JP3022074U - 排気筒及び給排気筒 - Google Patents

排気筒及び給排気筒

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JP3022074U
JP3022074U JP1995009914U JP991495U JP3022074U JP 3022074 U JP3022074 U JP 3022074U JP 1995009914 U JP1995009914 U JP 1995009914U JP 991495 U JP991495 U JP 991495U JP 3022074 U JP3022074 U JP 3022074U
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JP
Japan
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exhaust pipe
heat insulating
air supply
insulating cover
clip
Prior art date
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Application number
JP1995009914U
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English (en)
Inventor
橋詰厚夫
奥田親示
北浦二郎
平松秀一
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Silver Co Ltd
Original Assignee
Silver Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の断熱カバーは、排気筒などへの取付が
面倒な上手間が掛かる問題がある。又、マジックテープ
(登録商標)やフアスナーで断熱カバーを排気筒などへ
取り付ける方法は、これらの部材が耐熱性に乏しいため
特に高温度の排気筒などには使用できない欠点がある。
本考案は、従来の断熱カバーの上記したような問題点を
解決し、燃焼機器の製造時又は据え付け時や特に補修時
において、手間が掛からず簡単に取り付け可能な断熱カ
バーの排気筒又は給排気筒への取り付け構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】 外表面を断熱カバーで覆った排気筒又は給排
気筒であって、前記断熱カバーは帯状の断熱帯であって
排気筒又は給排気筒を包んで覆い、この状態で前記断熱
カバーと排気筒又は給排気筒とを円弧状のクリップで止
着して一体化した構造の排気筒又は給排気筒からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、燃焼機器の表面に断熱カバーを設けた排気筒又は給排気筒に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来から燃焼機器の排気筒又は給排気筒の外表面の高温から身体を保護するた め、その表面を断熱材で覆ういわゆる断熱カバーは使用されている。殆どの場合 断熱カバーは丸編みの編物からなり、燃焼機器の製造時又は据え付け段階に置い て、排気筒又は給排気筒にはめ込む方法で取り付けられている。一方補修用の断 熱カバーは、一旦排気筒又は給排気筒を燃焼機器から取り外して丸編みの断熱カ バーをはめ込むか、乃至は排気筒などを燃焼機器から取り外すことなく帯状の断 熱材を排気筒などに螺旋状に巻き付けたり、又は帯状の断熱材で排気筒などを包 むように覆ってマジックテープやフアスナーで取り付ける方法が知られている。
【0003】 (実開平5ー71641)
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の断熱カバーは、上記したように排気筒などへの取付が面 倒な上手間が掛かる問題がある。また、マジックテープやフアスナーで排気筒な どへ取り付ける方法は、これらの部材が耐熱性に乏しいため特に高温度の排気筒 などには使用できない欠点がある。本考案は、従来の断熱カバーの上記したよう な問題点を解決し、燃焼機器の製造時又は据え付け時や特に補修時において、手 間が掛からず簡単に取り付け可能な断熱カバーの排気筒又は給排気筒への取り付 け構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、外表面を断熱カバーで覆った排気筒又は給排気筒において、前記断 熱カバーは帯状の断熱帯であって排気筒又は給排気筒を包んで覆い、この状態で 前記断熱カバーと排気筒又は給排気筒とを円弧状のクリップで止着して一体化し た構造の排気筒又は給排気筒(請求項1)からなる。又、前記クリップが細巾の バネ材からなる請求項1の排気筒又は給排気筒(請求項2)、前記クリップが線 状のバネ材からなる請求項1の排気筒又は給排気筒(請求項3)、前記クリップ の両端が外側に折り曲げられて折り返し部を形成してなる請求項2又は3の排気 筒又は給排気筒(請求項4)、さらに前記クリップの表面に植毛加工などの断熱 加工が施されてなる請求項1、2、3又は4の排気筒又は給排気筒(請求項5) からなる。
【0005】
【作用】
外表面を断熱カバーで覆った排気筒などにおいて、前記断熱カバーは帯状の断 熱帯であって排気筒などを包んで覆い、この状態で前記断熱カバーと排気筒など とを円弧状のクリップで止着したから、クリップのバネの力により断熱カバーは 排気筒などに固定され一体化される。かくして断熱カバーは、排気筒などの高温 度から身体を保護することができる。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案の1実施例の断面図である。排気筒3の外表面に断熱カバー2 がその両側部が一部重なった状態で排気筒3を包んで覆い、その上からクリップ 1をかぶせてそのバネの力で断熱カバー2を排気筒3上に止着している。
【0007】 図2は、クリップ1の1実施例の斜視図である。クリップ1は、細巾の鋼板6 をほぼ円弧状に形ずくってバネ部5を形成している。クリップ1の両端は、外側 に小さく折り曲げられ折り返し部4を形成している。この折り返し部4は、クリ ップ1を断熱カバー2で覆った排気筒3にかぶせてはめ込む際に、クリップ1の 先端部が断熱カバー2に引っかからないようにする効果がある。クリップ1の形 状と大きさは、排気筒3の少なくとも半円部を越えて把持できる円弧状の大きさ であることが必要である。
【0008】 図3は、排気筒3を断熱カバー2で覆い、複数のクリップ1でこれらを止着し ている状態を示す斜視図である。クリップ1の数に限定はなく、断熱カバー2を 排気筒3上に長期間止着して容易にはずれない範囲であればよい。
【0009】 又図4には、別の実施例を示した。クリップ1は、ピアノ線などの弾性の大き い線材を円弧状に形ずくり、さらに両端を外側に小さく折り曲げて折り返し部4 を形成している。
【0010】 図5は、図4の実施例のクリップ1を、断熱カバー2で覆った排気筒3上に複 数個止着した状態を示している。この実施例のクリップ1は、図2の実施例のク リップに比べて製作が容易で安価な上、クリップ自体の表面積が小さいため、身 体が触れにくい利点を有する。
【0011】 図6には、さらに別の実施例のクリップを示した。このクリップ1は、図2の 実施例のクリツプ1の表面に短繊維パイル8を接着剤(図示せず)で植毛してい る。この実施例によれば、植毛された短繊維パイル8が断熱材として作用するか ら、クリップ自体の熱から身体を保護できる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、外表面を断熱カバーで覆った排気筒又は給排気筒において、前記断 熱カバーは帯状の断熱帯であって排気筒又は給排気筒を包んで覆い、この状態で 前記断熱カバーと排気筒又は給排気筒とを円弧状のクリップで止着して一体化し た構造の排気筒又は給排気筒(請求項1)であるから、燃焼機器の製造時、据え つけ時あるいは補修時を問わず、作業者に特別の技能を必要とすることなく、断 熱カバーで覆った排気筒などを提供できる。又、前記クリップが細巾のバネ材か らなる請求項1の排気筒又は給排気筒(請求項2)は、強力なバネ材を形成する から断熱材の排気筒への取付が強固に行える。さらに前記クリップが線状のバネ 材からなる請求項1の排気筒又は給排気筒(請求項3)は、製作が容易で安価な 上、表面積が小さいため身体と接触しにくい利点がある。前記クリップの両端が 外側に折り曲げられて折り返し部を形成してなる請求項2又は3の排気筒又は給 排気筒(請求項4)は、クリップを断熱カバーで覆った排気筒などにはめ込むと き、クリップの先端が断熱カバーに引っかかる恐れがない。さらに前記クリップ の表面に植毛加工などの断熱加工が施されてなる請求項1、2、3又は4の排気 筒又は給排気筒(請求項5)は、クリップ自体の高温から身体を保護できる利点 がある。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の断面図である。
【図2】クリップの1実施例を示す斜視図である。
【図3】図1の実施例の斜視図である。
【図4】クリップの他の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4のクリップを使用した実施例の斜視図であ
る。
【図6】クリップのさらに他の実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 クリップ 2 断熱カバー 3 排気筒 4 折り返し部 5 バネ部 6 鋼板 7 線材 8 短繊維パイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平松秀一 大阪府八尾市北亀井町2丁目7番15号シル バー株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面を断熱カバーで覆った排気筒又は
    給排気筒において、前記断熱カバーは帯状の断熱帯であ
    って排気筒又は給排気筒を包んで覆い、この状態で前記
    断熱カバーと排気筒又は給排気筒とを円弧状のクリップ
    で止着して一体化した構造の排気筒又は給排気筒。
  2. 【請求項2】 前記クリップが細巾のバネ材からなる請
    求項1の排気筒又は給排気筒。
  3. 【請求項3】 前記クリップが線状のバネ材からなる請
    求項1の排気筒又は給排気筒。
  4. 【請求項4】 前記クリップの両端が外側に折り曲げら
    れて折り返し部を形成してなる請求項2又は3の排気筒
    又は給排気筒。
  5. 【請求項5】 前記クリップの表面に植毛加工などの断
    熱加工が施されてなる請求項1、2、3又は4の排気筒
    又は給排気筒。
JP1995009914U 1995-08-28 1995-08-28 排気筒及び給排気筒 Expired - Lifetime JP3022074U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016093334A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 象印マホービン株式会社 飲料容器
JP2016199431A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 日本電産シンポ株式会社 焼成炉
JP2018126529A (ja) * 2018-03-12 2018-08-16 象印マホービン株式会社 飲料容器

Cited By (3)

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JP2016093334A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 象印マホービン株式会社 飲料容器
JP2016199431A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 日本電産シンポ株式会社 焼成炉
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