JP3035102B2 - エレベーター主ロープの交換方法 - Google Patents

エレベーター主ロープの交換方法

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JP3035102B2 JP5021398A JP2139893A JP3035102B2 JP 3035102 B2 JP3035102 B2 JP 3035102B2 JP 5021398 A JP5021398 A JP 5021398A JP 2139893 A JP2139893 A JP 2139893A JP 3035102 B2 JP3035102 B2 JP 3035102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーター主ロープの
交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターは主ロープの交換を
行う場合、例えばロープ式のエレベーターでは、特開昭
62−264182号公報に示されるように、乗りかご
およびつり合い重りを昇降路内の部材にチエーンブロツ
ク等を用いて仮吊りして、全ての既設主ロープを新設主
ロープに取り換えていた。また油圧エレベーターでは、
ピツト内に配置した支持部材で乗りかごの下部を支持
し、この状態で既設主ロープの両端のシンブルロツドを
取外し、昇降路の上方部に構成した中間作業床からプラ
ンジヤープーリに掛けられている既設主ロープを外し、
これを新設主ロープに取り換え、新設主ロープの両端の
シンブルロツドをそれぞれ所定の個所に連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエレベーター主ロープの交換方法によつて主
ロープを交換した後、速やかに運転を再開することにな
るが、新設主ロープに乗りかごおよびつり合い重りの荷
重を加えると、初期の段階で比較的大きな初期伸びが発
生する。その後、長期間の使用による伸びが加わつて全
体の伸びが所定の長さに達したとき、今度は、伸びに相
当する長さを切り詰める必要がある。従つて、主ロープ
の交換時に初期伸び分を切り詰めることができるなら
ば、その後、伸びに相当する長さを切り詰める作業を省
略することができる。
【0004】本発明の目的は、比較的短時間に主ロープ
の初期伸び分を除去することができるエレベーター主ロ
ープの交換方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、少なくともその一端を昇降体に連結した複
数本の主ロープを有して成り、既設の上記主ロープを新
設の上記主ロープに交換するエレベーター主ロープの交
換方法において、上記複数本の主ロープを少なくとも二
つのグループに分け、油圧移動装置によつて第一グルー
プの主ロープの見かけ上の長さを第二グループの主ロー
プの長さよりも短くして上記昇降体を支持した状態で、
第二グループの既設の主ロープを新設の主ロープに交換
し、その後、上記第二グループの主ロープで上記昇降体
を支持した状態で、上記第一グループの主ロープを交換
するようにすると共に、上記第一グループの新設主ロー
プと上記第二グループの新設主ロープで、主ロープ全本
数よりも少ない本数の複数の組合せを作り、各組合せに
よる上記新設主ロープの反昇降体側を上記油圧移動装置
によつて引つ張り力を作用させてそれぞれ上記昇降体を
支持し、上記各新設主ロープに初期伸びを生じさせた
後、上記各新設主ロープの反昇降体側を連結するように
したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によるエレベーター主ロープの交換方法
は、上述のように元々備えられている主ロープのうちの
第一グループを用いて乗りかご等の昇降体を支持した状
態で、第二グループの主ロープを交換し、次いで、交換
した第二グループの新設主ロープで昇降体を支持した状
態で、第一グループの主ロープを交換するようにしたた
め、ロープ式エレベーターでは、乗りかごおよびつり合
い重りを昇降路内に仮吊りすることなく、また、油圧エ
レベータでは乗りかごを支持する特別の支持部材をピツ
ト内に持ち込むことなく、主ロープの交換を容易に行う
ことができる。また、その後、第一グループの新設主ロ
ープと第二グループの新設主ロープで、主ロープ全本数
よりも少ない本数の複数の組合せを作り、各組合せによ
る新設主ロープの反昇降体側に引つ張り力を作用させて
それぞれ昇降体を支持して各新設主ロープの初期伸びを
生じさせ、その後、初期伸び分を吸収するようにして各
新設主ロープの反昇降体側を連結するようにしたため、
比較的短時間につまり交換と同時に初期伸び分を除去す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によつて説明す
る。
【0008】図11は本発明のエレベーター主ロープの
交換方法を採用するエレベーターの側面図であり、昇降
路1内を昇降する懸垂体、例えば乗りかご2およびつり
合い重り3間は、両端に固設されたソケツト7および9
を図示しないピンを介してシンブルロツド8および10
に連結した複数本の主ロープ4によつて連結され、この
主ロープ4の中間は昇降路1の上部に設けられた機械室
5の巻上機6に巻き掛けられている。またシンブルロツ
ド8および10は、それぞればね30および31を介し
て乗りかご2の枠体2aやつり合い重り3の枠体3a等
の懸垂体に連結されている。尚、主ロープ4は3本の主
ロープ4a,4b,4cから成るものとして以下説明す
る。
【0009】図3は本発明の一実施例によるエレベータ
ー主ロープの交換方法に用いる油圧移動装置を示す斜視
図で、つり合い重り3の枠体3aにその上端を当接して
配置する筒状の支持部材19の下端に、座金22を介し
て油圧移動装置13を当接連結している。座金22の一
端22aは支持部材19の内面側に嵌合し、また他端2
2bは油圧移動装置13の一般的にはシリンダーである
固定部材14の外面側に嵌合している。他の実施例では
座金22の一端を支持部材19あるいは固定部材14の
いずれか一方に固定すると共に、その他端をいずれか他
方と嵌合するように構成しても良い。油圧移動装置13
は、固定部材14である中空シリンダー内に可摺動的に
可動部材15のピストン15aが配置されて構成され、
油圧移動装置13の中心部を貫通した棒状連結部材11
は可動部材15に連結されている。つまり、棒状連結部
材11にはねじ部が形成されており、このねじ部に螺合
したナツト18aを可動部材15の下部側に設けてい
る。従つて、可動部材15が下方向へ駆動されると、ナ
ツト18aを介して棒状連結部材11も同方向へ駆動さ
れるが、可動部材15の上方向への移動は棒状連結部材
11と無関係に行うことができる。固定部材14と可動
部材15とで形成された油圧室16には、図示しない油
圧発生源に接続されたホース20が連結されている。ま
た油圧移動装置13の下端に位置する固定部材14に
は、有底の張設雇17の上端が当接されており、この張
設雇17は棒状連結部材11を貫通する底部と、ナツト
18aに対応して形成した窓部17aとを有し、底部の
下方には棒状連結部材11と螺合したナツト18bが設
けられている。油圧移動装置13の中心部を貫通した棒
状連結部材11の上端部には長ナツト12の下半分が螺
合され、この長ナツト12の上半分は、図11に示した
シンブルロツド10の下端に螺合される。
【0010】このような油圧移動装置13を用いて主ロ
ープ4a,4b,4cの交換を行う場合、図11に示す
ように乗りかご2を適当な高さの位置に停止させ、かご
内から作業者は後述する作業を行う。すなわち、主ロー
プ4a,4b,4cを二つのグループに分け、第一グル
ープの一本の主ロープ4aの端部に設けられたシンブル
ロツド10aの自由端に、図1に示すように棒状連結部
材11の上端部を突合せ、長ナツト12をシンブルロツ
ド10aに螺合させて、シンブルロツド10aと棒状連
結部材11間を連結する。さらに、シンブルロツド10
aに支持部材19を挿通させて上端を枠体3aに当接さ
せると共に、棒状連結部材11に油圧移動装置13の中
心部の貫通孔を挿通させ、ナツト18aを棒状連結部材
11の下端から螺合して可動部材15に棒状連結部材1
1を当接連結する。この状態で、油圧発生源21によつ
て油圧移動装置13の油圧室16に高圧油を作用させる
と、図3に示した可動部材15は下方に駆動され、ナツ
ト18aを介して同方向に連結された棒状連結部材11
も下方に駆動され、図1および図4の状態となり、乗り
かご2の荷重を第一グループの主ロープ4aに加えてい
く。このとき、油圧移動装置13の固定部材14と、支
持部材19間には、座金22が設けられていて、常に両
者間を良好に接続するため、これら両者間のずれによつ
て棒状連結部材11と可動部材15間でかじりが発生す
ることがなく、作業を容易に行うことができる。
【0011】次に、ナツト18bを回しながら張設雇1
7を上方へ移動させて、図5の状態にする。その後、油
圧発生源21によつて油圧移動装置13の油圧室16へ
の高圧油を回収する。すると油圧移動装置13の保持力
はなくなるが、棒状連結部材11に螺合したナツト18
bは、支持部材19、油圧移動装置13の固定部材1
4、張設雇17を介して枠体2aに連結されているた
め、棒状連結部材11を同状態に保持する。その後、図
5に示す張設雇17の窓部17aから手を入れて、ナツ
ト18aを回して油圧移動装置13の可動部材15を上
方へ押し上げ、油圧移動装置13のみを図3の状態に復
帰させて図6の状態となる。この図6の状態で、再び油
圧発生源21によつて油圧移動装置13の油圧室16に
高圧油を作用させると、図6に示した可動部材15はさ
らに下方に駆動され、ナツト18aを介して同方向に連
結された棒状連結部材11もさらに下方に駆動され、図
2のように第二グループの主ロープ4b,4cを弛めて
つり合い重り3の荷重を第一グループの主ロープ4aで
支持する。上述した油圧移動装置13の繰り返し動作
は、可動部材15の1回分のストロークで充分な棒状連
結部材11の移動距離が得られないために行つたが、可
動部材15の1回分のストロークで充分な棒状連結部材
11の移動距離が得られるなら繰り返す必要はない。
【0012】第二グループの主ロープ4b,4cが弛ん
だ状態となつたときに油圧発生源21の作動を停止さ
せ、他の主ロープ4b,4cをシンブルロツド10b,
10cから取外して、その端部に新設主ロープを連結
し、反対側の端部を巻き取つて行くと、新設主ロープの
先端側は図11の巻上機6を越えて既設主ロープ4b,
4cと同様の状態となる。その後、既設主ロープ4b,
4cと新設主ロープ4B,4C間を切り離し、初期の状
態のように新設主ロープの一端に固設されたソケツト7
b,7cを図示しないピンを介してシンブルロツド8
b,8cに連結すると共に、他端に固設されたソケツト
9b,9cを図示しないピンを介してシンブルロツド1
0b,10cに連結し、このシンブルロツド10bおよ
び10cをそれぞればね31bおよび31cを除いた状
態でつり合い重り3の枠体3aに通し、この端部に、図
7に示すようにそれぞれ上述した油圧移動装置13と同
一構造の油圧移動装置13B,13Cを連結する。その
後、第二グループの新設主ロープ4B,4Cのそれぞれ
の油圧移動装置13B,13Cを作動して第一グループ
の主ロープ4aの場合と同様に新設主ロープ4B,4C
に張力を加えて軸方向長を縮めると共に、乗りかご2の
荷重を第二グループの新設主ロープ4B,4Cに掛け
る。次いで、第一グループの主ロープ4aに連結した油
圧移動装置13内の圧油を油圧発生源21に戻して上述
の操作と逆の操作を行つて可動部材15を後退させ、第
一グループの主ロープ4aの端部に設けられたシンブル
ロツド10aを介して棒状連結部材11に螺合するナツ
ト18a,18bを取り外し、この油圧移動装置13を
取り外すと共に、長ナツト12を弛めてシンブルロツド
10aから棒状連結部材11を取り外し、これによつて
第二グループの新設主ロープ4B,4Cの交換作業を終
了する。このように主ロープの全本数よりも少ない2本
の新設主ロープ4B,4Cによつて乗りかご2を一時的
に支持し、同一構造の油圧移動装置13B,13Cで同
圧を加えるため、この新設主ロープ4B,4Cは等しい
初期伸びを生じる。
【0013】第一グループの主ロープ4aの交換は、上
述の状態から新設主ロープ4Aに交換し、その後、図1
と同様に再度油圧移動装置13を取り付けて図8の状態
にする。この状態で、油圧移動装置13と油圧移動装置
13Bを作動して第一グループの新設主ロープ4Aと第
二グループの新設主ロープ4Bとに張力を加えて軸方向
長を縮めると共に、乗りかご2の荷重を新設主ロープ4
A,4Bに加える。このときも上述の場合と同様に、主
ロープの全本数よりも少ない2本の新設主ロープ4A,
4Bによつて乗りかご2を一時的に支持し、同一構造の
油圧移動装置13,13Bで同圧を加えるため、この新
設主ロープ4A,4Bはほぼ等しい初期伸びを生じる。
その後、図9に示すように油圧移動装置13C内の圧油
を油圧発生源21に戻して油圧移動装置13Cを取外
し、シンブルロツド10cをばね31cを介してつり合
い重り3の枠体3aに連結する。
【0014】その後、今度は図10に示すように新設主
ロープ4Cのシンブルロツド10cに図1と同様に再度
油圧移動装置13Cを取り付け、新設主ロープ4A,4
Cに連結した両油圧移動装置13,13Cを作動して第
一グループの新設主ロープ4Aと第二グループの新設主
ロープ4Cとに張力を加えて軸方向長を縮めると共に、
乗りかご2の荷重を新設主ロープ4A,4Cに加える。
このときも上述の場合と同様に、主ロープの全本数より
も少ない2本の新設主ロープ4A,4Cによつて乗りか
ご2を一時的に支持し、同一構造の油圧移動装置13で
同圧を加えるため、この新設主ロープ4A,4Cはほぼ
等しい初期伸びを生じる。この状態で、新設主ロープ4
Bの油圧移動装置13Bを除去し、そのシンブルロツド
10bをばね31bを介してつり合い重り3の枠体3a
に連結する。その後は、既設の主ロープ4aに、連結し
た油圧移動装置13を取外した場合と同様に、2本の新
設主ロープ4A,4Cに連結した両油圧移動装置13,
13Cを取外し、各新設主ロープ4A,4B,4Cの張
力を調整して作業を終える。従つて、全ての新設主ロー
プ4A,4B,4Cを同時に交換した場合、その後、時
間の経過と共に初期伸びと通常の伸びが生じて所定の長
さに達すると、改めて切り詰めを行う必要があるが、初
期伸びを上述したように交換時に調整してしまうため、
そのような作業を省略することができる。
【0015】尚、上記の実施例ではロープ式のエレベー
ターについて説明したが、油圧エレベーターにおいても
同様に行うことができる。また主ロープの全本数も3本
の場合に限らず適用でき、いずれにしても主ロープの全
本数よりも少なくとも1本少ない状態の複数の組合せを
作り、各組合せによる新設主ロープの反昇降体側、つま
り上述した実施例では乗りかごの反対側に引つ張り力を
作用させてそれぞれ昇降体を支持し、これによつて交換
作業中に各新設主ロープに初期伸びを生じさせ、その
後、各新設主ロープの反昇降体側を連結するようにした
ため、比較的短時間に、また交換と同時に初期伸び分を
生じさせて除去することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエレベータ
ー主ロープの交換方法によれば、元々備えられている主
ロープのうちの第一グループを用いて油圧移動装置によ
つて乗りかごを支持した状態で、第二グループの主ロー
プを交換し、次いで、交換した第二グループの主ロープ
を用いて油圧移動装置によつて乗りかごを支持した状態
で、上記第一グループの主ロープを交換するようにした
ため、大がかりな支持部材によつて乗りかごを支持する
必要がなくなり、簡単かつ容易に主ロープの交換を行う
ことができる。また主ロープの全本数よりも少ない状態
の複数の組合せを作り、各組合せによる新設主ロープの
反昇降体側に油圧移動装置によつて引つ張り力を作用さ
せてそれぞれ昇降体を支持して各新設主ロープの初期伸
びを生じさせ、その後、各新設主ロープの反昇降体側を
連結するようにしたため、主ロープの交換と初期伸び吸
収のために同じ油圧移動装置を用いることができ、また
交換と同時に初期伸び分を生じさせて除去することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベーター主ロープの交換方法によ
る作業初期状態を示すエレベーターの正面図である。
【図2】本発明のエレベーター主ロープの交換方法によ
る異なる作業初期状態を示すエレベーターの正面図であ
る。
【図3】本発明のエレベーター主ロープの交換方法に用
いる主ロープ油圧牽引装置の部分断面斜視図である。
【図4】図3に示した主ロープ油圧牽引装置の他の状態
を示す斜視図である。
【図5】図3に示した主ロープ油圧牽引装置のさらに他
の状態を示す斜視図である。
【図6】図3に示した主ロープ油圧牽引装置のさらに他
の状態を示す斜視図である。
【図7】本発明のエレベーター主ロープの交換方法によ
る他の異なる作業初期状態を示すエレベーターの正面図
である。
【図8】本発明のエレベーター主ロープの交換方法によ
る他の異なる作業初期状態を示すエレベーターの正面図
である。
【図9】本発明のエレベーター主ロープの交換方法によ
る他の異なる作業初期状態を示すエレベーターの正面図
である。
【図10】本発明のエレベーター主ロープの交換方法に
よる他の異なる作業初期状態を示すエレベーターの正面
図である。
【図11】本発明を適用する一般的なエレベーターの側
面図である。
【符号の説明】
2 乗りかご 4a,4b,4c 主ロープ 4A,4B,4C 新設主ロープ 10a,10b,10c シンブルロツド 11 棒状連結部材 13,13B,13C 油圧移動装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−164791(JP,A) 特開 平4−298474(JP,A) 実開 平4−133666(JP,U) 特許2849288(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 7/00 - 7/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともその一端を昇降体に連結した
    複数本の主ロープを有して成り、既設の上記主ロープを
    新設の上記主ロープに交換するエレベーター主ロープの
    交換方法において、上記複数本の主ロープを少なくとも
    二つのグループに分け、油圧移動装置によつて第一グル
    ープの主ロープの見かけ上の長さを第二グループの主ロ
    ープの長さよりも短くして上記昇降体を支持した状態
    で、第二グループの既設の主ロープを新設の主ロープに
    交換し、その後、上記第二グループの主ロープで上記昇
    降体を支持した状態で、上記第一グループの主ロープを
    交換するようにすると共に、上記第一グループの新設主
    ロープと上記第二グループの新設主ロープで、主ロープ
    全本数よりも少ない本数の複数の組合せを作り、各組合
    せによる上記新設主ロープの反昇降体側を上記油圧移動
    装置によつて引つ張り力を作用させてそれぞれ上記昇降
    体を支持し、上記各新設主ロープに初期伸びを生じさせ
    た後、上記各新設主ロープの反昇降体側を連結するよう
    にしたことを特徴とするエレベーター主ロープの交換方
    法。
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