JP3025110U - 自動車用カーテンレール - Google Patents

自動車用カーテンレール

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JP3025110U
JP3025110U JP1995013366U JP1336695U JP3025110U JP 3025110 U JP3025110 U JP 3025110U JP 1995013366 U JP1995013366 U JP 1995013366U JP 1336695 U JP1336695 U JP 1336695U JP 3025110 U JP3025110 U JP 3025110U
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curtain
curtain rail
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metal plate
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JP1995013366U
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English (en)
Inventor
喜久雄 藤山
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株式会社フジヤマ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用カーテンレールおいて、自動車内へ
のカーテンの取付け作業が極めて困難である点、及び車
体の弯曲する天井部へ隙間なく間仕切りカーテンを取付
け得ない点等の技術的課題を解決する。 【解決手段】 両端部にストップ壁14を備え、内部に
ランナー配備用収容部11を設け、一側面1aにランナ
ー突出部を突出させる開口部12を設けると共に、他側
面1bを被接着面部13とした樹脂製可撓性カーテンレ
ール本体1と、この可撓性カーテンレール本体1の内部
であって他側面1b側に内蔵された薄板状の保形用金属
板2とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば自動車の窓用カーテン或いは車内空間の間仕切り用カーテ ンに使用される自動車用カーテンレールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の自動車用カーテンレールを示す説明図である。 この自動車用カーテンレール7は、所謂カーテン棒と称されるもので、ロープ状 コイルの表面に樹脂コーティングを施し、両端部に係合フック71、71を取付 けた構造である。
【0003】 使用に際しては、車窓62周辺の車体鉄枠体に対し、車体内装部材(織物布帛 の内張り)の外側から、コンクリート釘で孔を開け、この開口孔にブラケット7 2のビス取付け用孔73を連通させ、ビス74をネジ込んで止着する。その後、 カーテン棒7にカーテン4を挿通配備し、展張したカーテン棒7両端の係合フッ ク71を、ブラケット72の係合孔75に係止して取付ける。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の自動車用カーテンレールでは、取付けに際して車窓周辺の車体内装部材 に、ブラケット取付け用ビス孔を穿設しなければならない。更に、このビス孔の 開設に際しては、カーテン棒の長さに対応した孔開設の位置決め等、取付け作業 が極めて手間である。また、素人では車体の鉄枠体部分の位置が不明であり、誤 って車体内装部材に余分な孔を開け、車体内装部材を傷つける等の不利がある。 一方、この取付け作業を専門家に依頼する時は、取付け費用が極めて高価となる 等の欠点があった。
【0005】 更に、従来のカーテン棒は、水平状にしか取付けることが出来ない。このため 、車内空間を仕切る間仕切りカーテン(所謂センターカーテンと称する運転席側 とリヤ側空間を間仕切るカーテン)を取付ける場合、天井面が平坦であればカー テンを天井から床面まで完全に仕切るように取付けできる反面、所謂ワンボック スカーのように天井が上方へ大きく弯曲したハイトップ型では、カーテン棒を弯 曲に沿わせて設置することが出来ず、上方へ弯曲する天井部と水平状のカーテン 上辺との間に大きな空間が開き、間仕切りカーテンの機能を発揮し得ない等の不 利があった。つまり、従来のカーテンレールでは間仕切りカーテンの設置が天井 の平坦な車種に限定される不利があった。
【0006】 この考案は、以上のような課題を解消させ、ユーザーが自分で簡単に取付け可 能であり、且つ車体の弯曲度合いに対応してカーテンを設置し得る自動車用カー テンレールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の自動車用カーテンレールは、次のよ うな構成としている。 自動車用カーテンレールは、両端部にストッフ壁を備え、内部にランナー配備 用収容部を設け、一側面にランナー突出部を突出させる開口部を設けると共に、 他側面を被接着面部とした樹脂製可撓性カーテンレール本体と、この可撓性カー テンレール本体の内部であって他側面側に薄板状の保形用金属板を内蔵したこと を特徴としている。
【0008】 このような構成を有する自動車用カーテンレールでは、樹脂成形された可撓性 カーテンレール本体内に、薄板状の保形用金属板を内蔵している。 使用に際しては、可撓性カーテンレール本体を車窓の上部内装部材或いは車体 天井内装部材の弯曲曲面に相応するように、手指で弯曲させる。この時、カーテ ンレール本体は比較的軟質の樹脂製であるため、容易に弯曲する。同時に、カー テンレール本体の屈曲に応じて、カーテンレール本体内の薄板状の保形金属板が 同様に屈曲し、且つカーテンレール本体の屈曲状態を保持する。 従って、カーテンレール本体の被接着面部と、車体内装部材との間に接着剤を 介して容易にカーテンレール本体を車体内装部材に固着し得る。この後、カーテ ンレール本体のランナーに、カーテンの係合フックを係止してカーテンを張設す る。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案の自動車用カーテンレールの具体的な実施の形態を 説明する。
【0010】 図1は、この考案の自動車用カーテンレールAを示す斜視図であり、図2はカ ーテンレールAを示す断面図である。 カーテンレールAは、可撓性カーテンレール本体1と、薄板状保形用金属板2 とから成る。 カーテンレール本体1は、細幅で長尺な直方体形状に形成され、内部に複数の ランナー15を摺動可能に配備するランナー収容部11を備え、一側面側1aに ランナー15の突出先端部15aが突出する開口部12を開設すると共に、他側 面1bを後述する両面接着テープ3により接着される被接着面部13としている 。このカーテンレール本体1は、可撓性を有する樹脂成形品、例えばポリプロピ レン、ポリエチレン、塩化ビニル等のプラスチック材料にて成形される。また、 これらの樹脂材料にゴム材を混入した材料で成形される。この場合、一層、強靱 なカーテンレール本体1が得られる。
【0011】 このカーテンレール本体1には、薄板状の保形用金属板2が内蔵される。この 保形用金属板2は、上記カーテンレール本体1の成形時、例えば押出し(引抜き )成形により一体に形成される。 この薄板状保形用金属板2は、上記カーテンレール本体1の他側面1b(被接 着面部13)とほぼ同じ幅長さを有する。例えば、矩形薄板状鉄板、鉛板、アル ミ板或いは銅板等が使用される。この保形用金属板2は、上記可撓性カーテンレ ール本体1の内部であって、他側面1b側(被接着面13側)に内蔵される。 このカーテンレールAは、全体として手で任意な弯曲度合いに曲げることが可 能であり、且つ薄板状保形用金属板2により弯曲曲率が保持される。また、この カーテンレールAは、金鋸で自由に切断でき、長さ調整ができる。両端部にはビ スにより取外し可能な端壁部(ストップ壁)14を備えている。また、上記収容 部11には複数のランナー15が移動可能に配備され、係合孔15bを備えた突 出先端部15aが開口部12より外方へ突出している。
【0012】 図3で示すように、このカーテンレールAは、通常は接着剤或いは両面接着テ ープ3により接着固定される。 例えば両面接着テープ3は、前記カーテンレール本体1の他側面(背面)13と 同じ幅長さを有するテープ体で、芯材(基材)31の表裏面に設けた片面接着剤 層32、他面接着剤層33及び両接着剤層32、33の外面に設けた剥離紙34 、35の5層から成る。例えば、芯材31はシート状アクリルフォームであり、 片面接着剤層32はアクリル系粘着剤が使用される。この片面接着剤層(アクリ ル系粘着剤)32は、例えばアクリル酸エステルにブタジエンを混合して重合し たもので、起毛処理した車体内装布帛(ループ状繊維群から成る所謂モケットと 称する織物布帛)61に対し、強力に接着する。また、他面接着剤層33はアク リル系接着剤が使用される。この他面接着剤層(アクリル系接着剤)33は、例 えばアクリル酸エステルとメタクリル酸メチルとの共重合で、カーテンレール本 体(ポリプロピレン等の樹脂板)1の背面(被接着面部)13に対し強力に接着 する。また、片面接着剤層32側の剥離紙34は、シリコン処理平面紙が使用さ れ、他面接着剤層33側の剥離紙35は、ポリエチレンフィルムが使用される。 更に、剥離紙34、35の表面色が違えてあり、接着時に接着剤層32、33を 間違わないように設定してある。
【0013】 このカーテンレールAは、通常は図1で示すように巻回状態でコンパクトに包 装され、需要者に供給される。このような構成を有する自動車用カーテンレール Aを使用して、カーテン4を車窓62に取付ける場合は、図3で示すように、巻 回状態のカーテンレールAを手指で直線状態に曲げる。そして、両面接着テープ 3の片面剥離紙35を剥がす。そして、露出した片面接着剤層33をカーテンレ ール本体1の被接着面部13に接着した後、剥離紙34を剥がし接着剤層32を 窓62の少なくとも上部に、つまり車体壁6の内装部材61に対し接着する。こ の片面接着剤層(アクリル系粘着剤層)32は、起毛処理(表面がループ状繊維 群から成る織物布帛)された車体内装部材(車内内張り)61に対し強力に接着 する。この状態で、カーテン4の係合フック41をランナー15の係合孔15b に係合させることで、カーテン4を車窓62に取付ける(図4、図5参照)。 かくして、両面接着テープ3の剥離紙34、35を剥がして、それぞれ相手部 材に接着するだけの簡易な作業で、カーテン4の取付けが実行できる。
【0014】 図6は、このカーテンレールAにより、センターカーテン4を取付けた状態を 示す正面図である。 所謂ワンボックスカーであって、天井部63が大きく上方へ弯曲突出した車の 車内空間(前側運転席と後側座席空間)を間仕切るセンターカーテンを取付ける 際は、予め天井部63の弯曲曲率に合わせて、カーテンレールAを手で曲げる。 カーテンレールAは、可撓性樹脂製カーテンレール本体1と、この本体1に内蔵 された薄板状の保形用金属板2とから成るから、カーテンレール本体1を取付け 者の手で自由に曲げることができる。この時、同時に保形用金属板2も同様に屈 曲し、且つカーテンレール本体1の弯曲曲率を保持する。また、保形用金属板2 は樹脂製カーテンレール本体1に内蔵保護されているから、屈曲によって折れる 虞れがない。 この後、先の例と同様に、片面の剥離紙35を剥して片面接着剤層33を、弯 曲したカーテンレールAの被接着面部13に接着した後、他面剥離紙34を剥が して他面接着剤層32を天井部63の弯曲面に沿わせて接着固定する。この状態 において、カーテンレールAの溝開口面12は真下、つまり車体床面に向いてお り、垂直状のランナー15の係合孔15bに対しカーテン4の係合フック41を 取付ける。 これにより、弯曲した天井部63に隙間が開くことなく、完全に車内をカーテ ン4で間仕切ることができ、冷暖房の燃費効率を向上させ得る。
【0015】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、樹脂製可撓性カーテンレール本体の内部であっ て、被接着面側に薄板状の保形用金属板を内蔵することとしたから、素人のユー ザーが車体の弯曲度合いに合わせて手で簡易に弯曲させ得、且つこの弯曲状態を 保形し得るため、所謂ワンボックスカーのように弯曲したハイトップ型天井部に も隙間なく間仕切りカーテンを取付け出来る。また、このカーテンレールは他側 面側に被接着面部を備えるから、両面接着テープを介して車体内装部材に取付け し得、素人のユーザーが極めて簡単且つ迅速に、外観体裁良くカーテンを車窓に 取付け得る。従って、従来のようにブラケット取付け位置のミスや、車体にビス 孔を開設して車体に傷をつける等の不利が解消できる等、考案目的を達成した優 れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用カーテンレールの実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】自動車用カーテンレールを示す断面図である。
【図3】自動車用カーテンレールを示す斜視図である。
【図4】車窓にカーテンを取付けた状態を示す説明断面
図である。
【図5】車窓にカーテンを取付けた状態を示す正面図で
ある。
【図6】車内天井に間仕切りカーテンを取付けた状態を
示す正面図である。
【図7】従来の自動車用カーテンレールを示す説明正面
図である。
【符号の説明】
1 カーテンレール本体 2 保形用金属板 3 両面接着テープ 4 カーテン 12 開口部 13 被接着面部 14 ストップ壁板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部にストップ壁を備え、内部にラン
    ナー配備用収容部を設け、一側面にランナー突出部を突
    出させる開口部を設けると共に、他側面を被接着面部と
    した樹脂製可撓性カーテンレール本体と、この可撓性カ
    ーテンレール本体の内部であって他側面側に薄板状の保
    形用金属板を内蔵したことを特徴とする自動車用カーテ
    ンレール。
JP1995013366U 1995-11-22 1995-11-22 自動車用カーテンレール Expired - Lifetime JP3025110U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011518009A (ja) * 2008-04-25 2011-06-23 サイレント グリス インターナショナル アーゲー カーテン装置用キャリッジ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693859A (ja) * 1992-09-14 1994-04-05 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk 制御弁付き副室を備えたエンジン

Patent Citations (1)

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