JP3026546B2 - 管渠内のライニング施工方法及びその施工装置 - Google Patents

管渠内のライニング施工方法及びその施工装置

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JP3026546B2
JP3026546B2 JP7232084A JP23208495A JP3026546B2 JP 3026546 B2 JP3026546 B2 JP 3026546B2 JP 7232084 A JP7232084 A JP 7232084A JP 23208495 A JP23208495 A JP 23208495A JP 3026546 B2 JP3026546 B2 JP 3026546B2
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水道管、上水
道管及びガス管等の既設の管渠において、その管渠の内
面にライニング層を施工するための管渠内ライニング施
工方法及びその装置に関し、更に詳しくは、長尺の板状
体よりなる帯状部材を螺旋状に捲回して形成された管状
体いわゆるライニング管を管渠内に挿入してなされるラ
イニング施工を実施する管渠内ライニング施工方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人らは先に、特願平6−224
125号(管渠内のライニング施工装置)、特願平7
−29937号(管渠内のライニング施工装置)及び
特願平7−91650号(異形断面管渠におけるライニ
ング施工方法及びその施工装置)(以下、先願発明とい
う)において、この種のライニング施工方法及びその施
工装置を提案した。そして、これらの先願発明によれ
ば、次の種々の効果を発揮する。 (a) 製管されたライニング管はそのまま管渠内に残置さ
れるので、ライニング管の径及び製管距離に制約され
ず、長大なライニング施工を実施できる。 (b) 曲がりをもつライニング管を作成でき、管渠に曲が
り部が存する場合にも対応可能となる。 (c) 外面ローラの輪状鍔部と帯状部材の溝との係合案内
作用により、本ライニング施工装置は所定のピッチで案
内され、確実にライニング管が製管される。 (d) の発明のライニング施工装置によれば、取付けフ
レームは剛性の大きな円環体をなし、かつその外周に案
内ローラが配されたものとなっているので、真円度の高
いライニング管が製管される。
【0003】しかしながら、の先願発明は成形され
るライニング管の径は取付けフレームに規制され、管渠
と該ライニング管との間には間隙が生じ、断面欠損があ
るうえ、この間隙を埋めるための充填工が必要となる。
また、の先願発明は、円形断面の管渠にも適用される
が、特には矩形断面の管渠に適用されるものであり、円
形断面においては、間隙の発生は避けられない。また、
これらの先願発明に共通して、ライニング管の形成工程
において、ライニング施工装置の接合機構部が下方に至
るとき、該接合機構部の外面ローラが管壁に接触するこ
ととなり、該外面ローラが損傷を受けるばかりでなく、
該外面ローラは施工装置の回転とは逆位相を採ることか
ら、本施工装置の円滑な回転を阻害することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこれ
らの先願発明を更に発展させたものであり、これらの先
願発明では達成できなかったライニングの管の拡径操作
並びに該ライニング管の長大化施工が達成できる管渠内
ライニング施工方法及びその施工装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管渠内のライニ
ング施工方法及びその施工装置は上記目的を達成するた
め、次の構成を採る。すなわち、第1番目の発明は管渠
内のライニング施工方法に係り、請求項1に記載のとお
り、管渠内において、両側縁部に継手が形成され連続的
に供給される長尺の帯状部材を螺旋状に捲回し、相接す
る継手相互を係合させて形成された管状体を残置させ、
前記既に形成された管状体の前方に新たに供給される帯
状部材をもって管状体を付加形成する方法であって、剛
性を保持するとともに前記既に形成された管状体の内側
に臨んで配される取付けフレームを介して取り付けら
れ、前記既に形成された管状体と新たに供給される帯状
部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着す
る外面ローラと内面ローラとからなる接合機構部を有す
施工装置をもってその接合機構部の駆動により管状体
を製管するとともに、前記取付けフレームに連動し、前
記外面ローラよりも外方に位置し、管渠の壁面に当接し
て前記帯状部材が螺旋状に捲回される方向に送り力を付
与する方向に回転する送りローラの回転駆動により前記
施工装置に送り力を付与し、前記接合機構部のローラの
回転と前記送りローラの回転とを同期させて前記取付け
フレームの規定する径の製管をなし、前記送りローラの
回転を停止もしくは前記接合機構部のローラの回転より
も減速して、前記既に形成された管状体の帯状部材相互
の継手部を滑動させて前記既に形成された管状体を拡径
させる、ことを特徴とする。上記構成において、拡径は
管渠の内壁に密着するまでなされること、あるいは管渠
の内壁に密着以前で停止されること、は適宜なされる選
択的事項である。 (作用) 本ライニング施工方法においては、帯状部材は取付けフ
レームの外周に捲回され、帯状部材の閉合部位で接合機
構部の外面ローラ及び内面ローラの挟着作用により相接
する継手相互は係合される。接合機構部は常に閉合部位
に位置することにより、接合機構部の駆動とともに取付
けフレームは全体的に公転し、帯状部材は連続的に閉合
されて取付けフレームの規定する径に製管される。更
に、送りローラはその回転により壁面から反作用を受け
て本ライニング施工装置に回転力を付与し、取付けフレ
ームの回転動を規定し、接合機構部のローラの製管速度
に同期させることにより取付けフレームひいては装置全
体の回転力が増大され、円滑な回転が実現でき、ひいて
は長大なライニング管を施工できる。また、接合機構部
の駆動を続けるとともに、送りローラの回転を停止もし
くは減速することにより、帯状部材は接合機構部を介し
て取付けフレームの回転量(換言すれば接合機構部の移
動量)以上に送り込まれ、既に形成された管状体すなわ
ちライニング管の帯状部材相互の継手部を滑動させて該
ライニング管を拡径させる。
【0006】第2番目の発明は更に特定された管渠内の
ライニング施工方法に係り、請求項4に記載のとおり、
管渠内において、両側縁部に継手が形成され連続的に供
給される長尺の帯状部材を螺旋状に捲回し、相接する継
手相互を係合させて形成された管状体を残置させ、前記
既に形成された管状体の前方に新たに供給される帯状部
材をもって管状体を付加形成する方法であって、剛性を
保持するとともに前記既に形成された管状体の内側に臨
んで配される取付けフレームを介して取り付けられ、前
記既に形成された管状体と新たに供給される帯状部材と
の閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着する外面
ローラと内面ローラとからなる接合機構部を有する施工
装置をもってその接合機構部の駆動により管状体を製管
するとともに、前記取付けフレームに連動し、前記外面
ローラよりも外方に位置し、管渠の壁面に当接して前記
帯状部材が螺旋状に捲回される方向に送り力を付与する
方向に回転する送りローラの回転駆動により前記施工装
置に送り力を付与し、前記接合機構部のローラの回転と
前記送りローラの回転とを同期させて前記取付けフレー
ムの規定する径の製管をなし、前記送りローラの回転を
停止もしくは前記接合機構部のローラの回転よりも減速
して、前記既に形成された管状体の帯状部材相互の継手
部を滑動させて前記既に形成された管状体を拡径させる
施工工程において、前記拡径工程をなす前に前記取り付
けフレームの規定する径の製管を一定長さにわたってな
すことを特徴とする。 (作用) 本ライニング施工方法においては、帯状部材は取付けフ
レームの外周に捲回され、帯状部材の閉合部位で接合機
構部の外面ローラ及び内面ローラの挟着作用により相接
する継手相互は係合される。接合機構部は常に閉合部位
に位置することにより、接合機構部の駆動とともに取付
けフレームは全体的に公転し、帯状部材は連続的に閉合
されて取付けフレームの規定する径に製管される。
に、送りローラはその回転により壁面から反作用を受け
て本ライニング施工装置に回転力を付与し、取付けフレ
ームの回転動を規定し、接合機構部のローラの製管速度
に同期させることにより取付けフレームひいては装置全
体の回転力が増大され、円滑な回転が実現できる。
【0007】第3番目の発明は前記各方法の発明を実施
する施工装置であって、請求項5に記載のとおり、管渠
内において、両側縁部に継手が形成され連続的に供給さ
れる長尺の帯状部材を螺旋状に捲回し、相接する継手相
互を係合させて形成された管状体を残置させ、前記既に
形成された管状体の前方に新たに供給される帯状部材を
もって管状体を付加形成するライニング施工装置であっ
て、剛性を有し、前記管状体の内側に配される取付けフ
レーム;前記取付けフレームを介して同一円周上に所定
ピッチをもって取り付けられ、前記管状体の内面に当接
する複数の案内ローラ;前記取付けフレームを介して取
り付けられ、前記既に形成された管状体と新たに供給さ
れる帯状部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材
を挟着する外面ローラと内面ローラとからなる接合機構
部;前記取付けフレームを介して取り付けられ、管渠の
内壁に当接されるとともに該管渠の円周方向に沿って回
転する複数の送りローラ;を有してなり、前記複数の送
りローラの少なくとも一つは管渠の壁面に当接して前記
帯状部材が螺旋状に捲回される方向に送り力を付与する
方向に回転するべく主動駆動されることを特徴とする。
上記構成において、送りローラは、管渠の径方向に進退
自在とされること、及びまたは制動機能を有すること、
は適宜なされる選択的事項である。 (作用) 本ライニング施工装置においては、帯状部材は取付けフ
レームの外周に捲回され、帯状部材の閉合部位で接合機
構部の外面ローラ及び内面ローラの挟着作用により相接
する継手相互は係合される。接合機構部は常に閉合部位
に位置することにより、接合機構部の駆動とともに取付
けフレームは全体的に公転し、帯状部材は連続的に閉合
されて取付けフレームの規定する径に製管される。 複数
の送りローラは、全体として、本ライニング施工装置の
管渠内での中心を保持する機能を果たす。主動送りロー
ラは管渠の壁面に接触し、その回転により壁面から反作
用を受けて本ライニング施工装置に回転力を付与し、本
ライニング施工装置の主動的な回転をなす。その他の送
りローラすなわち従動送りローラは、この回転を円滑に
なす。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の管渠内のライニング施工
方法及びその施工装置の実施の形態を図面に基づいて説
明する。 (第1実施形態) 図1〜図9は本発明の管渠内ライニング施工装置の一実
施形態(第1実施形態)を示す。すなわち、図1はその
ライニング施工装置Sの全体の概略構成を示し、図2〜
図9は本ライニング施工装置Sの各部の構成を示す。ま
た、図17〜図20は帯状部材の一態様を示す。これら
の図において、Pは円形断面をなす管渠、Rはライニン
グ管を示す。なお、本装置Sの進行方向(矢印イ)をも
って、前部、後部とする。
【0009】帯状部材100,120,140(図17
〜図20) 図17は本発明のライニング施工方法の実施に使用され
る帯状部材の一例を示す。帯状部材100は本体が一定
厚さの平板状をなし、その外面の長手方向に適宜数(図
例では7)の突条102が連続的に縦設される。突条1
02に先端部にはフランジ102aが形成される。突条
102の相互間は溝104もしくは溝空間を形成する。
内面106は実質的に平滑に形成される。帯状部材10
0の両側には互いに内外に重合して係合する接手部10
0A,100Bが形成される。すなわち、前縁側接手部
100Aはその前端部の突条102Aの基部が膨径さ
れ、その内面側より凹溝110が縦設され、更にこの突
条102Aより張出し部112が連設される。後縁側接
手部100Bは後端部の突条102Bより張出し部11
4が張設され、該張出し部114の端部寄りに前記前縁
側接手部100Aの凹溝110に係合する凸条116が
縦設される。係合時において、相隣れる帯状部材100
の前縁部と後縁部とが重なり合い、前縁側接手部100
Aに後縁側接手部100Bが後記する接合ローラ部の外
面ローラと内面ローラとの挟着作用を受けて、凹溝11
0内に凸条116が、また、突条102Bのフランジ1
02a内に張出し部112の端部がそれぞれ嵌り込み、
接合される。この場合、主たる係合は凹溝110と凸条
116とによりなされ、張出し部112と突条102B
とは従たる係合をなすものであり、従って、場合によっ
ては従たる係合は省略されうる。更に、本実施の形態で
は張出し部112,114の当接部分にはシール材11
8が介装され、密封性を高める。更に、該シール材18
に滑材を含有させ、滑りも付与する。なお、接手部10
0A,100Bにおける嵌合係合で十分であれば、当該
シール材118を省略することができる。帯状部材は合
成樹脂の素材をもって作成され、特に成形性の観点から
押出し形成により連続的に成形できる塩化ビニール(P
VC)樹脂が好適である。しかし金属製による成形を妨
げるものではない。
【0010】図18は帯状部材の他の態様を示す。この
帯状部材120は、外面の長手方向に適宜数の台形状の
突条122が連続的に縦設され、突条122の間は谷部
124に形成される。突条122及び谷部124は幅方
向に等しいピッチをなす。突条122の内部には適宜中
空部が形成され、帯状部材の剛性化並びに軽量化を図り
うる。内面126は実質的に平滑に形成される。帯状部
材120の両側には互いに内外に重合して係合する接手
部120A,120Bが形成される。すなわち、外側接
合部120Aの突条は突条122と同形に形成されその
内面には丸形凹溝130が縦設され、また、張出し部1
32は谷部124の幅よりも若干長くされている。内側
接合部120Bはその張出し部134の長さをほぼ谷部
124よりも長めの長さにされ、該張出し部134の端
部に前記外側接合部120Aの丸形凹溝130に係合す
る丸形凸条136が縦設されるとともに、その付け根部
の突条122には切込み凹溝138が縦設されている。
接合時において、外側接合部120Aに内側接合部12
0Bが接合ローラ部の外面ローラと内面ローラとにより
押圧され、丸形凹溝130に丸形凸条136が、また、
切込み凹溝138に張出し部132の端部がそれぞれ嵌
り込み、接合される。
【0011】図19は更に他の帯状部材の態様を示す。
このものは主材(主帯状部材)140と嵌合材150と
の組み合わせよりなり、主材140は突条142及び溝
144を有し、その両端部には接合部140A,140
Bが形成され、該接合部140A,140Bに嵌合溝1
46が形成される。また、嵌合材150は主材140の
嵌合溝146に弾圧的に嵌まり込む嵌合突条152を有
する。接合時において、相並べられた主材140の接合
部140A,140B間に跨って嵌合材150が接合さ
れる。
【0012】ライニング施工装置S 図1〜図9を参照して、本実施の形態のライニング施工
装置Sの構成を説明する。図1〜図3に示されるよう
に、このライニング施工装置Sは、円環状をなす取付け
フレーム1と、該取付けフレーム1の外周に所定ピッチ
をもって配される複数の案内ローラ2と、該取付けフレ
ーム1を介して取り付けられ、内面ローラ3と外面ロー
ラ4とを含む接合機構部5と、該接合機構部5に連動し
て配される主動送りローラ6、取付けフレーム1の前面
に同一円周上に取り付けられる複数の従動送りローラ
7、の主要部からなる。主動及び従動送りローラ6,7
はそれぞれ主動送り機構部A及び従動送り機構部Bの主
体をなし、かつ、一連となって、送り機構部を構成す
る。
【0013】以下、各部の細部構造を説明する。取付けフレーム1 取付けフレーム1は、円環状をなし、所定の幅と厚さに
より所要の剛性を保持する。円環状の一部は凹設され、
接合機構部5の取付け部となる。該取付けフレーム1
は、適宜数の分割体(セグメント)よりなるが、一体的
に形成することを妨げるものではない。各分割体は、前
後面になる側板10(前側板10A,後側板10B)
と、両端部のフランジ11とから枠体が構成され、該枠
体は所定の剛性を有し、適宜、補剛材が付加され剛性が
高められる。そして、フランジ11相互を当接させ、そ
のフランジ11に開設されたボルト挿通孔12に挿通さ
れたボルト・ナット(図示せず)をもって組み立てられ
る。側板10の外縁には、所定の間隔をもって軸受凹部
13が凹設され、案内ローラ2の軸部を受け入れる。
【0014】取付け部は中心部に向けてV字状に凹設さ
れ、当該部分の回転方向の前側板10Aは他の分割体の
前側板10Aよりも後方に配され、細幅状をなす。その
後退幅は帯状部材100を受け入れるに充分な幅とされ
る。V字状部の前側板10Cは接合機構部5との取付け
に供される。15はそのボルト挿通孔である。
【0015】案内ローラ2 案内ローラ2は、取付けフレーム1の外周に所定の間隔
並びに所定の角度をもって配される。案内ローラ2の取
付け角度θは、ライニング管Rを構成する帯状部材10
0に対し直角を採る。案内ローラ2のローラ本体17は
硬質の合成樹脂体あるいは金属体よりなり、軸受を介し
てローラ軸18回りに回転自在とされ、帯状部材100
の内面に当接する。なお、案内ローラ2の数はライニン
グ管Rの径あるいは案内フレーム1の径によって変わる
ものであり、その数に限定されるものではなく、要は真
円度の保証される範囲内において決められる。
【0016】接合機構部5(図4〜図6参照) 接合機構部5は、取付けフレーム1の前側板10Cを介
して取付けフレーム1に装着され、内面ローラ3と外面
ローラ4とが組となった接合ローラ部20を主体とし、
かつ、これらのローラ3,4の同期回転を図る歯車機構
21を収めるとともに、該歯車機構21に主動送りロー
ラ6を保持する箱体23、及び該箱体23に取り付けら
れローラ3,4の回転駆動源としての油圧モータ24を
含み、螺旋状に捲回される帯状部材100の接合部、す
なわち当該帯状部材100が最初に閉合する位置に対応
して配される。
【0017】(箱体23) 箱体23は、前後両側の四壁をもって剛性を保持し、上
部分23Aと下部分23Bとに分かれ、側部のピン軸2
6により上下部分23A,23Bは枢着され、このピン
軸26回りに上部分23Aは開放可能とされる。箱体2
3は上下部分23A,23Bにわたってその前後面によ
り歯車機構21の軸部の保持をなす。また、箱体23の
下部分23Bにおいて、前面部は油圧モータ24の取付
け部に供され、後面部は取付けフレーム1の前側板10
Cに当接され、該前側板10Cに穿設されたボルト挿通
孔15と、この後面部に穿設されたボルト挿通孔(図示
せず)とを一致させ、固定ボルト(図示せず)の締込み
をもって固定される。箱体23の他の側面には上部分2
3Aを下部分23Bへ閉合する閉合装置30が取り付け
られる。図示するものはその一例であって、上部分23
Aから突設されたリブ31に連結棒32が枢着され、ま
た、下部分23Bにはリブ31と同位相で二又状の受棚
33が突設され、連結棒32はこの受棚33の凹部に入
り込む。連結棒32にはコイルばね34及びその下部の
ねじ部に螺合するナット35が順次装着され、ナット3
5の締込みをもってコイルばね34を受棚33の下面に
押し付けるようにされている。これにより、コイルばね
34の弾性により上部分22Aの締付け力が適宜に調整
される。
【0018】(歯車機構21) 歯車機構21は、箱体23の前後壁にわたって下方より
順次、回転自在に架け渡された3つの軸部37,38,
39を有し、第1の軸部37には歯車40が固設され、
第2の軸部38には歯車40に噛合する歯車41が固設
され、第3の軸部39には歯車41に噛合する歯車42
が固設される。そして、第2の軸部38には内面ローラ
3が連結され、第3の軸部39には外面ローラ4が連結
される。図示されるように、第1の軸部37の回転に対
して第2軸部38は逆方向に、第3軸部39は順方向に
回転し、ひいては内面ローラ3と外面ローラ4とは互い
に逆回転となる。なお、これらの歯数を調整することに
より軸部38,39の回転数、ひいてはローラ3,4の
回転数を調整することができる。本実施例では2つの軸
部37,38,39は回転軸受をもって支持固定されて
なるが、すべり軸受を用いることは自由である。更に、
第3の軸部39に間隔保持用のスペーサローラ44が回
転自在に取り付けられる。該スペーサローラ44は後記
するスプロケット付き送りローラ46の大径部50と同
径とされ、その外周を管渠Pの内壁面に当接する。な
お、該スペーサローラ44は適宜省略されうる。
【0019】(主動送り機構部Aと主動送りローラ6) 主動送りローラ6は、主動送り機構部Aの主体をなす。
本主動送り機構部Aは、箱体23の外部において第2の
軸部38に固設される駆動スプロケット45、第3の軸
部39に回転自在に装着されるスプロケットを持つ主動
送りローラ6及びチェーン46からなる。駆動スプロケ
ット45は、その外周に歯車歯45を有し、キーを介し
て、もしくはスプライン係合をもって第2の軸部38に
固定され、該軸部38と一体に回転する。主動送りロー
ラ6は、小径部のスプロケット部49と大径部の送りロ
ーラ部50とからなり、軸受51を介して第3の軸部3
9に回転自在に装着される。スプロケット部49はその
外周に歯車歯49aを有する。送りローラ部50は、本
実施例では鋼製素材よりなるが、適宜、その外周に帯状
の弾性輪(図示せず)を装着されうる。チェーン46
は、駆動スプロケット45と主動送りローラ6のスプロ
ケット部49とに巻き掛けられ、駆動スプロケット45
の駆動力を主動送りローラ6に伝達する。なお、該チェ
ーン46は、箱体23の開閉動作に伴い、取り外し可能
なものいわゆる掛け継ぎ鎖が使用される。あるいはま
た、駆動スプロケット45及び主動送りローラ6はそれ
ぞれの軸部38,39に挿脱自在とし、チェーン46を
一体に組み付けたこれらの送り機構Aのユニット体を、
箱体23の閉合状態で軸部38,39に挿入して組み付
けをなす態様を採ることができる。この態様において、
駆動スプロケット45は第2の軸部38とはスプライン
係合をなす。
【0020】(油圧モータ24) 油圧モータ24は、その駆動軸24aを第1の軸部37
に連結して箱体23の前面に取り付けられる。該油圧モ
ータ24には、該油圧モータ24に油を送るイン側配管
55aと、該油圧モータ24から油を排出するアウト側
配管55bとが接続される。更に、これらの配管55
は、箱体23あるいは取付けフレーム1の適宜位置に取
り付けられる回転継手56(図1参照)に接続され、該
回転継手56には外部の圧力源に連なる配管57が接続
される。この回転継手56を介することにより、回転動
作を伴う油圧モータ24側の配管55と、回転動作のな
い外部側配管57との間の作動流体の授受をなす。この
歯車機構21・油圧モータ24により、油圧モータ24
の駆動力は第1の軸部37に伝達され、かつ、歯車機構
21を介して第2・第3の軸部38,39に伝達され
る。第2軸部38と第3軸部39とは互いに逆回転とな
る。
【0021】(接合ローラ部20) 接合ローラ部20は、内面ローラ3と外面ローラ4とが
互いに管軸方向に相並んで、かつ、両ローラ3,4の間
に帯状部材100を挟着するように所定の間隔を保って
配される。そして、前記したように、内面ローラ3は第
2の軸部38に直結的に取り付けられ、外面ローラ4は
第3の軸部39に直結的に取り付けられる。
【0022】図6は接合ローラ部20の詳細構造を示
す。図6は接合ローラ部20の内面及び外面の2つのロ
ーラ3,4を拡大して示すとともに、これらのローラ
3,4と帯状部材100との対応関係を示す。図示され
るように、本実施例ではこれらのローラ3,4は帯状部
材100の複数(本実施例では3)スパンにわたって配
される。また、Hは帯状部材100相互の最初の閉合部
を示す。
【0023】内面ローラ3は円筒状をなし、帯状部材1
00の内面に密着し、閉合部Hを含め、外面ローラ4を
もって外方から押圧される帯状部材100を支持する。
なお、内面ローラ3の前端部には拡径部3aが形成さ
れ、かつ該拡径部3aに帯状部材100の内面の溝11
0に係合する鍔3bが突設されるものであるが、適宜省
略されうる。外面ローラ4は円筒本体60に所定間隔を
もって複数の輪状鍔部61が形成されてなり、これらの
輪状鍔部61は帯状部材100の突条102間の溝10
4に嵌まり込む。また、円筒本体60の外周は帯状部材
100の突条102の外面に圧接される。該円筒本体6
0の外面にはローレット加工が施され、帯状部材100
との滑りを防ぐ。また、その一部60aは小径にされ、
突条102から外れる。輪状鍔部61に付き、閉合部H
に対応する2個一対の輪状鍔部61aはその周側部が帯
状部材100に当接する。他の輪状鍔部61については
格別当接する必要はなく、突条102間の溝104に嵌
まり込むことが肝要である。
【0024】この接合機構部5のライニング管Rへの取
付けは、箱体23の上部分23Aを開放し、外面ローラ
4の輪状鍔部56を帯状部材100の突条102のピッ
チに合致させ、かつ、閉合部Hに輪状鍔部56aを位置
させ、しかる後、上部分23Aを下部分23Bに閉合
し、閉合装置30を閉鎖し、そのナット35を締め込ん
でなす。
【0025】(従動送り機構部B及び従動送りローラ
7)(図1、図2、図7〜図9)従動送りローラ7は従
動送り機構部Bの主体をなし、取付けフレーム1の前面
に固定される反力部材70、該反力部材70に一端を固
定され、他端を従動送りローラ7の保持枠71に固定さ
れる押出装置72、及び押出装置72の案内部材73、
とともに従動送り機構部Bを構成する。この従動送りロ
ーラ7は複数個(本実施形態では4)設けられ、各々は
帯状部材100の巻かれる螺旋ピッチに対応して傾斜さ
せられている。押出装置72はいわゆる空圧式のシリン
ダ装置であって、シリンダ部72aとピストンロッド部
72bとからなり、シリンダ部72aは取付けフレーム
1に固定された案内部材73により摺動自在に抱持され
る。該従動送り機構部Bには更に、ブレーキ装置75が
付加される。77は空圧管であって、回転継手(図示せ
ず)を介して外部の空圧源に導かれる。押出装置72の
作動により、従動送りローラ7は管渠の壁面に押し付け
られ、本管渠内ライニング施工装置Sの管渠内での中心
を保持する。また、ブレーキ装置75を作動させると、
本管渠内ライニング施工装置Sは管渠内に不動状態に固
定される。
【0026】管渠P内のライニング施工 本実施形態のライニング施工装置Sを使用してなされる
地下埋設管渠内のライニング施工方法を説明するととも
に、併せて本実施形態のライニング施工装置Sの作用を
説明する。図10はそのライニング施工工事の概要を示
す。ここに、地下埋設管渠として下水道管渠Pへの適用
例を示す。図において、Q1は上流側人孔、Q2は下流
側人孔である。図10に示されるように、地上部におい
ては、上流側人孔Q1側では帯状部材100を巻き付け
た回転台付き巻出し装置Tが配され、下流側人孔Q2側
では油圧駆動源G及び空圧駆動源Hが配される。油圧駆
動源Gは、配管57、回転継手56を介して接合機構部
5の油圧モータ24に導かれる。空圧駆動源Hは、配管
77を介して従動送りローラ7の押出装置72に導かれ
る。工事は上流側から下流側に沿ってなされる。
【0027】以下、施工方法の一形態例(第1例)を工
程順に説明する。 (1) 本ライニング施工装置Sを人孔Q1を介して更生の
対象となる管渠P内に搬入される。このとき、本ライニ
ング施工装置Sにおいては、その取付けフレーム1は分
割体より組立て可能に構成され、また、接合機構部5は
この取付けフレーム1に取付け可能となっており、現場
での組立ては容易である。接合機構部5はその箱体23
の後面部と取付けフレーム1の側板10Cに固定ボルト
を装着して取付けフレーム1に取り付けられる。この
時、従動送り機構部Bにおいては押出装置72を作動し
従動送りローラ7を後退しておく。
【0028】(2) 管渠Pの人孔Q1の開始端部におい
て、地上部から引き込まれた帯状部材100を手作業に
て数回(3回程度)捲回し、ライニング管(これを開始
用ライニング管という)Roを作製する。該開始用ライ
ニング管Roの径(φ)は後記する本ライニング施工装
置Sの装着代を見込んで、管渠Pの内径よりも小径とさ
れる。
【0029】(3) この開始用ライニング管Roの前縁に
おいて、本ライニング施工装置Sの接合機構部5を所定
状態に設置する。すなわち、接合ローラ部20の内面ロ
ーラ3と外面ローラ4とをライニング管Roの閉合部に
配するが、外面ローラ4の輪状鍔部61を帯状部材10
0の溝104に嵌め込み、特に輪状鍔部61aを閉合部
Hに正確に当接する。また、内面ローラ3の鍔3bを帯
状部材100の凹溝110に係合させる。更にまた、案
内ローラ2の鍔を帯状部材100の凹溝110に係合さ
せる。同時に、主動送り機構部Aを所定状態に配する。
この状態で、従動送り機構部Bの従動送りローラ7を管
渠Pの壁面に当接するように調整する。これにより、本
ライニング施工装置Sは管渠Pの中心に保持される。
【0030】(4) 接合機構部5並びに主動送り機構部A
を駆動する。接合機構部5が回転駆動され、内面ローラ
3と外面ローラ4との挟着力をもって、帯状部材100
の閉合部Hにおいて、その継手構造により開始用ライニ
ング管Roに連なって新たに供給される帯状部材100
は接合される。同時に、外面ローラ4の輪状鍔部61と
帯状部材100の溝104との係合案内作用により、接
合ローラ部20は管周方向に自転し、かつ管軸方向に前
進する。これと同時に、主動送り機構部Aも駆動され、
主動送りローラ6の回転により、接合機構部5の回転と
ともに、本ライニング施工装置Sは全体的に回転すると
ともに所定のピッチで前進し、本ライニング施工装置S
は前方へ移動する。これにより帯状部材100は螺旋状
に捲回され、ライニング管Rが自転製管をもって施工さ
れる。なお、該ライニング管Rの径は開始用ライニング
管Roの径φに等しい。
【0031】(4A)この工程において、主動及び従動送り
機構部A,Bの各送りローラ6,7は、管渠Pの管壁に
当接し、本ライニング施工装置Sの回転する方向すなわ
ち順方向に回転することにより、本ライニング施工装置
の回転を円滑になす。すなわち、油圧モータ24の回
転により第1の軸部37が回転駆動され、歯車40,4
1を介して第2の軸部38を回転駆動する。これによ
り、駆動スプロケット45は軸部38と一体的に回転
し、該駆動スプロケット45に巻き掛けられたチェーン
47を介して主動送りローラ6が回転される。駆動スプ
ロケット45と主動送りローラ6とは同一方向に回転
し、ひいては内面ローラ3も同一方向となる。主動送り
ローラ6は管渠Pの壁面に接触し、その回転により壁面
から反作用を受けて本ライニング施工装置Sに回転力を
付与し、本ライニング施工装置Sの回転を規定する。
【0032】(4B)なおまた、この工程において、帯状部
材100は地上部に配された巻出し装置Tより順次供給
される。該巻出し装置Tは、図10にその構成の一例を
示すように、人孔Q1の開口部周りに配された円形軌状
200上に転子202を介して回転台204が回転自在
に配備され、この回転台204に帯状部材100を繰出
し自在に巻き付けた巻胴206が回転自在に支持されて
なる。これにより、円形軌条200に沿う回転台204
の水平面での回転と巻胴206の鉛直面での回転とが合
成される。製管動作に伴い帯状部材100はねじれ回転
をなすが、巻出し装置Tにおいてはこの回転に同期して
回転台204をもってこれに追従する。
【0033】(5) 以上の工程をもって一定長さのライニ
ング管Rを製管(自転製管)する。しかる後、送り機構
部Bのブレーキ装置75を作動して従動ローラ7に制動
をかけ、本ライニング施工装置Sを固定する。一方、
始用ライニング管Roの管端部を固定把持する。この状
態で、接合機構部5を更に駆動させる。該接合機構部5
の接合ローラ部20の駆動により、自転製管量以上に既
に形成されたライニング管Rに帯状部材100が送り込
まれ、その継手部における係合力に打ち勝って、その分
量だけライニング管Rはその径をΦに拡径する。なお、
このとき、主動ローラ6は空転状態とされる。図1はこ
の状態を示す。すなわち、接合機構部5付近では内面及
び外面ローラ3,4により帯状部材100の拡がりは規
制されるが、それ以外では継手部での滑りにより直ちに
拡がり、管渠Pの壁面に拘束されるまで拡張する。
【0034】(6) 上記の(4)(5)の工程を繰り返し、管渠
P内にライニング施工を施す。すなわち、接合機構部5
と主動送り機構部Aとを駆動し、一定長の小径φのライ
ニング管Rを製管した後、主動及び従動送り機構部A,
Bに制動をかけ、接合機構部5を駆動し、拡径操作をな
す。
【0035】(7) 以上をもって管渠Pの全長に径Φのラ
イニング管Rを施工し、管渠Pとライニング管Rと間に
間隙が生じていればセメントミルクが充填される。ま
た、取付け管とは後工程をもって本ライニング管Rを穿
孔し、該取付け管との連通をなす。
【0036】施工方法の他の形態例(第2例)を示す。
この形態においては、ライニング管Rの自転製管の進行
とともに拡径を行うことを特徴とする。 (1) 〜(3) の工程は先の形態に準じる。 (4) の工程において、接合機構部5の回転を主動送り機
構部Aの主動送りローラ6の回転よりも大きくする。こ
の状態を得るには、(i) 従動送り機構部Bのブレーキ装
置75を半作動し、制動を緩く効かせ、本施工装置S自
体の回転を遅らせる、(ii)接合機構部5での伝達比によ
り主動送りローラ6の回転を落とす、等の手段が採られ
る。この施工形態においては、ライニング管Rの自転製
管の進行とともに拡径が行われる。しかして、この施工
形態によれば、第1例の(5) の工程はなく、連続的に拡
径したライニング管Rが得られる。
【0037】(実施形態の効果) 本実施形態の管渠内のライニング施工方法及びその装置
Sは叙上の態様をもって実施されるものであるので、管
渠Pの径に一杯のライニング管Rが施工され、断面損失
がなく、全体的に経済的に製作できる。
【0038】本実施の形態において、適宜数のローラ7
に駆動力を付与することができる。これにより、本ライ
ニング施工装置Sは更に大きな回転力を得る。また、本
形態において、主動ローラ6の駆動力をローラ3,4を
駆動する油圧モータ24から得たが、独立の油圧モータ
により駆動する態様を採ることができる。
【0039】叙上の実施形態においては、いずれも、図
17、図18に示す帯状部材100,120(いわゆる
1部材態様)の嵌合に付いてのものであるが、図19に
示す帯状部材140(いわゆる2部材態様)に付いては
同様の手順でなされる。すなわち、帯状部材140の閉
合部位H嵌合材150を同時に供給して嵌合材150を
嵌合させるがこれらの送り込み速度を施工装置Sの回転
よりも、断続(第1例)あるいは連続(第2例)によ
り、速くすることは叙上の実施の形態に準じてなされ
る。更には、該2部材態様においては、帯状部材140
相互を仮接合させ、ライニング管Rを製管させた後、拡
径させ、しかる後嵌合材150を本接合させる施工形態
を採ることができる。すなわち、本形態においては、図
20に示されるように、例えば、帯状部材140の両端
の接合部140A,140Bに副接合部154,156
が形成され、これらの嵌合をもって仮接合をなす。
【0040】(第2実施形態) 図11〜図13は本発明の管渠内のライニング施工方法
を実施するライニング施工装置の他の実施の形態(第2
実施形態)を示す。Uはそのライニング施工装置を示
す。これらの図において、先の実施の形態と同等の部材
に付いては同一の符号が付されている。
【0041】ライニング施工装置U 図11〜図13に示されるように、このライニング施工
装置Uは、径方向に放射状に配される4つの延長部を有
する取付けフレーム1A、該取付けフレーム1Aの3つ
の延長部の先端部に配される案内ローラ2、該取付けフ
レーム1Aの残りの延長部の1つに配される内面ローラ
3と外面ローラ4とからなる接合機構部5、及び取付け
フレーム1Aの中心から前方に延設される腕部を介して
取り付けられる2つの送りローラ8、からなる。送りロ
ーラ8は送り機構部Cの主体をなす。
【0042】以下、各部の細部構造を説明する。 (取付けフレーム1A) 本取付けフレーム1Aは、円管体が十字状に剛接されて
なり、各円管体(延長部)の端部に案内ローラ2及び接
合機構部5が取り付けられる。各延長部は摺動機構をも
って径方向に長さが調整可能となっている。延長部は4
本に限らず、3本、又は5本であってもよい。 (案内ローラ2) 案内ローラ2は、取付けフレーム1Aの3つの延長部の
端部にローラ保持枠80を介して取り付けられる。複数
(本態様では3)の案内ローラ2及び内面ローラ4の外
面の包絡線は同一円周上にあり、ライニング管Rの径を
規定する。
【0043】(接合機構部5) 接合機構部5は、取付けフレーム1Aの他の延長部の端
部に取付け材82を介して取り付けられる。該取付けフ
レーム1Aの構成の殆どは先の実施形態のものに準じ、
また、その機能は同等であるが、該取付けフレーム1A
への主動送りローラ6を含む主動送り機構部Aの配設は
省略される。
【0044】(送り機構部C及び送りローラ8) 送りローラ8は送り機構部Cの主体をなし、取付けフレ
ーム1Aの前面の中央より水平に延設される水平アーム
84、該水平アーム84に剛接される鉛直アーム85、
該鉛直アーム85の両端に配される油圧モータ86、鉛
直アーム86の中心に配される回転継手87とともに送
り機構部Cを構成する。油圧モータ86は送りローラ8
を駆動する。もっと詳しくは、水平アーム84と該水平
アーム84に直交して剛接される鉛直アーム85とは取
付けフレーム1Aと一体となり回転する。油圧モータ8
6は回転継手87を介して配管(図示せず)をもって油
圧源に連なる。そして、送りローラ8は2つのもの8
A,8Bよりなるが、両者とも油圧モータ86をもって
駆動されるが、少なくとも一つが油圧駆動されてもよ
い。送りローラ8a,8bは制動機構を備える。水平ア
ーム84はこの態様に限らず、2本をもって平行状に配
されてもよい。鉛直アーム85は十字状であってもよ
い。また、該鉛直アーム85を摺動機構とし、送りロー
ラ8の管渠の壁面への当接を調整する態様を採ることが
できる。油圧モータ86は接合機構部5の回転継手56
に接続されてもよい。
【0045】このライニング施工装置Tによれば、構造
が第1形態に比べて単純化され、先に述べた施工方法を
実施できる。
【0046】(第3実施形態) 図14〜図16は本発明の管渠内のライニング施工方法
を実施するライニング施工装置の更に他の実施の形態
(第3実施形態)を示す。Vはそのライニング施工装置
を示す。これらの図において、先の実施の形態と同等の
部材に付いては同一の符号が付されている。
【0047】ライニング施工装置V 図14〜図16に示されるように、このライニング施工
装置Vにおいて、取付けフレーム1、案内ローラ2、及
び内面ローラ3と外面ローラ4とからなる接合ローラ部
20並びに該接合ローラ部20の駆動系を含む接合機構
部5、は第1実施形態に準じる構成を採る。そして、接
合機構部5は主動送りローラが省略され、取付けフレー
ム1に送りローラ9を主体とする送り機構部Dが配され
る。
【0048】もっと詳しくは、送り機構部Dは、送りロ
ーラ9を主体とし、取付け板90、ローラ保持枠91、
保持体92、油圧モータ93、からなる。取付け板90
は、取付けフレーム1の前面に固設される。該取付け板
90は取付けフレーム1に対して径方向へ摺動され、適
宜位置に固定される態様を採ることができる。ローラ保
持枠91は送りローラ9の軸部9aを枢支し、送りロー
ラ9を回転自在に保持する。保持体92は取付け板90
とローラ保持枠91との間に介装され、ローラ保持枠9
1の径方向への変位を許容して該ローラ保持枠91を取
付け板90に保持する。保持体92にはコイルばね94
が内蔵され、ローラ保持枠91ひいては送りローラ9を
管壁面へ押し付ける機能を持つ。油圧モータ93はロー
ラ保持枠91に固定され、送りローラ9の軸部9aに連
結されて送りローラ9を回転駆動する。該油圧モータ9
3は作動油の操作により負荷をかけ、制動作用を発揮す
ることができる。この送りローラ9は円周上の等間隔に
わたって複数個(本実施形態では4)設けられ、本形態
では9A,9B,9C,9Dの全てが油圧駆動されてい
るが、その内の1つ、あるいは直径方向の2つ9A,9
Cを油圧駆動させてもよい。また、油圧モータ93への
作動油の供給は、回転継手を介してなされるが、接合機
構部5の回転継手56を共用することは自由である。
【0049】この実施形態のライニング施工装置Vを使
用して、第1実施形態で述べた施工方法の第1例・第2
例を容易に実施できるものであり、特に第2例の実施に
好適である。すなわち、接合機構部5をその油圧モータ
24によって駆動するとともに、送り機構部Dではその
油圧モータ93により送りローラの回転を遅め、帯状部
材100の送込み速度と本施工装置Vの回転速度との差
動速度を自在に調整でき、ライニング管Rの拡径を自由
になすことができる。
【0050】本発明は叙上の実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計
変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技
術的範囲内に包含される。 駆動源に付き、油圧、空
圧は互いに互換可能であり、更には、電動源の使用を妨
げるものではない。
【0051】
【発明の効果】本発明の管渠内のライニング施工方法及
びその施工装置によれば、以下の効果を有する。管渠
の径に一杯のライニング管が施工され、断面損失がな
く、全体的に経済的に製作できる。送りローラにより
本装置自体の回転が円滑になされ、更に長大なライニン
グ施工を実施でき、管渠の曲がり部での施工も更に円滑
に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管渠内のライニング施工方法及びその
施工装置の一実施形態を示す一部側面一部縦断面図。
【図2】管渠内ライニング施工装置のの取付けフレーム
の正面図。
【図3】その側面図(図2のIII 方向矢視図)
【図4】接合機構部の正面拡大図。
【図5】接合機構部の内部構成図(図4のV−V線断面
図)。
【図6】接合ローラ部の拡大断面図。
【図7】従動送り機構部の側面構成図。
【図8】従動送り機構部の正面構成図。(図7のVIII−
VIII線断面図)
【図9】図7のIX−IX線断面図。
【図10】本施工装置による施工工事の要領図。
【図11】本発明の管渠内のライニング施工方法及びそ
の施工装置の他の実施形態(第2実施形態)の縦断面
図。
【図12】図11のXII-XII 線断面図。
【図13】図11のXIII線矢視図。
【図14】本発明の管渠内のライニング施工方法及びそ
の施工装置の更に他の実施形態(第3実施形態)の縦断
面図。
【図15】図14のXV線矢視図。
【図16】送り機構部の詳細構造図。
【図17】(a) 図は帯状部材の一態様を示す断面図。
(b) 図はこの帯状部材相互の接合関係を示す断面図。
【図18】本発明で使用される帯状部材の他の態様図。
【図19】本発明で使用される帯状部材の更に他の態様
図。
【図20】図19で示される帯状部材の更に他の接合の
態様図。
【符号の説明】
P…管渠、R…ライニング管、S,T,U…ライニング
施工装置、1,1A…取付けフレーム、2…案内ロー
ラ、3…内面ローラ、4…外面ローラ、5…接合機構
部、6,7,8,9…送りローラ、A,B,C,D…送
り機構部 100,120,140…帯状部材、150
…嵌合材、104…案内溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋元 栄器 埼玉県入間市牛沢町7−7 (72)発明者 山城 浜夫 埼玉県狭山市笹井213−10狭山グリーン ハイツ5−402 (56)参考文献 特開 平4−103337(JP,A) 特開 平4−194476(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 63/00 - 63/48 F16L 1/00 F16L 55/16 EPAT(QUESTEL) PCI(DIALOG)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管渠内において、両側縁部に継手が形成
    され連続的に供給される長尺の帯状部材を螺旋状に捲回
    し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を
    残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供
    給される帯状部材をもって管状体を付加形成する方法で
    あって、 剛性を保持するとともに前記既に形成された管状体の内
    側に臨んで配される取付けフレームを介して取り付けら
    れ、前記既に形成された管状体と新たに供給される帯状
    部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着す
    る外面ローラと内面ローラとからなる接合機構部を有す
    施工装置をもってその接合機構部の駆動により管状体
    を製管するとともに、 前記取付けフレームに連動し、前記外面ローラよりも外
    方に位置し、管渠の壁面に当接して前記帯状部材が螺旋
    状に捲回される方向に送り力を付与する方向に回転する
    送りローラの回転駆動により前記施工装置に送り力を付
    与し、 前記接合機構部のローラの回転と前記送りローラの回転
    とを同期させて前記取付けフレームの規定する径の製管
    をなし、 前記送りローラの回転を停止もしくは前記接合機構部の
    ローラの回転よりも減速して、前記既に形成された管状
    体の帯状部材相互の継手部を滑動させて前記既に形成さ
    れた管状体を拡径させる、 ことを特徴とする管渠内のライニング施工方法。
  2. 【請求項2】拡径は管渠の内壁に密着するまでなされる
    請求項1に記載の管渠内のライニング施工方法。
  3. 【請求項3】拡径は管渠の内壁に密着以前で停止される
    請求項1に記載の管渠内のライニング施工方法。
  4. 【請求項4】 管渠内において、両側縁部に継手が形成
    され連続的に供給される長尺の帯状部材を螺旋状に捲回
    し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を
    残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供
    給される帯状部材をもって管状体を付加形成する方法で
    あって、 剛性を保持するとともに前記既に形成された管状体の内
    側に臨んで配される取付けフレームを介して取り付けら
    れ、前記既に形成された管状体と新たに供給される帯状
    部材との閉合部位に配されるとともに帯状部材を挟着す
    る外面ローラと内面ローラとからなる接合機構部を有す
    る施工装置をもってその接合機構部の駆動により管状体
    を製管するとともに、 前記取付けフレームに連動し、前記外面ローラよりも外
    方に位置し、管渠の壁面に当接して前記帯状部材が螺旋
    状に捲回される方向に送り力を付与する方向に回転する
    送りローラの回転駆動により前記施工装置に送り力を付
    与し、 前記接合機構部のローラの回転と前記送りローラの回転
    とを同期させて前記取付けフレームの規定する径の製管
    をなし、 前記送りローラの回転を停止もしくは前記接合機構部の
    ローラの回転よりも減速して、前記既に形成された管状
    体の帯状部材相互の継手部を滑動させて前記既に形成さ
    れた管状体を拡径させる施工工程において、 前記拡径工程をなす前に前記取り付けフレームの規定す
    る径の製管を一定長さにわたってなす、 ことを特徴とする管渠内のライニング施工方法。
  5. 【請求項5】 管渠内において、両側縁部に継手が形成
    され連続的に供給される長尺の帯状部材を螺旋状に捲回
    し、相接する継手相互を係合させて形成された管状体を
    残置させ、前記既に形成された管状体の前方に新たに供
    給される帯状部材をもって管状体を付加形成するライニ
    ング施工装置であって、 剛性を有し、前記管状体の内側に配される取付けフレー
    ム; 前記取付けフレームを介して同一円周上に所定ピッチを
    もって取り付けられ、前記管状体の内面に当接する複数
    の案内ローラ; 前記取付けフレームを介して取り付けられ、前記既に形
    成された管状体と新たに供給される帯状部材との閉合部
    位に配されるとともに帯状部材を挟着する外面ローラと
    内面ローラとからなる接合機構部; 前記取付けフレームを介して取り付けられ、管渠の内壁
    に当接されるとともに該管渠の円周方向に沿って回転す
    複数の送りローラ;を有してなり、 前記複数の送りローラの少なくとも一つは管渠の壁面に
    当接して前記帯状部材が螺旋状に捲回される方向に送り
    力を付与する方向に回転するべく主動駆動される、 ことを特徴とする管渠内ライニング施工装置。
  6. 【請求項6】送りローラは、管渠の径方向に進退自在と
    される請求項5に記載の管渠内ライニング施工装置。
  7. 【請求項7】送りローラは、制動機能を有する請求項5
    に記載の管渠内ライニング施工装置。
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