JP3035345U - 車歩道境界ブロック - Google Patents
車歩道境界ブロックInfo
- Publication number
- JP3035345U JP3035345U JP1996010124U JP1012496U JP3035345U JP 3035345 U JP3035345 U JP 3035345U JP 1996010124 U JP1996010124 U JP 1996010124U JP 1012496 U JP1012496 U JP 1012496U JP 3035345 U JP3035345 U JP 3035345U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- sidewalk
- block
- cables
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】近年電柱に張り巡らせた通信用、電力用ケーブ
ルを市街地の外観の観点から取除き、ケーブルの地中化
が行なわれている。本考案は地中に埋設された既存のパ
イプ類を取除くことなく、簡単にケーブルの地中化を行
なおうとする。 【解決手段】歩道側背面に切欠け3aを有する本体プレ
ハブブロック2を複数連設して、連設切欠け3a−3a
を形成し、該連設切欠け3a−3aに、ケーブル保護管
4,4‥‥‥を埋設した場所打ちコンクリート部3を形
成した車歩道境界ブロック。
ルを市街地の外観の観点から取除き、ケーブルの地中化
が行なわれている。本考案は地中に埋設された既存のパ
イプ類を取除くことなく、簡単にケーブルの地中化を行
なおうとする。 【解決手段】歩道側背面に切欠け3aを有する本体プレ
ハブブロック2を複数連設して、連設切欠け3a−3a
を形成し、該連設切欠け3a−3aに、ケーブル保護管
4,4‥‥‥を埋設した場所打ちコンクリート部3を形
成した車歩道境界ブロック。
Description
【0001】
車道と歩道の境界に設置されるコンクリート製ブロックで、通信用ケーブル特 に光ファイバーの保護管を埋設したブロック。
【0002】
最近電柱に張り巡らせたケーブルが市街地の美観を損なうという観点から、ケ ーブルを地中に埋設する地中化が試みられている。このケーブルの地中化の方法 として、電力線、通信線を収容する蓋付きU型断面構造物を用いたり、保護管を まとめて地中に埋設し、これらの構造物や保護管にケーブル特に光ファイバーを 挿通していた。
【0003】 さらに図5▲a▼▲b▼に示すように、一体の境界ブロック11に貫通孔12 を貫通させ、この貫通孔12に光ファイバーなどのケーブルを収容する保護管1 3を挿通する方法も考えられる。しかしこの方法では、境界ブロック11設置の 際、ブロック11,11相互の間に僅かのずれが生じ、ケーブル挿入の時、この ずれによってケーブルの表面に傷のつくおそれがある。
【0004】
ケーブルの地中化は主に歩道の下面にケーブルを収容しようとするものである が、既に歩道下面には上下水、ガス管が埋設されており、ケーブルを地中化する ためには、既存のパイプ類を移設しなければならない。このため、既存のパイプ 類を全部掘り上げて、新たにケーブルを埋設するには多くの費用と手数を必要と し、さらには地区住民にも迷惑をかけることになる。本考案はこのようなケーブ ルの地中化にともなう費用と手数を省略しようとする。
【0005】
歩道側背面に切欠け3aを有する本体プレハブブロック2を複数連設して、連 設切欠け3a−3aを形成し、該連設切欠け3a−3aに、ケーブル保護管4, 4‥‥‥を埋設した場所打ちコンクリート部3を形成した、車歩道境界ブロック 。
【0006】
まづ本考案車歩道境界ブロックのケーブル埋設方法について説明する。 第1に、既設の車歩道境界ブロックを取除く。(図2) 図2においてaは車道、bは歩道、cは側溝、dは家屋である。
【0007】 第2に、既設のブロックを取除いた後のブロック用溝eに切欠け3aを有する 本体プレハブブロック2を複数埋設する。このようして歩道bと複数のプレハブ ブロック2との間に切欠け3aの連接された連設切欠け3a−3aが形成される 。(図3,図4)
【0008】 第3に前記連設切欠け3a−3aにケーブル保護管4,4‥‥‥を挿入して組 付ける。 第4に、ケーブル保護管4,4‥‥‥の組付けられた連設切欠け3a−3aに コンクリートを場所打ちし、養生硬化する。 第5にケーブル保護管4,4‥‥‥にケーブルを挿入する。
【0009】 このようにして図1に示すような本考案車歩道境界ブロックが形成される。 図1において3は連設場所打ちコンクリート部でケーブル保護管4,4‥‥‥ を埋設する。
【0010】 すなわち、本考案境界ブロックbは、歩道側背面に切欠け3aを有する本体プ レハブブロック2を複数連設して、連設切欠け3a−3aを形成し、該連設切欠 け3a−3aに、ケーブル保護管4,4‥‥‥を埋設した場所打ちコンクリート 部3を形成したものである。
【0011】 本考案は連設切欠け3a−3aが複数の本体プレハブブロック2にわたって形 成されるため、光ファイバーのように長距離継目なしのケーブルに対して有効で ある。
【0012】
▲a▼ 複数の本体プレハブブロック2にわたって連設切欠け3a−3aを形 成し、場所打ちコンクリート部3としたので、光ファイバーのように長距離継目 なしのケーブルの埋設に有効である。
【0013】 ▲b▼ 車歩道境界ブロックを交換するだけで、ケーブルの地中化が可能とな る。
【図1】 本考案境界ブロック1の斜視図、
【図2】 既設の境界ブロックを取去った後の断面図、
【図3】 本体プレハブブロック2を既設のブロックに
交換した直後の斜視図、
交換した直後の斜視図、
【図4】 図3の要部拡大図、
【図5】▲a▼ 従来の境界ブロックの断面図、▲b▼
図5▲a▼5b−5b断面図、
図5▲a▼5b−5b断面図、
1:本考案境界ブロック、2:本体プレハブブロック、
3:場所打ちコンクリート部、3a;切欠け、3a−3
a:連設切欠け、4:ケーブル保護管、a:車道、b:
歩道、c:側溝、d:家屋、e:境界ブロック用溝、1
1:従来の境界ブロック、12:貫通孔。
3:場所打ちコンクリート部、3a;切欠け、3a−3
a:連設切欠け、4:ケーブル保護管、a:車道、b:
歩道、c:側溝、d:家屋、e:境界ブロック用溝、1
1:従来の境界ブロック、12:貫通孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 歩道側背面に切欠け3aを有する本体プ
レハブブロック2を複数連設して、連設切欠け3a−3
aを形成し、該連設切欠け3a−3aに、ケーブル保護
管4,4‥‥‥を埋設した場所打ちコンクリート部3を
形成した、ことを特徴とする車歩道境界ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010124U JP3035345U (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 車歩道境界ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010124U JP3035345U (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 車歩道境界ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035345U true JP3035345U (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=43170160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996010124U Expired - Lifetime JP3035345U (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 車歩道境界ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035345U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010180582A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 側溝 |
JP2019218688A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 株式会社イトーヨーギョー | 縁石ブロック及びブロックセット |
JP2021114842A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | トヨタ自動車株式会社 | 歩車道境界ブロック |
JP2021114843A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | トヨタ自動車株式会社 | 歩車道境界ブロック |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP1996010124U patent/JP3035345U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010180582A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 側溝 |
JP2019218688A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 株式会社イトーヨーギョー | 縁石ブロック及びブロックセット |
JP2022186823A (ja) * | 2018-06-15 | 2022-12-15 | 株式会社イトーヨーギョー | 縁石ブロック及びブロックセット |
JP7374448B2 (ja) | 2018-06-15 | 2023-11-07 | 株式会社イトーヨーギョー | 縁石ブロック及びブロックセット |
JP7391422B2 (ja) | 2018-06-15 | 2023-12-05 | 株式会社イトーヨーギョー | 縁石ブロック及びブロックセット |
JP2021114842A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | トヨタ自動車株式会社 | 歩車道境界ブロック |
JP2021114843A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | トヨタ自動車株式会社 | 歩車道境界ブロック |
JP7215436B2 (ja) | 2020-01-17 | 2023-01-31 | トヨタ自動車株式会社 | 歩車道境界ブロック |
JP7215437B2 (ja) | 2020-01-17 | 2023-01-31 | トヨタ自動車株式会社 | 歩車道境界ブロック |
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