JP2003046843A - 撮像装置及び車両における人体検知システム - Google Patents
撮像装置及び車両における人体検知システムInfo
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Abstract
な認識が可能な撮像装置を提供する。 【解決手段】 同一の撮像領域を撮像する照度特性の異
なる二つのイメージセンサ4,5(例えば、CCDとC
−MOS)を備えた構成とし、各イメージセンサ4,5
で同時に撮像された画像G1,G2のうち、最もコント
ラストの高い画像が分割領域毎に選択され、最終的な画
像G3として出力される構成とする。これにより、照度
変化(部分的な照度の違い含む)の悪影響を受けずに、
人体等の正確な認識が容易に可能となる。
Description
人体等の正確な認識或いは全天候に対応する車両の前後
方監視等に好適な撮像装置に関する。
センサを1個だけ使用する構成が一般的である。カラー
画像を撮像するカメラは、3原色を分解するため3個の
イメージセンサを使用する場合があるが、この場合も、
各色相についてみれば、1個だけのイメージセンサが設
けられている。
用カメラとして車両に搭載し、車両に侵入する人体を認
識するには、性能が不十分であった。というのは、一つ
のイメージセンサ(例えば、CCD)のダイナミックレ
ンジは、通常102〜103程度である。ところが、屋
外や車室内における照度は通常103〜105程度変化
するため、一つのイメージセンサでは適正な出力(画像
信号)が得られない場合があり、対応できない。なお、
この問題を解消するために、絞りやシャッター速度を可
変にしたり、或いは、例えば特開平7−115643号
公報に記載されているように、フィルターを設けて光量
を調節することが考えられる。しかし、このような構成
としても、逆光の場合や、他車両からのヘッドライトが
照射されている場合などには、やはり適正な出力が得ら
れない場合があった。具体的には、逆光時にセンサ出力
が飽和していわゆる白トビやスミア発生で形状判別がで
きない、薄暮時や雨天時に感度不足でコントラストがと
れずにゲインを無理に上げるとノイズにより画像が不鮮
明になる、ヘッドライトを直接照射されると出力が飽和
して撮影不可能になる、車室内で一方から太陽光が入射
して片方が影になった時に白黒の2値となって正確な形
状が判定できないといった不具合が発生する恐れがあっ
た。そこで本発明は、上述したような不具合の発生が抑
制され、人体や車両等の正確な認識に好適な撮像装置を
提供することを目的としている。
撮像装置は、同一の撮像領域を撮像する照度特性の異な
る複数のイメージセンサ(例えば、CCDとC−MO
S)を備えたものである。ここで、「照度特性」とは、
撮像領域の照度変化に対するイメージセンサの出力レベ
ルの変化特性を意味する。この構成であると、各イメー
ジセンサから得られる画像信号のうち、その時点の照度
に適合した画像信号を適宜採用することで、実質的に極
めて広いダイナミックレンジが得られる。このため、照
度変化の悪影響を受けずに、人体等の正確な認識が容易
に可能となる。なお、複数のイメージセンサにより得ら
れる複数の画像のうち、何れを採用するかは、例えば次
のようにして決定すればよい。すなわち、複数のイメー
ジセンサで同時に撮像された画像のうち、最もコントラ
ストの高い画像を選択すればよい。この場合、最もコン
トラストの高い画像を選択し対応する画像信号を出力す
る処理手段(例えば、マイクロコンピュータ)を撮像装
置の要素として備えた構成が望ましい。またこの場合、
撮像領域を複数の分割領域に分割し、各分割領域につい
て最もコントラストの高い画像を選択し対応する画像信
号を出力する構成が好ましい。このようにすれば、分割
領域毎に最適なイメージセンサの画像信号が採用される
(つまり、いいとこどりとなる)ので、部分的に照度が
大きく異なる場合でも全体的に良好な画像が得られる。
は、同一の撮像領域を撮像する赤外線用イメージセンサ
及び可視光用イメージセンサを備えたものである。この
構成であると、赤外(熱)画像と可視光画像が同時に得
られる。このため、これら二種類の画像データに基づく
画像処理によって、照度変化の悪影響を受けずに、人体
等の正確な認識が容易に可能となる。なお、上記第1発
明及び第2発明のより好ましい態様は、撮像領域からの
光を分光して、各イメージセンサに入射させる分光手段
(例えば、ダイクロイックプリズム)を有する一組の光
学系を備えたものである。この態様であると、複数のイ
メージセンサを備える構成でありながら、光学系(結像
用レンズ等を含むもの)が共用されて一組だけとなり、
コスト増が抑制される。
テムは、車室内が前記撮像領域に含まれるように車両に
搭載された上記第1発明又は第2発明の撮像装置と、こ
の撮像装置により撮像された画像に基づいて人体の存在
及び位置を判定する判定手段(例えば、マイクロコンピ
ュータ)とを備えたものである。この人体検知システム
は、一つの撮像装置による画像に基づいて人体を直接検
知するので、トータルコストが比較的安くなり、信頼性
の高い人体検知が可能となる。ちなみに、従来の車両に
おける人体検知システムは、超音波、電波、赤外線、重
量、静電容量等を用いて間接的に乗員の人数や居場所を
検知していた。しかし、このような方法では、人体と他
の物体を判別するのが難しく、また正確な人数や位置を
特定するのが困難であった。また、一つのセンサで必要
な領域全部をカバーすることができず、複数のセンサを
組み合わせる必要があった。そのため、システムとして
トータルコストが高くなり、信頼性が低下するという問
題があった。これに対して、本発明の人体検知システム
は、車室内を含む撮像領域を撮像した画像に基づいて人
体を判定するので、他の物体との識別が容易である。ま
た、撮像装置の画角や設置位置の設定により、一つのセ
ンサ(即ち、撮像装置)によって人体を検知すべき領域
全体(例えば、車室内の略全体)をカバーできる。この
ため、トータルコストが比較的安くなり、信頼性の高い
人体検知が可能となる。しかも、この場合の撮像装置と
しては、前述の第1発明又は第2発明の撮像装置が使用
されるため、照度変化(部分的な照度の違いや変化含
む)に無関係に人体が正確に把握でき、この点でも人体
検知の信頼性が向上する。
に基づいて説明する。 (第1発明の形態例)まず、第1発明の撮像装置の一例
を説明する。図1(a)は、本例の撮像装置の要部構成
(光学ヘッド部の主な構成)を説明する図であり、図1
(b)は、同撮像装置の画像信号選択処理を説明する図
である。また図2は、本例の撮像装置の特性を従来と対
比して説明する図である。この撮像装置は、図1(a)
に示すように、結像用の撮像レンズ1及び分光用のダイ
クロイックプリズム2よりなる光学系と、低照度用イメ
ージセンサ4(例えば、CCDよりなるもの)と、高照
度用イメージセンサ5(例えば、Logアンプ内蔵のC
−MOSよりなるもの)と、図示省略した処理手段(例
えば、マイクロコンピュータよりなるもの)を備える。
ここで、ダイクロイックプリズム2は、撮像レンズ1が
望む所定の撮像領域から入射し撮像レンズ1によって集
光された光を分光して、各イメージセンサ4,5に入射
させる分光手段に相当しており、各イメージセンサ4,
5の検出面には、前記所定の撮像領域の画像がそれぞれ
結像し、同一サイズの画像を構成するデータ(画像信
号)が各イメージセンサ4,5によってそれぞれ得られ
る構成となっている。
用イメージセンサ5の照度特性は、図2(a)において
符号T4,T5で示すようになっている。即ち、低照度
用イメージセンサ4は、撮像領域の照度が比較的低い範
囲においてコントラストの高い画像が得られるが、照度
が高いと出力が飽和して画像が不鮮明になる特性となっ
ている。一方、高照度用イメージセンサ5は、撮像領域
の照度が比較的高い範囲においてコントラストの高い画
像が得られるが、照度が低いと十分な出力が得られずに
画像が不鮮明になる特性となっている。そして処理手段
は、各イメージセンサ4,5により同時に撮像された画
像のうち、最もコントラストの高い画像を選択し対応す
る画像信号を出力する。詳細には、撮像領域を複数の分
割領域に分割し、各分割領域について最もコントラスト
の高い画像を選択し対応する画像信号を出力する。即
ち、例えば図1(b)に示すように、各イメージセンサ
4,5により同時に撮像された画像G1,G2をそれぞ
れ同様に複数の分割領域(図の場合には、9個の領域)
に分割し、各分割領域について相互の画像信号を比較
し、コントラストの高い方をその分割領域についての採
用データとし、これら採用データ(コントラストの高い
方の画像信号)よりなる画像G3を最終的な画像として
選択し、この画像G3に対応する画像信号を最終的な出
力データとする。
ジセンサ4,5から得られる画像信号のうち、その時点
の照度に適合した画像信号を適宜採用することで、例え
ば図2(b)に示す従来の狭いダイナミックレンジに対
して、図2(a)に示すように実質的に極めて広いダイ
ナミックレンジが得られる。このため、照度変化の悪影
響を受けずに、人体等の正確な認識が容易に可能とな
る。特に本形態例では、複数のイメージセンサで同時に
撮像された画像のうち、最もコントラストの高い画像が
処理手段によって分割領域毎に選択され、最終的な画像
信号として出力される構成である。つまり、分割領域毎
に最適なイメージセンサの画像信号が採用される(つま
り、いいとこどりとなる)。このため、部分的に照度が
大きく異なる場合(例えば太陽光が一方から入射して他
方が影になった場合など)でも全体的に良好な画像が得
られ、人体等の正確な認識がより信頼性高く可能とな
る。また本形態例では、撮像領域からの光を分光して、
各イメージセンサ4,5に入射させる分光手段(即ち、
ダイクロイックプリズム2)を有する一組の光学系を備
えた態様となっている。このため、複数(この場合二
つ)のイメージセンサ4,5を備える構成でありなが
ら、光学系が共用されて一組だけとなり、コスト増が抑
制される利点がある。
像装置の一例を説明する。図3は、本例の撮像装置の要
部構成(光学ヘッド部の主な構成)を説明する図であ
る。この撮像装置は、図3の上段部に示すように、結像
用の撮像レンズ11,光学レンズ12,13及びピンホ
ール板14よりなる光学系と、赤外線用イメージセンサ
15と、可視光用イメージセンサ16と、バックライト
光源17(例えば、LED)とを備える。ここで、撮像
レンズ11(或いはさらに光学レンズ12,13)は、
透明又は半透明のもの(即ち、可視光を透過させるも
の)で、ZnSを材料とする粉末焼結法で製造されてお
り、低コスト化が図られている。ちなみに、従来の赤外
画像用撮像装置の光学レンズは、GeやSiを素材とす
る金属レンズを通常使用していたため、コストアップの
要因となっていたが、本形態例ではこの問題が解消され
る。なお、撮像レンズ11(或いはさらに光学レンズ1
2,13)には、無加熱で密度の高いコーティングを施
すことが望ましい。また、撮像レンズ11(或いはさら
に光学レンズ12,13)は、球面に限定されず、非球
面であってもよい。また、図3の下段部に示すように、
例えば撮像レンズ11の代わりにシリンドリカルレンズ
18を使用してもよい。また、図3の下段部に示すよう
に、光学レンズ12,13やピンホール板14の代わり
に、ダイクロイックプリズム19を用いた光学系として
もよい。なお、シリンドリカルレンズ18は、車両の前
後方監視に好適である。いずれにしろ、上記光学系によ
れば、撮像レンズ11が望む所定の撮像領域から入射し
撮像レンズ11によって集光された光が、各イメージセ
ンサ15,16に入射し、各イメージセンサ15,16
の検出面には、前記所定の撮像領域の画像がそれぞれ結
像し、所定サイズの画像を構成するデータ(画像信号)
が各イメージセンサ15,16によってそれぞれ得られ
る。
は、BM(バイマテリアル型)が使用され、センサ自体
とそのための電気回路の簡略化・低コスト化が実現され
ている。なお、従来の一般的な赤外線カメラは、イメー
ジセンサとして冷却方式の量子型や非冷却方式の焦電型
が採用されている。そして、性能からみれば冷却方式
(量子型)がよいが、冷却材(液化窒素)を充填する
か、冷凍機を内蔵する必要があり、取り扱いが面倒で大
きく高価であった。一方、非冷却方式(焦電型)も、そ
の構造(原理)・材料・製造方法からセンサ自体が高価
であり、手軽に使えない状況であるが、本形態例ではこ
の問題が解消される。次に、可視光用イメージセンサ1
6としては、例えばCCDよりなるもの、或いは、C−
MOSよりなるものが使用できる。
外(熱)画像と可視光画像が同時に得られる。このた
め、これら二種類の画像データに基づく画像処理によっ
て、照度変化の悪影響を受けずに、人体等の正確な認識
が容易に可能となる。というのは、照度変化の影響によ
って良好な可視光画像が得られない場合でも、例えば赤
外(熱)画像を補助的に利用して人体等の形状判別を的
確に行うことが可能だからである。なお、従来の赤外線
カメラは、可視光は検知できなかったが、本例の撮像装
置であれば、赤外(熱)画像と可視光画像が同時に得ら
れるため、光の波長(或いは周波数)について実質的に
広いダイナミックレンジが得られる。特に、可視光用イ
メージセンサとして広ダイナミックレンジのデバイス
(例えば、Logアンプ内蔵のC−MOS)を使用した
場合には、可視光及び波長の両方にまたがる広ダイナミ
ックレンジの撮像装置となる。
における人体検知システムの一例を、図4等により説明
する。図4(a),(b)は、車両における撮像装置の
設置位置や撮像領域を示す側面図或いは正面図であり、
図5は、車両における撮像領域を示す平面図である。本
例の人体検知システムは、車室内が撮像領域に含まれる
ように車両に搭載された上記第1発明又は第2発明の撮
像装置20と、この撮像装置20により撮像された画像
に基づいて人体の存在及び位置を判定する図示省略した
判定手段(例えば、マイクロコンピュータ)とを備えた
ものである。なお、図4,図5において符号21で示す
ものは車室であり、符号22,23,24で示すもの
は、それぞれ運転席,助手席,後部座席である。また、
図5において符号25で示すものは、人体等の検知を行
うべき領域(検知エリア)であり、符号26で示すもの
は、撮像装置20の撮像領域(撮像エリア)である。
光学ヘッド部分)は、図4(a),(b)に示すよう
に、車室21内の天井における略中央位置に光軸を下方
に向けて設置されている。このように、撮像装置20が
車室21の天井に設置されていると、撮像装置20の設
置高さHと画角θh,θVを適度に設定することによっ
て、図5に示すように検知エリア25の全体をカバーす
る撮像領域26が得られる。ちなみに発明者らの計算に
よれば、画角θh,θVがそれぞれ118,9゜と8
8,1゜である場合、設置高さHが90cmであれば、
撮像領域の長さL1は305cmであり、撮像領域の幅
L2は174cmとなる。これにより、一つの撮像装置
20で車両における人体検知が可能となる。次に、判定
手段は、例えば図示省略した車両における制御ユニット
内に設けられたマイクロコンピュータの処理機能によっ
て実現される。この判定手段は、例えば、撮像装置20
により得られた画像内の輝度変化等に基づいて判別され
る画像内の物体の輪郭を予め登録された人体形状と比較
したり、さらには得られた画像を予め記憶しておいた無
人の車室内の画像と比較することによって、人体の存在
や位置を判定する。
果は、車両の盗難防止システムや機器制御システムにお
いて、例えば次のように利用できる。即ち、盗難防止シ
ステムの場合は、例えば駐車中(防犯モード中)に検知
エリア25内に人体が検知された場合、人が侵入したと
判断して必要に応じて防犯動作(ホーンを鳴らしたり、
ハザードランプを点滅させて警報を出力する動作、エン
ジン始動を禁止する動作、或いは撮像した画像を記録し
たり車外に携帯電話等で伝送する動作など)を実行する
きっかけとして利用できる。また、例えば防犯モードが
解除されている場合に、エアコン等の機器の自動制御
(車室内に居る搭乗者の人数や場所に応じてエアコン等
の動作状態を変化させる制御)に利用したり、パワーウ
インドの挟み込み防止機能(例えば、検知エリア外に搭
乗者の身体の一部が出たと判定されたときに、ウインド
の閉動作を停止したり禁止する機能)に利用することも
できる。
一つの撮像装置による画像に基づいて人体を直接検知す
るので、トータルコストが比較的安くなり、信頼性の高
い人体検知が可能となる。即ち、上記人体検知システム
は、車室内を含む撮像領域を撮像した画像に基づいて人
体を判定するので、他の物体との識別が容易である。ま
た、撮像装置の画角や設置位置の設定により、一つのセ
ンサ(即ち、撮像装置)によって人体を検知すべき領域
全体(例えば、車室内の検知エリア25の全体)をカバ
ーできる。このため、トータルコストが比較的安くな
り、信頼性の高い人体検知が可能となる。しかも、この
場合の撮像装置20としては、前述の第1発明又は第2
発明の撮像装置が使用されるため、照度変化(部分的な
照度の違いや変化含む)に無関係に人体が正確に把握で
き、この点でも人体検知の信頼性が向上する。
に限定されない。例えば、撮像装置を構成するイメージ
センサは、必ずしも二つに限らず、3種以上設けられて
もよい。この場合、例えば、赤外線用イメージセンサ一
つと、可視光用イメージセンサ二つ(高照度用と低照度
用)を設けてもよい。また、車両における人体検知シス
テムにおいて撮像装置(少なくともその検出ヘッド部
分)を設置する位置は、必ずしも車内の天井に限定され
ず、例えば車室内前方のインナーミラー付近等でもよ
い。また、撮像装置の撮像領域を照らす補助照明を設け
てもよい。例えば、図4に示す形態例において、撮像装
置20の画像取得タイミングに同期させて、赤外LED
(撮像装置20或いは車両内に設置したもの)を必要に
応じて発光させ、撮像領域(即ち、主に車内)の照度が
低下している場合でも、より良好な画像が得られるよう
にしてもよい。また、本出願における撮像装置とは、動
画又は/及び静止画を撮像する撮像装置を意味し、撮像
する画像は白黒画像でもカラー画像でもよい。また、本
出願における撮像装置の適用範囲は、特に限定されな
い。例えば、上述した人体検知システム以外にも、全天
候に対応する車両の前後方監視等に使用することもでき
る。なお、車両における人体検知システム用のカメラと
しては、前述したように光学系の画角を超広角にするの
がよく、また、車両における前後方監視では、検知距離
に応じて水平画角を設定すればよい(例えば水平画角を
120゜〜180゜とする)。
一の撮像領域を撮像する照度特性の異なる複数のイメー
ジセンサ(例えば、CCDとC−MOS)を備えてい
る。この構成であると、各イメージセンサから得られる
画像信号のうち、その時点の照度に適合した画像信号を
適宜採用することで、実質的に極めて広いダイナミック
レンジが得られる。このため、照度変化の悪影響を受け
ずに、人体等の正確な認識が容易に可能となる。また、
本出願の第2発明による撮像装置は、同一の撮像領域を
撮像する赤外線用イメージセンサ及び可視光用イメージ
センサを備えている。この構成であると、赤外(熱)画
像と可視光画像が同時に得られる。このため、これら二
種類の画像データに基づく画像処理によって、照度変化
の悪影響を受けずに、人体等の正確な認識が容易に可能
となる。
テムは、車室内が前記撮像領域に含まれるように車両に
搭載された上記第1発明又は第2発明の撮像装置と、こ
の撮像装置により撮像された画像に基づいて人体の存在
及び位置を判定する判定手段(例えば、マイクロコンピ
ュータ)とを備え、一つの撮像装置による画像に基づい
て人体を検知する。このため、トータルコストが比較的
安くなり、信頼性の高い人体検知が可能となる。しか
も、この場合の撮像装置としては、前述の第1発明又は
第2発明の撮像装置が使用されるため、照度変化(部分
的な照度の違いや変化含む)に無関係に人体が正確に把
握でき、この点でも人体検知の信頼性が向上する。
ある。
ある。
る。
いは正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 同一の撮像領域を撮像する照度特性の異
なる複数のイメージセンサを備えたことを特徴とする撮
像装置。 - 【請求項2】 前記複数のイメージセンサで同時に撮像
された画像のうち、最もコントラストの高い画像を選択
し対応する画像信号を出力する処理手段を備えたことを
特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記処理手段は、前記撮像領域を複数の
分割領域に分割し、各分割領域について最もコントラス
トの高い画像を選択し対応する画像信号を出力すること
を特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 【請求項4】 同一の撮像領域を撮像する赤外線用イメ
ージセンサ及び可視光用イメージセンサを備えたことを
特徴とする撮像装置。 - 【請求項5】 前記撮像領域からの光を分光して、各イ
メージセンサに入射させる分光手段を有する一組の光学
系を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
記載の撮像装置。 - 【請求項6】 車室内が前記撮像領域に含まれるように
車両に搭載された請求項1乃至5の何れかに記載の撮像
装置と、 この撮像装置により撮像された画像に基づいて人体の存
在及び位置を判定する判定手段とを備えたことを特徴と
する車両における人体検知システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001234745A JP2003046843A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 撮像装置及び車両における人体検知システム |
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