JP3034428B2 - 半導体装置及びその製造方法並びにアライメント方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法並びにアライメント方法

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縮小投影露光装置等の
アライナ−による半導体装置のアライメントに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスに関しては、高集
積化、高性能化が進められており、リソグラフィ技術に
ついても、微細化、高精度化が要求されている。現在、
最も多く使用されている露光装置は、縮小投影露光装置
(以下、「ステッパ」という。)である。このステッパ
による半導体装置のアライメントとしては、レ−ザ光を
用いるアライメントや画像処理を用いるアライメント等
が知られている。
【0003】図45乃至図48は、従来のアライメント
マ−クの形状を示すものである。図46は、図45のI
−I´線に沿う断面図、図48は、図47のI−I´線
に沿う断面図である。
【0004】これらアライメントマ−クは、半導体基板
10上の絶縁膜11に形成される凹部12と凸部13か
ら構成される。この凹凸部は、半導体基板10上に交互
に配置されている。そして、半導体装置のアライメント
は、凹部12と凸部13の境界のエッジを検出し、当該
アライメントマ−クを確認することによって行われる。
【0005】しかしながら、近年、金属膜の平坦化技術
が進歩してきている。例えば、半導体基板を460℃以
上の温度に加熱しながら金属膜を堆積する高温スパッタ
リング法や、金属膜を堆積した後にレ−ザ光を照射して
当該金属膜を溶融するというレ−ザメルト法が開発され
ている。
【0006】従って、アライメントマ−ク上に高温スパ
ッタリング法やレ−ザメルト法により平坦化された金属
膜が形成れていると、当該アライメントマ−クを確認す
るのが難しくなる。
【0007】図49及び図50は、図45及び図46の
アライメントマ−ク上に金属膜(平坦化されたもの)が
形成された場合を示している。図50は、図49のI−
I´線に沿う断面図である。また、図51及び図52
は、図47及び図48のアライメントマ−ク上に金属膜
(平坦化されたもの)が形成された場合を示している。
図52は、図51のI−I´線に沿う断面図である。
【0008】アライメントマ−ク上に金属膜14が形成
されている場合、アライメントは、金属膜14の凹凸を
確認することにより行われる。従って、アライメントに
関しては、アライメントマ−クの凹凸と同じ凹凸が金属
膜にも形成されているのが理想的である。
【0009】しかし、金属膜14は平坦化されているた
め、アライメントマ−ク上の金属膜14の凹凸は、アラ
イメントマ−クの凹凸に比べ小さくなっている。従っ
て、金属膜14の凹凸の確認は、困難である。
【0010】しかも、高温スパッタリング法やレ−ザメ
ルト法により平坦化された金属膜14には、グレインが
形成されている。このグレインは、図5及び図7の破線
で示すように、アライメントマ−ク上の金属膜14の凹
部と凸部の境界(アライメントマ−クのエッジに相当)
を不明瞭なものにする。
【0011】図53は、例えば図45及び図46の半導
体装置のアライメントを画像処理により行う場合にステ
ッパが得る信号波形を示すものである。即ち、当該信号
波形は、金属膜のグレインや平坦化により、かなり乱れ
た状態となっている。従って、半導体装置の正確なアラ
イメントは困難であり、金属膜の加工等の支障となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
金属膜の平坦化技術が進行してきたため、ステッパによ
るアライメントマ−クの検出が困難となり、アライメン
トに支障をきたすという欠点がある。
【0013】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、アライメントマ−ク上の金属膜が
平坦化されても、ステッパによるアライメントマ−クの
検出を可能にすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、複数の素子領域を有する半
導体ウェハと、前記半導体ウェハの複数の素子領域以外
の領域に形成される少なくとも1つの凹部又は凸部から
構成される少なくとも1つのアライメントマ−クと、前
記アライメントマ−ク上に形成される金属膜とを備え、
前記アライメントマ−クの凹部又は凸部の幅が前記金属
膜のグレインの平均粒径よりも小さく形成されている。
【0015】前記素子領域以外の領域は、ダイシングラ
インと、オリエンテ−ションフラット部の情報領域とを
含み、前記アライメントマ−クは、前記ダイシングライ
ン及び前記オリエンテ−ションフラット部の情報領域の
少なくとも一方に形成されている。
【0016】前記アライメントマ−クの平面形状は、四
角形、L字形、十字形及び枠形のうちいずれか一つの形
状を有している。前記アライメントマ−クは、シリコン
酸化膜またはシリコン窒化膜を含む絶縁膜もしくはポリ
シリコン膜を含む導電膜のうちいずれか一つの材料から
構成されている。
【0017】前記アライメントマ−クは、複数からな
り、かつ、互いに並置されている。隣接するアライメン
トマ−クの間隔は、前記金属膜のグレインの平均粒径よ
りも小さい。
【0018】前記アライメントマ−クは、複数からな
り、かつ、行列状に配置されている。前記金属膜のグレ
インの平均粒径は、2×(S/nπ)1/2 (但し、S
は、半導体ウェハ上の任意の箇所の単位面積、nは、単
位面積S内に含まれる金属膜のグレインの数とする。)
により決定される。
【0019】前記金属膜のグレインの平均粒径は、(a
×b)1/2 (但し、半導体ウェハ上の任意の箇所におけ
る金属膜は、半導体ウェハ上から見た場合に概ね楕円形
を有し、aは、前記楕円形の長半径、bは、前記楕円形
の短半径とする。)により決定される。
【0020】前記グレインの平均粒径は、任意の複数の
箇所における平均粒径値を求め、さらにこれらの平均粒
径値を平均することにより決定される。前記金属膜は、
アルミニウムから構成され、前記アライメントマ−クの
幅は、1μm以下である。前記金属膜は、銅から構成さ
れ、前記アライメントマ−クの幅は、4μm以下であ
る。
【0021】本発明の半導体装置の製造方法は、形成予
定の金属膜のグレインの平均粒径を予測し、半導体ウェ
ハに形成された複数の素子領域以外の領域に、少なくと
も1つの凹部又は凸部であり、かつ、前記凹部又は凸部
の幅が前記金属膜のグレインの平均粒径よりも小さいア
ライメントマ−クを形成し、前記アライメントマ−ク上
に前記金属膜を形成するという一連の工程からなる。
【0022】前記素子領域以外の領域は、ダイシングラ
インと、オリエンテ−ションフラット部の情報領域とを
含み、前記アライメントマ−クは、前記ダイシングライ
ン及び前記オリエンテ−ションフラット部の情報領域の
少なくとも一方に形成されている。
【0023】前記アライメントマ−クの平面形状は、四
角形、L字形、十字形及び枠形のうちいずれか一つの形
状を有している。前記アライメントマ−クは、前記金属
膜を形成する直前の工程の前記半導体ウェハ上に形成さ
れる膜に形成される。
【0024】前記アライメントマ−クは、シリコン酸化
膜またはシリコン窒化膜を含む絶縁膜もしくはポリシリ
コン膜を含む導電膜のうちいずれか一つの材料から構成
されている。
【0025】前記アライメントマ−クは、複数からな
り、かつ、互いに並置されている。隣接するアライメン
トマ−クの間隔は、前記金属膜のグレインの平均粒径よ
りも小さい。
【0026】前記アライメントマ−クは、複数からな
り、かつ、行列状に配置されている。前記金属膜のグレ
インの平均粒径は、2×(S/nπ)1/2 (但し、S
は、半導体ウェハ上の任意の箇所の単位面積、nは、単
位面積S内に含まれる金属膜のグレインの数とする。)
により決定される。
【0027】前記金属膜のグレインの平均粒径は、(a
×b)1/2 (但し、半導体ウェハ上の任意の箇所におけ
る金属膜は、半導体ウェハ上から見た場合に概ね楕円形
を有し、aは、前記楕円形の長半径、bは、前記楕円形
の短半径とする。)により決定される。
【0028】前記グレインの平均粒径は、任意の複数の
箇所における平均粒径値を求め、さらにこれらの平均粒
径値を平均することにより決定される。前記金属膜は、
アルミニウムから構成され、前記アライメントマ−クの
幅は、1μm以下である。前記金属膜は、銅から構成さ
れ、前記アライメントマ−クの幅は、4μm以下であ
る。
【0029】本発明のアライメント方法は、形成予定の
金属膜のグレインの平均粒径を予測し、半導体ウェハに
形成された複数の素子領域以外の領域に、少なくとも1
つの凹部又は凸部であり、かつ、前記凹部又は凸部の幅
が前記金属膜のグレインの平均粒径よりも小さいアライ
メントマ−クを形成し、前記アライメントマ−ク上に金
属膜を形成し、前記アライメントマ−クを検出すること
により、前記半導体ウェハの処理の為のアライメントを
行うという一連の工程からなる。
【0030】前記アライメントは、少なくとも前記アラ
イメントマ−ク上の金属膜を含む領域を画像認識領域と
して設定し、前記画像認識領域に光を当て、その光の反
射光を検出することにより行う。前記アライメントは、
少なくとも前記アライメントマ−ク上の金属膜にレ−ザ
を照射し、当該レ−ザの回折光又は散乱光をを検出する
ことにより行う。
【0031】
【作用】上記半導体装置の構成によれば、半導体基板上
から見た場合に、アライメントマ−クの凹部又は凸部の
幅が、その上に形成されるグレインの寸法よりも小さく
なっている。
【0032】従って、高温スパッタリング法により当該
アライメントマ−ク上に金属膜を形成しても、又は、当
該アライメントマ−ク上に金属膜を形成した後、レ−ザ
メルト法により当該金属膜を処理しても、ステッパによ
るアライメントマ−クのエッジの検出が可能であり、リ
ソグラフィ−技術におけるアライメントの高精度化に貢
献できる。
【0033】上記半導体装置の製造方法によれば、形成
予定の金属膜のグレインの平均粒径を予測してアライメ
ントマ−クを形成し、その後、アライメントマ−ク上に
金属膜を形成している。
【0034】従って、ステッパによるアライメントマ−
クのエッジの検出が容易な半導体装置を提供でき、リソ
グラフィ−技術におけるアライメントの高精度化によ
り、歩留りの向上に貢献できる。
【0035】アライメントマ−クをダイシングラインや
オリエンテ−ションフラット部の情報領域に形成すれ
ば、半導体ウェハ上の領域を有効に活用できる。アライ
メントマ−クは、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜
を含む絶縁膜もしくはポリシリコン膜を含む導電膜から
形成できる。
【0036】複数のアライメントマ−クを互いに並置す
れば、さらに精度よく、アライメントマ−クのエッジの
検出でき、アライメントを正確に行える。隣接するアラ
イメントマ−クの間隔を金属膜のグレインの平均粒径よ
りも小さくする、または複数のアライメントマ−クを行
列状に配置することで、さらに正確なアライメントが可
能になる。
【0037】金属膜のグレインの平均粒径を、a) 2
×(S/nπ)1/2 (但し、Sは、半導体ウェハ上の
任意の箇所の単位面積、nは、単位面積S内に含まれる
金属膜のグレインの数とする。)、または、b) (a
×b)1/2 (但し、半導体ウェハ上の任意の箇所にお
ける金属膜は、半導体ウェハ上から見た場合に概ね楕円
形を有し、aは、前記楕円形の長半径、bは、前記楕円
形の短半径とする。)により決定することにより、容易
に、アライメントマ−クの凹部または凸部の幅を金属膜
のグレインサイズにより小さくでき、高精度にアライメ
ントを行える。
【0038】グレインの平均粒径を任意の複数の箇所か
ら得られる値の平均値により決定すれば、正確にグレイ
ンの平均粒径を決定できる。金属膜を形成する直前の工
程において半導体ウェハ上に形成される膜にアライメン
トマ−クを形成すれば、製造工程が簡潔になる。
【0039】本発明のアライメント方法によれば、アラ
イメントは、少なくともアライメントマ−ク上の金属膜
を含む領域を画像認識領域として設定し、前記画像認識
領域に光を当て、その光の反射光を検出するか、また
は、少なくともアライメントマ−ク上の金属膜にレ−ザ
を照射し、当該レ−ザの回折光又は散乱光をを検出する
ことにより行われる。
【0040】つまり、アライメントマ−クの幅が金属膜
のグレインの寸法よりも小さいことにより、アライメン
トマ−クを検出する波形に発生するノイズが減り、スル
−プットの向上などを図れる。
【0041】
【実施例】
[A] 以下、図面を参照しながら、本発明の半導体装
置について詳細に説明する。図1は、半導体ウェハを示
している。図2は、図1の破線で囲んだ領域Aを拡大し
たものである。
【0042】半導体ウェハ21上には、一つ以上のLS
Iが形成される複数の四角形のチップ領域22−1,2
2−2,〜22−nが規則的に配置されている。各チッ
プ領域の間には、ダイシングライン23が配置されてい
る。
【0043】各チップ領域、又は複数のチップ領域22
−1,22−2,〜22−nのうちから選択された所定
のチップ領域に隣接するダイシングライン23上には、
例えば当該チップ領域とマスクとのX方向のアライメン
ト(位置合わせ)を行うためのアライメントマ−クXA
と、当該チップ領域とマスクとのY方向のアライメント
(位置合わせ)を行うためのアライメントマ−クYAが
形成されている。
【0044】2つのアライメントマ−クXA,YAは、
対となって、一つのチップ領域に隣接するダイシングラ
イン上に形成される。但し、X方向とY方向のアライメ
ントを行える一つのアライメントマ−クを一本のダイシ
ングライン上に形成してもよい。また、アライメントマ
−クXA,YAは、写真蝕刻工程などにおいて、レジス
トを感光させ所定のパタ−ンを得るような場合に設けら
れる。
【0045】なお、アライメントマ−クは、チップ領域
に隣接するダイシングライン上でなく、半導体ウェハの
周辺部に設けられる例えばオリエンテ−ションフラット
部の情報領域などに形成してもよい。このとき、アライ
メントマ−クは、WSAなどの粗いアライメントに用い
られる。
【0046】図3は、本発明の第1の実施例に係わる半
導体装置を示している。このアライメントマ−クXA
は、半導体ウェハのダイシングライン上又は周辺部に設
けられる。アライメントマ−クXAは、ウェハ上から見
た場合に、長方形を有している。
【0047】なお、アライメントマ−クXAは、ウェハ
上に形成される凸部であってもよいし、凹部であっても
よい。アライメントマ−クXA上には、金属膜(例え
ば、アルミニウム、銅など)が形成される。
【0048】このアライメントマ−クXAは、例えば一
つのチップ領域のX方向のアライメントを行うために設
けられる。この場合、アライメントマ−クXAのX方向
のエッジからエッジまでの幅Hは、アライメントマ−ク
XA上の金属膜のグレイン24の直径Gよりも小さくな
るように設定されている。但し、金属膜のグレイン24
は、ウェハ上から見た場合に概ね円形を有していると仮
定している。
【0049】例えば、金属膜がアルミニウムから構成さ
れる場合には、グレイン24の寸法Gは、1〜4μmと
なるため、アライメントマ−クXAのX方向のエッジか
らエッジまでの幅Hは、1μm以下とする。また、金属
膜が銅から構成される場合には、グレイン24の寸法G
は、4〜5μmとなるため、アライメントマ−クXAの
X方向のエッジからエッジまでの幅Hは、4μm以下と
する。
【0050】なお、図示しないが、例えば一つのチップ
領域のY方向のアライメントを行うためのアライメント
マ−クYAについても同様に、アライメントマ−クYA
のY方向のエッジからエッジまでの幅Hは、アライメン
トマ−クYA上の金属膜のグレインの直径Gよりも小さ
くなるように設定されている。この場合においても、金
属膜のグレイン24は、ウェハ上から見た場合に概ね円
形を有していると仮定している。
【0051】上記構成によれば、一つのチップ領域のX
方向のアライメントを行う場合には、アライメントマ−
クXAのX方向のエッジからエッジまでの幅Hを、アラ
イメントマ−クXA上の金属膜のグレインの直径Gより
も小さく設定している。同様に、チップ領域のY方向の
アライメントを行う場合には、アライメントマ−クYA
のY方向のエッジからエッジまでの幅Hを、アライメン
トマ−クYA上の金属膜のグレインの直径Gよりも小さ
くしている。
【0052】従って、アライメントマ−ク上の金属膜の
凹凸が、当該金属膜のグレインによって検出し難くなる
という事態が生じることがなく、正確にアライメトを行
うことができる。
【0053】図4は、本発明の第2の実施例に係わる半
導体装置を示している。この実施例は、アライメントマ
−クXA上に形成される金属膜のグレインの形状が一義
的に決定されないような場合に適用される。
【0054】即ち、金属膜のグレインの形状は、実際は
多種多様であり、特定することができない。そこで、例
えば一つのチップ領域のX方向のアライメントを行う場
合には、アライメントマ−クXAのX方向のエッジから
エッジまでの幅Hを、アライメントマ−クXA上の金属
膜のグレインのX方向の幅Gよりも小さくしている。
【0055】なお、例えば一つのチップ領域のY方向の
アライメントを行う場合には、アライメントマ−クYA
のY方向のエッジからエッジまでの幅Hを、アライメン
トマ−クYA上の金属膜のグレインのY方向の幅Gより
も小さくしている。
【0056】上記構成によれば、アライメントマ−ク上
の金属膜の凹凸が、当該金属膜のグレインによって検出
し難くなるという事態が生じることがなく、正確にアラ
イメトを行うことができる。
【0057】図5及び図6は、本発明の第3の実施例に
係わる半導体装置を示している。この実施例は、金属膜
のグレインの寸法について平均粒径という概念を採用し
たものである。
【0058】即ち、例えば一つのチップ領域のX方向の
アライメントを行う場合には、アライメントマ−クXA
のX方向のエッジからエッジまでの幅を、金属膜の平均
粒径Lよりも小さくなるように設定している。同様に、
例えば一つのチップ領域のY方向のアライメントを行う
場合には、アライメントマ−クYAのY方向のエッジか
らエッジまでの幅を、金属膜の平均粒径Lよりも小さく
なるように設定している。
【0059】平均粒径Lについては、以下のように定義
する。 a) 図14に示すように、ウェハ上の任意の位置にお
いて単位面積Sあたりの金属膜のグレインの個数をnと
する場合。
【0060】平均粒径L=2×(S/nπ)1/2 b) 図15に示すように、ウェハ上から見た場合に金
属膜のグレインが概ね楕円形を有している場合。
【0061】平均粒径L=(a×b)1/2 (但し、長半径をa、短半径をbとする。) 上記構成によれば、例えば一つのチップ領域のX方向の
アライメントを行う場合には、アライメントマ−クXA
のX方向のエッジからエッジまでの幅Hを、金属膜の平
均粒径よりも小さくしている。同様に、例えば一つのチ
ップ領域のY方向のアライメントを行う場合には、アラ
イメントマ−クYAのY方向のエッジからエッジまでの
幅Hを、金属膜の平均粒径よりも小さくしている。
【0062】従って、アライメントマ−ク上の金属膜の
凹凸が、当該金属膜のグレインによって検出し難くなる
という事態が生じることがなく、正確にアライメトを行
うことができる。
【0063】図7は、本発明の第4の実施例に係わる半
導体装置を示している。アライメントマ−クXYAは、
ウェハ上から見た場合に、正方形を有している。なお、
アライメントマ−クXYAは、ウェハ上に形成される凸
部であってもよいし、凹部であってもよい。アライメン
トマ−クXYA上には、金属膜(例えば、アルミニウ
ム、銅など)が形成される。
【0064】このアライメントマ−クXYAは、例えば
一つのチップ領域のX方向のアライメントとY方向のア
ライメントを行うために設けられる。この場合、アライ
メントマ−クXYAのX方向のエッジからエッジまでの
幅H1は、アライメントマ−クXYA上の金属膜のグレ
インのX方向の幅(円形状の場合は直径)XG又は平均
粒径Lよりも小さく設定されている。また、アライメン
トマ−クXYAのY方向のエッジからエッジまでの幅H
2は、アライメントマ−クXYA上の金属膜のグレイン
のY方向の幅(円形状の場合は直径)YG又は平均粒径
Lよりも小さく設定されている。
【0065】上記構成によれば、アライメントマ−ク上
の金属膜の凹凸が、当該金属膜のグレインによって検出
し難くなるいう事態が生じることがなく、正確にアライ
メトを行うことができる。
【0066】図8は、本発明の第5の実施例に係わる半
導体装置を示している。アライメントマ−クXYAは、
ウェハ上から見た場合に、L字形(鉤形)を有してい
る。なお、アライメントマ−クXYAは、ウェハ上に形
成される凸部であってもよいし、凹部であってもよい。
アライメントマ−クXYA上には、金属膜(例えば、ア
ルミニウム、銅など)が形成される。
【0067】このアライメントマ−クXYAは、例えば
一つのチップ領域のX方向のアライメントとY方向のア
ライメントを行うために設けられる。この場合、アライ
メントマ−クXYAのX方向のエッジからエッジまでの
幅H1は、アライメントマ−クXYA上の金属膜のグレ
インのX方向の幅(円形状の場合は直径)XG又は平均
粒径Lよりも小さく設定されている。また、アライメン
トマ−クXYAのY方向のエッジからエッジまでの幅H
2は、アライメントマ−クXYA上の金属膜のグレイン
のY方向の幅(円形状の場合は直径)YG又は平均粒径
Lよりも小さく設定されている。
【0068】上記構成によれば、アライメントマ−ク上
の金属膜の凹凸が、当該金属膜のグレインによって検出
し難くなるという事態が生じることがなく、正確にアラ
イメトを行うことができる。
【0069】図9は、本発明の第6の実施例に係わる半
導体装置を示している。アライメントマ−クXYAは、
ウェハ上から見た場合に、十字形を有している。なお、
アライメントマ−クXYAは、ウェハ上に形成される凸
部であってもよいし、凹部であってもよい。アライメン
トマ−クXYA上には、金属膜(例えば、アルミニウ
ム、銅など)が形成される。
【0070】このアライメントマ−クXYAは、例えば
一つのチップ領域のX方向のアライメントとY方向のア
ライメントを行うために設けられる。この場合、アライ
メントマ−クXYAのX方向のエッジからエッジまでの
幅H1は、アライメントマ−クXYA上の金属膜のグレ
インのX方向の幅(円形状の場合は直径)XG又は平均
粒径Lよりも小さく設定されている。また、アライメン
トマ−クXYAのY方向のエッジからエッジまでの幅H
2は、アライメントマ−クXYA上の金属膜のグレイン
のY方向の幅(円形状の場合は直径)YG又は平均粒径
Lよりも小さく設定されている。
【0071】上記構成によれば、アライメントマ−ク上
の金属膜の凹凸が、当該金属膜のグレインによって検出
し難くなるという事態が生じることがなく、正確にアラ
イメトを行うことができる。 [B] 以下、図面を参照しながら本発明のアライメン
ト方法について詳細に説明する。
【0072】図10は、画像処理によりアライメントを
行うステッパを示している。半導体ウェハ31は、ステ
−ジ32上に搭載される。照明装置33は、半導体ウェ
ハ31上のアライメントマ−クXAに光を照射する。テ
レビカメラ34は、半導体ウェハ31の反射光を検出す
る。制御装置35は、半導体ウェハ31の反射光の強度
によりアライメントマ−クを確認する。駆動装置36
は、制御装置35からの命令に基づいてアライメントを
行う。アライメントが終了した後、縮小投影レンズ37
により露光が行われる。
【0073】図11は、図10のステッパによりアライ
メントマ−クを確認する際の画像認識領域を示すもので
ある。また、図12は、図11の画像認識領域において
得られる信号波形を示すものである。
【0074】アライメントマ−クXAのX方向のエッジ
からエッジまでの幅Hは、アライメントマ−クXA上の
金属膜のグレインのX方向の幅(円形状の場合は直径)
又は平均粒径よりも小さくなっている。つまり、アライ
メントマ−ク上の金属膜の凹凸が当該金属膜のグレイン
によって検出し難くなることがなく、アライメントマ−
クXAの凹凸とほぼ同一の凹凸が金属膜にも表れてい
る。
【0075】そこで、図11に示すように、少なくとも
画像認識領域の中にアライメントマ−クXAが含まれる
ようにすれば、図12の波形図に示すように、ステッパ
は、アライメントマ−クのエッジを正確に検出できる。
【0076】従って、ステ−ジを移動させることによ
り、ウェハ上のチップ領域とマスクとのアライメトを正
確に行うことができる。上記アライメント方法によれ
ば、アライメントマ−クの幅を金属膜のグレインの寸法
よりも小さくした結果、従来に比べて画像認識領域を1
/5程度にすることができる。よって、画像認識領域に
含まれる金属膜のグレインの数が、従来よりも減る。こ
のため、図12に示す波形にノイズが生じ難くなり、近
似法などを用いることなく、アライメントマ−クのエッ
ジを正確に検出できるようになる。また、画像認識領域
が小さくなることで、半導体装置のスル−プットを向上
させることができる。
【0077】図13は、レ−ザ光を用いてアライメント
を行うステッパを示している。半導体ウェハ41は、ス
テ−ジ42上に搭載される。レ−ザチュ−ブ43は、H
e−Neレ−ザ光を照射する。He−Neレ−ザ光は、
スリット状に整形された後、ウェハ41上のアライメン
トマ−クXAに照射される。He−Neレ−ザ光は、ア
ライメントマ−クの段差で回折、散乱される。
【0078】検出器44は、He−Neレ−ザ光の回折
光又は散乱光を検出する。信号処理装置45は、検出器
44の出力信号を処理する。制御装置46は、信号処理
装置45から得られる信号波形に基づいてアライメント
マ−クを確認する。駆動装置47は、制御装置46から
の命令に基づいてアライメントを行う。アライメントが
終了した後、レチクル48を用いて露光が行われる。
【0079】図14は、図13のステッパによりアライ
メントマ−クを確認する際のレ−ザの走査経路を示すも
のである。また、図15は、図14のレ−ザの走査によ
り得られる信号波形を示すものである。
【0080】アライメントマ−クXAのX方向のエッジ
からエッジまでの幅Hは、アライメントマ−クXA上の
金属膜のグレインのX方向の幅(円形状の場合は直径)
又は平均粒径よりも小さくなっている。つまり、アライ
メントマ−ク上の金属膜の凹凸が当該金属膜のグレイン
によって検出し難くなることがなく、アライメントマ−
クXAの凹凸とほぼ同一の凹凸が金属膜にも表れてい
る。
【0081】そこで、図14に示すように、スリット状
のレ−ザ49を、アライメントマ−クXA上をY方向に
走査させれば、図15の波形図に示すように、アライメ
ントマ−クの位置を正確に検出できる。
【0082】従って、ステ−ジを移動させることによ
り、半導体ウェハ上のチップ領域とマスクとのアライメ
トを正確に行うことができる。上記アライメント方法に
よれば、アライメントマ−クの幅を金属膜のグレインの
寸法よりも小さくした結果、従来に比べてHe−Neレ
−ザ光のスポット径を半分程度に小さくできる。よっ
て、レ−ザ光の走査領域を小さくすることができる。ま
た、He−Neレ−ザ光のスポット径が半分程度になる
と、レ−ザ光の走査領域に含まれる金属膜のグレインの
数が大幅に減るため、図15に示す波形にノイズが生じ
難くなり、ノイズを除去するためのスライス回路の閾値
を半分にできる。 [C] 以下、図面を参照しながら本発明の半導体装置
の製造方法について詳細に説明する。
【0083】図16〜図18は、凸部を有する本発明の
アライメントマ−クによりアライメントを行って、金属
膜をパタ−ニングする方法を示すものである。まず、図
示しないが、一定条件下において半導体基板上に金属膜
を形成する。この後、例えば半導体基板上の任意の位置
の単位面積S内に含まれる金属膜のグレインの数nを求
める。そして、式、2×(S/nπ)1/2 により得られ
る値を平均粒径Lとする。なお、平均粒径Lは、別の方
法により求めてもよい。
【0084】次に、図16に示すように、ウェハ(半導
体基板)51上に少なくとも1つの凸部から構成される
アライメントマ−クXAを形成する。このアライメント
マ−クXAは、ウェハ51上のチップ領域のX方向のア
ライメントを行うものである。同時に、チップ領域のY
方向のアライメントを行うアライメントマ−クも形成す
る。
【0085】アライメントマ−クXAは、ウェハ51上
から見た場合に、少なくとも1つの凸部のX方向の幅が
例えば上記式により求められる平均粒径Lよりも小さく
なるように形成される。同様に、Y方向のアライメント
を行うアライメントマ−クも、ウェハ51上から見た場
合に、少なくとも1つの凸部のY方向の幅が例えば上記
式により求められる平均粒径Lよりも小さくなるように
形成される。
【0086】例えば、金属膜がアルミニウムから構成さ
れる場合には、一般には、平均粒径Lは、1〜4μmに
なるため、アライメントマ−クのX方向の幅は、1μm
以下にする。また、金属膜が銅から構成される場合に
は、一般には、平均粒径Lは、4〜5μmになるため、
アライメントマ−クのX方向の幅は、4μm以下にす
る。
【0087】次に、図17に示すように、上述の一定条
件下において、金属膜52を半導体基板51上に形成す
る。この時、アライメントマ−クXA上の金属膜52に
も凸部が形成される。また、金属膜52上にレジスト膜
53を形成する。
【0088】この後、例えば画像処理によりアライメン
トを行うステッパのステ−ジ上にウェハ51を移動させ
る。そして、アライメントマ−クXA上の金属膜52に
光を照射して、アライメントマ−クXA上の金属膜52
の凹凸を検出する。
【0089】そして、ウェハ51上のチップ領域とマス
クのX方向のアライメントを行う。同様に、ウェハ51
上のチップ領域とマスクのY方向のアライメントを行
う。X方向とY方向のアライメントが終了した後、レジ
スト膜53の露光を行い、マスク上のパタ−ンをレジス
ト膜53に転写する。
【0090】次に、図18に示すように、レジスト膜5
3を現像して、レジスト膜53に所定のパタ−ンを形成
する。この後、レジスト膜53をマスクにして金属膜を
52をパタ−ニングする。
【0091】上記金属膜のパタ−ニング方法によれば、
アライメントマ−クを容易に検出でき、さらに正確にウ
ェハ上のチップ領域とマスクとのアライメントを行うこ
とができる。従って、ウェハのチップ領域とマスクとの
合わせずれを小さくできるため、金属膜を精度よくパタ
−ニングできる。
【0092】図19〜図21は、凹部を有する本発明の
アライメントマ−クによりアライメントを行って、金属
膜をパタ−ニングする方法を示すものである。まず、図
示しないが、一定条件下において半導体基板上に金属膜
を形成する。この後、例えば半導体基板上の任意の位置
の単位面積S内に含まれる金属膜のグレインの数nを求
める。そして、式、2×(S/nπ)1/2 により得られ
る値を平均粒径Lとする。なお、平均粒径Lは、別の方
法により求めてもよい。
【0093】次に、図19に示すように、ウェハ(半導
体基板)61上に少なくとも1つの凹部から構成される
アライメントマ−クXAを形成する。このアライメント
マ−クXAは、ウェハ61上のチップ領域のX方向のア
ライメントを行うものである。同時に、チップ領域のY
方向のアライメントを行うアライメントマ−クも形成す
る。
【0094】アライメントマ−クXAは、ウェハ61上
から見た場合に、少なくとも1つの凹部のX方向の幅が
例えば上記式により求められる平均粒径Lよりも小さく
なるように形成される。同様に、Y方向のアライメント
を行うアライメントマ−クも、ウェハ61上から見た場
合に、少なくとも1つの凹部のY方向の幅が例えば上記
式により求められる平均粒径Lよりも小さくなるように
形成される。
【0095】例えば、金属膜がアルミニウムから構成さ
れる場合には、一般には、平均粒径Lは、1〜4μmに
なるため、アライメントマ−クのX方向の幅は、1μm
以下にする。また、金属膜が銅から構成される場合に
は、一般には、平均粒径Lは、4〜5μmになるため、
アライメントマ−クのX方向の幅は、4μm以下にす
る。
【0096】次に、図20に示すように、上述の一定条
件下において、金属膜62を半導体基板61上に形成す
る。この時、アライメントマ−クXA上の金属膜62に
も凹部が形成される。また、金属膜62上にレジスト膜
63を形成する。
【0097】この後、例えば画像処理によりアライメン
トを行うステッパのステ−ジ上にウェハ61を移動させ
る。そして、アライメントマ−クXA上の金属膜62に
光を照射して、アライメントマ−クXA上の金属膜62
の凹凸を検出する。
【0098】そして、ウェハ61上のチップ領域とマス
クのX方向のアライメントを行う。同様に、ウェハ61
上のチップ領域とマスクのY方向のアライメントを行
う。X方向とY方向のアライメントが終了した後、レジ
スト膜63の露光を行い、マスク上のパタ−ンをレジス
ト膜63に転写する。
【0099】次に、図21に示すように、レジスト膜6
3を現像して、レジスト膜63に所定のパタ−ンを形成
する。この後、レジスト膜63をマスクにして金属膜を
62をパタ−ニングする。
【0100】上記金属膜のパタ−ニング方法によれば、
アライメントマ−クを容易に検出でき、さらに正確にウ
ェハ上のチップ領域とマスクとのアライメントを行うこ
とができる。従って、ウェハのチップ領域とマスクとの
合わせずれを小さくできるため、金属膜を精度よくパタ
−ニングできる。 [D] 以下、図面を参照しながら本発明の半導体装置
について詳細に説明する。
【0101】図22は、本発明の第7の実施例に係わる
半導体装置を示すものである。また、図23は、図22
のI−I´線に沿う断面図である。アライメントマ−ク
は、半導体基板10上の絶縁膜11に形成される凹部1
2と凸部13から構成されている。この凹凸部は、半導
体基板10上に、列をなして、交互に配置されている。
【0102】凸部13は、半導体基板10上に形成され
る壁状の絶縁膜11から構成されている。なお、当該半
導体装置のアライメントは、凹部12と凸部13の境界
のエッジを検出し、当該アライメントマ−クを認識する
ことによって行われる。
【0103】本実施例に係わるアライメントマ−クが従
来のアライメントマ−クと異なる点は、以下のとうりで
ある。このアライメントマ−クがX方向のアライメント
を行うためのものである場合、凹部と凸部の列は、X方
向に伸びるように形成されている。そして、アライメン
トマ−クの凹部12又は凸部13の列方向(X方向)の
幅Hは、そのアライメントマ−ク上に形成される金属膜
のグレインのX方向の幅(円形状の場合は直径)又は平
均粒径よりも小さくなるように設定されている。
【0104】例えば、金属膜がアルミニウムから構成さ
れる場合には、グレインの寸法Gは、1〜4μmとなる
ため、X方向のアライメントマ−クXAのエッジからエ
ッジまでの幅Hは、1μm以下とする。また、金属膜が
銅から構成される場合には、グレインの寸法Gは、4〜
5μmとなるため、X方向のアライメントマ−クXAの
エッジからエッジまでの幅Hは、4μm以下とする。
【0105】なお、従来のアライメントマ−クでは、金
属膜14のグレインの寸法に関係なく、当該アライメン
トマ−クの凹部12又は凸部13の列方向(X方向)の
幅Hは、6μm程度であった。
【0106】但し、金属膜14のグレインの寸法は、当
該金属膜を形成する際の高温スパッタリング法の条件、
又はレ−ザメルト法で当該金属膜を処理する条件により
変化するものである。
【0107】従って、本発明の思想としては、一つのチ
ップ領域のX方向のアライメントを行う場合には、アラ
イメントマ−クの凹部又は凸部のX方向の幅を、そのア
ライメントマ−ク上の金属膜のグレインのX方向の幅
(円形状の場合は直径)又は平均粒径Lよりも小さく
し、一つのチップ領域のY方向のアライメントを行う場
合には、アライメントマ−クの凹部又は凸部のY方向の
幅を、そのアライメントマ−ク上の金属膜のグレインの
Y方向の幅(円形状の場合は直径)又は平均粒径Lより
も小さくしたという点にある。
【0108】図24は、本発明の第8の実施例に係わる
半導体装置を示すものである。また、図25は、図24
のI−I´線に沿う断面図である。アライメントマ−ク
は、半導体基板10上の絶縁膜11に形成される凹部1
2と凸部13から構成されている。この凹凸部は、半導
体基板10上に、列をなして、交互に配置されている。
【0109】凹部12は、半導体基板10上に形成され
た絶縁膜11に設けられるスリット状のホ−ルから構成
されている。なお、当該半導体装置のアライメントは、
凹部12と凸部13の境界のエッジを検出し、当該アラ
イメントマ−クを認識することによって行われる。
【0110】本実施例に係わるアライメントマ−クが従
来のアライメントマ−クと異なる点は、以下のとうりで
ある。このアライメントマ−クがX方向のアライメント
を行うものである場合、凹部と凸部の列は、X方向に伸
びるように形成されている。そして、アライメントマ−
クの凹部12又は凸部13の列方向(X方向)の幅H
は、そのアライメントマ−ク上に形成される金属膜のグ
レインのX方向の幅(円形状の場合は直径)又は平均粒
径よりも小さくなるように設定されている。
【0111】例えば、金属膜がアルミニウムから構成さ
れる場合には、グレインの寸法Gは、1〜4μmとなる
ため、X方向のアライメントマ−クXAのエッジからエ
ッジまでの幅Hは、1μm以下とする。また、金属膜が
銅から構成される場合には、グレインの寸法Gは、4〜
5μmとなるため、X方向のアライメントマ−クXAの
エッジからエッジまでの幅Hは、4μm以下とする。
【0112】なお、従来のアライメントマ−クでは、金
属膜14のグレインの寸法に関係なく、当該アライメン
トマ−クの凹部12又は凸部13の列方向(X方向)の
幅Hは、6μm程度であった。
【0113】但し、金属膜14のグレインの寸法は、当
該金属膜を形成する際の高温スパッタリング法の条件、
又はレ−ザメルト法で当該金属膜を処理する条件により
変化するものである。
【0114】従って、本発明の思想としては、一つのチ
ップ領域のX方向のアライメントを行う場合には、アラ
イメントマ−クの凹部又は凸部のX方向の幅を、そのア
ライメントマ−ク上の金属膜のグレインのX方向の幅
(円形状の場合は直径)又は平均粒径Lよりも小さく
し、一つのチップ領域のY方向のアライメントを行う場
合には、アライメントマ−クの凹部又は凸部のY方向の
幅を、そのアライメントマ−ク上の金属膜のグレインの
Y方向の幅(円形状の場合は直径)又は平均粒径Lより
も小さくしたという点にある。
【0115】図26は、上記第7の実施例に係わるアラ
イメントマ−ク上に金属膜(平坦化処理されたもの)が
形成された半導体装置を示すものである。図27は、図
26のI−I´に沿う断面図である。
【0116】金属膜14は、通常、以下の2つの方法の
いずれかにより形成される。 a) 高温スパッタリング法によって、半導体基板10
を460℃以上の温度に加熱しながら、その半導体基板
上に金属膜を堆積する。
【0117】b) スパッタリング法によって、半導体
基板10上に金属膜14を堆積した後、レ−ザメルト法
によって、金属膜14を平坦化する。上記2つの方法の
いずれを用いた場合においても、半導体基板10上に堆
積された金属膜14には、グレインが形成されている。
【0118】しかし、上記第7及び第8の実施例では、
例えば一つのチップ領域のX方向のアライメントを行う
アライメントマ−クの場合には、アライメントマ−クの
凹部又は凸部のX方向の幅を、アライメントマ−ク上の
金属膜のグレインのX方向の幅(円形状の場合は直径)
又は平均粒径よりも小さく設定している。
【0119】従って、アライメントマ−ク上の金属膜1
4の凹部と凸部のエッジ(図25において破線で示す)
が、当該グレインによって検出し難くなるという事態が
生じない。
【0120】図28は、図26及び図27の半導体装置
のアライメントを画像処理により行う場合にステッパが
得る信号波形を示すものである。アライメント信号波形
は、金属膜のグレインによる影響を受けておらず、当該
信号波形の強弱が規則的に繰り返されている。つまり、
ステッパは、正確に、アライメントマ−クの凹部と凸部
のエッジを検出している。従って、半導体装置の正確な
アライメントを行うことができ、当該金属膜の加工等に
際しての支障をなくすことができる。
【0121】なお、上記第7及び第8の実施例における
アライメントマ−クは、画像処理を用いるアライメント
や、レ−ザ光を用いるアライメントに適用できる。図2
9は、本発明の第9の実施例に係わる半導体装置を示す
ものである。また、図30は、図29のI−I´線に沿
う断面図である。
【0122】アライメントマ−クは、半導体基板10上
の絶縁膜11に形成される凹部12と凸部13から構成
されている点において従来と同じである。しかし、当該
アライメントマ−クは、半導体基板10上から見た場合
に、一つの凸部13が環状をなしている点において従来
と相違している。言い換えれば、従来のアライメントマ
−ク(図45及び図46参照)の凸部13の中央部を繰
り抜いて、周辺部のみを残したと考えても良い。
【0123】また、例えば一つのチップ領域のX方向の
アライメントを行うアライメントマ−クの場合には、当
該アライメントマ−クの凸部13のX方向の幅Hは、そ
のアライメントマ−ク上に形成される金属膜14のグレ
インのX方向の幅(円形状の場合は直径)又は平均粒径
よりも小さく設定されている。なお、金属膜14は、高
温スパッタリング法により形成され、又はレ−ザメルト
法により処理され、平坦化されている。
【0124】アライメントマ−クは、環状の凸部13が
複数個だけ、X方向に列をなして配置されている。当該
半導体装置のアライメントは、凹部12と凸部13の境
界のエッジを検出し、当該アライメントマ−クを検出す
ることによって行われる。
【0125】図31は、本発明の第10の実施例に係わ
る半導体装置を示すものである。また、図32は、図3
1のI−I´線に沿う断面図である。アライメントマ−
クは、半導体基板10上から見た場合に、一つの凹部1
2が環状をなしている。また、例えば一つのチップ領域
のX方向のアライメントを行うためのアライメントマ−
クの場合、当該アライメントマ−クの凹部12のX方向
の幅Hは、そのアライメントマ−ク上に形成される金属
膜14のグレインのX方向の幅(円形状の場合は直径)
又は平均粒径よりも小さく設定されている。なお、金属
膜14は、高温スパッタリング法により形成され、又は
レ−ザメルト法により処理され、平坦化されている。
【0126】アライメントマ−クは、環状の凹部12が
複数個だけ、X方向に列をなして配置されている。当該
半導体装置のアライメントは、凹部12と凸部13の境
界のエッジを検出し、当該アライメントマ−クを検出す
ることによって行われる。
【0127】図33は、上述の第9の実施例に係わるア
ライメントマ−ク上に金属膜(平坦化処理されたもの)
が形成された半導体装置を示すものである。図34は、
図33のI−I´線に沿う断面図を示すものである。ま
た、図35は、上述の第10の実施例に係わるアライメ
ントマ−ク上に金属膜(平坦化処理されたもの)が形成
された半導体装置を示すものである。図36は、図35
のI−I´に沿う断面図を示すものである。
【0128】金属膜14は、高温スパッタリング法によ
って、半導体基板10を460℃以上の温度に加熱しな
がら当該半導体基板上に堆積されか、又は、スパッタリ
ング法によって半導体基板10上に堆積された後、レ−
ザメルト法によって、平坦化処理される。
【0129】いずれの方法を用いた場合においても、半
導体基板10上に堆積された金属膜14には、グレイン
が形成されている。しかし、本発明は、例えば一つのチ
ップ領域のX方向のアライメントを行う場合には、アラ
イメントマ−クの凹部又は凸部のX方向の幅が、アライ
メントマ−ク上の金属膜のグレインのX方向の幅(円形
状の場合には直径)又は平均粒径よりも小さく設定され
ている。さらに、その凹部又は凸部は、環状ををなし、
X方向に列をなして配置されている。
【0130】従って、アライメントマ−クの凹部と凸部
のエッジ(図33及び図35において破線で示す)が、
当該アライメントマ−ク上のグレインによって検出し難
くなるという事態が生じない。
【0131】図37は、図33及び図34の半導体装置
のアライメントを画像処理により行う場合にステッパが
得る信号波形を示すものである。アライメント信号波形
は、金属膜のグレインによる影響を受けておらず、当該
信号波形の強弱が規則的に繰り返されている。つまり、
ステッパは、正確に、アライメントマ−クの凹部と凸部
のエッジを検出している。従って、半導体装置の正確な
アライメントを行うことができ、当該金属膜の加工等に
際しての支障をなくすことができる。
【0132】なお、本実施例のアライメントマ−クは、
画像処理を用いるアライメントやレ−ザ光を用いるアラ
イメントなどに適用できる。図38は、本発明の第11
の実施例に係わる半導体装置を示すものである。図39
は、図38のI−I´線に沿う断面図である。
【0133】アライメントマ−クは、上記第7の実施例
の半導体装置のアライメントマ−クおいて、凸部13を
ビットパタ−ン、即ち角柱状の絶縁膜11の集合により
構成したものである。このアライメントマ−クは、例え
ば一つのチップ領域のX方向のアライメントを行うため
に設けられる。
【0134】また、半導体基板上から見たとき、X方向
のビットパタ−ンの幅Hは、そのアライメントマ−ク上
に形成される金属膜のグレインのX方向の幅(円形状の
場合には直径)又は平均粒径よりも小さくなっている。
【0135】半導体装置のアライメントは、アライメン
トマ−ク上の金属膜の凹凸を検出し、アライメントマ−
クを検出することによって行われる。上記構成によれ
ば、アライメントマ−クのビットパタ−ン上の金属膜の
凹部と凸部のエッジが、グレインによって検出し難くな
るという事態が生じなく、画像処理などにより、容易に
アライメントマ−クを検出できる。
【0136】図40は、本発明の第12の実施例に係わ
る半導体装置を示すものである。図41は、図40のI
−I´線に沿う断面図である。アライメントマ−クは、
上記第8の実施例の半導体装置のアライメントマ−クお
いて、凹部12をビットパタ−ン、即ち正方形状のホ−
ルの集合により構成したものである。なお、凹部12の
ビットパタ−ンは、半導体基板10上に形成される絶縁
膜11に設けられる。このアライメントマ−クは、例え
ば一つのチップ領域のX方向のアライメントを行うため
に設けられる。
【0137】また、半導体基板上から見たとき、X方向
のビットパタ−ンの幅Hは、そのアライメントマ−ク上
に形成される金属膜のグレインのX方向の幅(円形状の
場合には直径)又は平均粒径よりも小さくなっている。
【0138】半導体装置のアライメントは、アライメン
トマ−ク上の金属膜の凹凸を検出し、アライメントマ−
クを確認することによって行われる。上記構成によれ
ば、アライメントマ−クのビットパタ−ン上の金属膜の
凹部と凸部のエッジが、グレインによって検出し難くな
るという事態が生じなく、画像処理などにより、容易に
アライメントマ−クを確認できる。
【0139】図42は、図38及び図39のアライメン
トマ−ク上に金属膜が形成された場合を示している。上
記第11及び第12の実施例の特徴は、例えば一つのチ
ップ領域のX方向のアライメントを行う場合において、
半導体基板上から見たときに、ビットパタ−ンのX方向
の幅Hが、そのアライメントマ−ク上に形成される金属
膜のグレインのX方向の幅(円形状の場合には直径)又
は平均粒径よりも小さくなっている点にある。
【0140】従って、画像処理などにより、アライメン
トマ−ク上の金属膜の凹凸を検出し、アライメントマ−
クを容易に検出することができる。図43は、図42の
半導体装置のアライメントを画像処理により行う場合に
ステッパが得る信号波形を示すものである。また、図4
4は、上記第11及び第12の実施例におけるアライメ
ントの原理を示すものである。
【0141】上述の第11及び第12の実施例では、凹
部又は凸部がビットパタ−ンにより構成されている。従
って、画像処理によりアライメントを行う場合には、画
像認識領域17が複数個のビットパタ−ンを含むことに
なる。つまり、画像認識領域17のうちビットパタ−ン
を含む領域のアライメント信号波形は、図44(a)に
示すようになり、画像認識領域17のうちビットパタ−
ンを含まない領域のアライメント信号波形は、図44
(b)に示すようになる。
【0142】そこで、これら両方の信号波形をボトム近
似などの方法によって近似すれば、図44(c)に示す
ような信号波形が得られる。このような処理を行うこと
により、全体としては、図43に示すようなアライメン
ト信号波形が得られる。
【0143】つまり、図43のアライメント信号波形
は、金属膜のグレインにより大きな影響を受けておら
ず、当該信号波形の強弱が規則的に繰り返されている。
要するに、ステッパは、正確に、アライメントマ−ク上
の金属膜の凹凸を検出でき、高精度なアライメントが可
能となる。
【0144】なお、画像処理を用いるアライメントに変
えて、レ−ザ光を用いるアライメントを行う場合には、
ビットパタ−ン上においてレ−ザ光を走査させることに
より、近似処理などを行わなくても高精度なアライメン
トが可能である。
【0145】以上、説明したように、本発明の半導体装
置によれば、例えば一つのチップ領域のX方向のアライ
メントを行う場合には、半導体基板上から見た場合に、
アライメントマ−クの凹部又は凸部のX方向の幅を、そ
のアライメントマ−ク上に形成される金属膜のグレイン
のX方向の幅(円形状の場合は直径)又は平均粒径より
も小さくしている。また、例えば一つのチップ領域のY
方向のアライメントを行う場合には、半導体基板上から
見た場合に、アライメントマ−クの凹部又は凸部のY方
向の幅を、そのアライメントマ−ク上に形成される金属
膜のグレインのY方向の幅(円形状の場合は直径)又は
平均粒径よりも小さくしている。
【0146】従って、高温スパッタリング法やレ−ザメ
ルト法により、アライメントマ−ク上の金属膜が平坦化
され、アライメントマ−ク上の金属膜の凹凸が小さくな
っていても、画像処理又はレ−ザの走作により、アライ
メントマ−ク上の金属膜の凹凸を当該金属膜のグレイン
に左右されることなく、正確に検出することができる。
つまり、リソグラフィ−技術におけるアライメントの高
精度化に貢献できる。
【0147】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置では、半導体基板上から見た場合に、アライメント
マ−クの凹部又は凸部の幅が、その上に形成されるグレ
インの寸法よりも小さくなっている。
【0148】従って、高温スパッタリング法により当該
アライメントマ−ク上に金属膜を形成しても、又は、当
該アライメントマ−ク上に金属膜を形成した後、レ−ザ
メルト法により当該金属膜を処理しても、ステッパによ
るアライメントマ−クのエッジの検出が可能であり、リ
ソグラフィ−技術におけるアライメントの高精度化に貢
献できる。
【0149】また、本発明の半導体装置の製造方法で
は、形成予定の金属膜のグレインの平均粒径を予測して
アライメントマ−クを形成し、その後、アライメントマ
−ク上に金属膜を形成している。
【0150】従って、ステッパによるアライメントマ−
クのエッジの検出が容易な半導体装置を提供でき、リソ
グラフィ−技術におけるアライメントの高精度化によ
り、歩留りの向上に貢献できる。
【0151】また、本発明のアライメント方法では、ア
ライメントは、少なくともアライメントマ−ク上の金属
膜を含む領域を画像認識領域として設定し、前記画像認
識領域に光を当て、その光の反射光を検出するか、また
は、少なくともアライメントマ−ク上の金属膜にレ−ザ
を照射し、当該レ−ザの回折光又は散乱光をを検出する
ことにより行われる。
【0152】つまり、アライメントマ−クの幅が金属膜
のグレインの寸法よりも小さいことにより、アライメン
トマ−クを検出する波形に発生するノイズが減り、スル
−プットの向上などが達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体ウェハ上のチップ領域を示す図。
【図2】図10の領域Aを拡大して示す図。
【図3】本発明の第1の実施例に係わる半導体装置を示
す平面図。
【図4】本発明の第2の実施例に係わる半導体装置を示
す平面図。
【図5】本発明の第3の実施例に使う平均粒径の概念を
説明するための図。
【図6】本発明の第3の実施例に使う平均粒径の概念を
説明するための図。
【図7】本発明の第4の実施例に係わる半導体装置を示
す平面図。
【図8】本発明の第5の実施例に係わる半導体装置を示
す平面図。
【図9】本発明の第6の実施例に係わる半導体装置を示
す平面図。
【図10】画像処理によりアライメントを行うステッパ
を示す図。
【図11】図10のステッパの画像認識領域を示す図。
【図12】図11の画像認識領域において得られる信号
波形を示す図。
【図13】レ−ザを用いてアライメントを行うステッパ
を示す図。
【図14】図13のステッパのレ−ザの走査経路を示す
図。
【図15】図14のレ−ザの走査により得られる信号波
形を示す図。
【図16】本発明の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図17】本発明の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図18】本発明の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図19】本発明の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図20】本発明の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図21】本発明の半導体装置の製造方法の一工程を示
す断面図。
【図22】本発明の第7の実施例に係わる半導体装置を
示す平面図。
【図23】図22のI−I´線に沿う断面図。
【図24】本発明の第8の実施例に係わる半導体装置を
示す平面図。
【図25】図24のI−I´線に沿う断面図。
【図26】図22の半導体装置上に金属膜を堆積した場
合を示す平面図。
【図27】図26のI−I´線に沿う断面図。
【図28】図26の半導体装置のアライメント信号波形
を示す図。
【図29】本発明の第9の実施例に係わる半導体装置を
示す平面図。
【図30】図29のI−I´線に沿う断面図。
【図31】本発明の第10の実施例に係わる半導体装置
を示す平面図。
【図32】図31のI−I´線に沿う断面図。
【図33】図29の半導体装置上に金属膜を堆積した場
合を示す平面図。
【図34】図33のI−I´線に沿う断面図。
【図35】図31の半導体装置上に金属膜を堆積した場
合を示す平面図。
【図36】図35のI−I´線に沿う断面図。
【図37】図33の半導体装置のアライメント信号波形
を示す図。
【図38】本発明の第11の実施例に係わる半導体装置
を示す平面図。
【図39】図38のI−I´線に沿う断面図。
【図40】本発明の第12の実施例に係わる半導体装置
を示す平面図。
【図41】図40のI−I´線に沿う断面図。
【図42】図38の半導体装置上に金属膜を堆積した場
合を示す平面図。
【図43】図42の半導体装置のアライメント信号波形
を示す図。
【図44】図42の半導体装置のアライメントの原理を
示す図。
【図45】従来の半導体装置を示す平面図。
【図46】図45のI−I´線に沿う断面図。
【図47】従来の半導体装置を示す平面図。
【図48】図47のI−I´線に沿う断面図。
【図49】図45及び図46の半導体装置上に金属膜を
形成した場合を示す平面図。
【図50】図49のI−I´線に沿う断面図。
【図51】図47及び図48の半導体装置上に金属膜を
形成した場合を示す平面図。
【図52】図51のI−I´線に沿う断面図。
【図53】図49及び図50の半導体装置から得られる
信号波形を示す図。
【符号の説明】
10 …半導体基板、 11,62 …絶縁膜、 12 …凹部、 13 …凸部、 14,52,63 …金属膜、 15 …ビットパタ−ン、 16,24 …グレイン、 17 …画像認識領域、 21,31,41,51,61 …半導体ウェハ、 22−1〜22−n …チップ領域、 23 …ダイシングライン、 32,42 …ステ−ジ、 33 …照明装置、 34 …テレビカメラ、 35 …制御装置、 36 …駆動装置、 37 …縮小投影レンズ、 43 …レ−ザチュ−ブ、 44 …検出器、 45 …信号処理装置、 46 …制御装置、 47 …駆動装置、 48 …レチクル、 49 …レ−ザ照射位置、 53,64 …レジスト膜、 XA,YA,XYA …アライメントマ−ク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−212922(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の素子領域を有する半導体ウェハ
    と、 前記半導体ウェハの複数の素子領域以外の領域に形成さ
    れる少なくとも1つの凹部又は凸部から構成される少な
    くとも1つのアライメントマ−クと、 前記アライメントマ−ク上に形成される金属膜とを具備
    し、 前記アライメントマ−クの凹部又は凸部の幅が前記金属
    膜のグレインの平均粒径よりも小さく形成されてなるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記素子領域以外の領域は、ダイシングラインと、オリ
    エンテ−ションフラット部の情報領域とを含み、前記ア
    ライメントマ−クは、前記ダイシングライン及び前記オ
    リエンテ−ションフラット部の情報領域の少なくとも一
    方に形成されてなることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、 前記アライメントマ−クの平面形状は、四角形、L字
    形、十字形及び枠形のうちいずれか一つの形状を有して
    いることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体装置において、 前記アライメントマ−クは、シリコン酸化膜またはシリ
    コン窒化膜を含む絶縁膜もしくはポリシリコン膜を含む
    導電膜のうちいずれか一つの材料から構成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置において、 前記アライメントマ−クは、複数からなり、かつ、互い
    に並置されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置において、 隣接するアライメントマ−クの間隔は、前記金属膜のグ
    レインの平均粒径よりも小さいことを特徴とする半導体
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の半導体装置において、 前記アライメントマ−クは、複数からなり、かつ、行列
    状に配置されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の半導体装置において、 前記金属膜のグレインの平均粒径は、 2×(S/nπ)1/2 (但し、Sは、半導体ウェハ上の任意の箇所の単位面
    積、nは、単位面積S内に含まれる金属膜のグレインの
    数とする。)により決定されることを特徴とする半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の半導体装置において、 前記金属膜のグレインの平均粒径は、 (a×b)1/2 (但し、半導体ウェハ上の任意の箇所における金属膜
    は、半導体ウェハ上から見た場合に概ね楕円形を有し、
    aは、前記楕円形の長半径、bは、前記楕円形の短半径
    とする。)により決定されることを特徴とする半導体装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載の半導体装置に
    おいて、 前記グレインの平均粒径は、任意の複数の箇所における
    平均粒径値を求め、さらにこれらの平均粒径値を平均す
    ることにより決定されることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の半導体装置において、 前記金属膜は、アルミニウムから構成され、前記アライ
    メントマ−クの幅は、1μm以下であることを特徴とす
    る半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の半導体装置において、 前記金属膜は、銅から構成され、前記アライメントマ−
    クの幅は、4μm以下であることを特徴とする半導体装
    置。
  13. 【請求項13】 形成予定の金属膜のグレインの平均粒
    径を予測する工程と、 半導体ウェハに形成された複数の素子領域以外の領域
    に、少なくとも1つの凹部又は凸部であり、かつ、前記
    凹部又は凸部の幅が前記金属膜のグレインの平均粒径よ
    りも小さいアライメントマ−クを形成する工程と、 その後、前記アライメントマ−ク上に前記金属膜を形成
    する工程とを具備する半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記素子領域以外の領域は、ダイシングラインと、オリ
    エンテ−ションフラット部の情報領域とを含み、前記ア
    ライメントマ−クは、前記ダイシングライン及び前記オ
    リエンテ−ションフラット部の情報領域の少なくとも一
    方に形成されてなることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記アライメントマ−クの平面形状は、四角形、L字
    形、十字形及び枠形のうちいずれか一つの形状を有して
    いることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記アライメントマ−クは、前記金属膜を形成する直前
    の工程の前記半導体ウェハ上に形成される膜に形成され
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記アライメントマ−クは、シリコン酸化膜またはシリ
    コン窒化膜を含む絶縁膜もしくはポリシリコン膜を含む
    導電膜のうちいずれか一つの材料から形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記アライメントマ−クは、複数からなり、かつ、互い
    に並置されていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体装置の製造方
    法において、 隣接するアライメントマ−クの間隔は、前記金属膜のグ
    レインの平均粒径よりも小さいことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記アライメントマ−クは、複数からなり、かつ、行列
    状に配置されていることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  21. 【請求項21】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記金属膜のグレインの平均粒径は、 2×(S/nπ)1/2 (但し、Sは、半導体ウェハ上の任意の箇所の単位面
    積、nは、単位面積S内に含まれる金属膜のグレインの
    数とする。)により決定されることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記金属膜のグレインの平均粒径は、 (a×b)1/2 (但し、半導体ウェハ上の任意の箇所における金属膜
    は、半導体ウェハ上から見た場合に概ね楕円形を有し、
    aは、前記楕円形の長半径、bは、前記楕円形の短半径
    とする。)により決定されることを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項21又は22に記載の半導体装
    置の製造方法において、 前記グレインの平均粒径は、任意の複数の箇所における
    平均粒径値を求め、さらにこれらの平均粒径値を平均す
    ることにより決定されることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記金属膜は、アルミニウムから構成され、前記アライ
    メントマ−クの幅は、1μm以下になるように形成され
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項13記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記金属膜は、銅から構成され、前記アライメントマ−
    クの幅は、4μm以下になるように形成されることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 形成予定の金属膜のグレインの平均粒
    径を予測する工程と、 半導体ウェハに形成された複数の素子領域以外の領域
    に、少なくとも1つの凹部又は凸部であり、かつ、前記
    凹部又は凸部の幅が前記金属膜のグレインの平均粒径よ
    りも小さいアライメントマ−クを形成する工程と、 前記アライメントマ−ク上に金属膜を形成する工程と、 前記アライメントマ−クを検出することにより、前記半
    導体ウェハの処理の為のアライメントを行う工程とを具
    備することを特徴とするアライメント方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載のアライメント方法に
    おいて、 前記アライメントは、少なくとも前記アライメントマ−
    ク上の金属膜を含む領域を画像認識領域として設定し、
    前記画像認識領域に光を当て、その光の反射光を検出す
    ることにより行うことを特徴とするアライメント方法。
  28. 【請求項28】 請求項26記載のアライメント方法に
    おいて、 前記アライメントは、少なくとも前記アライメントマ−
    ク上の金属膜にレ−ザを照射し、当該レ−ザの回折光又
    は散乱光をを検出することにより行うことを特徴とする
    アライメント方法。
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