JP3027867B2 - 色信号処理装置 - Google Patents

色信号処理装置

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JP3027867B2 JP3097055A JP9705591A JP3027867B2 JP 3027867 B2 JP3027867 B2 JP 3027867B2 JP 3097055 A JP3097055 A JP 3097055A JP 9705591 A JP9705591 A JP 9705591A JP 3027867 B2 JP3027867 B2 JP 3027867B2
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喜督 北川
欣 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョンやビデオプ
リンタ装置の映像信号の色信号処理装置に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりテレビジョンの色信号処理装置
では、搬送色信号を復調するデコーダで復調を回して色
相を変えている。ところが、近年、コンピュータ,画像
メモリ,ディジタル映像信号処理回路の発展に伴い、高
画質なRGB信号もしくは輝度・色差信号の状態から、
色相を変化させたいという要望が高まってきている。以
下図面を参照しながら、上述した色信号処理装置につい
て説明する。
【0003】RGB信号から輝度・色差信号へ、または
逆に輝度・色差信号へ変換することは1次関数を演算す
ることで実現できる。そして、色差信号の状態で、デコ
ーダの復調角を回すように色相を変えるためには以下の
通りの演算をする必要がある。
【0004】図3の通り、色差信号と搬送信号との関係
は、色差入力をR−Yin,B−Yinとし、搬送色信号の
振幅をA0,位相をθ0とすると R−Yin=Ainsinθin……式1 B−Yin=Aincosθin……式2 となり、この信号の色相をΔθだけ回した後の色差信号
R−Yout,B−Youtは下式で表される。
【0005】 R−Yout=Ainsin(θin+Δθ)……式3 B−Yout=Aincos(θin+Δθ)……式4 これらの式より R−Yout=(R−Yin)cosΔθ+(B−Yin)sinΔθ……式5 B−Yout=(B−Yin)cosΔθ−(R−Yin)sinΔθ……式6 となり、cosΔθ,sinΔθを求めて、乗算,加算,減算
を行えば、理論的に実現できる。
【0006】そのブロック図を示したものが、図4であ
り、操作部より入力された位相角データを基に係数発生
手段でcosΔθ,sinΔθを演算したものと、入力の色差
信号とを第1〜第4の乗算器で下記の通りの演算を行
う。
【0007】 第1の乗算器……(R−Yin)×cosΔθ 第2の乗算器……(R−Yin)×sinΔθ 第3の乗算器……(B−Yin)×cosΔθ 第4の乗算器……(B−Yin)×sinΔθ その後、加算器は第1と第2の乗算器の出力を加算し
て、色相のΔθだけ変化したR−Youtを得、減算器は
第3の乗算器の出力から第4の乗算器の出力を減算する
ことによりB−Youtを得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、乗算器が4個必要であり、回路規模が大
きく、コストアップにつながるという課題を有してい
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力の色差信
号R−YとB−Yとを1クロックごとに切換手段で切換
えた点順次の色差信号と、さらに遅延手段で1クロック
遅らせた色差信号とに対して、操作部より設定された位
相角θに応じて、係数発生手段より出力されるcosθとs
inθと、それぞれ第1,第2の乗算器により乗算し、切
換手段がR−Yを出力している時には加算をし、B−Y
を出力している時には減算をする切換可能な加減算回路
とを具備し、操作部より設定された位相角だけ、入力の
色差信号の色相を変化させるという構成を有している。
【0010】
【作用】この構成により、R−Y信号とB−Y信号を時
系列的に交互に配置することになり、R−Y信号の1ク
ロック前はB−Y信号、逆にB−Y信号の1クロック前
はB−Y信号となる。ここで、切換手段がR−Y信号を
出力している時に、R−Y信号にcosθ乗算した出力
と、1クロック前のB−Y信号にsinθを乗算した出力
との加算を行うことにより、R−Yout=(R−Yin)c
osθ+(B−Yin)sinθという出力が得られる。逆
に、切換手段がB−Y信号を出力している時には、B−
Y信号にcosθを乗算した出力から、1クロック前のR
−Y信号にsinθを乗算した出力を減算を行うことによ
りB−Yout=(B−Yin)cosθ−(R−Yin)sinθ
という出力が得られる。
【0011】このように、回路規模の大きな乗算器を共
用することにより、回路構成が簡単でコストの安い色信
号処理を供給することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1において、11は入力色差信号の切換
手段、12は1クロック遅らせる遅延手段、13は操作
部、14はcosθとsinθを出力する係数発生手段、15
は第1の乗算器、16は第2の乗算器、17は切換可能
な加減算回路、18は切換手段11の出力をラッチして
後段とのタイミングを合わせるラッチ回路、19はR−
Yだけをデータラッチして出力するラッチ回路、20は
B−Yだけをデータラッチして出力するラッチ回路、2
1は切換手段11、遅延手段12、加減算回路17、お
よび17〜19のラッチ回路のクロックを発生する信号
発生手段である。
【0014】以上のように構成された色信号処理回路に
ついて、図2のタイミングチャート図を用いてその動作
を説明する。まず、入力信号R−YとB−Yは、切換手
段11でセレクト信号で切換えられ、1クロックごとの
色順序信号となる。すなわち、R−YとB−Yが時系列
的に交互に配置されることになる。その後ラッチ回路1
8でラッチされ、後段の回路とのタイミング合わせを行
う。これは、後段の乗算,加減算回路の処理スピードが
速い場合、もしくは、クロックのスピードが低い場合
等、タイミングに余裕があれば削除することも可能であ
る。
【0015】その後、遅延回路12を通った信号は、ラ
ッチ回路18より1クロック遅れた信号が出力される。
図2より明らかであるが、ラッチ回路18の出力がR−
Y信号の場合、遅延回路12の出力はB−Y信号とな
り、逆にラッチ回路18の出力がB−Y信号の場合には
遅延回路12の出力はR−Y信号となる。
【0016】一方、操作部13より設定された位相角θ
に応じて係数発生手段14はcosθとsinθを出力する。
位相角θは1画面内で1個の値で充分であり、係数発生
手段14は比較的演算処理スピードの遅くてもよく、一
般のマイコンにより設定することも可能である。また、
特殊効果で1画面内の色相を変化させる場合には、係数
発生手段14を1画面内で変化させれば実現可能であ
る。
【0017】このようにして出力されたデータを、第1
の乗算器15では、ラッチ回路18の出力と係数発生手
段14のcosθ出力とを乗算し、第2の乗算器16で
は、遅延回路12の出力と係数発生手段14のsinθ出
力を乗算する。これらの出力に対して、加減算回路17
では、ラッチ回路18の出力がR−Yの場合は加算を行
い、ラッチ回路18の出力がB−Yの場合は乗算器出力
から第2の乗算器出力を減算する。このようにして式
5,6が実現できる。図1では、この加算または減算の
制御は信号発生手段21で行っており、出力がLoの場
合は加算、Hiの場合は減算になる。このように加算器
1個とイクスクルーシブオア(EX−OR)回路で簡単
に構成可能である。
【0018】その後、ラッチ回路19ではR−Y信号だ
けをデータラッチして、再びR−Y信号だけを取り出
し、ラッチ回路20ではB−Y信号だけをデータラッチ
して、B−Y信号を取り出すことが可能である。もちろ
ん、ラッチ回路19,20を使わずに点順次信号の状態
で、画像メモリに書き込んだり、データ通信することも
可能である。
【0019】以上のように本実施例によれば、R−Y,
B−Y信号を点順次信号とし、切換可能な加減算回路を
導入することにより、回路規模の大きな乗算器をR−Y
信号の場合とB−Y信号の場合の両方で共用することに
なり、簡単な回路構成で色相を変化させることが可能と
なる。また、係数発生手段14の出力を単にcosθ,sin
θとしたが、さらに係数を乗算してAcosθ,Asinθと
すれば、色信号の振幅も同時に変化させることが可能で
ある。
【0020】なお、第1の実施例においてラッチ回路1
8はD−FFで表したが、ラッチ機能さえあれば可能で
A/Dコンバータとしてもよい。また、ラッチ回路1
9,20もD−FFで表したが、D/Aコンバータでも
実現可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、R−Y,B−Y
入力の切換手段と遅延手段と切換可能な加減算回路を設
けることにより、回路の大部分を占める乗算器をR−Y
信号とB−Y信号とで共用できるという優れた色相を変
化させる色信号処理回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における色信号処理装置のブ
ロック図
【図2】同実施例における色信号処理装置の動作説明の
ためのタイミングチャート
【図3】色信号の色相変化のベクトル図
【図4】従来の色信号処理装置のブロック図
【符号の説明】
11 切換手段 12 遅延手段 13 操作部 14 係数発生手段 15 第1の乗算器 16 第2の乗算器 17 加減算回路 18 ラッチ回路 19 R−Yラッチ回路 20 B−Yラッチ回路 21 信号発生手段 41 第3の乗算器 42 第4の乗算器 43 加算器 44 減算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 欣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中村 昌弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−20992(JP,A) 特開 昭61−39793(JP,A) 特開 平2−290394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/64

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力色差信号R−YとB−Yとをクロック
    毎に切換え点順次色差信号にする切換手段と、前記切換
    手段の出力をさらに1クロック分遅らせる遅延手段と、
    操作部より設定された位相角θに応じて三角関数cosθ
    とsinθとを出力する係数発生手段と、前記切換手段の
    出力と前記係数発生手段の出力cosθとを乗算する第1
    の乗算器と、前記遅延手段の出力と前記係数発生手段の
    出力sinθとを乗算する第2の乗算器と、前記切換手段
    がR−Y信号を出力している時には加算をし前記切換手
    段がB−Y信号を出力している時には減算をする切換可
    能な加減算回路とを具備し、操作部より設定された位相
    角だけ、入力色差信号の色相を変化させることを特徴と
    する色信号処理装置。
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