JPH08235458A - 照明手段を備えた移動体検知装置 - Google Patents
照明手段を備えた移動体検知装置Info
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- JPH08235458A JPH08235458A JP7036877A JP3687795A JPH08235458A JP H08235458 A JPH08235458 A JP H08235458A JP 7036877 A JP7036877 A JP 7036877A JP 3687795 A JP3687795 A JP 3687795A JP H08235458 A JPH08235458 A JP H08235458A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 33
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 abstract description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 照明装置に備えるLEDの数を少なくし、こ
の少ないLEDで効率良く監視エリアの照明をすること
である。 【構成】 監視エリアの画像を撮像するCCDカメラ1
0と、このCCDカメラにより画像データを撮像する垂
直同期区間において、前記監視エリアを照明するための
照明用LED11と、CCDカメラにより撮像された1
画面分の画像データに基づくデータを記憶する第1のデ
ータメモリ26と、この第1のデータメモリに記憶され
ているデータの基になる1画面分の画像データの撮像か
ら一定時間が経過した後に、CCDカメラにより撮像さ
れた1画面分の画像データに基づくデータを記憶する第
2のデータメモリ28と、第1のデータメモリに記憶さ
れているデータと第2のデータメモリに記憶されている
データとを比較するデータ比較部30とを備える。
の少ないLEDで効率良く監視エリアの照明をすること
である。 【構成】 監視エリアの画像を撮像するCCDカメラ1
0と、このCCDカメラにより画像データを撮像する垂
直同期区間において、前記監視エリアを照明するための
照明用LED11と、CCDカメラにより撮像された1
画面分の画像データに基づくデータを記憶する第1のデ
ータメモリ26と、この第1のデータメモリに記憶され
ているデータの基になる1画面分の画像データの撮像か
ら一定時間が経過した後に、CCDカメラにより撮像さ
れた1画面分の画像データに基づくデータを記憶する第
2のデータメモリ28と、第1のデータメモリに記憶さ
れているデータと第2のデータメモリに記憶されている
データとを比較するデータ比較部30とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視エリアに向けて取
り付けられたセンサーで、監視エリア内の移動体を検知
する移動体検知装置に関するものである。
り付けられたセンサーで、監視エリア内の移動体を検知
する移動体検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】防犯装置等の移動体検知装置には、CC
Dカメラに備えられているCCDエリアセンサーにより
監視エリアの画像を取り込み、画像の変化を検知する移
動体検知装置がある。この装置において、夜間、監視エ
リア内の画像を取り込むためには、照明が必要になる。
そこで、従来、LED等を点灯させることにより、監視
エリア内の照明を行ない、監視エリア内の画像を取り込
んでいるが、この場合、移動体検知装置の電源が入って
いる間中LEDを点灯させている。
Dカメラに備えられているCCDエリアセンサーにより
監視エリアの画像を取り込み、画像の変化を検知する移
動体検知装置がある。この装置において、夜間、監視エ
リア内の画像を取り込むためには、照明が必要になる。
そこで、従来、LED等を点灯させることにより、監視
エリア内の照明を行ない、監視エリア内の画像を取り込
んでいるが、この場合、移動体検知装置の電源が入って
いる間中LEDを点灯させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、赤外線を遠距
離まで照射する場合あるいは赤外線を広角度で照射する
場合には、多数のLEDを用意しなければならず、消費
電力も多くなるという不都合が有る。
離まで照射する場合あるいは赤外線を広角度で照射する
場合には、多数のLEDを用意しなければならず、消費
電力も多くなるという不都合が有る。
【0004】また、LEDは、供給される電流量を多く
すれば明るさがますが、連続点灯により発熱が起こると
故障を生じるという問題も有る。
すれば明るさがますが、連続点灯により発熱が起こると
故障を生じるという問題も有る。
【0005】この発明の課題は、照明装置に備えるLE
Dの数を少なくし、この少ないLEDで効率良く監視エ
リアの照明をすることである。
Dの数を少なくし、この少ないLEDで効率良く監視エ
リアの照明をすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の照明手段を備え
た移動体検知装置は、監視エリアの画像を撮像するCC
Dカメラと、このCCDカメラにより画像データを撮像
する垂直同期区間において、前記監視エリアを照明する
ための照明手段と、CCDカメラにより撮像された1画
面分の画像データに基づくデータを記憶する第1のデー
タ記憶手段と、この第1のデータ記憶手段に記憶されて
いるデータの基になる1画面分の画像データの撮像から
一定時間が経過した後に、CCDカメラにより撮像され
た1画面分の画像データに基づくデータを記憶する第2
のデータ記憶手段と、第1のデータ記憶手段に記憶され
ているデータと第2のデータ記憶手段に記憶されている
データとを比較する比較手段とを備え、この比較手段の
比較結果に基づき監視エリアの移動体を検知することを
特徴とする。
た移動体検知装置は、監視エリアの画像を撮像するCC
Dカメラと、このCCDカメラにより画像データを撮像
する垂直同期区間において、前記監視エリアを照明する
ための照明手段と、CCDカメラにより撮像された1画
面分の画像データに基づくデータを記憶する第1のデー
タ記憶手段と、この第1のデータ記憶手段に記憶されて
いるデータの基になる1画面分の画像データの撮像から
一定時間が経過した後に、CCDカメラにより撮像され
た1画面分の画像データに基づくデータを記憶する第2
のデータ記憶手段と、第1のデータ記憶手段に記憶され
ているデータと第2のデータ記憶手段に記憶されている
データとを比較する比較手段とを備え、この比較手段の
比較結果に基づき監視エリアの移動体を検知することを
特徴とする。
【0007】また、CCDカメラにより撮象される1画
面分の画像データを垂直方向に複数のゾーンに分割し、
この分割された複数のゾーンの中で、CCDカメラによ
り撮像されるゾーンに対応する監視エリア内の範囲を照
明手段により照明することを特徴とする。
面分の画像データを垂直方向に複数のゾーンに分割し、
この分割された複数のゾーンの中で、CCDカメラによ
り撮像されるゾーンに対応する監視エリア内の範囲を照
明手段により照明することを特徴とする。
【0008】更に、照明手段は、遠距離照射用の照明手
段及び近距離照射用の照明手段を備えることを特徴とす
る。
段及び近距離照射用の照明手段を備えることを特徴とす
る。
【0009】また、警報出力手段は、映像ではなくリレ
ーまたはMOS FETによるon・off信号を出力
するようにしてもよい。
ーまたはMOS FETによるon・off信号を出力
するようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明の照明手段を備えた移動体検知装置は、
移動体を検知するために、CCDカメラにより画像デー
タを撮像する垂直同期区間において、照明手段により監
視エリアを照明するため、照明手段の照明輝度を大きく
設定でき、消費電力を小さくすることができる。
移動体を検知するために、CCDカメラにより画像デー
タを撮像する垂直同期区間において、照明手段により監
視エリアを照明するため、照明手段の照明輝度を大きく
設定でき、消費電力を小さくすることができる。
【0011】また、分割された画像データに対応する監
視エリア内の範囲毎に照明し、更に、監視エリア内の範
囲により専用の照明手段を設けることにより、更に効率
良く照明することができる。
視エリア内の範囲毎に照明し、更に、監視エリア内の範
囲により専用の照明手段を設けることにより、更に効率
良く照明することができる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
【0013】図1は、移動体検知装置1の実施例のブロ
ック図である。図中、参照番号10で示すものは、CC
Dカメラである。この実施例に於ては、図2に示すよう
に、CCDカメラ10の設置場所の前方50cmから前
方約10m、前方約10mの位置で高さ2mの範囲、更
に、左右約100°のエリアの移動体、即ち、侵入者を
検知する。従って、CCDカメラは、地上高2.5mに
設置され、侵入者検知エリアに向けて俯角約41°に取
り付けられている。また、このCCDカメラには、水平
画角100°、垂直画角75°の超広角レンズ12が取
り付けられている。また、このCCDカメラ10には、
フルフレーム方式のCCDエリアセンサー(図示せず)
が備えられており、超広角レンズ12により、CCDエ
リアセンサーに侵入者検知エリアの画像を結像する。
ック図である。図中、参照番号10で示すものは、CC
Dカメラである。この実施例に於ては、図2に示すよう
に、CCDカメラ10の設置場所の前方50cmから前
方約10m、前方約10mの位置で高さ2mの範囲、更
に、左右約100°のエリアの移動体、即ち、侵入者を
検知する。従って、CCDカメラは、地上高2.5mに
設置され、侵入者検知エリアに向けて俯角約41°に取
り付けられている。また、このCCDカメラには、水平
画角100°、垂直画角75°の超広角レンズ12が取
り付けられている。また、このCCDカメラ10には、
フルフレーム方式のCCDエリアセンサー(図示せず)
が備えられており、超広角レンズ12により、CCDエ
リアセンサーに侵入者検知エリアの画像を結像する。
【0014】また、図中、参照番号11で示すものは、
照明ランプユニット(照明手段)であり、夜間、侵入者
検知エリアを照明するために、侵入者検知エリアに向け
て、CCDカメラ10の近傍に設置されている。この照
明ランプユニット11には、図6〜図8に示すLEDホ
ルダー40が備えられている。このLEDホルダー40
には、遠距離照明用LED設置面40a及び近距離照明
用LED設置面40bが設けられている。遠距離照明用
LED設置面40aには、狭角の指向性を持つ遠距離照
明用の近赤外線LED,L101 〜L112 が放射状に侵入
者検知エリアに向け、俯角約10°で設置され、近距離
照明用LED設置面40bには、広角の指向性を持つ近
距離照明用の近赤外線LED,L21〜L24が、侵入者検
知エリアに向け、俯角約30°で設置さている。なお、
これら、近赤外線LED,L101〜L112 及びL21〜L
24は、駆動回路13により点灯及び消灯の制御が行なわ
れる。
照明ランプユニット(照明手段)であり、夜間、侵入者
検知エリアを照明するために、侵入者検知エリアに向け
て、CCDカメラ10の近傍に設置されている。この照
明ランプユニット11には、図6〜図8に示すLEDホ
ルダー40が備えられている。このLEDホルダー40
には、遠距離照明用LED設置面40a及び近距離照明
用LED設置面40bが設けられている。遠距離照明用
LED設置面40aには、狭角の指向性を持つ遠距離照
明用の近赤外線LED,L101 〜L112 が放射状に侵入
者検知エリアに向け、俯角約10°で設置され、近距離
照明用LED設置面40bには、広角の指向性を持つ近
距離照明用の近赤外線LED,L21〜L24が、侵入者検
知エリアに向け、俯角約30°で設置さている。なお、
これら、近赤外線LED,L101〜L112 及びL21〜L
24は、駆動回路13により点灯及び消灯の制御が行なわ
れる。
【0015】上述の、CCDカメラ10には、このCC
Dカメラ10の画像出力信号を増幅する増幅器14が接
続され、また、増幅器14には、所定の振幅に増幅され
た画像輝度信号を8bitのデジタル信号に変換するA
Dコンバータ16が接続されている。
Dカメラ10の画像出力信号を増幅する増幅器14が接
続され、また、増幅器14には、所定の振幅に増幅され
た画像輝度信号を8bitのデジタル信号に変換するA
Dコンバータ16が接続されている。
【0016】更に、ADコンバータ16には、デジタル
化された1フレーム分の輝度データを、水平680ドッ
ト、垂直480ドットのデータとして記憶するフレーム
メモリ18が接続されている。
化された1フレーム分の輝度データを、水平680ドッ
ト、垂直480ドットのデータとして記憶するフレーム
メモリ18が接続されている。
【0017】また、平均化演算部20は、ゾーン分けテ
ーブル22に記憶されている取り込みデータのゾーンサ
イズに対応した範囲の輝度データをフレームメモリ18
より取り出し、平均化演算を行なう。
ーブル22に記憶されている取り込みデータのゾーンサ
イズに対応した範囲の輝度データをフレームメモリ18
より取り出し、平均化演算を行なう。
【0018】ここで、ゾーン分けテーブル22に記憶さ
れている取り込みデータのゾーンサイズは、次のように
して定められている。
れている取り込みデータのゾーンサイズは、次のように
して定められている。
【0019】即ち、図3は、侵入者検知エリアに身長1
60cmの人が侵入した場合に、CCDカメラ10から
の距離により、CCDカメラ10で撮像される1画面分
の画像データ中の垂直方向のどの位置に、どのくらいの
寸法で写し出されるかを示す図である。この図3では、
CCDカメラ10の設置位置からから1m(図中a参
照)、5m(図中b参照)、10m(図中c参照)離れ
た侵入者検知エリア内の位置に身長160cmの人が侵
入した場合に付いて示されている。また、この図3に於
ては、下の曲線Aが侵入者の足元の写る位置を示したお
り、上の曲線Bが侵入者の頭頂が写る位置を表わしてい
る。
60cmの人が侵入した場合に、CCDカメラ10から
の距離により、CCDカメラ10で撮像される1画面分
の画像データ中の垂直方向のどの位置に、どのくらいの
寸法で写し出されるかを示す図である。この図3では、
CCDカメラ10の設置位置からから1m(図中a参
照)、5m(図中b参照)、10m(図中c参照)離れ
た侵入者検知エリア内の位置に身長160cmの人が侵
入した場合に付いて示されている。また、この図3に於
ては、下の曲線Aが侵入者の足元の写る位置を示したお
り、上の曲線Bが侵入者の頭頂が写る位置を表わしてい
る。
【0020】更に、図4は、侵入者検知エリアに侵入し
た人の肩幅が55cmとした場合に、CCDカメラ10
からの距離と、この侵入者が、CCDカメラ10で撮像
される1画面分の画像データ中に映し出される寸法との
関係を示す図である。この図4では、CCDカメラ10
の設置位置からから1m(図中d参照)、5m(図中e
参照)、10m(図中f参照)離れた侵入者検知エリア
内の位置に、肩幅が55cmの入が侵入した場合につい
て示している。
た人の肩幅が55cmとした場合に、CCDカメラ10
からの距離と、この侵入者が、CCDカメラ10で撮像
される1画面分の画像データ中に映し出される寸法との
関係を示す図である。この図4では、CCDカメラ10
の設置位置からから1m(図中d参照)、5m(図中e
参照)、10m(図中f参照)離れた侵入者検知エリア
内の位置に、肩幅が55cmの入が侵入した場合につい
て示している。
【0021】この図3及び図4から明らかなように、C
CDカメラ10から離れた位置の侵入者は、画面の上方
に小さく映し出され、CCDカメラ10から近い位置の
侵入者は、画面の下方に大きく映し出される。従って、
画面に映る侵入者を認識するためには、画面上の全ての
位置を細かいゾーンに分割して判断する必要はない。そ
こで、図5に示すように、画面の上方、即ち、侵入者検
知エリア内の位置であって、CCDカメラ10の位置か
ら遠い位置の侵入者が映し出される部分は細かい取り込
みデータのゾーンに又画面の下方、即ち、侵入者検知エ
リア内の位置であって、CCDカメラ10の位置から近
い位置の侵入者が映し出される部分は大きな取り込みデ
ータのゾーンに分割している。
CDカメラ10から離れた位置の侵入者は、画面の上方
に小さく映し出され、CCDカメラ10から近い位置の
侵入者は、画面の下方に大きく映し出される。従って、
画面に映る侵入者を認識するためには、画面上の全ての
位置を細かいゾーンに分割して判断する必要はない。そ
こで、図5に示すように、画面の上方、即ち、侵入者検
知エリア内の位置であって、CCDカメラ10の位置か
ら遠い位置の侵入者が映し出される部分は細かい取り込
みデータのゾーンに又画面の下方、即ち、侵入者検知エ
リア内の位置であって、CCDカメラ10の位置から近
い位置の侵入者が映し出される部分は大きな取り込みデ
ータのゾーンに分割している。
【0022】図5は、1画面上に設定されている取り込
みデータのゾーンの位置及びサイズを示すものであり、
参照番号50は、画面枠を示している。また、画面枠5
0の中には、47個の大小の取り込みデータのゾーンが
設定されている。
みデータのゾーンの位置及びサイズを示すものであり、
参照番号50は、画面枠を示している。また、画面枠5
0の中には、47個の大小の取り込みデータのゾーンが
設定されている。
【0023】即ち、画面上最上部の取り込みデータのゾ
ーン101〜128は、水平25ドット、垂直100ド
ットのゾーンであり、画面上、上から2番目の取り込み
データのゾーン201〜211は、水平60ドット、垂
直150ドットのゾーンであり、画面上、上から3番目
の取り込みデータのゾーン301〜305は、水平15
0ドット、垂直200ドットのゾーンであり、画面上最
下部の取り込みデータのゾーン401〜403は、水平
200ドット、垂直220ドットのゾーンである。
ーン101〜128は、水平25ドット、垂直100ド
ットのゾーンであり、画面上、上から2番目の取り込み
データのゾーン201〜211は、水平60ドット、垂
直150ドットのゾーンであり、画面上、上から3番目
の取り込みデータのゾーン301〜305は、水平15
0ドット、垂直200ドットのゾーンであり、画面上最
下部の取り込みデータのゾーン401〜403は、水平
200ドット、垂直220ドットのゾーンである。
【0024】上述のように、平均化演算部20により、
各取り込みデータのゾーン毎に平均化された輝度データ
は、メモリ切換えスイッチ24を介して第1のデータメ
モリ26(第1のデータ記憶手段)又は第2のデータメ
モリ28(第2のデータ記憶手段)に記憶される。ま
た、この第1のデータメモリ26及び第2のデータメモ
リ28にそれぞれ記憶されている47バイト分のデータ
は、それぞれデータ比較部30(比較手段)に入力さ
れ、その比較結果を備える警報部32に出力し、これに
より警報部32はリレーを動作させ警報を発する。
各取り込みデータのゾーン毎に平均化された輝度データ
は、メモリ切換えスイッチ24を介して第1のデータメ
モリ26(第1のデータ記憶手段)又は第2のデータメ
モリ28(第2のデータ記憶手段)に記憶される。ま
た、この第1のデータメモリ26及び第2のデータメモ
リ28にそれぞれ記憶されている47バイト分のデータ
は、それぞれデータ比較部30(比較手段)に入力さ
れ、その比較結果を備える警報部32に出力し、これに
より警報部32はリレーを動作させ警報を発する。
【0025】なお、コントロール部34は、タイミング
回路36を制御すると共に、ゾーン分けテーブル22に
基づきフレームメモリ18より平均化演算部20にデー
タを送り込み、更に、第1のデータメモリ26及び第2
のデータメモリ28を制御する。タイミング回路36
は、CCDカメラ10の画像読みだし、照明ランプユニ
ット11の点灯時期、ADコンバータ16及びフレーム
メモリ18を同期させるためのタイミング信号を発生さ
せる。
回路36を制御すると共に、ゾーン分けテーブル22に
基づきフレームメモリ18より平均化演算部20にデー
タを送り込み、更に、第1のデータメモリ26及び第2
のデータメモリ28を制御する。タイミング回路36
は、CCDカメラ10の画像読みだし、照明ランプユニ
ット11の点灯時期、ADコンバータ16及びフレーム
メモリ18を同期させるためのタイミング信号を発生さ
せる。
【0026】次に、この実施例の移動体検知装置の動作
を説明する。タイミング回路36により、1秒毎に16
ms以下のLED点灯信号が駆動回路13に対して出力さ
る。駆動回路13は、図9の回路図で示されるように構
成されており、LED点灯信号に基づき、CCDカメラ
10が画像を取り込むタイミングに同期して、LED,
L101 〜L112 及びL21〜L24を点灯させる。なお、各
LEDの照明輝度は、侵入者検知エリアを効率良く照射
するために、照明する位置までの距離に応じて差を持た
せている。
を説明する。タイミング回路36により、1秒毎に16
ms以下のLED点灯信号が駆動回路13に対して出力さ
る。駆動回路13は、図9の回路図で示されるように構
成されており、LED点灯信号に基づき、CCDカメラ
10が画像を取り込むタイミングに同期して、LED,
L101 〜L112 及びL21〜L24を点灯させる。なお、各
LEDの照明輝度は、侵入者検知エリアを効率良く照射
するために、照明する位置までの距離に応じて差を持た
せている。
【0027】CCDカメラ10により、撮像された1画
面分の侵入者検知エリアの画像信号出力は、増幅器14
でAD変換し易いレベルまで増幅され、ADコンバータ
16で輝度レベルを8ビットに変換される。デジタル信
号となった1フレーム分の輝度データは、水平680ド
ット、垂直480ドットのデータとしてフレームメモリ
18に記憶される。
面分の侵入者検知エリアの画像信号出力は、増幅器14
でAD変換し易いレベルまで増幅され、ADコンバータ
16で輝度レベルを8ビットに変換される。デジタル信
号となった1フレーム分の輝度データは、水平680ド
ット、垂直480ドットのデータとしてフレームメモリ
18に記憶される。
【0028】次に、このフレームメモリ18に記憶され
ている1フレーム分の輝度データは、平均化演算部20
により、図5に示されている各取り込みデータのゾーン
毎に、輝度データの平均化演算が行われる。即ち、取り
込みデータのゾーン101についての平均化演算は、こ
のゾーン101は、2500ドット(水平25ドットx
垂直100ドット)から構成されているため、2500
ドット分の輝度データについての平均化演算を行い、1
バイトのデータとする。同様の処理を、取り込みデータ
のゾーン102〜128についても行う。また、取り込
みデータのゾーン201についての平均化演算は、この
ゾーン201は、9000ドット(水平60ドットx垂
直150ドット)から構成されているため、9000ド
ット分の輝度データについての平均化演算を行い、1バ
イトのデータとする。同様の処理を、取り込みデータの
ゾーン202〜211についても行う。更に、取り込み
データのゾーン301〜305及び取り込みデータのゾ
ーン401〜403についても行う。
ている1フレーム分の輝度データは、平均化演算部20
により、図5に示されている各取り込みデータのゾーン
毎に、輝度データの平均化演算が行われる。即ち、取り
込みデータのゾーン101についての平均化演算は、こ
のゾーン101は、2500ドット(水平25ドットx
垂直100ドット)から構成されているため、2500
ドット分の輝度データについての平均化演算を行い、1
バイトのデータとする。同様の処理を、取り込みデータ
のゾーン102〜128についても行う。また、取り込
みデータのゾーン201についての平均化演算は、この
ゾーン201は、9000ドット(水平60ドットx垂
直150ドット)から構成されているため、9000ド
ット分の輝度データについての平均化演算を行い、1バ
イトのデータとする。同様の処理を、取り込みデータの
ゾーン202〜211についても行う。更に、取り込み
データのゾーン301〜305及び取り込みデータのゾ
ーン401〜403についても行う。
【0029】従って、この平均化演算により各取り込み
データのゾーンについて1バイト、即ち、1画面全体で
47バイトの輝度データが得られる。この47バイトの
輝度データは、メモリ切換えスイッチ24を介して第1
のデータメモリ26に格納される。
データのゾーンについて1バイト、即ち、1画面全体で
47バイトの輝度データが得られる。この47バイトの
輝度データは、メモリ切換えスイッチ24を介して第1
のデータメモリ26に格納される。
【0030】次に、上述の動作の1秒後に同様の動作を
行い、各取り込みデータのゾーン毎に平均化演算が行わ
れることにより得られた47バイト分の輝度データが第
2のデータメモリ28に格納される。
行い、各取り込みデータのゾーン毎に平均化演算が行わ
れることにより得られた47バイト分の輝度データが第
2のデータメモリ28に格納される。
【0031】なお、切換スイッチ24は、タイミング回
路36によって制御され、第1のデータメモリ26およ
び第2のデータメモリ28への書換を交互に行なう。
路36によって制御され、第1のデータメモリ26およ
び第2のデータメモリ28への書換を交互に行なう。
【0032】このようにして、第1のデータメモリ26
及び第2のデータメモリ28に格納された各取り込みデ
ータのゾーン毎の輝度データは、データ比較部30によ
り、対応する取り込みデータのゾーンの輝度データ毎に
比較さる。即ち、第1のデータメモリ26に格納されて
いる取り込みデータのゾーン101の輝度データと第2
のデータメモリ28に格納されている取り込みデータの
ゾーン101の輝度データが比較される。また、残リの
46個の取り込みデータのゾーンに対しても同様の比較
が行われる。
及び第2のデータメモリ28に格納された各取り込みデ
ータのゾーン毎の輝度データは、データ比較部30によ
り、対応する取り込みデータのゾーンの輝度データ毎に
比較さる。即ち、第1のデータメモリ26に格納されて
いる取り込みデータのゾーン101の輝度データと第2
のデータメモリ28に格納されている取り込みデータの
ゾーン101の輝度データが比較される。また、残リの
46個の取り込みデータのゾーンに対しても同様の比較
が行われる。
【0033】この輝度データの比較は、各取り込みデー
タのゾーンの輝度データが1バイトのデータであり、2
56階調の内の何れかの階調で表わされているため、第
1のデータメモリ26に記憶されている1つの輝度デー
タと、この輝度データに対応する第2のデータメモリ2
8に格納されている輝度データとを比較することにより
行われる。この輝度データの比較により、両データの間
で4階調の差が有る場合には不一致と判断される。
タのゾーンの輝度データが1バイトのデータであり、2
56階調の内の何れかの階調で表わされているため、第
1のデータメモリ26に記憶されている1つの輝度デー
タと、この輝度データに対応する第2のデータメモリ2
8に格納されている輝度データとを比較することにより
行われる。この輝度データの比較により、両データの間
で4階調の差が有る場合には不一致と判断される。
【0034】この輝度データの比較においては、47個
の取り込みデータのゾーンの内に、不一致と判断される
ゾーンが1つでも存在する場合には、画像データに変化
が有った、即ち、侵入者検知エリア内に侵入者が存在す
ると判断されるため、データ比較部30は、この判断結
果を警報部32に出力し、これにより警報部32はリレ
ーを動作させることにより警報出力端子37から警報を
発する。
の取り込みデータのゾーンの内に、不一致と判断される
ゾーンが1つでも存在する場合には、画像データに変化
が有った、即ち、侵入者検知エリア内に侵入者が存在す
ると判断されるため、データ比較部30は、この判断結
果を警報部32に出力し、これにより警報部32はリレ
ーを動作させることにより警報出力端子37から警報を
発する。
【0035】このように、照明用LED,L101 〜L
112 ,L21〜L24を、CCDカメラが画像データを取り
込むタイミングに同期して点灯させ、その他の期間は消
灯しているためLEDの照明輝度を飛躍的に大きく設定
でき、消費電力も小さくできる。また、画像データをゾ
ーン分けし、そのサイズを遠距離の侵入者が撮像される
部分の画像データに対しては小さく、また、近距離の侵
入者が撮像される部分の画像データに対しては大きく設
定し、更に、取り込みデータゾーン毎に1バイトの輝度
データを作成しているため、侵入者の検知が正確に行
え、更に、データメモリの容量も飛躍的に小さくてす
み、データ比較の時間も極めて短縮することができる。
112 ,L21〜L24を、CCDカメラが画像データを取り
込むタイミングに同期して点灯させ、その他の期間は消
灯しているためLEDの照明輝度を飛躍的に大きく設定
でき、消費電力も小さくできる。また、画像データをゾ
ーン分けし、そのサイズを遠距離の侵入者が撮像される
部分の画像データに対しては小さく、また、近距離の侵
入者が撮像される部分の画像データに対しては大きく設
定し、更に、取り込みデータゾーン毎に1バイトの輝度
データを作成しているため、侵入者の検知が正確に行
え、更に、データメモリの容量も飛躍的に小さくてす
み、データ比較の時間も極めて短縮することができる。
【0036】次に、逐次読出式のCCDエリアセンサー
をCCDカメラ10に備えた場合の、他の実施例に付い
て説明する。この実施例においては、前述の実施例に比
較して、駆動回路13の構成が異なる。即ち、この実施
例の駆動回路13の具体的な構成を図10に示す。この
駆動回路13は、CCDカメラ10の水平駆動信号HD
と垂直駆動信号VDにより所定の時間だけLEDを点灯
するためのカウンター回路60、LEDに供給する電流
をスイッチングするトランジスタアレイから構成される
LED点灯制御回路61及び電流制限用抵抗R1 〜R8
により構成される。
をCCDカメラ10に備えた場合の、他の実施例に付い
て説明する。この実施例においては、前述の実施例に比
較して、駆動回路13の構成が異なる。即ち、この実施
例の駆動回路13の具体的な構成を図10に示す。この
駆動回路13は、CCDカメラ10の水平駆動信号HD
と垂直駆動信号VDにより所定の時間だけLEDを点灯
するためのカウンター回路60、LEDに供給する電流
をスイッチングするトランジスタアレイから構成される
LED点灯制御回路61及び電流制限用抵抗R1 〜R8
により構成される。
【0037】まず、CCDカメラ10に備えられている
逐次読出式のCCDエリアセンサーにより、1フレーム
分の画像の読み取りが開始されると、タイミング回路3
6からの垂直同期信号VDにより、カウンター回路60
はリセットされる。カウンター回路60は、CCDカメ
ラ10からの水平同期信号HDをカウントする。このカ
ウンター60のカウント値が16〜36の間、カウンタ
ー回路60から信号Q1 がトランジスタT1 に対して出
力され、トランジスタT1 がONされることにより、遠
距離照射用のLED,L101 〜L112 が点灯される。ま
た、カウンター60のカウント値が37〜119の間、
カウンター回路60から信号Q2 がトランジスタT2 に
対して出力され、トランジスタT2 がONされることに
より、遠距離照射用のLED,L101 〜L112 が点灯さ
れる。即ち、トランジスタT1 がONされることによ
り、遠距離照射用のLED,L101 〜L112 には、小さ
な値を有する抵抗R1 〜R3 によって制限された電流
(500mA)が供給され、遠距離照射用のLED,L
101 〜L112 は、発光量が大きい状態で1.3ms点灯さ
れる。また、トランジスタT2 がONされることによ
り、遠距離照射用のLED,L101 〜L112 には、大き
な値を有する抵抗R4 〜R6 よって制限された電流(8
6mA)が供給され、遠距離照射用のLED,L101 〜L
112 は、発光量を減少させた状態で5.2ms点灯され
る。
逐次読出式のCCDエリアセンサーにより、1フレーム
分の画像の読み取りが開始されると、タイミング回路3
6からの垂直同期信号VDにより、カウンター回路60
はリセットされる。カウンター回路60は、CCDカメ
ラ10からの水平同期信号HDをカウントする。このカ
ウンター60のカウント値が16〜36の間、カウンタ
ー回路60から信号Q1 がトランジスタT1 に対して出
力され、トランジスタT1 がONされることにより、遠
距離照射用のLED,L101 〜L112 が点灯される。ま
た、カウンター60のカウント値が37〜119の間、
カウンター回路60から信号Q2 がトランジスタT2 に
対して出力され、トランジスタT2 がONされることに
より、遠距離照射用のLED,L101 〜L112 が点灯さ
れる。即ち、トランジスタT1 がONされることによ
り、遠距離照射用のLED,L101 〜L112 には、小さ
な値を有する抵抗R1 〜R3 によって制限された電流
(500mA)が供給され、遠距離照射用のLED,L
101 〜L112 は、発光量が大きい状態で1.3ms点灯さ
れる。また、トランジスタT2 がONされることによ
り、遠距離照射用のLED,L101 〜L112 には、大き
な値を有する抵抗R4 〜R6 よって制限された電流(8
6mA)が供給され、遠距離照射用のLED,L101 〜L
112 は、発光量を減少させた状態で5.2ms点灯され
る。
【0038】また、カウンター60のカウント値が11
9〜171の間、カウンター回路60から信号Q3 がト
ランジスタT3 に対して出力され、トランジスタT3 が
ONされることにより、近距離照射用のLED,L21〜
L24が点灯される。また、カウンター60のカウント値
が171〜244の間、カウンター回路60から信号Q
4 がトランジスタT4 に対して出力され、トランジスタ
T4 がONされることにより、近距離照射用のLED,
L21,L24が点灯される。即ち、トランジスタT3 がO
Nされることにより、近距離照射用のLED,L21〜L
24には、抵抗R 7 によって制限された電流(40mA)が
供給され、近距離照射用のLED,L21〜L24は、3.
3ms点灯される。また、トランジスタT4 がONされる
ことにより、近遠距離照射用のLED,L21,L24には
抵抗R8 によって制限された電流(10mA)が供給さ
れ、近距離照射用のLED,L21,L24は4.6ms点灯
される。
9〜171の間、カウンター回路60から信号Q3 がト
ランジスタT3 に対して出力され、トランジスタT3 が
ONされることにより、近距離照射用のLED,L21〜
L24が点灯される。また、カウンター60のカウント値
が171〜244の間、カウンター回路60から信号Q
4 がトランジスタT4 に対して出力され、トランジスタ
T4 がONされることにより、近距離照射用のLED,
L21,L24が点灯される。即ち、トランジスタT3 がO
Nされることにより、近距離照射用のLED,L21〜L
24には、抵抗R 7 によって制限された電流(40mA)が
供給され、近距離照射用のLED,L21〜L24は、3.
3ms点灯される。また、トランジスタT4 がONされる
ことにより、近遠距離照射用のLED,L21,L24には
抵抗R8 によって制限された電流(10mA)が供給さ
れ、近距離照射用のLED,L21,L24は4.6ms点灯
される。
【0039】このように、照明用LEDによる照明は、
監視エリア内の画像が取り込まれる位置に対して順次行
なわれる。したがって、一度に点灯するLEDの数を少
なくすることができ消費電力を小さくすることができ
る。また、照明用LEDを消灯させる時間も長く確保す
ることができるため、照明用LEDの発熱による故障の
問題も解消することができる。
監視エリア内の画像が取り込まれる位置に対して順次行
なわれる。したがって、一度に点灯するLEDの数を少
なくすることができ消費電力を小さくすることができ
る。また、照明用LEDを消灯させる時間も長く確保す
ることができるため、照明用LEDの発熱による故障の
問題も解消することができる。
【0040】なお、上述の実施例に於ては、1秒後の輝
度データを比較の対象としているがこれに限らず4秒後
等の輝度データを比較の対象とすることも可能である。
この場合には、ゆっくり移動する侵入者の検知に対して
有効である。
度データを比較の対象としているがこれに限らず4秒後
等の輝度データを比較の対象とすることも可能である。
この場合には、ゆっくり移動する侵入者の検知に対して
有効である。
【0041】また、上述の実施例では、侵入者が存在す
るか否かの判断に輝度データを用い、比較した輝度デー
タが4階調異なる場合に侵入者が存在すると判断するこ
ととしているが、これに限らず、2階調、8階調等自由
に定めることができる。この階調を変化させることによ
り侵入者検知の感度を変化させることができる。
るか否かの判断に輝度データを用い、比較した輝度デー
タが4階調異なる場合に侵入者が存在すると判断するこ
ととしているが、これに限らず、2階調、8階調等自由
に定めることができる。この階調を変化させることによ
り侵入者検知の感度を変化させることができる。
【0042】更に、上述の実施例では、遠距離の侵入者
が撮像される部分の画像データに対しても近距離の侵入
者が撮像される部分の画像データに対しても、同様に1
秒毎に侵入者検知のための比較処理を行なっているが、
これに限らず、遠距離の侵入者が撮像される部分の画像
データに対する比較処理は4秒毎に、また、近距離の侵
入者が撮像される部分の画像データに対する比較処理は
1秒毎に等比較処理を行なう時間に差を持たせることも
可能である。この場合には、侵入者検知の精度がさらに
向上する。
が撮像される部分の画像データに対しても近距離の侵入
者が撮像される部分の画像データに対しても、同様に1
秒毎に侵入者検知のための比較処理を行なっているが、
これに限らず、遠距離の侵入者が撮像される部分の画像
データに対する比較処理は4秒毎に、また、近距離の侵
入者が撮像される部分の画像データに対する比較処理は
1秒毎に等比較処理を行なう時間に差を持たせることも
可能である。この場合には、侵入者検知の精度がさらに
向上する。
【0043】また、この実施例では、リレーを動作させ
ることにより警報を発しているが、これに限らず、MO
S FETによるon・off信号により警報を発する
ようにしてもよい。
ることにより警報を発しているが、これに限らず、MO
S FETによるon・off信号により警報を発する
ようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、照明用LEDをCCD
カメラが画像データを取り込むタイミングに同期して点
灯させ、その他の期間は消灯しているためLEDの照明
輝度を飛躍的に大きく設定でき、消費電力も小さくでき
る。また、LEDを消灯させる時間も確保することがで
きるため、発熱による故障の問題も解消させることがで
きる。更に、照明を遠距離照射用と近距離照射用に分
け、それぞれを、画像の取り込み位置に対応させて点灯
させる場合には、一度に点灯するLEDの数を少なくで
き高照度が得られると共に、更に消費電力を小さくでき
る。
カメラが画像データを取り込むタイミングに同期して点
灯させ、その他の期間は消灯しているためLEDの照明
輝度を飛躍的に大きく設定でき、消費電力も小さくでき
る。また、LEDを消灯させる時間も確保することがで
きるため、発熱による故障の問題も解消させることがで
きる。更に、照明を遠距離照射用と近距離照射用に分
け、それぞれを、画像の取り込み位置に対応させて点灯
させる場合には、一度に点灯するLEDの数を少なくで
き高照度が得られると共に、更に消費電力を小さくでき
る。
【図1】移動体検知装置の実施例のブロック図である。
【図2】CCDカメラの設置位置と侵入者検知エリアと
の関係を説明するための図である。
の関係を説明するための図である。
【図3】侵入者検知エリアに人が入った場合に、CCD
カメラからの距離と1画面分の画像データ中に映し出さ
れる垂直方向の位置及び映し出される寸法との関係を示
す図である。
カメラからの距離と1画面分の画像データ中に映し出さ
れる垂直方向の位置及び映し出される寸法との関係を示
す図である。
【図4】侵入者検知エリアに人が入った場合に、CCD
カメラからの距離と1画面分の画像データ中に映し出さ
れる寸法との関係を示す図である。
カメラからの距離と1画面分の画像データ中に映し出さ
れる寸法との関係を示す図である。
【図5】1画面上に設定されている取り込みデータゾー
ンの大きさを示す図である。
ンの大きさを示す図である。
【図6】照明用ランプユニットの断面図である。
【図7】照明用ランプユニットの上方斜視図である。
【図8】照明用ランプユニットの底面図である。
【図9】駆動回路の回路図である。
【図10】駆動回路の他の実施例の回路図である。
1…移動体検知装置、10…CCDカメラ、11…照明
ランプユニット、12…超広角レンズ、13…駆動回
路、16…ADコンバータ、18…フレームメモリ、2
0…平均化演算部、22…ゾーン分けパターンテーブ
ル、26…第1データメモリ、28…第2データメモ
リ、30…データ比較部、34…コントロール部、40
…LEDホルダー、60…カウンター回路、101〜1
28,201〜211,301〜305,401〜40
3…取り込みデータゾーン。
ランプユニット、12…超広角レンズ、13…駆動回
路、16…ADコンバータ、18…フレームメモリ、2
0…平均化演算部、22…ゾーン分けパターンテーブ
ル、26…第1データメモリ、28…第2データメモ
リ、30…データ比較部、34…コントロール部、40
…LEDホルダー、60…カウンター回路、101〜1
28,201〜211,301〜305,401〜40
3…取り込みデータゾーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池川 敏男 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 監視エリアの画像を撮像するCCDカメ
ラと、 このCCDカメラにより画像データを撮像する垂直同期
区間において、前記監視エリアを照明するための照明手
段と、 前記CCDカメラにより撮像された1画面分の画像デー
タに基づくデータを記憶する第1のデータ記憶手段と、 この第1のデータ記憶手段に記憶されているデータの基
になる1画面分の画像データの撮像から一定時間が経過
した後に、前記CCDカメラにより撮像された1画面分
の画像データに基づくデータを記憶する第2のデータ記
憶手段と、 前記第1のデータ記憶手段に記憶されているデータと前
記第2のデータ記憶手段に記憶されているデータとを比
較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づき監視エリアの移動体を
検知し、警報を出力する警報出力手段とを備えた一体型
の照明手段を備えた移動体検知装置。 - 【請求項2】 前記CCDカメラにより撮象される1画
面分の画像データを垂直方向に複数のゾーンに分割し、
この分割された複数のゾーンの中で、前記CCDカメラ
により撮象されるゾーンに対応する前記監視エリア内の
範囲を前記照明手段により照明することを特徴とする請
求項1記載の照明手段を備えた移動体検知装置。 - 【請求項3】 前記照明手段は、遠距離照射用の照明手
段及び近距離照射用の照明手段を備えることを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の照明手段を備えた移動体
検知装置。 - 【請求項4】 前記警報出力手段は、リレーまたはMO
S FETによるon・off信号を出力することを特
徴する請求項1記載の照明手段を備えた移動体検知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7036877A JPH08235458A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 照明手段を備えた移動体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7036877A JPH08235458A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 照明手段を備えた移動体検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08235458A true JPH08235458A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12482022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7036877A Pending JPH08235458A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 照明手段を備えた移動体検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08235458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005136454A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | 監視カメラ装置 |
JP2007233177A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Fujitsu Ltd | 撮影装置、照明制御装置及び照明制御方法 |
JP2019174683A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社 ジーアイシー | 監視用赤外線カメラ装置 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP7036877A patent/JPH08235458A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005136454A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | 監視カメラ装置 |
JP2007233177A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Fujitsu Ltd | 撮影装置、照明制御装置及び照明制御方法 |
JP2019174683A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社 ジーアイシー | 監視用赤外線カメラ装置 |
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