JP3108758U - 遮熱カバー - Google Patents

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庄瑛 山田
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日本パッキング工業株式会社
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Abstract

【課題】管種を問わず簡単且つ迅速に、しかも見栄えよく被装固定することができる遮熱カバーを提供することを課題とする。
【解決手段】 断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材3で被覆したカバー本体1と、断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板2とか成る。巻付きバネ板2は、端部に互いに係止し合う係止手段6、7を有することもある。
【選択図】図1

Description

本考案は遮熱カバー、より詳細には、600度から1200度にも達するガスタービンの燃焼ガス管や内燃機関の排気マニホールド等に安全のために被覆する遮熱カバーに関するものである。
上記のように高温になるガスタービンの燃焼ガス管や内燃機関の排気マニホールド等は、火災を発生させたり、人体や周囲の機器へ悪影響を与えたりする虞があるので、断熱材を備えた遮熱カバーが被覆される。
上記遮熱カバーとしては、金属板に押抜きにより多数のフックを形成し、そのフック形成側に、断熱性と共に耐水性を有する薄手の補助断熱材を定着し、その上に断熱材を定着したもの(実公平7−30893号公報)や、セラミックファイバー等の断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の表面材で包み、前記表面材に金属ネットを被装し、表面材に本遮熱カバーを排気管等に固定するための固定用針金を取り付けたもの(実用新案登録第3018095号公報)等が知られている。
上記遮熱カバーは、燃焼ガス管や排気マニホールド等に密着状態に近い状態にて被装固定するが、その固定手段として、上記針金11等を用いる方法(図4参照)や、重合部分をリベット12止めする方法(図5参照)等が用いられている。なお、図4及び図5は直管の場合を示しているが、曲管の場合もあること勿論である。
しかるに、針金等を用いる方法の場合は作業に手間がかかり、特に外観を重視するために接合部を管の後側に隠すような場合は、後側で作業する関係上、非常に作業しずらいものとなる。また、リベット止めは、リベッターの先を接合部の内外に挿し込んで行うため、被装する燃焼ガス管等が図4に示すようなフランジ付き管の場合には、この方法を採用することができない。
実公平7−30893号公報 実用新案登録第3018095号公報
上述したように、従来の遮熱カバーの場合には、燃焼ガス管等への固定作業に手間がかかり、あるいは、作業しずらいという問題があり、また、固定手段が管種によって制限されるという問題がある。
本考案は上記従来の遮熱カバーにおける問題を解決すべくなされたもので、管種を問わず簡単且つ迅速に、しかも見栄えよく被装固定することができる遮熱カバーを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために請求項1に係る考案は、断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材で被覆したカバー本体と、断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板とか成る遮熱カバーを提唱する。前記巻付きバネ板は、端部に互いに係止し合う係止手段を有することもある。
上記課題を解決するために請求項3に係る考案は、断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材で被覆したカバー本体と、前記カバー本体の表面及び/又は裏面の外表面に少なくとも一枚固定される断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板とから成る遮熱カバーを提唱する。
上記課題を解決するために請求項4に係る考案は、断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材で被覆したカバー本体と、前記カバー本体の一側辺、両側辺あるいは中間部に形成された袋部内に収装される、断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板とから成る遮熱カバーを提唱する。
本考案に係る遮熱カバーは、遮熱性を有するカバー本体と、これを燃焼ガス管等へ固定するための巻付きバネ板とから成るので、カバー本体と巻付きバネ板が別体の場合には、カバー本体を燃焼ガス管等へ被せた後カバー本体に対して巻付きバネ板を叩き付けることにより、また、カバー本体と巻付きバネ板とが一体の場合には、カバー本体を燃焼ガス管等の被装個所に叩き付けることにより、それぞれ巻付きバネ板の作用で簡単且つ確実にカバー本体を確固と装着でき、取外しも容易である。
本考案に係る遮熱カバーは、断熱材2の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材3で被覆したカバー本体1と、断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板4とから成る。
カバー本体1は上記のとおりのもので、基本的には従来のものと変わりはなく、必要に応じ、図1に示すように蛇腹状に加工したりして、湾曲変形を可能にする。
カバー本体1と巻付きバネ板4とは、別体の場合と一体の場合とがある。図1に示す例は前者であり、図2及び図3に示す例は後者である。
別体の場合には、巻付きバネ板4の端部に互いに係止し合う係止手段を設けることがある。図1に仮想線で示す例は、巻付きバネ板4の一端に係止孔6を形成し、他端に係止孔6に係合する係止突起7を設けたもので、後述する操作で巻付きバネ板4を巻着した後、係止突起7を係止孔6に嵌合する。かくして巻着した巻付きバネ板4が緩んだりすることが防止される。なお、係止孔6は、図示したような長孔である必要はない。
巻付きバネ板4は、カバー本体1の長さが短かい場合は1枚だけであってもよいが、カバー本体1の長さが長い場合は複数用いる(図1の例では2枚)。巻付きバネ板4は、目立たないようにするために、カバー本体1と同様のアルミ箔を定着したり、耐熱資材で被覆したり、着色したりすることもある。
使用に際しては、所望個所を先ずカバー本体1でくるみ、その上から直線状態の巻付きバネ板4を叩き付ける。そうすると、巻付きバネ板4は直ちに捲線形状に変形してカバー本体1を締め、カバー本体1をそこに固定する。この固定作業は単純作業であって、被装対象管が直管であろうと曲管であろうと、また、たとえそれが狭隘な場所にあったとしても関係なく、容易且つ迅速に行なうことができる。
図2及び図3に示す例は、カバー本体1と巻付きバネ板4とを一体にしたものであって、巻付きバネ板4をカバー本体1内に挿入配備したものである。即ち、カバー本体1の両側辺(片側だけの場合又は中間部の場合もある)に袋部5を形成し、そこに巻付きバネ板4を挿入可能にしたものである。
この場合は、カバー本体1の断熱材2側を管の被装個所に叩き付けさえすれば、巻付きバネ板4の作用でカバー本体1が丸まって管をくるむので、それにて装着作業終了となる。
袋部5を形成することなく、巻付きバネ板4をカバー本体1の表面及び/又は裏面の外表面に固定する構成も考えられる。この場合の使用方法は、図2及び図3に示す例の場合と同じである。
この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この考案は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本考案の一実施形態の使用状態を示す斜視図である。 本考案の他の実施形態を示す斜視図である。 本考案の図2に示す実施形態の使用状態を示す斜視図である。 従来の遮熱カバーの構成例を示す図である。 従来の遮熱カバーの他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 カバー本体
2 巻付きバネ板
3 耐熱性表面材
4 バネ板
5 袋部
6 係止孔
7 係止突起

Claims (4)

  1. 断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材で被覆したカバー本体と、断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板とから成る遮熱カバー。
  2. 前記巻付きバネ板は、端部に互いに係止し合う係止手段を有している請求項1に記載の遮熱カバー。
  3. 断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材で被覆したカバー本体と、前記カバー本体の表面及び/又は裏面の外表面に少なくとも一枚固定される断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板とから成る遮熱カバー。
  4. 断熱材の全体をアルミ箔、ステンレス薄板、耐熱布等の耐熱性表面材で被覆したカバー本体と、前記カバー本体の一側辺、両側辺あるいは中間部に形成された袋部内に収装される、断面円弧状にて直線形状を保持し、断面円弧状の解消により捲線形状に変形する可逆変形可能な鋼製巻付きバネ板とから成る遮熱カバー。
JP2004006712U 2004-11-16 2004-11-16 遮熱カバー Expired - Lifetime JP3108758U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819665A (ja) * 1994-07-08 1996-01-23 I T T Frygt Kk 水上搬送装置

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