JP2008014628A - 温度膨張弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】制振手段に追加して阻止手段を設けることのない低コストで組立て作業に煩雑さを要しない温度膨張弁を提供することである。
【解決手段】エバポレータから送出される低圧冷媒の温度及び圧力の変化に応じて位置の変位するダイヤフラム17と、その変位が伝達されるシャフト25と、シャフト25による弁本体2内に設けられた弁体9のオリフィスへの接離により、エバポレータに向かう高圧冷媒の流量を制御する温度式膨張弁において、シャフト25の振動を抑制する制振手段27が、高圧冷媒と低圧冷媒の流通を防止するシール部材の移動を阻止する阻止機能が一体に設けられ形成されている温度膨張弁を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度膨張弁に関し、特に、車両用空調装置に用いられる冷凍サイクルにおいて、レシーバからの高温高圧の冷媒を膨張させて低温低圧の冷媒とし、この低温低圧にした冷媒をエバポレータに供給する冷媒の流量として制御するための温度膨張弁に関するものである。
温度膨張弁は、弁本体に取り付けられたパワーエレメントと前記弁本体に内蔵された弁体とを備え、前記パワーエレメントがエバポレータから送出される出口冷媒となる低温、低圧の冷媒の温度、圧力を感知し、その感知した冷媒の温度及び圧力に応じて前記弁体が、レシーバドライヤから送出される高温、高圧の冷媒をエバポレータに供給するための冷媒としてその流量を制御している。
かかる制御は、次のようにして行われる。即ち、パワーエレメントに具備されたダイヤフラムが感知された前記冷媒の温度、圧力により変位することによって、その変位が前記弁体を駆動する弁本体の弁孔を通って延びる作動棒となるシャフトによって伝達され、前記弁体を前記弁孔に接離させることにより弁開度を制御する構成とされている。
かかる構成において、更に前記弁本体の内部にシール部材を具備して、このシール部材を前記シャフトの外周に設けてこのシール部材により、前記弁本体内に形成される前記高温、高圧の冷媒の通る通路と低温、低圧の冷媒の通る通路との連通による冷媒漏れをシールしている。
かかる温度膨張弁において、前記冷凍サイクル内のレシーバドライヤから導入される高温、高圧の冷媒の弁孔通過時、通過後の弁体及びシャフトの振動による振動音が騒音発生の原因となることがある。また、冷凍サイクル内において、上流側から圧力変動が生じることがあり、その圧力変動が弁体に伝達されると弁体及びシャフトの振動が生じ、温度膨張弁の騒音を起こすことにもなり、しかも温度膨張弁の流量制御が正確に行われないという不具合を発生することがある。
更には、エバポレータへの冷媒の供給状態が、過剰と不足とを短い終期で繰り返される、所謂ハンチング現象が知られている。この現象は、過敏な弁の開閉応答に基づくことを原因としている。かかる過敏な弁開閉応答は、前記冷媒漏れをシールするシール部材に位置ずれを起こしやすくする。
以上のような弁体及びシャフトの振動する現象に対してボール状の弁体を支持するボール受け部材に板状の摺動片を有する防止羽根を追加して、板状の摺動片の湾曲部を弁本体に当接させることが提案されている(特許文献1参照)。
また、別の制振手段として、弁本体とシャフトとの間に装着してダイヤフラムの変位を弁体に伝達するシャフトに弾性力により拘束力を付与してシャフトの軸線方向の動きを抑制することが、また、環状部と防振ばねからなる支持リングを弁体に支持させて、弁体の振動による弁体の動作を安定にすることが提案されている(特許文献2参照)。
更に、前記ハンチング現象によってシール部材に生じるずれを防止するために、シール部材の移動を阻止する阻止部材として戻り止めナットを前記シール部材に接して具備することが提案されている(特許文献3参照)。
実公昭48−9685号公報 特開2004−293779号公報 特開2000−97522号公報
しかしながら、温度膨張弁において、弁体またはシャフトの振動を抑制する制振手段を具備させると同時に更にシール部材の移動を阻止する阻止手段を設けることが必要となる場合においては、2種類の別部品を用意することとなり、コスト高を生じ、しかも組立て作業も煩雑になるという問題点がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、制振手段に追加して阻止手段を設けることのない低コストで組立て作業に煩雑さを要しない温度膨張弁を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、エバポレータから送出される低圧冷媒の温度及び圧力の変化に対応するダイヤフラムの変位を伝達するシャフトと、前記弁体のオリフィスへの接離により、エバポレータに向かう高圧冷媒の流量を制御する温度式膨張弁において、前記シャフトの中央部が挿通する弁本体内の貫通孔に前記高圧冷媒と前記低圧冷媒の連通を防止するシール部材が設けられ、前記シャフトには、その振動を抑制する制振手段が、前記シール部材の移動を阻止する阻止機能を一体に形成して設けられている温度膨張弁を提供するものである。
本発明の温度膨張弁によれば、制振手段に前記阻止機能を設けて一体に形成して構成したので、阻止機能を有する別部品を追加して設けることがないので、コストを低減でき、しかも作業性及び生産性の向上が得られる。
本発明の温度膨張弁によれば、制振手段を構成する板状部を一体に形成する円板部により前記阻止機能が実現できるので、制振手段に別部品を追加する必要がなく、しかも組立てを容易にすることができるので、低コストで、生産性の向上した温度膨張弁が提供できる。
以下、本発明による温度膨張弁の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は第1の実施の形態に係る温度膨張弁の構成を示す中央縦断面図である。図1において、温度膨張弁1には、アルミ製のブロック状の弁本体2の側部に、レシーバドライヤからの高温、高圧の冷媒が流入するように冷媒配管が接続される配管接続穴3とこの温度膨張弁1により断熱膨張された低温、低圧の冷媒をエバポレータに導入する冷媒配管が接続される配管接続穴4、エバポレータの出口からの冷媒配管が接続される配管接続穴5とコンプレッサに冷媒を送出する冷媒配管が接続される配管接続穴6とが形成されている。
弁本体2には、接続穴3と4とを連通させた冷媒通路31,32が内部に設けられており、冷媒通路31,32の途中には小径の絞り孔からなる弁孔が成形されている。したがって、レシーバドライヤから冷媒通路31を流れる高温、高圧の冷媒は、流路面積の小さな弁孔7を通過することによって断熱膨張され冷媒通路32に流入する。
弁孔7は、冷媒流入側となる上流側の開口部が弁座8となっていて、この弁座8にボール状の弁体9が接離し、弁孔7の開度を変化することができる。これにより弁座8と弁体9との間の隙間が、弁孔7の可変オリフィスを構成している。
弁体9は、弁体受け部材10に支持され、弁体受け部材10は、弁本体2の下部に形成される有底の室である弁室11に設けられる。弁体9は、その弁体受け部材10と弁室11を閉塞する調節ナット12との間に介装される圧縮コイルバネ13によって閉弁方向に付勢される。なお、調節ナット12は弁本体2に螺着されており、弁室11を密閉し、調節ナット12により圧縮コイルバネ13の荷重が調整される。
弁本体2は、その上端部21の開口部22には、パワーエレメント14が設けられており、パワーエレメント14の下側に弁本体2の内部に形成されて配管接続穴5と6とを連通する冷媒通路51が設けられている。
パワーエレメント14は、厚い金属製の外壁15と下壁16とによって形成される空間を上下に区画するように、外壁15と下壁16との間に挟まれて設けられる可撓性のある金属薄板のダイヤフラム17と、ダイヤフラム17の下面に設けられて当接するダイヤフラム変位規制部材18とで構成される。
ダイヤフラム17は、その周辺が外壁15と下壁16との間に挟まれてそれらとともに溶接される。なお、15’は溶接部である。これにより外壁15とダイヤフラム17とで囲まれた上側の空間が感温室19を構成する。この感温室19に冷媒ガスが充填され、栓体24により封止される。Oリング23が下壁16と弁本体2の上端部21との間に設けられ、開口部22に螺合される。そして、ダイヤフラム17と下壁16とで囲まれた空間が、冷媒通路51に連通されて形成される均圧穴201を介して均圧室20を構成する。
ダイヤフラム変位規制部材18は均圧室20内に摺動自在に設けられ、ダイヤフラム変位規制部材18の下方にはダイヤフラム17の変位を弁体9に伝達する作動棒となるシャフト25が配置される。シャフト25は、その上端部251がダイヤフラム変位規制部材18に形成される凹所内に挿入されて、ダイヤフラム変位規制部材18に設けられる。この凹所181は、ダイヤフラム変位規制部材18のダイヤフラム17が設けられている表面側と対向する反対側に設けられる。そして、シャフト25は冷媒通路51を横切ってその略中央部252が弁本体2の内部に貫通孔として形成される大径の縦穴211と小径の縦穴212とを挿通して冷媒通路32を横切り、その下端部253は弁孔7を貫通し、弁体9に当接するように設けられており、このシャフト25により、ダイヤフラム17の変位が弁体に伝達される。
かかる大径の縦穴211には、その底部213にシャフト25の略中央部252の外周に装着されるシール部材、例えばOリング26が設けられており、このOリング26は、冷媒通路32と冷媒通路51との連通がシャフト25に沿って形成されるのを阻止するシール部材となる。
かかるOリング26によるシール部材は、制振手段27によって、シャフト25が挿通する大径の縦穴211内において、その底部213に押圧されることによってシャフト25の外周と大径の縦穴211の内壁面214との間に設けられている。
次に、図1に示す実施の形態に係る制振手段について、図2、図3A,図3B及び図4を参照して説明する。
上記制振手段27は、図2に示す斜視図のように構成されている。図2は制振手段27が図1の大径の縦穴211内でOリング26を押圧して、シャフト25に圧接している構成を示している。そして、図3Aは、制振手段27の図2の矢印方向からの平面図であり、図3Bは、図3AのB−B線断面図であり、図4は、制振手段27の展開図である。
制振手段27は、図4に示すように、全体として一枚の板状弾性金属を加工して、円板部271とその外周縁273から放射方向に延びて一体に形成された板状部272a,272bからなる。円板部271と板状部272a,272bは弾性を有する金属、例えば金属弾性度の高いステンレス材を用いて形成され、このステンレス材から例えばプレス加工により形成されている。更に、円板部271は、その中心部に中心孔274を設け、シャフト25の略中央部252が貫通し、中心孔274の周囲に形成された環状の帯状部275を有しており、帯状部275により外周縁273が形成されている。
そして、図4に示すように、板状部272aは、中心孔274から径方向に外周縁273より放射方向に所定幅で形成されて板状部272bよりも長さが長い3枚の第1の板ばねとして設けられ、且つ板状部272bは、板ばね272aよりも長さの短い同一幅の3枚の第2の板ばねとして設けられている。
したがって、かかる第1の板ばね272a及び第2の板ばね272bは、互いに所定幅で長さが異なる隣接した板ばねとして構成される。しかも第1の板ばね272aを3枚とし、且つ第2の板ばね272bを3枚として形成するので、板状部272を6枚で形成した制振手段27が安定した構成により実現できる。
更に、板状部272は、図2及び図3に示すように構成されている。即ち、第1の板ばね272aは、円板部271の外周縁273からシャフト25に向かって離れる方向に膨出部276を形成し、更に膨出部276に延設されてシャフト25に接近する方向に先端側が湾曲部277を形成している。そして、図2に示すように、湾曲部277は、シャフト25に向かって突出した凸状部277’に形成されてくの字形に折り曲げられて端部272a’となり、凸状部277’はシャフト25を支持し、端部272a’はシャフト25から離れて設けられる。更に第2ばね272bは、円板部271の外周縁273から第1の板ばね272aに隣接して設けられ、第1の板ばね272aより短い所定の長さで、外周縁273からシャフト25を離れる方向に延びて、大径の縦穴211の内壁面214に向かってその先端側が立上り部となりその端部272b’が内壁面214に突き当たっている。
また、円板部271の中心部に形成される孔274は、シャフト25が摺動可能な大きさとされている。したがって、上記制振手段27は、円板部271の孔274にシャフト25が挿入してシャフト25に装着され、しかも装着に際して、制振手段27の円板部271は、弁本体2に形成されている大径の縦穴211の底部213に載置されてシャフト25の外周面と大径の縦穴211の内壁面214との間に配置されるシール部材であるOリング26の上面に、帯状部275により圧接して密着することとなって設けられる。
しかも、制振手段27の第1の板ばね272aは、シャフト25の外周に弾接して摺動可能に支持され、その膨出部276の高い弾性力により湾曲部277が当接される。
更にまた、制振手段27の第2の板ばね272bは、その先端側から立ち上がってその端部272b’が大径の縦穴211の内壁面214に突き当たるので、前記シール部材の動きによる移動に対して弾性による圧接力を向上させて帯状部275はシール部材26に密着できる。これにより、制振手段27は、シール部材に弾性による拘束力を与えて、シール部材のずれによる移動を阻止する阻止機能が一体に設けられて配置される形状に構成されている。
そして、弁本体2において、パワーエレメント14のダイヤフラム17よりも下側に形成された冷媒通路51を流通するエバポレータから送出された冷媒の温度及び圧力が、パワーエレメント14に伝達され、その温度、圧力を感知する。
以上のように構成された温度膨張弁1において、高温、高圧の冷媒が配管接続穴3を通って冷媒通路31から弁室11に導入される冷媒は、弁孔7を通過して冷媒通路32に流入する。この際、冷媒は弁座8と弁体9との間の可変オリフィスにより断熱膨張されて低温、低圧の冷媒になり、配管接続穴4を通ってエバポレータへ送出される。
この冷媒は、エバポレータにて蒸発し、エバポレータの出口から送出された冷媒は配管接続穴5を通って冷媒通路51を流れて、配管接続穴6を経てコンプレッサへと流入する。上記冷媒が、冷媒通路51を流れるときに、その一部が均圧室20に流入されて均圧室20に露出しているシャフト25及びダイヤフラム17を介して冷媒の温度が感圧室19に伝達され、パワーエレメント14は、エバポレータの出口から送出された冷媒の温度及び圧力を感知することとなる。これにより、パワーエレメント14では、その伝達された冷媒の温度及び圧力に対応して感温室19内の冷媒の圧力をダイヤフラム17に負荷する。この結果、ダイヤフラム17がシャフト25の軸線方向に変位し、この変位はダイヤフラム変位規制部材18及びシャフト25を介して弁体9に伝達される。これにより、弁体9を弁座8に対して接近または離間させ、所謂弁リフトが制御され、エバポレータへ送出される冷媒の流量が制御される。
かかる構成において、冷媒通路31から弁室11に流入する高温、高圧の冷媒が弁孔7の通過時、通過後にシャフト25の振動が生じたとしても、制振手段27は、シャフト25に対して第1のばね272aの高い弾性力により摺接するので、シャフト25の軸線方向の動きを抑制する拘束力を発生させることができ、その動作を安定させることが可能となり、シャフトの振動によって生じる温度膨張弁1の騒音の発生と冷媒流量の正確な制御を実施できる。
更に、冷媒の配管接続穴3に導入される冷媒が急激な圧力変動を生じた場合に、その圧力変動をシャフト25が受けても、シャフト25の軸線方向の動きが、制振手段27の一方の板ばね27aの弾性力によって抑制されるので、温度膨張弁1の騒音の発生を防止し、冷媒流量の正確な制御を実施できる。
更には、弁体9の所謂ハンチング現象により、弁の過敏な開閉動作によっても、シール部材となるOリング26は制振手段27の円板部271の帯状部275が圧接されており、その圧接は、第2の板ばね272bが弾性力により大径の縦穴211の内壁面214に突き当り、更にその端部272b’が食い込むので、弾性による拘束力を与えて、その移動に対して阻止する阻止機能が作用し、Oリング26は帯状部275の全周にて圧接されるので、安定に大径の縦穴211に位置することになる。
したがって、制振手段27は、シャフト25の制振機能に、更にシール部材の移動を阻止する阻止機能を一体に形成して構成できることとなり、阻止機能のための別部品を必要としない温度膨張弁を提供でき、温度膨張弁の組立て性の向上と低コストとを実現できる。
更にまた、以上の実施の形態によれば、制振手段27を構成する板状部272の第1の板ばね272a及び第2の板ばね272bをそれぞれ3枚で形成した場合を述べたが、板状部272の板ばねの数は6枚に限らず、8枚にて形成し、第1の板ばねを4枚とし、第2の板ばねを4枚として隣接して設けることが可能であり、かかる板状部の枚数を増加して形成することにより、更に安定した制振手段27が構成される。
本発明による第1実施形態に係る温度膨張弁の構成を示す縦断面図である。 図1の実施形態の制振手段をシャフトに装着した構成を示す斜視図である。 図2の制振手段の平面図である。 図3AのB−B線の断面図である。 図1の実施形態の制振手段の展開図である。
符号の説明
1 温度膨張弁
2 弁本体
3,4 配管接続穴
5,6 配管接続穴
7 弁孔
8 弁座
9 弁体
10 弁体支持部材
11 弁座
14 パワーエレメント
17 ダイヤフラム
18 ダイヤフラム変位規制部材
181 凹所
19 感温部
20 均圧室
21 弁本体の上端部
211 大径の縦穴
212 小径の縦穴
213 底部
214 内壁面
25 シャフト
251 上端部
252 中央部
253 下端部
26 Oリング
27 制振手段
271 円板部
272 板状部
272a 一方の板ばね
272b 他方の板ばね
272a’ 端部
272b’ 端部
273 外周縁
274 中心孔
275 帯状部
276 膨出部
277 湾曲部
277’ 凸部

Claims (7)

  1. エバポレータから送出される低圧冷媒の温度及び圧力の変化に応じて位置が変位するダイヤフラムと、その変位が伝達されるシャフトと、該シャフトによる弁本体内に設けられた弁体のオリフィスへの接離により、エバポレータに向かう高圧冷媒の流量を制御する温度式膨張弁において、前記シャフトの振動を抑制する制振手段が、前記高圧冷媒と前記低圧冷媒の流通を防止するシール部材の移動を阻止する阻止機能が一体に設けられ形成されていることを特徴とする温度膨張弁。
  2. 前記制振手段が、円板部と該円板部の外周から放射状に一体に形成された板状部とを有し、前記円板部は、その一部が前記ダイヤフラム方向に延びて前記シャフトに当接するとともにその他の一部が前記弁本体方向に延びてその内壁面に当接していることを特徴とする請求項1に記載の温度膨張弁。
  3. 前記板状部の一部は、前記シャフトの外周に圧接するように形成された第1の板ばねであり、前記他の一部は前記弁本体の内部に突き当たるように形成された第2の板ばねであることを特徴とする請求項2に記載の温度膨張弁。
  4. 前記円板部は、中心に形成された前記シャフトが貫通する孔を有し、前記第1の板ばねは、その先端側に形成された湾曲部を有し、前記第2の板ばねは、その先端側に形成された立ち上り部を有して構成され、前記湾曲部が前記シャフトに圧接するとともに前記立ち上げ部の端部が前記シャフト内部に突き当てられることを特徴とする請求項3に記載の温度膨張弁。
  5. 前記円板部は、前記孔の周囲に環状に形成された帯状部を有し、前記第1の板ばねは、前記湾曲部に延設して形成された膨出部を有して構成され、前記帯状部は前記円板部側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の温度膨張弁。
  6. 前記湾曲部は、前記圧接する箇所に折り曲げ部が形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の温度膨張弁。
  7. 前記第1の板ばねと第2の板ばねとは、前記円板部に同一個数形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載の温度膨張弁。
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