JP3183908B2 - アンテナ駆動装置 - Google Patents

アンテナ駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工衛星等の
宇宙航行体に搭載されるアンテナの指向方向を制御する
のに用いられるアンテナ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のアンテナ駆動装置と
しては、図3に示すXーYマウント方式あるいは図4に
示すアジマスーエレベーション方式が知られている。す
なわち、図3のXーYマウント方式のアンテナ駆動装置
は、X軸駆動ユニット1及びY軸駆動ユニット2を順に
結合して駆動機構3を構成し、この駆動機構3を用いて
X軸回り及びY軸回りに回転駆動することにより、図示
しないアンテナを3次元的に駆動して指向方向を制御す
る。
【0003】また、図4のアジマスーエレベーション方
式のアンテナ駆動装置は、アジマス駆動ユニット4及び
エレベーション駆動ユニット5を順に結合して駆動機構
6を構成し、この駆動機構6を用いてアジマス軸回り及
びエレベーション軸回りに回転駆動することにより、図
示しないアンテナを3次元的に駆動して指向方向を制御
する。
【0004】ところが、上記アンテナ駆動装置では、い
づれの方式のものも、2軸回りに駆動して上記アンテナ
(図示せず)の3次元的な動きを実現している構成上、
駆動ユニット1と2、4と5相互の結合の際、取付誤差
が生じると、この取付誤差が補正が困難なアンテナ指向
誤差となり、高精度な指向制御に支障を来たすという問
題を有する。このため、駆動ユニット同志を結合する結
合組合せ作業が非常に面倒なものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のアンテナ駆動装置では、駆動ユニットの取付誤差が
アンテナ指向誤差となるために、その結合組合せ作業が
非常に面倒であるという問題を有していた。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成な簡易で、駆動ユニット同志の高精度な結合
を実現し得るようにして、結合組合せ作業の簡略化を図
ったアンテナ駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、異なる第1
及び第2の軸回りに回転制御され、協働してアンテナの
指向方向を制御する第1及び第2の駆動ユニットと、こ
の第1及び第2の駆動ユニットの一方を、他方に対して
回転調整可能に結合保持するユニット保持手段と、この
ユニット保持手段に保持された前記第1及び第2の駆動
ユニットの一方を回転調整して前記第1及び第2の軸を
位置合わせする位置調整手段とを設けて構成したもので
ある。
【0008】
【作用】上記構成によれば、駆動機構を構成する複数の
駆動ユニットは、位置調整手段により駆動軸相互の位置
調整が行われて位置合せされることにより、所望の取付
精度で結合される。従って、駆動ユニットの高精度な結
合組合せが容易に実現されることにより、その結合組合
せ作業の簡略化が図れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0010】第1図はこの発明の一実施例に係るアンテ
ナ駆動装置を適用したアジマスーエレベーション方式の
駆動機構を示すもので、アジマス駆動用のアジマス駆動
ユニット10は図示しない支持台に取付けられる。この
アジマス駆動ユニット10の先端部には取付部11が形
成され、この取付部11には湾曲状の保持部12が位置
調整用の、例えば一対の圧電素子13a,13bを介し
て矢印A,B方向に回転自在に設けられる。そして、上
記保持部12にはエレベーション軸駆動用のエレベーシ
ョン駆動ユニット14が取付けられる。
【0011】上記圧電素子13a,13bは、図示しな
い駆動制御部に接続されており、この駆動制御部(図示
せず)を介して選択的に伸縮駆動され、保持部12を取
付部11に対して矢印A,B方向に回動制御して、アジ
マス駆動ユニット10に対してエレベーション駆動ユニ
ット14の相対的位置を可変制御する。
【0012】上記構成において、アジマス駆動ユニット
10とエレベーション駆動ユニット14を組合せ結合す
る場合は、まず、アジマス駆動ユニット10の保持部1
1にエレベーション駆動ユニット14を取付ける。次
に、圧電素子13a,13bが上記駆動制御部(図示せ
ず)を介して伸縮駆動され、保持部12が取付部11に
対して矢印A,B方向に回動制御される。この圧電素子
13a,13bは、アジマス駆動ユニット10のアジマ
ス軸に対してエレベーション駆動ユニット14のエレベ
ーション軸が所定の位置に位置合せされた状態で、駆動
が停止され、ここに、保持部12及び取付部11が位置
決めされて、アジマス駆動ユニット10に対してエレベ
ーション駆動ユニット14の相対的な位置決めがなされ
る。そして、アジマス駆動ユニット10及びエレベーシ
ョン駆動ユニット14は、相互の駆動軸の位置決めが終
了され、図示しない制御部を介して各軸回りに駆動され
ると、図示しないアンテナを3次元的に駆動して指向方
向を制御する。
【0013】このように、上記アンテナ駆動装置は、ア
ジマス駆動ユニット10及びエレベーション駆動ユニッ
ト14相互を結合する結合部に位置調整用の圧電素子1
3a,13bを介在し、この圧電素子13a,13bを
介して駆動軸の位置合せを行うように構成した。これに
よれば、アジマス駆動ユニット10及びエレベーション
駆動ユニット14を組合せ結合した状態で、相互の駆動
軸の位置調整が可能となることにより、高精度な指向制
御が可能な高精度なユニット結合が容易に実現され、結
合組合せ作業の簡略化が図れる。
【0014】なお、上記実施例では、アジマス駆動ユニ
ット10及びエレベーション駆動ユニット14の2軸回
りに駆動して3次元的にアンテナを指向制御するように
構成したが、これに限ることなく、2軸回り以上の軸回
り駆動してアンテナを3次元的に指向制御するものにお
いても適用可能である。
【0015】また、上記実施例では、アジマスーエレベ
ーション方式の駆動機構に適用した場合で説明したが、
これに限ることなく、XーYマウント方式の駆動機構に
おいても適用可能である。
【0016】さらに、上記実施例では、アジマス駆動ユ
ニット10及びエレベーション駆動ユニット14の位置
調整を行うのに圧電素子13a,13bを用いて構成し
た場合で説明したが、これに限ることなく、その他、印
加される電圧に応じて形状が変化する材料を積層して形
成したいわゆる電歪素子を用いて構成することも可能で
ある。よって、この発明は上記実施例に限ることなく、
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
を実施し得ることは勿論のことである。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成な簡易で、駆動ユニット同志の高精度な結合を
実現し得るようにして、結合組合せ作業の簡略化を図っ
たアンテナ駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るアンテナ駆動装置を
示した図。
【図2】図1の一部詳細を示した図。
【図3】従来のアンテナ駆動装置を示した図。
【図4】従来のアンテナ駆動装置を示した図。
【符号の説明】
10…アジマス駆動ユニット、11…取付部、12…保
持部、13a,13b…圧電素子、14…エレベーショ
ン駆動ユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる第1及び第2の軸回りに回転制御
    され、協働してアンテナの指向方向を制御する第1及び
    第2の駆動ユニットと、 この第1及び第2の駆動ユニットの一方を、他方に 対し
    て回転調整可能に結合保持するユニット保持手段と、 このユニット保持手段に保持された前記第1及び第2の
    駆動ユニットの一方を回転調整して前記第1及び第2の
    軸を位置合わせする位置調整手段とを具備したことを特
    徴とするアンテナ駆動装置。
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