JP3026026B2 - 定流量弁 - Google Patents

定流量弁

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JP3026026B2 JP2411268A JP41126890A JP3026026B2 JP 3026026 B2 JP3026026 B2 JP 3026026B2 JP 2411268 A JP2411268 A JP 2411268A JP 41126890 A JP41126890 A JP 41126890A JP 3026026 B2 JP3026026 B2 JP 3026026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定流量弁に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スプリンクラ消火装置や、消火
栓等にあっては、消火液供給源の液圧に変動があっても
端末機器に供給される消火液は大略一定の流量であるこ
とが、消火活動上、要求されている。一次側圧の変動に
かかわらず二次側の流量を略一定にする定流量弁として
従来、図23に示す構造が知られている。上流側にスト
レーナ1のある筒2内にダンパ3が嵌合され、ダンパ3
の後部のディスク4を筒体5に設けているラッパ管6に
のぞませ、ダンパ3をばね7によってストレーナ1の方
へ付勢している。矢印の方向に流体が流れるとき、ディ
スク4はその前後に発生する差圧(P−P)に応じ
て右方へ移動するもので、この差圧(P−P)が一
層大きくなっている図24ではディスク4はラッパ管6
により接近してディスク4とラッパ管6との隙間はより
小さくなり、これによりラッパ管6の出口の流量は上記
差圧の大きさにかかわりなく略一定にするものである。
【0003】しかしこの定流量弁では、ストレーナ1、
筒2、ダンパ3、ディスク4、筒体5、ラッパ管6及び
ばね7など、数多くの部材を要するうえ、その長さ、外
径共に大形となり、コストは嵩む。
【0004】上記図23の定流量弁よりも簡易な定流量
弁として知られている図25のものは、伸縮自在な厚肉
のゴムオリフィス8を筒体9に嵌合し、孔10のあるス
トッパ11によってゴムオリフィス8を保持している。
前後に発生する差圧(P−P)に応じてゴムオリフ
ィス8の孔12の部分が右方へ変形するもので、この差
圧(P−P)が一層大きくなっている図26の状態
では孔12は上流側の口径が縮み、これにより、ゴムオ
リフィス8の出口の流量は上記差圧の大きさにかかわり
なく略一定にするものである。
【0005】ところがこの図25の定流量弁では、ゴム
オリフィス8の厚さのみによってその流量特性が決まっ
てしまうので、差圧の広い範囲で一定流量とするのは困
難であり、そのうえ、ゴム製のため劣化が早くて耐久性
に乏しい。
【0006】上記のほか実開昭61−64579号に開
示されている定流量弁は、弾性作動体の傘部の上面に作
用する水圧(上流側水圧と下流側水圧との差圧)に比例
して傘部の下面である漏斗形状面が微細孔のある基体の
側に撓むようにしたものである。水圧に応じて微細孔の
開口面積が調整されるのでは無く、漏斗形状面と基体と
の流体通過方向隙間面積が水圧に応じ減少して流量が調
整される。
【0007】また、特開昭55−500407号公報に
開示されている流量制御弁は、舌片の上流側面に作用す
る流体圧(上流側流体圧と下流側流体圧との差圧)に応
じて舌片の先端側は隔壁の穴の側に撓むようにしたもの
である。流体圧に応じて穴の開口面積が調整されるので
は無く、舌片の先端側と隔壁との流体通過方向隙間面積
が流体圧に応じ減少して流量が調整される。
【0008】さらに特公昭48−4341号公報に開示
されている通過流量調節器は、平面状の板ばねの上流側
面に作用する流体圧に応じて板ばねの放射状先端部は下
流側のリンク挿入体の外周部の円錐形支持面の側に撓む
ようにしたものである。差圧に応じて板ばねの流体通過
方向正面投影形状が変化するのでは無く、板ばねの放射
状先端部が円錐形支持面に接触して板ばねの放射状先端
部とリンク挿入体との流体通過方向隙間面積が差圧に応
じ減少して流量が調整される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記実開昭61−64
579号の定流量弁、特開昭55−500407号公報
の流量制御弁および、特公昭48−4341号公報の通
過流量調節器では、何れも上記のように弾性体である弾
性作動体、舌片、板ばねと開口部側である基体、ボデー
の開口部、リンク挿入体とのそれぞれの流体通過方向隙
間面積が差圧に応じ減少して流量が調整されるものであ
る。差圧に応じて開口部の面積、すなわち、流体通過方
向正面投影面積が変化するのでは無い。これらのように
流体通過方向隙間面積が変化する構造では、差圧に対す
るこの流体通過方向隙間面積変化の割合は、単純でなく
極めて複雑となるものであり、定流量特性はなかなか得
られない。即ち、弾性体の剛性、流体通過方向断面厚
さ、流体通過方向正面視形状などにより、差圧に対する
弾性体の流体通過方向変形量は定まるが、この変形量を
適宜に設定して差圧の変動にかかわらず流量を一定とす
るのは、難しいものである。従って、これら開示されて
いるものでは、差圧の狭い範囲に関して定流量特性が得
られるが、差圧の広い範囲については定流量特性を得る
ことは、難しい。
【0010】この発明は、従来の定流量弁のかかる問題
に着目してなされたもので、差圧の広い範囲で一定流量
特性が得られる簡易な構造の定流量弁を提供するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明の請求項1では、流路4を塞ぐ塞ぎ部材5に設
けた開口部6と、開口部6を流れる流体の一次側と二次
側との差圧によってその自由端側が開口部6を塞ぐ方向
に弾性変形することで該開口部6の流体通過面積を調整
する舌片7とを有しており、上記差圧の変動にかかわら
ず開口部6における流量は略一定であるように舌片7を
形成している定流量弁において、舌片7は、流体通過方
向で見てその自由端側が上流側に突出する凹状となる曲
面状に形成され、舌片7の基部側に当接してこの基部側
での上記弾性変形を規制する受板8が設けてあり、舌片
7は、受板8への上記当接部分が増加するに伴い上記弾
性変形に対する剛性が大きくなるように構成している。
【0012】また、請求項2の発明では、流路4を塞ぐ
塞ぎ部材45に設けた開口部46と、開口部46を流れ
る流体の一次側と二次側との差圧によってその自由端側
が開口部46を塞ぐ方向に弾性変形することで該開口部
46の流体通過面積を調整する舌片47とを有してお
り、上記差圧の変動にかかわらず開口部46における流
量は略一定であるように舌片47を形成している定流量
弁において、舌片47の基部側に当接してこの基部側で
の上記弾性変形を規制する受板48が設けてあり、舌片
47は、円錐コイルバネ状に形成されて開口部46は上
記円錐コイルバネ状の隣合うバネ片間の隙間によって形
成されるようにしている。
【0013】そして請求項3の発明では、請求項1の定
流量弁において、受板8への舌片7の上記当接部分が最
大となるときは、舌片7にて縮口された開口部6により
オリフィスが形成されるようにしている。
【0014】さらに請求項4の発明では、請求項2の定
流量弁において、受板48への舌片47の上記当接部分
が最大となるときは、舌片47の自由端部に設けてある
小孔49にてオリフィスが形成されるようにしている。
【0015】
【作用】請求項1の発明では、舌片7の基部側が受板8
に当接していて塞ぎ部材5の開口部6を流れる流体の一
次側と二次側との流体圧の差(差圧)に応じ舌片7の自
由端の撓みが変化し、流体の流れの正面視で開口部6の
開口面積は、差圧に応じて減少する。差圧の増大に伴
い、舌片7の基部側の受板8への当接部分は、舌片7の
先端側(自由端側)に拡がるため上記当接部分は増加し
て舌片7の撓み剛性は増大する。舌片7の撓み剛性の増
大により、舌片7の自由端の撓み量は次第に小さくなっ
て開口部6の開口面積の減少割合は小さくなり、大きい
差圧においても流量は一定に維持される。このように、
小さい流体圧から大きい流体圧までにわたる差圧の広い
範囲で定流量特性が得られる。また、請求項1の発明で
は、流体の流れの正面視で開口部6の開口面積は、舌片
7の自由端の撓みにより明瞭に変化するもので、差圧の
例えば増大に伴ってこの開口面積は比例して減少して、
かかる点からも差圧の広い範囲での二次側の定流量特性
の確保に役立っている。
【0016】請求項2の発明では、流体の一次側と二次
側との差圧である流体圧値に応じ舌片47の自由端の撓
みが増加し、舌片47の円錐コイルバネ状の間を通る流
体の流体通過方向断面積は、差圧の増大に応じて減少し
て、二次側の流体圧は減少して二次側の流体は一定流量
となる。舌片47は、円錐コイルバネ状であるため、差
圧の僅かな変動に対し舌片47の自由端の撓み量は大き
く、狭い範囲での差圧の変動に対して鋭敏に二次側の流
体圧は変化して定流量特性が得られる。
【0017】請求項3の発明では、請求項1の定流量弁
において、受板8への舌片7の上記当接部分が最大とな
るときは、舌片7にて縮口された開口部6によりオリフ
ィスが形成されるので、用途が拡がる。
【0018】請求項4の発明では、請求項2の定流量弁
において、受板48への舌片47の上記当接部分が最大
となるときは、舌片47の自由端部に設けてある小孔4
9にてオリフィスが形成されるので、用途が拡がる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図によって説明す
る。図1は、この発明の第一実施例を示す縦断側面図で
あり、図2はその要部正面図である。継手体1と2及び
ナット3とで形成される流路4を塞ぐようにした、円板
状で金属ばね材の塞ぎ部材5に、例えば切り起し方法に
よって図7に正面を、図8に側面をそれぞれ示すように
開口部6と舌片7とを形成し、舌片7は開口部6よりも
その長さを短くし、かつ、切り起しの表面側が凹状とな
る略、二次曲線状に形成している。
【0020】又、流路4を塞ぐことができる板状の受板
8に、図9に正面を、図10に側面をそれぞれ示すよう
に孔9を設け、孔9は、その幅Wを開口部6の幅W
よりも狭くし、その長さLを開日部6の長さLと略
等しく形成しておく。継手体1と2の挾持部11と12
とで塞ぎ部材5と受板8の周部を挾持し、矢印で示す流
体の流れに対し受板8は下流に位置させる。
【0021】孔9の幅Wは開口部6の幅Wよりも狭
いので、舌片7の基部側は受板8の孔9の左右部13に
押えられてこれに当っている。流路4を流れる流体の一
次側と二次側との差圧によって舌片7はその自由端部が
開口部6に近づく方向に弾性変形してその曲率はゆるや
かになり、舌片7の基部側は受板8の左右部13にいっ
そう広く当接することになる。舌片7の自由端部が開口
部6に近づくことでこの自由端郎と開口部6とで形成さ
れる流体通過面積は縮小する。舌片7は切り起しの表面
側が凹状となる略、二次曲線状に形成しているので、図
1において差圧が僅かに増すと図3と図4とに示すよう
に自由端部は僅かに開口部6に近づくが、舌片7の基部
側では受板8の左右部13へかなりの長さで当接する余
裕がある。差圧の増大に伴い、舌片7の基部側の受板8
への当接部分は、舌片7の先端側(自由端側)に拡がる
ため上記当接部分は増加して舌片7の撓み剛性は増大す
る。舌片7の撓み剛性の増大により、舌片7の自由端の
撓み量は次第に小さくなって開口部6の開口面積の減少
割合は小さくなり、大きい差圧においても流量は一定に
維持される。このように、小さい流体圧から大きい流体
圧までにわたる差圧の広い範囲で定流量特性が得られ
る。差圧の変化率に対し、舌片7の弾性変形率と受圧面
積の変化により流体通過面積の変化率を設定して、差圧
の広い領域で略一定の流量特性が得られるようにしてい
る。そして、この定流量弁は減圧弁としても使用でき
る。
【0022】また、流体の流れの正面視で開口部6の開
口面積は、舌片7の自由端の撓みにより明瞭に変化する
もので、流体圧の例えば増大に伴ってこの開口面積は比
例して減少して、かかる点からも広い範囲での流体圧に
おける二次側の定流量特性の確保に役立っている。
【0023】差圧が一層大きくなると、図5と図6に示
すように舌片7の全長が受板8の左右部13に当接して
開口部6のほとんどが舌片7で塞がれて単なるオリフィ
スとなると、これ以降は差圧に比例して流量は増加す
る。受板8は、例えばウオーターハンマ現象によって差
圧が過大になったときの舌片7の反転を阻止する機能も
有している。
【0024】この発明の参考例を図11に正面図で、図
12に側面図で、夫々示した。塞ぎ部材15の舌片17
は、流体通過方向で見て直線状に形成し、受板8は前記
と同一のものを用いている。舌片17は直線状のため、
受圧面積が変わらず、開口部16へ近づき易く、前記二
次略曲線状にて得られる差圧の広い領域での流量特性の
略一定はやや難しいが、狭い領域での流量特性の略一定
は達成され、形は極めて単純である。この実施例では、
上記流量特性を得るためには受板8は必ずしも必要では
ないが、上記第1実施例でのように差圧が過大になった
ときの舌片7の反転を阻止するのに必要である。
【0025】図13に正面図で、図14に側面図で、夫
々示した第二の参考例と、図15に正面図で、図16に
側面図で、夫々示した第三の参考例は、塞ぎ部材25、
又は35の舌片27又は37を2個としたものであっ
て、第二の参考例では舌片27の自由端部を塞ぎ部材2
5の中心側に、第三の参考例では舌片37の自由端部を
塞ぎ部材35の外周側に、夫々形成している。 これら
の参考例では、一の開口部26、36に対し舌片27、
37を2個、対向して設けているので、それぞれ1個だ
けの前記舌片7、17のような二次側へ片寄った流れを
作らないという特徴がある。これらの参考例でも、上記
流量特性を得るためには受板8は必ずしも必要ではな
い。
【0026】図17に縦断側面図で、図18に要部正面
図で夫々示したこの発明の第二実施例は、舌片47を円
錐コイルバネ状に形成したものである。即ち、円板状で
金属ばね材の塞ぎ部材45に渦巻状の切り込みを入れて
これを引き出して円錐コイルバネ状の舌片47を形成
し、中心部には小孔49を設けている。受板48には図
21と図22に示すように小孔50と窓51を明けてい
る。流体は流体通過方向で隣合うバネ片間の隙間(流体
が通過する開口部46を構成している)を通って二次側
に流れるが、差圧に応じて舌片47の自由端の撓みが増
加して高さが縮小するので、上記開口部46(流体通過
方向断面積)も小さくなり、二次側の流体圧は減少して
二次側の流体は一定流量となる。舌片47は、円錐コイ
ルバネ状であるため、僅かな流体圧値の変動に対し舌片
47の自由端の撓み量は大きく、狭い範囲での流体圧値
の変動に対して鋭敏に二次側の流体圧は変化して定流量
特性が得られる。差圧が大きくなると舌片47はその全
長で受板48に当接して小孔49のみ開口している単な
るオリフィスとなる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、差圧の増大に
伴い、舌片7の基部側の受板8への当接部分は、舌片7
の先端側(自由端側)に拡がるため上記当接部分ば増加
して舌片7の撓み剛性は増大する。舌片7の撓み剛性の
増大により、舌片7の自由端の撓み量は次第に小さくな
って開口部6の開口面積の減少割合は小さくなり、大き
い差圧においても流量は一定に維持される。このよう
に、小さい流体圧から大きい流体圧までにわたる差圧の
広い範囲で定流量特性が得られる。また、請求項1の発
明では、流体の流れの正面視で開口部6の開口面積は、
舌片7の自由端の撓みにより明瞭に変化していて、差圧
の例えば増大に伴ってこの開口面積は比例して減少し
て、かかる点からも差圧の広い範囲での二次側の定流量
特性の確保に役立っている。
【0028】舌片47は、円錐コイルバネ状であるた
め、差圧の僅かな変動に対し舌片47の自由端の撓み量
は大きく、狭い範囲での差圧の変動に対して鋭敏に二次
側の流体圧は変化して定流量特性が得られる。
【0029】請求項3の発明によれば、請求項1の定流
量弁において、受板8への舌片7の上記当接部分が最大
となるときは、舌片7にて縮口された開口部6によりオ
リフィスが形成されるので、用途が拡がる。
【0030】請求項4の発明では、請求項2の定流量弁
において、受板48への舌片47の上記当接部分が最大
となるときは、舌片47の自由端部に設けてある小孔4
9にてオリフィスが形成されるので、用途が拡がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例における縦断側面図であ
る。
【図2】図1の要部正面図である。
【図3】上記第1実施例の他の動作状態における縦断側
面図である。
【図4】図3の要部正面図である。
【図5】上記第1実施例の更に他の動作状脂における要
部側面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】上記第1実施例の塞ぎ部材の正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】上記第1実施例の受板の正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】この発明の参考例における要部側面図であ
る。
【図12】図11の側面図である。
【図13】この発明の第2の参考例における要部側面図
である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】この発明の第3の参考例における要部側面図
である。
【図16】図15の側面図である。
【図17】この発明の第2実施例における縦断側面図で
ある。
【図18】図17の要部正面図である。
【図19】上記図17の実施例の塞ぎ部材の正面図であ
る。
【図20】図19の側面図である。
【図21】上記図17の実施例の受板の正面図である。
【図22】図21の側面図である。
【図23】従来の定流量弁の一例の縦断側面図である。
【図24】図24の定流量弁の他の動作状態における縦
断側面図である。
【図25】従来の定流量弁の他例の縦断側面図である。
【図26】図25の定流量弁の他の動作状態における縦
断側面図である。
【符号の説明】
4 流路 5、45 寒ぎ部材 6、46 開口部 7、47 舌片 8、48 受板 49 小孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路4を塞ぐ塞ぎ部材5に設けた開口部
    6と、開口部6を流れる流体の一次側と二次側との差圧
    によってその自由端側が開口部6を塞ぐ方向に弾性変形
    することで該開口部6の流体通過面積を調整する舌片7
    とを有しており、上記差圧の変動にかかわらず開口部6
    における流量は略一定であるように舌片7を形成してい
    る定流量弁において、舌片7は、その自由端側が流体通
    過方向の上流側に突出する凹状となる曲面状に形成さ
    れ、舌片7の基部側に当接してこの基部側での上記弾性
    変形を規制する受板8が設けてあり、舌片7は、受板8
    への上記当接部分が増加するに伴い上記弾性変形に対す
    る剛性が大きくなるように構成していることを特徴とす
    る定流量弁。
  2. 【請求項2】 流路4を塞ぐ塞ぎ部材45に設けた開口
    部46と、開口部46を流れる流体の一次側と二次側と
    の差圧によってその自由端側が開口部46を塞ぐ方向に
    弾性変形することで該開口部46の流体通過面積を調整
    する舌片47とを有しており、上記差圧の変動にかかわ
    らず開口部46における流量は略一定であるように舌片
    47を形成している定流量弁において、舌片47の基部
    側に当接してこの基部側での上記弾性変形を規制する受
    板48が設けてあり、舌片47は、円錐コイルバネ状に
    形成されて開口部46は上記円錐コイルバネ状の隣合う
    バネ片間の隙間によって形成されるようにしたことを特
    徴とする定流量弁。
  3. 【請求項3】 受板8への舌片7の上記当接部分が最大
    となるときは、舌片7にて縮口された開口部6によりオ
    リフィスが形成されるようにしたことを特徴とする請求
    項1の定流量弁。
  4. 【請求項4】 受板48への舌片47の上記当接部分が
    最大となるときは、舌片47の自由端部に設けてある小
    孔49にてオリフィスが形成されるようにしたことを特
    徴とする請求項2の定流量弁。
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