JP3028798B2 - 反射板調整装置及びこれを用いた反射板の調整方法 - Google Patents

反射板調整装置及びこれを用いた反射板の調整方法

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JP3028798B2
JP3028798B2 JP524998A JP524998A JP3028798B2 JP 3028798 B2 JP3028798 B2 JP 3028798B2 JP 524998 A JP524998 A JP 524998A JP 524998 A JP524998 A JP 524998A JP 3028798 B2 JP3028798 B2 JP 3028798B2
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reflector
adjusting device
sliding
reflector adjusting
gimbal mechanism
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彰典 佐藤
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射板調整装置及
びこれを用いた反射板の調整方法に係わり、特に、測定
装置や宇宙での光通信装置に好適な反射板調整装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】2軸ジンバル機構としては、図3
(a)、(b)に示すようなXonY(YonX)方式
による機構が知られている。この機構では可動軸11上
に可動軸12を乗せ、可動軸11、12を夫々調整する
ことで、可動軸12に固定された鏡13の方向を調整す
るものである。
【0003】しかし、上記した機構では、可動軸11上
に可動軸12を乗せる構造であるから、可動部分への配
線処理が難しく、従って、駆動範囲を狭くしなければな
らない等の欠点があった。この問題を解決するため、特
公平4−2399号公報「関節装置」が提案された。
【0004】図4(a)は、上記公報に基づくアクティ
ブユニバーサルジョイント方式によるものであり、摺動
面20で摺動部材21、22を摺動可能に構成すると共
に摺動部材21をユニバーサルジョイント23を介して
モータ24で回動させ、又、モータ25で摺動部材22
を回動することで、摺動部材21の先端部21aに固定
した、例えば、アンテナを所定の方向にセットするよう
に構成していた。
【0005】図4(b)は、下側の摺動部材22の斜視
図であり、摺動部材22内部に空洞部分22aを形成
し、この部分に光学系装置の光路パスを通すようにした
ものである。しかし、この場合、装置が大型化して重く
なり、特に、人工衛星に搭載するような場合には適さな
いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、小型軽量で宇宙で
の光通信機器に好適な反射板調整装置及びこれを用いた
反射板の調整方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる反
射板調整装置の第1態様は、摺動面で互いに摺動する一
対の摺動板と、前記夫々の摺動板に対し所定の角度をも
って取り付けられる夫々の駆動軸とからなるジンバル機
構と、前記一方の駆動軸に組み付けられた反射板とで構
成したことを特徴とするものであり、又、第2態様は、
前記反射板は鏡であることを特徴とするものであり、
又、第3態様は、前記反射板はアンテナであることを特
徴とするものであり、又、第4態様は、前記ジンバル機
構は、L字状の支持体で基材に組み付けられたことを特
徴とするものであり、又、第5態様は、宇宙における光
通信装置に用いられることを特徴とするものである。
【0008】又、本発明に係る反射板の調整方法の第1
態様は、摺動面で互いに摺動する一対の摺動板を、前記
夫々の摺動板に対し所定の角度をもって取り付けられる
夫々の駆動軸で駆動するようにし、且つ、前記一方の駆
動軸に反射板を組み付け、前記駆動軸を夫々回動するこ
とで前記反射板の方向を調整することを特徴とするもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係わる反射板調整装置
は、摺動面で互いに摺動する一対の摺動板と、前記夫々
の摺動板に対し所定の角度をもって取り付けられる夫々
の駆動軸とからなるジンバル機構と、前記一方の駆動軸
に組み付けられた反射板とで構成したものであるから、
光路がジンバル機構内部に形成されず、このため、装置
を小型軽量化することが可能になった。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係わる反射板調整装置及び
これを用いた反射板の調整方法の具体例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1、2は、本発明に係わる反
射板調整装置の具体例の構造を示す図であって、図に
は、摺動面10で互いに摺動する一対の摺動板11、1
2と、前記夫々の摺動板11、12に対し所定の角度を
もって取り付けられる夫々の駆動軸13、14とからな
るジンバル機構1と、前記一方の駆動軸に組み付けられ
た反射板4とで構成した調整装置が示されている。
【0011】又、前記ジンバル機構1は、L字状の支持
体2で基材3に組み付けられた状態が示されている。次
に、本発明を更に詳細に説明する。2軸ジンバル機構1
は、支持構造体(支持体)2により、製品本体(基材)
3に固定される。反射光学系部材である反射鏡4は2軸
ジンバル機構1に取付けられる。光学系光路5は、製品
本体(基材)3から反射鏡4を介して製品外部に向けて
確保される。
【0012】本発明に用いられる2軸ジンバル機構1
は、図2に示すように、一対の摺動板11、12と、前
記夫々の摺動板11、12に対し所定の角度をもって取
り付けられる夫々の駆動軸13、14とからなり、例え
ば、駆動軸13の先端部13aに反射鏡4が組み付けら
れ、図2(b)に示すように半球面15のいづれの方向
にも反射鏡4をセットする事が出来るように構成されて
いる。
【0013】図2の符号16は、X軸上に沿って反射鏡
4を移動させた状態の軌跡を示している。このように構
成した本発明の反射板調整装置では、光学系光路5は2
軸ジンバル機構1の内部を通過しないことから、光路寸
法を変更する場合、ジンバル機構1の寸法形状を変更す
る必要はなく、反射鏡4の寸法のみ変更すればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、光
学系光路はジンバル機構内部を通過しないから、光学系
光路寸法を変更する場合、ジンバル機構のサイズの変更
をする必要がなく、設計変更が容易であり、しかも、ジ
ンバル機構を小型することが可能となり、製品の軽量化
が図れる等著しい効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る反射板調整装置の斜視図である。
【図2】本発明に用いられるアクティブユニバーサルジ
ョイントの原理を説明するための図であり、(a)は要
部の斜視図、(b)は説明図である。
【図3】(a)、(b)は従来技術による2軸ジンバル
機構の斜視図である。
【図4】(a)は他の従来技術の断面図、(b)は摺動
部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 ジンバル機構 2 支持構造体(支持体) 3 製品本体(基材) 4 反射鏡 5 光路 10 摺動面 11、12 摺動板 13、14 駆動軸 13a 先端部 15 半球面 16 軌跡

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動面で互いに摺動する一対の摺動板
    と、前記夫々の摺動板に対し所定の角度をもって取り付
    けられる夫々の駆動軸とからなるジンバル機構と、前記
    一方の駆動軸に組み付けられた反射板とで構成したこと
    を特徴とする反射板調整装置。
  2. 【請求項2】 前記反射板は鏡であることを特徴とする
    請求項1記載の反射板調整装置。
  3. 【請求項3】 前記反射板はアンテナであることを特徴
    とする請求項1記載の反射板調整装置。
  4. 【請求項4】 前記ジンバル機構は、L字状の支持体で
    基材に組み付けられたことを特徴とする請求項2又は3
    記載の反射板調整装置。
  5. 【請求項5】 宇宙における光通信装置に用いられるこ
    とを特徴とする請求項4記載の反射板調整装置。
  6. 【請求項6】 摺動面で互いに摺動する一対の摺動板
    を、前記夫々の摺動板に対し所定の角度をもって取り付
    けられる夫々の駆動軸で駆動するようにし、且つ、前記
    一方の駆動軸に反射板を組み付け、前記駆動軸を夫々回
    動することで前記反射板の方向を調整することを特徴と
    する反射板の調整方法。
JP524998A 1998-01-14 1998-01-14 反射板調整装置及びこれを用いた反射板の調整方法 Expired - Lifetime JP3028798B2 (ja)

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