JP2502720Y2 - 枚葉型複合熱転写シ―ト - Google Patents

枚葉型複合熱転写シ―ト

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JP2502720Y2 JP1989152877U JP15287789U JP2502720Y2 JP 2502720 Y2 JP2502720 Y2 JP 2502720Y2 JP 1989152877 U JP1989152877 U JP 1989152877U JP 15287789 U JP15287789 U JP 15287789U JP 2502720 Y2 JP2502720 Y2 JP 2502720Y2
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【考案の詳細な説明】 (考案の属する技術分野) 本考案は枚葉型複合熱転写シートに関し、更に詳しく
は熱転写シートと紙等の被転写材とが予め仮接着されて
いる新規な枚葉型複合熱転写シートに関する。
(従来の技術) 従来、コンピューターやワードプロセッサーの出力プ
リントを熱転写方式によって印字する場合には、基材フ
イルムの一方の面に熱溶融性インキ層を設けた熱転写シ
ートが使用されている。
この従来の熱転写シートは、基材フイルムとして厚さ
10乃至20μmのコンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙或
いは厚さ3乃至20μmのポリエステルやセロファンの様
なプラスチックのフイルムを用い、ワックスに顔料や染
料等の着色剤を混合した熱溶融性インキ層をコーティン
グにより設けて製造したものである。
これらの従来の熱転写シートを用いて被転写紙に印字
する場合には、長尺の熱転写シートを巻いたロールから
熱転写シートを供給し、一方、連続又は枚葉の被転写材
を供給し、両者をプラテン上で重ね、この状態で熱転写
シートの背面からサーマルヘッドで熱を印加し、インキ
層を溶融転写させて所望の画像を形成している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、これらの熱転写シートを、例えば、従
来の感熱発色紙を用いたファクシミリプリンターに転用
しようとしても、上記フクシミリプリンターでは、記録
紙自体が熱発色する為、被転写材の搬送装置が無く転用
不能であり、この様な問題は大型のプロッター等、特殊
のプリンターにおいても同様である。
上記の如き問題を解決する方法として、熱転写シート
と被転写材とを予め仮接着してロール状に巻いておくこ
とにより、ファクシミリプリンター等に適応させたり、
又、装置を簡便化及び小型化する方法が考案されてい
る。
この様な共巻熱転写シートの場合には、熱転写シート
と紙とがしっかりと粘着して熱転写シートに皺やズレが
発生せず、しかも熱転写後には両者が容易に剥離し、転
写領域はインキ層が紙に正確に転写し、且つ被転写領域
では全く転写せずに紙を汚染しないという性能が要求さ
れる。これに対して従来の共巻熱転写シートの場合には
この様な要求に十分満足出来るものはなかった。
更に上記の如き共巻熱転写シートの場合には、被転写
材が厚い為、必然的に巻ロールの径が大となり、小型の
プリンターでは該巻ロールを収納出来ないという問題が
ある。その為にこれらの巻ロールを所望のサイズ、例え
ば、A版やB版に裁断した枚葉型複合熱転写シートが考
案されたが、この場合には共巻ロールに比較して著しく
熱転写シートと被転写材とが剥離し易く、プリンターに
給紙が困難であったり、印字中に両者がずれたり、一方
が浮き上がったりする等の種々のトラブルが発生してい
る。
従って本考案の目的は、上記問題を解決し、接着性及
び剥離性の両方に優れ、給紙や印字トラブルのない枚葉
型複合熱転写シートを提供することである。
(課題を解決する為の手段) 上記目的は以下の本考案によって達成される。即ち、
本考案は、基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ層
を形成してなる枚葉型熱転写シートと、これと実質上同
サイズの披転写材とを、ガラス転移温度の低い粘着剤粒
子とガラス転移温度の高い樹脂粒子とワックス粒子とか
らなる仮接着剤層によって剥離可能に接着してなり、上
記熱転写シートと被転写材とがそれらの少なくとも一部
の端部で固定されていることを特徴とする枚葉型複合熱
転写シートである。
本考案によれば、被転写材を熱転写シートに特定の接
着剤によって仮接着した枚葉型複合熱転写シートにおい
て、その少なくとも一部の端部を固定することによっ
て、意図しない剥離が防止され、プリンターへの給紙が
容易となり、又、プリンター内での種々のトラブル発生
を防止することが出来る。
(考案の実施の形態) 次に好ましい実施の形態を挙げて本考案を更に詳しく
説明する。
本考案の熱転写シートで用いられる基材フイルムとし
ては、従来の熱転写シートに使用されていると同じ基材
フイルムがそのまま用いることが出来ると共に、その他
のものも使用することが出来、特に制限されない。
好ましい基材フイルムの貝体例としては、例えば、ポ
リエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネ
ート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴ
ム、アイオノマー等のプラスチック、コンデンサー紙、
パラフィン紙等の紙類、不織布等があり、又、これらを
複合した基材フイルムであってもよい。
この基材フイルムの厚さは、その強度及び熱伝導性が
適切になる様に材料に応じて適宜変更することが出来る
が、その厚さは、好ましくは、例えば、2乃至25μmで
ある。
上記基材フイルム上に設ける熱溶融性インキ層は、着
色剤とビヒクルとからなり、更に必要に応じて種々の添
加剤を加えたものでもよい。
この着色剤としては、有機又は無機の顔料若しくは染
料のうち、記録材料として良好な特性を有するもの、例
えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変
褪色しないものが好ましい。
ブラック単色印字用には勿論カーボンブラックが好ま
しく、多色印字用にはシアン、マゼンタ、イエロー等の
有彩色着色剤を使用する。これらの着色剤の使用量はイ
ンキ層中で約5乃至70重量%を占める割合が一般的に好
ましい。
ビヒクルとしては、ワックスを主成分とし、その他ワ
ックスと乾性油、樹脂、鉱油、セルロース及びゴムの誘
導体等との混合物が用いられる。
ワックスの代表例としては、マイクロクリスタリンワ
ックス、カルナバワックス、パラフィンワックス等があ
る。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低分
子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタ
ロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワッ
クス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部変
性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等種々のワ
ックスが用いられる。本考案では更に上記ワックス中に
比較的低融点の熱可塑性樹脂を混合して、インキの被転
写材に対する接着性を向上させることが出来る。
基材フイルム上に熱溶融インキ層を形成する方法とし
ては、ホットメルトコートの外、ホットラッカーコー
ト、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロール
コートその他多くの手段等が挙げられる。これらのイン
ク層の厚みは従来と同様に数μmの厚みでよい。
被転写材としては通常の上質紙、普通紙、合成紙、ト
レーシングペーパー、プラスチックフイルム等、熱転写
可能なシート又はフイルムであればよく、従来の熱転写
用被転写材として使用されているものであればよい。
又、これらの被転写材は最終的にはA版、B版等のサイ
ズに裁断される。
上記熱転写シートと被転写材とを仮接着させる仮接着
剤層は、熱転写シートと被転写材とを軽く接着させ、且
つ印字後は容易に両者を剥離出来る接着剤から形成され
ており、かかる機能を有する接着剤は、ガラス転移温度
の低い粘着剤粒子とガラス転移温度の高い樹脂粒子とワ
ックス粒子とからなる。
上記粘着剤のガラス転移温度は−90℃乃至一60℃の範
囲であるのが好ましく、この様な粘着剤の例としてはゴ
ム系の粘着剤、アクリル系の粘着剤及びシリコーン系の
粘着剤、又、形態的には溶剤溶液型、水溶液型、ホット
メルト型、水性又は油性エマルジョン型があり、いずれ
も本考案で使用することが出来るが、本考案において特
に好適であるものはアクリル系の水性エマルジョン型で
あり、その粒子径は0.2乃至10μm程度で、好ましい範
囲は1乃至6μmである。この様なエマルジョン型粘着
剤を使用することによって、粘着剤層の粘着剤は粒子形
状を保持している。
上記粘着剤を単独で使用する場合には、優れた粘着性
が得られるが、被転写材の剥離性が不十分且つ不均一で
あり、製造、保管、輸送時等、熱転写前に不意の力が加
わった場合、複合熱転写シートのインキ層が被転写材に
転写され地汚れを生じるという問題がある。又、熱転写
時にはインキ層の箔切れが劣り、例えば、サーマルヘッ
ドによる熱印加領域の周囲迄インキ層が転写し、転写画
像の解像性が劣る。
本考案では、上記問題は、上記エマルジョン粘着剤に
微細な樹脂粒子、例えば、0.01乃至0.5μm程度の粒子
径の樹脂粒子を含む樹脂エマルジョンを添加することに
より、粘着性が好ましい範囲に調整出来、上記地汚れの
問題が解決され、更にインキ層の形成に使用した様なワ
ックスのエマルジョンを添加することにより、仮接着剤
層の箔切れが改良され、転写画像の解像性が著しく向上
することを見出した。
上記の樹脂エマルジョンとしては、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブデン、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、特にア
クリルエマルジョンが好適である。この様な樹脂粒子は
前記粘着剤よりも高いガラス転移温度、例えば、60℃以
上のガラス転移温度を有するものが好ましく、場合によ
っては熱硬化した樹脂粒子であってもよい。
又、ワックスのエマルジョンは前記の如きワックスを
公知の方法でエマルジョン化したものであり、その粒子
径は細かい程よいが、特に限定されない。
上記粘着剤と樹脂粒子とワックスとの重量比は3乃至
5:1乃至2.5:3乃至5であるのが好ましく、この範囲を外
れると前記の如き種々の問題が発生し易く好ましくな
い。
以上の成分からなる仮接着剤層は、被転写材の表面に
設けてもよいが、この場合には印字物に粘着性が残る
為、熱転写シートのインキ層の表面に設けることが好ま
しく、この場合、粘着剤を水性のエマルジョンとして使
用するのでインキ層を損なうこともなく好ましい。エマ
ルジョンの塗工方法や乾燥方法は特に限定されないが、
乾燥はエマルジョンの粒子が残る様に低温で行うことが
好ましい。
上記仮接着剤層は0.1乃至20μm(固形分塗工量とし
て0.1乃至5g/m2)の厚みが好ましい。
熱転写シートと被転写材との接着は、好ましくは熱転
写シートのインキ層の表面に仮接着剤層を形成しつつ連
続的に被転写材を接着し、これをロール状に巻き取るこ
とによって行われ、巻き取る際には披転写材を外側にし
ても、熱転写シートを外側にしてもよく、更にこれらを
枚葉に裁断する。
以上は本考案の枚葉型複合熱転写シートの基本的構成
であるが、勿論、熱転写シートの背面にサーマルヘッド
の粘着を防止し且つ滑り性を良くするスリップ層を設け
たり、基材フイルムとインキ層との間にマット層を設け
ることにより印字を艶消しにする、インキ層をブラック
以外の他の色相にする等、熱転写シート分野で周知の技
術はいずれも本考案の枚葉型複合熱転写シートに付加す
ることが出来る。
本考案では上記の如き枚葉型複合熱転写シートの場
合、接着層の接着が軽いので取り扱い中にその端部が剥
離したり、印字時に部分的に熱転写シートが浮いたり、
ずれたりし易いという問題点を解決したものである。
本考案の枚葉型複合熱転写シートの好ましい例を第1
図乃至3図に示す。
第1図a及びその部分断面図である第1図bに示す例
は、基材フイルム1の一方の面に熱溶融性インキ層2を
形成してなる枚葉型熱転写シートAと、これを実質上同
サイズの被転写材Bとを仮接着剤層3によって剥離可能
に接着し、上記熱転写シートAと披転写材Bとがそれら
の少なくとも一部の端部の固定部4で固定され、その付
近にミシン目5が形成されている。
上記固定部4は、前記仮接着剤層3よりも強力な接着
性を有しており、前記連続シート状の複合熱転写シート
の作成時に、熱転写シート及び/又は被転写材の所定部
分に別の強力な接着剤或は比較的多量の前記仮接着剤を
等間隔で塗布しておき、両者を接着させ、しかる後に所
望のサイズに裁断することによって形成される。
この例では別の接着剤や多量の仮接着剤を使用した
が、特別な接着剤を使用することなく、固定部4のみを
熱プレス等によってヒートシールして仮接着剤層の接着
力を強化させて固定部4としたものでもよい。勿論この
様な固定部は、複合熱転写シートの2辺、3辺又は4辺
に形成してもよい。
以上の様な固定部4では熱転写シートと被転写材とが
強力に接着している為、印字後に両者を剥離すると、熱
転写シートのインキ層が被転写材に転写され、被転写材
に汚れとして残ることなる。前記ミシン目5は印字終了
後にこのミシン目により熱転写シートと被転写材との固
定部を切り放して、上記の如き不都合を解消したもので
ある。
第2図示の例は複合熱転写シートの1辺を粘着テープ
6で固定した例であり、第3図示の例は被転写材Bを折
返しで熱転写シートAを固定した例である。
以上幾つかの実施例を挙げて本考案を説明したが、本
考案はこれらの実施例に限定されず、例えば、枚葉複合
熱転写シートの少なくとも一部の端部を別の方法、例え
ば、ステップラー等で固定する態様等、他のいかなる固
定方法でもよい。
(実施例) 次に実施例を挙げて本考案を更に具体的に説明する。
尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのない限り重量
基準である。
実施例1 裏面にスリップ層が設けられている厚さ6.0μmのポ
リエチレンテレフタレートのフイルムを基材フイルムと
し、その一方の面に下記のインキ組成物を4g/m2となる
割合で塗工し、インキ層を形成した。
インキ組成物 カーボンブラック 15部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 8部 パラフィンワックス 50部 カルナバワックス 25部 (アトライターで120℃で4時間混練して作製) 更に上記インキ層上に下記組成の仮接着剤をグラビア
コート法で、乾燥時の塗工量が0.5g/m2となる割合で塗
工して仮接着層を形成した。
一方、普通紙(坪量64g/m2、ベック表面平滑度140se
c.)の表面に幅10mmで30cm間隔でアクリル系粘着剤を塗
布量1g/m2の割合で塗布し、上記熱転写シートとこの普
通紙とをニップし(ニップ温度50℃、ニップ厚500Kg)
貼り合せ、連続シート状の複合熱転写シートを得た。
仮接着剤組成 アクリル系粘着粒子水系ディスパージョン(固形分40
%、ガラス転移温度−70℃、粒子径3乃至10μm)10部 アクリル系樹脂粒子水系ディスパージョン(固形分20
%、ガラス転移温度85℃、粒子径0.2乃至0.5μm)15部 カルナバワックス水系ディスパージョン(固形分40
%、融点83℃) 15部 水 10部 イソプロパノール 30部 続いて得られた連続シート状の複合熱転写シートを、
前記1cm幅の粘着剤層の両端にミシン目を入れた後、粘
着剤層の中心で裁断して、両端が固定された枚葉型の本
考案の複合熱転写シートを得た。
上記複合熱転写シートは両端で十分に固定されてお
り、取り扱い中に剥離することがなく、又、印字中にお
いて熱転写シートと紙とがずれたりすることがなかっ
た。更に印字後2本のミシン目で端部を切り取り、熱転
写シートと紙を剥離したところ、容易に剥離した。
(効果) 以上の如き本考案によれば、被転写材を仮接着した枚
葉型複合熱転写シートにおいて、その少なくとも一部の
端部を固定することによって、意図しない剥離が防止さ
れ、プリンターへの給紙が容易となり、又、プリンター
内での種々のトラブル発生を防止することが出来る。
特に仮接着剤層を特定の組成の仮接着剤で構成するこ
とによって、熱転写シートと紙とがしっかりと粘着して
皺やズレが発生せず、しかも熱転写後には両者が容易に
剥離し、転写領域ではインキ層が紙に正確に転写し、且
つ被転写領域は全く転写せず、紙を汚染しない複合熱転
写シートが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は本考案の複合熱転写シート図解的に
説明する図である。 A:熱転写シート、B:被転写材 1:基材フイルム、2:インキ層 3:仮接着剤層、4:固定部 5:ミシン目、6:テープ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ
    層を形成してなる枚葉型熱転写シートと、これと実質上
    同サイズの被転写材とを、ガラス転移温度の低い粘着剤
    粒子とガラス転移温度の高い樹脂粒子とワックス粒子と
    からなる仮接着剤層によって剥離可能に接着してなり、
    上記熱転写シートと被転写材とがそれらの少なくとも一
    部の端部で固定されていることを特徴とする枚葉型複合
    熱転写シート。
  2. 【請求項2】固定部分の付近にミシン目が形成されてい
    る請求項1に記載の枚葉型複合熱転写シート。
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