JP3663554B2 - 水処理槽覆蓋のロック装置 - Google Patents

水処理槽覆蓋のロック装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浄化槽などの水処理槽の開口に着脱される水処理槽覆蓋をロックする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
覆蓋は、浄化槽や下水処理場などの水処理層においてその開口を覆うことに用いられる。そして、これらの水処理槽においては、清掃や点検時に覆蓋を取り除いた開口を通して作業者が出入りする。また、一般的に1つの開口には複数の覆蓋が並べて配備されるようになっており、そのような水処理槽では一部の覆蓋だけを取り除いて内部の清掃や点検を行うこともある。
【0003】
図9および図10に従来のロック装置を備えた覆蓋Aとその覆蓋Aで開口を覆った水処理槽Pを示してある。
【0004】
水処理槽Pは矩形の開口100の周縁部に段付凹入状の蓋受け部110を備えており、その蓋受け部110に覆蓋Aが載架されるようになっている。覆蓋Aには着脱用の把手ユニット210が設けられている。
【0005】
ロック装置は、矩形の覆蓋本体201の一端部に貫通状に配備された操作軸202と、この操作軸202の下端部に固着された可動係合片203と、水処理層Pにおける一側と他側の側壁のそれぞれ上端部で内向きに突出された固定係合片204,205と、覆蓋本体201の他端部の裏面側に取り付けられた係合片206とを基本的要素として備えている。そして、従来のロック装置においては、可動係合片203や係合片206、固定係合片204,205などが水処理槽P内に突き出ている。
【0006】
このロック装置にあっては、操作軸202を工具(不図示)で回転させると、可動係合片203が操作軸202と共に回転する。そして、覆蓋Aを蓋受け部110に載架したときに図示のように係合片206が固定係合片205に下側で重なり、可動係合片203が固定係合片204に下側で重なっていると、覆蓋Aを持ち上げて取り除こうとしても、可動係合片203が固定係合片204に係合し、係合片206が固定係合片205に係合するので、覆蓋Aを取り除くことができない。ロック状態である。
【0007】
このロック状態から、操作軸202を回転させて図10の矢符aのように可動係合片203を回転させて固定係合片204に重ならない非係合位置にするとロック解除状態になり、覆蓋Aの一端部を持ち上げてその覆蓋Aを取り除くことができるようになる。そして、ロック解除状態として覆蓋Aを蓋受け部110に載架させた後、操作軸202を回転させて図2の矢符bのように可動係合片203を回転させて固定係合片204に下側で重ねるとロック状態になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、水処理槽Pを清掃したり点検したりするときに、覆蓋Aを取り除いた開口100を利用して作業者が水処理槽Pに出入りする場合、上記のように水処理槽Pの側壁に固定係合片204,205が出っ張っていると危険である。また、水処理槽Pの1つの開口100に複数の覆蓋A…が横に並べて載架されているような場合において、所定の覆蓋を取り除いて開いた箇所から作業者が出入りするような場合には、水処理槽Pの側壁に出っ張っている固定係合片204,205のみならず、残った覆蓋A…から開口100内に出っ張っている可動係合片203や係合片206も危険である。
【0009】
本発明は以上の事情の下でなされたものであり、作業者が出入りする水処理槽の開口内への突出物を無くして作業者の出入りの安全性を確保することのできる水処理槽覆蓋のロック装置を提供することを目的とする。
【0010】
本発明に係る水処理槽覆蓋のロック装置は、水処理槽の開口の縁部に設けられた段付凹入状の蓋受け部における相対向する2箇所の立上り面のそれぞれに内向きに突出された固定係合片と、上記蓋受け部に嵌合状に配備されて上記開口を覆う覆蓋本体の一端部に形成されており、その覆蓋本体の一端両側で開口し覆蓋本体の下面側に盗み凹所を備えていると共に上記固定係合片の一方が嵌脱可能な第1凹入部と、第1凹入部に回転可能に配備されかつその頭部が覆蓋本体の上面から突出する位置とその頭部が覆蓋本体の上面から突出しない位置との間で上下動可能に配備された操作軸と、上記第1凹入部内で上記操作軸から横向きに延び出て、上記操作軸が下動されたときにその第1凹入部に嵌合している上記固定係合片よりも下位に位置され、その固定係合片に係合したときに上記操作軸の頭部を覆蓋本体の上面から突出しない位置に位置決めすると共に、上記操作軸を回転操作することによりその固定係合片に対して重ならない非係合位置とその固定係合片に対して重なる係合位置との間で旋回される可動係合片と、上記操作軸を上動方向に常時付勢するばね体と、第1凹入部に設けられたガイド部材であって、固定係合片よりも少し下位に位置する平坦部とこの平端部の端部から斜め上方に延び出た傾斜部とを備え、可動係合片が固定係合片に対して重ならない非係合位置から固定係合片の下側でその固定係合片に重なる係合位置に旋回する方向に操作軸を回転操作すると、可動係合片が上記傾斜部と摺動して下降しながら旋回した後、上記平坦部の下側に嵌まり込むように、可動係合片を非係合位置と係合位置との間で案内するガイド部材と、覆蓋本体の他端部に形成されてその覆蓋本体の他端両側で開口し覆蓋本体の上面側に嵌合部を備えていると共に上記固定係合片の他方が嵌脱可能な第2凹入部と、を備える、というものである。
【0011】
このように構成されたロック装置においては、その構成要素である操作軸や可動係合片は覆蓋本体に形成された第1凹入部に収容されており、第2凹入部の係合部は覆蓋本体の上面側に備わっており、固定係合片は水処理槽の開口の縁部に設けられた段付凹入状の蓋受け部の立上り面で内向きに突出されているので、水処理層の開口内に出っ張る部材がない。
【0012】
このロック装置においては、可動係合片が非係合位置になっていると、ばね体の力で操作軸の頭部が覆蓋本体の上面から突出した位置に保持されるのに対し、可動係合片が係合位置において固定係合片の下側に重なっていると、操作軸の頭部がばね体の力に抗して覆蓋本体の上面から突出しない位置に保持される。このため、操作軸の頭部が覆蓋本体の上面から突出しているか否かを見定めることにより覆蓋がロックされているかロックされていないかを判別できる。
【0013】
このロック装置では、覆蓋本体の上面から突出している操作軸の頭部をばね体の力に抗して押し下げることと、操作軸を回転操作して可動係合片を非係合位置から係合位置に旋回させることとを行うことによって、覆蓋をロックすることができる。また、操作軸を回転操作して可動係合片を係合位置から非係合位置に旋回させることによってロック解除することができる。また、ガイド部材を設けたことにより、操作軸を回転操作するだけで可動係合片を非係合位置から固定係合片の下側でその固定係合片に重なる係合位置に旋回させることができるようになる。
【0014】
本発明においては、第1凹入部における操作軸の背部に係止部が設けられ、この係止部に対応する可動係合片の基端部に、この可動係合片が係合位置から非係合位置に一方向に旋回することを阻止しかつ他方向に旋回することを許す係合部が設けられているという構成を採用することができる。この構成であると、操作軸を回転操作して可動係合片を非係合位置から係合位置に旋回させたときに、可動係合片を係合位置に確実に位置合わせすることができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るロック装置を取り付けた覆蓋Aとその覆蓋Aで開口100を覆った水処理槽Pを示す一部省略縦断正面図、図2は要部の平面図、図3は他の要部の平面図、図4はロック解除された覆蓋Aとその覆蓋Aで開口100が覆われた水処理槽Pの要部の縦断正面図、図5はロック解除された覆蓋Aの縦断側面図である。
【0017】
水処理槽Pにおいて、矩形の開口100の周縁部にL形鋼材を埋設することによって段付凹入状の蓋受け部110が設けられている。この蓋受け部110の一側の立上り面111に内向きに固定係合片1が突出されており、同様に、蓋受け部110の他側の立上り面112に内向きに固定係合片2が突出されている。これらの固定係合片1,2は立上り面111,112から少し突出された矩形の板材によって形成されており、その全体が蓋受け部110により形成される蓋受け空間に納まっている。すなわち、固定係合片1,2は、水処理槽Pの開口100に出っ張っていない。
【0018】
覆蓋Aにおいて、パネル状の覆蓋本体3はFRPや発泡合成樹脂板の上下(表裏)両面に表面材31を積層一体化することにより形成されており、その一端部の適所と他端部の適所とに発錆しにくい金属であるステンレスで作られた中空ユニット32,33が面一にビス34…で取り付けられている。このため、覆蓋本体3の一端部には中空ユニット32によって第1凹入部35が形成され、また、他端部には中空ユニット33によって第2凹入部36が形成される。そして、第1凹入部35は覆蓋本体3の一端面側で開口しており、覆蓋本体3の下面側には図1に示したように盗み凹所37が形成されている。第2凹入部35は覆蓋本体3の他端面側で開口している。
【0019】
第1凹入部35を形成している中空ユニット32の底板部38に筒形ガイド39が第1凹入部35内に突き出る形態で固定されているのに対し、この中空ユニット32のカバー部41には上記筒形ガイド39と同心状に円形の開口42が開設されている。そして、径小な軸部44の上端に径大な頭部45を備える操作軸43の上記軸部44が上記筒形ガイド39に回転および上下摺動自在に嵌合されていると共に、操作軸43の頭部45が上記開口42に回転および上下摺動自在に嵌合されている。なお、頭部45には角孔45aが形成されていて、この角孔45aに差し込んだ工具で操作軸43を回転させることができる。
【0020】
操作軸43の軸部44に平板材でなる可動係合片4が固着されている。図2で判るように、可動係合片4は第1凹入部35内で操作軸43から横向きに延び出ており、その基端部の1つのコーナ部の輪郭線が略90度に曲がった形になっており、他の1つのコーナ部の輪郭線は操作軸43の軸線を中心とする円弧状になっている。これに対し、操作軸43の背部に、上記した覆蓋本体3の端面によって形成された面状の係止部46が位置しており、この係止部46に可動係合片4の上記基端部が対応している。このため、図2において可動係合片4が実線で示した位置になっている状態から操作軸43を時計方向(右回り)に回転させようとしたときには、輪郭線が略90度に曲がった形になっている可動係合片4の1つのコーナ部が係止部46に当たって可動係合片4の時計方向への旋回を阻止する。しかし、操作軸43を反時計方向(左回り)に回転させようとしたときには、可動係合片4の他の1つのコーナ部の輪郭線が円弧状になっているので、可動係合片4の反時計方向への旋回が可能である。このため、可動係合片4の基端部において、輪郭線が略90度に曲がった形になっている1つのコーナ部が上記係止部46に対応する係合部47として機能し、この係合部47と上記係止部46との共働によって、可動係合片4は図2に矢印Xで示したように略90度の範囲でのみ旋回可能となる。
【0021】
図1、図4および図5のように、中空ユニット32の底板38と上記可動係合片4との間にコイルばねでなるばね体5が介在されており、このばね体5の力によって操作軸43が上動方向に常時付勢されている。
【0022】
ここで、覆蓋Aを蓋受け部110に載架して水処理槽Pの開口100を覆ったときには、図1や図4のように固定係合片1が第1凹入部35に嵌合した状態になる。そして、図1のように第1凹入部35に嵌合した固定係合片1にその下側から可動係合片4が重なり合って係合しているときには、操作軸43の位置がばね体5の力に抗してその位置に保たれ、操作軸43の頭部45が覆蓋本体3の上面から突出しない位置に保持される。また、可動係合片4が固定係合片1に重ならない位置に旋回されているときには、図4や図5のようにばね体5の力によって操作軸43が上動されてその頭部45が覆蓋本体3の上面から突出する。
【0023】
第2凹入部36は覆蓋本体3の上面側に係合部36aを備えている。なお、覆蓋本体3は、図7や図8で説明したものと同様に把手ユニット(不図示)を有しており、その把手ユニットを手で持って蓋受け部110に着脱されるようになっている。
【0024】
以上のように構成されたロック装置において、操作軸43がばね体5の力に抗して下動限まで押し込まれたときには、可動係合片4の位置が第1凹入部35に嵌合している固定係合片1よりも下位に位置されるようになっている。
【0025】
次に作用を説明する。
【0026】
覆蓋Aを蓋受け部110に載架して水処理槽Pの開口100を覆わせるときには、覆蓋本体3の一端部を蓋受け部110に載架する前に、覆蓋本体3の他端部を蓋受け部110に載架し、覆蓋本体3の第2凹入部36に固定係合片2を嵌入しておく。その状態から覆蓋本体3の他端部を支点として覆蓋本体3の一端部を下動させていく。その際、可動係合片4は図2の仮想線(二点鎖線)で示す位置にしておく。
【0027】
覆蓋本体3の一端部を蓋受け部110に載架すると、図4のように固定係合片1が第1凹入部35に嵌合されるので、次に、覆蓋本体3の上面から突出している操作軸43の頭部45をばね体5の力に抗して押し下げながら、操作軸43を図2において時計方向に回転操作する。この操作により、可動動係合片4が図2に仮想線で示した位置である非係合位置から同図に実線で示した位置である係合位置に旋回するので、操作軸43に対する押込力を解除することによって図1に矢符Nで示したように可動係合片4がばね体5の力で固定係合片1に重なり合って係合し、操作軸43の頭部45が覆蓋本体3の上面から突出しない位置に保持される。ロック状態である。
【0028】
次に、図1や図2の実線で示したロック状態から、操作軸43を図2において反時計方向に回転操作して可動係合片4を係合位置から非係合位置に旋回させることによってロック解除することができ、このロック解除状態では、操作軸43の頭部45がばね体5の力で覆蓋本位3の上面から突出する。したがって、操作軸43の頭部45が覆蓋本体3の上面から突出していなければ、覆蓋Aがロックされていると判断でき、その頭部45が覆蓋本体3の上面から突出していればロック解除状態、すなわちロックされていないと判断できる。
【0029】
ここで、非係合位置は可動係合片4が固定係合片1に対して重ならない位置のことであり、係合位置は可動係合片4が固定係合片1に対して重なる位置のことである。
【0030】
この実施形態では、可動係合片4を非係合位置から係合位置まで旋回させるときに、操作軸43をばね体5の力に抗して押し下げる必要があるけれども、図6〜図8に示した他の実施形態によると、操作軸43を回転させるだけで操作軸43がばね体5の力に抗して自動的に下動するようになる。
【0031】
図6や図7は他の実施形態によるロック装置を取り付けた覆蓋Aの要部の縦断正面図、図8は同ロック装置を取り付けた覆蓋Aの要部の縦断側面図である。この実施形態では、第1凹入部35に、操作軸43を回転操作したときに可動係合片4を固定係合片1に対して重ならない非係合位置と固定係合片1の下側でその固定係合片1に重なる係合位置との間で案内するガイド部材6が設けられている。このガイド部材6は、平坦部61とこの平坦部61の端部から斜め上方に延び出た傾斜部62とを備えていて、中空ユニット32のカバー部41に固着されている。そして、上記平坦部61は、第1凹入部35に嵌合した固定係合片1よりも少し下位に位置している。
【0032】
このように構成しておくと、可動係合片4が非係合位置から係合位置に旋回する方向(図2の時計方向)に操作軸43を図6の矢符Rのように回転操作すると、同図に矢符Lで示したように、可動係合片4がガイド部材6の傾斜部62と摺動して下降しながら旋回した後、平坦部61の下側に嵌まり込み、これにより、可動係合片4が固定係合片1の下側でその固定係合片1に重なる係合位置に旋回される。なお、図8においては、傾斜部62を摺動している可動係合片4を一点鎖線や二点鎖線で示してある。
【0033】
図6〜図8で説明した他の実施形態において、その他の構成や作用は図1〜図5で説明した実施形態と同様であるので、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0034】
この実施形態のロック装置において、その構成要素である操作軸43や可動係合片4は覆蓋本体3の第1凹入部35に収容されており、第2凹入部36の係合部36aは覆蓋本体3の上面側に備わっており、固定係合片1,2は水処理槽Pに設けられた段付凹入状の蓋受け部110の立上り面111で内向きに突出されているので、水処理層Pの開口100内に出っ張る部材はない。そのため、清掃や点検などのために作業者が開口100を出入りしても、開口100内に出っ張った部材が作業者に当たって怪我をするといった余地はまったくない。
【0035】
【発明の効果】
本発明による水処理槽覆蓋のロック装置によれば、操作軸や可動係合片、固定係合片のほとんどの構成要素が覆蓋本体の第1凹入部や水処理槽側の蓋受け部に収容され、残りの要素である第2凹入部の係合部は覆蓋本体の上面側に備わっているので、水処理層の開口内に出っ張る部材がなくなる。そのため、覆蓋を取り除いて確保した開き箇所を利用して作業者が水処理槽に出入りするときの安全性が向上する。また、操作軸の頭部が覆蓋本体の上面から突出しているか否かを見定めるだけで覆蓋がロックされているかロックされていないかを容易かつ確実に判別できる利点がある。
【0036】
また、操作軸の背部に係止部を設け、この係止部に対応する可動係合片の基端部に係合部を設けたものによれば、操作軸を回転操作して可動係合片を係合位置にしてロックする操作を確実に行えるようになる。
【0037】
さらに、可動係合片を非係合位置と係合位置との間で案内するガイド部材を設けたものによれば、操作軸を回転操作するだけで可動係合片を非係合位置から固定係合片の下側でその固定係合片に重なる係合位置に旋回させることができるようになり、ロックするときに操作軸をばね体の力に抗して押し込むという操作を行う必要がなくなり、それだけ使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック装置を取り付けた覆蓋とその覆蓋で開口を覆った水処理槽を示す一部省略縦断正面図である。
【図2】図1の要部の平面図である。
【図3】図1の他の要部の平面図である。
【図4】ロック解除された覆蓋とその覆蓋で開口が覆われた水処理槽の要部の縦断正面図である。
【図5】ロック解除された覆蓋の縦断側面図である。
【図6】他の実施形態によるロック装置を取り付けた覆蓋において、ロックされたものの要部の縦断正面図である。
【図7】同ロック装置を取り付けた覆蓋において、ロック解除されたものの要部の縦断正面図である。
【図8】同ロック装置を取り付けた覆蓋において、ロックされたものの要部の縦断側面図である。
【図9】従来のロック装置を備えた覆蓋と水処理槽を示す一部省略垂直断面図である。
【図10】従来のロック装置の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1,2 固定係合片
3 覆蓋本体
4 可動係合片
5 ばね体
6 ガイド部材
35 第1凹入部
36 第2凹入部
36a 係合部
37 盗み凹所
43 操作軸
45 頭部
46 係止部
47 係合部
100 開口
110 蓋受け部
111,112 立上り面
P 水処理槽

Claims (2)

  1. 水処理槽の開口の縁部に設けられた段付凹入状の蓋受け部における相対向する2箇所の立上り面のそれぞれに内向きに突出された固定係合片と、
    上記蓋受け部に嵌合状に配備されて上記開口を覆う覆蓋本体の一端部に形成されており、その覆蓋本体の一端両側で開口し覆蓋本体の下面側に盗み凹所を備えていると共に上記固定係合片の一方が嵌脱可能な第1凹入部と、
    第1凹入部に回転可能に配備されかつその頭部が覆蓋本体の上面から突出する位置とその頭部が覆蓋本体の上面から突出しない位置との間で上下動可能に配備された操作軸と、
    上記第1凹入部内で上記操作軸から横向きに延び出て、上記操作軸が下動されたときにその第1凹入部に嵌合している上記固定係合片よりも下位に位置され、その固定係合片に係合したときに上記操作軸の頭部を覆蓋本体の上面から突出しない位置に位置決めすると共に、上記操作軸を回転操作することによりその固定係合片に対して重ならない非係合位置とその固定係合片に対して重なる係合位置との間で旋回される可動係合片と、
    上記操作軸を上動方向に常時付勢するばね体と、
    第1凹入部に設けられたガイド部材であって、固定係合片よりも少し下位に位置する平坦部とこの平端部の端部から斜め上方に延び出た傾斜部とを備え、可動係合片が固定係合片に対して重ならない非係合位置から固定係合片の下側でその固定係合片に重なる係合位置に旋回する方向に操作軸を回転操作すると、可動係合片が上記傾斜部と摺動して下降しながら旋回した後、上記平坦部の下側に嵌まり込むように、可動係合片を非係合位置と係合位置との間で案内するガイド部材と、
    覆蓋本体の他端部に形成されてその覆蓋本体の他端両側で開口し覆蓋本体の上面側に嵌合部を備えていると共に上記固定係合片の他方が嵌脱可能な第2凹入部と、
    を備えることを特徴とする水処理槽覆蓋のロック装置。
  2. 第1凹入部における操作軸の背部に係止部が設けられ、この係止部に対応する可動係合片の基端部に、この可動係合片が係合位置から非係合位置に一方向に旋回することを阻止しかつ他方向に旋回することを許す係合部が設けられている請求項1に記載の水処理槽覆蓋のロック装置。
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