JP2723508B2 - 電子線直接描画のためのアライメント方法 - Google Patents

電子線直接描画のためのアライメント方法

Info

Publication number
JP2723508B2
JP2723508B2 JP61246652A JP24665286A JP2723508B2 JP 2723508 B2 JP2723508 B2 JP 2723508B2 JP 61246652 A JP61246652 A JP 61246652A JP 24665286 A JP24665286 A JP 24665286A JP 2723508 B2 JP2723508 B2 JP 2723508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alignment
electron beam
mark
alignment mark
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61246652A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62174914A (ja
Inventor
寛 野末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Publication of JPS62174914A publication Critical patent/JPS62174914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2723508B2 publication Critical patent/JP2723508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/544Marks applied to semiconductor devices or parts, e.g. registration marks, alignment structures, wafer maps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
    • H01L21/0271Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34 comprising organic layers
    • H01L21/0273Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34 comprising organic layers characterised by the treatment of photoresist layers
    • H01L21/0278Röntgenlithographic or X-ray lithographic processes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2223/00Details relating to semiconductor or other solid state devices covered by the group H01L23/00
    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/5442Marks applied to semiconductor devices or parts comprising non digital, non alphanumeric information, e.g. symbols
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2223/00Details relating to semiconductor or other solid state devices covered by the group H01L23/00
    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54453Marks applied to semiconductor devices or parts for use prior to dicing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置を形成する電子線描画技術にか
かり、特に電子ビームを用いたマーク位置検出におい
て、特に電子ビームを用いたマーク位置検出において、
高精度・高速アライメントを可能とする電子線直接描画
のためのアライメント方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、電子線アライメントマークとして十字型のパタ
ーンが用いられている。第5図(A)は従来のアライメ
ントマーク及びアライメント方法を説明するための平面
図であり、第5図(B)は第5図(A)におけるアライ
メント用電子線の走査B→B′に沿った断面図である。
通常この電子線アライメントマークとしてはウェハーマ
ークとチップマークとが有る。ウェハーマークは半導体
ウェハーの中心を通るX線上およびY軸上であって中心
よりなるべく離れた個所に形成する。ただし半導体ウェ
ハーをピンセット等でつかんだときにマークがつぶれた
り、ごみが付着したりしないように半導体ウェハーの外
周から15〜20mm内側に形成する。このウェハーマークの
平面形状は幅が5〜10μm,長さが1〜2mmの長方形を2
本用いてクロスさせた十字形状となっている。このウェ
ハーマークを形成した部分には半導体チップ(半導体装
置)は形成されない。一方、この半導体ウェハーにマト
リックス状に多数形成される半導体チップの各々にはそ
の4隅に1ケづつ、計4つのチップマークが形成され
る。このチップマークは半導体チップ間のスクライブ領
域に形成することもできる。チップマークの平面形状は
幅が5〜10μm,長さが50〜100μmの長方形を2本クロ
スさせた十字形状となっている。 ウェハーマークおよびチップマークは両者とも第5図
(A),第5図(B)の形状となっている。尚、第5図
ではマーク41の個所がその周囲のシリコン基板51より凸
部形状となっているが、シリコン基板に溝を堀ってマー
クとする、すなわち凹部形状であってもよい。 これらウェハーマークおよびチップマークは半導体装
置を半導体ウェハーに形成する最初の工程において、写
真蝕刻技術により半導体ウェハーに作りこまれる。そし
て以下の全ての工程において、この最初に作りこまれた
マークを基準として電子線直接描画が行なわれる。勿
論、これらのアライメントマーク認識描画はシステム内
蔵の装置により自動的に行なわれる。 従来技術におけるこれらのマークは高さが約1μmと
高くしなくてはならない(凸部マークの場合)。あるい
は深さを約1μmと深くしなくてはならない(凹部マー
クの場合)。このようにマークの高低を周囲の半導体基
板表面より大きくしなくてはならない理由は、これらマ
ークの近くに類似の形状の素子パターンが存在するから
である。すなわち十字形のマークにおいて位置定めに用
いる部分は1本の直方形の個所である。しかるに半導体
チップ内の素子パターンには直方形状の部分が存在する
から、そのうちマークに近いものと該マークとが区別し
にくくなってしまう。したがってマークの高低をその周
囲より約1μmあるいはそれ以上とし、素子パターンと
の区別を容易にする。又、このように大きい高低を必要
とするから、1つの工程でマークを形成しその次の工程
にこのマークを使用するということが不可能である。し
たがって1つの工程と次の工程との間の相対的な位置ず
れを小とすることが重要の場合に不都合を生じる。 さて、1つの工程において、レジストを塗布した半導
体ウェハーに電子線直接描画を行う場合、まず上記アラ
イメントマーク41上に電子線を走らせて位置認識を行
う。この場合は、X線方向に走査する。このとき第5図
(A),第5図(B)に示すように、電子線によるアラ
イメント時にマーク41上には電子線レジスト52が塗布さ
れている。アライメントは電子線53をBからB′に沿っ
て走査することによって行なわれる。電子線53を走査す
ると、反射電子あるいは2次電子が得られるが、アライ
メントの目的には反射電子が用いられる。すなわち反射
電子を反射電子検出器60で検出し、第6図(A)に示す
ような反射電子信号61を得る。ここでP1およびP2はそ
れぞれ第5図のマーク41の端線41′および41″に相当す
る。したがって、P1およびP2よりアライメントマーク
のX軸方向の位置が検出,算定される。通常、電子線53
でアライメントマークを走査する回数が少ないと、得ら
れる信号のS/N(Signal/Noise)比が悪い。このために
走査回数を10〜30回程度行い、それらの信号を加算して
信号を処理し、S/N比のよい反射電子信号61を得て、一
方向(この場合X方向)における位置を認識する。たと
えば1回の走査のみでは第6図(B)に示すように、所
定のピーク値P1,P2と非常に近いレベルのノイズN1,
N2,N3が発生する信号波形62が得られてしまう場合もあ
る。しかし、多くの回数,同一個所を走査して得られた
信号を加算して処理をするとS/N比のよい信号が得ら
れ、一方向の位置を正確に認識できる。第6図(A)は
このようにして得られる。尚、長方形マーク部分の異な
る部分を走査するとマーク事態の変形等により精度のよ
いアライメントができない。したがって上記B−B′の
走査は同一個所を行う。しかる後にこれとは直角方向
(Y方向)の走査を同様に行い、このような位置認識を
ウェハーマークおよび個々のチップマークに行い、一工
程の電子線描画を行うが、これは本発明と直接関係ない
ので説明を省略する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術の方法によれば、アライメント精度を良
くするためにアライメントマークを電子ビームで10〜30
回程度走査すると、電子線で走査した部分でレジストが
焼き付けを起こす。この焼き付いたレジストはレジスト
剥離剤では剥離されない。熱HNO3,あるいは熱H2SO4
るいはO2プラズマを用いれば、剥離可能な場合もある
が、アルミ配線工程等では酸を用いると、アルミを腐蝕
し、またプラズマを用いると、デバイスにダメージを与
えるという問題があり、剥離方法がないという欠点があ
る。たとえば、電子ビーム露光に用いられるネガティブ
型レジストおよびポリティブ型レジストでは300〜1000
μc(マイクロクローン)/cm2以上のドーズ量で上記
焼き付けが発生する。しかるにアライメントにおいて電
流密度0.4A(アンペア)/cm2の直方形ビーム(1μm
×12.5μm)を30回走査すると、約3000μc/cm2のドー
ズ量となり、上記レジストの不都合な焼付けが発生す
る。 本発明は前記問題点を解決するアライメントマークを
用いたアライメント方法を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、各半導体チップに対してXおよびY方向に
それぞれアライメントマークを設け、各アライメントマ
ークを互いに同一の幅で同一の長さの角形パターンを3
本以上同一の間隔をもって一列に並べたものとしてお
り、かつ、各アライメントマークに電子線を照射位置を
変えながら走査することにより、各マークの角形パター
ンの周期性および上端と下端の位置を検出して、各アラ
イメントマークの中心を通る線を求め、半導体チップの
XおよびY方向の位置認識を行っている。このアライメ
ントマークはスクライブ領域に形成して40本〜100本の
角形より構成することができる。本発明は多くの直角形
状より成っているから1個所の走査回数は1〜数回でよ
くレジストの焼付けは発生しない。すなわち、ある個所
でS/N比が悪くても他の個所で周期波形が発生している
かどうか認識できる。そして電子ビームの一方向の走査
を行って周期波形の有無をみて、直角方向にビームをシ
フトさせて別の場所における電子ビームの走査を行って
周期波形の発生の有無を認識する。このようにして一定
とは直角の直角方向の位置を認識できる。又、多くの直
方形の形状からなり一方向間隔でたがいに並行にならん
だパターンは、素子形成領域中の上記アライメントパタ
ーンの近くには一般に存在しない。したがって、アライ
メントパターンと素子パターンとを認識するはない。本
発明のパターンはその近くの部分より0.5μm〜0.2μm
以上高くするか、又は低くすることによって形成するこ
とができる。すなわちこのような小さい高低差であって
も素子パターンと誤認することはない。したがって1つ
の工程において次の工程で使用するアライメントマーク
を形成することができこれにより、1つの工程と次の工
程との間の相対的誤差を小とすることができる。又、こ
の長方形の幅およびその間隔はそれぞれ1〜5μmの間
の所定値とすることが好ましい。勿論、上記諸動作、ア
ライメントマークの検知(周期性,非周期性の検知も含
めて)それによるX,Y方向の位置認識、それにもとづく
電子描画は電子ビーム露光システムにおける諸装置によ
って自動的に行なわれる。 〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。第1図を参照すると、シリコンウェハー21に多数の
半導体チップ25(C1,C2……)がマトリックス状に形成
される。各半導体チップ間の実線で示してある個所がス
クライブ領域26であり、半導体ウェハー段階における必
要な工程を完了した後、このスクライブ領域26を切断し
て半導体チップ25を個々に離別して半導体ペレットとす
る。幅が約100μmの各半導体チップを取囲むスクライ
ブ領域26には本発明のアライメントマーク11(CA1,CA2,
CA3,CA4)が形成されている。このアライメントマーク
の形成工程は、このアライメントマークを用いる電子ビ
ームによる描画工程の前に行なわれる。たとえばMOSト
ランジスタでゲートパターンを描画する場合、このゲー
トパターンはフィールド酸化膜パターンに対して精度良
く位置合わせする必要があるからこのフィールド酸化膜
を形成する工程においてゲートパターン描画用のアライ
メントマークを形成しておく。コンタクト工程描画に用
いるアライメントマークはゲートパターンを形成する工
程において形成しておく。アルミニウム等の配線工程を
電子ビームで描画するときに用いるアライメントマーク
はコンタクト孔形成工程時に形成しておく。もちろん最
初のフィールド酸化膜形成時に形成したアライメントマ
ークを最後の工程まで用いることもできる。 アライメントマーク11は第1図に示すように半導体チ
ップ25の全周辺のスクライブ領域26にCA1〜CA4と4ケ所
設ける。しかし精度をやや落し、高速化を求める場合は
X方向に1個、Y方向に1個と2ケ所だけ設けてもよ
い。このアライメントマーク11は第2図Aにおいて、長
さ6〜100μm,幅1〜5μmのうちの選ばれた一定寸法
の直方形パターン11a,11b,11c,11d,11eから構成され、
各パターン間隔は1〜5μmのうちの一定の所定寸法と
なっている。又、第2図(B)に示す高さtは約0.3μm
となっている。ここでは5つの長方形をもって示したが
スクライブ領域の長手方向に並べるので40個〜100個の
長方形パターンで形成することができる。上記のように
0.3μm(0.2〜0.5μm)の高低差のアライメントパタ
ーンは所望する各工程で形成することができる。すなわ
ちこの11a〜11eの直線群の材質はその周辺部の材質(シ
リコン)と同じでもよく、又、異なっていてもよい。た
とえばアライメントマークをシリコンのみらず二酸化シ
リコン,アルミニウム,多結晶シリコン等で形成するこ
ともできる。電子線によるアライメント時アライメント
マーク11上には電子線レジスト22が塗布されている。ア
ライメントは電子線23を横方向(第2図(A)のX方
向)に沿って走査した時に得られる反射電子信号を反射
電子線検知器60で得られた信号の周期性の有無で判定す
る。第3図(A)は電子線23を走査した時に得られる反
射電子信号である。 この場合、マークエッジ部24より得られる反射電子信
号のピーク32が従来よりも多数得られるため、電子線に
よるアライメントマーク部の走査回数を減らすことが可
能である。走査回図を減らすことによりS/Nは悪くなる
ものの利用可能な信号ピーク32が多いため、適当な信号
処理により良いアライメント精度が得られる。すなわち
1回の横方向の電子線の走査で一部の場所で多少の雑音
が発生しても残りの場所で周期性の信号が得られれば、
電子線はアライメントマーク上を走査しているものであ
ることがわかる。 次に本発明のアライメント方法をくわしく説明する。 本発明では従来のようにウェハーアライメントを行な
わず、チップアライメントのみを行う。すなわち1個の
半導体チップ毎にアライメントを行い描画を行う。まず
描画すべき半導体チップ(たとえば第1図の半導体チッ
プC1)のアライメントマーク(たとえばCA1マーク)を
フィールド中心に移動する。半導体チップC1のアライ
メントにはアライメントマークCA1,CA2,CA3,CA4の4つ
を用いる。CA1,CA2はY方向のアライメント用,CA3,CA4
はX方向のアライメント用である。 第2図(A)を参照してたとえばアライメントマーク
CA1(11)を用いてY方向のアライメント方法を述べ
る。まず電子ビーム23を最大ビーム面積(12.5μm×1
2.5μm)の電子ビーム23−1としてX方向に走査y1
行う。このときアライメントマークが存在しないから何
らの周期性も有さない第3図(B)のような信号波形33
が得られる。これは雑音信号(N信号)である。次にこ
の電子ビームを5μmだけ大きく移動させてここで電子
ビーム23−2の走査y2を行う。尚、電子ビームの移動
や走査は電子ビームレンズ系で行う。ここではアライメ
ントパターンが存在するから第3図(A)に示すように
周期性を有する信号パターンすなわち周期的にピーク32
を有する信号31が得られる。先に述べたように雑音等で
周期性が乱れているところも発生する。しかしながら一
定間隔で同一の形状の長形パターンを多く並べてあるか
ら他の個所では必ず周期性がでてくる。次に先の移動の
半分(この場合は2.5μm)だけ電子ビームをもとにも
どしてその電子ビーム23−3を走査y3を行う。このと
きの電子ビーム23−3はY方向を縮少して12.5μm×1
μmの長形とする。これはアライメントパターン11のY
方向の端部を精度よく読みとるからである。この電子ビ
ーム23−3の走査y3においては第3図(B)のように
周期性のない反射電子信号が得られる。次に今までより
も微少に電子ビームをこの平坦形状のまま第2図(A)
で下の方へシフトしていきどこで周期性の反射電子信号
が得られるかを認識する。たとえば電子ビーム23−4で
はその走査y4においてアライメントパターンが存在す
るから第3図(A)のような周期性のある反射電子信号
31が得られる。このようにしてアライメントパターン11
のY方向における一端(第2図(A)の上方の端)がど
こにあるか判定できる。次にこのアライメントパルスの
Y方向の長さ(長方辺の長さ)があらかじめインプット
されているから、電子ビームを平坦形状(12.5μm×1
μm)のまま第2図(A)の下方に移動させ、これによ
る電子ビーム23−5の走査y5を行い周期性のある反射
電子信号を得る。そしてy3からy4へのシフト量と同程
度に微少に電子ビームをY方向にシフトしてゆき、どこ
で周期性のある反射電子信号が周期性のない反射電子信
号に変換するのか認識し、これによりアライメントパタ
ーン11のY方向における他端(第2図(A)の下方の
端)の位置を認識する。すなわち電子ビーム23−6の走
査y6では周期性のある反射電子信号は得られない。こ
のようにして得られたアライメントパターンの一方の端
と他方の端からこのアライメントパターンのY方向の中
心位置Y0を自動的に演算する。以上で第1図のCA1のア
ライメントマークを用いてy方向のアライメントが完了
するが、CA2マークでもう一回同様にy方向のアライメ
ントを行なう。次にCA3,CA4マークでX方向のアライメ
ントを行なう。CA3,CA4マークはCA1,CA2マークを90°回
転したものである。これにより、C1チップの伸縮・回
転量,正確な位置が求められ、それに基づいて描画が行
なわれる。同様に他の半導体チップのアライメント,描
画が順次行なわれる。ここで例えばC1チップの次にC2
チップを描画する場合、CA2マークのアライメントはで
に終了しているため必要ではなく、残りの3つのマーク
のアライメントのみが行なわれる。 本発明で走査回数を従来より低減可能なのは、S/Nが
多少悪くても、N信号では周期的にピークがあらわれる
ことは全くなく、アライメントマークを走査したどうか
がS/Nが悪くても判別可能なためである。 上記本発明のアライメント作業において、電子線の電
流密度0.4A(アンペア)/cm2のとき、アライメントパ
ターン11上の電子露光用レジスト22には40〜100μc/cm2
程度の電荷の照射ですむからこのレジストが焼きつくこ
とはない。 なお、3本以上の互いに平行な直線群より成るアライ
メントパターンの直線方向と電子線の走査方向とは直角
を成す必要はなく、任意の角度で良い。すなわち第4図
に示すようにアライメントマーク12をXもしくはY軸に
対してたとえば45°傾斜させた同一の直方形パターン12
a,12b,12c,12d,12eを一定の間隔で配列させてもよい。
尚、第4図で第2図と同一の機能のところは同じ符号で
示している。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、アライメントマ
ーク部への電子線の過剰照射によるレジストの焼き付け
をなくことができ、電子線による微細パターンの形成が
高精度で可能となり、高品質の半導体を安価に提供でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の半導体ウェハーを示す平面図
である。第2図(A)は第1図の一部を拡大して示した
図で、本発明の一実施例のアライメントマークおよびア
ライメント方法を示す平面図であり、第2図(B)は第
2図(A)のB−B′部における断面略図である。第3
図(A)は本発明のアライメントマーク上を電子線が走
査したときに生じる周期性を有する反射電子信号波形図
であり、第3図(B)は本発明のアライメントマーク以
外上の電子線が走査したときに生じる周期性のない反射
電子信号波形図である。第4図は本発明のアライメント
方法で用いられるマークの他の実施例を示す平面図であ
る。第5図(A)は従来技術のアライメントマークを示
す平面図であり、第5図(B)は第5図(A)のアライ
メントにおいて電子線が走査される部分(B−B′)の
断面図である。第6図(A)は従来技術のアライメント
法により得られる反射電子信号波形図であり、第6図
(B)は従来技術により得られる大きな雑音を有する反
射電子信号波形図である。 尚、図において、11,12,41,CA1,CA2,CA3,CA4はアライメ
ントマーク,21は半導体ウェハー(半導体基板)、25は
半導体チップ,26はスクライブ領域,23(23−1,23−2,23
−3,23−4,23−5,23−6)は電子ビーム,y1,y2,y3,y4,y
5,y6はアライメントのための電子ビームの走査軌跡(方
向)、11a,11b,11c,11d,11e,12a,12b,12c,12d,12eはア
ライメントマークを構成する長方形パターン,22,52は電
子露光用レジスト,24はパターンエッヂ,60は反射電子検
知器,31,33,61,62は反射電子信号波形,32,P1,P2は反射
電子信号ピーク,N1,N2,N3は反射電子波形中の雑音信号
である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.半導体ウエハ上にマトリクス状に配列された複数の
    半導体チップの各々に対してXおよびY方向にそれぞれ
    アライメントマークが設けられ、各アライメントマーク
    は互いに同一の幅で同一の長さの角形パターンを3本以
    上同一の間隔をもって一列に並べたもので成り、各アラ
    イメントマークに電子線を照射位置を変えながら走査す
    ることにより各アライメントマークの前記角形パターン
    の周期性および上端と下端の位置を検出して、各アライ
    メントマークの中心を通る線を求め、半導体チップのX
    およびY方向の位置認識を行うことを特徴とする電子線
    直接描画のためのアライメント方法。 2.前記アライメントマークは各半導体チップを取り囲
    むスクライブ領域に設けられている事を特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のアライメント方法。
JP61246652A 1985-10-21 1986-10-17 電子線直接描画のためのアライメント方法 Expired - Lifetime JP2723508B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23493785 1985-10-21
JP60-234937 1985-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62174914A JPS62174914A (ja) 1987-07-31
JP2723508B2 true JP2723508B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=16978606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61246652A Expired - Lifetime JP2723508B2 (ja) 1985-10-21 1986-10-17 電子線直接描画のためのアライメント方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4791302A (ja)
JP (1) JP2723508B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2710935B2 (ja) * 1987-08-08 1998-02-10 三菱電機株式会社 半導体装置
JPH0562638A (ja) * 1991-09-04 1993-03-12 Hitachi Ltd 集束イオンビーム装置
US5235626A (en) * 1991-10-22 1993-08-10 International Business Machines Corporation Segmented mask and exposure system for x-ray lithography
US5523576A (en) * 1993-03-15 1996-06-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Charged beam drawing apparatus
JP3034428B2 (ja) * 1993-06-22 2000-04-17 株式会社東芝 半導体装置及びその製造方法並びにアライメント方法
EP0631316A3 (en) * 1993-06-22 1997-02-26 Toshiba Kk Semiconductor element with an alignment mark, method for manufacturing the same and alignment method.
JPH07142352A (ja) * 1993-11-17 1995-06-02 Nec Corp 電子ビーム描画装置および電子ビーム描画方法
US5747802A (en) * 1996-03-29 1998-05-05 Siemens Aktiengesellschaft Automated non-visual method of locating periodically arranged sub-micron objects
US5838013A (en) * 1996-11-13 1998-11-17 International Business Machines Corporation Method for monitoring resist charging in a charged particle system
KR19990053079A (ko) * 1997-12-23 1999-07-15 윤종용 인식 마크가 형성된 반도체 웨이퍼 및 그 인식 마크를 이용한 웨이퍼 절삭 방법
FR2783971B1 (fr) * 1998-09-30 2002-08-23 St Microelectronics Sa Circuit semi-conducteur comprenant des motifs en surface et procede de reglage d'un outil par rapport a cette surface
US6486953B1 (en) * 2000-06-30 2002-11-26 International Business Machines Corporation Accurate real-time landing angle and telecentricity measurement in lithographic systems
CN1791965B (zh) * 2003-05-20 2012-02-22 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于半导体布置的结构和制造半导体布置的方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3849659A (en) * 1973-09-10 1974-11-19 Westinghouse Electric Corp Alignment of a patterned electron beam with a member by electron backscatter
US4327292A (en) * 1980-05-13 1982-04-27 Hughes Aircraft Company Alignment process using serial detection of repetitively patterned alignment marks
JPS5896734A (ja) * 1981-12-03 1983-06-08 Sanyo Electric Co Ltd 電子ビ−ム露光に於けるマ−ク検出方法
JPS5960306A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Fujitsu Ltd 位置決定用チップを備えた試料
JPS59220922A (ja) * 1983-05-31 1984-12-12 Toshiba Corp 位置合わせ方法
JPS61174717A (ja) * 1985-01-30 1986-08-06 Canon Inc 位置合わせ装置
JPS61207017A (ja) * 1985-03-11 1986-09-13 Fujitsu Ltd 電子ビ−ム露光方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62174914A (ja) 1987-07-31
US4791302A (en) 1988-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2723508B2 (ja) 電子線直接描画のためのアライメント方法
JP3034428B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法並びにアライメント方法
US6132910A (en) Method of implementing electron beam lithography using uniquely positioned alignment marks and a wafer with such alignment marks
JP3970546B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
EP0078579B1 (en) Method of using an electron beam
EP0022329B1 (en) Electron beam exposure method
US5570405A (en) Registration and alignment technique for X-ray mask fabrication
US4640888A (en) Alignment mark on a semiconductor and a method of forming the same
US5936252A (en) Charged particle beam performance measurement system and method thereof
JPS5885532A (ja) 電子ビ−ムによる位置決め方法
KR20050057000A (ko) 얼라인먼트 방법, 얼라인먼트 기판, 얼라인먼트 기판의 제조방법, 노광방법, 노광장치 및 마스크의 제조방법
CN216648298U (zh) 一种光刻对准标记和包括其的半导体结构
JPH06333793A (ja) 露光装置
JP3405671B2 (ja) 電子ビーム描画装置及びマーク位置の検出方法
JP4225358B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP3194366B2 (ja) 電子線露光用マスク及びこれを用いた電子線露光装置
JPS6369226A (ja) 粒子線描画方法
JP2892068B2 (ja) 荷電ビーム描画方法
JP3617223B2 (ja) アライメント方法
JPH10185541A (ja) 配置精度測定方法、フォトマスク及び半導体装置
JPH09106945A (ja) 粒子線のアライメント方法及びそれを用いた照射方法並びに装置
JPH0630332B2 (ja) 位置決め装置、及び該装置を用いた基板の位置決め方法
JPH0845830A (ja) 露光装置
JPS6142409B2 (ja)
JPS6218712A (ja) パタ−ン形成方法