JP7215437B2 - 歩車道境界ブロック - Google Patents

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Description

本発明は、歩道と車道の境界に延在するよう設置される縁石を含む歩車道境界ブロックに係り、より詳細には、電力ケーブル、通信ケーブル等の電線ケーブルを内部に格納した歩車道境界ブロックに係る。
近年、国や地方自治体に於いて、景観の改善、歩道の有効幅員の拡大による通行空間の安全性及び快適性の向上、地震、竜巻、台風等の災害時に於ける電柱の倒壊による交通などへの被害の防止などを図るために、地上に於ける電線ケーブルを担持する電柱をなくす無電柱化が推進されている。かかる無電柱化の方策の一つとしては、電柱に担持されていた電線ケーブルを歩車道境界ブロックに格納することが提案されている。例えば、特許文献1に於いては、縁石を中空に形成して、その中空の空間に、送電線、電話線、送水管等を収納できるようにすることが提案されている。特許文献2、3では、歩車道境界ブロックとして、境界に沿って側溝ブロック(トラフ)を形成し、側溝ブロック内にその延在方向に沿って上部空間と下部空間とを分ける中底部材を配置し、側溝ブロックの下部空間内に電線ケーブルが収容され、上部空間が道路上の排水路となっている構造が提案されている。特許文献4では、歩車道境界ブロックに於いて、電線ケーブルを収容する蓋付きのトラフと、トラフの蓋の上に縁石が配置され、縁石の下方部分の基礎部に排水通路が形成されている構造が提案されている。なお、歩車道境界に配置される縁石に一体的に排水路が形成された構造が特許文献5に、縁石に排水の目的でエプロンが形成されている構造が特許文献6に、それぞれ、記載されている。
特開2006-97450 特開2012-136887 特開2012-158983 特開2016-36220 特開2015-108218 特開2006-291683
無電柱化の方策の一つとして、電線ケーブルを地上に敷設し或いは地中に埋設する方式を採用する場合、地中には、既に、ガス管、上下水管、排水管などの管類が埋設されているので、それらの地中に埋設されている管類に影響のないように、或いは、それらの管類を移動させるなどのことがないように電線ケーブルが敷設できることが望ましい。そこで、本願出願人は、本願出願時未公開の特願2019-223517に於いて、歩車道境界ブロックの地上に突出する縁石部分を中空に形成し、その縁石内の空間に電線ケーブルを配設する構成を提案した。図1(A)に模式的に描かれている如く、かかる歩車道境界ブロック1は、より具体的には、舗装面よりも下に埋設される基礎部2の上に、電線ケーブル4(複数であってよい。)が載置され、その電線ケーブル4を覆うように、断面に於いて下側が開口した略U字形状の縁石部3が配置される構造となっている。通常、ガス管などの既存の管類は、縁石の下などには設けられていないので、かかる構成によれば、地中に既存の管類と干渉することなく、電線ケーブル4が配設することが可能であり、また、電線ケーブル4が地上に突出した縁石部3内に配設されているので、舗装部を除去し、縁石部3を外すだけで、電線ケーブル4にアクセスすることが可能であり、電線ケーブル4の保守等が容易となるといった利点が得られることとなる。
ところで、上記の如く、歩車道境界ブロック1の地面又は舗装面の下に配置される基礎部2の上面に電線ケーブル4を載置し、それらの電線ケーブル4を断面に於いて略U字形状の縁石部3で被せる構造に於いて、縁石部3が破損した場合には、速やかに交換できるようになっていることが好ましい。この点に関し、縁石部3の一部が破損しただけでも縁石部3全体を交換しなければならないとすれば、縁石の修理コストが増大することとなる。また、収容されている電線ケーブル4の修理・保守・交換などの目的で、縁石部3の中を開けるときに、縁石部3全体を、一旦、基礎部2から取り外すよう作業に於いては、縁石部3の両側の舗装部を除去し、両側のアンカーボルトを外さなければならないなど、手間と労力を要する。そこで、もし縁石部3が部分的に取り外し可能であり、或いは、交換可能であれば、縁石部3の一部が破損した際には、その破損した部分だけを交換することができ、また、縁石部3の中を開けるときに、縁石部3全体を取り外す必要がなくなるので、コストや手間、労力が低減され、有利であろう。
かくして、本発明の一つの課題は、上記の如き歩車道境界ブロックであって、基礎部の上面に電線ケーブルを載置し、その電線ケーブルを覆うように断面に於いて略U字形状の縁石をその開口部分を下向きにして基礎部上面に配置する構造に於いて、縁石部が部分的に基礎部から取り外せるようになった構成を提供することである。
本発明によれば、上記の課題は、電線ケーブルが上面に載置される基礎部と前記電線ケーブルを覆うように前記基礎部の上面に配置される断面に於いて下側が開口した略U字形状の縁石部とを含む歩車道境界ブロックであって、前記縁石部が複数の部品を連結して形成される歩車道境界ブロックによって達成される。
上記に於いて、「歩車道境界ブロック」は、道路に於いて、車道と歩道との境界に沿って配列されて設置され、縁石を提供する構造体である。歩車道境界ブロックは、本発明に於いては、地面又は舗装面の下の地中にて歩車道境界に沿って延在するよう配設される「基礎部」と、その基礎部の上面にて地面又は舗装面よりも上方へ突出して歩車道境界に沿って延在するよう配設される「縁石部」とを含み、かかる「縁石部」は、断面に於いて下側が開口した略U字形状に形成され、縁石部が基礎部に載った状態でそれらの間の中空の領域に電力ケーブルや通信ケーブルなどの従前では電柱に担持されていた電線ケーブルが配設される。なお、電線ケーブルは、複数本からなるケーブルの群であってよい。縁石部は、典型的には、アンカーボルトを縁石部の縁に穿たれたボルト孔を通して基礎部に於けるボルト孔に締結することによって、基礎部上面に固定されるようになっていてよい。また、基礎部及び縁石部は、鉄筋コンクリートにて形成されてよい。
そして、上記の如き「歩車道境界ブロック」に於いて、本発明では、縁石部が別々に製造された複数の部品を連結することにより形成される。かかる構成によれば、地面又は舗装面よりも上方へ突出する縁石部に於いて、車両が接触するなどして、部分的に破損した場合には、その破損した部分を含む部品のみを交換すればよいこととなる。また、縁石部の内部の中空領域に収容された電線ケーブルの修理・保守・交換などの目的で、縁石部の中を開けるときに、縁石部の一部の部品を取り外すことで、縁石部の内部にアクセスすることが可能となる(「縁石部の内部にアクセスできる」とは、縁石部の内部の様子が観察でき、電線ケーブルの載置、交換、補修などの作業をその場所で行うことができることを言うものとする。)。
実施の態様に於いて、縁石部は、例えば、縁石部をその長手方向(歩車道境界の延在方向)に沿って、例えば、縁石部の長手方向の略中心軸線に沿って、二分割された状態の部品が製造され、それらの部品を、縁石部の長手方向の略中心軸線に沿った縁面にて当接して連結することにより構成されてよい。かかる二つの部品の連結は、例えば、それらの部品が当接する部位の近傍に縁石部の長手方向に延在する貫通孔を設け、それらの貫通孔に一本の棒材を挿通することで二つの部品が連結されるようになっていてよい。また、縁石部は、3つ以上の部品を連結することにより構成されてもよい。例えば、縁石部は、縁石部の中を開ける際に、舗装面を除去せずに取り外せる部品を含むように構成されていてもよい。
ところで、縁石部は、通常、鉄筋コンクリートにて製造されるところ、その製造工程に於いては、縁石部の輪郭を象った型枠内に鉄筋が配置され、その状態で型枠内にコンクリートが流し込まれ、硬化される。その際、鉄筋が型枠内にて予定された位置に留まるように、型枠内に於ける鉄筋の位置決めをするためのスペーサが適当な場所に配置される。スペーサは、例えば、型枠に於ける外枠の壁と内枠の壁とに当接し、その間の適当な位置に鉄筋を保持するように配置される。この点に関し、スペーサが配置される部位は、その他に比べて強度が低下する可能性があるので、スペーサは、通常、縁石部に外力が作用した場合に応力が相対的に小さくなる部位に選択的に配置されることが好ましい。従って、下側が開口した略U字形状(逆U字形状)の断面の縁石部全体が一体的に製造される場合には、スペーサは、好ましくは、縁石部の側部に於ける高さ方向の略半分の位置と上部に於ける幅方向の略半分の位置に配置される。しかしながら、上記の如く、縁石部を構成する部品が縁石部の長手方向の略中心軸線に沿って二分割された状態の部品として別々に製造される場合、縁石部の上部に於ける幅方向の略半分の位置は、各部品の端となってしまい、スペーサを配置することができなくなる。そこで、そのように二分割された状態の部品が別々に製造される場合には、縁石部の上部に於ける幅方向の略半分の更に略半分の位置(即ち、縁石部の上部に於ける幅方向の約1/4と約3/4の位置にスペーサが配置されてよい。
かくして、上記の本発明の構成によれば、中空に形成された縁石の内側に電線ケーブルを収納する形式の歩車道境界ブロックに於いて、縁石部は、構成する部品毎に交換可能であり、また、部品毎に取り外し可能となるので、縁石部の一部が破損した際には、その破損した部品だけを交換することができ、また、或る部品だけを取り外せば、縁石部の中を開けることができ、電線ケーブルの修理・保守・交換などが可能となり、コストや手間、労力が低減されることとなる。例えば、縁石の両縁が舗装面で覆われている場合、部品の交換又は取り外しは、縁石の片側だけ、舗装面を除去すれば、可能となる場合があるので、縁石や電線ケーブルの保守・修理の作業性が大幅に改善されることが期待される。
本発明のその他の目的及び利点は、以下の本発明の好ましい実施形態の説明により明らかになるであろう。
図1(A)は、本実施形態による歩車道境界ブロックの模式的な断面図である。図1(B)は、本実施形態による歩車道境界ブロックの縁石部を構成する部品の模式的な断面図である。図1(C)は、本実施形態による一つの態様に於ける歩車道境界ブロックの縁石部を構成する部品を連結して縁石部を形成する様子を説明する縁石部の模式的な上面図である。図1(D)は、本実施形態によるもう一つの態様に於ける歩車道境界ブロックの縁石部を構成する部品を連結して縁石部を形成する様子を説明する縁石部の模式的な上面図である。 図2(A)~(C)は、本実施形態による歩車道境界ブロックの3つの部品から構成される縁石部の模式的な断面図であり、(A)は、3つの部品の連結前の状態であり、(B)は、縁石部が構成された状態であり、(C)は、縁石部の一部が取り外されて、その中が開けられた状態である。 図3(A)は、縁石部を成型するための型枠と縁石部の外郭に埋め込まれる鉄筋の状態を示す模式的な断面図である。図3(B)は、縁石部に外力が作用した際に鉄筋に生ずる応力の分布を模式的に描いた図である。図3(C)は、本実施形態の縁石部に於いて鉄筋に配置されるスペーサの部位を示す図である。
1…歩車道境界ブロック
2…基礎部
3…縁石部
3L、3R、3R1、3R2…縁石部の部品
3p…貫通孔
4…電線ケーブル
5…アンカーボルト
5a…縁石部の貫通ボルト孔
5b…基礎部の締結ボルト孔
6…連結棒
S0、S1、S2…スペーサ
M…型枠(鋳型)
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を幾つかの好ましい実施形態について詳細に説明する。図中、同一の符号は、同一の部位を示す。
歩車道境界ブロックの構成
図1(A)を参照して、本実施形態の歩車道境界ブロック1は、道路に於いて、車道と歩道との境界に沿って配置される。歩車道境界ブロック1の構成に於いては、具体的には、車道と歩道との境界に沿って、地面又は舗装面(舗装部は、アスファルトなど、通常の態様にて適用される舗装によるものであってよい。)の下方にて地中に基礎部2が配置され、その基礎部2の上面に、地面又は舗装面の上方へ突出する縁石部3が配置される。図示の如く、本実施形態の縁石部3は、下向きに開口した略U字型の断面の構造を成しており、基礎部2の上面に当接して配置され、これにより、基礎部2の上面と縁石部3との間に中空領域が形成される。即ち、本実施形態の歩車道境界ブロック1に於いて、縁石は中空に形成される。そして、その縁石の中空領域には、電力ケーブルや通信ケーブルなどの従前では電柱に担持されていた電線ケーブル4が配設される。なお、電線ケーブル4は、図示の如く、複数本からなる束であってよく、また、縁石部3内側の中空領域に、管路が敷設され、電線ケーブル4は、かかる管路内に延在するようになっていてよい。基礎部2の上面に対する縁石部3の固定は、アンカーボルト5を縁石部3の縁に穿孔されたボルト孔5aに貫通させ、基礎部2の上面に穿孔されたボルト孔5bに締結することによって達成されてよい。典型的には、基礎部2と縁石部3とは、設置された状態で、車等が接触しても、容易に移動又は破損しないように、内部に鉄筋を有する鉄筋コンクリートなどにより作成されてよい。更に、歩車道境界ブロック1は、基礎部2及び縁石部3とも予め工場にて作成し、それらの完成品が歩車道境界ブロック1の設置される現場に移送されて、そこで、歩車道境界ブロック1として組み立てられる方式にて設置されるようになっていてよい(プレキャスト方式)。プレキャスト方式によれば、歩車道境界ブロック1の設置現場に基礎部2及び縁石部3を設置するだけでよいので、その場でコンクリート又はセメントを硬化させて縁石を設置する場合に比して大幅に工期が短縮され、道路に於いて歩車道境界が速やかに利用できるようになる点で有利である。
上記の本実施形態の歩車道境界ブロック1に於いては、特に、縁石部3は、複数の別々に製造された部品を組み合わせて構成されてよい。例えば、図1(B)に模式的に描かれている如く、縁石部3は、その逆U字形状を縁石部3の長手方向に沿って上部領域(下側の開口部に対向する領域)にて二分割した状態の部品3L、3Rを別々の製造し、それぞれの部品の上部領域の縁面を互いに当接して連結することによって構成されてよい。具体的には、図1(C)又は図1(D)に描かれている如く、部品3L、3Rは、それらの上部の縁の一部が互い違いに幅方向(長手方向に垂直な方向)に突出して、長手方向に延在する貫通孔3pを有し、部品3L、3Rの上部の縁面を当接した状態で、貫通孔3pが一条に整合して連結するように構成され、その部品3L、3Rの貫通孔3pの全長に亙って連結棒6を挿通することによって、部品3L、3Rが連結して縁石部3が構成されるようになっていてよい。或いは、図2の如く、部品3Rが更に、縁石部3の長手方向に沿って分割して得られる部品3R1、3R2を組み合わせて形成されてもよい。なお、縁石部3が上記の連結棒6にて連結されている部品から構成されている場合、一方の部品は、他方の部品に対して連結棒6をヒンジ軸として枢動できるようになっていてよい。
上記の如く、縁石部3を複数の別々に製造された部品を組み合わせて構成する態様によれば、縁石部3に車両等が接触して縁石部3の一部が破損したとしても、修理に際しては、その破損した部分を含む部品を交換するだけでよく、縁石部3全体を交換する場合もよりも、コストや労力が低減されることとなる。また、縁石部3の内部に収容されている電線ケーブルの修理・保守・交換の目的で、縁石部3の内部にアクセスする際に、縁石部3全体ではなく、一部の部品のみを取り外すことにより、縁石部3の内部が露出し、電線ケーブルにアクセス可能となるので、便利である。特に、縁石部3の両側の下縁が舗装部により覆われている場合、縁石部3全体を基礎部2から取り外す場合には、縁石部3の両側の舗装部を除去する必要があるが、縁石部3の片側の部品だけ取り外すだけで足りる場合には、縁石部3の片側の舗装部だけ除去すればよくなり、作業が容易となり、有利である。更に、図2の如く、部品3Rが部品3R1、3R2から構成されている場合には、部品3R1を舗装面の上に配置するなどして、舗装部を除去せずに、一部の部品を取り外せるようにしておくことにより、舗装部を除去することなく、部品3R1を枢動して、縁石部3の内部を開けるだけで、電線ケーブルへのアクセスが可能となり、電線ケーブルの修理・保守・交換等の作業に要する労力、コストを低減できることとなる。
スペーサの配置
ところで、縁石部3は、典型的には、既に触れた如く、鉄筋コンクリートに製造される。その場合、通常、図3(A)の模式的に示されている如く、縁石部3の外輪郭を象った型枠(鋳型)Mに鉄筋10を適宜配置して、その状態で型枠M内にコンクリートが注入され、硬化される。かかる工程に於いて、型枠M内で鉄筋10が予定された位置に保持されるように、鉄筋10に於いて、適当な部位にスペーサS0~S1が配置される。より具体的には、スペーサは、型枠Mの内側壁と外側壁とに当接しつつ、鉄筋10が型枠内の予定された部位にて保持されるように、鉄筋10を支持するよう機能する。
上記の如きスペーサの配置に関して、スペーサが配置された部位は、機械的な強度が相対的に低下する可能性があるので、スペーサは、縁石部3に外力が作用したときに発生する応力の小さい部位に設けることが好ましい。そこで、逆U字形状の断面の縁石部3に於いて、車両等が側方から接触してきたことを想定すると、図3(B)に描かれている如く、縁石部3の鉄筋10に於いて、応力σが小さくなる部位は、逆U字形状の略鉛直方向の両側部については、高さLH方向の略半分の位置(上下端からLH/2の位置)となり、逆U字形状の上部については、幅Lw方向の略半分の位置(左右端からLw/2の位置)となることがわかっているので、その場合、スペーサは、図3(A)に於けるS2の部位とS0の部位とに設けることが好ましいこととなる。
しかしながら、縁石部3を、図1、2の如く、別々に製造されて縁石部3の長手方向の略中心軸線上にて当接される部品3L、3Rにて構成する場合、逆U字形状の上部の幅Lw方向の略半分の位置は、部品の縁となり、貫通孔3pも存在する場合があるので、スペーサS0を配置することができない。従って、その場合には、図3(C)の如く、逆U字形状の上部のスペーサは、それぞれの部品3L、3Rの幅Lw方向の略中心、即ち、縁石部3に於ける左右端からそれぞれ略Lw/4の位置S1に設けられてよい。かかる位置であれば、図3(B)から理解される如く、逆U字形状の上部にて延在する鉄筋に於いて発生応力は最大とはならず、強度の低下の影響を小さく抑えられると考えられる。
以上の説明は、本発明の実施の形態に関連してなされているが、当業者にとつて多くの修正及び変更が容易に可能であり、本発明は、上記に例示された実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の概念から逸脱することなく種々の装置に適用されることは明らかであろう。

Claims (1)

  1. 電線ケーブルが上面に載置される基礎部と前記電線ケーブルを覆うように前記基礎部の上面に配置される断面に於いて下側が開口した略U字形状の縁石部とを含む歩車道境界ブロックであって、前記縁石部が、それがその長手方向に沿って少なくとも2つに分割された状態の複数の部品が前記長手方向に沿った縁面にて互いに当接して連結することにより形成される歩車道境界ブロック。
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