JP2810178B2 - ロール状複合熱転写シート - Google Patents

ロール状複合熱転写シート

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロール状複合熱転写シートに関し、更に詳し
くは熱転写フイルムと紙等の被転写材とが予め仮接着さ
れている新規なロール状複合熱転写シートに関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、コンピューターやワードプロセッサーの出力プ
リントを熱転写方式によって印字する場合には、基材フ
イルムの一方の面に熱溶融性インキ層を設けた熱転写フ
イルムが使用されている。
この従来の熱転写フイルムは、基材フイルムとして厚
さ10乃至20μmのコンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙
或いは厚さ3乃至20μmのポリエステルやセロファンの
様なプラスチックのフイルムを用い、ワックスに顔料や
染料等の着色剤を混合した熱溶融性インキ層をコーティ
ングにより設けて製造したものである。
これらの従来の熱転写フイルムを用いて被転写紙に印
字する場合には、長尺の熱転写フイルムを巻いたロール
から熱転写フイルムを供給し、一方、連続又は枚葉の被
転写材を供給し、両者をプラテン上で重ね、この状態で
熱転写フイルムの背面からサーマルヘッドで熱を印加
し、インキ層を溶融転写させて所望の画像を形成してい
る。
しかしながら、これらの熱転写フイルムを、例えば、
従来の感熱発色紙を用いたファクシミリプリンターに転
用しようとても、上記フクシミリプリンターでは、記録
紙自体が熱発色する為、被転写材の搬送装置が無く転用
不能であり、この様な問題は大型のプロッター等、特殊
のプリンターにおいても同様である。
上記の如き問題を解決する方法として、熱転写フイル
ムと被転写材とを予め仮接着してロール状に巻いておく
ことにより、ファクシミリプリンター等に適応させた
り、又、装置を簡便化及び小型化する方法が提案されて
いる。
この様な共巻複合熱転写シートの場合には、熱転写フ
イルムと紙がしっかりと粘着して熱転写フイルムに皺や
ズレが発生せず、しかも熱転写後には両者が容易に剥離
し、転写領域はインキ層が紙に正確に転写し、且つ被転
写領域では全く転写せずに紙を汚染しないという性能が
要求される。従ってある意味では両者は剥離し易い為、
これらの複合熱転写シートの先端部は熱転写フイルムと
被転写材とが剥離し易く、良好にプリンターに給紙出来
なかったり、或は熱転写フイルムが浮いたり皺が発生し
たりして良好な印字が出来ないという問題がある。
従って本発明の目的は、上記問題を解決し、接着性及
び剥離性の両方に優れ、給紙トラブルや印字トラブルの
ないロール状複合熱転写シートを提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、基材フイルムの一方の面に熱溶融性
インキ層を形成した熱転写フイルムと、これと実質上同
一幅の被転写材とを仮接着剤層によって剥離可能に接着
し、ロール状に巻かれた複合熱転写シートにおいて、そ
れらの先端部が固着されていることを特徴とするロール
状複合熱転写シートである。
(作用) 被転写材を熱転写フイルムに仮接着したロール状複合
熱転写シートにおいて、その先端部を固定することによ
って、接着性及び剥離性の両方に優れると共に、給紙ト
ラブルや印字トラブルのないロール状複合熱転写シート
が提供される。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。
本発明のロール状複合熱転写シートは、第3図にその
断面の一部を示す様に、基材フイルム1の一方の面に熱
溶融性インキ層2を形成した熱転写フイルムAと、これ
と実質上同一幅の被転写材Bとを仮接着剤層3によって
剥離可能に接着し、第2図示の様にロール状に巻かれた
ものであり、それらの先端部が第3図及び4図示の様に
固着されていることを特徴としている。
この様にして先端部を固着させておくことによって、
第1図示の様に、この複合熱転写シートをプリンターに
給紙する際、給紙ロール11や搬送ロール12或はサーマル
ヘッド13とプラテンロール14からなる印字部に至る間、
その先端部が剥離して浮いたり皺が発生する等のトラブ
ルを防止することが出来る。
本発明の複合熱転写シートの先端部は、熱転写フイル
ムAと被転写材Bとが同一長さの状態で接着剤等で固定
されていても本発明の目的が達成されるが、好ましい実
施態様では、第2乃至第4図示の様に、先端部の熱転写
フイルムAを短くし、その状態で熱転写フイルムAの先
端を被転写材Bに固着させるのが好ましい。この様にす
ることによって、被転写材Bの先端部はリード紙として
作用させることが出来、特別にリード紙を容易する必要
がなくなる。
第3図示の例は、熱転写フイルムAの先端部をヒート
シールによって被転写材Bに固着させた例であり、この
場合には熱転写フイルムAと被転写材Bとの間に仮接着
剤層3が設けられているので、端部を単に加熱加圧する
のみで両者を固着させることが出来る。ヒートシールの
代わりに別の接着剤で接着させてもよいし、クリップレ
ス等によって両者を噛み合わせてもよい。
第4図示の例は、別の好ましい実施態様であり、熱転
写フイルムAを通常の粘着テープ4で被転写材Bに固着
させた例である。この例では、第1図示の如くプリンタ
ーに供給した場合、印字後に粘着テープ4を剥し、この
粘着テープ4で使用済の熱転写フイルムAをその巻き取
りロール15に容易に固定することが出来る。
以上の如き被転写材の先端形状は、第2図示の様に垂
直でもよいが、第5図a,b,cに示す様に先端を狭くし
て、給紙ロール11への差込みを容易にすることが出来
る。
更に本発明の好ましい実施態様では、第6図及びその
断面図である第7図の様に、複合熱転写シートの終端部
の被転写材Bの面に検知マーク5を形成しておくことに
より、複合熱転写シートがなくなることによるトラブル
を防止することが出来る。検知マーク5は、例えば、肉
眼で判別出来る様に任意の着色でよく、又、着色以外に
は第8図示の様に複合熱転写シートの終端部に孔6を設
けて、この孔によって光学的に終端を検知させてもよ
い。勿論、着色検知マークであっても光学的手段によっ
て終端を検知し、プリンターを自動的に停止させること
が出来る。
以上、幾つかの実施態様を挙げて本発明を説明した
が、本発明はこれらの実施態様に限定されず、複合熱転
写シートの先端部の固着は他の固着方法でもよいのは当
然である。
以上の如き本発明の複合熱転写シートで用いられる基
材フイルム1としては、従来の熱転写フイルムに使用さ
れていると同じ基材のフイルムがそのまま用いることが
出来ると共に、その他のものも使用することが出来、特
に制限されない。
好ましい基材フイルムの具体例としては、例えば、ポ
リエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネ
ート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴ
ム、アイオノマー等のプラスチック、コンデンサー紙、
パラフィン紙等の紙類、不織布等があり、又、これらを
複合した基材フイルムであってもよい。
この基材フイルムの厚さは、その強度及び熱伝導性が
適切になる様に材料に応じて適宜変更することが出来る
が、その厚さは、好ましくは、例えば、2乃至25μmで
ある。
上記基材フイルム1上に設ける熱溶融性インキ層2
は、着色剤とビヒクルとからなり、更に必要に応じて種
々の添加剤を加えたものでもよい。
この着色剤としては、有機又は無機の顔料若しくは染
料のうち、記録材料として良好な特性を有するもの、例
えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変
褪色しないものが好ましい。
ブラック単色印字用には勿論カーボンブラックが好ま
しく、多色印字用にはシアン、マゼンタ、イエロー等の
有彩色着色剤を使用する。これらの着色剤の使用量はイ
ンキ層中で約5乃至70重量%を占める割合が一般的に好
ましい。
ビヒクルとしては、ワックスを主成分とし、その他ワ
ックスと乾性油、樹脂、鉱油、セルロース及びゴムの誘
導体等との混合物が用いられる。
ワックスの代表例としては、マイクロクリスタリンワ
ックス、カルバナワックス、パラフィンワックス等があ
る。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低分
子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタ
ロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワッ
クス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部変
性ワックス、樹脂酸エステル、脂肪酸アミド等種々のワ
ックスが用いられる。本発明では更に上記ワックス中に
比較的低融点の熱可塑性樹脂を混合して、インキの被転
写材に対する接着性を向上させることが出来る。
基材フイルム上に熱溶融インキ層を形成する方法とし
ては、ホットメルトコートの外、ホットラッカーコー
ト、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロール
コートその他多くの手段等が挙げられる。これらのイン
ク層の厚みは従来と同様に数μmの厚みでよい。
被転写材Bとしては通常の上質紙、普通紙、合成紙、
トレーシングペーパー、プラスチックフイルム等、熱転
写可能なシート又はフイルムであればよく、従来の熱転
写用被転写材として使用されているものであればよい。
上記熱転写フイルムAと被転写材Bとを仮接着させる
仮接着剤層3は、熱転写フイルムと被転写材とを軽く接
着させ、且つ印字後は容易に両者を剥離出来る接着剤か
ら形成されており、かかる機能を有する接着剤であれば
いかなる接着剤も使用可能であるが、特に好ましい接着
剤は、ガラス転移温度の低い粘着剤粒子とガラス転移温
度の高い樹脂粒子とワックス粒子とからなる。
上記粘着剤のガラス転移温度は−90℃乃至−60℃の範
囲であるのが好ましく、この様な粘着剤の例としてはゴ
ム系の粘着剤、アクリル系の粘着剤及びシリコーン系の
粘着剤、又、形態的には溶剤溶液型、水溶液型、ホット
メルト型、水性又は油性エマルジョン型があり、いずれ
も本発明で使用すること出来るが、本発明において特に
好適であるものはアクリル系の水性エマルジョン型であ
り、その粒子径は0.2乃至10μm程度で、好ましい範囲
は1乃至6μmである。この様なエマルジョン型粘着剤
を使用することによって、粘着剤層の粘着剤は粒子形状
を保持している。
上記粘着剤を単独で使用する場合には、優れた粘着剤
が得られるが、被転写材の剥離性が不十分且つ不均一で
あり、製造、補間、輸送時等、熱転写前に不意の力が加
わった場合、複合熱転写シートのインキ層が被転写材に
転写された地汚れを生じるという問題がある。又、熱転
写時にはインキ層の箔切れが劣り、例えば、サーマルヘ
ッドによる熱印加領域の周囲迄インキ層が転写し、転写
画像の解像性が劣る。
本発明では、上記問題は、上記エマルジョン粘着剤に
微細な樹脂粒子、例えば、0.01乃至0.5μm程度の粒子
径の樹脂粒子を含む樹脂エマルジョンを添加することに
より、粘着性が好ましい範囲に調整出来、上記地汚れの
問題が解決され、更にインキ層の形成に使用した様なワ
ックスのエマルジョンを添加することにより、仮接着剤
層の箔切れが改良され、転写画像の解像性が著しく向上
することを見出した。
上記の樹脂エマルジョンとしては、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、特にア
クリルエマルジョンが好適である。この様な樹脂粒子は
前記粘着剤よりも高いガラス転移温度、例えば、60℃以
上のガラス転移温度を有するものが好ましく、場合によ
っては熱硬化した樹脂粒子であってもよい。
又、ワックスのエマルジョンは前記の如きワックスを
公知の方法でエマルジョン化したものであり、その粒子
径は細かい程よいが、特に限定されない。
上記粘着剤と樹脂粒子とワックスとの重量比は3乃至
5:1乃至2.5:3乃至5であるのが好ましく、この範囲を外
れると前記の如き種々の問題が発生し易く好ましくな
い。
以上の成分からなる仮接着剤層3は、被転写材Bの表
面に設けてもよいが、この場合には印字物に粘着性が残
る為、熱転写フイルムAのインキ層2の表面に設けるこ
とが好ましく、この場合、粘着剤を水性のエマルジョン
として使用するのでインキ層を損なうこともなく好まし
い。エマルジョンの塗工方法や乾燥方法は特に限定され
ないが、乾燥はエマルジョンの粒子が残る様に低温で行
うことが好ましい。
上記仮接着剤層は0.1乃至20μm(固形分塗工量とし
て0.1乃至5g/m2)の厚みが好ましい。
熱転写フイルムAと被転写材Bとの接着は、好ましく
は熱転写フイルムのインキ層の表面に仮接着剤層を形成
しつつ連続的に被転写材を接着し、これをロール状に巻
き取ることによって行われ、巻き取る際には被転写材を
外側にしても、熱転写フイルムを外側にしてもよい。
続いて、この複合熱転写シートの先端部の被転写材側
端部に、必要に応じて前記の如き検知マークを形成後、
所望の幅に裁断しながら別の紙管に巻き取り、最後にそ
の先端を前記の如く固着させることにより、本発明のロ
ール状複合熱転写シートとすることが出来る。
以上は本発明のロール状複合熱転写シートの基本的構
成であるが、勿論、熱転写フイルムの背面にサーマルヘ
ッドの粘着を防止し且つ滑り性を良くするスリップ層を
設けたり、基材フイルムとインキ層との間にマット層を
設けることにより印字を艶消しにする、インキ層をブラ
ック以外の他の色相にする等、熱転写フイルム分野で周
知の技術はいずれも本発明のロール状複合熱転写シート
に付加することが出来る。
(効果) 以上の如き本発明によれば、被転写材を熱転写フイル
ムに仮接着したロール状複合熱転写シートにおいて、そ
の先端部を固定することによって、接着性及び剥離性の
両方に優れると共に、給紙トラブルや印字トラブルのな
いロール状複合熱転写シートが提供される。
特に好ましい実施態様では、先端部における熱転写フ
イルムを短くし、長い被転写材部分をリード紙として使
用することにより、特別のリード紙を貼着することなく
先端部をプリンターに容易に給紙することが出来る。
又、別の好ましい実施態様では、複合熱転写シートの
終端部の被転写材に終端であることを知らせる検知マー
クを設けておくことによって、印字トラブルを防ぐこと
が出来る。
(実施例) 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのない限り重量
基準である。
実施例1 裏面にスリップ層が設けられている厚さ6.0μmのポ
リエチレンテレフタレートのフイルムを基材フイルムと
し、その一方の面に下記のインキ組成物を4g/m2となる
割合で塗工し、インキ層を形成した。
インキ組成物 カーボンブラック 15部 エチレン/酢酸ビニル共重合体 8部 パラフィンワックス 50部 カルナバワックスス 25部 (アトライターで120℃で4時間混練して作製) 更に上記インキ層上に下記組成の仮接着剤をグラビア
コート法で、乾燥時の塗工量が0.5g/m2となる割合で塗
工して仮接着層を形成した。
仮接着剤組成 アクリル系粘着粒子水系ディスパージョン(固形分40
%、ガラス転移温度−70℃、粒子径3乃至10μm)10部 アクリル系樹脂粒子水系ディスパージョン(固形分20
%、ガラス転移温度85℃、粒子径0.2乃至0.5μm)15部 カルナバワックス水系ディスパージョン(固形分40
%、融点83℃) 15部 水 10部 イソプロパノール 30部 上記熱転写フイルムと普通紙(坪量64g/m2、ベック表
面平滑度150sec.)とをニップし(ニップ温度50℃、ニ
ップ厚500Kg)貼り合せた後、ロール状に巻き取った。
続いて、このロール状複合熱転写シートの先端部の被
転写材側端部に幅1cm長さ50cmの検知マーク印刷後、別
の紙管に裁断しながら巻き取り、最後にその先端の熱転
写フイルムのみを15cmの幅に切り取り、熱転写フイルム
の先端をセロハン粘着テープで紙面に固定して本発明の
複合熱転写シートとした。
上記複合熱転写シートの先端部は十分に固定されてお
り、取り扱い中に剥離することがなく、又、プリンター
への挿入時及び印字中において熱転写フイルムと紙とが
ずれたり、浮いたり皺がよっりすることがなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は複合熱転写シートを使用して印字する状態を説
明する図、第2図乃至第8図は本発明の複合熱転写シー
トを図解的に説明する図である。 A:熱転写フイルム、B:被転写材 1:基材フイルム、2:インキ層 3:仮接着剤層、4:粘着テープ 5:検知マーク、6:孔 11,12,14,15:ロール 13:サーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 17/00 - 17/12 B41J 17/22 - 17/26 B41J 17/32 B41J 31/00 - 31/12 B41J 35/10 - 35/18 B41J 35/22 - 35/23 B41J 32/00 - 32/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ
    層を形成した熱転写フイルムと、これと実質上同一幅の
    被転写材とを仮接着剤層によって剥離可能に接着し、ロ
    ール状に巻かれた複合熱転写シートにおいて、それらの
    先端部が固着されていることを特徴とするロール状複合
    熱転写シート。
  2. 【請求項2】熱転写フイルムと被転写材のいずれか一方
    が他よりも長くなっており、短い方の先端部が他方に固
    着されている請求項1に記載のロール状複合熱転写シー
    ト。
  3. 【請求項3】熱転写シートの終端部の被転写材に終端検
    知マークが設けられている請求項1に記載のロール状複
    合熱転写シート。
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