JP3025538U - 切り花の保冷容器 - Google Patents

切り花の保冷容器

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JP3025538U
JP3025538U JP1995013974U JP1397495U JP3025538U JP 3025538 U JP3025538 U JP 3025538U JP 1995013974 U JP1995013974 U JP 1995013974U JP 1397495 U JP1397495 U JP 1397495U JP 3025538 U JP3025538 U JP 3025538U
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JP
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recess
container
lid
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cold storage
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JP1995013974U
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English (en)
Inventor
喜昭 齋藤
Original Assignee
喜昭 齋藤
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送中の切り花の鮮度を保つ。 【解決手段】 発泡スチロール製の容器本体11は上面
と一端面が開放しており、上面開口13は発泡スチロー
ル製の蓋12で閉じられ、端面開口15に蓋は設けな
い。蓋12は、蓄冷剤16を収納するための凹部17を
形成すると共に、凹部を塞ぐカバー19を設ける。凹部
17の底には、冷気が通過する孔20をいくつか穿設す
る。切り花21は、茎21aを端面開口15から保冷容
器内に差し込み、外箱(段ボール箱)22に詰める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、輸送の際、切り花の鮮度を保持するための保冷容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、切り花はダンボール箱に詰めて輸送されていが、輸送中に花が開いてし まわないよう、積込前に予冷を行う。この予冷を行うには、大掛かりな冷却設備 が必要であり、時間も長くかかる。また、輸送時間が長く掛かる場合には、箱の 中の温度が上昇してしまい、開花したり、さらには、花がしおれたりする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、予冷をしなくとも、輸送中の切り花の鮮度を保てる保冷容器を提 供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の保冷容器は、発泡スチロールでそれぞれ成形した容器本体と該容器 本体の上面開口を塞ぐ蓋からなる。容器本体は、その内部に切り花の茎部を挿入 するための開口を端面に有する。蓋には、内部に蓄冷剤を収納するために凹部を 形成すると共に、凹部を塞ぐカバーを設ける。そして、凹部の底に冷気が通過す る孔を穿設する。
【0005】
【作用】
切り花の茎を端面の開口から保冷容器の中に挿入する。花は保冷容器の外に出 たままでよい。凹部には蓄冷剤を入れてカバーをする。蓄冷剤は高分子系のもの でもよいし、水を袋詰めにして凍らしたものでもよい。こうして茎を保冷容器に 入れた状態の切り花を、従来通り、段ボール箱に詰めて出荷する。
【0005】 蓄冷剤で冷やされた空気は孔を通って容器本体内に入り、その中を低い温度に 保つ。容器本体には切り花の茎が挿入されており、茎部が低温に保たれるので、 花の成長、開花が抑制される。保冷容器は発泡スチロールでできているので断熱 効果が高い。
【0006】
【実施例】
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。この保冷容器10は、容器本体 11と蓋12からなっており、いずれも発泡スチロールで成形されている。 容器本体11は上面と一端面が開放しており、上面開口13は蓋12で閉じら れ、端面開口15に蓋は設けない。
【0007】 蓋12は、蓄冷剤16を収納するための凹部17を形成すると共に、凹部を塞 ぐカバー19を設ける。凹部17の底には、冷気が通過する孔20をいくつか穿 設する。
【0008】 使用するときは、図2に示すように、切り花21の茎21aを端面開口15か ら容器内に差し込む。蓋12には凍らせた蓄冷剤16を収納して、容器本体11 に被せる。この状態で、切り花21と保冷容器10を外箱(段ボール箱)22に 詰める。
【0009】 このものでは、蓄冷剤16で冷やされた空気が孔20を通って保冷容器内を満 たす。切り花の茎21aはこのように低温に保たれている保冷容器の中に挿入さ れており、花21bの成長、開花が抑制される。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、蓄冷剤で冷やされた保冷容器中に茎の部分 を差し込んだ状態で輸送するようにしたので、茎部が低温に保たれ、花の成長を 抑制することができる。したがって、従来行われていた予冷がほとんど不用にな り、そのための設備費が低減できるだけでなく、予冷のため出荷が遅れることも ない。
【0011】 保冷容器は切り花全体を入れるためには大きなものが必要になるが、この考案 の保冷容器は茎の部分を入れるだけなので、サイズが小さく、保管に便利であり 、また、安価に提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 保冷容器の分解図である。
【図2】 使用状態断面図である。
【符号の説明】 10 保冷容器 11 容器本体 12 蓋 13 上面開口 15 端面開口 16 蓄冷剤 17 凹部 19 カバー 20 孔 21 切り花 21a 茎 21b 花 22 外箱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれも発泡スチロールで成形した容器
    本体(11)と該容器本体の上面開口(13)を塞ぐ蓋
    (12)からなり、該容器本体は、その中に切り花の茎
    部(21a)を受容するために端面に開口(15)を有
    し、該蓋は、蓄冷剤(16)を収納するための凹部(1
    7)を有すると共に、該凹部を塞ぐカバー(19)を備
    え、該凹部の底には冷気が通過する孔(20)を穿設し
    た切り花の保冷容器。
JP1995013974U 1995-12-07 1995-12-07 切り花の保冷容器 Expired - Lifetime JP3025538U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052600A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 積水化成品工業株式会社 花卉用容器

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