JP2880270B2 - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱転写シートに関し、更に詳しくは熱転写シ
ートと紙等の被転写材とが予め仮接着されている新規な
共巻熱転写シートに関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、コンピューターやワードプロセッサーの出力プ
リントを熱転写方式によって印字する場合には、基材フ
イルムの一方の面に熱溶融性インキ層を設けた熱転写シ
ートが使用されている。
この従来の熱転写シートは、基材フイルムとして厚さ
10〜20μmのコンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙或い
は厚さ3〜20μmのポリエステルやセロファンの様なプ
ラスチックのフイルムを用い、ワックスに顔料や染料等
の着色剤を混合した熱溶融性インキ層をコーティングに
より設けて製造したものである。
これらの従来の熱転写シートを用いて被転写紙に印字
する場合には、熱転写シートを巻いたロールから熱転写
シートを供給し、一方、連続又は枚葉の被転写材を供給
し、両者をプラテン上で重ねこの状態で熱転写シートの
背面からサーマルヘッドで熱を印字し、インキ層を溶融
転写させて所望の画像を形成している。
しかしながら、これらの熱転写シートを、例えば、従
来の感熱発色紙を用いたファクシミリプリンターに転用
しようとしても、上記ファクシミリプリンターでは、記
録紙自体が熱発色する為、被転写材の搬送装置が無く転
用不能であり、この様な問題は大型のプロッター等、特
殊のプリンターにおいても同様である。
上記の如き問題を解決する方法として、熱転写シート
と被転写材とを予め仮接着してロール状に巻いておくこ
とにより、ファクシミリプリンター等に適応させたり、
又、装置を簡便化及び小型化する方法が考案されてい
る。
この様な共巻き熱転写シートの場合には、熱転写シー
トと紙とがしっかりと粘着して熱転写シートに皺やズレ
が発生せず、しかも熱転写後には両者が容易に剥離し、
転写領域はインキ層が紙に正確に転写し、且つ被転写領
域では全く転写せずに紙を汚染しないという性能が要求
される。これに対して従来の共巻熱転写シートの場合に
はこの様な要求に十分満足出来るものはなかった。
従って本発明の目的は、上記問題を解決し、接着性及
び剥離性の両方に優れ、印字画像の解像性及び地汚れの
ない共巻熱転写シートを提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、基材フイルムの一方の面に熱溶融性
インキ層を形成してなる熱転写シートと被転写材とを接
着剤層によって剥離可能に接着してなる熱転写シートに
おいて、上記接着剤層がガラス転移温度の低い粘着剤粒
子とガラス転移温度の高い樹脂粒子と転写性ワックス粒
子とからなることを特徴とする熱転写シートである。
(作用) 接着剤層を特定の組成の接着剤で構成することによっ
て、熱転写シートと紙とがしっかりと粘着して皺やズレ
が発生せず、しかも熱転写後には両者が容易に剥離し、
転写領域ではインキ層が紙に正確に転写し、且つ非転写
領域は全く転写せず、紙を汚染しない熱転写シートが提
供される。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様により本発明を更に詳しく説明
する。
本発明の熱転写シートの好ましい1例の断面図を第1
図に示す。
本発明の熱転写シートは、図示の通り熱転写シートA
と被転写材Bとが接着剤層Cによって剥離可能に接着し
てなる熱転写シートであって、上記接着剤層Cが後述の
構成を有している。
上記熱転写シートAは、図示の様に基材フイルム1上
に熱溶融性インキ層2が形成され、必要に応じて基材フ
イルム1とインキ層2との間にはマット層3が、そして
背面にはスリップ層4が形成されている。
本発明の熱転写シートで用いられる基材フイルムとし
ては、従来の熱転写シートに使用されていると同じ基材
フイルムがそのまま用いることが出来ると共に、その他
のものも使用することが出来、特に制限されない。
好ましい基材フイルムの具体例としては、例えば、ポ
リエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネ
ート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴ
ム、アイオノマー等のプラスチック、コンデンサー紙、
パラフィン紙等の紙類、不織布等があり、又、これらを
複合した基材フイルムであってもよい。
この基材フイルムの厚さは、その強度及び熱伝導性が
適切になる様に材料に応じて適宜変更することが出来る
が、その厚さは、好ましくは、例えば、2〜25μmであ
る。
上記基材フイルム上に設ける熱溶融性インキ層は、着
色剤とビヒクルとからなり、更に必要に応じて種々の添
加剤を加えたものでもよい。
この着色剤としては、有機又は無機の顔料若しくは染
料のうち、記録材料として良好な特性を有するもの、例
えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変
褪色しないものが好ましい。
ブラック単色印字用には勿論カーボンブラックが好ま
しく、多色印字用にはシアン、マゼンタ、イエロー等の
有彩色着色剤を使用する。これらの着色剤の使用量はイ
ンキ層中で約5〜70重量%を占める割合が一般的に好ま
しい。
ビヒクルとしては、ワックスを主成分とし、その他ワ
ックスと乾性油、樹脂、鉱油、セルロース及びゴムの誘
導体等との混合物が用いられる。
ワックスの代表例としては、マイクロクリスタリンワ
ックス、カルナバワックス、パラフィンワックス等があ
る。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低分
子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタ
ロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワッ
クス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部変
性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等種々のワ
ックスが用いられる。本発明では更に上記ワックス中に
比較的低融点の熱可塑性樹脂を混合して、インキの被転
写材に対する接着性を向上させることが出来る。
基材フイルム上に熱溶融インキ層を形成する方法とし
ては、ホットメルトコートの外、ホットラッカーコー
ト、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロール
コートその他多くの手段等が挙げられる。これらのイン
ク層の厚みは従来と同様に数μmの厚みでよい。
被転写材Bとしては通常の上質紙、普通紙、合成紙、
トレーシングペーパー、プラスチックフイルム等、熱転
写可能なシート又はフイルムであればよく、従来の熱転
写用被転写材として使用されているものであればよい。
又、これらの被転写材のサイズはA版、B版等の枚葉紙
でもよいが、好ましくは任意の幅の連続シートである。
上記熱転写シートAと被転写材Bとを仮接着させる接
着剤層Cの構成が本発明を主として特徴づけるものであ
り、該接着剤はガラス転移温度の低い粘着剤粒子とガラ
ス転移温度の高い樹脂粒子とワックス粒子とからなる。
かかる接着層の接着力(g)は、25mm(幅)×55mm(長
さ)のサンプルを切り取り、スベリ摩擦測定機(HEIDON
−14、新東科学製)にて1800mm/min.の引っ張り速度で
測定した際に300〜1500gの範囲が好ましい。
接着力が上記範囲未満である場合には、熱転写シート
と被転写材の接着力が低過ぎ、両者が剥離し易く、熱転
写シートに皺がより易い。又、接着力が上記範囲を越え
ると、接着力は十分であるが、非印字部においてもイン
キ層が被転写材に転写され易く、被転写材の汚染が発生
する。特に好ましい接着力の範囲は400〜800gの範囲で
ある。但し、インキ層中の熱可塑性樹脂量を、例えば、
酢酸ビニル含有量28%のエチレン−酢酸ビニル共重合体
の場合、インキ層中の固形分として9重量%以上とすれ
ば、基材フイルムとインキ層との接着力がそれだけ高く
なるので、接着剤層の被転写材に対する接着力を800〜1
500gの範囲としても被転写材の汚染を生じることのない
熱転写シートを得ることが出来る。
上記粘着剤のガラス転移温度は、−90℃〜−60℃の範
囲であるのが好ましく、この様な粘着剤の例としてはゴ
ム系の粘着剤、アクリル系の粘着剤及びシリコーン系の
粘着剤、又、形態的には溶剤溶溶液、水溶液型、ホット
メルト型、水性又は油性エマルジョン型があり、いずれ
も本発明で使用することが出来るが、本発明において特
に好適であるものはアクリル系の水性エマルジョン型で
あり、その粒子径は1〜30μm程度で、好ましい範囲は
3〜20μmである。この様なエマルジョン型粘着剤を使
用することによって、第3図示の様に粘着剤層の粘着剤
5は粒子形状を保持している。
上記粘着剤を単独で使用する場合には、優れた粘着性
が得られるが、被転写材の剥離性が不十分且つ不均一で
あり、製造、保管、輸送時等、熱転写前に不意の力が加
わった場合、熱転写シートのインキ層が被転写材に転写
され地汚れを生じるという問題がある。又、熱転写時に
はインキ層の箔切れが劣り、例えば、サーマルヘッドに
よる熱印加領域の周囲までインキ層が転写し、転写画像
の解像性が劣る。
本発明では、上記問題は、上記エマルジョン粘着剤に
微細な樹脂粒子、例えば、0.01〜0.5μm程度の粒子径
の樹脂粒子6を含む樹脂エマルジョンを添加することに
より、粘着性が好ましい範囲に調整出来、上記地汚れの
問題が解決され、更にインキ層の形成に使用した様なワ
ックスのエマルジョン7を添加することにより、接着剤
層Cが箔切れが改良され、転写画像の解像性が著しく向
上することを見出した。
上記の樹脂エマルジョンとしては、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、特にア
クリルエマルジョンが好適である。この様な樹脂粒子は
前記粘着剤よりも高いガラス転移温度、例えば、60℃以
上のガラス転移温度を有するものが好ましく、場合によ
っては熱硬化した樹脂粒子であってもよい。
又、ワックスのエマルジョンは前記の如きワックスを
公知の方法でエマルジョン化したものであり、その粒子
径は細かい程よいが、特に限定されない。
上記粘着剤と樹脂粒子とワックスとの重量比は3〜5:
1〜2.5:3〜5であるなが好ましく、この範囲を外れると
前記の如き種々の問題が発生し易く好ましくない。
以上の成分からなる接着剤層Cは、被転写材Bの表面
に設けてもよいが、この場合には印字物に粘着性が残る
為、熱転写シートのインキ層2の表面に設けることが好
ましく、この場合、粘着剤を水性のエマルジョンとして
使用するのでインキ層を損なうことものく好ましい。エ
マルジョンの塗工方法や乾燥方法は特に限定されない
が、乾燥はエマルジョンの粒子が残る様に低温で行うこ
とが好ましい。
上記接着剤層は、0.1〜20μm(固形分塗工量として
0.1〜5g/m2)の厚みが好ましい。
熱転写シートAと被転写材Bとの接着は、好ましくは
熱転写シートのインキ層の表面に接着剤層を形成しつつ
連続的に被転写材を接着し、これをロール状に巻き取る
ことによって行われ、巻き取る際には被転写材を外側に
しても、熱転写シートを外側にしてもよく、更にこれら
を枚葉に裁断したものであってもよい。
以上は本発明の共巻熱転写シートの基本的構成である
が、勿論、第1図示の様に熱転写シートの背面にサーマ
ルヘッドの粘着を防止し且つ滑り性を良くするスリップ
層4を設けたり、基材フイルムとインキ層との間にマッ
ト層3を設けることにより印字を艶消しにする、インキ
層をブラック以外の他の色相にする等、熱転写シート分
野で周知の技術はいずれも本発明の熱転写シートに付加
することが出来る。
以上の本発明の熱転写シートを、例えば、ファクシミ
リプリンターにセットし、第2図に矢印で示す様に搬送
し、サーマルヘッド8で印字後被転写材Bを剥離するこ
とによって被転写材B上に所望の画像9が形成される。
(効果) 以上の如き本発明によれば、接着剤層を特定の組成の
接着剤で構成することによって、熱転写シートと紙とが
しっかりと粘着して皺やブレが発生せず、しかも熱転写
後には両者が容易に剥離し、転写領域ではインキ層が紙
に正確に転写し、且つ非転写領域は全く転写せず、紙を
汚染しない熱転写シートが提供される。
(実施例) 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的
に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りの
ない限り重量基準である。
実施例1 裏面にスリップ層が設けられている厚さ6.0μmのポ
リエチレンテレフタレートのフイルムを基材フイルムと
し、その一方の面に下記のインキ組成物を4g/m2となる
割合で塗工し、インキ層を形成した。
インキ組成物 カーボンブラック 15部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 8部 パラフィンワックス 50部 カルナバワックス 25部 (アトライターで120℃で4時間混練して作製) 更に上記インキ層上に下記組成の仮接着剤をグラビア
コート法で、乾燥時の塗工量が0.5g/m2となる割合で塗
工後、普通紙(坪量64g/m2、ベック表面平滑度140se
c.)とニップし(ニップ温度50℃、ニップ圧500Kg)貼
り合せ、本発明の熱転写シートを得た。
仮接着剤組成 アクリル系粘着粒子水系ディスパージョン(固形分40
%、ガラス転移温度−70℃、粒子径3〜10μm) 10部 アクリル系樹脂粒子水系ディスパージョン(固形分20
%、ガラス転移温度85℃、粒子径0.2〜0.3μm) 15部 カルナバワックス水系ディスパージョン(固形分40
%、融点83℃) 15部 水 10部 イソプロパノール 30部 実施例2〜4 実施例1と同じ夫々のディスパージョンを用いて仮接
着剤の組成(重量比)を下記第1表の様に変え、他は実
施例1と同様にして本発明の熱転写シートを得た。
実施例5 実施例1におけるインキ組成物を下記組成のインキ組
成物に代え、且つ仮接着剤の組成(重量比)を下記第1
表の様に変え、他は実施例1と同様にして本発明の熱転
写シートを得た。
インキ組成物 カーボンブラック 17部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 10部 パラフィンワックス 50部 カルナバワックス 24部 (アトライターで120℃で4時間混練して作製) 比較例1 仮接着剤として実施例1における粘着剤粒子ディスパ
ージョンのみを用い、他は実施例1と同様にして比較例
の熱転写シートを得た。
比較例2 実施例1における仮接着剤として粘着剤粒子と樹脂粒
子とを重量比1:1で使用し、ワックスを使用することな
く、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写シートの
得た。
比較例3 仮接着剤層をポリビニルアルコールで形成した。
比較例4 仮接着剤層をポリウレタン系接着剤で形成した。(以
上の比較例の仮接着層はいずれも0.5g/m2の厚みであ
る) 上記実施例及び比較例の熱転写シートのインキ層と紙
との接着力を測定し、その結果を第2表に示した。放置
しても容易には剥離せず、印字後には指先で容易に剥離
し、紙の地汚れのないものを○とし、放置により自然に
剥離したり、地汚れ等が発生するものを×で表した。こ
れらの結果から接着力は300〜1500g、特に400〜800gの
範囲が適当であることがわかった。
尚、仮接着剤層と被転写材との間の接着力(g)は25
mm(幅)×55mm(長さ)のサンプルを切り取り、スベリ
摩擦測定機(HEIDON−14、新東科学製)にて1800mm/mi
n.の引っ張り速度で測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の熱転写シートの断面を図解
的に説明する図であり、第3図は接着剤層の構造を模式
的に説明する図である。 A:熱転写シート、B:被転写材 C:接着剤層 1:基材フイルム、2:インキ層 3:マット層、4:スリップ層 5:粘着剤粒子、6:樹脂粒子 7:ワックス粒子、8:サーマルヘッド 9:画像
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ
    層を形成してなる熱転写シートと被転写材とを接着剤層
    によって剥離可能に接着してなる熱転写シートにおい
    て、上記接着剤層がガラス転移温度の低い粘着剤粒子と
    ガラス転移温度の高い樹脂粒子とワックス粒子とからな
    ることを特徴とする熱転写シート。
  2. 【請求項2】粘着剤のガラス転移温度が、−90℃〜−60
    ℃の範囲であり、樹脂粒子のガラス転移温度が60℃以上
    である請求項1に記載の熱転写シート。
  3. 【請求項3】粘着剤:樹脂粒子:ワックスの重量比が3
    〜5:1〜2.5:3〜5である請求項1に記載の熱転写シー
    ト。
  4. 【請求項4】接着剤層が0.2〜20μmの厚みである請求
    項1に記載の熱転写シート。
  5. 【請求項5】接着剤層が、粘着剤粒子、樹脂粒子及びワ
    ックス粒子を含む分散体から形成されている請求項1に
    記載の熱転写シート。
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