JP3035422U - 流水溝の格子蓋 - Google Patents

流水溝の格子蓋

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JP3035422U
JP3035422U JP1996008374U JP837496U JP3035422U JP 3035422 U JP3035422 U JP 3035422U JP 1996008374 U JP1996008374 U JP 1996008374U JP 837496 U JP837496 U JP 837496U JP 3035422 U JP3035422 U JP 3035422U
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face
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lattice
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JP1996008374U
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Inventor
達生 西脇
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太田 良一
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案の流水溝の格子蓋は、従来の格子蓋が
その上を人や車が走ることによってずれ、格子蓋の間に
隙間を生じて、この隙間からゴミが落ちて流水溝を詰ま
らせたり、人の足が落ちて怪我する恐れが有ったのを改
善する。 【解決手段】 流水溝2の上面を流水方向に連続させて
蓋する格子蓋3の互いに連続させる方向の一方の端面3
2には、格子蓋3の上面と連続する横方向の突条321
を、他方の端面33には前記突条321が嵌入する凹条
331を形成すると共に、突条321を形成した端面3
2には上側の幅が広くて下側の幅が狭く、且つ端面32
と接する側が凹んでいる突出部322を、他方の端面3
3には前記突出部322が嵌入する凹み部332を形成
した流水溝の格子蓋である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、下水が流れるU字溝等の流水溝の上面を流水方向に連続させて蓋し 、流水溝内に大きなゴミが落ち込んで、流水を妨げ、或いは流水溝に人が落ちる のを防止する流水溝の格子蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の流水溝の格子蓋1は、全体が鉄等の鋳物、或いは格子部分を溶接した鉄 等の剛性材料で形成され、図5に示すようにやや幅広の周囲部分11内に格子部 分12が設けられており、U字溝等の流水溝2の上面近くに形成されている段部 21に載置されるだけで、格子蓋1を互いに連結する手段は設けられていなかっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の流水溝の格子蓋1は、流水溝2の段部21の上に載置されているだけで あるので、その上を人や自転車、自動車等が通るに従って、これらとの摩擦で段 部21上を自由に移動することができるため、流水方向に移動し、格子蓋1間に 大きな隙間を生じ、ここから流水溝内に大きなゴミが落ち、流水溝を詰まらせる 恐れがあった。
【0004】 更に、この隙間が拡大して、この隙間から人の足が落ち込む込み、怪我をした り、靴や衣類を汚損、破損する等の問題を生じることもある欠陥があり、本考案 はこのような問題点を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の目的を達成するための流水溝の格子蓋の手段に関し、請求項 1記載の手段は、下水が流れるU字溝等の流水溝の上面を流水方向に連続させて 蓋する流水溝の格子蓋において、前記格子蓋のの互いに連続させる方向の一方の 端面には、格子蓋の上面に連続する横方向の突条を、他方の端面には前記突条が 嵌入する凹条を形成すると共に、突条を形成した端面には上側の幅が広く、下側 の幅が狭く、且つ端面と接する側が凹んでいる突出部を、他方の端面には前記突 出部と対称な凹み部を形成したことを特徴とする。
【0006】 そして、この流水溝の格子蓋は、請求項2記載のように、前記格子蓋の一方の 端面に形成した突出部と他方の端面に形成した凹み部は、格子蓋の下面にまで達 していなくても、請求項3記載のように格子蓋の下面まで達していても良い。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の請求項1、請求項2に該当する第1の実施の形態を、図1、図 2について、以下に説明する。 この実施の形態においては、全体を鉄の鋳物で形成し、或いは格子部31を鉄 板の溶接で、周囲部を鋳物で形成する等の種々の手段で形成することが可能であ る。
【0008】 この格子蓋3が前記のような流水溝2の段部21に連続して載置された際の隣 接の格子蓋3に対面する一方の端面32には、断面が方形で、上面が格子蓋3の 上面に連続する突条321を突設する。
【0009】 この端面32には、前記突条321の下側の左右方向の中央には、下側は左右 幅が狭くて上側は広い台形の突出部322が形成されるが、この突出部322の 左右と下側の周面は端面32側が凹んでいる斜面となっていて、更にこの突出部 322の下側には端面32が残っている。
【0010】 このように一方の端面が形成されている格子蓋3の反対側の端面33には、上 端側に前記の突条321が嵌入する同形の凹条331が形成されると共に、その 下側には前記の突出部322と対面する位置に、突出部322の左右と下側の周 面と対照的に先端側が出っ張っている凹み部332が形成され、その下側には突 出部322の下側の端面32と同一寸法の端面33が残っている。
【0011】 このように構成された格子蓋3を流水溝2の段部21に載置した後、他方の端 面33の窪み部332の上から、凹み部332内に突出部321を挿入するよう にして、突条321を凹条331に載置する。
【0012】 すると、突出部322の左右と下側の周面は端面32側が窪んでいる斜面であ るため、凹み部331内において端面33側に押される力を受け、2つの格子蓋 3が互いに密着させられた状態となり、2つの格子蓋3の上面は突条321と凹 条331が接触した平面となる。
【0013】 そして、前述のように突出部321と凹み部331とは密着方向の力を受けて いるため、その上を通る人、自転車、自動車等から受ける力で2つの格子蓋3が 離れるのを防止でき、2つの格子蓋3が離れるために隙間を生じるのが防止され 、このような隙間からのゴミの落下による流水溝の詰まり、隙間からの転落が未 然に防止できるものである。
【0014】 次に、請求項2、請求項3に該当し、図3、図4に示す第2の実施の形態につ いて以下に説明する。 この実施の形態においては、前実施の形態の突出部322と凹み部332の下 側を格子蓋3の下面に一致する位置まで形成したもので、その他は前実施の形態 と異なる所はない。
【0015】 従って、前実施の形態においては、2つの格子蓋3の内、一方の格子蓋3の端 面32側を、他方の格子蓋3の端面33側の凹条331と凹み部332とで支え ていたのを、この実施の形態においては凹条331のみで支えることになるもの で、その他については前実施の形態と同様な作用効果を奏するものである。
【0016】
【考案の効果】 従来の流水溝の格子蓋がその上を人や車が走ることによってずれ、格子蓋の間 に隙間を生じて、この隙間からゴミが落ちて流水溝を詰まらせたり、人の足が落 ちて怪我する恐れが有ったのを、本考案は各格子蓋を突出部と窪み部の嵌入で連 結したので格子蓋が移動し、隙間を生じないようにできる。
【0017】 従って、流水溝内へのゴミの落下による流水溝の詰まりや、人がこれに足を落 として怪我したり、車の車輪が落ち込む等の故障、或いは事故が未然に防止でき る有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態の突出部側の斜視図
である。
【図2】同上の窪み部側の斜視図である。
【図3】本考案の第2の実施の形態の突出部側の斜視図
である。
【図4】同上の窪み部側の斜視図である。
【図5】従来のU字溝に格子蓋を載置した状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
2 流水溝 3 格子蓋 32 端面 321 突条 322 突出部 33 端面 331 凹条 332 凹み部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下水が流れるU字溝等の流水溝の上面を
    流水方向に連続させて蓋する流水溝の格子蓋において、 前記格子蓋の互いに連続させる方向の一方の端面には、
    格子蓋の上面に連続する横方向の突条を、他方の端面に
    は前記突条が嵌入する凹条を形成すると共に、突条を形
    成した端面には上側の幅が広く、下側の幅が狭く、且つ
    端面と接する側が凹んでいる突出部を、他方の端面には
    前記突出部と対称な同形の凹み部を形成したことを特徴
    とする流水溝の格子蓋。
  2. 【請求項2】 前記格子蓋の一方の端面に形成した突出
    部と他方の端面に形成した凹み部は、格子蓋の下面にま
    で達していないことを特徴とする請求項1記載の流水溝
    の格子蓋。
  3. 【請求項3】 前記格子蓋の一方の端面に形成した突出
    部と他方の端面に形成した凹み部は、格子蓋の下面にま
    で達していることを特徴とする請求項1記載の流水溝の
    格子蓋。
JP1996008374U 1996-08-20 1996-08-20 流水溝の格子蓋 Expired - Lifetime JP3035422U (ja)

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