JP3030781B2 - データベース同期制御方法 - Google Patents
データベース同期制御方法Info
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- JP3030781B2 JP3030781B2 JP2053696A JP5369690A JP3030781B2 JP 3030781 B2 JP3030781 B2 JP 3030781B2 JP 2053696 A JP2053696 A JP 2053696A JP 5369690 A JP5369690 A JP 5369690A JP 3030781 B2 JP3030781 B2 JP 3030781B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、正副データベースを有する計算機応用シス
テムにおける、端末と正副データベース間の同期制御方
法に関するものである。
テムにおける、端末と正副データベース間の同期制御方
法に関するものである。
将来の技術では、オンラインシステムの信頼性向上策
として次のようにしていた（第５図参照）。
として次のようにしていた（第５図参照）。
データベースレコードを蓄積し、オンライン中に更新
する外部記憶装置（13と14）を２重にもち、データベー
スレコードの更新が必要になった場合には、それぞれの
外部記憶装置内にあるデータベースレコード（15と16）
を、同時に中央処理装置（12）から更新（）する。同
一のデータベースレコードを別の外部記憶装置に常に２
重にもつことにより、片方の外部記憶装置（13又は14）
障害時でも、別の外部記憶装置上のデータベースレコー
ドを使用出来るようにしていた。
する外部記憶装置（13と14）を２重にもち、データベー
スレコードの更新が必要になった場合には、それぞれの
外部記憶装置内にあるデータベースレコード（15と16）
を、同時に中央処理装置（12）から更新（）する。同
一のデータベースレコードを別の外部記憶装置に常に２
重にもつことにより、片方の外部記憶装置（13又は14）
障害時でも、別の外部記憶装置上のデータベースレコー
ドを使用出来るようにしていた。
また、オンラインと接続されていない外部記憶装置
（17）にデータベースのバックアップを取得し（）、
オンラインシステムと同一の計算センタ（11）内又は別
の倉庫又は計算センタ（18）に保存することにより、外
部記憶装置13,14の同時障害又は、外部記憶装置17を加
えた同時障害発生時にデータベースの回復を図ってい
た。
（17）にデータベースのバックアップを取得し（）、
オンラインシステムと同一の計算センタ（11）内又は別
の倉庫又は計算センタ（18）に保存することにより、外
部記憶装置13,14の同時障害又は、外部記憶装置17を加
えた同時障害発生時にデータベースの回復を図ってい
た。
なおこの種の技術として関連するものには、たとえば
特開昭61−196347号公報などがある。
特開昭61−196347号公報などがある。
上記従来の技術には高信頼性が要求されるオンライン
システムにおいて次の課題があった（第６図参照）。
システムにおいて次の課題があった（第６図参照）。
（１）計算センタ（11）が災害にあった場合（Ａ）オン
ラインシステムを利用する端末（24a,24b,24c,24d）全
てが利用不能となる。また、本災害時のデータベースの
復旧は不可能となる。
ラインシステムを利用する端末（24a,24b,24c,24d）全
てが利用不能となる。また、本災害時のデータベースの
復旧は不可能となる。
（２）計算センタ（11）を含む広域21（隣接する複数の
都道府県、市町村を合せた地域）災害時（Ｂ）には、計
算センタ11に含まれる端末（24a,24b）のみならず被災
していない別の広域（25）に含まれる端末（24c,24d）
もオンライン利用不能となる。また、本災害時のデータ
ベースの復旧は不可能となる。
都道府県、市町村を合せた地域）災害時（Ｂ）には、計
算センタ11に含まれる端末（24a,24b）のみならず被災
していない別の広域（25）に含まれる端末（24c,24d）
もオンライン利用不能となる。また、本災害時のデータ
ベースの復旧は不可能となる。
（３）計算センタを含む広域（21）と別の広域（25）間
において、計算機（23）と計算機を使用する端末（24c,
24d）を接続する伝送路（26b）障害時（Ｃ）、広域21内
の端末（24a,24b）はオンラインを利用可能であるが、
広域25内の端末（24c,24d）は利用できない。
において、計算機（23）と計算機を使用する端末（24c,
24d）を接続する伝送路（26b）障害時（Ｃ）、広域21内
の端末（24a,24b）はオンラインを利用可能であるが、
広域25内の端末（24c,24d）は利用できない。
上記問題点は、公知ではないが、第７図に示すよう
に、正オンラインシステムのほかにバックアップセンタ
ーとして副オンラインシステムを設け、端末から入力さ
れるトランザクションに基づいて正オンラインシステム
の正データベースの関連するレコードを更新し、この正
データベースについて行われた更新の情報を副オンライ
ンシステムに送り、副オンラインシステムではバックア
ップとなる副データベースの関連するレコードをリアル
タイムで更新することによって解決される。そして正オ
ンラインシステム側に障害時が発生し、稼動しなくなっ
たとき、端末を正オンラインシステム接続から副オンラ
インシステム接続へ切り替えることによって業務を続行
できる。以下このような構成をもつ全体システムの正副
データベース間の同期について詳細に検討する。
に、正オンラインシステムのほかにバックアップセンタ
ーとして副オンラインシステムを設け、端末から入力さ
れるトランザクションに基づいて正オンラインシステム
の正データベースの関連するレコードを更新し、この正
データベースについて行われた更新の情報を副オンライ
ンシステムに送り、副オンラインシステムではバックア
ップとなる副データベースの関連するレコードをリアル
タイムで更新することによって解決される。そして正オ
ンラインシステム側に障害時が発生し、稼動しなくなっ
たとき、端末を正オンラインシステム接続から副オンラ
インシステム接続へ切り替えることによって業務を続行
できる。以下このような構成をもつ全体システムの正副
データベース間の同期について詳細に検討する。
第７図において、データベース更新情報のレコードN
O.1〜NO.3はそれぞれデータベースのレコードNO.1〜NO.
3についての更新情報とする。ここで、データベース更
新情報のレコードNO.1は副データベースに反映済みであ
り、レコードNO.2は副データベースに未反映であり、レ
コードNO.3は副オンラインシステムへ未送信の状態であ
る。
O.1〜NO.3はそれぞれデータベースのレコードNO.1〜NO.
3についての更新情報とする。ここで、データベース更
新情報のレコードNO.1は副データベースに反映済みであ
り、レコードNO.2は副データベースに未反映であり、レ
コードNO.3は副オンラインシステムへ未送信の状態であ
る。
この状態でオンラインシステムを正オンラインシステ
ムから副オンラインシステムへ切替えた場合、副オンラ
インシステムへ未送信の正データベース更新情報を正オ
ンラインシステムがもつこと（第７図において、データ
ベース更新情報のレコードNO.3）、また、副オンライン
システムの副データベースへ未反映の正データベース更
新情報を副オンラインシステムがもつこと（第７図にお
いて、データベース更新情報のレコードNO.2）のため、
正副データベースの内容が不一致となる。
ムから副オンラインシステムへ切替えた場合、副オンラ
インシステムへ未送信の正データベース更新情報を正オ
ンラインシステムがもつこと（第７図において、データ
ベース更新情報のレコードNO.3）、また、副オンライン
システムの副データベースへ未反映の正データベース更
新情報を副オンラインシステムがもつこと（第７図にお
いて、データベース更新情報のレコードNO.2）のため、
正副データベースの内容が不一致となる。
本発明が解決しようとする課題を第８図で説明する。
オンラインシステムを正オンラインシステムから副オ
ンラインシステムへ切替える時、正オンラインシステム
が故障している場合、（第８図におけるＡ）、あるいは
正副オンラインシステム間を結ぶ伝送路が故障している
場合（第８図におけるＢ）、正オンラインシステムがも
つ未送信のデータベース更新情報を副オンラインシステ
ムへ送信することが不可能となるため、正副データベー
ス間の内容の同期が崩れることがある。（第８図におい
て、データベース更新情報のレコードNO.3を副オンライ
ンシステムへ送信できないことを示している。） この場合、正副データベースの内容の同期を合せるた
めには、正オンラインシステムがもつ未送信のデータベ
ース更新情報に対応する取引データを端末から再入力す
る必要があるが、端末毎に再入力すべき取引データを確
定することができないという問題点がある。その理由
は、端末側では入力した取引が正オンラインシステムで
完了していることは確認できるが、その取引によるデー
タベース更新情報が副データベースに反映されているか
どうかを認識することができないためである。
ンラインシステムへ切替える時、正オンラインシステム
が故障している場合、（第８図におけるＡ）、あるいは
正副オンラインシステム間を結ぶ伝送路が故障している
場合（第８図におけるＢ）、正オンラインシステムがも
つ未送信のデータベース更新情報を副オンラインシステ
ムへ送信することが不可能となるため、正副データベー
ス間の内容の同期が崩れることがある。（第８図におい
て、データベース更新情報のレコードNO.3を副オンライ
ンシステムへ送信できないことを示している。） この場合、正副データベースの内容の同期を合せるた
めには、正オンラインシステムがもつ未送信のデータベ
ース更新情報に対応する取引データを端末から再入力す
る必要があるが、端末毎に再入力すべき取引データを確
定することができないという問題点がある。その理由
は、端末側では入力した取引が正オンラインシステムで
完了していることは確認できるが、その取引によるデー
タベース更新情報が副データベースに反映されているか
どうかを認識することができないためである。
本発明の目的は、上記の課題を解決することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るデータベー
スの同期制御方法は、以下に述べる特徴を有する。すな
わち、正データベースを有する正オンラインシステム
と、正オンラインシステムと伝送回線を介して接続さ
れ、前記正データベースの内容が反映される副データベ
ースを有する副オンラインシステムと、正オンラインシ
ステムまたは副オンラインシステムと選択的に接続され
る端末とを有し、端末から入力された取引情報に基づい
て正データベース及び副データベースの関連するレコー
ドを更新し、正オンラインシステムの障害時に副オンラ
インシステムに切り替えて処理が行われるオンラインシ
ステムにおけるデータベース同期制御方法において、端
末は、入力された取引情報と当該取引情報の発生順を表
す同期確認情報とを当該端末内に備えられる記憶手段に
記憶するとともに、正オンラインシステムに送信する。
正オンラインシステムは、端末より受け取った取引情報
に基づいて正データベースを更新するための更新情報を
作成して正データベースを更新し、更新情報を同期確認
情報とともに副オンラインシステムに伝送する。そし
て、副オンラインシステムは、更新情報にしたがって副
データベースを更新する。さらに、正オンラインシステ
ムから前記副オンラインシステムへの切り替えに際して
は、副オンラインシステムが端末に対して、同期確認情
報に基づいて、端末において副データベースへ未反映の
取引情報を認定するための確認情報を送信する。端末で
は確認情報に基づいて蓄積した取引情報の中から副デー
タベースに未反映の取引情報を読み出し、副オンライン
システムに送信する。副オンラインシステムでは、端末
から受け取った取引情報に基づいて副データベースの更
新を行う。
スの同期制御方法は、以下に述べる特徴を有する。すな
わち、正データベースを有する正オンラインシステム
と、正オンラインシステムと伝送回線を介して接続さ
れ、前記正データベースの内容が反映される副データベ
ースを有する副オンラインシステムと、正オンラインシ
ステムまたは副オンラインシステムと選択的に接続され
る端末とを有し、端末から入力された取引情報に基づい
て正データベース及び副データベースの関連するレコー
ドを更新し、正オンラインシステムの障害時に副オンラ
インシステムに切り替えて処理が行われるオンラインシ
ステムにおけるデータベース同期制御方法において、端
末は、入力された取引情報と当該取引情報の発生順を表
す同期確認情報とを当該端末内に備えられる記憶手段に
記憶するとともに、正オンラインシステムに送信する。
正オンラインシステムは、端末より受け取った取引情報
に基づいて正データベースを更新するための更新情報を
作成して正データベースを更新し、更新情報を同期確認
情報とともに副オンラインシステムに伝送する。そし
て、副オンラインシステムは、更新情報にしたがって副
データベースを更新する。さらに、正オンラインシステ
ムから前記副オンラインシステムへの切り替えに際して
は、副オンラインシステムが端末に対して、同期確認情
報に基づいて、端末において副データベースへ未反映の
取引情報を認定するための確認情報を送信する。端末で
は確認情報に基づいて蓄積した取引情報の中から副デー
タベースに未反映の取引情報を読み出し、副オンライン
システムに送信する。副オンラインシステムでは、端末
から受け取った取引情報に基づいて副データベースの更
新を行う。
本発明によれば、上記構成によって、正オンラインシ
ステムで正データベースには反映されているにも関わら
ず、副オンラインシステムの副データベースに未反映の
取引を認定可能とし、正オンラインシステムから副オン
ラインシステムへの切替に際して、各端末から副オンラ
インシステムへ、副データベースに未反映の取引に係る
取引情報を転送する。そして、副オンラインシステム
で、端末から送られる取引情報に基づいて副データベー
スを更新することにより、正副データベースの同期をと
ることができる。
ステムで正データベースには反映されているにも関わら
ず、副オンラインシステムの副データベースに未反映の
取引を認定可能とし、正オンラインシステムから副オン
ラインシステムへの切替に際して、各端末から副オンラ
インシステムへ、副データベースに未反映の取引に係る
取引情報を転送する。そして、副オンラインシステム
で、端末から送られる取引情報に基づいて副データベー
スを更新することにより、正副データベースの同期をと
ることができる。
まず、第１図に示す概念図を参照しながら、本発明の
概略について説明する。
概略について説明する。
端末側31からの取引入力時、端末側31が持つ外部記憶
装置32,33に同期確認用情報（端末番号と取引番号）と
取引データを蓄積し、同期確認用情報と取引データを正
オンラインシステム34に送信する（）。
装置32,33に同期確認用情報（端末番号と取引番号）と
取引データを蓄積し、同期確認用情報と取引データを正
オンラインシステム34に送信する（）。
正オンラインシステム34では、正データベース35を更
新後（）、データベース更新情報と共に同期確認用情
報を副オンラインシステム36へ送信する（）。副オン
ラインシステム36では、副データベース37更新完了のタ
イミングで同期確認情報を外部記憶装置38に蓄積する
（，）。
新後（）、データベース更新情報と共に同期確認用情
報を副オンラインシステム36へ送信する（）。副オン
ラインシステム36では、副データベース37更新完了のタ
イミングで同期確認情報を外部記憶装置38に蓄積する
（，）。
正オンラインシステム34から、副オンラインシステム
36への切替え時（）、副オンラインシステム36から端
末側31へ同期確認用情報を送信する。（）端末側31で
は、外部記憶装置32にもつ同期確認用情報と副オンライ
ンシステム36から受信した同期確認用情報を比較して、
受信した同期確認用情報に差分があれば、差分の取引通
番に対応する取引データを外部記憶装置33から読み出し
て副オンラインシステム36へ取引を入力する（）。
36への切替え時（）、副オンラインシステム36から端
末側31へ同期確認用情報を送信する。（）端末側31で
は、外部記憶装置32にもつ同期確認用情報と副オンライ
ンシステム36から受信した同期確認用情報を比較して、
受信した同期確認用情報に差分があれば、差分の取引通
番に対応する取引データを外部記憶装置33から読み出し
て副オンラインシステム36へ取引を入力する（）。
以上の処理を端末側31の操作を行なうことなく、端末
側31と副オンラインシステム36とが交信することにより
自動的に行なう。
側31と副オンラインシステム36とが交信することにより
自動的に行なう。
以下に、本発明の実施例について、第２図に示す銀行
オンラインシステムの場合を例に取り具体的に説明す
る。
オンラインシステムの場合を例に取り具体的に説明す
る。
営業店の端末41から正オンラインシステム34に正デー
タベース35を更新する取引43を入力する。取引は、端末
番号と端末毎の取引通番から成る同期確認用情報と取引
データで構成されている。複数台の端末を制御する分散
プロセッサ42では、正オンラインシステム34への取引の
送信と同時に、外部記憶装置32の同期確認用情報（最終
取引通番（入力））を更新し、外部記憶装置33に取引デ
ータを蓄積する。（）。
タベース35を更新する取引43を入力する。取引は、端末
番号と端末毎の取引通番から成る同期確認用情報と取引
データで構成されている。複数台の端末を制御する分散
プロセッサ42では、正オンラインシステム34への取引の
送信と同時に、外部記憶装置32の同期確認用情報（最終
取引通番（入力））を更新し、外部記憶装置33に取引デ
ータを蓄積する。（）。
正オンラインシステム34では、取引実行のため正デー
タベース35を更新すると共に（）、データベース更新
情報に同期確認用情報を付加して、電文44を作成し、災
害時バックアップ用の副オンラインシステム36へ送信す
る（）。正オンラインシステム34での取引完了時、分
散プロセッサ42では、外部記憶装置32の同期確認用情報
（最終取引通番（完了））を更新する。
タベース35を更新すると共に（）、データベース更新
情報に同期確認用情報を付加して、電文44を作成し、災
害時バックアップ用の副オンラインシステム36へ送信す
る（）。正オンラインシステム34での取引完了時、分
散プロセッサ42では、外部記憶装置32の同期確認用情報
（最終取引通番（完了））を更新する。
副オンラインシステム36では、受信した電文44に基づ
いて副データベース37を更新すると共に（）、外部記
憶装置38の同期確認用情報の最終取引通番を更新する
（）。
いて副データベース37を更新すると共に（）、外部記
憶装置38の同期確認用情報の最終取引通番を更新する
（）。
正オンラインシステム34の故障等により、営業店シス
テム（分散プロセッサ42と複数の端末41で構成される端
末側31）を正オンラインシステム34から副オンラインシ
ステム36へ切替えた時（）、副オンラインシステム36
の外部記憶装置38に蓄積した同期確認用情報45を分散プ
ロセッサ42へ送信する（）。
テム（分散プロセッサ42と複数の端末41で構成される端
末側31）を正オンラインシステム34から副オンラインシ
ステム36へ切替えた時（）、副オンラインシステム36
の外部記憶装置38に蓄積した同期確認用情報45を分散プ
ロセッサ42へ送信する（）。
分散プロセッサ42では、外部記憶装置32に蓄積した同
期確認用情報と受信した同期確認用情報45を比較して、
差分の取引があれば、差分の取引データを外部記憶装置
33から取り出して副オンラインシステム36へ入力する
（）。第２図の例では、端末番号01の最終取引通番が
分散プロセッサ側の12に対して、副オンラインシステム
側で10であるため、取引通番の11,12の取引を副オンラ
インシステムへ入力している。
期確認用情報と受信した同期確認用情報45を比較して、
差分の取引があれば、差分の取引データを外部記憶装置
33から取り出して副オンラインシステム36へ入力する
（）。第２図の例では、端末番号01の最終取引通番が
分散プロセッサ側の12に対して、副オンラインシステム
側で10であるため、取引通番の11,12の取引を副オンラ
インシステムへ入力している。
第３図は、分散プロセッサ42が行う処理の流れを示す
フローチャートである。分散プロセッサ側が記憶してい
る最終取引通番（完了）と副オンラインシステム36から
受信した最終取引通番とが一致していれば（51YES）、
すでに該取引の処理が完了しているからそれで終りであ
る。両最終取引通番が一致していなければ（51NO）、該
取引の処理が完了していないから副オンラインシステム
36から受信した最終取引通番以降の取引データを外部記
憶装置33から取り出して副オンラインシステム36へ送信
する（52）。
フローチャートである。分散プロセッサ側が記憶してい
る最終取引通番（完了）と副オンラインシステム36から
受信した最終取引通番とが一致していれば（51YES）、
すでに該取引の処理が完了しているからそれで終りであ
る。両最終取引通番が一致していなければ（51NO）、該
取引の処理が完了していないから副オンラインシステム
36から受信した最終取引通番以降の取引データを外部記
憶装置33から取り出して副オンラインシステム36へ送信
する（52）。
第４図は端末側および副オンラインシステム側が保有
する同期確認用情報のデータ形式も示すものである。
する同期確認用情報のデータ形式も示すものである。
なお最終取引通番（入力）は端末入力した最後の取引
を示すものであり、最終取引通番（完了）は正オンライ
ンシステムで処理の完了した最後の取引を示すものであ
る。分散プロセッサ42は、（入力）と（完了）の通番に
差分があるかどうかチェックすることができ、差分があ
れば適当な処置をとることができる。
を示すものであり、最終取引通番（完了）は正オンライ
ンシステムで処理の完了した最後の取引を示すものであ
る。分散プロセッサ42は、（入力）と（完了）の通番に
差分があるかどうかチェックすることができ、差分があ
れば適当な処置をとることができる。
以上の通り、本発明によれば、正オンラインシステム
から副オンラインシステムへの切替え時、取引の抜け、
重複を防ぐことができ、自動的に正副オンラインシステ
ムのデータベース間の内容の同期をとることができる。
から副オンラインシステムへの切替え時、取引の抜け、
重複を防ぐことができ、自動的に正副オンラインシステ
ムのデータベース間の内容の同期をとることができる。
第１図は本発明の概念を示すシステム構成図、第２図は
本発明の一実施例を示す詳細な構成図、第３図は端末側
の処理の流れを示すフローチャート、第４図は同期確認
情報のデータ形式を示す図、第５図は従来システムの構
成を示す図、第６図は従来システムに障害が発生した状
態を示す図、第７図は正副データベースの内容が不一致
になる状態を示す図、第８図は障害によって正副データ
ベースの同期がとれなくなる状態を示す図である。 31……端末側、32……外部記憶装置（同期確認用情
報）、33……外部記憶装置（取引データ）、34……正オ
ンラインシステム、35……正データベース、36……副オ
ンラインシステム、37……副データベース。
本発明の一実施例を示す詳細な構成図、第３図は端末側
の処理の流れを示すフローチャート、第４図は同期確認
情報のデータ形式を示す図、第５図は従来システムの構
成を示す図、第６図は従来システムに障害が発生した状
態を示す図、第７図は正副データベースの内容が不一致
になる状態を示す図、第８図は障害によって正副データ
ベースの同期がとれなくなる状態を示す図である。 31……端末側、32……外部記憶装置（同期確認用情
報）、33……外部記憶装置（取引データ）、34……正オ
ンラインシステム、35……正データベース、36……副オ
ンラインシステム、37……副データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 伸幸 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム工場 内 (72)発明者 渡部 芳邦 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム工場 内 (72)発明者 溝口 正道 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム工場 内 (72)発明者 田中 真司 東京都大田区大森北３丁目２番16号 日 立システムエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平１−197850（ＪＰ，Ａ) 日立評論70［３］（1988）「都市銀行 第３次オンラインシステムの動向−株式 会社三和銀行第３次ＳＡＮＢＡＣシステ ム−」ｐ．225−232 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 12/00,11/20,15/00
Claims (2)
- 【請求項１】正データベースを有する正オンラインシス
テムと、該正オンラインシステムと伝送回線を介して接
続され、前記正データベースの内容が反映される副デー
タベースを有する副オンラインシステムと、前記正オン
ラインシステムまたは前記副オンラインシステムと選択
的に接続される端末とを有し、前記端末から入力された
取引情報に基づいて前記正データベース及び前記副デー
タベースの関連するレコードを更新し、前記正オンライ
ンシステムの障害時に前記副オンラインシステムに切り
替えて処理が行われるオンラインシステムにおけるデー
タベース同期制御方法において、前記端末は、入力され
た取引情報と当該取引情報の発生順を表す同期確認情報
とを当該端末内に備えられる記憶手段に記憶するととも
に、前記取引情報と前記同期確認情報とを前記正オンラ
インシステムに送信し、前記正オンラインシステムは、
前記端末より受け取った取引情報に基づいて前記正デー
タベースを更新するための更新情報を作成して前記正デ
ータベースを更新し、前記更新情報を前記同期確認情報
とともに前記副オンラインシステムに伝送し、前記副オ
ンラインシステムは、前記更新情報にしたがって前記副
データベースを更新し、前記正オンラインシステムから
前記副オンラインシステムへの切り替えに際して、前記
副オンラインシステムは、前記同期確認情報に基づい
て、前記端末が前記副データベースへ未反映の取引情報
を認定するための確認情報を前記端末に送信し、前記端
末は前記確認情報に基づいて蓄積した取引情報の中から
前記副データベースに未反映の取引情報を読み出して前
記副オンラインシステムに送信し、前記副オンラインシ
ステムにおいて前記端末から受け取った前記未反映の取
引情報に基づいて前記副データベースの更新を行うこと
を特徴とするデータベース同期制御方法。 - 【請求項２】前記確認情報は、前記副データベースに反
映された最後の取引情報に対応する前記同期確認情報を
含むことを特徴とする請求項１記載のデータベース同期
制御方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053696A JP3030781B2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | データベース同期制御方法 |
| US07/660,633 US5307481A (en) | 1990-02-28 | 1991-02-25 | Highly reliable online system |
| US08/129,960 US5379418A (en) | 1990-02-28 | 1993-09-30 | Highly reliable online system |
| US08/288,584 US5596706A (en) | 1990-02-28 | 1994-08-10 | Highly reliable online system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053696A JP3030781B2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | データベース同期制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03256143A JPH03256143A (ja) | 1991-11-14 |
| JP3030781B2 true JP3030781B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=12949979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2053696A Expired - Lifetime JP3030781B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-03-07 | データベース同期制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3030781B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5544347A (en) * | 1990-09-24 | 1996-08-06 | Emc Corporation | Data storage system controlled remote data mirroring with respectively maintained data indices |
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1990
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| 日立評論７０［３］（１９８８）「都市銀行第３次オンラインシステムの動向−株式会社三和銀行第３次ＳＡＮＢＡＣシステム−」ｐ．２２５−２３２ |
Also Published As
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|---|---|
| JPH03256143A (ja) | 1991-11-14 |
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