JP3037523U - ティッシュボックスの取り付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅の部屋や車内等に特別の置き場所を選ば
ず、また車の振動時や急ブレーキ時などにも落下するよ
うなことのないティッシュボックスの取り付け装置の提
供。 【解決手段】ティッシュボックス１の底面１ａまたは側
面１ｂに、多数のフックを備えた布製テープからなる面
状ファスナー４を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はティッシュボックス、詳しくは住宅の部屋、車内等の適宜箇所に接着 させることができるティッシュボックスに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、ティッシュボックスは、住宅などの部屋の机、テーブルや自家用車の 車内等の適宜の場所に載置され、内部のティッシュペーパーは上部開口部より上 から順次に引き出すように構成されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、ティッシュボックスを部屋や車内等に置く場合、そのためのス ペースが必要となるが、ティッシュボックスの置き場所と使用場所とが異なると きは非常に不便である。例えば乗用車では後部座席とリアウインドウとの間のス ペースに置くのが普通であるが、前部座席に着座しているものにとっては使いに くい。また、振動時や急ブレーキ時などにティッシュボックスが転落してしまう ことがある。

【０００４】 本考案は上記問題点を解消し、住宅の部屋や車内等に特別の置き場所を選ばず 、また車の振動時や急ブレーキ時などにも落下するようなことのないティッシュ ボックスの取り付け装置を提供することをその課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決するため、本考案に係るティッシュボックスの取り付け装置は 、ティッシュボックスの底面または側面に、多数のフックを備えた布製テープか らなる面状ファスナーを設けたことを特徴とする。

【０００６】 なお、ティッシュボックスの底面または側面に、両面接着テープをを設ける構 成でもよい。

【０００７】 また、本考案に係るティッシュボックスの取り付け装置は、ティッシュボック スを収納するティッシュボックスケースの底面または側面に、多数のフックを備 えた布製テープからなる面状ファスナーを設ける構成でもよい。

【０００８】 この場合、ティッシュボックスケースの底面または側面に、両面接着テープを 設ける構成でもよい。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下、図面によって本考案に係るティッシュボックスの実施の形態について説 明する。

【００１０】 図１は本考案に係るティッシュボックスの全体を示す斜視図で、符号１はティ ッシュボックス１を示す。ティッシュボックス１は一般に市販されているものと 同じ紙製で直方体様に形成され、その上面中心部にはティッシュペーパー２を取 り出す細長の開口部３が設けられている。

【００１１】 ティッシュボックス１の底面１ａには２つの面状ファスナー４が固定されてい る。面ファスナー（商標名「マジックテープ」）は通常は多数のフックを備えた 布製テープとパイル状の布製テープから構成されているが、ここで面状ファスナ ー４とは多数のフックを備えた布製テープをいうものとする。面状ファスナー４ は長方形に形成され、上記ティッシュボックス１の底面１ａの両端に貼着されて いる。なお、面状ファスナー４は必ずしも底面１ａに貼着されるものではなく、 ティッシュボックス１の側面１ｂであっても構わない。

【００１２】 次に、上記構成のティッシュボックスの使用態様について説明する。図２に示 すように、ティッシュボックス１の面状ファスナー４側を乗用車、トラックなど の車内の天井部５の適宜位置に押し付けることにより、面状ファスナー４のフッ クが天井部５のクロスやモヘアに絡み合うので、簡単に取り付けられ、ティッシ ュボックス１のための特別のスペースを必要としない。ティッシュペーパー２を 取り出すときは、下向きの開口部３から下向きに引き出せばよい。引き出される たびに内部のティッシュペーパー２は常に下方に移動するから、最後の１枚まで 連続して取り出すことができる。

【００１３】 なお、車内面に取り付けられる取り付け手段は面状ファスナーに限定されない 。両面テープでもよい。この場合は鉄板上に塗料層を層成しているものなどに有 効であり、両面テープは住宅の部屋の壁などのように、クロスやモヘアも鉄板も 使われていないような場合に有効である。

【００１４】 このように、住宅の部屋や車内等に特別の置き場所を選ばず、またティッシュ ボックス自体は重くないので、車の振動時や急ブレーキ時などにも取り付け状態 は安定に保持され、落下するようなことがない。

【００１５】 なお、ティッシュボックスの取り付けは、必ずしもティッシュボックスそれ事 態を直接に取り付けるものでなく、図３に示されるように、ティッシュボックス を収納するティッシュボックスケース６を取り付ける構成であってもよい。

【００１６】 ティッシュボックスケース６は布製で、ティッシュボックスを収納できる形状 に形成され、その上面中心部にはティッシュボックス１の開口部に対応する開口 （図示せず）を備えている。また底面６ａには面状ファスナー４が一体に設けら れている。この場合、ティッシュペーパーがなくなったら新しいティッシュボッ クスに入れ替えればよいので経済的である。

【００１７】 なお、ティッシュボックスケース６は上記形状又は構造に限定されるものでは なく、ティッシュボックスを収納できるものであればよく、例えばプラスチック 製、紙製等であってもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のティッシュボックスの取り付け装置の
斜視図

【図２】上記取り付け装置の使用態様を示す説明図

【図３】上記取り付け装置の他の例の斜視図

【符号の説明】

１ ティッシュボックス ２ ティッシュペーパー ４ 面状ファスナー ６ ティッシュボックスケース

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ティッシュボックスの底面または側面
   に、多数のフックを備えた布製テープからなる面状ファ
   スナーを設けたことを特徴とするティッシュボックスの
   取り付け装置。
2. 【請求項２】 ティッシュボックスの底面または側面
   に、両面接着テープをを設けたことを特徴とするティッ
   シュボックスの取り付け装置。
3. 【請求項３】 ティッシュボックスを収納するティッシ
   ュボックスケースの底面または側面に、多数のフックを
   備えた布製テープからなる面状ファスナーを設けたこと
   を特徴とするティッシュボックスの取り付け装置。
4. 【請求項４】 ティッシュボックスを収納するティッシ
   ュボックスケースの底面または側面に、両面接着テープ
   を設けたことを特徴とするティッシュボックスの取り付
   け装置。