JP3033538B2 - 既存基礎スラブを利用した建物躯体の構築方法 - Google Patents

既存基礎スラブを利用した建物躯体の構築方法

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JP3033538B2
JP3033538B2 JP9228208A JP22820897A JP3033538B2 JP 3033538 B2 JP3033538 B2 JP 3033538B2 JP 9228208 A JP9228208 A JP 9228208A JP 22820897 A JP22820897 A JP 22820897A JP 3033538 B2 JP3033538 B2 JP 3033538B2
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幸雄 林
尚也 大伴
聖良 藤井
浩 磯崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は既存建物躯体の基
礎スラブを利用して新規に基礎梁を構築する既存基礎ス
ラブを利用した建物躯体の構築方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】既存の
建物が存在する敷地に新規に建物を構築する場合、従来
は敷地内から既存建物を完全に解体,撤去した後に新規
建物の施工が開始されるが、解体作業には新規構築と同
等程度の労力と、安全性確保のための仮設作業を必要と
するため、工期の長期化と工費の上昇を招く。また解体
で生ずる廃材が産業廃棄物になるため、既存建物全体を
解体するとすればその処理にも多くの時間と費用を要す
る。
【0003】この発明は既存建物の解体作業量を削減
し、工期の短縮と工費の低減を図りながら、新規建物躯
体の基礎梁を構築する方法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では既存建物躯体
の基礎スラブを新規建物躯体の基礎スラブとして、ある
いはその一部として利用することにより解体作業量を削
減すると共に、安全性の向上、及び工期の短縮と工費の
低減を図る。
【0005】請求項1では既存の基礎スラブを利用して
構真柱を定着させ、構真柱の脚部の回りに新規建物躯体
の基礎梁を構築することにより、既存の基礎スラブの全
体を解体する必要と、構真柱の定着のための基礎スラブ
の全体を構築する必要をなくし、解体に要する費用と、
新規建物の躯体費を削減する。
【0006】この場合、既存建物躯体のスラブの、新規
建物躯体の柱の位置を削孔した後に、その削孔位置を貫
通して構真柱が挿入され、その脚部が既存の基礎スラブ
に、もしくは既存建物躯体の基礎スラブ上に新たに構築
された新規建物躯体の基礎スラブに定着される。
【0007】請求項2では新規建物躯体の杭を利用して
構真柱を定着させ、請求項1と同じく構真柱の回りに新
規建物躯体の基礎梁を構築することにより、既存の基礎
スラブの全体を解体する必要と、新規に基礎スラブを構
築する必要をなくし、解体に要する費用と、新規建物の
躯体費を削減する。
【0008】この場合は既存建物躯体のスラブと基礎ス
ラブの、新規建物躯体の柱の位置を削孔した後に、基礎
スラブの削孔位置以下に杭が構築され、スラブの削孔位
置を貫通して構真柱が杭中に挿入され、杭に定着され
る。
【0009】請求項1,2のいずれも既存の基礎スラブ
を利用することで、解体に伴う煩雑で、危険な作業が減
少するため、新規構築のための作業効率と安全性が向上
する。また新規構築のための仮設作業が削減,あるいは
不要になるため、工費が節減され、解体から新設までの
工期も短縮される。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1の発明は図1−(b) に示
すように既存のスラブ1の、新規建物躯体の柱の位置を
削孔し、その削孔位置を貫通させて構真柱2を挿入し、
既存建物躯体の基礎スラブ5に、もしくはその上に新規
に構築される基礎スラブ9に構真柱2の脚部3を定着さ
せた後、(c) に示すようにその構真柱2の脚部3の回り
に新規建物躯体の基礎梁6を構築する方法である。
【0011】既存のスラブ1の削孔は、既存建物躯体の
最上層のスラブから、あるいは既存建物躯体の上層部分
を解体,撤去した場合には残された躯体の最上層のスラ
ブから、構真柱2が定着される基礎スラブ5の直上のス
ラブ1まで行われる。
【0012】図1では既存建物躯体の基礎スラブ5に構
真柱2を定着しているが、図3−(c) に示すように基礎
スラブ5上に、それを捨て型枠として配筋とコンクリー
トの打設により構築された新規建物躯体の基礎スラブ9
に構真柱2を定着させる場合もある。構真柱2の脚部3
はアンカーボルト4等により定着される。
【0013】図1は既存建物躯体の基礎梁8の脇に基礎
梁6を構築する場合を示す。この場合、構真柱2の定着
後、構真柱2に接続する基礎梁6の鉄筋が配筋され、コ
ンクリートが打設される。このとき、既存のスラブ1の
削孔は鉄筋とコンクリートにより塞がれ、既存1のスラ
ブ1は新規建物躯体のスラブとして利用される。既存の
基礎梁8は必要がなければ基礎梁6の構築後に、または
構築と共に解体され、新規建物躯体の障害にならなけれ
ば解体の必要はない。
【0014】請求項2の発明は図2−(b) に示すように
既存のスラブ1と基礎スラブ5の、新規建物躯体の柱の
位置を削孔し、基礎スラブ5の削孔位置以下に杭7を構
築すると共に、スラブの削孔位置を貫通させて構真柱2
を杭7中に挿入し、構真柱2を杭7に定着させ、(c) に
示すように杭7上の構真柱2の回りに新規建物躯体の基
礎梁6を構築する方法である。
【0015】請求項1は新規建物躯体の基礎が直接基礎
の場合の方法であるのに対し、請求項2は新規建物躯体
の基礎が杭基礎の場合の方法である。
【0016】この発明でも既存のスラブ1の削孔は、既
存建物躯体の最上層のスラブから、あるいは既存建物躯
体の上層部分を解体,撤去した場合には残された躯体の
最上層のスラブから、構真柱2が定着される基礎スラブ
5の直上のスラブ1まで行われる。
【0017】杭7は既存の基礎スラブ5の一部を解体し
た後に構築され、杭7の構築時に構真柱2の一部が埋め
込まれて定着される。
【0018】図2は基礎梁8を解体してその位置に基礎
梁6を構築する場合を示すが、必ずしも基礎梁8の位置
に杭7と基礎梁6を構築する必要はない。図2の場合
も、構真柱2の定着後、構真柱2に接続する基礎梁6の
鉄筋が配筋され、コンクリートが打設される。
【0019】この発明でも基礎梁6の構築と並行して既
存のスラブ1の削孔位置に配筋されると共に、コンクリ
ートが打設され、既存1のスラブ1は新規建物躯体のス
ラブとして利用される。
【0020】請求項1の基礎梁6の構築と共に、新規に
地下躯体を構築する場合の施工手順を図3により説明す
る。ここでは(a) に示すように既存建物躯体の基礎スラ
ブ5と外周壁10を残して解体,撤去した場合を示す。
【0021】基礎スラブ5と外周壁10を残して既存建物
躯体を解体,撤去した後、(b) に示すように基礎スラブ
5を捨て型枠としてその上に新規建物躯体の基礎スラブ
9の配筋をし、コンクリートを打設する。(b) の工程は
省略される場合もある。
【0022】続いて(c) に示すように構真柱2を基礎ス
ラブ9,もしくは基礎スラブ5上に立設し、基礎スラブ
5に到達するアンカーボルト4等により構真柱2を基礎
スラブ9,もしくは基礎梁5に定着させると共に、構真
柱2,2間に鉄骨梁11を架設した後、(d) に示すように
地上部のスラブのコンクリートを打設し、更に上層の鉄
骨柱の立設と鉄骨梁の架設を行う。
【0023】(e) に示すように基礎梁6の配筋とコンク
リートの打設後、(f) に示すように既存の外周壁の内周
側に新規の外周壁を構築すると共に、構真柱2の回りに
柱のコンクリートを打設し、新規建物躯体が構築され
る。
【0024】
【発明の効果】請求項1では既存の基礎スラブを利用し
て構真柱を定着させ、構真柱の脚部の回りに新規建物躯
体の基礎梁を構築するため、既存の基礎スラブの全体を
解体する必要と、構真柱の定着のための基礎スラブの全
体を構築する必要がなくなり、解体に要する費用と、新
規建物の躯体費が削減される。
【0025】請求項2では新規建物躯体の杭を利用して
構真柱を定着させ、請求項1と同じく構真柱の回りに新
規建物躯体の基礎梁を構築するため、既存の基礎スラブ
の全体を解体する必要と、新規に基礎スラブを構築する
必要がなくなり、解体に要する費用と、新規建物の躯体
費が削減される。
【0026】請求項1,2のいずれも既存の基礎スラブ
を利用することで、解体に伴う煩雑で、危険な作業が減
少するため、新規構築のための作業効率と安全性が向上
する。また新規構築のための仮設作業が削減,あるいは
不要になるため、工費が節減され、解体から新設までの
工期も短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の施工要領を示した断面図であ
る。
【図2】請求項2の発明の施工要領を示した断面図であ
る。
【図3】請求項1の発明と共に、新規建物躯体の構築要
領を示した断面図である。
【符号の説明】
1……既存建物躯体のスラブ、2……構真柱、3……脚
部、4……アンカーボルト、5……既存建物躯体の基礎
スラブ、6……基礎梁、7……杭、8……既存建物躯体
の基礎梁、9……新規建物躯体の基礎スラブ、10……既
存建物躯体の外周壁、11……鉄骨梁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯崎 浩 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−60007(JP,A) 特開 平4−179736(JP,A) 特開 平4−179737(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 27/00 - 27/52 E04G 21/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存建物躯体のスラブの、新規建物躯体
    の柱の位置を削孔し、その削孔位置を貫通させて構真柱
    を挿入し、既存建物躯体の基礎スラブに、もしくは既存
    建物躯体の基礎スラブ上に新たに構築された新規建物躯
    体の基礎スラブに構真柱の脚部を定着させた後、その構
    真柱の脚部の回りに新規建物躯体の基礎梁を構築する既
    存基礎スラブを利用した建物躯体の構築方法。
  2. 【請求項2】 既存建物躯体のスラブと基礎スラブの、
    新規建物躯体の柱の位置を削孔し、基礎スラブの削孔位
    置以下に杭を構築すると共に、スラブの削孔位置を貫通
    させて構真柱を杭中に挿入し、構真柱を杭に定着させた
    後、杭上の構真柱の回りに新規建物躯体の基礎梁を構築
    する既存基礎スラブを利用した建物躯体の構築方法。
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JP6329357B2 (ja) * 2013-10-24 2018-05-23 株式会社竹中工務店 建物構造
CN103967284B (zh) * 2014-04-03 2016-06-29 中国十七冶集团有限公司 预留柱头对接的钢柱安装方法
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