JP3034986B2 - D−ソルビトール又はd−フルクトースの高感度定量法および定量用組成物 - Google Patents
D−ソルビトール又はd−フルクトースの高感度定量法および定量用組成物Info
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Description
検査等の分野におけるD−ソルビトールまたはD−フル
クトースの高感度定量法および定量用組成物に関する。
ルドースレダクターゼに対する阻害剤が糖尿病性合併症
を有する患者に投与され、効果が得られている。このと
き、赤血球中のD−ソルビトール濃度の低下度と臨床所
見の改善度との間には有意な相関が認められており、ま
た末梢神経細胞のD−ソルビトール濃度も低下すること
から、赤血球中D−ソルビトールの測定が糖尿病性合併
症に関連する組織中D−ソルビトールの動態把握になる
(日本臨床、48巻、糖尿病上巻426〜431頁、1990年増刊
号)。
血球中のソルビトールデヒドロゲナーゼによりD−フル
クトースに転換され血清に放出されることから、赤血球
中のD−ソルビトールの測定と同様に、血清中のD−フ
ルクトースの測定も糖尿病性合併症の病態把握に有用と
思われる。
により上昇するとの報告もある(日本臨床、47巻、468
頁、1989年増刊号)。
の測定は、食品分析においても重要であり、たとえばベ
ーリンガー マンハイム社よりキットとして市販されて
いる。さらに、D−フルクトースは精子中の運動エネル
ギーに関係することが知られており、無精子症の診断に
も有用である。
クロマトグラフィ(GLC)法、高速液体クロマトグラフ
ィ(HPLC)法、酵素法等が使用されているが、前2者は
操作が煩雑なため、酵素法が最も実用化されている。こ
の方法は、D−ソルビトールを基質とし、ソルビトール
デヒドロゲナーゼを用いて補酵素NADが還元型に変化さ
れる量を吸光度あるいは蛍光強度により測定するもので
ある。
ゼ、ホスホグルコースイソメラーゼを用いてグルコース
-6-リン酸とした後、グルコース-6-リン酸デヒドロゲナ
ーゼと補酵素NAD(P)により測定されている。しかし、ヘ
キソキナーゼはD−グルコースにも作用するため、D−
フルクトースに特異的なフルクトキナーゼを用いる測定
法も報告されている(Anal. Biochem., 54, p205, 197
3) 。
測定しようとする物質を分光学的に検出可能な過酸化水
素や還元型NAD(P)等に変換する。このとき検出可能な物
質の量は化学量論的に対象物と等しくなる。現在、この
検出可能物質の測定法としては、分光分析機器を用いる
ものが最も普及しているが、この方法も感度に限界があ
り、測定物質含量が少ない場合には適用できないという
欠点があった。
被検体が少ない場合などには、前記分光分析よりも高感
度の蛍光分析、発光分析等が行なわれている。しかしな
がら、これらの方法も臨床検査等の汎用検査において
は、機器の普及という点であまり適したものではない。
物質が等量の補酵素等に変換できる場合、2種の酵素を
用い補酵素等を増幅する、いわゆる酵素サイクリング法
が知られている。たとえば、NADサイクリング、CoAサイ
クリング、ATPサイクリング等があるが、これらは臨床
検査等のルーチン分析においては、操作が煩雑なため殆
んど実用されていない。
させることが可能ならば、測定対象物の含量が少ない場
合はもとより、測定に必要な検体量を減らすことができ
るため、例えば血清のように種々の成分を含むものを被
検体に用いる場合には、共存物質によるその測定系に及
ぼす影響を小さくすることができる。また、ある限られ
た被検体量で検査できる項目数を増やすことも可能であ
り、さらには検体が人血液である場合などは、採血量を
減らすことができるため、被採血者への心理的な負担を
軽減することもできる。このように、検出感度を高くす
ることは、臨床検査においては血液という貴重な検体を
用いることや微量成分を測定する必要性から考えて、必
然の要求である。
たはD−フルクトースの定量法はいまだ満足のいくもの
ではなく、簡便で、かつ高感度の定量法の開発が望まれ
ていた。
度かつ精度良好で、簡便なD−ソルビトールまたはD−
フルクトースの定量法を提供することにある。
ソルビトールまたはD−フルクトースの高感度定量法に
好適に供せられる組成物を提供することにある。
を解決すべく鋭意検討した結果、チオNAD類およびチオN
ADP類からなる群(以下、チオ型NAD(P)類ともいう)よ
り選ばれる1つと、NAD類およびNADP類からなる群(以
下、非チオ型NAD(P)ともいう)より選ばれる1つの補酵
素に作用するソルビトールデヒドロゲナーゼおよびチオ
型NAD(P)類を非チオ型NAD(P)類との2種類の補酵素を用
いることにより、吸光度測定の際、チオ型NAD(P)類の還
元型と非チオ型NAD(P)類の還元型との吸収波長がそれぞ
れ400nm付近、340nm付近と異なることを利用して他物質
吸収波長の混雑を回避可能な酵素サイクリング反応を実
施でき、かつ高感度の測定が可能なことを見出し、本発
明を完成するに至った。ここで、前記酵素サイクリング
反応の実施にあたっては、前記2種の補酵素のうち、ど
ちらか一方の変化量のみを分別定量すればよい。
はD−フルクトースの高感度定量法は、D−ソルビトー
ルおよびD−フルクトースからなる群より選ばれる少な
くとも1種の被検成分を含有する被検体に、次の成分
(1)〜(3) (1)チオNADP類およびチオNAD類からなる群より選ばれる
1つと、NADP類およびNAD類からなる群より選ばれる1
つとを補酵素とし、少なくともD−ソルビトールを基質
としてD−フルクトースを生成する可逆反応をなすソル
ビトールデヒドロゲナーゼ (2) A1 (3) B1 を含有する試薬を作用せしめ、下記反応式〔1〕
P類またはNAD類を示し、A2 はA1の還元型生成物を示
し、B1はA1がチオNADP類またはチオNAD類のときは還元
型NADP類または還元型NAD類を、またA1がNADP類またはN
AD類のときは還元型チオNADP類または還元型チオNAD類
を示し、B2はB1の酸化型生成物を示す)で表わされるサ
イクリング反応を形成せしめ、該反応によって変化する
A2またはB1の量を測定することを特徴とする。
−フルクトースの定量用組成物は、前記(1)〜(3)を含有
することを特徴とする。
ヒドロゲナーゼは、少なくとも D−ソルビトール+NAD(P)+=D−フルクトース+NAD(P)H+H+ なる反応を触媒するものであって、チオNADP類およびチ
オNAD類からなる群より選ばれた1つと、NADP類およびN
AD類からなる群より選ばれた1つとを補酵素とするもの
ならいずれをも用いることができる。
バチルス ズブチリス(Bacillus subtilis) 等の微生
物、ヒト、ヒツジ、ネズミ等の肝や精液に見出されてい
る。
びD−リボ(D-ribo-) 構造のポリオールに作用するとい
われている(酵素ハンドブック、5頁、朝倉書店、1983
年)。
ている羊肝由来の酵素についてみれば、D−ソルビトー
ルに対する活性を100%としたとき、L−イディトール
には96%、キシリトールには85%、リビトールには49
%、アリトールには45%であり、エリスリトール、D−
およびL−アラビトール、D−イディトール、D−マン
ニトール、イノシトールには作用しない。
ならず、NADPにも1/10〜1/100程度の強さで働く(Bioch
emica Information,p79 Boehringer Mannheim Biochemi
cals,1987)。
は、NADの他チオNAD、アセチルNAD、デアミノNADに対し
てもNADとほぼ同等に作用することが知られている(J.
Biol. Chem.,239,p830〜838,1964)。
あり、補酵素NAD(P)類、チオNAD(P)類に対する特異性
は、基質であるD−ソルビトールに対し反応性を有しD
−フルクトースを生成するものであればよく、その特異
性はこれら補酵素と基質とを用い確認できる。
素はチオNADP類、チオNAD類、NADP類、NAD類を示すが、
このうちチオNADP類またはチオNAD類としては、例えば
チオニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスフェー
ト(チオNADP)、チオニコチンアミドヒポキサンチンジ
ヌクレオチドホスフェート;およびチオニコチンアミド
アデニンジヌクレオチド(チオNAD)、チオニコチンア
ミドヒポキサンチンジヌクレオチドが挙げられる。ま
た、NADP類またはNAD類としては、例えばニコチンアミ
ドアデニンジヌクレオチドホスフェート(NADP)、アセ
チルピリジンアデニンジヌクレオチドホスフェート(ア
セチルNADP)、アセチルピリジンヒポキサンチンジヌク
レオチドホスフェート、ニコチンアミドヒポキサンチン
ジヌクレオチドホスフェート(デアミノNADP);および
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)、アセ
チルピリジンアデニンジヌクレオチド(アセチルNA
D)、アセチルピリジンヒポキサンチンジヌクレオチ
ド、ニコチンアミドヒポキサンチンジヌクレオチド(デ
アミノNAD)が挙げられる。なお、これら補酵素の還元
型は、各々チオNADPH類、チオNADH類、NADPH類、NADH類
として表示する。
えばA1がチオNAD(P)類である場合、B1はNAD(P)H類であ
ることが必要であり、A1およびB1の関係において1つの
チオ型補酵素を使用する。
ゼが(チオ)NAD類のみを補酵素とする場合は、上述の
チオNAD類とNAD類より、また、用いるソルビトールデヒ
ドロゲナーゼが(チオ)NADP類のみを補酵素とする場合
は、上述のチオNADP類およびNADP類より、更に用いるソ
ルビトールデヒドロゲナーゼが(チオ)NAD類および
(チオ)NADP類を共に補酵素にする場合は上述のチオNA
D類およびチオNADP類と上述のNAD類およびNADP類より適
宜選択して用いればよい。
ともと含有されているD−ソルビトールまたはD−フル
クトースを測定することができるが、又、これらの物質
を遊離、生成する酵素系における基質やその酵素活性を
測定することもできる。さらに、本発明の定量法を用い
ることにより、前記のD−ソルビトールまたはD−フル
クトースを遊離、生成する酵素系と連結し得る単一の、
もしくは複数の工程からなる酵素系における基質やその
酵素活性をも測定することができる。これらの酵素系
は、特に限定されるものではないが、例えば以下に示す
種々の反応系が挙げられる。
ーゼ(EC 1.1.1.21)との酵素反応系。この系におい
て、遊離、生成するD−ソルビトールを定量することに
より、D−グルコースの定量またはアルドースレダクタ
ーゼの活性測定をすることができる。 D−グルコース+NAD(P)H →D−ソルビトール+NAD(P)
ーゼ(EC 5.3.1.7)との酵素反応系。この系において、
遊離、生成するD−フルクトースを定量することによ
り、D−マンノースの定量またはマンノースイソメラー
ゼの活性測定をすることができる。 D−マンノース→D−フルクトース
ホスファターゼ(EC 3.1.3.1)との酵素反応系。この系
において、遊離、生成するD−フルクトースを定量する
ことにより、D−フルクトース-6-リン酸の定量または
アルカリホスファターゼの活性測定をすることができ
る。 D−フルクトース-6-リン酸+H2O →D−フルクトース+リン酸
C 3.2.1.20)またはβ−フルクトシダーゼ(EC 3.2.1.2
6)との酵素反応系。この系において、遊離、生成する
D−フルクトースを定量することによりスクロースの定
量あるいはα−グルコシダーゼまたはβ−フルクトシダ
ーゼの活性測定をすることができる。 スクロース+H2O →D−フルクトース+D−グルコース
(EC 3.2.1.26)との酵素反応系。この系において、遊
離、生成するD−フルクトースを定量することにより、
ラフィノースの定量またはβ−フルクトシダーゼの活性
測定をすることができる。 ラフィノース+H2O →D−フルクトース+メリビオース
スホリラーゼ(EC 2.4.1.7)との酵素反応系。この系に
おいて、遊離、生成するD−フルクトースを定量するこ
とにより、スクロースまたは無機リンの定量あるいはス
クロースホスホリラーゼの活性測定をすることができ
る。 スクロース+無機リン→D−フルクトース+D−グルコース-1-リン酸
−ガラクトシダーゼ(EC 3.2.1.22)との酵素反応系に
由来する場合。この系において最終的に生成するD−フ
ルクトースを定量することにより、ラフィノースの定量
またはα−ガラクトシダーゼの活性測定をすることがで
きる。 ラフィノース+H2O →ガラクトース+スクロース
びB1の濃度は0.02〜100mM、特に0.05〜20mMが好まし
く、ソルビトールデヒドロゲナーゼの量は1〜1000u/m
l、特に2〜400u/ml が好ましいが、その量は被検体の
種類等により適宜決定することができ、これ以上の量を
用いることもできる。
中のD−ソルビトールまたはD−フ−フルクトースの合
計量と比較して過剰量であること、かつソルビトールデ
ヒドロゲナーゼのA1およびB1それぞれに対するKm値と比
較して過剰量であることが必要であり、特に被検成分の
20〜10000倍モルが好ましい。
デヒドロゲナーゼが(チオ)NAD類および(チオ)NADP
類を共に補酵素とする場合において、2つの補酵素にチ
オNAD類とNAD類もしくはNADP類との組合せ、またはチオ
NADP類とNAD類もしくはNADP類との組合せを選んだとき
には、さらに被検体に(4)成分としてD−ソルビトール
に作用せず、B2→B1の反応を形成する第二のデヒドロゲ
ナーゼを使用し、さらに該第二のデヒドロゲナーゼの基
質を作用せしめることにより、後記反応式〔2〕のごと
く、B1とB2の間にB1の再生のための反応系を付与せしめ
ることによりサイクリング反応を形成せしめ得る。
ルクトースからなる群より選ばれる一種以上の被検成分
を含有する被検体に、次の成分(1)〜(4) (1) チオNADP類およびチオNAD類からなる群より選ばれ
る1つと、NADP類およびNAD類からなる群より選ばれる
1つとを補酵素とし、少なくともD−ソルビトールを基
質としてD−フルクトースを生成する可逆反応をなすソ
ルビトールデヒドロゲナーゼ (2) A1 (3) B1または/およびB2 (4) D−ソルビトールに作用せずB2→B1の反応を形成す
る第二のデヒドロゲナーゼおよび該デヒドロゲナーゼの
基質 を含有する試薬を作用せしめて、次の反応式〔2〕
P類またはNAD類を示し、A2 はA1の還元型生成物を示
し、B1 はA1 がチオNADP類またはチオNAD類のときは還
元型NADP類または還元型NAD類を、またA1がNADP類また
はNAD類のときは還元型チオNADP類または還元型チオNAD
類を示し、B2はB1の酸化型生成物を示し、B2→B1はB2
を補酵素としてB1を生成する酸素反応を示す)で表わさ
れるサイクリング反応を形成せしめ得るものである。
ては、この測定系において実質的にA1に作用し得ない条
件を設定することが好ましく、例えばA1を本質的に補酵
素として利用しない第二のデヒドロゲナーゼを選択する
組合せ、A1とB2の量的関係により第二のデヒドロゲナー
ゼが実質的にA1に作用しない条件を選択する組合せ等が
例示される。定量の際には反応により生成したA2の量を
測定する。
いて、A1の濃度は0.02〜100mM、特に0.05〜20mMが好ま
しく、B2または/およびB1の濃度は0.05〜5000μM、特
に5〜500μMが好ましく、ソルビトールデヒドロゲナー
ゼの濃度は1〜1000u/ml、特に2〜400u/mlが好まし
く、第二のデヒドロゲナーゼはB2に対するKm値(mM単
位)の20倍量(u/ml単位)以上になるように調製すれば
よく、例えば1〜100u/mlが好ましく、また第二のデヒ
ドロゲナーゼの基質は過剰量、例えば0.05〜20mMが好ま
しい。これらの量は被検体の種類等により適宜決定する
ことができ、これ以上の量を用いることもできる。
再生のために補助的に添加するものであり、これによっ
てB1の使用量を少なくすることが可能となり、特にB1が
高価な場合は有効である。また、B1の代わりにB2あるい
はB1とB2の混合物を用いて反応を行ってもよい。この場
合、B1または/およびB2の使用量は特に限定されるもの
ではないが、一般的にはA1の1/10モル以下、好ましくは
1/100以下である。
しては、例えば、B2がNAD類またはチオNAD類のときは、
アルコールデヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.1)とエタノー
ル、L−グリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(EC
1.1.1.8)(ウサギ筋肉由来)とL−グリセロール-3-リ
ン酸、グリセロアルデヒドリン酸デヒドロゲナーゼ(EC
1.1.1.12) (ウサギ骨格筋、肝、酵母、E.Coli由来)と
D−グリセロアルデヒドリン酸とリン酸、グリセロール
デヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.6)(E.Coli由来)とグリセ
ロール、リンゴ酸デヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.37)(ブ
タ心筋、ウシ心筋由来)とL−リンゴ酸、B2がNADP類ま
たはチオNADP類のときは、グルコース-6-リン酸デヒド
ロゲナーゼ(EC 1.1.1.49)(酵母由来)とグルコース-6-
リン酸、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.42)
(酵母、ブタ心筋由来)とイソクエン酸、グリオキシル
酸デヒドロゲナーゼ(EC 1.2.1.17)(Pseudomonas oxala
ticus由来)とCoAとグリオキシル酸、ホスホグルコン酸
デヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.44)(ラット肝、ビール酵
母、E.Coli由来)と6-ホスホ−D−グルコン酸、グリセ
ロアルデヒドリン酸デヒドロゲナーゼ(EC 1.2.1.13)
(植物葉緑体由来)とD−グリセロアルデヒド-3- リン
酸とリン酸等が挙げられる。
ルデヒドロゲナーゼが(チオ)NAD類および(チオ)NAD
P類を共に補酵素とする場合において、2つの補酵素に
チオNAD類とNAD類もしくはNADP類との組合せ、またはチ
オNADP類とNAD類もしくはNADP類との組合せを選んだと
きには、更に被検体に(5)成分としてD−ソルビトール
に作用せず、A2→A1の反応を形成する第三のデヒドロゲ
ナーゼを使用し、さらに該第三のデヒドロゲナーゼの基
質を作用せしめることにより、後記反応式〔3〕のごと
く、A1とA2の間にA1の再生の為の反応系を付与せしめる
ことによりサイクリング反応を形成し得る。
ルクトースからなる群より選ばれる一種以上の被検成分
を含有する被検体に、次の成分(1)〜(3)および(5) (1) チオNADP類およびチオNAD類からなる群より選ばれ
る1つと、NADP類およびNAD類からなる群より選ばれる
1つとを補酵素とし、少なくともD−ソルビトールを基
質としてD−フルクトースを生成する可逆反応をなすソ
ルビトールデヒドロゲナーゼ (2) A1または/およびA2 (3) B1 (5) D−ソルビトールに作用せず、A2→A1の反応を形成
する第三のデヒドロゲナーゼおよび該デヒドロゲナーゼ
の基質 を含有する試薬を作用せしめて、次の反応式〔3〕
P類またはNAD類を示し、A2はA1の還元型生成物を示し、
B1はA1がチオNADP類またはチオNAD類のときは還元型NAD
P類または還元型NAD類を、またA1がNADP類またはNAD類
のときは還元型チオNADP類または還元型チオNAD類を示
し、B2はB1の酸化型生成物を示し、A2→A1はA2を補酵素
としてA1を生成する酵素反応を示す)で表わされるサイ
クリング反応を形成せしめ得るものである。
ては、この測定系において実質的にB1に作用し得ない条
件を設定することが好ましく、例えばB1を本質的に補酵
素として利用しない酵素を選択する組合せ、B1とA2の量
的関係により第三のデヒドロゲナーゼが実質的にB1に作
用しない条件を選択する組合せ等が例示される。定量の
際にはB1の消費量を測定する。
組成物において、B1の濃度は0.02〜100mM 、特に0.05〜
20mMが好ましく、A2または/およびA1の濃度は0.05〜50
00μM、特に5〜500μMが好ましく、ソルビトールデヒ
ドロゲナーゼの濃度は1〜1000u/ml、特に2〜400u/ml
が好ましく、第三のデヒドロゲナーゼはA2に対するKm値
(mM単位)の20倍量(u/ml単位)以上になるように調整
すればよく、例えば1〜100u/mlが好ましく、また第三
のデヒドロゲナーゼの基質は過剰量、例えば0.05〜20mM
が好ましい。これらの量は被検体の種類等により適宜決
定することができ、これ以上の量を用いることもでき
る。
生のために補助的に添加するものであり、これによって
A1の使用量を少なくすることが可能となり、特にA1が高
価な場合には有効である。また、A1の代わりにA2あるい
はA1とA2の混合物を用いて反応を行ってもよい。この場
合、A1または/およびA2の使用量は特に限定されるもの
ではないが、一般的にはB1の1/10モル以下、好ましくは
1/100以下である。
しては、例えば、A1がNAD類またはチオNAD類のときは、
アルコールデヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.1)とアセトア
ルデヒド、グリセロールデヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.
6)(E.Coli由来)とジヒドロキシアセトン、L−グリ
セロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(ウサギ筋肉由
来)とジヒドロキシアセトンリン酸、リンゴ酸デヒドロ
ゲナーゼ(EC 1.1.1.37)(ブタ心筋、ウシ心筋由来)
とオギザロ酢酸、グリセロアルデヒドリン酸デヒドロゲ
ナーゼ(EC 1.1.1.12)(ウサギ骨格筋、肝、酵母、E.C
oli由来)と1,3-ジホスホ−D−グリセリン酸、A1がNAD
P類またはチオNADP類のときは、グリセロアルデヒドリ
ン酸デヒドロゲナーゼ(EC 1.2.1.13)(植物葉緑体由
来)と1,3-ジホスホ−D−グリセリン酸等が挙げられ
る。
ールデヒドロゲナーゼの各種酵素間の相対活性等を考慮
して2種の補酵素を適宜選択し、その後正反応/逆反応
の至適pH条件を酵素サイクリング反応が効率的に進行す
るよう設定すればよい。使用する酵素は単独でも、ある
いは適宜2種以上組合せて用いてもよい。
成物により被検体中のD−ソルビトールまたはD−フル
クトースを測定するには、上記成分(1)〜(3)、(1)〜(4)
または(1)〜(3)および(5)を含有する組成物に被検体0.0
01〜0.5mlを加え、約37℃の温度にて反応させ、反応開
始一定時間後の2点間の数分ないし数十分間、例えば3
分後の4分後の1分間、または3分後と8分後の5分間
における生成されたA2の量または消費されたB1の量を、
それぞれの吸収波長に基づく吸光度の変化によって測定
すればよい。例えば、A2がチオNADH、B1がNADHの場合、
A2の生成を400nm付近の吸光度の増加により測定する
か、あるいはB1の消費を340nm付近の吸光度の減少によ
り測定し、既知濃度のD−ソルビトールまたはD−フル
クトースを用いて測定したときの値と比較すれば、被検
体液中のD−ソルビトールまたはD−フルクトース量を
リアルタイムで求めることができる。
−フルクトースが共存している場合、本発明の前記定量
法によれば、これらの合計量が定量される。個々の成分
量を定量する場合には、被検体を予めどちらかの成分の
みに作用する酵素により消去する等の前処理をした後、
酵素サイクリング反応に導けばよい。例えば、ヘキソキ
ナーゼ(EC 2.7.1.1) またはフルクトキナーゼ(EC 2.
7.1.4)により前処理を行なえばD−フルクトースはD
−フルクトース-6-リン酸に転換されるため、ひき続き
本発明による酵素サイリング反応を実施することにより
D−ソルビトールのみを定量することができる。また、
D−ソルビトールとD−フルクトースの合計量から前記
D−ソルビトール量を差引くことにより、D−フルクト
ースのみの定量値を算出することができる。
D−ソルビトールまたはD−フルクトースそのものを酵
素サイクリング反応に導くものであり、該液中の共存物
質の影響を受けにくいため、被検体のブランク測定を省
略できレイトアッセイによる簡便な測定をなしうる。
当たり、吸光度測定の代わりに他の公知の測定法を使用
して定量を行なうこともできる。
るが、本発明はこれらにより何等限定されるものではな
い。
製;ヒツジ肝臓由来) <操作> 上記試薬1m1をキュベットにとり、0、10、20、30、4
0、50μMのD−ソルビトール溶液(和光純薬製)をそれ
ぞれ20μl 添加し、37℃にて反応を開始した。反応開始
後の3分目と6分目の400nmにおける吸光度を読み取り
その差を求めた。濃度0を用いた時を試薬ブランクとし
て、それぞれの結果から試薬ブランクの値を差引き、そ
の結果を図1に示した。図1から明らかなように、D−
ソルビトール量に対する吸光度変化量は良好な直線性を
示した。
製;ヒツジ肝臓由来) <操作> 上記試薬1m1をキュベットにとり、0、20、40、60、8
0、100μMのD−フルクトース溶液(和光純薬社製)を
それぞれ40μl添加し、37℃にて反応を開始した。反応
開始後の2分目と7分目の400nmにおける吸光度を読み
取りその差を求めた。濃度0を用いた時を試薬ブランク
として、それぞれの結果から試薬ブランクの値を差引
き、その結果を図2に示した。図2から明らかなよう
に、D−フルクトース量に対する吸光度変化量は良好な
直線性を示した。
長の異なる補酵素を用いるため測定誤差が生ずることな
く、また酵素サイクリング反応を組合せることにより測
定感度を増大させることができる。その結果、少量の検
体の使用により、簡便かつ精度よく被検体中のD−ソル
ビトールまたはD−フルクトースを定量することができ
る。
400nmにおけるレイトアッセイの結果を示す図面であ
る。
400nmにおけるレイトアッセイの結果を示す図面であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 D−ソルビトールおよびD−フルクトー
スからなる群より選ばれる少なくとも一種の被検成分を
含有する被検体に、次の成分(1)〜(3) (1)チオニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスフ
ェート類(以下チオNADP類という)およびチオニコチン
アミドアデニンジヌクレオチド類(以下チオNAD類とい
う)からなる群より選ばれる1つと、ニコチンアミドア
デニンジヌクレオチドホスフェート類(以下NADP類とい
う)およびニコチンアミドアデニンジヌクレオチド類
(以下NAD類という)からなる群より選ばれる1つとを
補酵素とし、少なくともD−ソルビトールを基質として
D−フルクトースを生成する可逆反応をなすソルビトー
ルデヒドロゲナーゼ (2) A1 (3) B1 を含有する試薬を作用せしめて、次の反応式〔1〕 【化1】 (式中、A1はチオNADP類、チオNAD類、NADP類またはNAD
類を示し、A2はA1の還元型生成物を示し、B1はA1がチオ
NADP類またはチオNAD類のときは還元型NADP類または還
元型NAD類を、またA1がNADP類またはNAD類のときは還元
型チオNADP類または還元型チオNAD類を示し、B2はB1の
酸化型生成物を示す)で表わされるサイクリング反応を
形成せしめ、該反応によって変化するA2またはB1の量を
測定することを特徴とするD−ソルビトールまたはD−
フルクトースの定量法。 - 【請求項2】 NADP類が、ニコチンアミドアデニンジヌ
クレオチドホスフェート(NADP)、アセチルピリジンア
デニンジヌクレオチドホスフェート(アセチルNADP)、
アセチルピリジンヒポキサンチンジヌクレオチドホスフ
ェートおよびニコチンアミドヒポキサンチンジヌクレオ
チドホスフェート(デアミノNADP)からなる群より選ば
れるものである請求項1記載のD−ソルビトールまたは
D−フルクトースの定量法。 - 【請求項3】 NAD類が、ニコチンアミドアデニンジヌ
クレオチド(NAD)、アセチルピリジンアデニンジヌク
レオチド(アセチルNAD)、アセチルピリジンヒポキサ
ンチンジヌクレオチドおよびニコチンアミドヒポキサン
チンジヌクレオチド(デアミノNAD)からなる群より選
ばれるものである請求項1の記載のD−ソルビトールま
たはD−フルクトースの定量法。 - 【請求項4】 チオNADP類が、チオニコチンアミドアデ
ニンジヌクレオチドホスフェート(チオNADP)およびチ
オニコチンアミドヒポキサンチンジヌクレオチドホスフ
ェートからなる群より選ばれるものである請求項1記載
のD−ソルビトールまたはD−フルクトースの定量法。 - 【請求項5】 チオNAD類が、チオニコチンアミドアデ
ニンジヌクレオチド(チオNAD)およびチオニコチンア
ミドヒポキサンチンジヌクレオチドからなる群より選ば
れるものである請求項1記載のD−ソルビトールまたは
D−フルクトースの定量法。 - 【請求項6】 下記成分(1)〜(3) (1)チオNADP類およびチオNAD類からなる群より選ばれる
1つと、NADP類およびNAD類からなる群より選ばれる1
つとを補酵素とし、少なくともD−ソルビトールを基質
としてD−フルクトースを生成する可逆反応をなすソル
ビトールデヒドロゲナーゼ (2) A1 (3) B1 を含有することを特徴とするD−ソルビトールまたはD
−フルクトース定量用組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125901A JP3034986B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | D−ソルビトール又はd−フルクトースの高感度定量法および定量用組成物 |
PCT/JP1991/001788 WO1992021775A1 (en) | 1991-05-29 | 1991-12-27 | Highly sensitive determination of d-sorbitol or d-fructose and composition therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125901A JP3034986B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | D−ソルビトール又はd−フルクトースの高感度定量法および定量用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349897A JPH04349897A (ja) | 1992-12-04 |
JP3034986B2 true JP3034986B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=14921715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3125901A Expired - Lifetime JP3034986B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | D−ソルビトール又はd−フルクトースの高感度定量法および定量用組成物 |
Country Status (2)
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JP (1) | JP3034986B2 (ja) |
WO (1) | WO1992021775A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005012557A1 (ja) * | 2003-08-04 | 2007-11-22 | 株式会社三和化学研究所 | 赤血球採取方法及びソルビトール測定方法 |
JP6487711B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2019-03-20 | 旭化成ファーマ株式会社 | プリンヌクレオシドホスホリラーゼを用いた、オルトリン酸、アルカリホスファターゼ、及びピロリン酸等の新規な測定方法、並びに組成物 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP3125901A patent/JP3034986B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-27 WO PCT/JP1991/001788 patent/WO1992021775A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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