JP3023611U - 自動車用カーテン吊り下げ装置 - Google Patents

自動車用カーテン吊り下げ装置

Info

Publication number
JP3023611U
JP3023611U JP1995011682U JP1168295U JP3023611U JP 3023611 U JP3023611 U JP 3023611U JP 1995011682 U JP1995011682 U JP 1995011682U JP 1168295 U JP1168295 U JP 1168295U JP 3023611 U JP3023611 U JP 3023611U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
adhesive layer
sided adhesive
double
curtain rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995011682U
Other languages
English (en)
Inventor
喜久雄 藤山
Original Assignee
株式会社フジヤマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジヤマ filed Critical 株式会社フジヤマ
Priority to JP1995011682U priority Critical patent/JP3023611U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3023611U publication Critical patent/JP3023611U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車内へのカーテンの取付け作業が極めて
困難である点、及び車体の弯曲する天井部へ隙間なく間
仕切りカーテンを取付け得ない点等の技術的課題を解決
する。 【解決手段】 芯材部21の表裏面にそれぞれ接着材層
を備え、片面の接着剤層22を車体内装部材41に接着
して取付けられる両面接着テープ2と、この両面接着テ
ープ2の他面接着剤層23に背面が接着して取付けら
れ、複数のランナー13を移動可能に配備する長尺な可
撓性カーテンレール1と、この可撓性カーテンレール1
のランナー13の係合孔部13aに係脱する係合フック
31を備えたカーテン3とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば自動車の窓用或いは車内空間の間仕切り用に使用される自 動車カーテン吊り下げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の自動車用カーテン吊り下げ装置を示す説明図である。 この自動車用カーテン吊り下げ装置は、カーテン棒6と、取付けブラケット7と 、カーテン3とから成る。カーテン棒6は、ロープ状コイルの表面に樹脂コーテ ィングを施したもので、両端部に係合フック61を取付けている。また、取付け ブラケット7は断面「L」字状で垂直板部にビス取付け用孔71を設け、水平板 部に上記係合フック61を係合する係合孔72を設けている。更に、カーテン3 は、両側辺(上辺部及び下辺部)に上記カーテン棒6を挿通する挿通袋部を形成 して構成されている。
【0003】 使用に際しては、車窓42周辺の車体鉄枠体に対し、車体内装部材(織物布帛 の内張り))の外側から、コンクリート釘で孔を開け、この開口孔にブラケット 7のビス取付け用孔71を連通させ、ビス73をネジ込んで止着する。その後、 カーテン3を挿通配備したカーテン棒6両端の係合フック61を、ブラケット7 の係合孔72に係止して取付ける。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の自動車用カーテン吊り下げ装置では、取付けに際して車窓周辺の車体内 装部材に、ブラケット取付け用ビス孔を穿設しなければならない。更に、このビ ス孔の開設に際しては、カーテン棒の長さに対応した孔開設の位置決め等、取付 け作業が極めて手間である。また、素人では車体の鉄枠体部分の位置が不明であ り、誤って車体内装部材に余分な孔を開け、車体内装部材を傷つける等の不利が ある。一方、この取付け作業を専門化に依頼する時は、取付け費用が極めて高価 となる等の欠点があった。
【0005】 更に、従来のカーテン棒は、水平状にしか取付けることが出来ない。このため 、車内空間を仕切る間仕切りカーテン(所謂センターカーテンと称する運転席側 とリヤ側空間を間仕切るカーテン)を取付ける場合、天井面が平坦であればカー テンを天井から床面まで完全に仕切るように取付けできる反面、所謂ワンボック スカーのように天井が上方へ大きく弯曲したハイトップ型では、カーテン棒を弯 曲に沿わせて設置することが出来ず、上方へ弯曲する天井部と水平状のカーテン 上辺との間に大きな空間が開き、間仕切りカーテンの機能を発揮し得ない等の不 利があった。つまり、従来のカーテン吊り下げ装置では間仕切りカーテンの設置 が天井の平坦な車種に限定される不利があった。
【0006】 この考案は、以上のような課題を解消させ、ユーザーが自分で簡単に取付け可 能であり、且つ車体の弯曲度合いに対応してカーテンを設置し得る自動車用カー テン吊り下げ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の自動車用カーテン吊り下げ装置は、 次のような構成としている。 自動車用カーテン吊り下げ装置は、芯材部の表裏面にそれぞれ接着剤層を備え 、片面の接着剤層を車体内装部材に接着して取付けられる両面接着テープと、こ の両面接着テープの他面接着剤層に背面が接着して取付けられ、複数のランナー を移動可能に配備する長尺な可撓性カーテンレールと、この可撓性カーテンレー ルのランナーの係合孔部に係脱する係合フックを備えたカーテンとから成ること を特徴としている。
【0008】 このような構成を有する自動車用カーテン吊り下げ装置では、両面接着テープ と、可撓性カーテンレールと、係合フックを備えたカーテンとから構成されてい る。 使用に際しては、片面の剥離紙を剥がすことで露出する片面接着剤層を、例え ば車窓の上部内装部材に接着する。その後、他面の剥離紙を剥がすことで露出す る他面接着剤層にカーテンレールの背面を接着固定する。これにより、カーテン レールが車体内装部材に完全に固定される。この後、カーテンレールのランナー に係合フックを係止してカーテンを張設する。 かくして、極めて簡単な作業でカーテン装置を取付けることができるから、素 人が一人で取付けし得る許かりでなく、車体内装部材にビス孔を開ける等、車体 内装部材を傷つける虞れがない。更に、カーテンレールは可撓性があり折り曲げ 可能であるため、車体の弯曲曲面に沿うようにユーザーの手で簡単に曲げること が出来る。従って、車体の弯曲曲面に相応してカーテンを取付けし得るから、所 謂ワンボックスカーのようにハイトップ型天井のものでも、車内空間を完全に間 仕切るカーテンを容易に取付けできる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案の自動車用カーテン吊り下げ装置の具体的な実施の 形態を説明する。
【0010】 図1は、この考案の自動車用カーテン吊り下げ装置を示す分解斜視図であり、 図2は取付け状態を示す断面図である。 自動車用カーテン吊り下げ装置は、両面接着テープ2と、可撓性カーテンレー ル1と、カーテン3とから構成される。
【0011】 カーテンレール1は、細幅で長尺な直方体形状に形成され、正面に内部のレー ル溝12に連通する溝開口面12aを開設している。このカーテンレール1は、 例えばアルミ製(アルミニウムの成形品)で155cmの長さを有するものが使 用される。或いは、カーテンレール1として、例えば硬質塩ビ樹脂製で内部に薄 板状の鋼板を配備したものが使用される。このカーテンレール1は、全体として 手で自由な弯曲度合いに曲げることが可能に設定してある。 このカーテンレール1は、金鋸で自由に切断でき、長さ調整ができる。両端部 には取外し可能な端壁部11bを備えている。また、レール溝12には複数のラ ンナー13が移動可能に配備され、ランナー13の先端部が溝開口面12aより 外方向へ突出している。そして、ランナー13の先端部には係合孔13aが設け られている。
【0012】 上記両面接着テープ2は、前記カーテンレール1の背面11aと同じ幅長さを 有するテープ体で、芯材(基材)21の表裏面に設けた片面接着剤層22、他面 接着剤層23及び両接着剤層22、23の外面に設けた剥離紙24、25の5層 から成る。例えば、芯材21はシート状アクリルフォームであり、片面接着剤層 22はアクリル系粘着剤が使用される。この片面接着剤層(アクリル系粘着剤) 22は、例えばアクリル酸エステルにブタジエンを混合して重合したもので、起 毛処理した車体内装布帛(ループ状繊維群から成る所謂モケットと称する織物布 帛)41に対し、強力に接着する。また、他面接着剤層23はアクリル系接着剤 が使用される。この他面接着剤層(アクリル系接着剤)23は、例えばアクリル 酸エステルとメタクリル酸メチルとの共重合で、カーテンレール(塩ビ製或いは アルミ金属製)1の背面11aに対し強力に接着する。 また、片面接着剤層22側の剥離紙24は、シリコン処理平面紙が使用され、 他面接着剤層23側の剥離紙25は、ポリエチレンフィルムが使用されている。
【0013】 上記カーテン3は、厚手或いは薄手布帛織物、または合成樹脂材、更に厚紙等 により形成されるもので、上辺部または上辺部及び下辺部に、上記ランナー13 の係合孔部13aに係脱する係合フック31を備えている。
【0014】 このような構成を有する自動車用カーテン吊り下げ装置を使用して、カーテン 3を車窓42に取付ける場合は、両面接着テープ2の片面剥離紙24を剥がす。 そして、露出した片面接着剤層22を窓42の少なくとも上部に、つまり車体壁 4の内装部材41に対し接着する。この片面接着剤層(アクリル系粘着剤層)2 2は、起毛処理(表面がループ状繊維群から成る織物布帛)された車体内装部材 (車内内張り)41に対し強力に接着する。
【0015】 この後、他面剥離紙25を剥がして他面接着剤層23を露出させ、カーテンレ ール1の背面11aを接着固定する。この他面接着剤層(アクリル系接着剤層) 23は、硬質塩ビ樹脂或いはアルミ金属に対し強力に接着する。これにより、カ ーテンレール1が車体内装部材41に接着固定される。 この状態で、カーテン3の係合フック31をランナー13の係合孔13aに係 合させることで、カーテン3は車窓42に取付けられる(図3参照)。 かくして、両面接着テープ2の剥離紙24、25を剥がして、それぞれ相手部 材に接着するだけの簡易な作業で、カーテン3の取付けが実行できる。
【0016】 図4は、このカーテン吊り下げ装置で、センターカーテン3を取付けた状態を 示す正面図である。 所謂ワンボックスカーであって、天井部43が大きく上方へ弯曲突出した車の 車内空間(前側運転席と後側座席空間)を間仕切るセンターカーテンを取付ける 際は、予め天井部43の弯曲曲率に合わせて、カーテンレール1を手で曲げる。 カーテンレール1は、細幅のアルミ製、或いは薄鋼板を入れた樹脂製であるから 、取付け者の手で自由に曲げることができる。この後、前記と同様に片面の剥離 紙24を外して片面接着剤層22を、天井部43の弯曲面に沿わせて接着する。 そして、他面の剥離紙25を剥がして弯曲したカーテンレール1の背面11aを 接着する。この状態において、カーテンレール1の溝開口面12aは真下、つま り車体床面に向いており、垂直状のランナー13の係合孔13aに対しカーテン 3の係合フック31を取付ける。 これにより、弯曲した天井部43に隙間が開くことなく、完全に車内をカーテ ン3で間仕切ることができ、冷暖房の燃費効率を向上させ得る。
【0017】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、両面接着テープを介して可撓性カーテンレール を車体内装部材に取付けることとしたから、素人のユーザーが極めて簡単且つ迅 速で外観体裁良くカーテンを車窓に取付け得る。従って、従来のようにブラケッ ト取付け位置のミスや、車体にビス孔を開設して車体に傷をつける等の不利が解 消できる。 また、カーテンレールは可撓性であり素人のユーザーが車体の弯曲度合いに合 わせて手で簡易に弯曲させることが出来るから、所謂ワンボックスカーのように 弯曲したハイトップ型天井部にも隙間なく間仕切りカーテンを取付けることが出 来る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用カーテン吊り下げ装置の実施の形態を
示す分解斜視図である。
【図2】自動車用カーテン吊り下げ装置の使用状態を示
す断面図である。
【図3】車窓にカーテンを取付けた状態を示す正面図で
ある。
【図4】車内天井に間仕切りカーテンを取付けた状態を
示す正面図である。
【図5】従来の自動車用カーテン吊り下げ装置を示す説
明正面図である。
【符号の説明】
1 カーテンレール 2 両面接着テープ 3 カーテン 13 ランナー 21 心材部 22 片面接着剤層 23 他面接着剤層 31 係合フック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材部の表裏面にそれぞれ接着剤層を備
    え、片面の接着剤層を車体内装部材に接着して取付けら
    れる両面接着テープと、この両面接着テープの他面接着
    剤層に背面が接着して取付けられ、複数のランナーを移
    動可能に配備する長尺な可撓性カーテンレールと、この
    可撓性カーテンレールのランナーの係合孔部に係脱する
    係合フックを備えたカーテンとから成ることを特徴とす
    る自動車用カーテン吊り下げ装置。
  2. 【請求項2】 前記両面接着テープは、片面接着剤層が
    起毛処理された車体内装布帛に対し強力に接着すると共
    に、他面接着剤層が金属材或いはプラスチック材のカー
    テンレール背面に対し強力に接着するものであることを
    特徴とする請求項1記載の自動車用カーテン吊り下げ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カーテンレールは、薄板状鋼板を樹
    脂コーティングして形成された手曲げ可能なものである
    ことを特徴とする請求項1記載の自動車用カーテン吊り
    下げ装置。
JP1995011682U 1995-10-06 1995-10-06 自動車用カーテン吊り下げ装置 Expired - Lifetime JP3023611U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995011682U JP3023611U (ja) 1995-10-06 1995-10-06 自動車用カーテン吊り下げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995011682U JP3023611U (ja) 1995-10-06 1995-10-06 自動車用カーテン吊り下げ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3023611U true JP3023611U (ja) 1996-04-23

Family

ID=43158877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995011682U Expired - Lifetime JP3023611U (ja) 1995-10-06 1995-10-06 自動車用カーテン吊り下げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3023611U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4731960A (en) Molding strip assembly with reveal and shelving system for use in constructing flexible wall coverings
JPH0796823B2 (ja) 壁タイルとその製造方法
US4026081A (en) Suspended ceiling panel
US6170213B1 (en) Wall panel mounting system and method
CA2236281A1 (en) Wall base
JP2549667Y2 (ja) 吊下げ具
JP3023611U (ja) 自動車用カーテン吊り下げ装置
EP0092584A1 (en) Wallboard trim method and apparatus
NZ519028A (en) Wall hanging device
JP3025110U (ja) 自動車用カーテンレール
JPH1043041A (ja) 自動車用カーテンレール
JP2004058982A (ja) 自動車用ドア構造
JPH1035363A (ja) 自動車用荷物収納装置
JPH0525937Y2 (ja)
JP3091537U (ja) カーテン取付具
US6279863B1 (en) Removable blind hanger brackets
JP3071234U (ja) 自動車用カーテン吊り下げ装置
US6491339B2 (en) Apparatus for repairing a sagging automobile headliner
JP3037523U (ja) ティッシュボックスの取り付け装置
JP3398802B2 (ja) ルーフモールの取付構造
JP2556016Y2 (ja) 車輛用内装部材の取付構造
JPH0342875Y2 (ja)
JP2527347Y2 (ja) 自動車の窓用金属モールの取付構造
JPH06221069A (ja) スクリ−ン取り付け用ブラケット
JPS586391Y2 (ja) カ−テンレ−ルカバ−の取り付け具