JPH0896968A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH0896968A
JPH0896968A JP6231859A JP23185994A JPH0896968A JP H0896968 A JPH0896968 A JP H0896968A JP 6231859 A JP6231859 A JP 6231859A JP 23185994 A JP23185994 A JP 23185994A JP H0896968 A JPH0896968 A JP H0896968A
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Japan
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illuminance
person
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dimming
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JP6231859A
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English (en)
Inventor
Michiko Iwai
美稚子 岩井
Nobuo Iwata
信男 岩田
Junichi Kato
潤一 加藤
Rei Horiguchi
玲 堀口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】快適で省エネルギー化の図れる照明装置を提供
する。 【構成】焦電素子1aを備えた人体検知センサ部1の検
知領域を複数の検知領域に分割する。分割された各検知
領域からそれぞれ人体検知信号を得ることができる。人
が検知領域内を通過する場合には人体検知信号は短い時
間間隔で連続して出力される。一方、人が検知領域内で
立ち止まった場合には人体検知信号間の時間間隔が長く
なる。よって、この時間間隔によって人が検知領域内を
通過しているのか立ち止まって滞在しているのかを制御
部3にて判別している。そして、その判別結果に応じ
て、照度センサ部2による照度検出信号が所定のレベル
になるように調光信号出力部5を介して照明器具41
を調光制御している。これにより、人の行動形態に応じ
た快適な照明環境が得られるとともに、省エネルギー化
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人の存否や移動に応じ
て照明負荷を制御し、快適な照明環境を得るようにした
照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、照度センサによって周囲照度
を検出し、周囲照度が所定値以下であって、且つ、人体
検知センサにより照明領域内に人が居ることが検知され
た場合にのみ照明を行うようにした照明装置があった
(実願昭61−169624号(実開昭63−7389
1号)の願書に添付した明細書及び図面の内容を撮影し
たマイクロフィルム参照)。このような照明装置では、
人体検知センサは人の存否のみを検知するものであっ
た。
【0003】一方、複数個の人体検知センサを備え、各
人体検知センサによって人の存否を検知することで照明
領域内の人の通過を判別してそれに応じた照明を行うよ
うにした照明装置も提案されている(特開平1−187
797号公報及び特開平2−216793号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記前者の
従来構成では1つの人体検知センサによって検知される
のは人の存否のみであって、検知領域内における人の通
過や滞在などの移動を検知することはできず、また、後
者の従来例では、1つの人体検知センサの検知領域から
他の人体検知センサの検知領域へと人が移動するまでは
人が移動しているのか否かを検知することができず、し
かも、複数の人体検知センサを用いることによって構成
や制御が複雑になるという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、1つの人体検知センサを用いて人の通過,滞
在などの行動形態を判別してそれに応じた照明制御を行
い、快適で省エネルギー化の図れる照明装置を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、1乃至複数の照明負荷と、検知
領域内における人の存否を検知する人体検知手段と、人
体検知手段の検知領域を複数に分割する領域分割手段
と、照明負荷にて照明されている場所の照度を検出する
照度検出手段と、分割された複数の検知領域に対応した
出力間の関係より分割された全体の検知領域内における
人の存否と移動とを判別するとともに判別結果に応じて
照度検出手段において検出される照度レベルが所定のレ
ベルとなるように照明負荷を調光制御する調光制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、人体検知手段は、人体から発せられる赤外線を検知
する焦電素子と、焦電素子からの出力を増幅する増幅部
と、増幅部で増幅された出力を所定の基準値と比較し、
この基準値を越えたときに人体検知信号を出力する比較
部とを備えたことを特徴とする。請求項3の発明は、請
求項1又は請求項2の発明において、領域分割手段は、
外部からの入射赤外線を焦電素子の受光面に集光するフ
レネルレンズを焦電素子の受光面前方に複数個列設して
成ることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、上記目的を達成するた
めに、1乃至複数の照明負荷と、検知領域内における人
の存否を検知する人体検知手段と、照明負荷にて照明さ
れている場所の照度を検出する照度検出手段と、人体検
知手段から得られる人体検知出力の増減の仕方によって
人体検知手段に対して人が接近しているのか遠ざかって
いるのかを判別するとともに判別結果に応じて照度検出
手段において検出される照度レベルが所定のレベルとな
るように照明負荷を調光制御する調光制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成では、1乃至複数の照明
負荷と、検知領域内における人の存否を検知する人体検
知手段と、人体検知手段の検知領域を複数に分割する領
域分割手段と、照明負荷にて照明されている場所の照度
を検出する照度検出手段と、分割された複数の検知領域
に対応した出力間の関係より分割された全体の検知領域
内における人の存否と移動とを判別するとともに判別結
果に応じて照度検出手段において検出される照度レベル
が所定のレベルとなるように照明負荷を調光制御する調
光制御手段とを備えたので、分割された複数の検知領域
内を人が通過する場合には各検知領域に対応した人体検
知出力が所定の時間間隔で得られ、検知領域内に人が立
ち止まって滞在した場合には、人体検知出力が上記所定
の時間間隔よりも長い時間得られなくなるため、分割さ
れた各検知領域に対応した人体検知出力間の時間間隔に
よって人が検知領域内を通過しているのか検知領域内に
滞在しているのかを判別することができ、また、判別し
た人の行動形態に応じて照明負荷を調光制御して所定の
調光レベルとしているから、快適な照明環境が得られる
とともに必要な場所を必要な時間だけ照明することで省
エネ化を図ることができる。しかも、人体検知手段を複
数設ける必要がないから、構成が簡単で低コストで済む
ものである。
【0010】請求項2の発明の構成では、人体検知手段
が、人体から発せられる赤外線を検知する焦電素子と、
焦電素子からの出力を増幅する増幅部と、増幅部で増幅
された出力を所定の基準値と比較し、この基準値を越え
たときに人体検知信号を出力する比較部とを備えたの
で、焦電素子の出力を増幅した後の出力レベルが所定の
レベル以上の場合にのみ人体検知信号としているため、
外乱による誤検知を防止することができるものである。
【0011】請求項3の発明の構成では、領域分割手段
が、外部からの入射赤外線を焦電素子の受光面に集光す
るフレネルレンズを焦電素子の受光面前方に複数個列設
して成るので、簡単な構成で検知領域を複数に分割する
ことができるものである。請求項4の発明の構成では、
1乃至複数の照明負荷と、検知領域内における人の存否
を検知する人体検知手段と、照明負荷にて照明されてい
る場所の照度を検出する照度検出手段と、人体検知手段
から得られる人体検知出力の増減の仕方によって人体検
知手段に対して人が接近しているのか遠ざかっているの
かを判別するとともに判別結果に応じて照度検出手段に
おいて検出される照度レベルが所定のレベルとなるよう
に照明負荷を調光制御する調光制御手段とを備えたの
で、判別した人の行動形態に応じて照明負荷を調光制御
して所定の調光レベルとし、快適な照明環境が得られる
とともに必要な場所を必要な時間だけ照明することで省
エネ化を図ることができるものである。しかも、人体検
知手段を複数設ける必要がないから、構成が簡単で低コ
ストで済むものである。
【0012】
【実施例】
(実施例1)図1に本実施例における照明装置Aの概略
ブロック図を示す。この照明装置Aは、焦電素子1aを
具備して検知領域内の人体を検知する人体検知センサ部
1と、それぞれ所定の範囲を照明する照明負荷としての
照明器具41 …と、CdSのような光電変換素子を具備
して検出エリア内の照度レベルを検出する照度センサ部
2と、人体検知センサ部1からの人体検知信号と照度セ
ンサ部2からの照度検出信号とに基づいて複数の照明器
具41 …を調光制御するための制御データを調光信号出
力部5に与える制御部3と、制御部3から与えられた制
御データに基づいて複数の照明器具41 …に調光制御用
のデューティ信号を出力する調光信号出力部5と、制御
部3により照明器具41 …を調光制御する時間や所定範
囲を照明するのに必要な照度などの各種のパラメータ値
が手動にて設定できるとともに設定されたパラメータ値
を制御部3に設定データとして伝送する設定部6と、設
定部6において設定された上記時間をカウントするタイ
マ部7とを備えている。すなわち、本実施例において
は、制御部3と調光信号出力部5とで調光制御手段を構
成してある。
【0013】図2に示すように、人体検知センサ部1
は、人体から発せられた遠赤外線を焦電素子1aの受光
面に集光するための複数個のフレネルレンズ11が列設
されたカバー10を備えており、これらのフレネルレン
ズ11によって人体検知センサ部1の検知領域が後述す
るように複数に分割されている。また、図3は人体検知
センサ部1の回路ブロック図を示すものであり、焦電素
子1aから出力される微小な電圧信号を増幅する増幅部
1bと、増幅部1bにて増幅された出力電圧を所定の基
準電圧と比較する比較器1cとを備え、比較器1cの出
力を人体検知信号として制御部3に与えるようになって
いる。すなわち、図4に示すように、微分型の検出素子
である焦電素子1aからは、人体が検知領域内に存在す
るか否かによってその温度差に応じた電圧信号が出力さ
れ(図4(b)参照)、その電圧信号を増幅部1bにて
増幅し(同図(c)参照)、比較器1cにおいて、検知
領域内に人体が存在することを確実に検知できるレベル
である基準値と比較され、増幅部1bで増幅された電圧
信号がその基準値を越えたときに比較器1cより矩形波
の人体検知信号が出力されるのである(同図(d)参
照)。
【0014】本実施例の照明装置Aは、人体検知センサ
部1以外の構成部が函状の器体8に納装された本体9
と、人体検知センサ部1とが信号線Sにより接続されて
成るものであり、図5に示すように、人体検知センサ部
1と本体9とは天井に埋込配設されている。ここで、人
体検知センサ部1の検知領域は、フレネルレンズ11に
よって複数の検知領域に分割されている。すなわち、本
実施例においては、人体検知センサ部1の直下にある床
面を基準面として、この基準面上にて一辺が5mの矩形
の領域が人体検知センサ部1の全体の検知領域となり、
この全体検知領域が人体検知不能な領域を間に挟んで合
計9×9=81の検知領域に分割されている。
【0015】ここで、人の標準的な歩行速度を約1〜2
m/sとすると、図5に示す全体検知領域を人が矢印M
の向きに通過するのに要する時間は約2.5〜5.0秒
となり、また、人が矢印Nの向きに通過するのに要する
時間は約3.5〜7.0秒となり、人が検知領域内を通
過している間は人体検知センサ部1より矩形波の人体検
知信号が連続して出力されるのである。
【0016】ところが、上記のように検知領域内を人が
通過する場合の連続した人体検知信号には、図6に示す
ように、人が検知領域内を通過する速度(人の歩行速
度)に応じた休止期間tが存在する。つまり、複数に分
割された各検知領域の間には人体検知が不能な領域が存
在するため、人がこの検知不能領域を通過している間は
人体検知センサ部1から人体検知信号が出力されなくな
り、この人体検知信号が出力されない期間が休止期間t
となるのである。
【0017】したがって、図6に示すように、人が検知
領域内に侵入して人体検知センサ部1より人体検知信号
が出力され始めてからの休止期間tが、所定の限度時間
Tよりも短いときには人が検知領域内を通過しているも
のと判断することができる。一方、図7に示すように、
休止期間tが所定の限度時間Tよりも長い場合には、検
知領域内で人が立ち止まっているものと考えられるの
で、所定の限度時間Tよりも長い休止期間t’の後に次
の人体検知信号が出力された時から、検知領域内に人が
留まっている(以下、この留まった状態を滞在と呼ぶ)
ものと判断する。さらに、休止期間tが所定の限度時間
Tよりも短い場合であっても、人体検知信号が出力され
始めてから一定の通過時間T’以上連続して出力されて
いれば、人は検知領域を通過せずに滞在しているものと
判断する。
【0018】上述のように、人体検知センサ部1から出
力される人体検知信号の休止期間tによって検知領域内
における人の行動形態(通過及び滞在)を判別すること
ができ、本実施例においてはこのような判別を制御部3
において行うようにしている。なお、通過及び滞在の判
別を行う基準となる上記限度時間T及び通過時間T’
は、照明装置Aが配設される場所や検知領域の広さ、人
の歩行速度等の諸条件に合わせて適宜設定されるもので
あり、本実施例においては、全体の検知領域を人が立ち
止まらずに通過するのに要する時間が約7〜8秒である
ことから、通過時間T’=7秒と設定し、また、限度時
間T=0.1秒と設定している。
【0019】ところで、本実施例の照明装置Aにおいて
は、照度センサ部2によって照明器具4が照明している
検出エリア内の照度レベルを検出するようにしており、
照度センサ部2からの照度検出信号が制御部3に出力さ
れている。制御部3はこの照度検出信号に基づき、検出
エリア内の照度レベルが設定部6において予め設定され
ていた照度レベルに略一致しているか否かを判別し、略
一致していない場合には、両者が略一致するように照明
器具4を調光制御する調光制御データを調光信号出力部
5に与え、調光信号出力部5からはこの調光制御データ
に応じた調光用のデューティ信号が出力されて照明器具
4の光出力が調光制御され、照度レベルが可変されるよ
うになっている。
【0020】次に、本実施例の具体的な動作について説
明する。いま、人が検知領域内を立ち止まらずに通過し
ている場合には、図8(b)に示すように矩形波の人体
検知信号が人が通過し終わるまでの約2.5〜5.0秒
間連続して出力される。そして、このときの各人体検知
信号間の休止期間tは限度時間Tよりも短くなり、制御
部3では休止期間tが限度時間Tと比較され、t<Tで
あることから人は検知領域内を通過しているものと判断
される。
【0021】一方、制御部3は、人体検知センサ部1よ
り人体検知信号が出力され始めたら照明器具4を調光制
御し、人が居ない場合の無人の調光レベル(調光レベル
0)から第1の調光レベル(調光レベル1)にアップさ
せる。そして、人体検知信号の出力開始から上記通過時
間T’(本実施例では7秒)が経過するまでの間、休止
期間tが全て限度時間Tよりも短い場合、すなわち、人
が検知領域内を通過していると判断した場合には、図8
(c)に示すように通過時間T’の経過後に人体検知信
号が出力されなくなれば、制御部3は照明器具4を調光
制御して調光レベル1から調光レベル0にダウンさせ
る。ここで、本実施例においては調光レベル0を全点灯
の10%のレベルとし、調光レベル1を同じく50%の
調光レベルに設定してある。そして、基準面である床か
らほぼ机上面の高さにおける照度レベルが、調光レベル
0で約50lx、調光レベル1で約400lx、100
%の全点灯(第2の調光レベル2)で約700lxとい
うように設定部6において設定されている。
【0022】しかし、実際の机上面における照度レベル
は、日当たり等の他の諸条件によって変化する。そこ
で、本実施例では、照度センサ部2によって実際の机上
面における照度レベルを検出し、仮に検出された照度レ
ベルが約650lxであった場合には、制御部3が予め
設定されている照度レベル(約400lx)となるよう
に照明器具4を調光制御して調光レベル1の50%点灯
から徐々に低下させ、照度センサ部2にて検出される照
度レベルが設定された照度レベル(約400lx)に略
一致した時点の調光レベル(例えば、全点灯の45%)
を調光レベル1として照明器具4を制御するようにして
いる。調光レベル0や調光レベル2についても同様に、
照度センサ部2で検出した照度レベルが設定部6にて予
め設定されている照度レベルと一致しない場合には、両
者が一致するように照明器具4を調光制御するのであ
る。これにより、人の通過時に必要とされる照度以上の
照度レベルで照明が行われるのを防止して省エネ化を図
ることができる。なお、図9に示すように、無人の場合
には照明器具4を消灯するようにしてもよい。
【0023】一方、図10に示すように、通過時間T’
内に人体検知信号の休止期間tが限度時間Tよりも長く
なった場合には、人が検知領域内で一度停止したものと
考えられ、この場合には、制御部3は限度時間T’より
も長い休止期間tの後の最初の人体検知信号が出力され
た時点から人が検知領域内に滞在していると判別するよ
うになっている。検知領域内に人が停止する場合として
は、検知領域内において何らかの作業を行うことが考え
られ、このような作業を行う場合には、単に検知領域を
通過するときよりも明るい照明が必要となる。そこで、
制御部3は人が検知領域内に滞在していると判別した
ら、照明器具4の調光レベルを通過時の調光レベル1か
ら、それよりも明るい上記調光レベル2にアップするよ
うに調光制御を行い、人体検知信号が出力されている間
は調光レベル2である100%の全点灯で照明器具4を
点灯させる。そして、人が検知領域内から去って人体検
知信号が出力されなくなれば、制御部3は一定の遅延時
間経過後に照明レベル2から無人の照明レベル0にダウ
ンさせる。
【0024】さらに、通過時間T’内の休止期間tが限
度時間Tよりも短い場合でも、図11に示すように、通
過時間T’経過後に引き続いて人体検知信号が出力され
ている場合には、制御部3では検知領域内に人が滞在し
ているものと判別するようにしている。そして、人が滞
在していると判別した場合は、制御部3は照明器具4の
調光レベルを調光レベル1から調光レベル2にアップす
るように調光制御を行い、人体検知信号が出力されなく
なれば、一定の遅延時間経過後に照明器具4の調光レベ
ルを調光レベル0にダウンさせる。
【0025】なお、図12に示すように、人が検知領域
内を通過していると判別されている間の調光レベルを時
間的に上昇させるように、制御部3によって照明器具4
を調光制御するようにしてもよい。また、上述の説明で
は照明器具4が1個の場合で説明したが、図13に示す
ように、1個の本体9に対して信号線Sで複数の照明器
具41 …を接続し、各照明器具41 …を連動させて調光
制御するようにしてもよく、複数個の照明器具41 …に
対しても上記と同様の制御が制御部3によって行われ
る。
【0026】上記構成では、1個の人体検知センサ部1
の検知領域を複数の検知領域に分割することによって、
検知領域内における人の行動形態、すなわち、検知領域
内を通過しているのか滞在しているのかを複数の検知領
域から得られる人体検知信号によって判別することがで
きる。しかも、従来のように複数の人体検知センサを使
用するのに比較して、検知領域を細かく分けることがで
きるため、人の行動形態の判別がより細かく行える。そ
して、その判別結果に基づいて照明器具4をきめ細かく
制御し、無駄な照明を減らすとともに必要な場合には充
分な照明が得られるようにでき、省エネ化を図るだけで
なく同時に快適な照明環境を得ることができる。例え
ば、いわゆるランドスケープオフィスのように作業する
場所と通路とが混在しているような場所に本発明の照明
装置を用いれば、作業を行うときには充分な明るさの照
明を行い、人が通路を通過する場合には歩行に必要な程
度の作業時よりも低い照度の照明にダウンさせ、また、
人が居ない場合には照明を消したり、あるいは極めて低
い照度に落としておいたり、さらには、人が通過する時
あるいは人が滞在(作業)している時に応じて、照度レ
ベルの上げ方及び下げ方(フェードイン、フェードアウ
ト)を可変とすることもでき、より快適で省エネ効果の
高い照明環境が得られる。
【0027】(実施例2)本実施例における照明装置の
基本構成は実施例1の照明装置Aと共通であるから、共
通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。本
実施例の照明装置は人体検知センサ部1’の構成に特徴
を有するものであり、図14に示すように、焦電素子1
aの受光面の前方に入射する赤外線を断続させるチョッ
パ機構部12が設けられ、焦電素子1aの出力電圧を増
幅部1bにて増幅した出力が人体検知信号として出力さ
れ、制御部3に与えられている。
【0028】このチョッパ機構部12は、周期的に焦電
素子1aの受光面を覆うことにより、焦電素子1aの受
光面に入射する赤外線を断続(チョッピング)してい
る。したがって、焦電素子1aの出力としては、検知領
域内の人の存在の有無による温度差ではなく、人体から
発せられる赤外線量と焦電素子1aの受光面を覆うチョ
ッパ機構部12の温度差に応じた電圧が人体検知信号と
して出力され、この人体検知信号は、図15に示すよう
にチョッパ機構部12によるチョッピングの周期に同期
して周期的に変化する信号となる。
【0029】そして、本実施例においては、照明装置の
人体検知センサ部1’が壁面に配設されている。したが
って、人体検知センサ部1’の検知領域内に人が立ち止
まっている場合には、図15(c)に示すように人体検
知信号のレベルはほぼ一定となるが、図15(a)に示
すように、人が人体検知センサ部1’の検知領域内にて
人体検知センサ部1’に接近して来る場合には、焦電素
子1aに入射する赤外線量が人の接近とともに増大する
から、人体検知信号のレベルも徐々に増加することにな
る。反対に、検知領域内で人が人体検知センサ部1’か
ら遠ざかる場合には、図15(b)に示すように、赤外
線量が減少して人体検知信号のレベルは徐々に減少する
ことになる。つまり、人体検知信号のレベルの増減の仕
方によって、検知領域内において人体検知センサ部1’
に向かって人が接近しているのか、あるいは人が遠ざか
っているのかを判別することができるのである。
【0030】上記のような人の行動形態(動いているの
か、止まっているのか)や移動方向の判別は、本実施例
においては人体検知信号に基づき制御部3において判別
するようにしている。そして、制御部3は、判別した結
果に応じて予め設定された調光レベルで照明器具4を調
光制御する。さらに、実施例1の照明装置Aと同様に、
実際の照明領域の照度レベルを照度センサ部2によって
検出し、予め設定されている照度レベルと一致しない場
合には、両者が一致するように照明器具4を調光制御す
るようになっている。
【0031】本実施例においては、図16に示すように
照明器具4以外の構成部を備えた本体9が壁面に配設さ
れ、照明器具4が天井と壁との角部に配設されている。
いま、人が人体検知センサ部1’を備えた本体9に向け
て接近し、一旦立ち止まった後再度遠ざかるように移動
する場合を例に本実施例の照明装置の動作を説明する。
【0032】まず、人が検知領域内を人体検知センサ部
1’の方へ接近すると、人体検知信号のレベルは図16
(b)に示すように低いレベルから徐々に増大してい
く。よって、制御部3は人体検知信号が増加方向に変化
していることから、人が人体検知センサ部1’の方へ接
近していると判別する。ここで、制御部3は、検知領域
内に人が居ない場合には調光レベル0で照明器具4を調
光制御し、a時点にて人体検知信号が出力されると同時
に、人体検知信号のレベル変化に比例して照明器具4の
調光レベルを増大させる。そして、人がc時点で一旦立
ち止まったら人体検知信号のレベルがほぼ一定のレベル
に落ちつくから、制御部3は人が停止したものと判別
し、調光レベルを増大させるのを止めて一定の調光レベ
ルにて照明器具4を調光制御する(c時点〜d時点)。
さらに、今度は人がd時点から遠ざかるように移動すれ
ば人体検知信号のレベルが徐々に低下するから、制御部
3では人が遠ざかっていると判別し、人体検知信号のレ
ベル変化に比例して照明器具4の調光レベルを減少させ
る。また、本実施例においても実施例1と同様に、ある
基準位置の照度レベルが、例えば500lxとなるよう
に予め調光レベル(仮に全点灯の70%とする)が設定
部6において設定されており、照度センサ部2で検出さ
れた基準位置の実際の照度レベルが設定された照度レベ
ルよりも低く、仮に450lxしかなければ、制御部3
は照度センサ部2にて検出する基準位置の照度レベルが
設定されている照度レベルと一致するように調光レベル
を増大して照明器具4を調光制御し、基準位置において
設定された照度レベルが得られるように照明器具4を調
光制御するようになっている。
【0033】本実施例では、焦電素子1aの受光面に入
射される赤外線をチョッパ機構部12によって断続させ
ることにより、人体検知信号が焦電素子1aと人との距
離に応じて変化することとなり、検知領域内にて人が人
体検知センサ部1’に接近しているのか、遠ざかってい
るのか、あるいは停止しているのかといった行動形態を
判別することができる。そして、その判別結果に基づい
て照明器具4をきめ細かく制御し、無駄な照明を減らす
とともに必要な場合には充分な照明が得られるようにで
き、省エネ化を図るだけでなく同時に快適な照明環境を
得ることができる。例えば、本実施例の照明装置を廊下
などの通路に設置すれば、人が居ないときには照明器具
4を消灯したりあるいは照度レベルを落とし、人が検知
領域内に入って来たら照明レベルを増大させ、人の居る
場所だけを的確に照明することができる。
【0034】なお、人が移動している間の調光レベルの
変化は、上述のように人体検知信号のレベル上昇に比例
させるものに限らず、任意の変化率で変化させることが
可能である。例えば、図17に示すように、人体検知信
号のレベルが増大して人が接近していると判別してか
ら、人体検知信号がある一定レベル(v1 )以上になっ
た時点より、所定の変化率で調光レベルを増大させ(同
図のa時点〜c時点)、逆に人が遠ざかり始めてから人
体検知信号がある一定レベル(v2 )以下になった時点
より、同じく所定の変化率で調光レベルを減少させる
(同図のd時点〜f時点)ようにしてもよい。
【0035】(実施例3)本実施例は、図18に示すよ
うに、実施例2に対して3個の照明器具41 〜4 3 を通
路に順番に配置し、各照明器具41 〜43 を連動して調
光制御するようにしたものである。また、本実施例で
は、人が接近するときと人が停止しているとき及び人が
遠ざかるときの各照明器具41 〜43 の調光レベルは、
図18(c)〜(e)に示すようなカーブを描く変化率
となるように設定されている。すなわち、人体検知セン
サ部1’から最も遠い位置に配置されている照明器具4
3 については、a時点で人体検知信号が出力されると同
時に調光レベルが急激に立ち上がるように調光制御さ
れ、この照明器具43 の直下を人が通過するときに最も
高い調光レベルとなり、以降は人が人体検知センサ部
1’に接近していくにつれて徐々に調光レベルを減少さ
せ、人が人体検知センサ部1’の近傍で立ち止まってい
る時には最も高い調光レベルよりも低い調光レベルで調
光制御される(図18(e)参照)。
【0036】また、真中の照明器具42 については、a
時点から上記照明器具43 よりも緩いカーブで調光レベ
ルが立ち上がり、同じくこの照明器具42 の直下を人が
通過するときに最も高い調光レベルとなり、以降は人が
人体検知センサ部1’に接近していくにつれて徐々に調
光レベルを減少させ、人が人体検知センサ部1’の近傍
で立ち止まっている時には最も高い調光レベルよりも低
く、且つ照明器具43の調光レベルよりも高い調光レベ
ルで調光制御される(図18(d)参照)。
【0037】さらに、人体検知センサ部1’に最も近い
位置にある照明器具41 については、a時点から照明器
具42 よりもさらに緩いカーブで調光レベルが立ち上が
り、同じくこの照明器具41 の直下を人が通過するとき
に最も高い調光レベルとなり、以降は人が遠ざかるまで
この調光レベルを維持するように調光制御される(図1
8(c)参照)。
【0038】(実施例4)本実施例は、実施例3におい
て説明した照明装置を図19に示すようにL形の通路に
2つ配設するようにしたものであり、一方の直線通路L
1 には3個の照明器具41 〜43 が通路に沿って順番に
天井に配設され、且つこれら3個の照明器具41 〜43
を連動して調光制御する人体検知センサ部11 ’を含む
本体91 が直線通路L1 と対向する壁に配線されてい
る。また、他方の直線通路L2 には2個の照明器具
4 ,45 が同じく通路に沿って天井に配設され、且つ
これら2個の照明器具44 ,45 を調光制御する人体検
知センサ部12 ’を含む本体92 が直線通路L2 と対向
する壁に配設されている。
【0039】いま、人が直線通路L1 の入口のP点から
通路に沿って歩行し、直線通路L2の出口のQ点に至る
までの間の各照明装置の動作を説明する。ここで、複数
の照明器具41 〜45 の直下を通過する時刻をt1 〜t
5 とすれば、各照明装置の人体検知センサ部11 ’,1
2 ’から出力される人体検知信号は、それぞれ図20
(a),(b)に示すようなものとなる。すなわち、直
線通路L1 は照明装置の人体検知センサ部11 ’の検知
領域内に入っているから、人がP点を出発して直線通路
1 を通過している間は人体検知センサ部11 ’の人体
検知信号は徐々に増大する(図20(a)参照)。一
方、人体検知センサ部12 ’の検知領域には直線通路L
1 は入っておらず、人体検知センサ部12 ’からの人体
検知信号は出力されない。そして、人が直線通路L1
ら直線通路L2 に移動すれば、今度は人体検知センサ部
2 ’の検知領域内であるから、人体検知センサ部
2 ’からの人体検知信号が人が照明器具43 の直下に
いる時刻t3 を最大として徐々に減少する(図20
(b)参照)。
【0040】そして、上記の人体検知信号に基づいて人
の接近と遠ざかりとが判別され、各照明器具41 〜45
が調光制御されるのである。すなわち、図21に示すよ
うに、人が人体検知センサ部11 ’にて検知された時点
から徐々に調光レベルが上昇し、照明器具41 〜45
直下を人が通過しているときに最も高い調光レベルとな
り、人が通過した後は徐々に調光レベルが低下するよう
に調光制御される。しかも、図21(a)〜(e)に示
すように、このような調光制御は各照明器具4 1 〜45
毎に時間差を設けて行われており、人が通過する通路を
必要な場所、必要な時間だけ照明することにより、効率
の良い照明を行って省エネ化を図ることができるもので
ある。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は、1乃至複数の照明負
荷と、検知領域内における人の存否を検知する人体検知
手段と、人体検知手段の検知領域を複数に分割する領域
分割手段と、照明負荷にて照明されている場所の照度を
検出する照度検出手段と、分割された複数の検知領域に
対応した出力間の関係より分割された全体の検知領域内
における人の存否と移動とを判別するとともに判別結果
に応じて照度検出手段において検出される照度レベルが
所定のレベルとなるように照明負荷を調光制御する調光
制御手段とを備えたので、分割された複数の検知領域内
を人が通過する場合には各検知領域に対応した人体検知
出力が所定の時間間隔で得られ、検知領域内に人が立ち
止まって滞在した場合には、人体検知出力が上記所定の
時間間隔よりも長い時間得られなくなるため、分割され
た各検知領域に対応した人体検知出力間の時間間隔によ
って人が検知領域内を通過しているのか検知領域内に滞
在しているのかを判別することができ、判別した人の行
動形態に応じて照明負荷を調光制御して所定の調光レベ
ルとしているから、快適な照明環境が得られるとともに
必要な場所を必要な時間だけ照明することで省エネ化を
図ることができるという効果がある。しかも、人体検知
手段を複数設ける必要がないから、構成が簡単で低コス
トで済むという効果がある。
【0042】請求項2の発明は、人体検知手段が、人体
から発せられる赤外線を検知する焦電素子と、焦電素子
からの出力を増幅する増幅部と、増幅部で増幅された出
力を所定の基準値と比較し、この基準値を越えたときに
人体検知信号を出力する比較部とを備えたので、焦電素
子の出力を増幅した後の出力レベルが所定のレベル以上
の場合にのみ人体検知信号としているため、外乱による
誤検知を防止することができるという効果がある。
【0043】請求項3の発明は、領域分割手段が、外部
からの入射赤外線を焦電素子の受光面に集光するフレネ
ルレンズを焦電素子の受光面前方に複数個列設して成る
ので、簡単な構成で検知領域を複数に分割することがで
きるという効果がある。請求項4の発明は、1乃至複数
の照明負荷と、検知領域内における人の存否を検知する
人体検知手段と、照明負荷にて照明されている場所の照
度を検出する照度検出手段と、人体検知手段から得られ
る人体検知出力の増減の仕方によって人体検知手段に対
して人が接近しているのか遠ざかっているのかを判別す
るとともに判別結果に応じて照度検出手段において検出
される照度レベルが所定のレベルとなるように照明負荷
を調光制御する調光制御手段とを備えたので、判別した
人の行動形態に応じて照明負荷を調光制御して所定の調
光レベルとし、快適な照明環境が得られるとともに必要
な場所を必要な時間だけ照明することで省エネ化を図る
ことができるという効果がある。しかも、人体検知手段
を複数設ける必要がないから、構成が簡単で低コストで
済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す概略ブロック図である。
【図2】同上における人体検知センサ部の構造を示す断
面図である。
【図3】同上における人体検知センサ部を示す回路ブロ
ック図である。
【図4】同上の人体検知信号を説明するための図であ
る。
【図5】同上の動作を説明するための図である。
【図6】同上の動作を説明するための図である。
【図7】同上の動作を説明するための図である。
【図8】同上の動作を説明するための図である。
【図9】同上の動作を説明するための図である。
【図10】同上の動作を説明するための図である。
【図11】同上の動作を説明するための図である。
【図12】同上の動作を説明するための図である。
【図13】同上の他の構成を示す概略構成図である。
【図14】実施例2における人体検知センサ部を示す回
路ブロック図である。
【図15】(a)〜(c)は同上の動作を説明するため
の図である。
【図16】(a)〜(c)は同上の動作を説明するため
の図である。
【図17】同上の動作を説明するための図である。
【図18】(a)〜(e)は同上の動作を説明するため
の図である。
【図19】実施例3の動作を説明するための図である。
【図20】(a)及び(b)は同上の動作を説明するた
めの図である。
【図21】(a)〜(e)は同上の動作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 人体検知センサ部 2 照度センサ部 3 制御部 4 照明器具 5 調光信号出力部 6 設定部 7 タイマ部 A 照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀口 玲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1乃至複数の照明負荷と、検知領域内に
    おける人の存否を検知する人体検知手段と、人体検知手
    段の検知領域を複数に分割する領域分割手段と、照明負
    荷にて照明されている場所の照度を検出する照度検出手
    段と、分割された複数の検知領域に対応した出力間の関
    係より分割された全体の検知領域内における人の存否と
    移動とを判別するとともに判別結果に応じて照度検出手
    段において検出される照度レベルが所定のレベルとなる
    ように照明負荷を調光制御する調光制御手段とを備えた
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 人体検知手段は、人体から発せられる赤
    外線を検知する焦電素子と、焦電素子からの出力を増幅
    する増幅部と、増幅部で増幅された出力を所定の基準値
    と比較し、この基準値を越えたときに人体検知信号を出
    力する比較部とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の照明装置。
  3. 【請求項3】 領域分割手段は、外部からの入射赤外線
    を焦電素子の受光面に集光するフレネルレンズを焦電素
    子の受光面前方に複数個列設して成ることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 1乃至複数の照明負荷と、検知領域内に
    おける人の存否を検知する人体検知手段と、照明負荷に
    て照明されている場所の照度を検出する照度検出手段
    と、人体検知手段から得られる人体検知出力の増減の仕
    方によって人体検知手段に対して人が接近しているのか
    遠ざかっているのかを判別するとともに判別結果に応じ
    て照度検出手段において検出される照度レベルが所定の
    レベルとなるように照明負荷を調光制御する調光制御手
    段とを備えたことを特徴とする照明装置。
JP6231859A 1994-09-27 1994-09-27 照明装置 Withdrawn JPH0896968A (ja)

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