JP2002277755A - 反射鏡装置 - Google Patents

反射鏡装置

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JP2002277755A JP2001072740A JP2001072740A JP2002277755A JP 2002277755 A JP2002277755 A JP 2002277755A JP 2001072740 A JP2001072740 A JP 2001072740A JP 2001072740 A JP2001072740 A JP 2001072740A JP 2002277755 A JP2002277755 A JP 2002277755A
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Shigeru Masuda
茂 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射鏡の向き変更の自由度が高く、且つ短時
間で向き調節が可能であり、しかも使用部品の点数を少
なくできる反射鏡装置を提供すること。 【解決手段】 反射鏡221とこの反射鏡221の裏面
側に設けられた反射鏡支持部材21とは球面ジョイント
24のような反射鏡221の向き方向の変更を可能にす
るジョイントにより結合されており、且つ球面ジョイン
ト24を中心に板バネ部材252やコイルスプリング2
53などからなる弾性部材25を二箇所に設け、且つ上
記二箇所の弾性部材25と対向する位置に離隔距離調節
装置23を設け、合計五点で反射鏡221を反射鏡支持
部材21に対して支持する。離隔距離調節装置23は、
反射鏡221と反射鏡221との間の離隔距離を調節す
ることにより反射鏡221の向きを変えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射鏡装置に関
し、特に反射鏡の支持構造に特徴があって、宇宙からの
電波を受信する電波望遠鏡の反射鏡用として好適な反射
鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は電波望遠鏡の要部の概略断面図で
あり、図8は図7の電波望遠鏡に用いられている従来の
反射鏡装置の一部断面図である。図7〜図8において、
電波望遠鏡1は、センタリング4に支持された反射鏡装
置2および観測装置3が架台5の上に設置された構造を
有し、また反射鏡装置2は、碗状の反射鏡支持部材21
に支持された多数枚の反射鏡221、222、・・・・
22nからなる反射鏡群22、並びに調整ネジ棒23
1、固定ナット232、球面座金凹233、および球面
座金凸234からなる離隔距離調節装置23とから構成
されており、離隔距離調節装置23は個々の反射鏡22
1〜22n毎に三個づつ設けられている。三個の離隔距
離調節装置23は、反射鏡221と反射鏡支持部材21
との間に互いに正三角形あるいは二等辺三角形の各頂点
に該当する位置に設けられるが、図8ではこの内の二個
だけが図示されている。なお2211は、反射鏡221
の裏面に固定された反射鏡受けであって、上記三個の離
隔距離調節装置23は、反射鏡受け2211に取付けら
れている。
【0003】宇宙からの電波を受信する電波望遠鏡1に
おいて、多数枚の反射鏡群22の全てを精度良く観測装
置3に向ける必要があるので、各反射鏡221〜22n
毎にその向き方向の調整が行われる。いま、反射鏡群2
2のうちの一枚である反射鏡221に着目してその向き
方向の調整方法を図8に基づいて説明すると、先ず三個
の離隔距離調節装置23の各固定ナット232を緩め、
調整ネジ棒231をそれぞれ押し引きして反射鏡221
を所定の傾きに設定し、ついで固定ナット232を締め
て固定する。
【0004】ところで、上記3箇所の離隔距離調節装置
23のうちの1個を調整する時に、残る他の2個も緩め
て動けるようにした状態で調整を行わなければならず、
この時に反射鏡221が動いてしまい、調整のやり直し
を数回行うことがしばしば生じる。また反射鏡221の
傾きを調整することにより、ネジ棒231が反射鏡支持
部材21に対して垂直に入らなくなる問題があるので、
この問題を解決するために、球面座金凹233と球面座
金凸234とを用いてこの傾きを吸収する必要があり、
換言すると球面座金凹233と球面座金凸234とが余
分に必要となる問題もある。
【0005】なお特開昭57−147608号公報に
は、ミラー受け(同公報の図1〜図3参照)に支持され
たミラーを、ミラーボックスの蓋にその傾斜角を調整自
在に取り付けるミラー装置が開示されている。その技術
においては、上記ミラー受けは、それを一点で傾斜自在
に支持するボールジョイント、このボールジョイントを
支点として上記ミラー受けの傾斜角を調整する二個の位
置調節機構、並びに調整スタッドにより上記蓋に取付け
られる。しかしこの技術においては、上記調整スタッド
は、ミラー受けと蓋とを貫通して設けられ、このために
ミラー受けの傾斜自在性が阻害される問題があって、こ
の問題を解決するために調整スタッドは、球面座金を介
して上記の位置に取付けられており、上記球面座金が余
分に必要となる問題もある。
【0006】また実公平7−9125号公報および特開
平9−299382号公報にも上記と同様のミラー装置
が開示されている。しかし、実公平7−9125号公報
に開示のものでは、保持台(同公報の図1参照)をミラ
ー台に押圧するための押圧棒は上記保持台を貫通して且
つその先端が上記ミラー台に固定されているので、この
固定によりミラー台およびそれに保持されたミラーの向
き変更の自由度が制限される問題がある。一方、特開平
9−299382号公報に開示のものでは、ミラー(同
公報の図1参照)の向き変更のためのネジは、その両端
がそれぞれミラーとミラー固定板とに固定されているた
め、ミラーの向き変更の自由度が制限される問題があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の反射鏡支持機構
は、以上の諸問題を孕んでいることに鑑み、本発明は、
反射鏡の向き変更の自由度が高く、且つ短時間で向きの
調節が可能であり、しかも使用部品の点数を少なくでき
る反射鏡装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の反射鏡装置は、
(1)反射鏡、上記反射鏡の裏面側に設けられた反射鏡
支持部材、一端が上記反射鏡の裏面の中央部に固定され
他端が上記反射鏡支持部材に固定されると共に上記反射
鏡の向き方向の変更を可能にするジョイント、上記反射
鏡と上記反射鏡支持部材との間の離隔距離を広げる方向
に作用すると共に互いに離れた位置に設けられた二個の
弾性部材、一端は上記反射鏡の裏面に非固定で当接する
と共に上記離隔距離の調節が可能であり、且つ上記二個
の弾性部材と対向する側において互いに離れた位置に設
けられた二個の離隔距離調節装置を備えたものである。 (2)上記(1)において、上記ジョイントは、球面ジ
ョイントである。 (3)上記(1)において、上記弾性部材は、板バネま
たはコイルバネである。 (4)上記(1)において、上記離隔距離調節装置は、
上記反射鏡支持部材に貫通設置されたネジ棒と上記ネジ
棒に螺着され且つ上記反射鏡支持部材に係留されたナッ
トである。 (5)上記(1)において、上記離隔距離調節装置は、
上記反射鏡支持部材に貫通設置された棒体と上記棒体を
駆動するアクチュエータである。 (6)上記(1)〜(5)のいずれか一項において、上
記ジョイントを中心としてその回りに順次、第一の上記
弾性部材、第二の上記弾性部材、第一の上記離隔距離調
節装置、第二の上記離隔距離調節装置が略等間隔で配置
されたものである。 (7)上記(1)〜(6)のいずれか一項において、反
射鏡装置は、電波望遠鏡の反射鏡用である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下の諸実施の形態において、前
記図7〜図8の従来技術に示された部位と同じ部位につ
いては同符号を付し、各内容の説明は図7〜図8での説
明とを参照することとして以下では省略することがあ
る。
【0010】実施の形態1.図1〜図2は、本発明の反
射鏡装置における実施の形態1を説明するものであっ
て、図1は反射鏡装置の断面図であり、図2は上記反射
鏡装置の平面図である。図1〜図2において、2は前記
図7の電波望遠鏡1に用いられた反射鏡221に対して
設けられた反射鏡装置、23、23’は離隔距離調節装
置、24は上記ジョイントの一例としての球面ジョイン
ト、25、25’は後記する板バネからなる弾性部材で
ある。
【0011】しかして反射鏡装置2は、反射鏡221、
反射鏡支持部材21、二個の離隔距離調節装置23、2
3’、球面ジョイント24、および二個の弾性部材2
5、25’から形成されている。同様の反射鏡装置2
は、反射鏡221以外の他の反射鏡222〜22nのそ
れぞれについても設けられているが、但し碗状の反射鏡
支持部材21のみは全ての反射鏡装置2に共通する。
【0012】反射鏡221の裏面の中央には、円盤状の
反射鏡受け2211が固定されており、球面ジョイント
24は、その一端が反射鏡受け2211の中央部(反射
鏡221の略中央)に固定され、その他端は反射鏡支持
部材21に固定されており、よって反射鏡221は、そ
の向き方向の変更が自在となるように反射鏡支持部材2
1に取付けられている。
【0013】第一の弾性部材25は、反射鏡支持部材2
1にビス(図示せず)などで固定された板バネ部分25
1とそれから立ち上がった板バネ部分252とからな
り、板バネ部分252の先端部分は外側に反り曲がった
状態で、あるいは離隔距離調節装置23についての後記
する操作の次第によっては反り曲がりの度合いが変化し
得る状態で、その先端は反射鏡受け2211の裏面に固
定されず単に当接押圧して反射鏡221と反射鏡支持部
材21との間の離隔距離を広げる方向に常に作用してい
る。第二の弾性部材25’は、第一の弾性部材25と構
造および機能が同じである。
【0014】第一の離隔距離調節装置23は、反射鏡支
持部材21に貫通設置されたネジ棒235とそのネジ棒
235に螺着され且つ反射鏡支持部材21に係留された
ナット236とから形成されている。またネジ棒235
の先端は、反射鏡受け2211の裏面に固定されず単に
当接する状態とされ、ナット236を左右に回すことに
よりネジ棒235の反射鏡受け2211と反射鏡支持部
材21との間における長さを、換言すると反射鏡受け2
211と反射鏡支持部材21との間の離隔距離を調節す
ることができる。ナット236の回転によるネジ棒23
5の長さが変化する間にあっては、ネジ棒235の先端
は、二個の弾性部材25、25’による前記した押圧力
により反射鏡受け2211の裏面を常に押圧することに
なる。よって離隔距離調節装置23による上記離隔距離
の調節は、取りも直さず反射鏡221の向きの変更につ
ながる。第二の離隔距離調節装置23’は、第一の離隔
距離調節装置23と構造および機能が同じである。
【0015】また図2から明らかなように、球面ジョイ
ント24を中心とてその回りに順次、第一の弾性部材2
5、第二の弾性部材25’、第一の離隔距離調節装置2
3、第二の上記離隔距離23’が互いに略等間隔で配置
されている。換言すると、二個の弾性部材25、25’
同士は互いに離れて位置し、一方、二個の離隔距離調節
装置23、23’同士も互いに離れて位置し、且つ二個
の弾性部材25、25’と二個の離隔距離調節装置2
3、23’とは、球面ジョイント24を中間において互
いに対向するように配置されている。かかる配置のため
に、第一の離隔距離調節装置23および第二の上記離隔
距離23’の各設置位置において上記の離隔距離を変更
することにより反射鏡221の向きを自在に変更調節す
ることができる。
【0016】実施の形態1において、反射鏡221の向
きの変更調節は、単に離隔距離調節装置23、23’の
各ナット236、236’の各回転度を同時に試行錯誤
的に変える行為のみで達成し得るので、図7〜図8に示
す従来技術と比較して極めて短時間で所望の向きに変更
調節することが可能となる。さらに実施の形態1の反射
鏡装置は、図8における球面座金233凹や球面座金凸
234などが不要であるので部品点数が少なく、しかも
反射鏡221の向き変更の自由度を低減する何物も存在
しない長所もある。
【0017】実施の形態2.図3〜図4は、本発明の反
射鏡装置における実施の形態2を説明するものであっ
て、図3は反射鏡装置の断面図であり、図4は上記反射
鏡装置の平面図である。図3〜図4において、253、
253’は、それぞれ弾性部材25、25’を構成する
コイルバネである。コイルバネ253は、その一端が反
射鏡受け2211に固定されており、他端は反射鏡支持
部材21の表面に非固定で常に反射鏡支持部材21の表
面を押圧する圧縮バネの状態とされている。しかして実
施の形態2は、前記実施の形態1とは、弾性部材25、
25’の構成材料として板バネに代えてコイルバネ25
3、253’が用いられた点において異なり、その他の
構成や効果も同じである。
【0018】実施の形態3.図5〜図6は、本発明の反
射鏡装置における実施の形態3を説明するものであっ
て、図5は反射鏡装置の断面図であり、図6は上記反射
鏡装置の平面図である。図5〜図6において、離隔距離
調節装置23は、反射鏡支持部材21に貫通設置された
棒体237と反射鏡支持部材21の裏面に設けられた、
駆動モータ(図示せず)を備えたアクチュアータ238
とから形成されている。また棒体237の先端は、反射
鏡受け2211の裏面に固定されず単に当接する状態と
され、他端はアクチュアータ238の駆動シャフト(図
示せず)に接続されて、上記駆動シャフトを電気的に駆
動させることにより棒体237の反射鏡受け2211と
反射鏡支持部材21との間における長さを、換言すると
反射鏡受け2211と反射鏡支持部材21との間の離隔
距離を調節することができる。第二の離隔距離調節装置
23’は、上記離隔距離調節装置23と構造および機能
が同じである。しかして実施の形態3は、前記実施の形
態2とは離隔距離調節装置23、23’の構成要素が異
なり、その他の構成は同じである。また実施の形態3
は、実施の形態1、2が有する効果が得られる他、アク
チュアータ238の駆動モータを駆動させることにより
反射鏡221の向きの変更調節を電気的に正確且つ一層
迅速に行える長所もある。
【0019】本発明は、前記実施の形態1〜3に限定さ
れず、種々の変形形態を包含する。例えば、反射鏡の向
き方向の変更を可能にするジョイントとしては、球面ジ
ョイントの他にジンバル機構あるいはその他であっても
よく、実施の形態3において用いられた離隔距離調節装
置のアクチュアータに代えてマイクロメータあるいはそ
の他の棒体移動手段であってもよい。また前記弾性部材
25、25’の板バネ部分252、252’やコイルバ
ネ253、253’の各先端部分は反射鏡受け2211
または反射鏡支持部材21に非固定とされたが、一般的
に板バネやコイルバネでなどの弾性体はその両端が固定
されても球面ジョイント24などのジョイントの自由な
動きを拘束することが実際上ないので、本発明において
は、必要に応じて弾性部材の両端は固定されてもよい。
さらに本発明は、電波望遠鏡以外にも、各種の光学機器
用に適用されてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の反射鏡装置は、以上説明した通
り、(1)反射鏡、上記反射鏡の裏面側に設けられた反
射鏡支持部材、一端が上記反射鏡の裏面の中央部に固定
され他端が上記反射鏡支持部材に固定されると共に上記
反射鏡の向き方向の変更を可能にするジョイント、上記
反射鏡と上記反射鏡支持部材との間の離隔距離を広げる
方向に作用すると共に互いに離れた位置に設けられた二
個の弾性部材、一端は上記反射鏡の裏面に非固定で当接
すると共に上記離隔距離の調節が可能であり、且つ上記
二個の弾性部材と対向する側において互いに離れた位置
に設けられた二個の離隔距離調節装置を備えたものであ
り、また(2)上記(1)において上記ジョイントは、
例えば球面ジョイントであり、また(3)上記(1)に
おいて、上記弾性部材は、例えば板バネまたはコイルバ
ネであると、反射鏡の向きの変更や調節は、単に離隔距
離調節装置による単純な操作のみで達成し得るので、図
7〜図8に示す従来技術と比較して極めて短時間で所望
の向きに変更調節することが可能となる。さらに本発明
の反射鏡装置は、図8における球面座金凸や球面座金凹
などの部品が不要であるので部品点数が少なく、しかも
反射鏡の向き変更の自由度を低減する何物も存在しない
長所もある。
【0021】また(4)上記(1)において、上記離隔
距離調節装置は、上記反射鏡支持部材に貫通設置された
ネジ棒と上記ネジ棒に螺着され且つ上記反射鏡支持部材
に係留されたナットであると、反射鏡の向きの変更調節
は、単に二個の上記ナットの回転度を同時に試行錯誤的
に変える行為のみで達成することができる。
【0022】また(5)上記(1)において、上記離隔
距離調節装置は、上記反射鏡支持部材に貫通設置された
棒体と上記棒体を駆動するアクチュエータであると、上
記アクチュアータの駆動モータを駆動させることにより
反射鏡の向きの変更調節を電気的に正確且つ一層迅速に
行える効果がある。
【0023】また(6)上記(1)〜(5)のいずれか
一項において、上記ジョイントを中心とてその回りに順
次、第一の上記弾性部材、第二の上記弾性部材、第一の
上記離隔距離調節装置、第二の上記離隔距離調節装置が
略等間隔で配置されたものであると、反射鏡は上記ジョ
イントを加えて互いに等間隔に分散位置する合計五ポイ
ントで均等に支持されており、かかる状態においてその
うちの一ポイント(第一または第二の上記離隔距離調節
装置)のみまたは二ポイント(第一と第二の上記離隔距
離調節装置)での離隔距離調節のための押圧を受けて
も、安定的に向きを変更することができる。
【0024】またさらに、(7)上記(1)〜(6)の
いずれか一項において、反射鏡装置は電波望遠鏡の反射
鏡用であると、多数枚の反射鏡を効率よく正確に且つ短
時間で各向きを調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の反射鏡装置における実施の形態1の
断面図。
【図2】 本発明の反射鏡装置における実施の形態1の
平面図。
【図3】 本発明の反射鏡装置における実施の形態2の
断面図。
【図4】 本発明の反射鏡装置における実施の形態2の
平面図。
【図5】 本発明の反射鏡装置における実施の形態3の
断面図。
【図6】 本発明の反射鏡装置における実施の形態3の
平面図。
【図7】 電波望遠鏡の要部の概略断面図。
【図8】 図7に用いられている従来の反射鏡装置の断
面図。
【符号の説明】
1 電波望遠鏡、2 反射鏡装置、21 反射鏡支持部
材、22 反射鏡群、221 反射鏡、23 離隔距離
調節装置、235 ネジ棒、236 ナット、237
棒体、238 アクチュエータ、24 球面ジョイン
ト、25 弾性部材、252 板バネ部材、253 コ
イルバネ、 3 観測装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射鏡、上記反射鏡の裏面側に設けられ
    た反射鏡支持部材、一端が上記反射鏡の裏面の中央部に
    固定され他端が上記反射鏡支持部材に固定されると共に
    上記反射鏡の向き方向の変更を可能にするジョイント、
    上記反射鏡と上記反射鏡支持部材との間の離隔距離を広
    げる方向に作用すると共に互いに離れた位置に設けられ
    た二個の弾性部材、一端は上記反射鏡の裏面に非固定で
    当接すると共に上記離隔距離の調節が可能であり、且つ
    上記二個の弾性部材と対向する側において互いに離れた
    位置に設けられた二個の離隔距離調節装置を備えたこと
    を特徴とする反射鏡装置。
  2. 【請求項2】 上記ジョイントは、球面ジョイントであ
    ることを特徴とする請求項1記載の反射鏡装置。
  3. 【請求項3】 上記弾性部材は、板バネまたはコイルバ
    ネであることを特徴とする請求項1記載の反射鏡装置。
  4. 【請求項4】 上記離隔距離調節装置は、上記反射鏡支
    持部材に貫通設置されたネジ棒と上記ネジ棒に螺着され
    且つ上記反射鏡支持部材に係留されたナットであること
    を特徴とする請求項1記載の反射鏡装置。
  5. 【請求項5】 上記離隔距離調節装置は、上記反射鏡支
    持部材に貫通設置された棒体と上記棒体を駆動するアク
    チュエータであることを特徴とする請求項1記載の反射
    鏡装置。
  6. 【請求項6】 上記ジョイントを中心としてその回りに
    順次、第一の上記弾性部材、第二の上記弾性部材、第一
    の上記離隔距離調節装置、第二の上記離隔距離調節装置
    が略等間隔で配置されたことを特徴とする請求項1〜請
    求項5のいずれか一項記載の反射鏡装置。
  7. 【請求項7】 電波望遠鏡の反射鏡用であることを特徴
    とする請求項1〜請求項6のいずれか一項記載の反射鏡
    装置。
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