JP3034962B2 - 調光装置 - Google Patents

調光装置

Info

Publication number
JP3034962B2
JP3034962B2 JP3008112A JP811291A JP3034962B2 JP 3034962 B2 JP3034962 B2 JP 3034962B2 JP 3008112 A JP3008112 A JP 3008112A JP 811291 A JP811291 A JP 811291A JP 3034962 B2 JP3034962 B2 JP 3034962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimming
control
terminal
signal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3008112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04253184A (ja
Inventor
政利 山本
敏行 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3008112A priority Critical patent/JP3034962B2/ja
Publication of JPH04253184A publication Critical patent/JPH04253184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3034962B2 publication Critical patent/JP3034962B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔制御システムを用
いた調光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔制御システムとして、図
14に示すような構成ものが知られている。すなわち、
中央制御装置51と、それぞれ固有のアドレスが設定さ
れスイッチS1〜S4の状態を監視する監視用の端末器5
2、負荷L1〜L4を制御する制御用の端末器53、ワイ
ヤレス中継用の端末器54、外部インタフェース用の端
末器55、パターン設定用の端末器56とが一対の線路
よりなる信号線lsを介して接続される。中央制御装置
51から信号線lsに送出される伝送信号Vsは、図1
5(a)に示すように、信号送出開始を示すスタートパル
ス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号MD、
端末器52〜56を個別に呼び出すための8ビットのア
ドレスデータを伝送するアドレスデータ信号AD、負荷
1〜L4を制御する制御データを伝送する制御データ信
号CD、チェックサムデータ信号CS、端末器52〜5
6からの返送期間を設定する信号返送期間WTよりなる
複極(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調
によってデータが伝送されるようになっている。各端末
器52〜56では、信号線lsを介して受信された伝送
信号Vsのアドレスデータと各端末器52〜56に設定
されたアドレスデータとが一致したときに、その伝送信
号Vsの制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの
信号返送期間WTに同期して監視データ信号を電流モー
ド信号(信号線lsの線路間を適当な低インピーダンス
を介して短絡して送出される信号)として返送するよう
になっている。また、中央制御装置51には、モードデ
ータ信号MDをダミーモードとしたダミー伝送信号を常
時送出するダミー信号送信手段と、監視用の端末器5
2、ワイヤレス中継用の端末器54、外部インタフェー
ス用の端末器55、パターン設定用の端末器56のいず
れかから返送された図15(b)に示すような割り込み信
号Viが受信されたとき、割り込み信号Viを発生した端
末器52,54〜56を検出してその端末器52,54〜
56をアクセスして監視データを返送させる割り込み処
理手段とが設けられている。また、中央制御装置51で
は、上述のようにして監視用の端末器52、ワイヤレス
中継用の端末器54、外部インタフェース用の端末器5
5、パターン設定用の端末器56から中央制御装置51
に返送された監視データに基いて対応する負荷L 1〜L4
を制御する制御用の端末器53に伝送する制御データを
作成するとともに、その制御データを信号線lsを介し
て対応する制御用の端末器53に時分割多重伝送して負
荷L1〜L4を制御するようになっている。
【0003】ワイヤレス中継用の端末器54は、光ワイ
ヤレス発信器Y、光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレ
ス用信号線lwよりなる光ワイヤレスシステムのデータ
中継を行う端末器であり、光ワイヤレス発信器Yから発
信された光信号を光ワイヤレス受信器Xによって受信
し、受信されたデータをワイヤレス用信号線lwを介し
て受信するとともに、このデータを中央制御装置51に
転送するようになっている。また、外部インタフェース
用の端末器55は、外部制御装置57との間でデータ伝
送を行う端末器であり、パターン設定用の端末器56
は、データ入力部58から入力されるパターン制御デー
タを中央制御装置51に転送する端末器である。なお、
分電盤60あるいはリレー制御盤61内に配設される監
視用の端末器52や制御用の端末器53は、分電盤協約
寸法となっており、その制御出力によって負荷制御用の
リモコンリレー(手元スイッチによってもオン、オフで
きるようにしたラッチングリレー)62が制御されるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した遠
隔制御システムにおいて、負荷L1〜L4を照明負荷と
し、中央制御装置51から伝送される伝送信号Vsによ
って照明負荷L1〜L4を調光制御したい場合がある。こ
のような要求を満たすために、制御用の端末器53とし
て照明負荷Lの調光制御が可能な調光端末器が考えられ
ている。調光端末器では、伝送信号Vsの制御データに
基づいて照明負荷Lの調光状態を制御するのである。
【0005】ところでこの調光端末器を用いて調光装置
を構築する場合には図16に示すように異なるアドレス
に設定してある調光端末器53A1、53A2を複数用い
て、夫々の調光端末器53A1、53A2に接続される照
明負荷L1、L2を、夫々の調光端末器53A1、53A2
に対応せる監視用端末器52A1、52A2の操作スイッ
チの操作で調光を行うようなっていた。
【0006】しかし従来例では一つの監視用端末器52
Aの操作スイッチの操作で複数の調光端末器53Aの負
荷Lを同時に調光することはできなかった。また一つの
調光端末器53Aには一つの照明負荷Lに対応する調光
制御手段しか設けられていなかったため、複数の照明負
荷Lを一つの調光端末器53Aで調光制御することもで
きなかった。つまり複数の照明負荷Lを同時に調光する
ことができず、大きな部屋等において、複数の照明負荷
Lを一斉に調光する場合等では時間遅れなどがあって、
都合悪かった。
【0007】請求項1記載の発明は、上記要求を満たす
ことを目的とするものであり、複数の照明負荷を一つの
監視用端末器の操作スイッチの操作で同時に調光制御す
ることができる調光装置を提供しようとするものであ
る。また請求項記載の発明は、上記目的に加えて、白
熱電球と、蛍光灯とを同時に調光制御することができる
調光装置を提供するにある。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に、請求項1記載 の発明は、中央制御装置から送出され
るアドレスデータや制御データを含む伝送信号を一対の
線路よりなる信号線を介して受信して信号処理する伝送
処理回路と、固有のアドレスデータを保持するアドレス
保持部と、照明負荷を調光制御する複数の調光制御手段
と、受信されたアドレスデータとアドレス設定部に設定
されたアドレスデータとが一致すると伝送信号の制御デ
ータを取り込んで、各調光制御手段による照明負荷の調
光度合を並列制御する伝送信号処理回路とを備えた遠隔
制御用調光端末器を用いたものである。
【0010】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、調光制御手段として、白熱電球用の調光制
御手段と、蛍光灯用の調光制御手段とを夫々少なくとも
1つずつ備えた遠隔制御用調光端末器を用いたものであ
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】 請求項記載の発明によれば、一つの遠隔制御
用調光端末器に照明負荷を調光制御する複数の調光制御
手段を備えているため、中央制御装置からの制御データ
に基づいて伝送信号処理回路は各調光制御手段を並列制
御することにより、夫々の調光制御手段に接続されてい
る照明負荷を同時に調光する。尚請求項記載の発明で
は、調光制御手段として、白熱電球用の調光制御手段
と、蛍光灯用の調光制御手段とを夫々少なくとも1つ
備えた遠隔制御用調光端末器を用いているから、蛍光
灯と、白熱電球とを同時に調光することができる。
【0014】
【実施例】(実施例1)まず、本実施例の基本となる構成について図2ないし図
4を参照しながら説明し、その後、本発明の要旨である
構成について図5ないし図9を参照しながら説明する。
照明 負荷Lを調光制御する調光端末器53Aは、図2の
ような回路構成を有している。すなわち、マイクロコン
ピュータよりなる伝送信号処理回路10を備え、伝送信
号処理回路10は受信回路11のトランジスタQ1を介
して信号線接続端子t1を介して信号線lsに接続され
ている。
【0015】従って、中央制御装置1から信号線を伝送
された伝送信号は、受信回路11を通して伝送信号処理
回路10に入力される。伝送信号処理回路10への給電
は、信号線lsを伝送される信号をダイオードブリッジ
DBにより全波整流し、トランジスタQ2、ツェナーダ
イオードZD、コンデンサC1などにより安定化する電
源回路12によりなされる。
【0016】調光端末器53Aのアドレスデータや伝送
信号処理回路10の機能を設定する機能データは、EE
PROMよりなるデータ記憶部13に格納されている。
データ記憶部13に格納されるデータは、受光素子PD
1、トランジスタQ3、Q4などからなる光信号受信回路
14により受信された信号を伝送信号処理回路10で処
理して作成される。ここに、光信号受信回路14で受信
される信号は、外部に設けた設定器(図示せず)から発信
された赤外線等によるワイヤレス信号である。調光端末
器には、発光素子LD1、トランジスタQ5などからなる
光信号送信回路15が設けられ、ワイヤレス信号が受信
されると、その信号の内容に応じて受信確認や設定確認
などの応答信号をワイヤレス信号として設定器に返送す
るようになっている。ワイヤレス信号の受信状態は、伝
送信号処理回路10に接続された発光素子LD2の点滅
により示される。
【0017】伝送信号処理回路10は、マイクロコンピ
ュータよりなる調光制御回路16に接続されており、中
央制御装置1から伝送されたデータに基づいて調光制御
回路16では調光出力回路17に備えたトライアック等
からなる電力制御素子を位相制御するようになってい
る。調光出力回路17は、商用電源ACの零クロスを検
出するための動作モード設定回路18を介して接続され
る商用電源ACを、電力制御素子と、リレー制御回路1
9内のラッチングリレー等のリレー接点とを介して、照
明負荷Lに接続しており、電力制御素子が調光制御回路
16の制御の下で調光レベル出力回路20から出力され
る制御信号で位相制御されることにより、照明負荷Lへ
のランプ電力を制御し、照明負荷Lの調光を行うように
なっている。尚t2は商用電源接続端子、t3は照明負荷
接続端子である。
【0018】また調光制御回路16の制御の下で制御さ
れるリレー制御回路19のリレー接点で照明負荷Lへの
電力供給をオン/オフして照明負荷Lを点灯、消灯する
ようになっている。調光制御回路16は上記の動作モー
ド設定回路18で検出された零クロス検出信号に基づい
て、調光レベル出力回路20から出力される位相制御の
ための制御信号を作成するようになっている。
【0019】尚図2のリセット回路21は夫々調光端末
器53Aが信号線lsに接続されて給電されると伝送信
号処理回路10をリセットするためのものである。以上
の構成により、調光端末器53Aでは中央制御装置1か
らの伝送信号を受信すると、伝送信号に含まれるアドレ
スデータと、データ記憶部13に格納されているアドレ
スデータとを比較して一致を判定し、アドレスデータが
一致すると、伝送信号に含まれる制御データに従って調
光制御回路16を通じて調光レベル出力回路20で作成
する制御信号の調光レベルを設定し、照明負荷Lの光出
力を制御するのである。
【0020】尚図1に示すように複数の調光端末器53
Aを同一アドレスに設定して信号線lsに接続して使用
することにより、当該アドレスに対応して設けた調光操
作のための監視用端末器52Aで操作スイッチが押され
ると、上述のように中央制御装置1から調光端末器53
Aをアクセスするための伝送信号が送られることにな
り、同一アドレスであるため複数の調光端末器53Aは
同時に夫々の照明負荷Lの光出力を制御したり、或いは
点灯/消灯することになる。
【0021】尚調光端末器53Aの調光制御は、次のよ
うな手順で行われる。監視用端末器52Aのアップ調光
用の操作スイッチが押されたときに、中央制御装置1か
ら伝送されるアップ用調光制御データが調光端末器53
Aで受信されると、調光端末器53Aでは照明負荷Lの
光出力を時間の経過とともに増加させ、所望の光出力が
得られた時点で、再び監視用端末器52Aの調光用操作
スイッチが押されて、中央制御装置1から制御データが
調光端末器53Aで受信されると、その時点で照明負荷
1の調光状態で制御を停止する。更に次の監視用端末
器52Aのダウン調光用操作スイッチが押されると、ダ
ウン調光用制御データが中央制御装置1から伝送され、
調光端末器53Aではこの制御データに基づいてその時
点の調光状態から照明負荷Lの光出力を時間の経過とと
もに減少させ、所望の光出力が得られた時点で、再び監
視用端末器52Aの調光用操作スイッチが押されて、中
央制御装置1から制御データが調光端末器53Aで受信
されると、その時点で照明負荷L1の調光状態で制御を
停止する。
【0022】尚調光を制御データの受信毎にアップ、停
止、ダウン、停止の順に切り換えるようにすれば操作ス
イッチは一つで行える。調光端末器53Aの構造は、第
3図および第4図に示すようなものであって、分電盤協
約寸法として規格化されているケース30に上記回路が
納装されている。ケース30は、上面開口する箱状のボ
ディ30aと、ボディ30aに被嵌されたカバー30b
とを組立ねじ31で結合することにより形成される。カ
バー30bの両側部には、上記各端子t1〜t3を構成す
る端子用凹所32aが各端子t1〜t3に対応して形成さ
れ、各端子用凹所32a内には端子ねじ32bを螺合さ
せた端子板32cがそれぞれ配設される。商用電源AC
および照明負荷に接続される端子t2,t3に対応した端
子用凹所32aは、カバー30bの上面に固定ねじ32
dによって固定される端子カバー32eにより覆われ
る。カバー30bの上面には、発光素子LD1および受
光素子PD1の投受光を可能するフィルタ33aが装着
された透光窓33bと、発光素子LD2からの光を透過
させる透光窓33cとが形成されている。さらに、カバ
ー30bの上面には透明板よりなる銘板34が嵌着され
る。
【0023】ケース30内には、調光出力回路17を実
装した第1の印刷配線基板35aと、他の回路部分を実
装した第2の印刷配線基板35bとが上下に離間して納
装されている。また、電力制御素子Tは、第1の印刷配
線基板35aの下方に配設された金属板よりなる放熱板
36に対して取付ねじ37を用いて固定されている。第
1の印刷配線基板35aは、ボディ30aの内側周部に
設けたボス38aに螺合する固定ねじ38bによってボ
ディ30aに固定され、放熱板36は、ボディ30aの
内側中央部に設けたボス39aに螺合する固定ねじ39
bによってボディ30aに固定される。また、第2の印
刷配線基板35bは、カバー30bの下面側に螺合する
固定ねじ39によってカバー30bに固定される。 と
ころで、ボディ30aの下部の両側面には、それぞれ分
電盤内にケース30を固定するための固定用部材を結合
するための結合孔40が形成されている。この結合孔4
0は、第3図に示すように、ボディ30aの内側に設け
た段部41の上面に形成された通気用開口42に連通し
ている。一方、放熱板36の周縁にはボディ30bの底
面に対して放熱板36の主部を上方に離間させて配置す
ることができるように、脚片36aが突設されており、
放熱板36の主部が通気用開口42の上方に離間して位
置するようにしてある。ここにおいて、放熱板36の周
縁はほぼ全周に亙ってボディ30aの内周面に接触する
ように形成されている。したがって、放熱板36の下面
側では、結合孔40および通気用開口42を通してボデ
ィ30aの中に外気を流通させることができるのであっ
て、この空気流(第3図に矢印で示す)を放熱板36に接
触させることによって、放熱板36からの熱をケース3
0外に効率よく放熱することができるのである。すなわ
ち、電力制御素子Tの放熱を効率よく行いながらも、放
熱板36がケース30の外に露出しないのであって、優
れた外観に仕上げることができるのである。保護板43
は内部に通気用開口42から埃が入る恐れが有る場合
に、通気用開口42を防ぐための板である。
【0024】以下、本実施例の要旨となる構成について
説明する。 ところで、上述の図1を参照して説明したよ
うに同一アドレスの調光端末器53Aを複数用いて複数
の照明負荷Lを同時に調光することもできるが、本実施
例は一つの調光端末器53Aで複数の照明負荷Lを同時
に制御することができるようにしたものである。即ち図
5に示すように、伝送信号処理回路10からの信号を入
力して調光制御を行う調光制御回路16を2組備え、そ
れぞれの信号入力ポートを伝送信号処理回路10に並列
に接続しており、伝送信号処理回路10からの信号を同
時に夫々が受け取って並列に調光制御が行えるようにな
っている。
【0025】尚各調光制御回路16に対応して調光出力
回路17、リレー制御回路19、調光レベル出力回路2
0を夫々各別に設け、動作モード設定回路18のみ共有
している。而して本実施例では図6に示すように調光端
器53Aに2つの照明負荷L、Lを接続する。監視用
端末器52Aの操作と、調光制御は上述の基本となる構
成の場合と同様に行われるため、その説明は省略する。
【0026】図7は本実施例に用いる調光端末器53A
の上面図、図8はその一部破断せる側面図、図9はその
背面図であり、本実施例では照明負荷Lを夫々の調光出
力回路17に接続するために、2対の照明負荷接続端子
3を設けている。尚図3、図4の部材に付した同一番
号、同一記号のものは同様な機能を持つ部材である。
【0027】(実施例) 上記実施例1では調光出力回路17は、電力制御素子に
よって商用電源ACを位相制御し、照明負荷Lのランプ
電力を制御するものであるため、照明負荷Lとしては白
熱電球が使われるが、蛍光灯の照明負荷L0を調光する
ために本実施例では、図10に示すように片方の調光制
御回路16で制御される調光出力回路として、デューテ
制御を行うデューティ出力回路17’を用い、この
ューティ出力回路17’により蛍光灯点灯装置のランプ
電力を制御することができるようにしたものである。
【0028】本実施例の場合各調光制御回路16に対応
して動作モード設定回路18を備え、夫々別個に商用電
源ACを調光出力回路17及びデューティ出力回路1
7’に接続している。尚調光レベル出力回路20’は
ューティ制御に対応した制御信号を作成するためのもの
である。図11は本実施例に用いる調光用端末器53A
の上面図、図12はその一部破断せる側面図、図13は
その背面図であり、この実施例では照明負荷Lを夫々の
調光出力回路17、デューティ出力回路17’に接続す
るために、2対の照明負荷接続端子t3,t3’を設ける
とともに、夫々に対応した2対の電源接続端子t2
2’を設けている。
【0029】尚上述の図3、図4の部材に付した同一番
号、同一記号のものは同様な機能を持つ部材である。又
実施例、実施例には夫々中央制御装置1に動作状態
を返送するための返送信号送出回路22を備えており、
この返送信号送出回路22はトランジスタQ4をオンす
ることにより抵抗Rと、ダイオードブリッジDBとを介
して信号線lsを短絡することにより、電流モードの返
送信号を返送待機期間において返送するようになってい
る。
【0030】
【0031】
【発明の効果】 請求項記載の発明によれば、一つの遠
隔制御用調光端末器に照明負荷を調光制御する複数の調
光制御手段を備えているため、中央制御装置からの制御
データに基づいて伝送信号処理回路は各調光制御手段を
並列制御することにより、夫々の調光制御手段に接続さ
れている照明負荷を同時に調光することができ、各調光
端末器に接続されている照明負荷を同時に調光すること
ができ、複数の照明負荷間の調光制御の時間的なばらつ
きが生じないという効果があり、しかも一つの監視用端
末器の操作スイッチで調光操作が行えるという効果があ
る。
【0032】尚請求項記載の発明では、調光制御手段
として、白熱電球用の調光制御手段と、蛍光灯用の調光
制御手段とを夫々少なくとも1つずつ備えた遠隔制御用
調光端末器を用いているから、蛍光灯と、白熱電球とを
同時に調光することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の基本となる構成を利用したシステム
の回路ブロック図である。
【図2】実施例1の基本となる構成における調光端末器
の回路構成図である。
【図3】実施例1の基本となる構成における調光端末器
の分解斜視図である。
【図4】実施例1の基本となる構成における調光端末器
の斜視図である。
【図5】本発明の実施例の調光端末器の回路構成図で
ある。
【図6】本発明の実施例の回路ブロック図である。
【図7】本発明の実施例の調光端末器の上面図であ
る。
【図8】本発明の実施例の調光端末器の一部破断せる
側面図である。
【図9】本発明の実施例の調光端末器の背面図であ
る。
【図10】本発明の実施例の調光端末器の回路構成図
である。
【図11】本発明の実施例の調光端末器の上面図であ
る。
【図12】本発明の実施例2の調光端末器の一部破断せ
る側面図である。
【図13】本発明の実施例の調光端末器の背面図であ
る。
【図14】遠隔制御システムの構成図である。
【図15】遠隔制御システムの伝送信号の説明図であ
る。
【図16】従来例のシステム図である。
【符号の説明】
ls 信号線 L 照明負荷 1 中央制御装置 52A 監視用端末器 53A 調光端末器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−284380(JP,A) 特開 昭64−71300(JP,A) 特開 昭57−101382(JP,A) 特開 平2−162689(JP,A) 特開 昭62−123693(JP,A) 特開 昭64−86480(JP,A) 特開 昭57−26984(JP,A) 特開 昭59−60990(JP,A) 特開 昭59−60989(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 37/02 H04Q 9/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置から送出されるアドレスデー
    タや制御データを含む伝送信号を一対の線路よりなる信
    号線を介して受信して信号処理する伝送処理回路と、固
    有のアドレスデータを保持するアドレス保持部と、照明
    負荷を調光制御する複数の調光制御手段と、受信された
    アドレスデータとアドレス設定部に設定されたアドレス
    データとが一致すると伝送信号の制御データを取り込ん
    、各調光制御手段による照明負荷の調光度合を並列制
    する伝送信号処理回路とを備えた遠隔制御用調光端末
    を用いたことを特徴とする調光装置。
  2. 【請求項2】調光制御手段として、白熱電球用の調光制
    御手段と、蛍光灯用の調光制御手段とを夫々少なくとも
    1つずつ備えた遠隔制御用調光端末器を用いたことを特
    徴とする請求項1記載の調光装置。
JP3008112A 1991-01-28 1991-01-28 調光装置 Expired - Fee Related JP3034962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3008112A JP3034962B2 (ja) 1991-01-28 1991-01-28 調光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3008112A JP3034962B2 (ja) 1991-01-28 1991-01-28 調光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04253184A JPH04253184A (ja) 1992-09-08
JP3034962B2 true JP3034962B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=11684214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3008112A Expired - Fee Related JP3034962B2 (ja) 1991-01-28 1991-01-28 調光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3034962B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5444135B2 (ja) * 2010-06-18 2014-03-19 パナソニック株式会社 調光制御装置
EP2752263B1 (en) 2011-08-29 2016-07-13 Kyocera Corporation Cutting tool

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04253184A (ja) 1992-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3034962B2 (ja) 調光装置
CN116439551A (zh) 带人体感应无线开关调光调色的镜子及浴室镜柜
JPH06283277A (ja) 可変色照明器具
JP3669119B2 (ja) 照明制御システム
JP3121402B2 (ja) 遠隔監視制御用調光端末器
JP2888438B2 (ja) 遠隔制御用端末器
JPH1064683A (ja) 調光装置
JP3451984B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP3069368B2 (ja) 遠隔制御用調光端末器
JP3234245B2 (ja) 白熱灯調光器
CN220256175U (zh) 带人体感应无线开关调光调色的镜子及浴室镜柜
JP2714159B2 (ja) 遠隔制御用端末器
JPH0614364A (ja) 遠隔監視制御システムの制御端末器
JP2002134280A (ja) 遠隔監視制御システムの調光端末器
JPH07274261A (ja) 遠隔監視制御システムの調光操作用端末器
JP2967877B2 (ja) 照明制御システム
JP3314941B2 (ja) 遠隔制御システム用のワイヤレス受信器
JPH11191492A (ja) 照明制御システム及びその調光端末器並びに照度センサ
JP3184556B2 (ja) 白熱灯調光器
JP3115882B2 (ja) 調光スイッチ
JP3210696B2 (ja) 遠隔制御システム用のワイヤレス受信器
JPH04368796A (ja) 照明制御装置
JPH11215575A (ja) 遠隔監視制御システム
JPH11325561A (ja) ファンコイルシステム
JP3098776B2 (ja) 遠隔監視制御システムの監視用端末器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000208

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees