JPH05283174A - 寝室用照明装置 - Google Patents

寝室用照明装置

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Publication number
JPH05283174A
JPH05283174A JP4080616A JP8061692A JPH05283174A JP H05283174 A JPH05283174 A JP H05283174A JP 4080616 A JP4080616 A JP 4080616A JP 8061692 A JP8061692 A JP 8061692A JP H05283174 A JPH05283174 A JP H05283174A
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JP
Japan
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human body
detection signal
bed
illuminance
outputs
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Pending
Application number
JP4080616A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Arita
浩二 有田
Mariko Kawaguri
真理子 河栗
Katsuya Morinaka
克也 森仲
Susumu Kobayashi
晋 小林
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4080616A priority Critical patent/JPH05283174A/ja
Publication of JPH05283174A publication Critical patent/JPH05283174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寝室に設置され、その寝室に滞在し、特に就
寝する人にとって好ましい条件に制御される寝室用照明
装置を提供する。 【構成】 照明装置を切換制御する制御装置4と、照明
対象領域全体を一様に照明する全体照明手段1と、照明
対象領域の照度を検出する照度センサ2と、照明対象領
域に人体が存在することを検出し人体検知信号を出力す
る人体検出手段3から構成される。 【効果】 寝室内に人体あるいは就寝者の有無を検知す
ることにより、睡眠する人間にとって快適な照明環境を
提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体の存在を検知する
ことにより照明の制御を行なう寝室用照明装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ホームオートメーションの一貫と
して、屋内照明を自動制御することが盛んになってき
た。例えば、従来、人体の存在を検知することにより照
明の制御を行なうことに関しては、特開平1−1877
97号公報に記載されているように、階段の上下2ヶ所
において階段の天井に設けられる照明器具のON/OF
Fを、同階段の上下2ヶ所における人体検知を行なう人
体センサ出力に基づいて行なうものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成ではあくまで階段などの人間が通過する空間に
おける照明制御の例であり、人間にとって極めて重要な
「睡眠」という行為を行なう寝室における照明を、滞在
者(就寝者)にとって好ましいように制御する照明装置
ではない。
【0004】本発明は、このような課題を解決するもの
で、寝室に設置され、その寝室に滞在、特に就寝する者
にとって快適な照明環境を実現する寝室用照明装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、駆動状態を切換制御する制御装置と、照明
対象領域全体を一様に照明する全体照明手段と、前記照
明対象領域の照度を検出する照度センサと、前記照明対
象領域に人体が存在することを検出し人体検知信号を出
力する人体検出手段を有し、 (A)前記照度センサが低照度検知信号を出力せず、か
つ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合
は、前記全体照明手段を消灯する (B)前記照度センサが低照度検知信号を出力し、か
つ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合
は、前記全体照明手段を低輝度点灯する (C)前記人体検出手段が人体検知信号を出力した場
合、前記全体照明手段を点灯することを特徴とするもの
である。
【0006】また、本発明は、利用者用のベッドを備え
た寝室において、駆動状態を切換制御する制御装置と、
照明対象領域全体を一様に照明する全体照明手段と、前
記照明対象領域の照度を検出する照度センサと、前記照
明対象領域に人体が存在することを検出し人体検知信号
を出力する人体検出手段と、前記ベッドに人体が存在す
ることを検出しベッド検知信号を出力するベッド検出手
段を有し、 (D)前記照度センサが低照度検知信号を出力せず、か
つ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合
は、前記全体照明手段を消灯する (E)(i)前記照度センサが低照度検知信号を出力
し、かつ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力しな
い場合、あるいは、(ii)前記照度センサが低照度検知
信号を出力し、かつ、前記人体検出手段が人体検知信号
を出力し、かつ、前記ベッド検出手段がベッド検知信号
を出力した場合、前記全体照明手段を低輝度点灯する (F)前記照度センサが低照度検知信号を出力し、か
つ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力し、かつ、
前記ベッド検出手段がベッド検知信号を出力しない場
合、前記全体照明手段を点灯することを特徴とするもの
である。
【0007】また、本発明は、利用者用のベッドを備え
た寝室において、駆動状態を切換制御する制御装置と、
照明対象領域全体を一様に照明する全体照明手段と、前
記照明対象領域の照度を検出する照度センサと、前記照
明対象領域に人体が存在することを検出し人体検知信号
を出力する人体検出手段と、前記ベッドに人体が存在す
ることを検出しベッド検知信号を出力するベッド検出手
段と、前記寝室出入口と前記ベッド間を照明する通路照
明手段を有し、 (G)前記照度センサが低照度検知信号を出力せず、か
つ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合
は、前記全体照明手段および前記通路照明手段を消灯す
る (H)前記照度センサが低照度検知信号を出力し、か
つ、前記ベッド検出手段がベッド検知信号を出力した場
合、前記通路照明手段を点灯する (I)前記照度センサが低照度検知信号を出力し、か
つ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力せず、か
つ、前記ベッド検出手段がベッド検知信号を出力しない
場合、前記全体照明手段を低輝度点灯する (J)前記照度センサが低照度検知信号を出力し、か
つ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力し、かつ、
前記ベッド検出手段がベッド検知信号を出力しない場
合、前記全体照明手段を点灯することを特徴とするもの
である。
【0008】また、本発明は、ベッド検出手段として、
ベッドに圧電センサ、圧力センサ、温度センサのうちの
少なくともひとつを設置することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】本発明は上述の構成によって、寝室における人
体あるいは就寝者の有無を制御要素として用いることに
より、人間にとって極めて重要な「睡眠」という行為を
行なう寝室において、好ましい照明環境を提供すること
が可能となるものである。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の一実施例の寝室用照明装置
を図面を参照しながら説明する。
【0011】(実施例1)図1に本実施例の寝室用照明
装置の概略構成を示す。図に示すように、照明対象領域
全体を一様に照明する全体照明手段1、照明対象領域の
照度を検出する照度センサ2、照明対象領域に人体が存
在することを検出し人体検知信号を出力する人体検出手
段3、および全体照明手段1を制御する制御装置4から
構成されている。本実施例では人体検出手段3として焦
電型赤外線センサとフレネルレンズを組み合わせたもの
を用いているが、これに限ることなく、例えばサーモパ
イルなどのいわゆる赤外線センサや固体撮像素子などを
利用してもよい。
【0012】つぎに本実施例の制御方法について説明す
る。本実施例の全体照明手段1は制御装置4によって、 (A)照度センサ2が低照度検知信号を出力せず、か
つ、人体検出手段3が人体検知信号を出力しない場合
は、全体照明手段を消灯する。
【0013】(B)照度センサ2が低照度検知信号を出
力し、かつ、人体検出手段3が人体検知信号を出力しな
い場合は、全体照明手段1を低輝度点灯する。
【0014】(C)人体検出手段3が人体検知信号を出
力した場合、全体照明手段1を点灯するよう制御され
る。これらの制御によって、 (1)人体検出手段3が人体検知信号を出力しない場合
は、照度センサ2により照明対象領域の照度を検出し、
外光などの影響により照明対象領域が明るい場合は全体
照明手段1を消灯することにより、照明器具の無用の点
灯を防止して省エネルギーを図る。また照明対象領域が
暗い場合は、全体照明手段1を低輝度点灯することによ
り、照明対象領域内に人体が進入する際の安全性を確保
する。 (2)人体検知信号を出力した場合、全体照明手段1を
点灯することにより、そこに存在する人体にとって十分
でかつ快適な光環境を与え、かつ、例えば就寝者が夜間
に排泄行為のために便所へ移動するなど、就寝者の夜間
活動が容易となるような寝室用照明装置を提供すること
ができる。
【0015】(実施例2)図2に実施例2の寝室用照明
装置の概略構成を示す。図2においては、図1の実施例
と同一の部材には同一番号を付して説明を省略する。本
実施例においては、実施例1の構成に加えて寝室内に設
置されたベッド5に人体が存在することを検出し、ベッ
ド検知信号を出力するベッド検出手段6が設けられてい
る。
【0016】なお、本実施例においては人体検出手段3
として焦電型赤外線センサとフレネルレンズを組み合わ
せたものを用いているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えばサーモパイルなどのいわゆる赤外線
センサや固体撮像素子などを用いても同様の効果が得ら
れる。また、本実施例においてベッド検出手段6は、ベ
ッド5に設置した圧電センサにより人体の体動を検出し
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ベ
ッド5に圧力センサや温度センサを設けて人体の体動あ
るいは体温を検出してもよい。また、ベッド検出手段6
として人体検出手段3と同様に赤外線センサを用いるこ
とも可能であるが、ベッド5に上記のセンサを設置する
方法を用いる方が、人体との接触により発生する信号を
用いるという意味でより確実であり、好ましい。
【0017】赤外線センサを用いる場合は、光路を遮ら
れた場合検出が原則的に不可能で、かつ、就寝者の検出
に関しては布団などが光路を遮断する可能性が高い。
【0018】つぎに本実施例の制御方法について説明す
る。本実施例においては、全体照明手段1は制御装置4
によって、 (D)照度センサ2が低照度検知信号を出力せず、か
つ、人体検出手段3が人体検知信号を出力しない場合
は、全体照明手段1を消灯する。
【0019】(E)(i)照度センサ2が低照度検知信
号を出力し、かつ、人体検出手段3が人体検知信号を出
力しない場合、あるいは、(ii)照度センサ2が低照度
検知信号を出力し、かつ、人体検出手段3が人体検知信
号を出力し、かつ、ベッド検出手段6がベッド検知信号
を出力した場合、全体照明手段1を低輝度点灯する。
【0020】(F)照度センサ2が低照度検知信号を出
力し、かつ、人体検出手段3が人体検知信号を出力し、
かつ、ベッド検出手段6がベッド検知信号を出力しない
場合、全体照明手段1を点灯するよう制御される。これ
らの制御によって、 (3)人体検出手段3が人体検知信号を出力しない場合
は、照度センサ2により照明対象領域の照度を検出し、
外光などの影響により照明対象領域が明るい場合は全体
照明手段1を消灯することにより、照明器具の無用の点
灯を防止して省エネルギーを図り、また照明対象領域が
暗い場合は、全体照明手段1を低輝度点灯することによ
り、照明対象領域内に人体が進入する際の安全性を確保
することができる。 (4)人体検出手段3が人体検知信号を出力した場合、
(i)ベッド検出手段6がベッド検知信号を出力した場
合は、全体照明手段1を低輝度点灯することにより、就
寝者を覚醒させない程度で、しかも、例えば就寝者の夜
間の排泄行為のために便所への移動など、就寝者の夜間
活動が容易となる程度の照明環境を提供し、(ii)ベッ
ド検出手段6がベッド検知信号を出力しない場合は、全
体照明手段1を点灯することにより存在する人体にとっ
て十分でかつ快適な光環境を与える寝室用照明装置を提
供することができる。
【0021】(実施例3)図3に実施例3の寝室用照明
装置の概略構成を示す。図3では図1または図2の実施
例と同一の部材には同一番号を付して説明を省略する。
本実施例においては、実施例1,2に加えて、寝室出入
口・ベッド5間を照明する通路照明手段7が設けられて
いる。
【0022】なお、本実施例においては人体検出手段3
として焦電型赤外線センサとフレネルレンズを組み合わ
せたものを用いているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えばサーモパイルなどのいわゆる赤外線
センサや固体撮像素子などを利用してもよい。また、本
実施例のベッド検出手段6は、ベッド5に設置した圧電
センサにより人体の体動を検出するように構成している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ベッド5
に圧力センサや温度センサを設けて人体の体動あるいは
体温を検出してもよい。また、ベッド検出手段6として
人体検出手段3と同様に赤外線センサを用いることも可
能であるが、ベッド5に上記のセンサを設置する方が、
人体との接触により発生する信号を用いるので、より確
実であり、好ましい。
【0023】赤外線センサを用いる場合は、光路を遮ら
れた場合検出が原則的に不可能で、かつ、就寝者の検出
に関しては布団などが光路を遮断する可能性が高い。
【0024】つぎに本実施例の制御方法について説明す
る。本実施例においては、全体照明手段1および通路照
明手段7は制御装置5によって、 (G)照度センサ2が低照度検知信号を出力せず、か
つ、人体検出手段3が人体検知信号を出力しない場合
は、全体照明手段1および通路照明手段7を消灯する。
【0025】(H)照度センサ2が低照度検知信号を出
力し、かつ、ベッド検出手段6がベッド検知信号を出力
した場合、通路照明手段7を点灯する。
【0026】(I)照度センサ2が低照度検知信号を出
力し、かつ、人体検出手段3が人体検知信号を出力せ
ず、かつ、ベッド検出手段6がベッド検知信号を出力し
ない場合、全体照明手段1を低輝度点灯する。
【0027】(J)照度センサ2が低照度検知信号を出
力し、かつ、人体検出手段3が人体検知信号を出力し、
かつ、ベッド検出手段6がベッド検知信号を出力しない
場合、全体照明手段1を点灯するよう制御される。
【0028】これらの制御によって、 (5)人体検出手段3が人体検知信号を出力しない場合
は、照度センサ2により照明対象領域の照度を検出し、
外光などの影響により照明対象領域が明るい場合は全体
照明手段1および通路照明手段7を消灯することによ
り、照明器具の無用の点灯を防止して省エネルギーを図
る。 (6)照明対象領域が暗い場合、ベッド検出手段6がベ
ッド検知信号を出力した場合は通路照明手段7を点灯す
ることにより、例えば就寝者の夜間の排泄行為のために
便所への移動など、就寝者の夜間活動のための通路のみ
が照明され、ある種の道案内となることにより、より容
易な、かつ、より安全な便所移動を実現する。 (7)照明対象領域が暗い場合、人体検出手段3が人体
検知信号を出力せず、かつ、ベッド検出手段6がベッド
検知信号を出力しない場合は、全体照明手段1を低輝度
点灯することにより、照明対象領域内に人体が進入する
際の安全性を確保することができる。 (8)照明対象領域が暗い場合、人体検出手段3が人体
検知信号を出力し、かつ、ベッド検出手段6がベッド検
知信号を出力しない場合は、全体照明手段1を点灯する
ことにより、存在する人体にとって十分でかつ快適な光
環境を与える寝室用照明装置を提供することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明によれば、照明装置を切換制御する制御装置と、
照明対象領域全体を一様に照明する全体照明手段と、照
明対象領域の照度を検出する照度センサと、照明対象領
域に人体が存在することを検出し人体検知信号を出力す
る人体検出手段とを備え、 (A)照度センサが低照度検知信号を出力せず、かつ、
人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合は、全体
照明手段を消灯する。
【0030】(B)照度センサが低照度検知信号を出力
し、かつ、人体検出手段が人体検知信号を出力しない場
合は、全体照明手段を低輝度点灯する。
【0031】(C)人体検出手段が人体検知信号を出力
した場合、全体照明手段を点灯するように構成される。
この構成により、 (1)人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合
は、照度センサにより照明対象領域の照度を検出し、外
光などの影響により照明対象領域が明るい場合は全体照
明手段を消灯することにより、照明器具の無用の点灯を
防止して省エネルギーを図る。また照明対象領域が暗い
場合は、全体照明手段を低輝度点灯することにより、照
明対象領域内に人体が進入する際の安全性を確保するこ
とができる。 (2)人体検知信号を出力した場合、全体照明手段を点
灯することにより、そこに存在する人体にとって十分で
かつ快適な光環境を与え、かつ、就寝者の夜間の排泄行
為のための便所への移動など、就寝者の夜間活動が容易
となる。
【0032】また、本発明は利用者用のベッドを備えた
寝室において、駆動状態を切換制御する制御装置と、照
明対象領域全体を一様に照明する全体照明手段と、照明
対象領域の照度を検出する照度センサと、照明対象領域
に人体が存在することを検出し人体検知信号を出力する
人体検出手段と、ベッドに人体が存在することを検出し
ベッド検知信号を出力するベッド検出手段とを備え、 (D)照度センサが低照度検知信号を出力せず、かつ、
人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合は、全体
照明手段を消灯する。
【0033】(E)(i)照度センサが低照度検知信号
を出力し、かつ、人体検出手段が人体検知信号を出力し
ない場合、あるいは、(ii)照度センサが低照度検知信
号を出力し、かつ、人体検出手段が人体検知信号を出力
し、かつ、ベッド検出手段がベッド検知信号を出力した
場合、全体照明手段を低輝度点灯する。
【0034】(F)照度センサが低照度検知信号を出力
し、かつ、人体検出手段が人体検知信号を出力し、か
つ、ベッド検出手段がベッド検知信号を出力しない場
合、全体照明手段を点灯するように構成される。この構
成により、 (3)人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合
は、照度センサにより照明対象領域の照度を検出し、外
光などの影響により照明対象領域が明るい場合は全体照
明手段を消灯することにより、照明器具の無用の点灯を
防止して省エネルギーを図ることができる。また照明対
象領域が暗い場合は、全体照明手段を低輝度点灯するこ
とにより、照明対象領域内に人体が進入する際の安全性
を確保することができる。 (4)人体検出手段が人体検知信号を出力した場合、
(i)ベッド検出手段がベッド検知信号を出力した場合
は、全体照明手段を低輝度点灯することにより、就寝者
を覚醒させない程度で、しかも、例えば就寝者の夜間の
排泄行為のための便所への移動など、就寝者の夜間活動
が容易となる程度の照明環境を提供し、(ii)ベッド検
出手段がベッド検知信号を出力しない場合は、全体照明
手段を点灯することにより存在する人体にとって十分で
かつ快適な光環境を与えることができる。
【0035】また、本発明は利用者用のベッドを備えた
寝室において、駆動状態を切換制御する制御装置と、照
明対象領域全体を一様に照明する全体照明手段と、照明
対象領域の照度を検出する照度センサと、照明対象領域
に人体が存在することを検出し人体検知信号を出力する
人体検出手段と、ベッドに人体が存在することを検出し
ベッド検知信号を出力するベッド検出手段と、前記寝室
出入口とベッド間を照明する通路照明手段を備え、 (G)照度センサが低照度検知信号を出力せず、かつ、
人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合は、全体
照明手段および通路照明手段を消灯する。
【0036】(H)照度センサが低照度検知信号を出力
し、かつ、ベッド検出手段がベッド検知信号を出力した
場合、通路照明手段を点灯する。
【0037】(I)照度センサが低照度検知信号を出力
し、かつ、人体検出手段が人体検知信号を出力せず、か
つ、ベッド検出手段がベッド検知信号を出力しない場
合、全体照明手段を低輝度点灯する。
【0038】(J)照度センサが低照度検知信号を出力
し、かつ、人体検出手段が人体検知信号を出力し、か
つ、ベッド検出手段がベッド検知信号を出力しない場
合、全体照明手段を点灯するように構成される。この構
成により、 (5)人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合
は、照度センサにより照明対象領域の照度を検出し、外
光などの影響により照明対象領域が明るい場合は全体照
明手段および通路照明手段を消灯することにより、照明
器具の無用の点灯を防止して省エネルギーを図る。 (6)照明対象領域が暗い場合、ベッド検出手段がベッ
ド検知信号を出力した場合は通路照明手段を点灯するこ
とにより、例えば就寝者の夜間の排泄行為のための便所
への移動等の、就寝者の夜間活動のための通路のみが照
明され、道案内となることにより、より容易な、かつ、
より安全な便所への移動を実現する。 (7)照明対象領域が暗い場合、人体検出手段が人体検
知信号を出力せず、かつ、ベッド検出手段がベッド検知
信号を出力しない場合は、全体照明手段を低輝度点灯す
ることにより、照明対象領域内に人体が進入する際の安
全性を確保することができる。 (8)照明対象領域が暗い場合、人体検出手段が人体検
知信号を出力し、かつ、ベッド検出手段がベッド検知信
号を出力しない場合は、全体照明手段を点灯することに
より存在する人体にとって十分でかつ快適な光環境を与
えることができる。
【0039】また、本発明はベッド検出手段として、ベ
ッドに圧電センサ、圧力センサ、温度センサのうちの少
なくともひとつのセンサを設置することにより、 (9)ベッド検出手段として、人体との直接接触により
発生する信号を用いるので、確実にベッドに人がいるこ
とを検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の寝室照明装置の概略構成を
示す図
【図2】同実施例2の寝室照明装置の概略構成を示す図
【図3】同実施例3の寝室照明装置の概略構成を示す図
【符号の説明】
1 全体照明手段 2 照度センサ 3 人体検出手段 4 制御装置 5 ベッド 6 ベッド検出手段 7 通路照明手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 晋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉池 信幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明装置を切換制御する制御装置と、照明
    対象領域全体を一様に照明する全体照明手段と、前記照
    明対象領域の照度を検出する照度センサと、前記照明対
    象領域に人体が存在することを検出し人体検知信号を出
    力する人体検出手段を備え、前記照度センサが低照度検
    知信号を出力せず、かつ、前記人体検出手段が人体検知
    信号を出力しない場合は、前記全体照明手段を消灯し、
    前記照度センサが低照度検知信号を出力し、かつ、前記
    人体検出手段が人体検知信号を出力しない場合は、前記
    全体照明手段を低輝度点灯し、前記人体検出手段が人体
    検知信号を出力した場合、前記全体照明手段を点灯する
    寝室用照明装置。
  2. 【請求項2】就寝用のベッドを備えた寝室において、照
    明装置を切換制御する制御装置と、照明対象領域全体を
    一様に照明する全体照明手段と、前記照明対象領域の照
    度を検出する照度センサと、前記照明対象領域に人体が
    存在することを検出し人体検知信号を出力する人体検出
    手段と、前記ベッド上に人体が存在することを検出しベ
    ッド検知信号を出力するベッド検出手段を備え、前記照
    度センサが低照度検知信号を出力せず、かつ、前記人体
    検出手段が人体検知信号を出力しない場合は、前記全体
    照明手段を消灯し、前記照度センサが低照度検知信号を
    出力し、かつ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力
    しない場合、あるいは、前記照度センサが低照度検知信
    号を出力し、かつ、前記人体検出手段が人体検知信号を
    出力し、かつ、前記ベッド検出手段がベッド検知信号を
    出力した場合、前記全体照明手段を低輝度点灯し、前記
    照度センサが低照度検知信号を出力し、かつ、前記人体
    検出手段が人体検知信号を出力し、かつ、前記ベッド検
    出手段がベッド検知信号を出力しない場合、前記全体照
    明手段を点灯する寝室用照明装置。
  3. 【請求項3】就寝用のベッドを備えた寝室において、駆
    動状態を切換制御する制御装置と、照明対象領域全体を
    一様に照明する全体照明手段と、前記照明対象領域の照
    度を検出する照度センサと、前記照明対象領域に人体が
    存在することを検出し人体検知信号を出力する人体検出
    手段と、前記ベッドに人体が存在することを検出しベッ
    ド検知信号を出力するベッド検出手段と、前記寝室出入
    口と前記ベッド間を照明する通路照明手段を備え、前記
    照度センサが低照度検知信号を出力せず、かつ、前記人
    体検出手段が人体検知信号を出力しない場合は、前記全
    体照明手段および前記通路照明手段を消灯し、前記照度
    センサが低照度検知信号を出力し、かつ、前記ベッド検
    出手段がベッド検知信号を出力した場合、前記通路照明
    手段を点灯し、前記照度センサが低照度検知信号を出力
    し、かつ、前記人体検出手段が人体検知信号を出力せ
    ず、かつ、前記ベッド検出手段がベッド検知信号を出力
    しない場合、前記全体照明手段を低輝度点灯し、前記照
    度センサが低照度検知信号を出力し、かつ、前記人体検
    出手段が人体検知信号を出力し、かつ、前記ベッド検出
    手段がベッド検知信号を出力しない場合、前記全体照明
    手段を点灯する寝室用照明装置。
  4. 【請求項4】人体検出手段として、人体から放出される
    赤外線を検出する赤外線センサを用いる請求項1,2ま
    たは3のいずれかに記載の寝室用照明装置。
  5. 【請求項5】ベッド検出手段として、ベッドに圧電セン
    サ、圧力センサ、温度センサのうちの少なくともひとつ
    を設置する請求項2,3,4または5のいずれかに記載
    の寝室用照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004302858A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Kureo:Kk 電源制御プログラム、電源制御方法および電源制御装置
KR100819058B1 (ko) * 2007-01-24 2008-04-03 한국에너지기술연구원 취침등이 구비된 에너지절약형 침대
JP2014123212A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Mamoru Taniguchi エッジ検出による機器制御方法

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