JP4948330B2 - 減圧弁装置 - Google Patents
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例えば電気温水器を設置し、電気温水器で加熱した湯を水栓器具に供給する場合において、電気温水器の温水タンクの上流側に減圧弁装置を設置し、1次側の給水圧を減圧した上で温水タンクに給水するといったことが行われている。
同図において200は減圧弁装置で、202はその減圧弁装置200における本体ボデー(バルブボデー)であり、液の流入口204と流出口206とが設けられている。
208は、流入口204と流出口206とを連絡する液の主通路で、この主通路208上に主弁体としての減圧弁体212が設けられている。
詳しくは主弁座214に向って前進移動することで弁開度を小さくし、1次側通路208-1から2次側通路208-2へと液が流れ込む際の流れに対する絞りを大として、そこでの圧損(圧力損失)を大とし、2次液圧P2を減少させるように作用する。
連結軸216にはピストン部218が設けられていて、このピストン部218が、シリンダ部220に摺動可能に嵌合されている。
このピストン部218にはOリングからなる環状のシール部材222が装着されていて、このシール部材222にて、ピストン部218とシリンダ部220との間が液密にシールされている。
ダイヤフラム224の図中上側には、大気に連通したばね室228が形成されていて、そこにコイルスプリングからなる2次圧調節ばね230が収容されている。
従ってダイヤフラム224は、2次液圧P2による図中上向きの力と、2次圧調節ばね230による図中下向きの付勢力との差によって中心部が上下方向に移動(感圧動作)する。
この減圧弁装置200では、2次液圧P2を駆動力として、詳しくは2次液圧P2による図中上向きの力と、2次圧調節ばね230による図中下向きの付勢力との差によって、ダイヤフラム224が図中上下方向に進退動作(感圧動作)し、減圧弁体212を一体に進退移動させて2次液圧P2の圧力調節を行う。
逆に2次液圧P2が低くなるとダイヤフラム224が図中下向きに移動し、これとともに減圧弁体212が図中下向きに後退移動して弁開度を大とし、そこでの圧損を小として2次液圧P2を増大させる方向に作用する。
尚、この種の減圧弁装置は例えば下記特許文献1,特許文献2に開示されている。
図4中Aは図12に示す減圧弁装置200の減圧特性を表したもので、図中A-1は減圧弁体212が閉弁状態から開く方向に後退移動して減圧を行うときの減圧特性を、またA-2は開弁状態にある減圧弁体212が閉弁方向に前進移動する際の減圧特性を表している。
尚図4中横軸は流量を、縦軸は2次液圧P2を表している。
図4に示しているように、シール部材222による摺動抵抗が大きい図12の減圧弁装置200ではヒステリシスを大きく生じてしまう。
この減圧弁装置200では、上記のように2次液圧P2によって直接的に主弁体としての減圧弁体212を進退移動させるようになしているために、その際に大きな力が必要であるとともに、減圧弁体212が閉じる際に減圧弁体212と主弁座214との間の隙間を通じて1次側通路208-1から2次側通路208-2へと液が漏れようとする力に抗して、減圧弁体212を強い力で閉弁させることが必要であり、その際に速やかな閉弁動作ができないと、閉弁直近で2次液圧P2がどんどん高くなってしまう問題を生ずる。
その結果として減圧弁装置200が大型化してしまう問題を生ずる。
また場合によってそのシール部材自体をも省略することが可能となる。
従ってダイヤフラム等の感圧動作部材を小さく構成することができ、またこれに応じて2次圧調節ばねも小さくし得て、減圧弁装置全体を小型化することが可能となる。
更に本発明の減圧弁装置は、パイロット弁体の移動に追従して減圧弁体を移動させ、その際にパイロット弁体と減圧弁体との間に一定の追従間隙を保持しつつ減圧弁体を追従移動させるものとなしてあるため、パイロット弁体によって減圧弁体を移動させるための構造も簡単な構造となすことができる。
この場合、パイロット弁体の進退移動の際に、パイロット弁体と本体ボデーとの間をシールするシール部材が摺動抵抗を生じる問題を無くすことができ、減圧弁装置の減圧性能をより一層高めることが可能となる。
この場合、感圧動作部材の感圧動作は連結軸及びこれに当接する弁軸を介してパイロット弁体に伝えられる。
図1(参考例)において、10は減圧弁装置で、12はその減圧弁装置10の本体ボデー(バルブボデー)であり、液の流入口14と、流出口16とが設けられている。
18は流入口14と流出口16とを連絡する液の主通路で、18-1,18-2は主通路18における1次側通路,2次側通路をそれぞれ表している。
20は主通路18上に設けられた主弁体としてのダイヤフラム弁体からなる減圧弁体で、ゴム製のダイヤフラム膜22と、これを保持する硬質の樹脂製の保持部材24とからなっている。
詳しくは、主弁座26に向けて前進移動することで弁開度を小とし、主弁座26と減圧弁体20との間の隙間を小として、1次側通路18-1から2次側通路18-2へと液が流れ込む際に、そこでの圧損(圧力損失)を大として、2次側通路18-2の2次液圧P2を減少させるように作用する。
30は減圧弁体20の中心から偏心した位置で減圧弁体20を貫通して設けられ、1次側通路18-1と背圧室28とを連通させる導入小孔で、この導入小孔30は、1次側通路18-1の液を背圧室28に導入して背圧室28の圧力を増大させる。
36は、このパイロット弁座34に向けて進退移動するパイロット弁体で、このパイロット弁体36からは連結軸38が図中上向きに延び出している。
そしてこの連結軸38が、本体ボデー12に形成された嵌合孔(支持孔)40に上下に摺動可能に嵌合され、この嵌合孔40によって軸直角方向に支持されている。
この連結軸38と嵌合孔40との間はOリングからなる環状のシール部材42にて液密にシールされている。
尚、37はパイロット弁体36の先端部に設けられたシール部材である。
詳しくは、図2(I)に示しているように減圧弁体20及びパイロット弁体36が何れも閉弁した状態から、パイロット弁体36が図2(II)に示しているように図中上方向に後退移動すると、パイロット弁体36とパイロット弁座34との間に隙間が生ぜしめられる。
すると減圧弁体20に対して図中上向きに作用する1次側通路18-1の1次液圧P1によって、減圧弁体20が図中上向きに後退移動する。
図2(III)はこのときの状態を表している。
而して減圧弁体20が図中上向きに後退移動することで、減圧弁体20と主弁座26との間に隙間が生じ、減圧弁体20が開弁した状態となる。
ここにおいて1次側通路18-1の液が主弁座26と減圧弁体20との間の隙間を通過して2次側通路18-2へと流れ込む。そして液がその隙間を通過する過程で圧力損失が生ぜしめられる。
そして1次液圧P1が増大又は減少変化して、2次液圧P2が増大又は減少変化しようとしたとき、減圧弁体20が弁開度を小さく又は大きく変化させて、2次液圧P2を設定圧力に保持する。
即ちここにおいて1次側通路18-1から2次側通路18-2への液の流通が停止する。
このダイヤフラム44の図中上面は、2次液圧P2を受ける受圧面46とされている。
このダイヤフラム44の図中下側には、連通孔48を通じて大気に開放されたばね室50が設けられていて、そこにコイルばねからなる2次圧調節ばね52が収容されている。
2次圧調節ばね52は、その上端をばね受54を介してダイヤフラム44に当接させ、その付勢力をダイヤフラム44に対して図中上向きに作用させている。
即ち2次液圧P2が、この連通路58を通じて2次圧室56へと導入され、ダイヤフラム44に対してこの2次液圧P2が図中下向きに、即ち2次圧調節ばね52による図中上向きの付勢力とは反対方向に作用せしめられている。
尚上記連通路58は、減圧弁体20,パイロット弁体36,ダイヤフラム44を迂回する形態で本体ボデー12内に設けられている。
この減圧弁装置10では、2次液圧P2が増大すると、その2次液圧P2によるダイヤフラム44に対する図中下向きの力が大となって、ダイヤフラム44が2次圧調節ばね52による付勢力との釣合位置から下向きに前進移動し、これによりパイロット弁体36が図中下向きに前進移動させられる。
すると減圧弁体20が図中下向きに前進移動して弁開度を小とし、減圧弁体20と主弁座26との間を液が通過する際の圧損を大として、2次液圧P2を小さくする方向に作用する。
すると減圧弁体20がこれに追従して後退移動し、弁開度をより大きくする。これに伴って減圧弁体20と主弁座26との間の隙間による圧損が小となって、2次液圧P2が増大する方向に圧力変化する。
また2次液圧P2が設定圧力を保持できないような大きな圧力が1次側通路18-1に生じたときには、減圧弁体20が閉弁して主通路18を連通遮断し、1次側通路18-1から2次側通路18-2への液の流通を遮断する。
従ってダイヤフラム44を小さく構成することができ、またこれに応じて2次圧調節ばね52も小さくし得て、減圧弁装置10全体を小型化することが可能となる。
更に本例の減圧弁装置10は、パイロット弁体36の移動に追従して減圧弁体20を移動させ、その際にパイロット弁体36と減圧弁体20との間に一定の追従間隙を保持しつつ減圧弁体20を追従移動させるものとなしてあるため、パイロット弁体36によって減圧弁体20を移動させるための構造も簡単な構造となすことができる。
上記の例では、パイロット弁体36が減圧弁体20の上面、詳しくはその上面に形成されたパイロット弁座34に対して図中下向きに押し付けられて閉弁する形態とされているが、この図5に示す例では、パイロット通路32周りにパイロット弁座34が円環状に構成されている。図中60は、そのパイロット弁座34におけるOリングからなる環状のシール部材である。
図5(B)は、パイロット弁体36が閉弁した状態を表しており、このときパイロット弁体36はパイロット弁座34のシール部材60に嵌合して液密に弾性接触しており、この状態でパイロット通路32は遮断された状態にあって、背圧室28から2次側通路18-2への液の流通は阻止されている。
従ってこの状態では減圧弁体20もまた、主弁座26に対して着座し閉弁した状態にある。
この例では、ダイヤフラム44に連結された連結軸38が円筒部材にて構成されており、その図中下端部にパイロット弁体36が一体に構成されている。
一方、減圧弁体20の上面側のパイロット弁座34は、減圧弁体20の上面とほぼ面一に平面上に構成されており、そのパイロット弁座34の、中心部に貫通穴を有する平板状のシール部材64に対して、パイロット弁体36が図中下向きに当接し、閉弁するようになっている。
即ちこの例では、パイロット通路32が連通路58の一部を兼ねた形態で構成されている。
尚、他の構成については図1に示した例と基本的に同様である。
この例では、感圧動作部材としてのダイヤフラム44を2次側通路18-2の側に且つ2次側通路18-2に直接面する状態に配置し、そしてこのダイヤフラム44から図中上向きに連結軸38を延び出させている。
尚、パイロット弁体36は図5に示したのと同様の形態となしてあり、またパイロット弁座34も図5に示したのと同様の形態で構成してある。
尚、ダイヤフラム44は受圧面46において2次液圧P2を図中下向きに受けており、その2次液圧P2による図中下向きの力と、2次圧調節ばね52による図中上向きの力を互いに逆向きに受けている。
ばね受71は本体ボデー12に対してねじ部72でねじ結合されており、工具係合溝74に工具を係合させてこれを回転操作することで、図中上下方向にねじ送りで位置調節可能である。
また一方ばね受71を逆方向に回転操作して図中下向きに位置移動させると、2次圧調節ばね52の圧縮量が少なくなって、ダイヤフラム44に対する付勢力が減少する。
従ってこの2次圧調節ばね52の付勢力を増減変化させることで、2次液圧P2の設定圧力を変化させ調節することが可能である。
従ってパイロット弁体36の進退移動に際して、そのシール部材42による摺動抵抗は発生しない。
従って本実施形態によれば、減圧弁装置10の減圧性能をより一層高めることができる。
また本実施形態によれば、2次圧調節ばね52の付勢力を増減変化させることで、2次液圧P2の設定圧力を大小変化させ調節することができる。
このようにすれば、パイロット弁体40の進退移動を安定して円滑に行わせることができる。
この例では、パイロット弁体36が弁ばね76にて図中下向き即ち閉弁方向に付勢されている。
この例では、パイロット弁体36のシール部材37が、ダイヤフラム弁体からなる減圧弁体20の中心部周りの上面にて形成されたパイロット弁座34に着座することで、パイロット弁体36が閉弁状態となる。
尚、弁軸35を連結軸38の一部とみなし、連結軸38がダイヤフラム46側の部分と、パイロット弁体36の側とに途中で分断され、2分割されているものとみなすこともできる。
従ってこの実施形態では、連結軸38がダイヤフラム44によって図中上向きに押し上げられることで、パイロット弁体36が弁軸35と連結軸38との当接作用により図中上向きに押し上げられパイロット弁座34から離れる方向に、即ち図中上向きに後退移動せしめられる。
逆に連結軸38が図中下向きに移動すると、パイロット弁体36が弁ばね76の付勢力にて閉弁方向に前進移動する。
この例では、パイロット通路32が減圧弁体20を貫通して設けられておらず、円筒部材にて構成された連結軸38の中空内部がパイロット水路32として構成されている。
またダイヤフラム44は、2次側通路18-2に直接面する状態で設けられており、2次側通路18-2の2次液圧P2を図中下向きに受ける形態で設けられている。
尚、他の構成は上記の例と基本的に同様である。
この例では、2次圧室56と2次側通路18-2とが、連通路58にて連通させられており、その連通路58を通じて2次圧室56に2次液圧P2が導入されるようになっている。
更に円筒部材にて構成された連結軸38の内部通路66と、2次圧室56及び連通路58にて、背圧室28内の液を2次側通路18-2へと抜き出すパイロット通路32が構成されている。
この電磁弁78は、パイロット通路32上に設けられたパイロット弁座80に対して着座し又はこれから離間して開閉動作するプランジャからなる第2のパイロット弁体82と、これを閉弁方向に付勢するばね84と、電磁コイル86とを備えている。
また通電停止により、ばね84の付勢力で第2のパイロット弁体82をパイロット弁座80に着座させ、閉弁状態に保持する。
電磁弁78の開弁状態の下では、減圧弁装置10は通常の減圧弁装置として動作する。即ち連通路58を通じて2次液圧P2が2次圧室56に導かれ、その2次液圧P2の大小変化に応じてダイヤフラム44が感圧動作して、2次液圧P2の圧力を減圧制御する。
従ってこの減圧弁体20は通常の開閉弁における主弁体としての働きも備えている。
またこの減圧弁装置10は通常の開閉弁としての機能も併せ有している。
14 流入口
16 流出口
18 主通路
18-1 1次側通路
18-2 2次側通路
20 減圧弁体
26 主弁座
28 背圧室
30 導入小孔
32 パイロット通路
34 パイロット弁座
36 パイロット弁体
38 連結軸
44 ダイヤフラム(感圧動作部材)
46 受圧面
50 ばね室
52 2次圧調節ばね
58 連通路
71 ばね受
72 ねじ部
76 弁ばね
82 第2のパイロット弁体
84 電磁コイル
P1 1次液圧
P2 2次液圧
d 追従間隙
Claims (4)
- (イ)液の流入口及び流出口と、
(ロ)それら流入口及び流出口を連絡する液の主通路と、
(ハ)該主通路上に設けられ、主弁座に向けて進退移動して弁開度を変化させる主弁体としての減圧弁体と、
(ニ)2次液圧を受ける受圧面を有し、該2次液圧を駆動力として動作せしめられて前記減圧弁体を連動して進退移動させる感圧動作部材と、
(ホ)該感圧動作部材に対して前記2次液圧の作用方向とは逆向きに付勢力を作用させる2次圧調節ばねと、
を備え、前記2次液圧の増大により前記感圧動作部材を前記2次圧調節ばねによる付勢力の作用方向と逆方向に感圧動作させて前記減圧弁体の弁開度を小とする方向に、該2次液圧の減少により該感圧動作部材を該2次圧調節ばねの付勢力の作用方向に感圧動作させて前記減圧弁体の弁開度を大とする方向に該減圧弁体をそれぞれ移動させ、前記2次液圧を前記1次液圧よりも低い減圧状態に保持する減圧弁装置において
(a)前記減圧弁体の背後に形成され、内部の圧力を該減圧弁体に対して閉弁方向の押圧力として作用させる背圧室と、
(b)前記主通路における1次側通路の液を該背圧室に導いて該背圧室の圧力を増大させる導入小孔と、
(c)該背圧室と前記主通路における2次側通路とを連通させ、該背圧室の液を該2次側通路に抜いて該背圧室の圧力を減少させるパイロット通路と、
(d)該背圧室側において、前記減圧弁体に設けられたパイロット弁座に向けて進退移動可能に設けられたパイロット弁体と、
を備えて、該パイロット弁体を前記感圧動作部材に一体移動状態に連結し、2次液圧の増大減少変化に伴う該感圧動作部材の前記感圧動作により該パイロット弁体を進退移動させることで、前記減圧弁体に対する前記背圧室の圧力による閉弁方向の押圧力と、前記1次側通路の1次液圧による開弁方向の押圧力とをバランスさせるように、該パイロット弁体と前記パイロット弁座との間に一定の微小な追従間隙を保持しつつ該減圧弁体を該パイロット弁体の進退移動に追従して同じ方向に同じ距離だけ進退移動させ、該減圧弁体の開度調節を行って減圧動作するようになしてあり、
前記感圧動作部材は、前記減圧弁体に対して前記背圧室とは反対側且つ前記2次側通路の側に設けられているとともに、前記パイロット通路が前記減圧弁体を貫通して形成されており、
前記感圧動作部材からは連結軸が延び出していて、前記背圧室側の前記パイロット弁体と該感圧動作部材とが該連結軸を介して且つ前記パイロット通路の部分で前記減圧弁体を貫通して一体移動状態に連結され、該感圧動作部材の感圧動作に伴って前記パイロット弁体が前記2次側通路の側から進退移動せしめられるようになしてあることを特徴とする減圧弁装置。 - 請求項1において、前記連結軸が前記減圧弁体を前記背圧室側に貫通して延びており、該背圧室側で前記パイロット弁体が該連結軸の端部に一体に設けてあることを特徴とする減圧弁装置。
- 請求項1において、前記パイロット弁体が弁ばねにて閉弁方向に付勢されているとともに、該パイロット弁体からは弁軸が前記パイロット通路の部分で前記減圧弁体を貫通して前記2次側通路へと突き出しており、該弁軸に対して前記連結軸が当接する状態に該パイロット弁体と前記感圧動作部材とが該連結軸を介して一体移動状態に連結されていることを特徴とする減圧弁装置。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記2次圧調節ばねを収容するばね室が、前記感圧動作部材に対して前記連結軸及び前記パイロット弁体とは反対側に形成されているとともに、該ばね室の壁部の一部が該2次圧調節ばねの、該感圧動作部材側とは反対側の端部を受けるばね受を成しており、且つ該ばね受がねじにて該感圧動作部材の動作方向に位置調節可能とされ、該位置調節によって該2次圧調節ばねによる付勢力が調節可能となしてあることを特徴とする減圧弁装置。
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