JP3029723B2 - 半田付け工程でのリード浮きの検出方法 - Google Patents

半田付け工程でのリード浮きの検出方法

Info

Publication number
JP3029723B2
JP3029723B2 JP03355470A JP35547091A JP3029723B2 JP 3029723 B2 JP3029723 B2 JP 3029723B2 JP 03355470 A JP03355470 A JP 03355470A JP 35547091 A JP35547091 A JP 35547091A JP 3029723 B2 JP3029723 B2 JP 3029723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
floating
soldering
state
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03355470A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05152407A (ja
Inventor
宗敏 沼田
武文 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lossev Technology Corp
Original Assignee
Lossev Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lossev Technology Corp filed Critical Lossev Technology Corp
Priority to JP03355470A priority Critical patent/JP3029723B2/ja
Publication of JPH05152407A publication Critical patent/JPH05152407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3029723B2 publication Critical patent/JP3029723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半田付け工程後にリー
ド浮きの状態を画像処理の分野で検出する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】非接触式の半田付け検査方式では、IC
リードのリード浮きの検出状態が実用化されていない。
例えば加熱熱伝導方式の検査方式では、リード浮きの検
出が可能であるが、高密度実装回路基板では、リードピ
ッチが小さくなっているため、正確な検出が不可能とな
っている。また、レーザスキャン方式では、三次元の形
状測定を行っているため、原理的にはリード浮きの状態
が検出できるが、このようなプログラムを実用化しよう
とすると、高価なものとなって、実際上利用できない。
【0003】なお、リード浮きの状態は、リードが半田
付け部に対し機械的に接しているだけであるため、熱的
な影響や振動などの影響によって分離し、電気的な回路
の不良につながる。したがって、半田付け終了後に、こ
のリード浮きの状態が特定されなければならない。
【0004】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、画像処理
の分野で半田付け後に、リード浮きの状態を簡単に検出
できるようにすることである。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、ICパ
ッケージの多数のリードと回路基板の導電パターンとの
半田付け後に、多数のリードの長さを画像処理によって
測定し、その長さの測定値と許容値とを大小比較し、許
容値外のリードについてリード浮きと確定し、また、
容値内のリードについて半田付け部の表面の輝線の有無
からリード浮き、リード浮き無しの状態を確定するよう
にしている。
【0006】
【実施例】図1は、画像処理システム1の概要を示して
いる。検査対象の半田付け部2は図1の他、図2に示す
ように、ICパッケージのリード3の端面と回路基板な
どの導電パターン4の上面との間で通常凹曲面として形
成されている。光源5a、5b、5cは、切り換え器1
4により切り換え制御され、半田付け部2に向けて照明
光を照射し、撮像に必要な明るさを与えるとともに、半
田付け部2の表面に輝線を発生させるために設けられて
いる。
【0007】そして、半田付け部2は、上方の撮像カメ
ラ6によって光学像から電気的な画像に変換され、A−
D変換器7によりアナログ量の信号からデジタル量の信
号に変換され、画像メモリ8に記憶される。画像処理
は、本発明の半田付け工程でのリード浮きの検出方法に
基づいてCPU(中央処理ユニット)9、それらに接続
されたメモリ10、ディスプレイ11および入力ユニッ
ト12などによって実行される。これらは、制御回路1
3によって、同期・割り込み制御のもとに置かれてい
る。
【0008】検査対象の半田付け部2が撮像カメラ6の
視野内に位置決めされたとき、CPU9は、本発明の検
出方法のプログラムに基づいて本発明の半田付け工程で
のリード浮きの検出方法を実行していく。図3は、半田
付け工程でのリード浮きの検出方法のプログラムを示し
ている。このプログラムは、通常、半田付け部2の形態
を検査し、その良否の決定後に実行される。
【0009】まず、最初のステップでCPU9は、制御
回路13に指令を送り、切り換え器14により例えば光
源5aを点灯させるとともに、撮像カメラ6を動作さ
せ、検査対象の多数のリード3を視野内に納めて撮像さ
せる。そこで撮像カメラ6は、半田付け部2のリード3
および導電パターン4の一部とともに撮影し、光学像を
電気的な画像信号に変換し、A−D変換器7によってア
ナログ量の画像信号をデジタル量の画像信号に変換した
後、画像メモリ8に記憶させる。
【0010】この後、CPU9は、それぞれのリード3
毎に画像処理によりウインドーを設定し、基準位置例え
ばICパッケージの側面を基準位置としてリード3の長
さを測定し、リード3の長さの測定値Lをメモリ10に
記憶させていく。すべてのリード3について長さの測定
が完了した時点で、CPU9は、長さの測定値Lをメモ
リ10から読み出し、各測定値Lと許容値(Lo +ε)
との大小比較をする。ここで規格値Lo や規格の誤差ε
は、入力ユニット12によりあらかじめ設定されてい
る。
【0011】測定値L>許容値(Lo +ε)のとき、C
PU9は、当該リード3について図5のリード浮きの状
態と確定する。また測定値L≦許容値(Lo +ε)のと
き、CPU9は、再び画像メモリ8から当該リード3に
対応する画像を読み出して、撮像カメラ6の方向から見
て、光源5aによる反射部分つまり輝線の有無を判定す
る。半田付け部2の表面に反射光による輝線が存在する
とき、図5のリード浮きの状態と確定する。しかし、半
田付け部2の表面に輝線が存在しないとき、当該リード
3は、図4のリード浮き無しの状態つまり良品と判定す
る。リード浮きが確認されたとき、そのリード3につい
て必要な修正が行われ、その部分の半田付け部2につい
て適切な半田処理や必要な処理が行われ、製品として利
用できる状態に修復される。
【0012】
【発明の効果】本発明では、各リードの長さと許容値と
大小比較から、リード浮きの状態が確定され、またリ
ードの半田付け部の輝線の有無からリード浮き、リード
浮き無しの状態が確定されるため、画像処理の分野で簡
単なプログラムの追加によって、リード浮きの状態が容
易に検出できる。したがって、回路基板の製造過程で、
リード浮きの状態の検査項目が追加でき、そのリード浮
きの状態に基づいて適切な対応が可能となる。これによ
って、リード浮きによる製品の事故などが未然に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理システムのブロック線図である。
【図2】リードの半田付け部分の拡大平面図である。
【図3】本発明の方法によるプログラムのフローチャー
ト図である。
【図4】リードのリード浮き無しの状態の側面図であ
る。
【図5】リードのリード浮きの状態の側面図である。
【符号の説明】
1 画像処理システム 2 半田付け部 3 リード 4 導電パターン 5a、5b、5c 光源 6 撮像カメラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01B 11/24 G01N 21/88 H05K 1/18 H05K 3/34 512

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICパッケージの多数のリードと回路基
    板の導電パターンとの半田付け後に、リードの半田付け
    部分を撮像し、各リードの長さを画像処理により測定
    し、各リードの長さの測定値と許容値とを大小比較し、
    許容値外のリードについてリード浮きと確定し、また、
    許容値内のリードについて半田付け部の表面の輝線の
    無を判断し、輝線有りの状態からリード浮きを確定し、
    つ輝線無しの状態からリード浮き無しを確定すること
    を特徴とする半田付け工程でのリード浮きの検出方法。
JP03355470A 1991-11-27 1991-11-27 半田付け工程でのリード浮きの検出方法 Expired - Lifetime JP3029723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03355470A JP3029723B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 半田付け工程でのリード浮きの検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03355470A JP3029723B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 半田付け工程でのリード浮きの検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05152407A JPH05152407A (ja) 1993-06-18
JP3029723B2 true JP3029723B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=18444138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03355470A Expired - Lifetime JP3029723B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 半田付け工程でのリード浮きの検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3029723B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3335826B2 (ja) * 1995-12-05 2002-10-21 株式会社日立製作所 はんだバンプの測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05152407A (ja) 1993-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930005496B1 (ko) 와이어본딩 검사장치
KR100609107B1 (ko) 인쇄회로 기판의 패턴 검사장치 및 방법
JP3029723B2 (ja) 半田付け工程でのリード浮きの検出方法
JP2599812B2 (ja) 光学検査装置
JP3225067B2 (ja) リード測定方法
JPH033941B2 (ja)
US5299268A (en) Method for detecting the locations of light-reflective metallization on a substrate
JP3203857B2 (ja) 電子部品検査方法
JPH0399207A (ja) 実装基板検査装置
JPS6322612B2 (ja)
JPH0658729A (ja) 半田付け状態検査装置
JPH0267949A (ja) 半田付検査装置
JP2803427B2 (ja) 表面実装icリードずれ検査装置
JP5136837B2 (ja) 実装部品用検査装置および実装部品の検査方法
JP3009759B2 (ja) 面実装用部品のリード線検査方法及び装置
JPS6061604A (ja) パタ−ン検査装置
JPS62299705A (ja) 実装部品検査装置
JP3124603B2 (ja) チップ部品の半田付け検査方法
JP2701872B2 (ja) 面付パターンの欠陥検査装置
JPS61293659A (ja) 半田付け外観検査方法
JPH03220406A (ja) Ficリード曲がり検査装置
JPH05226447A (ja) 半田量の検査方法
JPH067105B2 (ja) はんだ付け外観検査方法
JPH04282406A (ja) はんだ付検査装置
JPH04247635A (ja) 表面実装icリードずれ検査装置