JP3026345B2 - 複合熱転写シート - Google Patents

複合熱転写シート

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複合熱転写シートに関し、更に詳しくは熱転
写フイルムと紙等の被転写材とが予め仮接着されている
新規な複合熱転写シートに関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、コンピューターやワードプロセッサーの出力プ
リントを熱転写方式によって印字する場合には、基材フ
イルムの一方の面に熱溶融性インキ層を設けた熱転写フ
イルムが使用されている。
この従来の熱転写フイルムは、基材フイルムとして厚
さ10乃至20μmのコンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙
或いは厚さ3乃至20μmのポリエステルやセロファンの
様なプラスチックのフイルムを用い、ワックスに顔料や
染料等の着色剤を混合した熱溶融性インキ層をコーティ
ングにより設けて製造したものである。
これらの従来の熱転写フイルムを用いて被転写紙に印
字する場合には、長尺の熱転写フイルムを巻いたロール
から熱転写フイルムを供給し、一方、連続又は枚葉の被
転写材を供給し、両者をプラテン上で重ね、この状態で
熱転写フイルムの背面からサーマルヘッドで熱を印加
し、インキ層を溶融転写させて所望の画像を形成してい
る。
しかしながら、これらの熱転写フイルムを、例えば、
従来の感熱発色紙を用いたファクシミリプリンターに転
用しようとても、上記ファクシミリプリンターでは、記
録紙自体が熱発色する為、被転写材の搬送装置が無く転
用不能であり、この様な問題は大型のプロッター等、特
殊のプリンターにおいても同様である。
上記の如き問題を解決する方法として、熱転写フイル
ムと被転写材とを予め仮接着してロール状に巻いておく
ことにより、ファクシミリプリンター等に適応させた
り、又、装置を簡便化及び小型化する方法が提案されて
いる。
この様な共巻複合熱転写シートを使用する場合に、印
字後は熱転写フイルムと被転写材の両方がプリンターか
ら排紙され、必要に応じて適当な長さに裁断される。こ
の場合、複合熱転写シートは製造から使用に至る間、プ
リンター内を搬送される間及び印字時に摩擦によって帯
電し、印字時にサーマルヘッドの抵抗を変化させたり、
放電によってサーマルヘッドの誤作動の原因になったり
して印字が乱れるという問題がある。更にプリンターか
ら排紙後熱転写フイルムを剥取ると、この熱転写フイル
ムは多くの場合帯電しており、剥した熱転写フイルムが
被転写材、プリンター、机、着物等に纏い付き、その処
理が非常に面倒であるという問題がある。
従って本発明の目的は、上記問題を解決し、接着性及
び剥離性の両方に優れ、印字中或は印字後の帯電による
問題を発生しない複合熱転写シートを提供することであ
る。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、
本発明は、基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ層
を形成した熱転写フイルムと、これと実質上同一幅の被
転写材とを仮接着剤層によって剥離可能に接着してなる
複合熱転写シートにおいて、基材フイルムとインキ層と
の間にDBP吸油量が400ml/100g以上の多孔質導電カーボ
ンを含有する帯電防止層を設けたことを特徴とする複合
熱転写シートである。
(作 用) 複合熱転写シートの基材フイルムとインキ層との間に
DBP吸油量が400ml/100g以上の多孔質導電カーボンを含
有する帯電防止層を設けることによって、接着性及び剥
離性の両方に優れ、印字中或は印字後の帯電による問題
を発生しない複合熱転写シートが提供される。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。
本発明の複合熱転写シートの層構成は、第1図にその
断面の一部を示す様に、基材フイルム1の一方の面に熱
溶融性インキ層2を形成した熱転写フイルムAと、これ
と実質上同一幅の被転写材Bとを仮接着剤層3によって
剥離可能に接着されたものであって、ロール状に巻かれ
たものでも枚葉型のものでもよい。
本発明の複合熱転写シートは上記層構成において、基
材フイルム1とインキ層2との間にDBP吸油量が400ml/1
00g以上の多孔質導電カーボンを含有する帯電防止層4
を設けたことを特徴としている。この帯電防止層4はそ
の中に無機又は有機の粒子を包含させて表面微小凹凸形
状とすればマット層としても機能し、表面マット調の見
易い印字を与えることが出来る。
この様にすることによって、製造から使用に至る間、
プリンター内での搬送、印字時及び印字後の帯電による
問題が解決される。
以上の如き本発明の複合熱転写シートで用いられる基
材フイルム1としては、従来の熱転写フイルムに使用さ
れていると同じ基材フイルムがそのまま用いることが出
来ると共に、その他のものも使用することが出来、特に
制限されない。
好ましい基材フイルムの具体例としては、例えば、ポ
リエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネ
ート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴ
ム、アイオノマー等のプラスチックフイルム、コンデン
サー紙、パラフィン紙等の紙類、不織布等があり、又、
これらを複合した基材フイルムであってもよい。
この基材フイルムの厚さは、その強度及び熱伝導性が
適切になる様に材料に応じて適宜変更することが出来る
が、その厚さは、好ましくは、例えば、2乃至25μmで
ある。
上記基材フイルム1上に設ける熱溶融性インキ層2
は、着色剤とビヒクルとからなり、更に必要に応じて種
々の添加剤を加えたものでもよい。
この着色剤としては、有機又は無機の顔料若しくは染
料のうち、記録材料として良好な特性を有するもの、例
えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変
褪色しないものが好ましい。
ブラック単色印字用には勿論カーボンブラックが好ま
しく、多色印字用にはシアン、マゼンタ、イエロー等の
有彩色着色剤を使用する。これらの着色剤の使用量はイ
ンキ層中で約5乃至70重量%を占める割合が一般的に好
ましい。
ビヒクルとしては、ワックスを主成分とし、その他ワ
ックスと乾性油、樹脂、鉱油、セルロース及びゴムの誘
導体等との混合物が用いられる。
ワックスの代表例としては、マイクロクリスタリンワ
ックス、カルナバワックス、パラフィンワックス等があ
る。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低分
子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタ
ロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワッ
クス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部変
性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等種々のワ
ックスが用いられる。本発明では更に上記ワックス中に
比較的低融点の熱可塑性樹脂を混合して、インキの被転
写材に対する接着性を向上させることが出来る。
基材フィルム上に熱溶融インキ層を形成する方法とし
ては、ホットメルトコートの他、ホットラッカーコー
ト、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロール
コートその他多くの手段等が挙げられる。これらのイン
ク層の厚みは従来と同様に数μmの厚みでよい。
被転写材Bとしては通常の上質紙、普通紙、合成紙、
トレーシングペーパー、プラスチックフイルム等、熱転
写可能なシート又はフイルムであればよく、従来の熱転
写用被転写材として使用されているものであればよい。
上記熱転写フイルムAと被転写材Bとを仮接着させる
仮接着剤層3は、熱転写フイルムと被転写材とを軽く接
着させ、且つ印字後は容易に両者を剥離出来る接着剤か
ら形成されており、かかる機能を有する接着剤であれば
いかなる接着剤も使用可能であるが、特に好ましい接着
剤は、ガラス転移温度の低い粘着剤粒子とガラス転移温
度の高い樹脂粒子とワックス粒子とからなる。
上記粘着剤のガラス転移温度は−90℃乃至−60℃の範
囲であるのが好ましく、この様な粘着剤の例としてはゴ
ム系の粘着剤、アクリル系の粘着剤及びシリコーン系の
粘着剤、又、形態的には溶剤溶液型、水溶液型、ホット
メルト型、水性又は油性エマルジョン型があり、いずれ
も本発明で使用することが出来るが、本発明において特
に好適であるものはアクリル系の水性エマルジョン型で
あり、その粒子径は0.2乃至10μmの程度で、好ましい
範囲は1乃至6μmである。この様なエマルジョン型粘
着剤を使用することによって、粘着剤層の粘着剤は粒子
形状を保持している。
上記粘着剤を単独で使用する場合には、優れた粘着性
が得られるが、被転写材の剥離性が不十分且つ不均一で
あり、製造、保管、輸送時等、熱転写前に不意の力が加
わった場合、複合熱転写シートのインキ層が被転写材に
転写され地汚れを生じるという問題がある。又、熱転写
時にはインキ層の箔切れが劣り、例えば、サーマルヘッ
ドによる熱印加領域の周囲迄インキ層が転写し、転写画
像の解像性が劣る。
本発明では、上記問題は、上記エマルジョン粘着剤に
微細な樹脂粒子、例えば、0.01乃至0.5μm程度の粒子
径の樹脂粒子を含む樹脂エマルジョンを添加することに
より、粘着性が好ましい範囲に調整出来、上記地汚れの
問題が解決され、更にインキ層の形成に使用した様なワ
ックスのエマルジョンを添加することにより、仮接着剤
層の箔切れが改良され、転写画像の解像性が著しく向上
することを見出した。
上記の樹脂エマルジョンとしては、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体、ポリエチレン、ポリスチレン、ポルプロピレ
ン、ポリブテン、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、特にア
クリルエマルジョンが好適である。この様な樹脂粒子は
前記粘着剤よりも高いガラス転移温度、例えば、60℃以
上のガラス転移温度を有するものが好ましく、場合によ
っては熱硬化した樹脂粒子であってもよい。
又、ワックスのエマルジョンは前記の如きワックスを
公知の方法でエマルジョン化したものであり、その粒子
径は細かい程よいが、特に限定されない。
上記粘着剤と樹脂粒子とワックスとの重量比は3乃至
5:1乃至2.5:3乃至5であるのが好ましく、この範囲を外
れると前記の如き種々の問題が発生し易く好ましくな
い。
以上の成分からなる仮接着剤層3は、被転写材Bの表
面に設けてもよいが、この場合には印字物に粘着性が残
る為、熱転写フイルムAのインキ層2の表面に設けるこ
とが好ましく、この場合、粘着剤を水性のエマルジョン
として使用するのでインキ層を損なうこともなく好まし
い。エマルジョンの塗工方法や乾燥方法は特に限定され
ないが、乾燥はエマルジョンの粒子が残る様に低温で行
うことが好ましい。
上記仮接着剤層は0.1乃至20μm(固形分塗工量とし
て0.1乃至5g/m2)の厚みが好ましい。
熱転写フイルムAと被転写材Bとの接着は、好ましく
は熱転写フイルムのインキ層の表面に仮接着剤層を形成
しつつ連続的に被転写材を接着し、これをロール状に巻
き取ることによって行われ、巻き取る際には被転写材を
外側にしても、熱転写フイルムを外側にしてもよい。
本発明の複合熱転写シートは上記層構成において、基
材フイルム1とインキ層2との間にDBP吸油量が400ml/1
00g以上の多孔質導電カーボンを含有する帯電防止層4
を設けたことを特徴としている。以下に1例として基材
フイルム1とインキ層2間に導電性マット層4を形成す
る例を説明する。
かかる導電マット層4は、適当なバインダー、多孔質
導電カーボン及び有機又は無機の粒子を含む塗工液を基
材フイルム表面に塗工して形成する。ここで使用する多
孔性導電カーボンは、DBP吸油量が400ml/100g以上、好
ましくは450乃至600ml/100gのものであり、好ましい具
体例してはケッチェンブラックEC600JD等の名称で市場
から入手出来るものが挙げられる。これらの多孔性導電
カーボンを使用することによって少量で高い帯電防止性
が付与される。上記の多孔質導電性カーボンは本発明に
おいてはマット層の60重量%以下の量で使用するのが好
ましい。
又、マット剤として使用する粒子は、上記カーボンブ
ラックの他にシリカ、アルミナ、クレー、炭酸カルシウ
ム等の無機粒子やアクリル樹脂粒子、エポキシ樹脂粒
子、メラミン樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂粒子等の
プラスチックピグメントが任意に使用される。
上記のマット剤はマット層の30重量%以下、好ましく
は5乃至25重量%、更に好ましくは10乃至20重量%の量
で使用する。
導電性マット層を形成するには上記の如き材料をアセ
トン、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン等の適
当な溶剤中に溶解又は分散させ、必要に応じてポリイソ
シアネート等の架橋剤を加えて塗工液を調製し、この塗
工液をグラビアコーター、ロールコーター、ワイヤーバ
ー等の慣用の塗工手段により塗工し乾燥することによっ
て形成される。
その塗工量は固形分基準で2.0g/m2以下、好ましくは
0.1乃至1.0g/m2の厚みで十分な性能を有する帯電防止マ
ット層を形成することが出来る。
(効 果) 以上の如き本発明によれば、複合熱転写シートにおい
て、基材フイルムとインキ層との間にDBP吸油量が400ml
/100g以上の多孔質導電カーボンを含有する帯電防止層
を設けることによって、接着性及び剥離性の両方に優
れ、印字中或は印字後の帯電による問題を発生しない複
合熱転写シートが提供される。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのな
い限り重量基準である。
実施例1 裏面にスリップ層が設けられている厚さ6.0μmのポ
リエチレンテレフタレートのフイルムを基材フイルムと
し、その一方の面に下記の帯電防止マット層用インキを
固形分で0.5g/m2の割合で塗工及び乾燥させて帯電防止
マット層を形成した。
帯電防止マット層用インキ組成 カーボンブラック(ケッチェンブラックEC600DJ) 2部 メラミン樹脂粉(エポスターS) 5部 ポリエステル樹脂 5部 CPA樹脂 8部 メチルエチルケトン 40部 トルエン 40部 次ぎに下記のインキ組成物を4g/m2となる割合で上記
帯電防止マット層の表面に塗工し、インキ層を形成し
た。
インキ組成物 カーボンブラック 15部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 8部 パラフィンワックス 50部 カルナバワックス 25部 (アトライターで120℃で4時間混練して作製) 更に上記インキ層上に下記組成の仮接着剤をグラビア
コート法で、乾燥時の塗工量が0.5g/m2となる割合で塗
工して仮接着層を形成した。
仮接着剤組成 アクリル系粘着粒子水系ディスパージョン(固形分40
%、ガラス転移温度−70℃、粒子径3乃至10μm)10部 アクリル系樹脂粒子水系ディスパージョン(固形分20
%、ガラス転移温度−85℃、粒子径0.2乃至0.5μm) 15部 カルナバワックス水系ディスパージョン(固形分40
%、融点83℃) 15部 水 10部 イソプロパノール 30部 上記熱転写フイルムと普通紙(坪量64g/m2、ベック表
面平滑度140sec.)とをニップし(ニップ温度50℃、ニ
ップ厚500Kg)貼り合せた後、ロール状に巻き取って本
発明の複合熱転写シートとした。
比較例1 実施例1において帯電防止マット層を形成せず、他は
実施例1と同様にして比較例の複合熱転写シートを得
た。
以上の実施例及び比較例の熱転写シートの帯電量を23
℃、60%RHで測定したところ下記第1表の結果が得られ
た。又、プリンターで印字した後、熱転写フイルムを剥
取る際のフイルムの纏い付きを調べたところ下記第1表
の通りであった。
以上の様に本発明の複合熱転写シートは印字中及び印
字後における帯電による問題が解決されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合熱転写シートの断面を図解的に説
明する図である。 A:熱転写フイルム、B:被転写材 1:基材フイルム、2:インキ層 3:仮接着剤層、4:帯電防止マット層 5:背面層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−157889(JP,A) 特開 昭61−219696(JP,A) 特開 昭61−144393(JP,A) 特開 昭62−55193(JP,A) 特開 平2−184495(JP,A) 実開 平2−8965(JP,U) 実開 昭63−170250(JP,U) 実開 昭63−60663(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ
    層を形成した熱転写フイルムと、これと実質上同一幅の
    被転写材とを仮接着剤層によって剥離可能に接着してな
    る複合熱転写シートにおいて、基材フイルムとインキ層
    との間にDBP吸油量が400ml/100g以上の多孔質導電カー
    ボンを含有する帯電防止層を設けたことを特徴とする複
    合熱転写シート。
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