JP3034885B2 - 重量物運搬車の荷物保持装置 - Google Patents

重量物運搬車の荷物保持装置

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JP3034885B2 JP1267709A JP26770989A JP3034885B2 JP 3034885 B2 JP3034885 B2 JP 3034885B2 JP 1267709 A JP1267709 A JP 1267709A JP 26770989 A JP26770989 A JP 26770989A JP 3034885 B2 JP3034885 B2 JP 3034885B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大型車両や航空機に使用される大型タイヤを
始めとして、各種重量物を運搬する重量物運搬車の荷物
保持装置に関する。
従来の技術 本出願人は先に、特開昭63ー279940号公報,実開昭63
ー180348号公報等により、重量のある大型タイヤの運搬
および交換作業に好適な重量物運搬車を提案している。
これは、車体のデッキ上にハンガーアームを上下動調節
および水平回動調節自在に配設して、このハンガーアー
ムの端部に荷物ハンガーを吊設して、該荷物ハンガーに
大型タイヤを載置,保持できるようにしたものである。
発明が解決しようとする課題 前記従来の構成にあっては、ハンガーアームに荷物ハ
ンガーを吊持するタイプであるため、タイヤの交換作業
時に大型タイヤの被着体の仕様によっては、前記ハンガ
ーアームが該被着体、あるいは被着体の装備品に干渉す
る可能性がある。そこで、本発明は荷物保持装置上に載
置,保持された大型タイヤ等の重量物の上方に突出物が
なく、重量物の取り込み,取り出し作業をより簡単に行
うことができ、かつ、大型タイヤ等を装着する被着体と
の干渉を回避することができる重量物運搬車の荷物保持
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 車体のデッキ上に支持アームを下向きに傾斜した姿勢
で上下動調節および水平回動調節自在に配設し、この支
持アーム下端にフレームを水平方向に回動自在に連結
し、該フレームの下面前,後部に、一側方に水平に突出
する重量物載置用のローラを配設すると共に、これらロ
ーラを対向的にフレームの他側方へ180度回動可能に軸
支し、かつ、前記支持アームの傾斜する上面の途中に荷
物吊持用アームを起伏自在に設ける一方、フレーム端部
には補助荷物載置部材を着脱自在に装着してある。
作用 重量物はフレームの一側においてローラ上への取り込
み,取り出しが行われる。フレームの他側で重量物の取
り込み,取り出しを行う場合には、一対のローラを対向
的に180度回動して、フレームの他側方への突出配置と
する。荷物を吊持する必要がある場合には、荷物吊持用
アームを支持アームの傾斜する上面から起立して張り出
させ、その先端に荷物を吊持する。補助荷物載置部材を
装着,使用する場合には、一対のローラはフレームの下
面にそれぞれ回動して、作業の邪魔にならないようにさ
れる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述する。
第1〜6図において、車体1のデッキ2の後端部上に
は、ポスト4を中心に水平方向および鉛直方向に揺動可
能な平行リンク機構3を配設してある。この平行リンク
機構3は図外のシリンダ装置によって鉛直方向の作動制
御が行われ、水平方向には手動操作によりポスト4を中
心に揺動される。平行リンク機構3の自由端側のアーム
支軸5には、下向きに傾斜した支持アーム6を水平方向
に回動自在に装着してある。
この支持アーム6の下端面には、回転ジョイント7を
介してフレーム8を水平方向に回動自在に連結してあ
る。そして、このフレーム8の下面の前,後部に、一側
方に突出する重量物載置用のローラ9,9を配設して、こ
れらローラ9,9間に例えば重量のある大型タイヤ(重量
物)Wを載置できるようにしてある。これらローラ9,9
は軸受け10に回転自在に支持されていて、後端部は該軸
受け10より突出して回転ハンドル部9aとしてあり、この
回転ハンドル部9aの回転操作により、ローラ9,9間上に
載置した大型タイヤWを回転させて位置調整できるよう
になっている。
軸受け10には回転シャフト11を立設してあり、この回
転シャフト11をフレーム8に貫通配置した軸受筒12に挿
通し、上端部をワッシャ13を介してナット14締めにより
抜止めして、水平方向に回転自在としてある。この回転
シャフト11の立設基部には、後面が平面半円形に面取り
形成された方形状のストッパブロック15を一体的に形成
してある。他方、フレーム8下面の前記ストッパブロッ
ク15の外側に位置する部分には、ストッパブロック15の
側面に衝接して、ローラ9の外側への回動を規制するス
トッパ16を設けてある。このストッパ16の内側面中央部
分には、ストッパブロック15の半円形状の後面を逃げる
円弧状の凹部16aを形成してあり、以て、これらストッ
パブロック15,ストッパ16によって、ローラ9,9をフレー
ム8の一側方から他側方へ向けて対向的に、即ち、内側
へ180度水平回動できるようにしてある。
フレーム8の上面の前,後部には、タイヤ倒れ止めを
兼ねた把手17を立設してあり、この把手17を把持してフ
レーム8を水平方向に回動するようにしてある。把手17
は大型タイヤWとの間に手を挟むことのないようにパイ
プ材をU字状に曲折して接合してあり、また、これら把
手17,17には鎖条18を係留して、該鎖条18を大型タイヤ
Wに掛け回して、確実に保持できるようにしてある。
また、前記支持アーム6の傾斜する上面の途中には、
荷物吊持用アーム19を起伏自在に設けてある。この荷物
吊持用アーム19は、支持アーム6の上面に形成したブラ
ケット20にピン21により回動自在に軸支されていると共
に、鎖条22により支持アーム6の上面より所定開度で起
立,保持されるようになっている。
一方、フレーム8の端部、具体的には回転ジョイント
7側の端面には、補助荷物載置部材23を着脱自在に装着
してある。具体的には、前記フレーム8の端面には短い
角筒材からなるソケット24を接合配置してあり、このソ
ケット24に補助荷物載置部材23を挿,脱自在に装着でき
るようにしてある。補助荷物載置部材23はソケット24の
内径よりも小径に形成された角形のフレーム25と、その
下面に適宜間隔をおいて一側方に向けて水平方向に突設
した円形パイプ材からなる一対の荷物保持バー26を備え
ていて、これら荷物保持バー26,26間上に、例えば航空
機用の大型ドラム状のブレーキユニット(荷物)Bを載
置できるようにしてある。荷物保持バー26,26は、ロー
ラを用いて前記ローラ9,9と同様にブレーキユニットB
を載置したまま回転位置調整できるようにしてもよい。
また、角形のフレーム25の他側面には把手27を設けて、
ソケット24への挿,脱をし易いようにしてある。フレー
ム25の両端部上面にはロケート孔28を形成してあり、こ
のロケート孔28にソケット24に付設した抜け止めピン29
を挿入して、ソケット24よりみだりに離脱することがな
いようにしてある。
以上の実施例構造によれば、大型タイヤWの取り込み
に際しては、平行リンク機構3の上下動操作と水平回動
操作、および支持アーム6,フレーム8の水平回動操作に
よって、一対のローラ9,9上に大型タイヤWをすくい取
る。ローラ9,9はフレーム8の下面に配置してあるた
め、大型タイヤWが接地状態にあっても、フレーム8が
路面干渉することなく容易にすくい取ることができ、タ
イヤサイズに制約を受けることなく、タイヤの取り込み
を行うことができる。重量のある大型タイヤWをローラ
9,9上に取り込んだ場合、各ローラ9はストッパブロッ
ク15,ストッパ16の係合により外側への回動が規制され
ているから、該大型タイヤWを遊動させることなくしっ
かりと保持することができる。前記大型タイヤWの取り
込みの際に、該大型タイヤWの取り込み方向と、ローラ
9の突出方向が異なる場合には、該ローラ9を内側へ回
動してその突出方向をフレーム8の一側方から他側方へ
180度回動することによって、車体1の移動調整を伴わ
ずに対応させることができる。
ローラ9,9上に保持した大型タイヤWを図外の航空機
等の車軸に装着する場合には、前述の平行リンク機構3,
支持アーム6,フレーム8の操作により、ローラ9,9上の
大型タイヤWの中心を前記車軸の軸心に整合させると共
に、回転ハンドル部9aの操作によりローラ9を回転し
て、ローラ9,9上で大型タイヤWを回転させて取付孔
(図示省略)の位置調整を行い、車軸に容易に装着する
ことができる。
前記大型タイヤWの取り込み,取り出しの何れの場合
にあっても、支持アーム6は下方に傾斜し、その下端に
フレーム8を取り付けてあって、構成部品を下方に集合
配置してあるため、航空機等の大型タイヤ被着体あるい
はその装備品に干渉するのを回避することができる。
一方、大型タイヤWよりも小径の航空機用のブレーキ
ユニットBの取り込み,取り出しを行う場合、第6図に
示すようにソケット24に補助荷物載置部材23のフレーム
25の一端部を挿入して、抜止めピン29により抜止め固定
し、荷物保持バー26,26をフレーム8の一側方に偏寄さ
せて突出配置する。作業に当たっては、フレーム8を第
2図鎖線で示すように水平に回動して、荷物保持バー2
6,26をブレーキユニットBの取り込み又は取り出し方向
に向けると共に、ローラ9,9をフレーム8の下面に回動
して作業の邪魔にならないようにし、そして、これら荷
物保持バー26,26間上でブレーキユニットBの取り込
み,取り出しを行う。荷物保持バー26,26の突出方向と
ブレーキユニットBの取り込み,取り出し方向が異なる
場合には、フレーム25の他端部をソケット24に挿入,抜
止めし、荷物保持バー26,26をフレーム8の他側方に偏
寄させて突出配置すればよく、この場合にも車体1の移
動調整を伴わずに対応させることができる。
ブレーキユニットBを前記補助荷物載置部材23を用い
ずに、吊持する必要がある場合には、荷物吊持用アーム
19を第1図鎖線で示すように、支持アーム6の傾斜する
上面から起立させ、その先端に図外のフック付き鎖条で
吊持することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、支持アーム,フレーム
を下方に集合配置してあるため、重量物の取り込み,取
り出しの際に、該重量物の上方にある障害物との干渉を
回避できて作業を容易に行うことができる。また、重量
物を載置する一対のローラは互いに内側に向けて、フレ
ームの一側方から他側方へ180度回動できるようにして
あるため、車体の移動調整を伴うことなく重量物の取り
込み,取り出し方向を変換できて、作業効率を著しく高
めることができる。更に、支持アームの傾斜する上面に
は荷物吊持用アームを起伏自在に設けてあるので、必要
に応じてこの荷物吊持用アームによって荷物を吊持して
取り扱うことができるばかりでなく、フレームの端部に
着脱自在に設けた補助荷物載置部材によっても荷物の保
持を行えて、所謂万能性を発揮できるという実用上多大
な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は同平
面図、第3図は第1図のIII矢視図、第4図はローラ装
着部の断面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面
図、第6図は補助荷物載置部材の使用状態を示す斜視図
である。 1……車体、2……デッキ、6……支持アーム、8……
フレーム、9……ローラ、19……荷物吊持用アーム、23
……補助荷物載置部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のデッキ上に支持アームを下向きに傾
    斜した姿勢で上下動調節および水平回動調節自在に配設
    し、この支持アーム下端にフレームを水平方向に回動自
    在に連結し、該フレームの下面前,後部に、一側方に水
    平に突出する重量物載置用のローラを配設すると共に、
    これらローラを対向的にフレームの他側方へ180度回動
    可能に軸支し、かつ、前記支持アームの傾斜する上面の
    途中に荷物吊持用アームを起伏自在に設ける一方、フレ
    ーム端部には補助荷物載置部材を着脱自在に装着したこ
    とを特徴とする重量物運搬車の荷物保持装置。
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