JP3091537U - カーテン取付具 - Google Patents
カーテン取付具Info
- Publication number
- JP3091537U JP3091537U JP2002004492U JP2002004492U JP3091537U JP 3091537 U JP3091537 U JP 3091537U JP 2002004492 U JP2002004492 U JP 2002004492U JP 2002004492 U JP2002004492 U JP 2002004492U JP 3091537 U JP3091537 U JP 3091537U
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- curtain
- tape
- adhesive layer
- shaped
- hook
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- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 何らの工事も不用で、しかもこの取付具以外
の部材が全く不用であり、ユーザーが自分で簡単簡易に
取付し得、且つ車体内壁の各種弯曲度合いに応じてカー
テン布をフィット装着し得るカーテン取付具を提供す
る。 【解決手段】 柔軟な細幅テープ状基材1の一面に粘着
材層2を設け、この粘着材層2を剥離紙2Aで被覆する
と共に、テープ状基材1の他面にカーテン布(ループ状
繊維群)3が係脱可能に係着する鉤状繊維群1Aを備え
たことを特徴とする。
の部材が全く不用であり、ユーザーが自分で簡単簡易に
取付し得、且つ車体内壁の各種弯曲度合いに応じてカー
テン布をフィット装着し得るカーテン取付具を提供す
る。 【解決手段】 柔軟な細幅テープ状基材1の一面に粘着
材層2を設け、この粘着材層2を剥離紙2Aで被覆する
と共に、テープ状基材1の他面にカーテン布(ループ状
繊維群)3が係脱可能に係着する鉤状繊維群1Aを備え
たことを特徴とする。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば自動車の窓、扉或いは車内空間の間仕切りに使用されるカ
ーテン取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の自動車用カーテン取付具(吊下げ装置)を示す説明図である。
この自動車用カーテン吊下げ装置は、カーテン棒6と、取付けブラケット7と、
カーテン布3とから成る。
【0003】
カーテン棒6は、ロープ状コイルの表面に樹脂コーティングを施したもので、
両端部に係合フック61、61を取付けている。また、取付けブラケット7は垂
直板部と水平板部とから成る断面「L」字状で、垂直板部の面内にビス取付用孔
71を設け、水平板部の面内に上記係合フック61を係合する係合孔72を設け
ている。
【0004】
また、カーテン布3は厚手或いは薄手の布帛織物製で、両側辺(上辺部及び下
辺部)には、上記カーテン棒6を挿通する挿通袋部3aを形成して構成されてい
る。
【0005】
使用に際しては、例えば車の側面窓42周辺の車体鉄枠体に対し、車体内装部
材(織物布帛の内張り)の外側から、コンクリート釘で孔を開け、この開口孔に
ブラケット7のビス取付用孔71を連通させ、ビス73をネジ込んで止着する。
その後、カーテン布3を挿通配備したカーテン棒6両端の係合フック61、61
を、ブラケット7の係合孔72、72に係止して取り付ける。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来のカーテン取付具(自動車用カーテン吊下げ装置)では、取付けに際して
車窓周辺の車体内装部材に、ブラケット取付用ビス孔を穿設しなければならない
。
【0007】
更に、このビス孔の開設に際しては、カーテン棒の長さに対応した孔開設の位
置決め等、取付け作業が極めて手間である。また、素人では車体の鉄枠体部分の
位置が不明であり、誤って車体内装部材に余分な孔を開け、車体内装部材を傷つ
ける不利がある許りでなく、この取付け作業を専門業者に依頼する時は、取付け
費用が極めて高価となる不利があった。
【0008】
更に、従来のカーテン棒は、その構造上、水平状にしか取付けることができな
い。このため、ワンボックスカーのように車内壁(天井面及び側面扉の周囲)が
弯曲しているケースでは、弯曲面に対しフィットするカーテンの取付けが不可能
となる等の不利があった。
【0009】
この考案は、以上のような課題を解消させ、ユーザーが自分で簡単簡易に取付
けし得、且つ車体壁の各種弯曲度合いに応じてカーテンをフィット装着し得るカ
ーテン取付具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案のカーテン取付具では、次のような構
成としている。
カーテン取付具は、柔軟な細幅テープ状基材の一面に粘着剤層を設け、この粘
着剤層を剥離紙で被覆すると共に、テープ状基材の他面にカーテン布が係脱可能
に係着する鉤状繊維群を備えたことを特徴としている。
【0011】
このような構成を有するカーテン取付具では、可撓性があり柔軟で厚みの薄い
テープ状基材の片面(接着剤層)を直接、車体内装部材に止着し、テープ状基材
の他面(係合鉤群)にカーテン布を直接、止着することが出来る。
【0012】
テープ状基材は、例えば合成樹脂繊維製(シート状アクリルフォーム)で自在
に屈曲する。このテープ状基材の片面に設けた接着剤層は、例えばアクリル系粘
着剤であり、窓ガラス面は勿論、起毛処理した車体内装布帛(所謂モケットと称
する織物布帛)に対し、強力に接着する。
【0013】
従って、車体内部のどのような弯曲面(天井弯曲面或いは開閉扉周囲の弯曲膨
出面)に対しても、テープ状基材を即応状に容易に止着させ得る。
この止着状態において、テープ状基材の表面には鉤状繊維群(鉤状をした短尺
な樹脂繊維を突設)が配備されている。
【0014】
従って、カーテン布(例えばレース地カーテン)を、基材表面の鉤状繊維群に
押し当てると、この係合鉤群がカーテン布のループ状繊維群と絡み状に係着する
。これにより、テープ状基材に対しカーテン布を直接、押し付けるだけで係脱可
能に止着することができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案に係るカーテン取付具の具体的な実施の形態を説明
する。
図1は、実施の形態のカーテン取付具を示す斜視図である。
カーテン取付具は、柔軟な細幅テープ状基材1と、この基材1の一面(内面)に
設けられた粘着剤層2と、この粘着剤層2の表面を保護する剥離紙2Aと、基材
1の他面(表面)に植設状に配備され、カーテン布3を直接係止する鉤状繊維群
1Aとから成る。
【0016】
柔軟な細幅テープ状基材1は、例えば厚みの薄い樹脂繊維(合成繊維・合成繊
維織物)シート、例えばシート状アクリルフォームであり、片面(内面)はフラ
ット面とし、他面(表面)には比較的硬さのある鉤状繊維群(先端が鉤状をした
短繊維群)1Aが植設状に配備してある。
【0017】
このテープ状基材1の片面(内面)には、アクリル系粘着剤層2が配備してあ
る。このアクリル系粘着剤層2は、例えばアクリル酸エステルにブタジエンを混
合して重合したもので、ガラス面に対しては勿論、車体内装布帛(所謂モケット
と称する織物布帛)に対し、強力に接着する。
【0018】
このカーテン取付具(基材1)は、通常は長尺なものを巻回した状態で保持さ
れる。従って、粘着剤層2が隣り合う鉤状繊維群1A面に接着しないように、剥
離紙2Aを重合させ被覆状に配備してある。
【0019】
図2及び図3は、自動車のリヤーウインドウ43にカーテン布3を取付けた状
態を示している。
カーテン布3の取付けに際しては、巻回状の取付具(基材1)を適当長さ引き
出し切り取る(図1参照)。そして、適当長さのテープ状基材1の一端部側から
剥離紙2Aを僅かに剥がし、粘着剤層2を露出させる。
【0020】
この露出したアクリル系粘着剤層2をリヤー窓43の窓面内であって最も外周
縁、例えば上辺と下辺に対し、剥離紙2Aを剥がしつつ露出する粘着剤層2を貼
着する。これにより、弯曲する窓ガラス43自体にテープ基材1をフィット固定
できる(図2、図3)。
【0021】
次に、カーテン布3の上辺部(下辺部32)31を摘まみ、ギャザーを寄せな
がら、直接、基材1表面の鉤状繊維群1Aに押し付ける。
この押しつけ操作で、鉤状繊維群1Aがカーテン布(レース地或いは起毛処理
したループ状繊維群3A)3に強く絡み状に係合し、カーテン布3が基材1に対
し係脱可能に係止する。
【0022】
図4は、ワンボックスカーと通称される自動車にカーテン布3を取付ける状態
を示している。
この自動車の窓付き側面扉44は、吊下げタイプのスライド開閉扉である。こ
のため、側面扉44を吊り下げる車体内装レールの覆いケース部(扉吊下具を収
容する部分)Dは車体内方向へ弯曲膨出している。
【0023】
従って、ワンボックスカー(側面扉44の窓部)に、カーテン布3を取付ける
際は、テープ状基材1を弯曲膨出部Dの表面に即応するように接着させる。
テープ状基材1は厚みが薄く柔軟であり、どのような弯曲面にも自在に即応す
る。従って、テープ状基材1を、剥離紙2Aを剥がしながら弯曲膨出部Dの弯曲
表面に沿わせ、且つ段差のある側面扉44上側(天井部45側)の車体内装部材
41に貼り付ける。
【0024】
剥離紙2Aを剥がし露出したアクリル系粘着剤層2は、車体内装部材41すな
わち所謂モケットと称する織物布帛(ループ状繊維群から成る布帛)に対し強力
に接着する。
【0025】
そして、カーテン布3は、下辺を自由状態とし、上辺のみを止着した状態でテ
ープ基材(鉤状繊維群)1に取付けられる。これにより、側面窓扉44から人が
カーテン布3越しに出入りすることが可能となる。
【0026】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、柔軟な細幅テープ状基材の一面に粘着剤層を設
け、他面に鉤状繊維群を配備することとしたから、粘着材層の剥離紙を剥がして
露出した粘着剤層を窓ガラス自体或いは窓周辺の車体内装部材に接着させること
で、テープ状基材を固定し得ると共に、テープ状基材表面の鉤状繊維群に対しカ
ーテン布(ループ状繊維群)を直接、押し付けることで簡易に係止できる。
【0027】
従って、車体内装部材がどのように弯曲していても素人が容易にテープ状基材
を弯曲面に即応させて接着することが出来、簡単便利であると共に、カーテン布
はテープ状基材の鉤状繊維群に対し直接、押し付けるだけの簡易な操作で、任意
にギャザーを設けながら止着できるから、簡単容易にカーテンを美麗に装着し得
る。
【0028】
従って、従来のカーテン棒装置のようにカーテン取付に際し工事が不用である
許かりでなく、車内の前後を区画する区画用カーテンを、弯曲する天井面にフィ
ットした状態で取付け得る等、専門業者に頼ることなく、ユーザーが一人で簡単
、確実に取付けし得、安価である等、考案目的を達成した優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態のカーテン取付具を示す斜視図で
ある。 【図2】 実施の形態のカーテン取付具を自動車のリャ
ーウインドウに取付けた状態を示す説明図である。 【図3】 実施の形態のカーテン取付具をリューウイン
ドウに取付ける状態を示す正面図である。 【図4】 実施の形態のカーテン取付具を、ワンボック
スカーの側面開閉扉に対応して取付けた状態を示す説明
図である。 【図5】 従来の自動車用窓カーテン取付装置を示す説
明図である。 【符号の説明】 1 細幅テープ状基材 2 粘着剤層 1A 鉤状繊維群 2A 剥離紙 3 カーテン布 3A ループ状繊維群 31 カーテン布上辺部 32 カーテン布下辺部 41 車体内装部材(車内内張り) 43 リャーウインドウ 44 側面扉
ある。 【図2】 実施の形態のカーテン取付具を自動車のリャ
ーウインドウに取付けた状態を示す説明図である。 【図3】 実施の形態のカーテン取付具をリューウイン
ドウに取付ける状態を示す正面図である。 【図4】 実施の形態のカーテン取付具を、ワンボック
スカーの側面開閉扉に対応して取付けた状態を示す説明
図である。 【図5】 従来の自動車用窓カーテン取付装置を示す説
明図である。 【符号の説明】 1 細幅テープ状基材 2 粘着剤層 1A 鉤状繊維群 2A 剥離紙 3 カーテン布 3A ループ状繊維群 31 カーテン布上辺部 32 カーテン布下辺部 41 車体内装部材(車内内張り) 43 リャーウインドウ 44 側面扉
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 柔軟な細幅テープ状基材の一面に粘着剤
層を設け、この粘着剤層を剥離紙で被覆すると共に、テ
ープ状基材の他面にカーテン布が係脱可能に係着する鉤
状繊維群を備えたことを特徴とするカーテン取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004492U JP3091537U (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | カーテン取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004492U JP3091537U (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | カーテン取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3091537U true JP3091537U (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=43245642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004492U Expired - Lifetime JP3091537U (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | カーテン取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091537U (ja) |
-
2002
- 2002-07-19 JP JP2002004492U patent/JP3091537U/ja not_active Expired - Lifetime
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