、一方の片手で開閉扉の取っ手を持ち、他 方の片手でロック具を持ってロック具を回転して第2係当爪を開閉扉の側方に位 置させると共に第1係当爪を開閉扉の上面に位置させてロック状態にしてから開 閉扉で開口を塞ぐことができるものであって、両手を使って開閉扉を閉じるため 手を詰めるおそれがないものである。
【0015】 また本考案の請求項3の考案にあっては、請求項1または請求項2において、 開閉扉を矩形状とし、開閉扉の自由端側の1つの角部に対応する位置で開口縁に ロック具を回転自在に装着し、第1係当爪と第2係当爪の交差角度を90°以下 にしているので、簡単な構造で上記動作を実現できるものである。 また本考案の請求項4の考案にあっては、請求項1乃至請求項3のいずれかに おいて、ロック具に開口面と略平行な方向に突出するハンドルを設けているので 、ロック具の回動操作がハンドルで行うことができてロック具の回動操作が容易 にできるものである。
【0016】 また本考案の請求項5の考案にあっては、請求項1乃至請求項4のいずれかに おいて、ハンドルの先端に握手を設けているので、握手を握ってロック具を回動 するハンドル操作が一層簡単にできるものである。 また本考案の請求項6の考案にあっては、請求項1乃至請求項5のいずれかに おいて、第2係当爪の外面側にゴムクッションのようなクッション材を設けてい るので、第2係当爪に載るように開閉扉を閉じたとき、開閉扉が第2係当爪に載 る衝撃がクッション材にて緩衝されるものである。
【0017】 また本考案の請求項7の考案にあっては、第1係当爪の内面側にゴムクッショ ンのようなクッション材を設けているので、開閉扉の外面が第1係当爪に当たっ てクッション材にて緩衝されると共に開閉扉の外面が傷付くのを防止できるもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の一例を示し、(a)は斜
視図、(b)は側面図である。
【図2】同上のロック具の拡大斜視図である。
【図3】(a)(b)は同上の動作を説明する平面図で
ある。
【図4】(a)(b)(c)は同上の動作を説明する正
面から見た透視図である。
【図5】同上の他例を示し、(a)は斜視図、(b)は
側面図である。
【図6】同上のさらに他例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 開口 2 回動支持部 3 開閉扉 4 取っ手 5 ロック具 6 第1係当爪 7 第2係当爪 8 ハンドル 9 握手 10 クッション材

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口に回動支持部を支点に回動すること
    により開口を開閉すると共に自重で閉じる開閉扉を設
    け、開閉扉の開閉を手動操作で行うとき手で持つ取っ手
    を開閉扉の外面に上記回動支持部と反対の自由端側に位
    置するように形成し、開閉扉の自由端側で開口縁にロッ
    ク具を開口面と平行な面で回転自在になるように装着
    し、ロック具に開口面と平行な方向に向けて突出する第
    1係当爪と第2係当爪とを開口面と直交する方向に間隔
    を隔てて設け、第1係当爪が開閉扉の外面の上のロック
    位置に位置する状態では第2係当爪が開閉扉の側方に位
    置すると共に第1係当爪が開閉扉の外面の上から離れた
    状態では第2係当爪が開閉扉の内面側に入る位置関係に
    なるように上記第1係当爪と第2係当爪の交差角度を設
    定し、第1係当爪と第2係当爪の間隔を開閉扉の厚さと
    同じかそれよりやや大きい間隔として成ることを特徴と
    する手動開閉扉のインターロック装置。
  2. 【請求項2】 略水平な開口に回動支持部を支点に上下
    に回動することにより開口を開閉すると共に自重で閉じ
    る開閉扉を設け、開閉扉の開閉を手動操作で行うとき手
    で持つ取っ手を開閉扉の外面である上面に上記回動支持
    部と反対の自由端側に位置するように形成し、開閉扉の
    自由端側で開口縁にロック具を略水平面で回転自在にな
    るように装着し、ロック具に水平方向に向けて突出する
    上の第1係当爪と下の第2係当爪とを上下に間隔を隔て
    て設け、第1係当爪が開閉扉の上面の上のロック位置に
    位置する状態では第2係当爪が開閉扉の側方に位置する
    と共に第1係当爪が開閉扉の上面から離れた状態では第
    2係当爪が開閉扉の内面側である下面側に入る位置関係
    になるように上記第1係当爪と第2係当爪の交差角度を
    設定し、第1係当爪と第2係当爪の上下の間隔を開閉扉
    の厚さと同じかそれよりやや大きい間隔として成ること
    を特徴とする手動開閉扉のインターロック装置。
  3. 【請求項3】 開閉扉を矩形状とし、開閉扉の自由端側
    の1つの角部に対応する位置で開口縁にロック具を回転
    自在に装着し、第1係当爪と第2係当爪の交差角度を9
    0°以下にして成ることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の手動開閉扉のインターロック装置。
  4. 【請求項4】 ロック具に開口面と略平行な方向に突出
    するハンドルを設けて成ることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の手動開閉扉のインターロ
    ック装置。
  5. 【請求項5】 ハンドルの先端に握手を設けて成ること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    手動開閉扉のインターロック装置。
  6. 【請求項6】 第2係当爪の外面側にゴムクッションの
    ようなクッション材を設けて成ることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の手動開閉扉のイン
    ターロック装置。
  7. 【請求項7】 第1係当爪の内面側にゴムクッションの
    ようなクッション材を設けて成ることを特徴とする請求
    項1乃至請求項6のいずれかに記載の手動開閉扉のイン
    ターロック装置。
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