JP3033469B2 - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JP3033469B2
JP3033469B2 JP7133225A JP13322595A JP3033469B2 JP 3033469 B2 JP3033469 B2 JP 3033469B2 JP 7133225 A JP7133225 A JP 7133225A JP 13322595 A JP13322595 A JP 13322595A JP 3033469 B2 JP3033469 B2 JP 3033469B2
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detection
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distance
lighting
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勉 櫟原
繁量 草薙
淳 阪井
浩一 相澤
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人との距離に応じて最
適照明制御を行う照明装置を備えた照明制御システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられている照明制御システム
は、照明制御システムを構成する各照明装置に、焦電セ
ンサ等の、人の動きを捉えて人の存在を検知する人体感
知センサを設置し、人体感知センサの検知エリア内の人
の有無によって、人が存在するエリアの照明装置をON
/OFFするものである。このような照明制御システム
は、人が検知エリア内に存在しない場合は、自動的に照
明装置をOFF状態とすることができるため、無駄なエ
ネルギーを消費しないという長所があり、また、施工が
簡単であるという特徴があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の照明制
御システムには、以下のような問題点があった。1つ目
は、人が存在しているエリアの照明装置はON状態とな
るが、その周囲の照明装置はOFF状態であるため快適
性に欠け、人の位置または人の移動に応じた、制御空間
全体の最適な照明制御ができないという問題である。2
つ目は、制御空間全体の照明制御をしようとすると、照
明装置間に、信号線または制御線を設ける必要があり施
工が複雑になるという点である。3つ目は、静止した人
体の検知ができないため、人が検知エリア内に存在して
いても動いていないとそのエリアの照明装置がOFF状
態になってしまうという点である。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、人の存在位置または移動
に応じた、制御空間全体の最適照明制御が行え、省エネ
ルギー及び省施工が図れる照明制御システムの構造を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の照明制御システムは、所定の検知エ
リア内の人の存在を検知する複数の検知部を備え、所定
の前記検知部の前記検知エリアの大きさが異なり、それ
らの前記検知エリアが略同軸状に重なるように設定さ
れ、人を検知した前記検知部の数によって人との距離を
判別して2段階以上の調光を行う照明装置を備えたこと
を特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の照明制御システムは、所定
の検知エリア内の人の存在を検知する複数の検知部を備
え、それぞれの前記検知部の前記検知エリアが異なるよ
うに設定され、いずれの前記検知部が人を検知したかに
よって人との距離を判別して2段階以上の調光を行う照
明装置を備えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3記載の照明制御システムは、所定
の検知エリア内の人の存在を検知する検知部が、複数の
画素で構成された画像センサで構成され、いずれの前記
画素が人を検知したかによって人との距離を判別して2
段階以上の調光を行う照明装置を備えたことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項4記載の照明制御システムは、所定
の検知エリア内の人体から発するエネルギーを検知する
検知部を備え、そのエネルギーの強度に応じて人との距
離を判別して2段階以上の調光を行う照明装置を備えた
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項5記載の照明制御システムは、請求
項1乃至請求項4記載の照明制御システムで、前記検知
部が、赤外線センサまたは赤外線センサの一検知部で構
成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の照明制御システムは、人との距離を判
別し、その距離に応じて2段階以上の調光を行う照明装
置を備えた照明制御システムであって、照明制御システ
ムを構成する個々の照明装置に、所定の検知エリア内の
人の存在を検知する複数の検知部を備え、それらの検知
部によって、照明装置と人との距離を判別して調光制御
を行うことを特徴とするものである。各照明装置で点灯
制御及び調光制御を行うため、照明装置間を接続する複
雑な情報配線を行う必要がなくなり、施工を複雑にする
ことなく、制御空間全体の照明制御が可能となる。
【0011】請求項1記載の照明制御システムでは、所
定の検知部の検知エリアの大きさが異なるように構成さ
れていると共に、それらの検知エリアがほぼ同軸状に重
なるように構成されており、人を検知した検知部の数に
よって人との距離を判別する照明装置で構成されたシス
テムで、比較的簡単な構造で照明制御を行うことができ
るものである。
【0012】請求項2記載の照明制御システムでは、そ
れぞれの検知部の検知エリアが異なるように設定され、
いずれの検知部が人を検知したかによって人との距離を
判別する照明装置で構成されたシステムで、比較的簡単
な構造で照明制御を行うことができるものであり、照明
制御を行うエリアを細かく分割し、検知部の数を増やす
ことによって、さらに複雑な照明制御を行うことができ
る。
【0013】請求項3記載の照明制御システムでは、所
定の検知エリア内の人の存在を検知する検知部が、複数
の画素で構成された画像センサで構成され、いずれの前
記画素が人を検知したかによって人との距離を判別する
照明装置で構成されたシステムで、比較的簡単な構造で
複雑な照明制御を行うことができるものである。用いる
画像センサによっては、静止人体検知または微動検知が
可能となる。ここでいう微動検知とは、完全に静止した
人体を検知できるレベルではないが、焦電センサによる
検知に比べて十分な感度を有している検知レベルであ
る。また、静止人体検知と組み合わせることで高精度化
が図れ、例えば、人と人以外の物体を区別することがで
きる。請求項4記載の照明制御システムでは、人が、人
体から発するエネルギーを捉える人体検知センサを備え
た照明装置から離れる程、人体検知センサの検知信号の
強度が小さくなることを利用して、人との距離を判別す
る照明装置で構成されたシステムで、比較的簡単な構造
で照明制御を行うことができる。
【0014】請求項5記載の照明制御システムは、請求
項1乃至請求項4記載の照明制御システムで、検知部
を、赤外線センサまたは赤外線センサの一検知部で構成
したことを特徴とするもので、人体から発せられる赤外
線を検知する方式であるため、静止人体検知が可能とな
る。
【0015】
【実施例】まず、図5の構成図に基づいて本発明の照明
制御システムの全体構成の一実施例について説明する。
図に示す照明制御システムは、3つの照明装置で構成さ
れたシステムである。図で、1a〜1cは、天井等に隣
接して取り付けられた照明装置、2a〜2cは照明装置
1a〜1cに備えられた、人体を検知するセンサ、3a
〜3cはセンサ2a〜2cのセンサ検知エリアである。
センサ2a〜2cは、それぞれ、人体を検知する複数の
検知部で構成されているが、図5においては図示を省略
することとする。図5に示す照明制御システムは、人と
の距離に応じて独立して照明制御を行う3つの照明装置
で構成されるシステムで、制御空間全体の照明制御(点
灯制御及び2段階の調光制御)を行うものである。
【0016】以下、各照明装置の動作状態について説明
する。図5は、人4が照明装置1cのほぼ直下に存在
し、人4が検知エリア3b,3c内に存在している状態
を示しており、人4に最も近い照明装置1cが明るく点
灯し、次に人4に近い照明装置1bが、照明装置1cよ
りは暗く点灯し、内蔵するセンサ2aが人4を検知して
いない照明装置1aが消灯していることを示している。
つまり、照明装置1a〜1cは、人4を検知していない
場合は消灯状態となり、人4を近くに検知した場合は明
るく点灯し、人4を遠くに検知した場合は暗く点灯する
ように構成されている。
【0017】このように構成することによって、人が存
在しているエリアの照明装置のみならず、その照明装置
に隣接する照明装置も、人からの距離に応じた照度で点
灯させることができるため、快適性を損ねることなく、
最適な照明制御が行え、省エネルギーを図ることができ
る。また、個々の照明装置1a〜1cが照明制御を行う
ように構成されており、照明装置1a〜1c間に信号線
または制御線を設ける必要がないので省施工が図れる。
【0018】図1の構成図に基づいて本発明の照明制御
システムの一実施例について説明する。但し、個々の照
明装置に設けられるセンサ及びレンズのみを図示するこ
ととする。図1(a)で、5は複数の検知部5a〜5d
を備えた赤外線センサ、6a,6dは、それぞれ検知部
5a,5dに、人体から発せられる赤外線エネルギーを
集光するレンズである。また、A,Bは、それぞれ、検
知部5a,5dの検知エリアであり、検知エリアA,B
は、その大きさが異なるように構成されていると共に、
ほぼ同軸状に重なるように構成されている。図1に示す
実施例の場合、検知部5a,5dの検知エリアA,B
は、赤外線センサ5(あるいは照明装置)のほぼ直下の
位置を中心とする同軸状に設定されており、検知エリア
Aは、検知エリアBのほぼ中心に設定されている。人が
検知エリアAに存在する場合、検知部5a,5dの両方
で人を検知することになるが、赤外線センサ5と人との
距離が大きくなり、人が検知エリアAを含まない検知エ
リアBのエリアに存在した場合は、検知部5dでしか人
を検知しないことになる。つまり、人が赤外線センサ5
(あるいは照明装置)の近く(検知エリアA)に存在す
る場合は、2つの検知部5a,5dが人を検知し、人が
赤外線センサ5(あるいは照明装置)から離れた位置
(検知エリアAを含まない検知エリアB)に存在する場
合は、1つの検知部5dが人を検知することになる。こ
のように、人を検知した検知部の数によって、赤外線セ
ンサ5が備えられた照明装置と人との距離を判別するこ
とができるので、人との距離に応じて照明装置を最適に
制御することができる。
【0019】また、図1(a)では、検知部5a〜5d
は、1つの赤外線センサ5に形成された検知部であった
が、図1(b)に示すように、検知部5a,5dを備え
た赤外線センサ5の代わりに、1つの検知部7を備えた
センサを2つ組み合わせて構成してもよい。図1(b)
では、図1(a)に示した構成と同等構成については同
符号を付している。
【0020】次に、図2の構成図に基づいて本発明の照
明制御システムの異なる実施例について説明する。但
し、図1と同様に、個々の照明装置に設けられる、セン
サ及びレンズのみを図示することとし、図1に示した構
成と同等構成については同符号を付すこととする。
【0021】図2(a)で、5は複数の検知部5a〜5
dを備えた赤外線センサ、6a,6dは、それぞれ検知
部5a,5dに、人体から発せられる赤外線エネルギー
を集光するレンズである。また、A,Bは、それぞれ、
検知部5a,5dの検知エリアである。図2に示す照明
制御システムの場合は、個々の照明装置の検知エリア全
体を、9分割して、検知エリアA,B等の小エリアを設
定し、それぞれの小エリアに応じて、それらの小エリア
内の人体を検知する検知部を設けたものである。但し、
図2では検知部5a,5dのみを図示することとする。
【0022】図2に示す実施例では、検知エリアの中心
の小エリアAの範囲を検知部5aで検知し、小エリアA
に隣接する小エリアBの範囲を検知部5dで検知するよ
うに構成されている。このように、図2に示した実施例
では、2つの検知部の個々の検知エリアが異なるように
設定されているので、どちらの検知部が人を検知したか
を捉えることによって、照明装置と人との距離を判別す
ることができるので、人との距離に応じて照明装置を最
適に制御することができる。
【0023】また、図2(b)に示すように、赤外線セ
ンサ5の代わりに、1つの検知部7を備えたセンサを2
つ組み合わせて構成してもよい。
【0024】次に、図3の構成図に基づいて本発明の照
明制御システムのさらに異なる実施例について説明す
る。但し、図1と同様に、個々の照明装置に設けられ
る、センサ及びレンズのみを図示することとする。図
で、8はマトリックス状に配置された多数の画素8aで
構成される熱画像センサ(画像センサ)、9は、熱画像
センサ8の個々の画素8aに、人体から発せられる赤外
線エネルギーを集光するレンズである。10は検知エリ
アで、熱画像センサ8の画素数に応じた小エリア10a
に分割されている。このように構成することによって、
人の存在及びその位置を検出して、人との距離を判別す
ることができるので、その距離に応じて照明を最適に制
御することができる。
【0025】次に、図4の構成図に基づいて本発明の照
明制御システムのさらに異なる実施例について説明す
る。但し、図1と同様に、個々の照明装置に設けられ
る、センサ及びレンズのみを図示することとする。図
で、11は人体を検知する検知部、12は検知部11
に、人体から発せられる赤外線等のエネルギーを集光す
るレンズ、13は検知部11の検知エリアである。検知
エリア13は、検知エリアAと検知エリアBとで構成さ
れており、検知エリアAは、検知部11のほぼ直下に位
置するように設定されている。
【0026】人と、照明装置に設けられた検知部11と
の距離が大きくなることによって、検知部11に入射す
る赤外線等の強度が小さくなると共に、検知部11の、
赤外線等が入射する面積も小さくなるので、検知部11
が受けるエネルギーが減少する。図4に示す実施例の場
合、検知エリアAに存在する人の方が、検知エリアBに
存在する人より検知部11(照明装置)に近くなるの
で、検知エリアAに存在する人から受ける赤外線等のエ
ネルギーの方が、検知エリアBに存在する人から受ける
赤外線等のエネルギーより大きくなる。このエネルギー
の強弱を検出することによって検知部11(照明装置)
と人との距離を判別することができ、人との距離に応じ
て照明を最適に制御することができる。
【0027】なお、センサは、赤外線センサ、熱画像セ
ンサに限定されるものではなく、可視光センサ等のセン
サを用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項4記
載の照明制御システムによれば、人の位置または移動に
応じた、制御空間全体の最適照明制御が行え、省エネル
ギー、省施工の照明制御システムを実現することができ
る。
【0029】また、請求項5記載の照明制御システムに
よれば、人体から発せられる赤外線を捉えて人体を検知
する方式であるため、静止人体検知が可能な照明制御シ
ステムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明制御システムの一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明の照明制御システムの異なる実施例を示
す構成図である。
【図3】本発明の照明制御システムのさらに異なる実施
例を示す構成図である。
【図4】本発明の照明制御システムのさらに異なる実施
例を示す構成図である。
【図5】本発明の照明制御システムの全体構成の一実施
例を示す構成図である。
【符号の説明】
1a〜1c 照明装置 3a〜3c,A,B,10,13 検知エリア 5 赤外線センサ 5a〜5d,7,11 検知部 8 熱画像センサ(画
像センサ) 8a 画素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相澤 浩一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−165998(JP,A) 特開 昭64−33887(JP,A) 特開 平4−163883(JP,A) 特公 昭56−10753(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 23/04 H05B 37/02 H01H 35/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の検知エリア内の人の存在を検知す
    る複数の検知部を備え、所定の前記検知部の前記検知エ
    リアの大きさが異なり、それらの前記検知エリアが略同
    軸状に重なるように設定され、人を検知した前記検知部
    の数によって人との距離を判別して2段階以上の調光を
    行う照明装置を備えたことを特徴とする照明制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 所定の検知エリア内の人の存在を検知す
    る複数の検知部を備え、それぞれの前記検知部の前記検
    知エリアが異なるように設定され、いずれの前記検知部
    が人を検知したかによって人との距離を判別して2段階
    以上の調光を行う照明装置を備えたことを特徴とする照
    明制御システム。
  3. 【請求項3】 所定の検知エリア内の人の存在を検知す
    る検知部が、複数の画素で構成された画像センサで構成
    され、いずれの前記画素が人を検知したかによって人と
    の距離を判別して2段階以上の調光を行う照明装置を備
    えたことを特徴とする照明制御システム。
  4. 【請求項4】 所定の検知エリア内の人体から発するエ
    ネルギーを検知する検知部を備え、そのエネルギーの強
    度に応じて人との距離を判別して2段階以上の調光を行
    う照明装置を備えたことを特徴とする照明制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記検知部が、赤外線センサまたは赤外
    線センサの一検知部で構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4記載の照明制御システム。
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