JP3398802B2 - ルーフモールの取付構造 - Google Patents

ルーフモールの取付構造

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JP3398802B2
JP3398802B2 JP06766994A JP6766994A JP3398802B2 JP 3398802 B2 JP3398802 B2 JP 3398802B2 JP 06766994 A JP06766994 A JP 06766994A JP 6766994 A JP6766994 A JP 6766994A JP 3398802 B2 JP3398802 B2 JP 3398802B2
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光昭 荒田
直孝 倉本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/04External Ornamental or guard strips; Ornamental inscriptive devices thereon

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、取付容易な自動車のル
ーフモールのズレ防止固定構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来技術を、図1乃至図4を参考にして
説明する。自動車のルーフパネル10の左右の各端縁と
それに沿って設けたサイドパネル20との間に、両者を
折曲げて形成した断面略コの字状溝30に、その溝30
を隠蔽するために、樋部41を備えたルーフモール40
を取付けてあり、そのルーフモール40のズレ防止及び
固定を行うに当って、例えば、図2に示すように、ルー
フモール40の端部型成形部分の下面を前記溝30の底
面に接着剤等70により接着するもの、また、図3・図
4に示す如く前記溝30の底面に垂設したティースタッ
ド80の頭部81を、ルーフモール40の下部に開けた
留め穴45に挿入し、留めるもの等している。 【0003】なお、後者について、詳細説明すると、テ
ィースタッド80は、円板状の頭部81に脚82を垂設
し、側方から見て、T字状に形成したものであり、ルー
フモール40の留め穴45は、挿入したティースタッド
80の頭部81が移動可能に、その径より僅かに大きい
幅並びに頭部81の厚みより僅かに大きい高さを持つよ
う形成した上部長穴部分46に、その上部長穴部分46
の幅に等しい径を持つ丸穴47と脚82の移動可能な直
線状穴49とを組合わせたように形成した鈎穴状部分4
5を連続形状にしてある。 【0004】しかしながら、上記従来の接着剤等70に
よる固定は、接着剤の塗布量・位置のバラツキによって
剥がれを起し易いこと、ティースタッド80による固定
は、ティースタッド80の固定方法や、ルーフモール4
0の断面を小さく出来ないと言う制約があること、何れ
もルーフモール40の位置決めに当って、作業者がいち
いち溝30に合わせて取付けており、作業のバラツキが
発生し易いこと等の問題点がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来、ルーフモールが剥がれ易いこと、設計上の
制約があること、作業のバラツキが発生し易いこと等で
ある。 【0006】 【課題を解決するための手段】図5乃至図15を参考に
して説明する。本発明に係るルーフモールの取付構造
は、自動車のルーフパネル10の左右の各端縁と、それ
に沿って設けたサイドパネル20との間に形成した断面
略コの字状溝30に、その溝30を隠蔽するためにルー
フモールを取付ける固定構造であって、ルーフモール4
0の底部分42にインサートクリップ50を埋設すると
共に、そのインサートクリップ50を嵌合させて掛止す
る断面略コの字状のボディクリップ60を、前記取付溝
30の底面に接着剤等70により接着し、且つ前記イン
サートクリップ50に端部突起部52を設けると共にボ
ディクリップに該端部突起部52の両端を差込み留める
掛止部62,62を設け、さらにインサートクリップ5
0及びボディクリップ60の少なくとも片方のサイドの
それぞれ対応する部分に位置決めするための、互いに嵌
合可能な位置決め部51及び位置決部61を設けてなる
ものである。 【0007】 【実施例】実施例について説明すると、10は自動車の
ルーフパネル、20はその左右の各端縁とそれに沿って
設けたサイドパネル、30は前記両者を折曲げて形成し
た断面略コの字状溝、40はその溝30を隠蔽するため
に、取付ける熱可塑性樹脂(例えば、PVC・TPE
等)製の軟質のルーフモールであって、上方が開いた溝
41を備えており、主として一般押出し部分よりなり、
その一端もしくは両端には型成形部分を一体に結合して
あり、型成形部分は柔軟性を持つ熱可塑性樹脂(例え
ば、PVC・TPE等)から成る。 【0008】しかも、その型成形部分には、このルーフ
モール40を溝30に取付けた状態で、ズレ防止及び固
定を行うため、次のルーフモールのズレ防止固定構造を
設けてある。すなわち、50は、型成形部分の底部分4
2に略水平に埋設したガラス繊維強化熱可塑性樹脂(例
えば、POM・PA等)製の硬質のインサートクリップ
(一般押出部に型成形部を一体成形する際、埋設す
る)、60はそのインサートクリップ50を嵌合させ、
掛止する断面略コの字状のボディクリップであって、前
記取付溝30の底面に接着剤等70により接着してあ
る。さらに詳細に説明すると、インサートクリップ50
及びボディクリップ60の少なくとも片方のサイドのそ
れぞれ対応する部分には、位置決めをするための、互い
に嵌合可能に、切込み(或は溝)・突起よりなる位置決
め部51,位置決部61を設けてあり、さらに、ボディ
クリップ60には、インサートクリップ50の端部突起
部52の両端を差込み、留める掛止部62を設けてあ
る。又、接着剤等70は、熱硬化性接着テープ等の接着
テープでも良い。 【0009】作用について説明すると、予めボディクリ
ップ60が溝30の底面に接着剤等70により接着され
ているため、ルーフモール40は、接着剤を使用せず、
溝30に一定方向から嵌込み、対応する位置決め部5
1,位置決部61を嵌合させ、インサートクリップ50
の突起部52を掛止部62に留めるだけで、格別の熟練
なしに、ルーフモール40をバラツキなく、容易に位置
決めし、固定することが出来る。従って、従来の接着剤
による接着の際、接着剤等70の塗布及び取付けのバラ
ツキに伴って生じる剥がれもなく、また、ティースタッ
ドに比べ、ルーフモール40の断面設計上の制約が少な
くなり、設計・製造から取付に至る各段階の費用が大幅
に低減される。 【0010】 【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
格別の熟練なしに、ルーフモール40をバラツキなく、
容易に位置決めし、固定することが出来、従来のものに
見られた、取付後の剥がれ、設計上の制約が少なくな
り、コストが大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】 【図1】自動車の部分斜視図である。 【図2】従来例を示す図1のA−A断面図である。 【図3】別の従来例を示す図1のA−A断面図である。 【図4】図3の留め穴を示す平面図である。 【図5】本発明の実施例のうち、ルーフモール及びイン
サートクリップを示す部分斜視図である。 【図6】ボディクリップを示す部分斜視図である。 【図7】本発明の溝への取付状態を示す掛止部を通る断
面図である。 【図8】本発明の溝への取付状態を示す位置決部を通る
断面図である。 【図9】本発明のインサートクリップとボディクリップ
との位置決め構造例を示す斜視図である。 【図10】本発明のインサートクリップとボディクリッ
プとの位置決め構造第1例を示す斜視図である。 【図11】本発明のインサートクリップとボディクリッ
プとの位置決め構造第2例を示す斜視図である。 【図12】本発明のインサートクリップとボディクリッ
プとの位置決め構造第3例を示す斜視図である。 【図13】本発明のインサートクリップとボディクリッ
プとの位置決め構造第4例を示す斜視図である。 【図14】図5のB−B断面図である。 【図15】図5のC−C断面図である。 【符号の説明】 10 ルーフパネル 20 サイドパネル 30 溝 40 ルーフモール 41 樋部 42 底部分 45 留め穴 46 上部長穴部分 47 丸穴部分49 直線状穴 50 インサートクリップ 51 位置決め部 52 突起部 60 ボディクリップ 61 位置決部 62 掛止部 70 接着剤 80 ティースタッド 81 頭部 82 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−166915(JP,A) 実開 平3−35846(JP,U) 実開 平3−32207(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車のルーフパネル(10)の左右の
    各端縁と、それに沿って設けたサイドパネル(20)と
    の間に形成した断面略コの字状溝(30)に、その溝
    (30)を隠蔽するためにルーフモールを取付ける固定
    構造において、ルーフモール(40)の底部分(42)
    にインサートクリップ(50)を埋設すると共に、その
    インサートクリップ(50)を嵌合させて掛止する断面
    略コの字状のボディクリップ(60)を、前記取付け溝
    (30)の底面に接着剤等(70)により接着し、且つ
    前記インサートクリップ(50)に端部突起部(52)
    を設けると共にボディクリップに該端部突起部(52)
    の両端を差込み留める掛止部(62,62)を設け、さ
    らにインサートクリップ(50)及びボディクリップ
    (60)の少なくとも片方のサイドのそれぞれ対応する
    部分に位置決めするための、互いに嵌合可能な位置決め
    部(51)及び位置決部(61)を設けてなるルーフモ
    ールの固定構造。
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