JP2010175018A - 定流量弁 - Google Patents

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Satoshi Washimi
敏史 鷲見
Makoto Iwamoto
誠 岩本
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Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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Fuji Bellows Co Ltd
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Abstract

【課題】流量特性を安定化することのできる定流量弁を提供する。
【解決手段】定流量弁1は、弁体をなす円錐形状のコイル状バネ2と、流体の流路3を形成し、コイル状バネ2の小径端部21側が流路3の上流側を向くように当該コイル状バネ2を流路3内に収容する筐体4とを備えている。筐体4には、コイル状バネ2の大径端部22における最外周部分の少なくとも一部を固定する固定部43が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、定流量弁に係り、特に、水を代表とする流体を、その供給圧力の変動に拘わらず一定流量で装置へ供給することができる定流量弁に関する。
例えば、給湯用温水器等の流体供給装置には、水道水の供給圧力にバラツキがあっても一定流量で水道水を流体供給装置に供給できるように定流量弁が備え付けられている。従来の定流量弁では、流体の流路内に円錐形状のコイル状バネからなる弁体と、弁体をガイドするガイド軸が設置されている(例えば特許文献1参照)。そして、弁体がガイド軸に沿いながら流体の圧力変動に伴って伸縮動作することで、コイル状バネの各巻線間の隙間が変動し、当該隙間を通過する流体を一定流量とするようになっている。
特開平6−235470号公報
ところが、従来の定流量弁であると、コイル状バネがガイド軸を摺動しながら伸縮するので、摺動による摩耗や、コイル状バネとガイド軸との間に異物が介在することによって、コイル状バネの伸縮動作が変化し、流量特性が不安定となってしまうおそれがあった。
また、ガイド軸はコイル状バネの中央に配置されているために、コイル状バネの各巻線間を通過した流体がガイド軸に集中し、進路が妨げられることになり、この場合においても流量特性が不安定となってしまう。
いずれにしろ、ガイド軸があることによって流量特性の不安定性が誘発されてしまい、さらには、振動や異音の発生にも繋がっていた。
このため、本発明の課題は、流量特性を安定化することのできる定流量弁を提供することである。
請求項1記載の発明に係る定流量弁は、
弁体をなす円錐形状のコイル状バネと、
流体の流路を形成し、前記コイル状バネの小径端部側が前記流路の上流側を向くように当該コイル状バネを前記流路内に収容する筐体とを備え、
前記筐体には、前記コイル状バネの大径端部における最外周部分の少なくとも一部を固定する固定部が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、コイル状バネの大径端部の最外周部分が固定部により固定されることで、筐体の流路内にコイル状バネが配置されているので、従来必要であったガイド軸を省略することができる。このように、固定部による固定であると、ガイド軸に基づく不具合を防止することができ、定流量弁の流量特性を安定化することができる。
本実施形態の定流量弁の概略構成を示す上面図である。 図1のII−II断面図である。 図2の定流量弁の通水状態を示す断面図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態の定流量弁の概略構成を示す上面図であり、図2は図1におけるII−II断面図である。
図1及び図2に示すように定流量弁1は、弁体2と、流体の流路3を形成し、流路3内に弁体2を収容する筐体4とを有する。
弁体2は、金属製の円錐形状のコイル状バネであり、その小径端部21側が流路3の上流側を向くように流路3内に配置されている。この弁体2は、その変位量に対する通過孔面積の変化状況の特性が、収縮するにしたがって減少する右下がりの非線形特性である。また、弁体2の小径端部21には、バネ受け部23が組み付けられている。バネ受け部23の外周部には緩衝部材24が支持されている。
緩衝部材24は、柔軟性のある合成ゴムや合成樹脂製でプロペラ形状のものである。緩衝部材24は、中央部に貫通孔を有する円板状の座板25と、座板25の周囲から放射方向(例えば座板25の直径方向に対向する2本)に延びた羽26とによって構成されていて、弁体2のサージングを防止する機能を備えたものである。
筐体4は、図示しない給水管路内に配置される筒状を成す合成樹脂製のもので、給水管路に当接してゴムパッキンにより気密に嵌合している。なお、筐体4は金属製やゴム製であってもよい。なお、設計条件によってはゴムパッキンを省略することも可能である。そして、この筐体4は、筒状の筐体本体41と、筐体本体41の内側に配置された筒状のホルダー42とを備えている。
筐体本体41の内側下部には、弁体2が載置される台座43が設けられている。台座43は内側に向かって突出しており、この台座43の上面には、弁体2の大径端部27が接触し、さらに大径端部22を介してホルダー42も載置される。この際、図2に示すように弁体2の大径端部27の最外周部分の一部が、ホルダー42と台座43とによって上下方向で挟持され、弁体2が固定される。つまり、台座43及びホルダー42が本発明に係る固定部である。
また、筐体本体41の壁部の前後左右には、上下方向に沿った溝44が形成されている。ホルダー42が筐体本体41に嵌合すると、ホルダー42と溝44のそれぞれの内部空間が仕切られる。ホルダー42の内部空間が上記の流路3となり、溝44の内部空間が流路3とは別個に流体を流すバイパスとなる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
使用開始前の状態(図2参照)で給水管路から定流量弁1に流体が流れ込むと、ほとんどの流体が流路3を通過し、一部の流体がバイパスを通過する。ここで、流路3内を流れる流体から水圧を受けると、弁体2は、受圧面積で圧を感知して、バネ力に抗しながら下流側に向かって応動する。例えば水圧が最小のときは、図2に示すように使用開始直後のときであり、弁体2は最も伸張した状態となっている。弁体2の各巻線の間隔は最も大きいために小さい水圧でも一定の流量が確保される。一方、水圧が最大のときには図3に示すように、弁体2が最も収縮した状態となっている。この際、弁体2の各巻線間の間隔も最も小さくなって流量が増加することなく一定の流量が確保される。通水中、水圧が変動した場合においても、その水圧変動に応動して弁体2が伸縮して各巻線の間隔も変動するため、一定の流量が確保される。このようなことで流量コントロールが安定する。
ここで、本実施形態の定流量弁1においては、弁体2の大径端部27の最外周部分が固定部により固定されることで、筐体4の流路3内に弁体2が配置されているので、従来必要であったガイド軸を省略することができる。このように、固定部による固定であると、ガイド軸に基づく不具合を防止することができ、定流量弁1の流量特性を安定化することができる。
さらに、ガイド軸を省略することで部品点数の削減や省スペース化も図ることが可能となる。省スペース化が図られると、フラッシュバルブ式トイレ等の設置スペースに制約があって適用できなかった設備に対しても定流量弁1を適用することが可能となる。特にフラッシュバルブ式トイレの場合、従来では流量調整機構が必要であったが、定流量弁1を適用することにより、流量調整機構も省略することができる。これにより、流量調整機構の設置時に必要であった調節作業も削減でき、施工時間の短縮も可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、流路3とバイパスとによって流体を通過させる定流量弁1を例示したが、バイパスを省略した定流量弁であっても本発明の構成は適用可能である。
また、本実施形態では、弁体2をなす円錐形状のコイル状バネを金属製としたが、SMA(Shape Memory Alloy:形状記憶合金)製や合成樹脂製でもよい。
また定流量弁2の具体的な配置の仕方や流量制御すべき流体の種類等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、固定部(ホルダー42及び台座43)によって、弁体2の大径端部27の最外周部の一部が上下方向で挟持されることで、弁体2を固定した場合を例示しているが、固定方法はこれに限定されるものではない。例えば、大径端部27の最外周部の一部を横方向で挟持する方法や、接着剤によって接着固定する方法、インサート成型による固定方法、モールドによる固定方法などが挙げられる。
1 定流量弁
2 弁体(コイル状バネ)
3 流路
4 筐体
21 小径端部
22 大径端部
23 バネ受け部
24 緩衝部材
25 座板
26 羽
27 大径端部
41 筐体本体
42 ホルダー(固定部)
43 台座(固定部)
44 溝

Claims (1)

  1. 弁体をなす円錐形状のコイル状バネと、
    流体の流路を形成し、前記コイル状バネの小径端部側が前記流路の上流側を向くように当該コイル状バネを前記流路内に収容する筐体とを備え、
    前記筐体には、前記コイル状バネの大径端部における最外周部分の少なくとも一部を固定する固定部が設けられていることを特徴とする定流量弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018053538A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 株式会社Lixil 吐水部品及び吐水装置

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