JP3035178B2 - 5軸制御マシニングセンタ - Google Patents

5軸制御マシニングセンタ

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JP3035178B2
JP3035178B2 JP6330974A JP33097494A JP3035178B2 JP 3035178 B2 JP3035178 B2 JP 3035178B2 JP 6330974 A JP6330974 A JP 6330974A JP 33097494 A JP33097494 A JP 33097494A JP 3035178 B2 JP3035178 B2 JP 3035178B2
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transmission unit
axis
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machining center
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勝二 谷口
滋 山田
耕作 北村
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Kitamura Machinery Co Ltd
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Kitamura Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、5軸制御マシニング
センタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の5軸制御工作機械のロータリーテ
ーブルにおいては、ロータリーテーブル用サーボモータ
の動力線や信号線が、工作機械のXYテーブルやコラム
から外部配線によって導かれていた。これらの配線は、
ロータリーテーブルの上方向や横方向から有線式で引い
たり、ケーブルベアで処理するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな外部配線はそれ自体が複雑であるばかりか、テーブ
ル移動時に予期せぬ障害物との干渉で断線したり、作業
者が引っ掛かったりする不具合があった。
【0004】本発明は、配線構造のシンプル化を図り、
配線構造に関わるトラブルを少なくしメンテナンスを不
要としたロータリーテーブルを設けた5軸制御マシニン
グセンタを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース(2)
にコラム(3)を固定し、そのコラム(3)にスピンド
ルヘッド(4)をZ方向に移動可能に設け、ロータリー
テーブル装置(110)をベース(2)にスピンドルヘ
ッド(4)と対向するように設け、ロータリーテーブル
装置(110)の基部(20)をXYテーブルとして構
成し、1軸を中心として回転可能な第1テーブル(3
0)を基部(20)に設定し、別の軸を中心として回転
可能な第2テーブル(40)を第1テーブル(30)に
設定し、第2テーブル(40)を回転移動させるための
移動手段(41)を第2テーブル(40)に配置し、基
部(20)に第1伝送部(51)を設け、第1テーブル
に第2伝送部(52)を設け、第1伝送部(51)と第
2伝送部(52)が非接触で対向するようにし、第1・
2伝送部(51,52)を介して第2テーブル(40)
の移動手段(41)に電力及び制御信号を伝送できる構
成にし、かつ基部(2 0)には、第1テーブル(30)
が第1軸(A)を中心に回転可能に設定されており、第
1テーブル(30)には、第2テーブル(40)が第1
軸(A)と直交する第2軸(B)を中心に回転可能に設
定されていることを特徴とする5軸制御マシニングセン
を要旨としている。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0007】図1は、本発明によるロータリーテーブル
装置10を示す断面図である。図2は、ロータリーテー
ブル装置10の概略を示す斜視図である。
【0008】ロータリーテーブル装置10は、基部20
を備えている。この基部20は、後述する図3の実施例
のように、例えばX・Yテーブルとして構成できる。
【0009】基部20には、第1テーブル30が軸Aを
中心に回転可能に設定されている。第1テーブル30に
は、第2テーブル40が軸Aと直交する軸Bを中心に回
転可能に設定されている。
【0010】基部20には穴部が形成してあり、そこに
回転軸31が固定関係に設けられている。回転軸31は
基部平面と直角に設定されており、第1テーブルの回転
中心となる。すなわち、回転軸31の中心線が前記軸A
と一致している。
【0011】第1テーブル30は、ベアリング34,3
5を介して回転軸31に支持されている。第1テーブル
30は、次に述べる回転機構39によって回転可能であ
る。回転機構39は、ウォーム33とウォームホイール
32、及び図示しないサーボモータと検出器によって構
成されている。ウォーム33は、基部20の内部で回転
可能に支持されている。ウォームホイール32は、第1
テーブル30の下部に固定されたリング状部材によって
構成されている。ウォーム33はサーボモータの出力軸
に連結され、ウォームホイール32と係合している。ウ
ォーム33がサーボモータによって回転すると、第1テ
ーブル30がウォームホイール32と共に軸31を中心
にして回転する構成になっている。
【0012】第1テーブル30の上部には、矩形状のケ
ーシングが固定されており、そこに第2テーブル40が
設定されている。第2テーブル40は、軸Aと直交する
軸Bを中心に回転可能である。回転力は、図2に示すサ
ーボモータ41から歯車列(図示せず)によって、第2
テーブル40に伝えられる。第2テーブルには、ワーク
ホルダ44を着脱自在に設定することができる。
【0013】回転軸31の上端には、動力と制御信号を
伝送するための第1伝送部51が設けられている。第1
伝送部51の上方には、第1伝送部51と協働する第2
伝送部32が設けられている。第1・第2伝送部51,
52は、各々回転軸31と第1テーブルに固定関係に設
けられている。第1伝送部31と第2伝送部32は、所
定距離をおいて非接触で対向している。両者の間隔は、
例えば、1ミリ〜十数ミリ程度に設定できる。
【0014】第1伝送部51と第2伝送部52には、そ
れぞれ第1・2の伝送ユニット(共に図示せず)が接続
されている。第2の伝送ユニットには、サーボモータ用
動力線43と同信号線42が接続されている。電源から
の電力と制御部からの制御信号は、第1伝送ユニット、
第1伝送部31、第2伝送部32、第2伝送ユニットを
経て、サーボモータと検出器に送られる構成になってい
る。また、検出器からの検出信号は、逆の経路で制御部
に送り返される。
【0015】第1伝送部51と第2伝送部52は、例え
ば非接触形の短絡器で構成することができる。非接触形
の短絡器は、他の分野で使用されているものをそのまま
使用可能である。もちろん、必要に応じて適宜変更を加
えても良い。第1伝送部51と第2伝送部52は、円盤
状、矩形状、棒状等様々な形状に構成できる。
【0016】図3は、前述のロータリーテーブル装置を
装備した本発明の5軸制御マシニングセンタ1を示す概
略図である。
【0017】マシニングセンタ1はベース2を有し、そ
こにコラム3が形成されている。コラム3には、スピン
ドル5を備えたスピンドルヘッド4がZ方向に移動可能
に設定されている。コラム3の上部には、ツールチェン
ジャ6が配置され、その隣には図示しないツールマガジ
ンが設置されている。
【0018】ベース2の別の側には、スピンドルヘッド
4と対向するように、ワーク取付用のテーブル装置11
0が設けられている。このテーブル装置110として
は、前記実施例のロータリーテーブル装置10を用いる
ことができる。
【0019】テーブル装置110の基部20は、いわゆ
るX・Yテーブルになっている。すなわち、サドル8が
X方向に移動可能に設定されていて、サドル8の上部に
は基部20がY方向に移動可能に設けられている。基部
20の側方には、切屑避けのカバー60が取り付けられ
ている。テーブル110の構成は、図1,2の実施例の
ロータリーテーブル装置10の構成と概ね同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ロータリーテーブル装
配線処理がシンプルなので、配線構造に関わるトラ
ブルが少なく、配線に関わるメンテナンスもほとんど不
要である。
【0021】なお、本発明は前述の実施例に限定されな
い。例えば、諸部材の形状や配置は、本発明の範囲内で
様々に変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリーテーブル装置を示す断面
図。
【図2】本発明のロータリーテーブル装置を示す斜視
図。
【図3】本発明の5軸制御マシニングセンタを示す側面
図。
【符号の説明】
10 ロータリーテーブル装置 20 基部 30 第1テーブル 31 回転軸 32 ウォームホイール 33 ウォーム 39 回転機構 40 第2テーブル 41 サーボモータ 42 サーボモータ用信号線 43 サーボモータ用動力線 44 ワークホルダ 51 第1伝送部 52 第2伝送部 53,54 配線 1 5軸制御マシニングセンタ 110 テーブル装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−19924(JP,A) 特公 平4−29497(JP,B2) 米国特許4529342(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 1/00 - 1/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース(2)にコラム(3)を固定し、
    そのコラム(3)にスピンドルヘッド(4)をZ方向に
    移動可能に設け、ロータリーテーブル装置(110)を
    ベース(2)にスピンドルヘッド(4)と対向するよう
    に設け、ロータリーテーブル装置(110)の基部(2
    0)をXYテーブルとして構成し、1軸を中心として回
    転可能な第1テーブル(30)を基部(20)に設定
    し、別の軸を中心として回転可能な第2テーブル(4
    0)を第1テーブル(30)に設定し、第2テーブル
    (40)を回転移動させるための移動手段(41)を第
    2テーブル(40)に配置し、基部(20)に第1伝送
    部(51)を設け、第1テーブルに第2伝送部(52)
    を設け、第1伝送部(51)と第2伝送部(52)が非
    接触で対向するようにし、第1・2伝送部(51,5
    2)を介して第2テーブル(40)の移動手段(41)
    に電力及び制御信号を伝送できる構成にし、かつ基部
    (20)には、第1テーブル(30)が第1軸(A)を
    中心に回転可能に設定されており、第1テーブル(3
    0)には、第2テーブル(40)が第1軸(A)と直交
    する第2軸(B)を中心に回転可能に設定されているこ
    とを特徴とする5軸制御マシニングセンタ
  2. 【請求項2】 第1伝送部(51)と第2伝送部(
    )には、それぞれ第1伝送ユニットと第2伝送ユニッ
    トが接続されていて、第2伝送ユニットには、サーボモ
    ータ用動力線(43)と信号線(42)が接続されてお
    り、電源からの電力と制御部からの制御信号は、第1伝
    送ユニット、第1伝送部(51)、第2伝送部(
    )、第2伝送ユニットを経て、前記第2テーブル(4
    0)の移動手段(41)であるサーボモータと検出器
    に送られ、検出器からの検出信号は、逆の経路で制御
    部に送り返される構成になっていることを特徴とする請
    求項1に記載の5軸制御マシニングセンタ
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