JPS6338684Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338684Y2 JPS6338684Y2 JP9298481U JP9298481U JPS6338684Y2 JP S6338684 Y2 JPS6338684 Y2 JP S6338684Y2 JP 9298481 U JP9298481 U JP 9298481U JP 9298481 U JP9298481 U JP 9298481U JP S6338684 Y2 JPS6338684 Y2 JP S6338684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saddle
- damper
- transmission line
- power transmission
- locking legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 13
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910000805 Pig iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は着雪等による架空送電線の捻れを防止
するダンパーの改良に関するものである。
するダンパーの改良に関するものである。
従来の着雪による架空送電線の捻れを防止する
ダンパーは第1図に示すように、両端に重錘1
2,12を取付けた支持杆13の中間部をクラン
プ11で支持した構造のものが広く用いられてい
るが、斯る構造のダンパーは使用部品が多く製造
コストが高く不経済であるばかりでなくボルトを
締付けて送電線に取付けているために、振動等に
よりボルトの締付が緩みダンパーが脱落する危険
性があつた。
ダンパーは第1図に示すように、両端に重錘1
2,12を取付けた支持杆13の中間部をクラン
プ11で支持した構造のものが広く用いられてい
るが、斯る構造のダンパーは使用部品が多く製造
コストが高く不経済であるばかりでなくボルトを
締付けて送電線に取付けているために、振動等に
よりボルトの締付が緩みダンパーが脱落する危険
性があつた。
本考案は上記点を解消する目的でなされたもの
で、以下これを図示した一実施例について説明す
るに、第2図及び第3図において1はU字状に折
曲げた帯鋼の両端を互に外方に直角に折曲げて係
止脚2,2を形成してなるサドル、3,4は係止
脚2,2及びその近傍の両側板に穿設の銑流入孔
で、該銑流入孔3,4は係止脚2,2を後述の半
球形重錘7,7で鋳ぐるみする際、銑が流れ込み
重錘7,7を強固に係止脚に固着させるためのも
のである。5,5はサドル1の両側板に設けた銑
流入孔4,4の上方に穿設のゴムマツト嵌着用の
係止穴、6,6はU字状折曲部を挾んで相対向す
るアーマーロツドずれ止め突起で、サドル1の両
側板を打抜いて形成するか又は溶接等により取付
けてもよい。7,7はサドル1の係止脚2,2を
鋳ぐるみしてサドル1に固着の半球形重錘、8は
両端にサドル1の両側板に穿設の係止穴5,5と
嵌合する係合突起9,9を設けたゴムマツトで、
該ゴムマツト8はサドル1のU字状折曲部内周面
に着脱自在に嵌着されている。尚、ゴムマツト8
は場合により省略できる。
で、以下これを図示した一実施例について説明す
るに、第2図及び第3図において1はU字状に折
曲げた帯鋼の両端を互に外方に直角に折曲げて係
止脚2,2を形成してなるサドル、3,4は係止
脚2,2及びその近傍の両側板に穿設の銑流入孔
で、該銑流入孔3,4は係止脚2,2を後述の半
球形重錘7,7で鋳ぐるみする際、銑が流れ込み
重錘7,7を強固に係止脚に固着させるためのも
のである。5,5はサドル1の両側板に設けた銑
流入孔4,4の上方に穿設のゴムマツト嵌着用の
係止穴、6,6はU字状折曲部を挾んで相対向す
るアーマーロツドずれ止め突起で、サドル1の両
側板を打抜いて形成するか又は溶接等により取付
けてもよい。7,7はサドル1の係止脚2,2を
鋳ぐるみしてサドル1に固着の半球形重錘、8は
両端にサドル1の両側板に穿設の係止穴5,5と
嵌合する係合突起9,9を設けたゴムマツトで、
該ゴムマツト8はサドル1のU字状折曲部内周面
に着脱自在に嵌着されている。尚、ゴムマツト8
は場合により省略できる。
上述のように構成する本考案ダンパーを送電線
Cに取付けるには、第3図に示すようにサドル1
を送電線Cに取付け、送電線Cの上からサドル1
のU字状折曲部上にアーマーロツド10を巻き付
けて固定する。このようにして一旦巻き付けたア
ーマーロツド10はアーマーロツドずれ止め突起
6,6により確実に位置決めされるから、振動等
によりアーマーロツド10が位置ずれして送電線
Cに取付けたダンパーが脱落することはない。積
雪による送電線Cの捻れを防止するには、実験結
果から送電線に付着した雪の回転モーメントは送
電線Cのサイズにもよるが4×10-3A(Aは電線
の断面積)〜8×10-3A.Kg.mの範囲内であるか
ら、ダンパーの抗力モーメントは上述の範囲以上
であれば良く、例えば送電線Cに付着する雪の回
転モーメントをM(Kg.m)、取付けるべき送電線
Cの全断面積をA(mm2)とした場合、上記ダンパ
ーの抗力モーメントMd(Kg.m)は、 Md=(4〜8)A×10-3>M となり、これを満足させるように径間に1個所な
いし数個所、本考案ダンパーを取付ければ着雪に
よる送電線Cの捻れを有効に防止することができ
る。
Cに取付けるには、第3図に示すようにサドル1
を送電線Cに取付け、送電線Cの上からサドル1
のU字状折曲部上にアーマーロツド10を巻き付
けて固定する。このようにして一旦巻き付けたア
ーマーロツド10はアーマーロツドずれ止め突起
6,6により確実に位置決めされるから、振動等
によりアーマーロツド10が位置ずれして送電線
Cに取付けたダンパーが脱落することはない。積
雪による送電線Cの捻れを防止するには、実験結
果から送電線に付着した雪の回転モーメントは送
電線Cのサイズにもよるが4×10-3A(Aは電線
の断面積)〜8×10-3A.Kg.mの範囲内であるか
ら、ダンパーの抗力モーメントは上述の範囲以上
であれば良く、例えば送電線Cに付着する雪の回
転モーメントをM(Kg.m)、取付けるべき送電線
Cの全断面積をA(mm2)とした場合、上記ダンパ
ーの抗力モーメントMd(Kg.m)は、 Md=(4〜8)A×10-3>M となり、これを満足させるように径間に1個所な
いし数個所、本考案ダンパーを取付ければ着雪に
よる送電線Cの捻れを有効に防止することができ
る。
上述のように本考案ダンパーによれば、サドル
1を送電線Cに取付けその上からアーマーロツド
10を巻き付けるだけで送電線Cへの固定が極め
て簡単に行え、従来のように送電線への取付けに
ボルトを使用していないから振動等によりボルト
が緩みダンパーが脱落する危険性は全くなく、し
かも構造が簡単で製作が容易なことから安価に提
供できるという優れた実用的効果がある。
1を送電線Cに取付けその上からアーマーロツド
10を巻き付けるだけで送電線Cへの固定が極め
て簡単に行え、従来のように送電線への取付けに
ボルトを使用していないから振動等によりボルト
が緩みダンパーが脱落する危険性は全くなく、し
かも構造が簡単で製作が容易なことから安価に提
供できるという優れた実用的効果がある。
第1図は従来の捻れ防止ダンパーを示す説明
図、第2図及び第3図は本考案の一実施例を示す
説明図である。 1……サドル、2……係止脚、3……銑流入
孔、4……銑流入孔、5……係止穴、6……アー
マーロツドずれ止め突起、7……半球形重錘、8
……ゴムマツト、9……係止突起、10……アー
マーロツド。
図、第2図及び第3図は本考案の一実施例を示す
説明図である。 1……サドル、2……係止脚、3……銑流入
孔、4……銑流入孔、5……係止穴、6……アー
マーロツドずれ止め突起、7……半球形重錘、8
……ゴムマツト、9……係止突起、10……アー
マーロツド。
Claims (1)
- U字状に折曲げた金属帯材の両端を互に外方に
折曲げて係止脚を形成してなるサドルの両側板
に、U字状折曲部を挾んで相対向するアーマーロ
ツドずれ止め突起を設け、上記係止脚部を夫々半
球形重錘で鋳ぐるみしてサドルに重錘を固着して
なることを特徴とする捻れ防止ダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9298481U JPS58626U (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 捻れ防止ダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9298481U JPS58626U (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 捻れ防止ダンパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58626U JPS58626U (ja) | 1983-01-05 |
JPS6338684Y2 true JPS6338684Y2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=29887975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9298481U Granted JPS58626U (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 捻れ防止ダンパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58626U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618455B2 (ja) * | 1984-03-19 | 1994-03-09 | 古河電気工業株式会社 | 架空送電線用付属部品 |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP9298481U patent/JPS58626U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58626U (ja) | 1983-01-05 |
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